JP2002009848A - ゲートウェイ装置及びマルチキャスト通信システム - Google Patents

ゲートウェイ装置及びマルチキャスト通信システム

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JP2002009848A
JP2002009848A JP2000194890A JP2000194890A JP2002009848A JP 2002009848 A JP2002009848 A JP 2002009848A JP 2000194890 A JP2000194890 A JP 2000194890A JP 2000194890 A JP2000194890 A JP 2000194890A JP 2002009848 A JP2002009848 A JP 2002009848A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大規模なマルチキャスト配信を行うにはマルチ
キャストルーティングプロトコルを用いるのではなく、
IGMPプロキシーを用いる必要があったが、IGMP
プロキシーでは動的な経路切換が出来ないという課題が
あった。 【解決手段】上記課題を解決するため、RGWで衛星回
線の受信状態を監視し、衛星回線が正常な間はインター
ネット網との間でのマルチキャストパケットの送受信を
禁止し、衛星回線が正常でない場合はインターネット網
との間でのマルチキャストパケットの送受信を許可す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星通信に代表さ
れる数万台規模の大規模なマルチキャストが可能な通信
経路を利用するゲートウェイ装置及びマルチキャスト通
信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の異なるネットワークが結合されて
いるインターネットワークシステム上で通信を行う場
合、異なるネットワーク間でのデータ交信を行うための
プロトコルと、その上位に位置してアプリケーションプ
ログラム間でのデータ交信を行うためのプロトコルに通
信プロトコルを階層化して設計することが広く行われて
いる。
【0003】現在、幅広く利用されている異なるネット
ワーク間でパケットの交換を行う為のルーティングプロ
トコルは、同一経路上を双方向にデータが送れるという
前提で設計されている。そのため、基地局から受信局へ
の片方向にしかデータを送れない衛星データ通信のよう
な通信経路を利用して、双方向で通信できることを前提
に設計されているアプリケーションを動作させることは
出来ない。
【0004】一つの解決策としてはネットワーク層での
ルーティングプロトコルを改良して片方向経路を扱える
ようにすることが考えられるが、その場合改良しなけれ
ばならない機器の数が数万台あるいはそれ以上規模にな
るため、現実的とはいえない。
【0005】そこで、特開平11−313109号公報
に示されるように、片方向通信経路の両端に送信側ゲー
トウェイと受信側ゲートウェイを設置し、両ゲートウェ
イ間でネットワーク層でのパケットトンネリングと動的
なネットワークアドレス置換を行うことで、アプリケー
ション層に対して透過な非対称経路利用通信システムが
考案されている。
【0006】上記従来技術により片方向経路である衛星
データ通信路を利用したインターネット通信システムが
構築可能であり、ユーザは衛星データ通信路を利用して
高速にインターネットアクセスが行える。
【0007】インターネット通信で利用されるパケット
はIPパケットであるが、IPパケットを用いた通信方
式としては、一対一で通信を行うユニキャスト通信方式
に加えて、一対多で通信を行うマルチキャスト通信方式
がある。
【0008】一般に、インターネットシステム上ではパ
ケットの中継を行うルータが回線速度、伝送遅延時間等
の各種条件を考慮して経路の決定を行う。マルチキャス
トパケットを中継する場合もマルチキャストルーティン
グプロトコルを用いて経路情報の交換を行い、経路を決
定するのであるが、マルチキャストの場合はユニキャス
トと異なり、IPパケットの終点アドレスをマルチキャ
ストグループ番号として利用するため、終点アドレスか
ら機器を特定することが出来ない。そこで、ルータ間の
ルーティングを制御するプロトコルに加えて、同一セグ
メント上でどのマルチキャストグループを送信するのか
を制御するIGMPプロトコルが使用される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】衛星データ通信路は、
衛星送信局から送出されたデータが多数の衛星受信局で
同時に受信可能であるため、マルチキャスト通信方式に
用いるのに非常に適した通信路である。しかし、従来の
マルチキャストルーティングプロトコルはルーティング
テーブルのエントリー数が数千程度に制限されていた
り、ルーティング情報を交換するためのデータ量がルー
タ数に比例して増大するなど、一対数万といった規模の
マルチキャストを考慮して設計されておらず、衛星デー
タ通信路の特徴を活かすことが困難であるという課題が
ある。
【0010】また、ユニキャスト経路とマルチキャスト
経路は独立しており、インターネット上のサーバが送信
したマルチキャストパケットをクライアントPCが受信
する場合、そのマルチキャストパケットがRGWの衛星
回線側に届くか、インターネット側に届くかはインター
ネット網内の状況に依存し、特定できない。マルチキャ
ストパケットを衛星回線側で受け取るためのもっとも確
実な方法は、RGWでインターネット側のインターフェ
ースではマルチキャストルーティングを行わないと設定
することである。この場合はRGWまでのマルチキャス
ト経路が衛星回線経由の一つとなるため、かならずこの
経路が使われる。
【0011】しかし、この場合、悪天候などの影響で衛
星回線が一時的に使用不能となった際、マルチキャスト
経路がなくなってしまうため、ユニキャスト通信は可能
であるがマルチキャスト通信は不可となってしまうとい
う課題がある。
【0012】本発明の目的は、衛星回線という大規模マ
ルチキャストが行えるが天候等の要因で部分的に通信不
能となる回線を利用し、衛星回線部分ではIGMPプロ
キシーを用いることで大規模なマルチキャストルーティ
ングを可能とし、また、衛星回線断時には自動的にイン
タネット網経由でマルチキャスト配送を行うシステム、
ゲートウェイ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、非対称な経路制御を行うマルチキャスト通信システ
ムを考案した。
【0014】同一セグメント内でのマルチキャスト送信
を制御するIGMPプロトコルでは、制御に必要な制御
パケットのデータ量がセグメント内のマシン数の一乗よ
りは小さな乗数で増加する。衛星回線自身は巨大な単一
セグメントに見えるため、衛星回線内でのマルチキャス
ト制御にはIGMPを利用する。この際、RGWは本来
ならルータとして振舞うのであるが、そうではなく、ホ
ストとして振舞うことで、IGMPだけでの制御が可能
となる。
【0015】RGW(受信側ゲートウェイ)にマルチキ
ャストルーティングプログラムを設け、異なるインター
フェース間でのマルチキャストパケットのルーティング
を行う。マルチキャストルーティングプロトコルにはい
くつもの種類があるが、ルーティングアルゴリズムが何
であっても本発明は適用可能であるため、マルチキャス
トルーティングプロトコル自体の説明は省略する。
【0016】RGWにIGMPプロキシーを設ける。I
GMPプロキシーは (1)衛星インターフェース上で他のマシンとIGMP
プロトコルを用いてマルチキャストグループの配信要求
をやりとりする。
【0017】(2)上記情報に基づいて、マルチキャス
トルーティングプログラムにマルチキャスト経路情報と
マルチキャストパケットを渡す。
【0018】という機能を持つ。IGMPプロキシーの
詳細は"http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-f
enner-igmp-proxy-01.txt"に記述されている。
【0019】RGWに衛星インターフェース監視プログ
ラムを設ける。衛星インターフェース監視プログラムは
衛星インターフェースの受信状況を調べ、正常に受信し
ている場合はインターネット側インターフェースのマル
チキャストルーティング機能を無効とし、衛星インター
フェース側が正常に受信できていない場合はインターネ
ット側インターフェースのマルチキャストルーティング
機能を有効とする。
【0020】以上説明したように、RGW上にマルチキ
ャストルータ、IGMPプロキシー、衛星インターフェ
ース監視プログラムを設けることで、衛星回線が正常な
場合はIGMPプロキシーを用い、衛星回線が異常な場
合は通常のマルチキャストルーティング処理を行うこと
で、非対称かつ動的な経路制御を行うマルチキャスト通
信システムを実現した。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0022】図1に本発明の実施例の構成を示す。本発
明のシステムは衛星送信局側に送信側ゲートウェイ(S
GW)20とアップリンクステーション21を有し、衛
星受信局側には受信側ゲートウェイ(RGW)10、衛
星受信機(IRD)11、ローカル網を介してRGWと
接続された一台以上のパソコン(PC)60(a,
b、...)を有する。衛星送信局と衛星受信局間は通
信衛星30を介して送信局側から受信局側に通信が行
え、またインターネット網40を介して双方向に通信が
行える。インターネット網40上にはまた一つ以上のサ
ーバ50(a,b、...)が接続されている。本シス
テムを構成するこれらの機器は同一の運用主体により運
用されている場合もあれば別個の運用主体により運用さ
れている機器の集合体である場合もある。
【0023】SGWとRGWの機能により非対称ルーテ
ィングを実現する。RGWはまた非対称なマルチキャス
トルーティング制御機能を合わせ持つ。
【0024】ここで、本発明の前提となる非対称ルーテ
ィング処理について簡単に説明する。
【0025】インターネットシステムは相互接続された
ルータの集合体であり、ルータどうしが互いに経路情報
を交換しあって、あるパケットを送るための経路を動的
に選択し、ルータ間でパケットを送付する。現在利用さ
れている経路情報交換プロトコルでは経路自身に方向性
はなく、ある経路が利用可能であれば、その経路は双方
向にパケットが送れるものと見なしている。このような
インターネットシステムで片方向経路を利用する為、特
定のルータだけが片方向経路に関する情報を有するだけ
で実現できる非対称経路利用インターネットシステムが
考案されている。
【0026】ローカル網内のPCaとインターネット網
上のサーバaが交信する場合を想定する。PCaでは始
点アドレスがPCa、終点アドレスがサーバaであるI
Pパケットを送り、逆にサーバaでは始点アドレスがサ
ーバa、終点アドレスがPCaであるIPパケットを送
る。
【0027】該システムでのインターネット網上での経
路情報が、PCaとサーバa間の通信はSGWを経由せ
ずにインターネット網から直接RGWを経由することと
なっていた場合は、PCaからサーバaへ送られるパケ
ットはPCa→RGW→インターネット網→サーバaと
送られ、サーバaからPCaへと送られるパケットはサ
ーバa→インターネット網→RGW→PCaと送られる
が、この状態は通常のルーティング経路であり、衛星デ
ータ通信路は利用されない。
【0028】該システムでのインターネット網上での経
路情報が、PCaとサーバa間の通信はSGWを経由す
ることとなっていた場合は、PCaからサーバaへ送ら
れるパケットはPCa→RGW→インターネット網→S
GW→インターネット網→サーバaと送られ、サーバa
からPCaへと送られるパケットはサーバa→インター
ネット網→SGW→アップリンクステーション→衛星→
IRD→RGW→PCaと送られ、非対称な経路が使わ
れる。
【0029】この非対象な経路について、PCaからサ
ーバaへパケットを送る場合、サーバaからPCaへの
パケットを送る場合を具体的に説明する。まず、PCa
からサーバaにパケットを送る場合、まずPCaでは始
点アドレスがPCa、終点アドレスがサーバaであるI
Pパケットを作成しローカル網を介してRGWへと送
る。RGWでは、パケットをSGWに送りたい場合は、
送るべきIPパケットをIPパケット内にカプセル化し
てインターネット網を介してSGWへと送る(トンネリ
ング)。カプセルの外側のIPパケットは始点アドレス
がRGW、終点アドレスがSGWであり、通常のルーテ
ィング経路に従って送られる。SGWではカプセル化さ
れたIPパケットを受け取るとカプセルを解除し、イン
ターネット網上に送り出す。ここで送られるパケットは
終点アドレスがサーバaであり、通常のルーティング経
路に従ってサーバaへと届く。
【0030】次にサーバaからPCaへ送られるパケッ
トの流れを示す。サーバaでは届いたIPパケットに対
して(何らかの)返答を返すが、この時生成されるIP
パケットは始点アドレスがサーバa、終点アドレスがP
Caのパケットである。但し、このサーバaからPCa
へ送られるパケットは、インタネット上でSGWを経由
する取り決めを設定してある為、インタネット網を介し
て必ずSGWへと届く。SGWはこのパケットをアップ
リンクステーションへと送り、アップリンクステーショ
ンはIPパケットを衛星データパケットのペイロードと
して格納して衛星へと送出する。そして衛星から届いた
データが受信されてRGWへと送られ、RGWではその
パケットをローカル網上へ送る。
【0031】以上が非対称ルーティングを行う際の動作
である。
【0032】ここで、IPアドレス体系について簡単に
説明する。IPアドレスはインターネットプロトコルを
利用して通信を行う機器をユニークに識別するための固
定長の数値であり、IPプロトコルバージョン4では2
進数で32ビット長、IPプロトコルバージョン6では
2進数で128ビット長である。IPアドレスはネット
ワーク部とホスト部に分かれており、ホスト部の値が全
て0のIPアドレスはネットワーク自身を表わすと定め
られている。固定長のIPアドレスの内、どの部分をネ
ットワーク部として用いるかは可変であり、その区切り
を示す値をサブネットマスク値という。また、上記ネッ
トワーク部の値が特定の範囲のIPアドレスはマルチキ
ャストアドレスを示すと定められており、その場合、そ
のIPアドレスは特定の機器を示すものではなく、マル
チキャストグループを表わすものとなる。IPアドレス
体系の詳細についてはRFCを参照されたい。
【0033】さて、このような非対称ルーティングを実
現する際、通常のインターネットシステムと異なる動作
が必要となるのはRGW、SGWであるため、以下にこ
れらの機器の動作の詳細を説明する。
【0034】まず、SGW20について説明する。
【0035】図2にSGW20のハードウェア構成図を
示す。
【0036】SGW20はルータとして動作するコンピ
ュータシステムであり、CPU2001、メモリ200
2、ディスクコントローラ2003、ハードディスク2
100、コンソールコントローラ2004、コンソール
2200、ネットワークコントローラ2005a、ネッ
トワークコントローラ2005bからなる。
【0037】CPU2001はSGW20全体の動作を
制御する。メモリ2002はプログラムやデータを格納
する。ディスクコントローラ2003はハードディスク
2100を制御する。ハードディスク2100はプログ
ラムや図4に示す経路情報テーブル2150や図5に示
すマルチキャスト転送情報テーブル2250等のデータ
を格納する。コンソールコントローラ2004はコンソ
ール2200を制御する。コンソール2200はユーザ
との入出力を行う。ネットワークコントローラ2005
aはインターネット網との通信を行う。ネットワークコ
ントローラ2005bはアップリンクステーション21
との通信を行う。
【0038】アップリンクステーション21はIPパケ
ットを通信衛星30で使用されているデータ形式に変換
して、通信衛星30へと送信する。
【0039】次にSGW20の動作について説明する。
【0040】SGW20の動作はCPU2001が、詳
細を後述するSGW処理プログラム2500を実行する
ことによって実現される。
【0041】図4は経路情報テーブルリスト2100の
データ構成図である。経路情報テーブルリスト2100
は経路情報テーブル2150が0個以上集まったリスト
であり、リスト内に経路情報テーブル2150が一つも
ない場合は、経路情報が全くないことを示す。
【0042】経路情報テーブル2150にはネットワー
クアドレスフィールド2151、ネットマスクフィール
ド2152、送り先アドレスフィールド2153、送り
先コントローラ名2154の各フィールドがある。
【0043】ネットワークアドレスフィールド2151
とネットマスクフィールド2152は合わせてルーティ
ングの対象となるネットワークを示し、送り先アドレス
フィールド2153はそのネットワークにパケットを送
る場合の経路の次のルータのアドレスを示し、送り先コ
ントローラ名2154はそのネットワークにパケットを
送る場合にパケットを送るべきコントローラの名称を示
す。本実施例では送り先コントローラ名フィールド21
54の値はネットワークコントローラa、ネットワーク
コントローラbのいずれかとなる。また、送り先のネッ
トワークがルータを経由せずに直接パケットが送れる場
合は、送り先アドレスフィールド2153の値は0とな
る。
【0044】図5はマルチキャスト転送情報テーブルリ
スト2200のデータ構成図である。マルチキャスト転
送情報テーブルリスト2200はマルチキャスト転送情
報テーブル2250が0個以上集まったリストであり、
リスト内にマルチキャスト転送情報テーブル2250が
一つもない場合は、マルチキャスト転送情報が全くない
ことを示す。
【0045】マルチキャスト転送情報テーブル2250
にはグループアドレスフィールド2251、ソースアド
レスフィールド2252、受信元コントローラ名フィー
ルド2253、コピー先コントローラ名リスト2254
の各フィールドがある。
【0046】グループアドレスフィールド2251はパ
ケット転送を行うマルチキャストグループアドレスを示
す。ソースアドレスフィールド2252はそのグループ
アドレス宛にマルチキャストパケットを送出している機
器のIPアドレスを示し、この値が0の場合は、任意の
ソースアドレスを示す。受信元コントローラ名フィール
ド2253はそのマルチキャストパケットを受信したコ
ントローラ名を示し、コピー先コントローラ名リスト2
254はそのパケットをコピーして転送すべきコントロ
ーラ名の0個以上のリストを示す。
【0047】図6はSGW処理プログラム2500のフ
ローチャートである。
【0048】SGW処理プログラム2500はまずステ
ップ2501でネットワークコントローラ2005aか
らIPパケットを受信し、ステップ2502で受信した
IPパケットがユニキャストパケットかどうかを調べ、
ユニキャストでない(マルチキャスト)場合はステップ
2510へと進みマルチキャストパケットの処理を行
う。
【0049】ユニキャストの場合はステップ2503で
その終点アドレスが自分自身であるかを調べ、自分自身
である場合はステップ2504へと進んでプロトコル種
別がカプセル化されたIPパケットであるかどうかを調
べ、YESの場合はカプセル化されたIPパケットを取
り出して(ステップ2505)、ステップ2502へ戻
って取り出したIPパケットの処理を行う。カプセル化
されたIPパケット以外の場合はステップ2506へと
進み、受信したパケットの処理を行う。ステップ250
6ではインターネットプロトコルに従って様々な処理が
行われるが、この部分の処理は通常のルータにおけるパ
ケット処理と違いはないので、詳細な説明は省略する。
ステップ2506の次はステップ2501へと戻り、次
のパケットを処理する。
【0050】終点アドレスが自分自身以外の場合は、ス
テップ2507で経路情報テーブルリスト2100を検
索してパケットの送り先を探す。ここではネットワーク
アドレスフィールド2151、ネットマスクフィールド
2152で示されるネットワークが送るべきパケットの
終点アドレスを含んでいる経路情報テーブル2150を
探し、そのテーブルの送り先コントローラ名フィールド
2154の値が送り先となる。送り先が見つかった場合
はステップ2509に進み、対応するネットワークコン
トローラへとパケットを送信する。見つからなかった場
合は、そのパケットは廃棄して次のパケット処理に移る
(ステップ2514)。
【0051】マルチキャストパケットの場合はステップ
2510でマルチキャスト転送情報テーブルリスト25
20を検索し、パケットのコピー先を探す。ここではグ
ループアドレスフィールド2251の値がコピーすべき
パケットの終点アドレスに一致し、ソースアドレスフィ
ールド2252の値が0、あるいはコピーすべきパケッ
トの始点アドレスと一致するマルチキャスト転送情報テ
ーブル2250のコピー先コントローラ名リストフィー
ルド2254の値がコピー先となる。コピー先が見つか
った場合は、コピー先コントローラ名リストに対応する
一つ以上のネットワークコントローラに当該パケットを
コピーして送信し、ステップ2513へと進む。コピー
先が見つからなかった場合はパケットの送信を行わず、
そのままステップ2513へと進む。
【0052】ステップ2513では受信したマルチキャ
ストパケットをインターネットプロトコルに従って処理
する。この部分の処理は通常のルータにおけるパケット
処理と違いはないので、詳細な説明は省略する。
【0053】経路情報テーブルリスト2100及びマル
チキャスト転送情報テーブルリスト2200の内容は、
ステップ2506及び2513で行われるパケット処理
内容によって更新される。以上がSGW処理プログラム
2500の処理内容である。
【0054】続いてRGW10について説明する。
【0055】図3にRGW10のハードウェア構成図を
示す。
【0056】RGW10はルータとして動作するコンピ
ュータシステムであり、CPU1001、メモリ100
2、ディスクコントローラ1003、ハードディスク1
100、コンソールコントローラ1004、コンソール
1200、ネットワークコントローラ1005a、ネッ
トワークコントローラ1005b、IRDコントローラ
1007からなる。
【0057】CPU1001はRGW10全体の動作を
制御する。メモリ1002はプログラムやデータを格納
する。ディスクコントローラ1003はハードディスク
1100を制御する。ハードディスク1100はプログ
ラムや図7で示す経路情報テーブル1150、図8に示
すマルチキャスト転送情報テーブル1250や図9に示
すマルチキャスト動作状態管理テーブル等のデータを格
納する。コンソールコントローラ1004はコンソール
1200を制御する。コンソール1200はユーザとの
入出力を行う。ネットワークコントローラ1005aは
インターネット網との通信を行う。ネットワークコント
ローラ1005bはローカル網との通信を行う。IRD
コントローラ1007はIRD11を制御する。
【0058】IRD11は通信衛星30から送られるデ
ータを受信し、データ中からIPパケットを取り出して
RGW10へと送る。
【0059】次にRGW10の動作を示す。RGW10
の動作は、CPU1001が、RGW処理プログラム
(後述)を実行することにより実現される。
【0060】図7は経路情報テーブルリスト1100の
データ構成図である。経路情報テーブルリスト1100
はSGWが持つ経路情報テーブルリスト2100と同一
の構成であるため、説明は省略する。
【0061】図8はマルチキャスト転送情報テーブルリ
スト1200のデータ構成図である。マルチキャスト転
送情報テーブルリスト1200もまたSGWが持つマル
チキャスト転送情報テーブルリスト2200と同一の構
成であるため、説明は省略する。
【0062】図9はマルチキャスト動作状態管理テーブ
ル1300のデータ構成図である。マルチキャスト動作
状態管理テーブル1300はネットワークコントローラ
1005aがマルチキャストパケットの送受信を行うか
どうかの動作状態を保持している。
【0063】図10はRGW処理プログラム1500の
フローチャートである。
【0064】RGW処理プログラム1500ではまずス
テップ1501でネットワークコントローラ1005
a、ネットワークコントローラ1005b、IRDコン
トローラ1007からIPパケットを受信する。ステッ
プ1502において受信したパケットがマルチキャスト
パケットの場合はステップ1520に進む。ユニキャス
トパケットであった場合はステップ1503へ進み、終
点アドレスが自分自身であるかを判定する。自分自身の
場合はステップ1508へと進み、受信したパケットを
処理する。ステップ1508の内容は通常のルータと変
らないため、詳細は省略する。処理が終わるとステップ
1501へと戻り、次のパケットを処理する。
【0065】終点アドレスが自分自身でない場合はステ
ップ1504でそのパケットの送り先を図7に示した経
路情報テーブル1150を用いて探す。送り先の検索処
理はSGWの場合と同様であるため、詳細は省略する。
見つかった場合はステップ1506へと進んで送り先が
IRDコントローラであるかどうかを調べる。IRDコ
ントローラの場合はそのパケットをSGW行きにカプセ
ル化し(ステップ1509)、ステップ1502に戻っ
てカプセル化されたパケットを処理する。
【0066】送り先がIRDコントローラ以外の場合は
ステップ1507へと進んで対応するネットワークコン
トローラへパケットを送信し、ステップ1501へと戻
る。尚、ステップ1505において、送り先が見つから
なかった場合には、そのパケットを廃棄する。
【0067】マルチキャストパケットの場合はステップ
1520に進み、そのパケットの受信元がネットワーク
コントローラ1005aであるかを調べる。そうである
場合はマルチキャスト動作状態管理テーブル1300の
値を調べ(ステップ1521)、動作中、即ちIRDコ
ントローラ1007が正常にIPパケットを受信してい
ない場合はステップ1522へと進み、停止中、即ち、
IRDコントローラ1007が正常にIPパケットを受
信している場合はステップ1531において、そのパケ
ットを破棄してステップ1501へと戻る。
【0068】ステップ1522でパケットのコピー先を
図8に示したマルチキャスト転送情報テーブル1250
を用いて検索する。コピー先の検索処理はSGWの場合
と同様であるため、詳細は省略する。コピー先が見つか
らない場合はただちにステップ1530へと進む。
【0069】コピー先が見つかった場合、まずコピー先
にIRDコントローラが含まれるかどうかを調べ(ステ
ップ1524)、含まれる場合はそのパケットをSGW
行きにカプセル化して、カプセル化したパケットを受信
キューに入れて後でステップ1501で取り出せるよう
にする(ステップ1525)。尚、コピー先が見つから
なかった場合にはそのパケットを廃棄する。
【0070】次に、コピー先にネットワークコントロー
ラ1005aが含まれるかどうかを調べ(ステップ15
26)、含まれる場合はマルチキャスト動作状態管理テ
ーブル1300の値を調べ(ステップ1527)、動作
中である場合はパケットをコピーしてネットワークコン
トローラ1005aへ送信し、ステップ1529へと進
む。停止中である場合はそのままステップ1529へと
進む。
【0071】ステップ1529では他の対応するネット
ワークコントローラ(この場合はネットワークコントロ
ーラ1005b)へパケットをコピーして送信し、ステ
ップ1530で受信したパケットを処理してステップ1
501へと戻る。
【0072】ステップ1530での受信パケット処理内
容はIGMPプロキシー機能を持つ通常のルータと変ら
ないため、詳細は省略する。
【0073】以上がRGW処理プログラム1500の処
理内容である。
【0074】図11はRGW監視プログラム1600の
フローチャートである。
【0075】RGW監視プログラム1600はIRDコ
ントローラからのパケット受信が正常に行えているかど
うかを常に監視し(ステップ1601)、正常であれば
マルチキャスト動作状態管理テーブル1300の内容を
「停止中」とし(ステップ1603)、正常でなければ
マルチキャスト動作状態管理テーブル1300の内容を
「動作中」とする。
【0076】IRDコントローラからのパケット受信が
正常かどうかの判定にはいくつかの方法があり、受信信
号レベルがある閾値以下の状態が一定時間続く場合は異
常とみなす方法、アップリンクステーション21から周
期的に送られるデータを一定期間受け取れなかった場合
は異常と見なす方法などがあるが、いずれの方式を用い
ても本発明は実現可能である。
【0077】受信信号レベルの閾値に関しては、CS衛
星放送で映像が正常に受信できる信号レベルとされてい
る40dbを閾値とすることが妥当である。
【0078】また、周期データ受信不能で検知する場
合、InternetDraftであるDraft−i
etf−udlr−lltunnel−02.txtに
規定されている、「連続して3回以上アップリンクステ
ーションからの周期的に送られるパイロットデータが受
信できなかった場合は回線異常とみなす」という規定を
採用することが望ましい。この場合、RGW10のメモ
リ1002はパイロットデータが送信される周期を予め
記憶しておき、IRDコントローラ1007が3周期に
相当する期間以上パイロットデータを受信しないとCP
Uが判断するように構成する。
【0079】以上がRGW10の処理内容である。
【0080】以上説明したようなRGWとSGWの働き
により、RGWが衛星からのパケットを正常に受信して
いる間はRGWとインターネット網の間でマルチキャス
トパケットは流れないため、RGW宛のマルチキャスト
経路はSGW経由だけとなり、SGW経由でIGMPプ
ロキシーを用いて大規模なマルチキャスト処理が行え
る。また、ある特定のRGWが衛星からのパケットを正
常に受信できない間は、そのRGWとインターネット網
との間でマルチキャストパケットが流れ、インターネッ
ト経由のマルチキャストルーティングを行うという非対
称なマルチキャストルーティングが実現される。
【0081】本実施例によれば、衛星回線という大規模
マルチキャストが行えるが天候等の要因で部分的に通信
不能となる回線を利用して、衛星回線部分ではIGMP
プロキシーを用いることで大規模なマルチキャストルー
ティングを可能とし、また、衛星回線断時には自動的に
インターネット網経由でマルチキャスト配送を行うシス
テムが実現できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、既存
のインターネット網でのルーティング方式に変更を加え
ることなく、大規模、かつ動的に経路切換が行えるマル
チキャスト通信システムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図。
【図2】SGWのハードウェア構成図。
【図3】RGWのハードウェア構成図。
【図4】経路情報テーブルリスト(SGW)の構成図。
【図5】マルチキャスト転送情報テーブルリスト(SG
W)の構成図。
【図6】SGW処理プログラムのフローチャート。
【図7】経路情報テーブルリスト(RGW)の構成図。
【図8】マルチキャスト転送情報テーブルリスト(RG
W)の構成図。
【図9】マルチキャスト動作状態管理テーブルの構成
図。
【図10】RGW処理プログラムのフローチャート。
【図11】RGW処理プログラムのフローチャート。
【図12】RGW監視プログラムのフローチャート。
【符号の説明】
10…RGW、 11…IRD、 20…SGW、 21…アップリンクステーション、 30…通信衛星、 40…インターネット網、 50…サーバ 60…PC。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島本 幸夫 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報サービス事業部内 Fターム(参考) 5K030 GA12 HA08 HC01 HD03 HD08 JL02 KX28 LC18 LD02 MB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛星受信機を介してIPパケットを送受信
    する第1の第1のコントローラと、インタネット網を介
    してIPパケットを送受信する第2のコントローラと、
    ローカルネットワークを介してIPパケットを送受信す
    る第3のコントローラと、前記第1のコントローラが正
    常に動作しているか否かを監視する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記第1のコントローラが正常にIP
    パケットを受信していない期間において、種別がマルチ
    キャストであるIPパケットを受信した場合、前記受信
    したIPパケットが転送されるべき送信先の複数の通信
    装置に対し、前記受信したIPパケットのコピーを生成
    し、前記第2のコントローラを介して前記転送すべき送
    信先の複数の通信装置へ前記生成したコピーを送信する
    ことを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のゲートウェイ装置におい
    て、 前記制御手段は、前記第1のコントローラが正常にIP
    パケットを受信している期間において、種別がマルチキ
    ャストであるIPパケットを前記第2のコントローラか
    ら受信した場合、前記受信したIPパケットを廃棄する
    よう制御することを特徴とするゲートウェイ装置。
  3. 【請求項3】衛星受信機を介してIPパケットを送受信
    する第1のコントローラと、インタネット網を介してI
    Pパケットを送受信する第2のコントローラと、ローカ
    ルネットワークを介してIPパケットを送受信する第3
    のコントローラと、前記第1のコントローラが正常に動
    作しているか否かを監視する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記第1、第2又は第3のコントロー
    ラを介して受信したIPパケットの種別がマルチキャス
    トであり、かつ当該受信したIPパケットが第2のコン
    トローラを介して受信したIPパケットである場合、前
    記第1のコントローラに正常に動作している場合には当
    該受信パケットを廃棄し、一方前記第1のコントローラ
    に異常が発生していると判断した場合には、受信した前
    記IPパケットに含まれる終点アドレスと始点アドレス
    から転送すべき通信装置のアドレスに対応したコントロ
    ーラリストを検索し、検索されたコントローラに対して
    受信したIPパケットをコピーして送信するよう制御す
    ることを特徴とするゲートウェイ装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のゲートウェイ装置におい
    て、 前記制御手段は、前記第1のコントローラが正常に動作
    しているか否かの監視を、前記第1のコントローラの受
    信レベルが40db以下の場合に異常と判定することを
    特徴とするゲートウェイ装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載のゲートウェイ装置におい
    て、 前記制御手段は、前記第1のコントローラが正常に動作
    しているか否かの監視を、前記第1のコントローラが定
    期的に受信するパイロット信号を3周期に相当する期間
    以上受信しなかった場合に異常と判定することを特徴と
    するゲートウェイ装置。
  6. 【請求項6】インタネット網と、前記インタネット網と
    衛星送信局と接続される送信側ゲートウェイと、前記イ
    ンタネット網に接続されるサーバと、前記通信衛星と前
    記インタネット網とローカル網とに接続される衛星受信
    局とを有するを有するマルチキャスト通信システムにお
    いて、 前記衛星受信局は、前記通信衛星からの送信信号を受信
    する衛星受信機と、前記衛星受信機を介してIPパケッ
    トを送受信する第1のコントローラと、前記インタネッ
    ト網を介してIPパケットを送受信する第2のコントロ
    ーラと、前記ローカル網を介してIPパケットを送受信
    する第3のコントローラと、前記第1のコントローラが
    正常に動作しているか否かを監視する制御手段とを有す
    る受信側ゲートウェイ装置と、前記ローカル網とを有し
    ており、 前記衛星送信局は、 前記ローカル網から前記サーバに対して送信されたIP
    パケットを受信すると、前記インタネット網を介して前
    記サーバに転送し、前記サーバから前記ローカル網に対
    して送信されたIPパケットを受信すると、前記衛星送
    信局、前記通信衛星及び前記衛星受信機を経由して受信
    する非対象経路情報を設定し、 前記受信側ゲートウェイ装置の前記制御手段は、前記第
    1、第2又は第3のコントローラを介して受信したIP
    パケットの種別がマルチキャストであり、かつ当該受信
    したIPパケットが第2のコントローラを介して受信し
    たIPパケットである場合、前記第1のコントローラに
    正常に動作している場合には当該受信パケットを廃棄
    し、一方前記第1のコントローラに異常が発生している
    と判断した場合には、受信した前記IPパケットに含ま
    れる終点アドレスと始点アドレスから転送すべき通信装
    置のアドレスに対応したコントローラリストを検索し、
    検索されたコントローラに対して受信したIPパケット
    をコピーして送信するよう制御することを特徴とするゲ
    ートウェイ装置。
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