JP2003069514A - データ放送システム並びにデータ受信端末及びデータ受信プログラム - Google Patents

データ放送システム並びにデータ受信端末及びデータ受信プログラム

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JP2003069514A JP2001253728A JP2001253728A JP2003069514A JP 2003069514 A JP2003069514 A JP 2003069514A JP 2001253728 A JP2001253728 A JP 2001253728A JP 2001253728 A JP2001253728 A JP 2001253728A JP 2003069514 A JP2003069514 A JP 2003069514A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ放送を受信する際に、放送受信機と通
信端末の機能を兼ね備え、放送波によるデータ受信と、
サーバから通信回線を介して行なうデータ受信とを切り
替えるデータ放送システム並びにデータ受信端末及びデ
ータ受信プログラムを提供する。 【解決手段】 受信状態検出部11cを含む放送受信手
段11と、通信状態検出部12cを含む通信受信手段1
2と、受信状態検出部11cと通信状態検出部12cの
受信状態に基づいて受信の切り替えを行なう切替制御部
13aを含む制御手段13と、番組対応表14aを記憶
する記憶手段14と、映像表示手段15と、音声出力手
段16と、送話手段17と、操作手段18とを含む構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ放送を介し
て提供される放送データと、通信回線を介して提供され
る通信データとを統合して利用することが可能なデータ
放送システム並びにデータ受信端末及びデータ受信プロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、デジタル放送におけるデータ放送
では、放送局側が同じデータを一定の周期で繰り返し送
信し、受信側が放送の途中からでも必要なデータを取得
できるデータカルーセル伝送方式が採用されている。
【0003】このデータカルーセル伝送方式は、ISO
/IEC 13816−6で規定された伝送方式で、図
6にその概念図を示す。図6において、伝送上同一のデ
ータが一定の周期で繰り返し伝送されているとすると、
例えば、1回目のデータ伝送時の途中で放送受信機の電
源をONにすると、放送受信機は、同じデータの2回目
の伝送のタイミングでデータを受信する。これによっ
て、放送受信機は、放送時間中の任意の時点で必要なデ
ータを取得することができる。
【0004】一方、インターネットに代表される通信サ
ービスは、公衆回線を介して通信データを受信すること
で、視聴者はパーソナルコンピュータでデータを閲覧し
たり、携帯電話やPHS(Personal Handy-phone Syste
m)といった通信端末でデータを閲覧することができ
る。このため、放送局側が前記データ放送と同じ内容の
データをサーバ上に公開することで、前記通信端末でも
データ放送の内容を閲覧することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、受信側が放送
データの受信に失敗した場合、前記データカルーセル伝
送方式においては、次のデータ伝送の周期まで待って、
再度受信を行なう必要がある。このため、悪天候により
電波の弱くなる状況や、例えば携帯型の放送受信機であ
れば、ビルの間の電波が弱い状況においては、完全にデ
ータを受信できるまでに何周期か受信を繰り返さなけれ
ばならず、視聴者がデータを閲覧するまでの待ち時間が
増大したり、受信できなかったりする問題があった。
【0006】また、通信端末において、サーバ上に公開
されたデータ放送の内容を閲覧する場合、前記サーバに
アクセスが集中すると、通信回線がビジー状態になった
り、サーバがビジー状態になって、視聴者がデータを閲
覧することができない、または閲覧するまでの待ち時間
が増大してしまうという問題があった。
【0007】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであり、デジタル放送におけるデータ放送を
受信する際に、放送受信機と通信端末の機能を兼ね備
え、放送波によるデータ受信と、サーバから通信回線を
介して行なうデータ受信とをお互いに補完することで、
効率的にデータ放送を受信するデータ放送システム並び
にデータ受信端末及びデータ受信プログラムを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために提供されるものであり、まず、請求項1に
記載のデータ放送システムは、放送波を介して送信され
る放送データと、通信回線を介して送信される通信デー
タとを対応付け、放送データを送信するときに、前記放
送データに対応した通信データを保持する保持アドレス
を付加して送信し、通信データを送信するときに、前記
通信データに対応した放送チャンネル及び放送番組番号
の少なくとも1つを付加して送信し、受信機側で放送デ
ータと通信データとの受信の切り替えを行なう構成とし
た。
【0009】かかる構成によれば、データ放送システム
は、放送データを送信するときに、前記放送データに対
応する通信データを保持する保持アドレス(URL)を
同時に送信し、通信データを送信するときに、前記通信
データに対応する放送データの放送チャンネル及び放送
番組番号の少なくとも1つを同時に送信することで、受
信機が、放送データと通信データとの受信切り替え時
に、どのデータを受信するかを指定する。なお、前記放
送番組番号とは放送番組を識別する番号をいう。
【0010】また、請求項2に記載のデータ放送システ
ムは、請求項1に記載のデータ放送システムにおいて、
放送データを送信するときに、前記放送データに対応し
た通信データへの切替遅延時間を付加して送信する構成
とした。
【0011】かかる構成によれば、データ放送システム
は、放送データに、この放送データに対応した通信デー
タへの切替遅延時間を付加して送信し、受信機が放送デ
ータから通信データへ受信の切り替えを行なうときに、
指定された切替遅延時間経過後に切り替えを行なう。
【0012】さらに、請求項3に記載のデータ放送シス
テムは、請求項1または請求項2に記載のデータ放送シ
ステムにおいて、通信データを送信するときに、特定の
放送チャンネル及び放送番組番号の少なくとも1つを付
加して送信することで、受信機側が通信データの受信か
ら、特定の放送チャンネルまたは放送番組番号の放送デ
ータの受信に切り替わる構成とした。
【0013】かかる構成によれば、データ放送システム
は、通信データを送信するときに、特定の放送チャンネ
ル及び放送番組番号の少なくとも1つを付加して送信す
ることで、受信機は通信データの受信から、指定された
放送チャンネルまたは放送番組番号の放送データの受信
へと切り替わる。
【0014】また、請求項4に記載のデータ受信端末
は、放送データを受信するときの伝送誤りを検出する受
信状態検出手段と、通信データを受信するときの通信回
線ビジー及びサーバビジーの少なくとも1つを検出する
通信状態検出手段と、前記放送データの放送チャンネル
及び放送番組番号の少なくとも1つと、前記通信データ
の保持アドレスとの対応関係を表す番組対応表を記憶す
る記憶手段と、前記受信状態検出手段及び前記通信状態
検出手段の検出結果に基づいて、放送データと通信デー
タとの受信の切り替えを行なう切替手段と、を備える構
成とした。
【0015】かかる構成によれば、データ受信端末は、
受信状態検出手段によって、放送データを受信するとき
の伝送誤りを検出し、通信状態検出手段によって、通信
データを受信するときの通信回線ビジー及びサーバビジ
ーの少なくとも1つを検出し、記憶手段によって、前記
放送データの放送チャンネル及び放送番組番号の少なく
とも1つと、前記通信データの保持アドレスとの対応関
係を表す番組対応表を記憶し、切替手段によって、前記
受信状態検出手段及び前記通信状態検出手段の検出結果
に基づいて、放送データと通信データとの受信の切り替
えを行なう。
【0016】また、請求項5に記載のデータ受信端末
は、請求項4に記載のデータ受信端末において、前記切
替手段が、予め定められた時間間隔内における伝送誤り
が発生するパケットの割合と、伝送誤りの発生した連続
パケット数との少なくとも1つの観測値と、予め設定さ
れた基準値との比較結果に基づいて、放送データから通
信データへの受信の切り替えを行なう構成とした。
【0017】かかる構成によれば、データ受信端末は、
切替手段によって、予め定められた時間間隔内における
伝送誤りが発生するパケットの割合と、伝送誤りの発生
した連続パケット数との少なくとも1つの観測値と、予
め設定された基準値との比較結果に基づいて、伝送誤り
が基準値を超えた場合は、放送データから通信データへ
の受信の切り替えを行なう。
【0018】また、請求項6に記載のデータ受信端末
は、請求項4または請求項5に記載のデータ受信端末に
おいて、前記切替手段が、前記通信回線ビジーと前記サ
ーバビジーとの少なくとも1つの連続した回数、または
予め定められた時間間隔内の観測回数と、予め設定され
た基準回数との比較結果に基づいて、通信データから放
送データへの受信の切り替えを行なう構成とした。
【0019】かかる構成によれば、データ受信端末は、
切替手段によって、前記通信回線ビジーと前記サーバビ
ジーとの少なくとも1つの連続した回数、または予め定
められた時間間隔内の観測回数と、予め設定された基準
回数との比較結果に基づいて、通信回線ビジーまたはサ
ーバビジーの回数が基準値を超えた場合は、通信データ
から放送データへの受信の切り替えを行なう。
【0020】さらに、請求項7に記載のデータ受信端末
は、請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載のデー
タ受信端末において、前記切替手段が、放送データから
通信データへ受信が切り替わるとき、前記番組対応表に
基づいて、前記放送データに対応した通信データの保持
アドレスから通信データを受信する構成とした。
【0021】かかる構成によれば、データ受信端末は、
切替手段によって、放送データから通信データへ受信が
切り替わるとき、番組対応表に記述された前記放送デー
タに対応した通信データの保持アドレス(URL)から
通信データを受信する。
【0022】また、請求項8に記載のデータ受信端末
は、請求項4乃至請求項7のいずれか1項に記載のデー
タ受信端末において、前記切替手段が、通信データから
放送データへ受信が切り替わるとき、前記番組対応表に
基づいて、前記通信データに対応した放送チャンネルま
たは放送番組番号の放送データを受信する構成とした。
【0023】かかる構成によれば、データ受信端末は、
切替手段によって、通信データから放送データへ受信が
切り替わるとき、番組対応表に記述された前記通信デー
タに対応した放送チャンネルまたは放送番組番号の放送
データを受信する。
【0024】また、請求項9に記載のデータ受信端末
は、請求項4乃至請求項8のいずれか1項に記載のデー
タ受信端末において、放送データを受信したときに、前
記放送データで通知される放送データに対応した通信デ
ータの保持アドレスに基づいて、番組対応表を更新する
構成とした。
【0025】かかる構成によれば、データ受信端末は、
放送データで通知される放送データに対応した通信デー
タの保持アドレス(URL)と、現在受信している放送
データの放送チャンネルまたは放送番組番号とを対応付
けて、番組対応表を更新する。
【0026】さらに、請求項10に記載のデータ受信端
末は、請求項4乃至請求項9のいずれか1項に記載のデ
ータ受信端末において、通信データを受信したときに、
前記通信データで通知される通信データに対応した放送
データの放送チャンネルまたは放送番組番号に基づい
て、前記番組対応表を更新する構成とした。
【0027】かかる構成によれば、データ受信端末は、
通信データで通知される通信データに対応した放送デー
タの放送チャンネルまたは放送番組番号と、現在受信し
ている通信データの保持アドレス(URL)とを対応付
けて、番組対応表を更新する。
【0028】また、請求項11に記載のデータ受信端末
は、請求項4乃至請求項10のいずれか1項に記載のデ
ータ受信端末において、放送データから通信データへ受
信が切り替わるとき、放送データで通知される通信デー
タへの切替遅延時間経過後に受信の切り替えを行なう構
成とした。
【0029】かかる構成によれば、データ受信端末は、
放送データから通信データへ受信が切り替わるとき、指
定された切替遅延時間経過後に通信回線への接続を開始
する。
【0030】また、請求項12に記載のデータ受信プロ
グラムは、データ受信端末を、放送データを受信すると
きの伝送誤りを検出する受信状態検出手段、通信データ
を受信するときの通信回線ビジー及びサーバビジーの少
なくとも1つを検出する通信状態検出手段、前記受信状
態検出手段及び前記通信状態検出手段の検出結果に基づ
いて、放送データと通信データとの受信の切り替えを行
なう切替手段、として機能させる構成とした。
【0031】かかる構成によれば、データ受信プログラ
ムは、受信状態検出手段によって、放送データを受信す
るときの伝送誤りを検出し、通信状態検出手段によっ
て、通信データを受信するときの通信回線ビジー及びサ
ーバビジーの少なくとも1つを検出し、切替手段によっ
て、前記受信状態検出手段及び前記通信状態検出手段の
検出結果に基づいて、放送データと通信データとの受信
の切り替えを行なう。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 (データ放送システムの構成)図1は、データ放送シス
テム全体の構成を表わす概念図である。図1に示すよう
に、放送局20の放送送信手段21が、データ放送用の
放送データを蓄積した放送用データ22内のデータをデ
ータ放送の時間帯に合わせて放送波1により送信し、デ
ータ受信端末10の放送受信手段11が、送信された放
送データを受信する。
【0033】また、データ受信端末10は、通信受信手
段12で放送局20の通信用サーバ24内のデータを取
得することもできる。このときデータ受信端末10は、
通信受信手段12から通信回線2を介してデータの要求
を放送局20へ送信し、放送局20は、通信用サーバ2
4内の要求されたデータを通信送信手段23から通信回
線2を介してデータ受信端末10に送信する。
【0034】この放送用データ22と通信用サーバ24
は対応関係を持ち、同様な内容のデータを保持すること
で、受信側は放送データと通信データとの両方で、同じ
内容を閲覧することができる。また、放送用データ22
と通信用サーバ24は、同じデータを共用したデータ装
置として構築することも可能である。
【0035】ここで、データ受信端末10は、放送受信
手段11または通信受信手段12のどちらからデータを
受信するかは、制御手段13によって切り替えられ、受
信したデータが映像である場合は、映像表示手段15に
よって表示され、受信したデータが音声である場合は、
音声出力手段16によって出力される。
【0036】さらに放送局20の放送送信手段21は、
放送用データ22の放送データに合わせて、その対応関
係にある通信用サーバ24の通信データの保持アドレス
(以下アドレスと略す)、例えば、WWW(World Wide
Web)サーバのアドレス(URL)を通知する。これによ
り、データ受信端末10が、放送受信手段11による放
送データの受信から、通信受信手段12による通信デー
タの受信へと、データの対応関係を保ちながら受信を切
り替えることが可能になる。
【0037】このアドレス(URL)を通知する方法と
しては、例えば、デジタル放送の番組配列情報(SI:
Service Information)に含まれるネットワーク(衛星
テレビ、衛星音声、地上テレビ、地上音声等)内で放送
されている編成チャンネルのリスト情報を示すNIT
(Network Information Table)や、個々の番組の案内
を示すEIT(Event Information Table)の中にリン
ク記述子を指定し、その中にプライベートデータ(priv
ate_data_byte)として「R−URL=」に続けてアド
レスを指定する。このとき、サービスチャンネル毎の指
定を行なう場合はNITに、番組(イベント)毎の指定
を行なう場合はEITにより指定する。
【0038】また、このアドレスを通知する方法の別の
例としては、EITの中にハイパーリンク記述子をい
れ、その中のリンク先種別として新たにWEBコンテン
ツを示す種別を定義する。たとえば、reserved_future_
useの0x08を「WEBコンテンツ」とし、そのセレ
クタ領域の記述をARIB STD-B10の6.2.29に規定される蓄
積コンテンツの記述と同様に規定して、アドレス(UR
L)を指定することもできる。
【0039】また、放送局20の放送送信手段21は、
受信側が放送データから通信データへ受信を切り替える
際の切替遅延時間を付加して送信することで、受信側が
切替遅延時間経過後に放送データから通信データへ受信
を切り替えることができる。この切替遅延時間によっ
て、例えば、非常災害発生時等に、非常災害の関連情報
を通信データとして提供する場合、視聴者が一斉に通信
回線2への発呼を行なわないように制御することができ
る。この場合、予め設定されたデータ受信端末10のみ
が、非常災害発生時等に優先的に非常災害の関連情報を
受信できるようにすれば、すなわち、前記切替遅延時間
を無視する設定にすることで、非常災害発生時に、最初
に優先端末が通信回線2を使用し、一般端末が切替遅延
時間経過後に通信回線2を使用することで通信回線2の
輻輳を防ぐことができる。
【0040】この切替遅延時間をデータ受信端末10に
通知する方法としては、例えば、コンテンツの記述の中
に、コメントタグを用いて、「<-- Wait_to_T {URL}
{指定秒} -->」と記述することで、このURLへのアク
セスを指定秒だけ制限することができる。
【0041】また、放送局20の通信送信手段23は、
通信用サーバ24の通信データに合わせて、その対応関
係にある放送用データ22の放送データの放送チャンネ
ルあるいは放送番組番号を通知する。これにより、デー
タ受信端末10が、通信受信手段12から放送受信手段
11へデータの対応関係を保ちながら受信を切り替える
ことが可能になる。なお、前記放送番組番号とは放送番
組を識別する番号をいう。
【0042】この放送チャンネルあるいは放送番組番号
を通知する方法としては、例えば、URLで指定された
Webページのコンテンツの記述の中に、コメントタグ
を用いて、「<-- Link_to_B{original_network_id}.{tr
ansport_stream_id}.{service_id}.{event_id} -->」と
記述する。ここで、original_network_idは、デジタル
放送のネットワークの種類(衛星テレビ、衛星音声、地
上テレビ、地上音声等)を表わし、transport_stream_i
dはTS(Transport Stream)を識別し、service_idは
放送チャンネル、event_idは番組を表わしている。な
お、前記各idは16ビットの識別番号とし、ネットワー
クが固定の場合は、{network_id}を省略することができ
る。
【0043】また、放送チャンネルあるいは放送番組番
号を通知する別の方法としては、ARIB STD-B24第2編9.
2.5または9.2.6の規定に従い、通信データの中にarib:/
/<original_network_id>.<transport_stream_id>.<serv
ice_id>あるいは、arib://<original_network_id>.<tra
nsport_stream_id>.<service_id>.<event_id> と記述し
て、通知することもできる。
【0044】この放送チャンネルあるいは放送番組番号
を通知する方法は、例えば非常災害発生時等に、固有の
放送チャンネルあるいは放送番組番号を通知すること
で、データ受信端末10が通信データを受信していると
きでも、自動的に災害情報番組に切り替えることができ
る。
【0045】なお、前記の説明において、データ受信端
末10の各手段は、個々の装置として構成することも可
能であるし、放送局20の通信回線2に使用する通信送
信手段23や通信用サーバ24は放送局20外の設備と
して構成することも可能であるが、本発明は、この構成
にとらわれるものではない。
【0046】(データ受信端末の構成)次に、図2、図
3に基づいて、データ受信端末10の構成について詳細
に説明する。図2は、データ受信端末10の全体構成を
示すブロック図である。図2に示すように、放送受信手
段11と、通信受信手段12と、制御手段13と、記憶
手段14と、映像表示手段15と、音声出力手段16
と、送話手段17と、操作手段18とを含む構成とし
た。図3は、制御手段13と他の手段との制御信号の内
容を示す図である。
【0047】放送受信手段11は、受信部11a、復号
部11b、受信状態検出部11cを備えており、後記す
る制御手段13からの制御信号により、放送波1からの
放送データの受信の開始及び終了を行なう。
【0048】この放送受信手段11は、制御手段13か
ら放送番組番号を通知する制御信号(番組番号通知10
0)と、放送波1からの放送データの受信を開始する旨
の指示を表わす制御信号(受信開始指示101)を受信
することで、受信部11aによって、地上デジタル放送
などの放送波1からデータカルーセル伝送方式によって
放送された前記放送番組番号の放送データを受信し、復
号部11bによって受信データを復号する。最初の画面
の復号が完了した段階で、放送受信手段11は、制御手
段13に対して受信の準備が完了したことを示す制御信
号(受信準備完了102)を通知する。これ以後、放送
受信手段11は、制御手段13から放送データの受信終
了を指示する制御信号(受信終了指示103)が通知さ
れるまで、放送データの受信を続ける。なお、復号部1
1bによって復号された受信データのうち、映像信号は
映像表示手段15に、音声信号は音声出力手段16に出
力される。
【0049】また、放送受信手段11は、受信状態検出
部11cにより、伝送誤りを検出し、伝送誤りがある限
度以上発生した場合は、放送波1による受信状態が悪く
なった旨を示す制御信号(受信状態通知104)を制御
手段13へ通知する。
【0050】なお、受信状態検出部11cでは、例え
ば、地上デジタル放送におけるTS(Transport Strea
m)パケットごとの外符号誤り訂正に使用されているリ
ードソロモン符号((204,188)短縮化リードソ
ロモン符号)や、TSパケットの先頭にある同期符号
(8ビット)の誤りを検出する。そして、例えば、前記
リードソロモン符号の誤りビット数が8ビット以上とな
るTSパケットの連続数や、前記同期符号に誤りがある
TSパケットの連続数や、あるいは一定時間間隔におけ
る前記誤りを含んだTSパケットの比率等の値が、予め
設定されている値を超えたときに、受信状態が悪いと判
断する。
【0051】通信受信手段12は、送受信部12a、復
号部12b、通信状態検出部12c、通話部12dを備
えており、後記する制御手段13からの制御信号によ
り、通信回線2からの通信データの受信の開始及び終了
を行なう。また、音声通信の開始及び終了も行なう。
【0052】この通信受信手段12は、制御手段13か
らWWW(World Wide Web)サーバのアドレス(URL)
を含んだ制御信号(アドレス通知200)と、通信回線
2からの通信データの受信を開始する旨の指示を表わす
制御信号(通信開始指示201)を受信することで、送
受信部12aは、例えば、インターネットの接続形態が
ダイヤルアップ接続の場合は、契約しているネットワー
クプロバイダのアクセスポイントに接続を行なう。
【0053】そして、送受信部12aが、前記アドレス
(URL)を通信回線2を介して送信することで、前記
アドレス(URL)の情報を提供しているサーバからデ
ータを受信する。この受信したデータは、復号部12b
によって復号される。最初の画面の復号が完了した段階
で、通信受信手段12は、制御手段13に対して受信の
準備が完了したことを示す制御信号(通信準備完了20
2)を通知する。
【0054】これ以後、通信受信手段12は、制御手段
13から通信データの受信終了を指示する制御信号(通
信終了指示203)が通知されるまで、通信データの受
信を続ける。なお、復号部12bで復号された通信デー
タのうち、映像信号は映像表示手段15に、音声信号は
音声出力手段16に出力される。
【0055】また、通信受信手段12は、通信状態検出
部12cにより、通信回線2または前記サーバのビジー
状態を検出し、ビジーの連続回数または検出回数がある
限度以上発生した場合は、通信回線2によるデータ受信
状態が悪くなった旨を示す制御信号(通信状態通知20
4)を制御手段13へ通知する。
【0056】なお、通信状態検出部12cでは、例え
ば、前記ダイヤルアップ接続の発呼時の相手局(アクセ
スポイント)ビジー状態や、通信回線2の接続はできて
もサーバへの接続窓口に空きがなくて切断されるといっ
た状態を検出する。そして、例えば、前記相手局ビジー
状態のときに、一定時間後の再発呼の連続接続試行回数
や、サーバへの接続窓口に空きがなくて切断される連続
回数等の値が、予め設定されている値を超えたときに、
通信回線2の状態が悪いと判断する。
【0057】また、通話部12dは、一般的な電話の機
能を持ち、発信時においては、制御手段13から電話番
号情報を含んだ発信を指示する制御信号(発信指示20
5)が通知され、前記電話番号に対して接続を行ない、
相手が着信を受け付けた段階で通話路を形成し、接続が
完了したことを示す制御信号(発信受付206)を制御
手段13に通知する。これにより、視聴者は、自分の声
を送話手段17によって送信し、前記電話番号の相手の
声を音声出力手段16で受信することで、通話を行なう
ことができる。また、通話部12dは、着信時において
は、通信回線2からの着信を検出し、着信があったこと
を示す制御信号(着信通知207)を制御手段13に通
知し、制御手段13から着信を受け付けることを示す制
御信号(着信受付208)が通知された段階で通話路を
形成し、通話が可能になる。
【0058】また、通話部12dは、前記通話を切断す
るときは、制御手段13から切断の指示を示す制御信号
(切断指示209)が通知されることで通信を切断し、
切断が完了したことを示す制御信号(切断完了210)
を制御手段13に通知する。また、通話部12dは、相
手局からの切断を検出した場合は、切断があったことを
示す制御信号(切断通知211)を制御手段13に通知
し、切断の受け付けの完了を示す制御信号(切断受付2
12)が通知されることで通信を終了する。
【0059】制御手段13は、切替制御部13aと操作
実行13bとを備えており、データ受信端末10の全体
の制御を行なう。この制御手段13は、切替制御部13
aによって、放送受信手段11の放送波1によるデータ
受信と、通信受信手段12の通信回線2によるデータ受
信との切り替えを行なう。この切り替えは、制御手段1
3が、放送受信手段11から、放送波1による受信状態
が悪くなった旨を示す制御信号(受信状態通知104)
を通知されたとき、及び通信受信手段12から、通信回
線2によるデータ受信状態が悪くなった旨を示す制御信
号(通信状態通知204)を通知されたときに発生す
る。
【0060】ここで、データ受信端末10が放送波1に
よる放送データの受信を行なう場合は、切替制御部13
aは、放送受信手段11に対して放送番組番号を通知す
る制御信号(番組番号通知100)と、放送データの受
信を開始する旨の制御信号(受信開始指示101)を通
知し、放送受信手段11から、放送データを受信し、最
初の画面を復号し終わった段階で受信の準備が完了した
ことを示す制御信号(受信準備完了102)を受信す
る。そして、映像表示手段15及び音声出力手段16に
対して、放送受信手段11の映像信号及び音声信号を使
用するように指示する制御信号(入力切替指示500ま
たは入力切替指示600)を通知する。また、通信受信
手段12に対しては、通信回線2による通信データの受
信を停止する旨の制御信号(通信終了指示103)を通
知する。
【0061】ここで使用する放送番組番号は、操作手段
18から視聴者によって入力される場合と、通信データ
から放送データへ受信を切り替える際に、後記する記憶
手段14に記憶されたWWWサーバのアドレス(UR
L)とデジタル放送の放送番組番号とを関連付けた番組
対応表14aに基づいて、通信データで受信していたア
ドレスに対応する放送番組番号を使用する場合がある。
【0062】また、データ受信端末10が通信回線2に
よって通信データの受信を行なう場合は、通信受信手段
12に対してWWWサーバのアドレス(URL)を含ん
だ制御信号(アドレス通知200)と、通信データの受
信を開始する旨の制御信号(通信開始指示201)を通
知し、通信受信手段12から、通信データを受信し、最
初の画面を復号し終わった段階で受信の準備が完了した
ことを示す制御信号(通信準備完了202)を受信す
る。そして、映像表示手段15及び音声出力手段16に
対して、通信受信手段12の映像信号及び音声信号を使
用するように指示する制御信号(入力切替指示500ま
たは入力切替指示600)を通知する。また、放送受信
手段11に対しては、放送波1による放送データの受信
を停止する旨の制御信号(受信終了指示103)を通知
する。
【0063】ここで使用するアドレス(URL)は、操
作手段18から視聴者によって入力される場合、放送デ
ータから通信データへ受信を切り替える際に、後記する
記憶手段14に記憶された番組対応表14aに基づい
て、放送データで受信していた放送番組番号に対応する
アドレス(URL)を使用する場合、そして、コンテン
ツに記述されたアドレス(URL)を使用する場合があ
る。
【0064】このコンテンツに記述されたアドレス(U
RL)を使用する場合は、コンテンツの中にコメントタ
グを用いて記述された「<-- Wait_to_T {URL} {指定秒}
-->」を解析することで、指定時間の切替遅延時間を設
定することができる。このとき、通常のデータ受信端末
10はこの切替遅延時間経過後に発呼を行ない、予め設
定された端末は、この切替遅延時間を無視することで、
非常災害発生時等における通信回線2の輻輳を防ぐこと
ができる。この切替遅延時間を無視する端末は、予め端
末個々に設定してあっても良いし、例えば、端末に固有
の識別番号を付与し、その識別番号に基づいて、切り替
える構成であっても構わない。
【0065】また、操作実行部13bは、操作手段18
から通知されるキーに基づいて、視聴者の操作に対応し
た各種処理を実行する。例えば、視聴者から操作手段1
8を介して放送番組番号が入力された場合、放送受信手
段11に対して、前記放送番組番号を含んだ番組切替を
指示する制御信号(番組番号通知100)を通知し、視
聴者から操作手段18を介して電話番号が入力された
ら、通信受信手段12に対して、前記電話番号を含んだ
発信を指示する制御信号(発信指示205)を通知す
る。
【0066】記憶手段14は、番組対応表14aを記憶
する。この番組対応表14aは、デジタル放送における
放送チャンネルや放送番組番号とWWWサーバのアドレ
ス(URL)とを対応付けている。この対応は、放送デ
ータに通信データのアドレス(URL)が重畳されて通
知されたとき、あるいは、通信データに放送チャンネル
や放送番組番号が重畳されて通知されたとき、制御手段
13によって更新される。
【0067】映像表示手段15は、表示部15aと、切
替部15bとを備え、入力された映像信号を表示する。
ここで表示部15aは、液晶モニタ等の表示装置で、切
替部15bは、制御手段13からの制御信号(入力切替
指示500)によって、放送受信手段11の映像信号
と、通信受信手段12の映像信号との切り替えを行な
い、どちらか一方の映像を表示する。
【0068】音声出力手段16は、出力部16aと、切
替部16bとを備え、入力された音声信号を出力する。
ここで出力部16aは、スピーカ等の音声出力装置で、
切替部16bは、制御手段13からの制御信号(入力切
替指示600)によって、放送受信手段11の音声信号
と、通信受信手段12の音声信号との切り替えを行な
い、どちらか一方の音声を出力する。
【0069】送話手段17は、視聴者がデータ受信端末
10を電話として使用するときの送話口すなわちマイク
として機能する。この送話手段17から入力された音声
信号(視聴者の声)は、通信受信手段12へ送出され、
通信受信手段12の通話部12dを介して通信回線2上
に音声信号として出力される。
【0070】操作手段18は、視聴者がデータ受信端末
10に対して、指示を行なう操作部で、キーボード等の
入力部18aを備えている。ここで入力されたキーは、
制御手段13に通知され、制御手段13の操作実行部1
3bにおいて、キーの解析が行なわれ処理が実行され
る。
【0071】以上、一実施形態に基づいて本発明に係る
データ受信端末10の構成について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば、受信状態検
出部11cが、伝送誤りを検出する毎に、あるいは伝送
誤り状態を一定時間間隔毎に切替制御部13aに通知
し、通信状態検出部12cが、通信回線2またはサーバ
のビジー状態を検出する毎に、あるいは前記ビジー状態
を一定時間間隔毎に切替制御部13aに通知して、その
誤りまたはビジーの状況に基づいて、切替制御部13a
が放送受信手段11の放送波1によるデータ受信と、通
信受信手段12の通信回線2によるデータ受信とのどち
らを使用するかを切り替えるようにする形態であっても
構わない。
【0072】なお、データ受信端末10は、コンピュー
タにおいて、放送受信手段11、通信受信手段12及び
制御手段13の各機能はプログラムで実現することも可
能であり、各機能プログラムを結合してデータ受信プロ
グラムとして動作させることも可能である。
【0073】(データ受信端末の動作)次に、図4、図
5のフローチャートに基づいて、データ受信端末10の
放送データと通信データの受信の切替動作を説明する。
【0074】まず最初に、図4のフローチャートに基づ
いて、データ受信端末10が、放送データを受信する場
合を説明する。
【0075】データ受信端末10は操作手段18から、
放送データの放送チャンネルや放送番組番号を視聴者の
操作により受け付ける(視聴者の操作受付)(ステップ
S1)。
【0076】視聴者の指示に基づいて、放送チャンネル
や放送番組番号の放送データを放送受信手段11が受信
し、前記放送データを復号する(ステップS2)。
【0077】この放送データ受信時に、放送受信手段1
1は、受信状態検出部11cにおいて伝送誤りを検出し
(ステップS3)、伝送誤りがない場合は(No)、放
送データで通知されるアドレス(URL)に基づいて番
組対応表14aを更新する(ステップS4)。そして、
現在表示中のデータを判定し(ステップS5)、放送デ
ータが表示されている場合は、そのまま表示を継続して
ステップS1へ戻り、視聴者の操作の受付を行なう。一
方、現在表示されているデータが通信データの場合は、
通信データの受信を終了し、表示切替を行なう(ステッ
プS6)。
【0078】また、ステップS3において、伝送誤りが
検出された場合は(Yes)、伝送誤りの回数処理(ス
テップS7)により、誤りパケットの連続数や、一定時
間間隔における誤りを含んだパケットの比率等を算出
し、放送データから通信データへ受信切替が必要かどう
かを判定する(ステップS8)。ここで予め設定された
基準値を超えない場合は受信切替が必要でない(No)
と判定してステップS1に戻る。一方、受信切替が必要
(Yes)と判定した場合は、番組対応表14aから通
信データのアドレス(URL)を取得し(ステップS
9)、受信切替を行なうため、図5のステップ11へ進
む。
【0079】次に、図5のフローチャートに基づいて、
データ受信端末10が、通信データを受信する場合を説
明する。
【0080】データ受信端末10は操作手段18から、
通信データのアドレス(URL)を視聴者の操作により
受け付ける(視聴者の操作受付)(ステップS10)。
【0081】視聴者の指示に基づいて、例えば、ダイヤ
ルアップ接続の場合は、プロバイダのアクセスポイント
に接続し(通信回線への接続)(ステップS11)、通
信データのアドレスを指定して通信データの受信を行な
う(ステップS12)。
【0082】この通信回線2への接続時や通信データ受
信時に、通信受信手段12は、通信状態検出部12cに
おいて、通信回線2又はサーバビジーを検出し(ステッ
プS13)、ビジーがない場合は(No)、通信データ
で通知される放送チャンネルや放送番組番号に基づいて
番組対応表14aを更新する(ステップS14)。そし
て、現在表示中のデータを判定し(ステップS15)、
通信データが表示されている場合は、そのまま表示を継
続してステップS10へ戻り、視聴者の操作の受付を行
なう。一方、現在表示されているデータが放送データの
場合は、放送データの受信を終了し、表示切替を行なう
(ステップS16)。
【0083】また、ステップS13において、ビジーが
検出された場合は(Yes)、ビジー回数処理(ステッ
プS17)により、再発呼の連続接続試行回数やサーバ
との連続切断回数等を算出し、通信放送データから放送
データへ受信切替が必要かどうかを判定する(ステップ
S18)。ここで予め設定された基準値を超えない場合
は受信切替が必要でない(No)と判定してステップS
10に戻る。一方、受信切替が必要(Yes)と判定し
た場合は、番組対応表14aから放送データの放送チャ
ンネル又は放送番組番号を取得し(ステップS19)、
受信切替を行なうため、図4のステップ2へ戻る。以上
の動作により、データ受信端末10は、放送データと通
信データとの受信の切り替えを行なうことができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るデー
タ放送システム並びにデータ受信端末及びデータ受信プ
ログラムでは、以下に示す優れた効果を奏する。
【0085】請求項1に記載の発明によれば、データ放
送システムは、放送データを送信するときに、前記放送
データに対応する通信データを保持する保持アドレス
(URL)を同時に送信し、通信データを送信するとき
に、前記通信データに対応する放送データの放送チャン
ネル及び放送番組番号の少なくとも1つを同時に送信す
ることで、受信機が、放送データと通信データとの受信
切り替え時に、どのデータを受信するかを指定すること
ができる。なお、前記放送番組番号とは放送番組を識別
する番号をいう。
【0086】これにより、データ放送システムは、放送
データと通信データとを相互に関連付けているため、放
送データと通信データとで互いにデータの補完を行なう
ことができる。つまり、放送データで受信できない場合
は、通信データで受信したり、通信データで受信できな
い場合は、放送データで受信することができる。このた
め、放送データと通信データとの受信を共用し、受信機
内で、放送データと受信データとの切り替えを行なうこ
とが可能なデータ受信端末を実現することができる。
【0087】請求項2に記載の発明によれば、データ放
送システムは、放送データに、この放送データに対応し
た通信データへの切替遅延時間を付加して送信し、受信
機が放送データから通信データへ受信の切り替えを行な
うときに、指定された切替遅延時間経過後に切り替えを
行なうことができる。
【0088】これにより、受信機側にこの切替遅延時間
を判定する機能を付加することで、受信機が放送データ
から通信データへ受信を切り替えるときに、指定された
切替遅延時間経過後に通信回線に接続を開始させること
ができる。これは、受信機毎にこの切替遅延時間を判定
するかどうかを予め設定しておくことで、例えば、非常
災害発生時等に通信回線への接続が集中する場合、通信
回線への輻輳を制御することができる。
【0089】請求項3に記載の発明によれば、データ放
送システムは、通信データを送信するときに、特定の放
送チャンネル及び放送番組番号の少なくとも1つを付加
して送信することで、受信機は通信データの受信から、
指定された放送チャンネルまたは放送番組番号の放送デ
ータの受信へと切り替わることができる。
【0090】これにより、例えば、非常災害発生時等
に、通信データを受信している受信機を、指定された放
送チャンネルまたは放送番組番号の放送データの受信へ
と自動的に切り替えることができ、通信回線の輻輳を回
避することができるとともに、視聴者に対して、迅速な
災害情報の通知を行なうことができる。
【0091】請求項4に記載の発明によれば、データ受
信端末は、受信状態検出手段によって、放送データの伝
送誤りを検出し、通信状態検出手段によって、通信デー
タを受信するときの通信回線ビジー及びサーバビジーの
少なくとも1つを検出し、記憶手段によって、放送デー
タの放送チャンネルまたは放送番組番号と、通信データ
の保持アドレスとの番組対応表を記憶し、切替手段によ
って、放送データと通信データとの受信の切り替えを行
なうことができる。
【0092】これにより、データ受信端末は、放送デー
タと通信データとの受信を共用し、データ受信端末内
で、放送データと受信データとの切り替えを行なうこと
が可能なデータ統合端末を実現することができる。この
ため、放送データの受信端末と通信データの受信端末を
2つ使用する場合に比べて使い勝手が良く、共通部分を
共用することにより、データ受信端末のコストを下げる
ことができる。また、放送データと通信データとを共用
することで、放送データを受信し難い場合は通信データ
を受信し、通信データが繋がり難い場合は放送データを
受信するといった選択を行なうことができる。
【0093】請求項5に記載の発明によれば、データ受
信端末は、切替手段によって、予め定められた時間間隔
内における伝送誤りが発生するパケットの割合と、伝送
誤りの発生した連続パケット数との少なくとも1つの観
測値と、予め設定された基準値との比較結果に基づい
て、伝送誤りが基準値を超えた場合は、放送データから
通信データへの受信の切り替えを行なうことができる。
【0094】これにより、データ受信端末は、放送デー
タ受信時の受信状態を検出することで、放送データの受
信状態が悪くなったときに、視聴者が操作を行なわなく
ても自動的に通信データへ受信を切り替えることができ
る。すなわち、放送データが受信できないエリアであっ
ても、通信データで代用できるため、実質的にサービス
エリアを拡大することができる。
【0095】請求項6に記載の発明によれば、データ受
信端末は、切替手段によって、前記通信回線ビジーと前
記サーバビジーとの少なくとも1つの連続した回数、ま
たは予め定められた時間間隔内の観測回数と、予め設定
された基準回数との比較結果に基づいて、通信回線ビジ
ーまたはサーバビジーの回数が基準値を超えた場合は、
通信データから放送データへの受信の切り替えを行なう
ことができる。
【0096】これにより、データ受信端末は、通信デー
タ受信時の通信回線状態及びサーバ状態を検出すること
で、通信データの受信状態が悪くなったときに、視聴者
が操作を行なわなくても自動的に放送データへ受信を切
り替えることができる。すなわち、通信データの受信が
集中する状況においても、放送データで基本的なデータ
を受信することができるので、視聴者にとって、快適な
データ閲覧環境を構築することができる。
【0097】請求項7に記載の発明によれば、データ受
信端末は、切替手段によって、放送データから通信デー
タへ受信が切り替わるとき、番組対応表に記述された前
記放送データに対応した通信データの保持アドレス(U
RL)から通信データを受信することができる。
【0098】これにより、データ受信端末は、番組対応
表に基づいて放送データから通信データへ受信を切り替
えることができるので、視聴者が逐一通信データのアド
レス(URL)を入力しなくても、自動的に通信データ
への受信に切り替えることができるので、視聴者にとっ
てシームレスな環境を構築することができる。
【0099】請求項8に記載の発明によれば、データ受
信端末は、切替手段によって、通信データから放送デー
タへ受信が切り替わるとき、番組対応表に記述された前
記通信データに対応した放送チャンネルまたは放送番組
番号の放送データを受信する。
【0100】これにより、データ受信端末は、番組対応
表に基づいて通信データから放送データへ受信を切り替
えることができるので、視聴者が逐一放送データの放送
チャンネルや放送番組番号を入力しなくても、自動的に
放送データへの受信に切り替えることができるので、視
聴者にとってシームレスな環境を構築することができ
る。
【0101】請求項9に記載の発明によれば、データ受
信端末は、放送データで通知される放送データに対応し
た通信データの保持アドレス(URL)と、現在受信し
ている放送データの放送チャンネルまたは放送番組番号
とを対応付けて、番組対応表を更新することができる。
【0102】これにより、データ受信端末は、放送デー
タで通知される放送データに対応した通信データの保持
アドレス(URL)に基づいて、番組対応表を更新する
ことができるので、常に最新の番組対応表を保持するこ
とができる。このため、視聴者は、放送データと通信デ
ータとの対応を意識することなくデータ受信端末を利用
することができる。
【0103】請求項10に記載の発明によれば、データ
受信端末は、通信データで通知される通信データに対応
した放送データの放送チャンネルまたは放送番組番号
と、現在受信している通信データのアドレス(URL)
とを対応付けて、番組対応表を更新する。
【0104】これにより、データ受信端末は、通信デー
タで通知される通信データに対応した放送データの放送
チャンネルまたは放送番組番号に基づいて、番組対応表
を更新することができるので、常に最新の番組対応表を
保持することができる。このため、視聴者は、放送デー
タと通信データとの対応を意識することなくデータ受信
端末を利用することができる。
【0105】請求項11に記載の発明によれば、データ
受信端末は、放送データから通信データへ受信が切り替
わるとき、指定された切替遅延時間経過後に通信回線へ
の接続を開始する。
【0106】これにより、データ受信端末は、放送デー
タから通信データへ受信を切り替えるときに、指定され
た切替遅延時間経過後に通信回線に接続を開始させるこ
とができる。これは、データ受信端末毎にこの切替遅延
時間を判定するかどうかを予め設定しておくことで、例
えば、非常災害発生時等に通信回線への接続が集中する
場合、通信回線への輻輳を制御することができる。
【0107】請求項12に記載の発明によれば、データ
受信プログラムは、受信状態検出手段によって、放送デ
ータの伝送誤りを検出し、通信状態検出手段によって、
通信データを受信するときの通信回線ビジー及びサーバ
ビジーの少なくとも1つを検出し、切替手段によって、
放送データと通信データとの受信の切り替えを行なう。
【0108】これにより、データ受信プログラムは、放
送データと通信データとの受信を共用し、データ受信端
末内で、放送データと受信データとの切り替えを行なう
ように機能させることができる。また、放送データと通
信データとを適宜受信表示することで、放送データを受
信し難い場合は通信データを受信し、通信データが繋が
り難い場合は放送データを受信するといった選択を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるデータ放送システム
全体の構成を表わす概念図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るデータ受信端末の全
体構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る制御手段と他の手段
との制御信号の内容を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る放送データを受信す
る動作説明したフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る通信データを受信す
る動作説明したフローチャートである。
【図6】データ放送で使用されるデータカルーセル伝送
方式の概念図である。
【符号の説明】 1……放送波 2……通信回線 10……データ受信端末 11……放送受信手段 11a……受信部 11b……復号部 11c……受信状態検出部 12……通信受信手段 12a……送受信部 12b……復号部 12c……通信状態検出部 12d……通話部 13……制御手段 13a……切替制御部 14……記憶手段 14a……番組対応表 15……映像表示手段 16……音声出力手段 17……送話手段 18……操作手段 20……放送局 21……放送送信手段 22……放送用データ 23……通信送信手段 24……通信用サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 H04N 7/08 Z 7/081 H04L 13/00 303Z 7/173 620 (72)発明者 国分 秀樹 東京都世田谷区弦巻5−33−18 馬事公宛 南ハイツ505 (72)発明者 土屋 讓 東京都狛江市岩戸南1−8−26 (72)発明者 木村 武史 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 戸張 貴司 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5C025 BA21 BA22 BA30 DA01 DA05 5C063 AC01 AC02 AC05 AC10 DA07 5C064 AD08 AD09 AD18 BA05 BB03 BC18 BC25 BD02 BD09 BD10 5K034 AA14 AA17 DD02 EE03 EE10 HH02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送波を介して送信される放送データ
    と、通信回線を介して送信される通信データとを対応付
    け、放送データを送信するときに、前記放送データに対
    応した通信データを保持する保持アドレスを付加して送
    信し、通信データを送信するときに、前記通信データに
    対応した放送チャンネル及び放送番組番号の少なくとも
    1つを付加して送信し、受信機側で放送データと通信デ
    ータとの受信の切り替えを行なうことを特徴とするデー
    タ放送システム。
  2. 【請求項2】 放送データを送信するときに、前記放送
    データに対応した通信データへの切替遅延時間を付加し
    て送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ放
    送システム。
  3. 【請求項3】 通信データを送信するときに、特定の放
    送チャンネル及び放送番組番号の少なくとも1つを付加
    して送信することで、受信機側が通信データの受信か
    ら、特定の放送チャンネルまたは放送番組番号の放送デ
    ータの受信に切り替わることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のデータ放送システム。
  4. 【請求項4】 放送波を介して送信される放送データ
    と、通信データを提供するサーバに対する要求に応じ、
    通信回線を介して送信される前記通信データとのいずれ
    か一方を受信して、前記放送データまたは前記通信デー
    タを映像信号または音声信号に復号して出力するデータ
    受信端末において、 前記放送データを受信するときの伝送誤りを検出する受
    信状態検出手段と、 前記通信データを要求して受信するときの通信回線ビジ
    ー及びサーバビジーの少なくとも1つを検出する通信状
    態検出手段と、 前記放送データの放送チャンネル及び放送番組番号の少
    なくとも1つと、前記通信データの保持アドレスとの対
    応関係を表す番組対応表を記憶する記憶手段と、 前記受信状態検出手段及び前記通信状態検出手段の検出
    結果に基づいて、放送データと通信データとの受信の切
    り替えを行なう切替手段と、 を備えたことを特徴とするデータ受信端末。
  5. 【請求項5】 前記切替手段は、予め定められた時間間
    隔内における伝送誤りが発生するパケットの割合と、伝
    送誤りの発生した連続パケット数との少なくとも1つの
    観測値と、予め設定された基準値との比較結果に基づい
    て、放送データから通信データへの受信の切り替えを行
    なうことを特徴とする請求項4に記載のデータ受信端
    末。
  6. 【請求項6】 前記切替手段は、前記通信回線ビジーと
    前記サーバビジーとの少なくとも1つの連続した回数、
    または予め定められた時間間隔内の観測回数と、予め設
    定された基準回数との比較結果に基づいて、通信データ
    から放送データへの受信の切り替えを行なうことを特徴
    とする請求項4または請求項5に記載のデータ受信端
    末。
  7. 【請求項7】 前記切替手段は、放送データから通信デ
    ータへ受信が切り替わるとき、前記番組対応表に基づい
    て、前記放送データに対応した通信データの保持アドレ
    スから通信データを受信することを特徴とする請求項4
    乃至請求項6のいずれか1項に記載のデータ受信端末。
  8. 【請求項8】 前記切替手段は、通信データから放送デ
    ータへ受信が切り替わるとき、前記番組対応表に基づい
    て、前記通信データに対応した放送チャンネルまたは放
    送番組番号の放送データを受信することを特徴とする請
    求項4乃至請求項7のいずれか1項に記載のデータ受信
    端末。
  9. 【請求項9】 前記放送データを受信したときに、前記
    放送データで通知される放送データに対応した通信デー
    タの保持アドレスに基づいて、前記番組対応表を更新す
    ることを特徴とする請求項4乃至請求項8のいずれか1
    項に記載のデータ受信端末。
  10. 【請求項10】 前記通信データを受信したときに、前
    記通信データで通知される通信データに対応した放送デ
    ータの放送チャンネルまたは放送番組番号に基づいて、
    前記番組対応表を更新することを特徴とする請求項4乃
    至請求項9のいずれか1項に記載のデータ受信端末。
  11. 【請求項11】 放送データから通信データへ受信が切
    り替わるとき、放送データで通知される通信データへの
    切替遅延時間経過後に受信の切り替えを行なうことを特
    徴とする請求項4乃至請求項10のいずれか1項に記載
    のデータ受信端末。
  12. 【請求項12】 放送波を介して送信される放送データ
    と、通信データを提供するサーバに対して通信データを
    要求し、通信回線を介して送信される前記通信データと
    のいずれか一方を受信するデータ受信端末を、 前記放送データを受信するときの伝送誤りを検出する受
    信状態検出手段、 前記通信データを受信するときの通信回線ビジー及びサ
    ーバビジーの少なくとも1つを検出する通信状態検出手
    段、 前記受信状態検出手段及び前記通信状態検出手段の検出
    結果に基づいて、放送データと通信データとの受信の切
    り替えを行なう切替手段、 として機能させるデータ受信プログラム。
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