JP2003068785A - ヒートアダプタの取付構造 - Google Patents

ヒートアダプタの取付構造

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JP2003068785A
JP2003068785A JP2001250604A JP2001250604A JP2003068785A JP 2003068785 A JP2003068785 A JP 2003068785A JP 2001250604 A JP2001250604 A JP 2001250604A JP 2001250604 A JP2001250604 A JP 2001250604A JP 2003068785 A JP2003068785 A JP 2003068785A
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heat adapter
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Susumu Baba
進 馬場
Yutaka Ninomiya
豊 二宮
Satoshi Tanimoto
聡 谷本
Hiroyuki Nagano
博之 長野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒートアダプタの着脱が容易で、かつ確実な
取り付けの行えるヒートアダプタの取付構造を提供す
る。 【解決手段】 ヒートアダプタ6は、ヒートブロック4
に設けたアダプタ突き当て面4bと、プレート11の間
に挟み込まれる形でヒートブロック4に取り付けられ
る。このプレート11は、ヒートアダプタ6に対して接
近および離間する方向に移動可能な状態でヒートブロッ
ク4に取り付けられる。また、このプレート11をヒー
トアダプタ4方向に押すコイルスプリング13が設けら
れる。これにより、ヒートアダプタ4の着脱は、コイル
スプリング13に抗してプレート11を移動させること
で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子がマウン
トされたリードフレームを加熱するヒートブロックに取
り付けられるヒートアダプタの取付構造に関する。詳し
くは、ヒートアダプタの固定にバネ等の付勢手段を用い
ることで、着脱を容易とし、かつ確実な取り付けを行え
るようにしたものである。 【0002】 【従来の技術】半導体素子上のボンディングパッドとリ
ードフレームに形成されたリードを金線等のボンディン
グワイヤーで接続するボンディング工程では、半導体素
子およびリードフレームを加熱する機構を備えたボンデ
ィング装置が用いられている。 【0003】図3はボンディング装置の要部構成を示す
斜視図である。この図3では、ボンディング装置におい
てリードフレーム1を保持する機構を示し、ワイヤーボ
ンディングを行う機構等は図示していない。 【0004】リードフレーム1は、板厚の薄いリボン状
の金属板に、半導体素子2がマウントされるアイランド
と外部端子となるリード等を形成したものである。リー
ドフレーム1は、左右1対のレール3によりその短手方
向の両側をガイドされる。 【0005】そして、リードフレーム1を加熱するた
め、対向するレール3の間に、図示しないヒータを内蔵
したヒートブロック4が設けられている。また、ヒート
ブロック4上でリードフレーム1を押さえるため、ウイ
ンドクランパ5が設けられている。このウインドクラン
パ5は、複数本のネジ5aによりホルダ5bに取り付け
られる。また、このウインドクランパ5は、リードフレ
ーム1にマウントされた半導体素子2およびこの半導体
素子2の周囲のリードを露出させた状態でリードフレー
ム1を押さえ付けるため、窓部5cを有する。 【0006】さて、ボンディング装置では、サイズの異
なる半導体素子2を扱えるようにするため、ウインドク
ランパ5は交換式となっており、半導体素子2のサイズ
にあわせた窓部5cを持つウインドクランパ5の取付が
可能となっている。 【0007】また、ヒートブロック4側も、半導体素子
2のサイズに応じて交換が可能となっているが、ヒート
ブロック4全体を交換するのではなく、半導体素子2が
マウントされたリードフレーム1を載せるヒートアダプ
タ6と呼ばれる部分だけを交換可能な構造となってい
る。 【0008】そして、ヒートブロック4は、内蔵してい
る図示しないヒータでヒートアダプタ6を加熱し、この
ヒートアダプタ6に載せられているリードフレーム1を
加熱する。 【0009】上述したボンディング装置において、ボン
ディング工程でのリードフレーム1の保持動作の概要を
説明すると、半導体素子2がマウントされたリードフレ
ーム1は図示しない搬送機構により搬送される。このリ
ードフレーム1の搬送時は、ウインドクランパ5は上方
に退避しているとともに、ヒートブロック4は下方に退
避している。 【0010】リードフレーム1が所定の位置に搬送され
ると搬送を停止し、ウインドクランパ5を下降させると
ともに、ヒートブロック4を上昇させて、リードフレー
ム1をウインドクランパ5とヒートブロック4に取り付
けられたヒートアダプタ6との間に挟み込む。このと
き、窓部5aに半導体素子2が入るようになっている。 【0011】そして、図示しない機構により、半導体素
子2上のボンディングパッドとリードフレーム1のリー
ドを金線等のボンディングワイヤーで接続していく。こ
のとき、リードフレーム1およびこのリードフレーム1
にマウントされた半導体素子2は、ヒートブロック4に
より温められる。 【0012】上述したように、複数種類の半導体素子2
の扱いを可能とするため、ウインドクランパ5およびヒ
ートアダプタ6の交換が可能な構造となっているが、従
来、ヒートアダプタ6の取付構造は、以下のようになっ
ていた。 【0013】すなわち、図4はヒートアダプタの従来の
取付構造を示す説明図で、図4(a)はヒートアダプタ
6が取り付けられるヒートブロック4の平面図、図4
(b)はこのヒートブロック4の側面図である。 【0014】ヒートアダプタ6は、ヒートブロック4の
上部に設けられたアダプタ取付部4aに着脱可能に取り
付けられるもので、このヒートアダプタ6に図4で説明
したリードフレーム1が載せられる。そして、ヒートア
ダプタ6の上面には、図4に示すリードフレーム1にマ
ウントされた半導体素子2のサイズにあわせたチップ載
置部6aが設けられる。 【0015】ヒートアダプタ6の対向する二側面には、
位置決め面7aおよび位置決め面7bが設けられる。こ
れら位置決め面7a,7bは、ヒートアダプタ6をヒー
トブロック4に取り付けた際に、その上下方向の移動を
規制する形状を備えている。すなわち、これら位置決め
面7a,7bは、側方から見て上側より下側が突出する
傾斜を持つ斜面であり、これにより、ヒートアダプタ6
の断面形状は、台形形状となっている。 【0016】上述したアダプタ取付部4aの一方の端部
には、ヒートアダプタ6の位置決め面7aを当接させる
アダプタ突き当て面4bが設けられる。このアダプタ突
き当て面4bは、側方から見て下側より上側が突出する
傾斜を持つ斜面で、位置決め面7aに突き当てたとき
に、ほぼ一致する形状を有する。 【0017】ヒートアダプタ6は、プレート8とアダプ
タ突き当て面4bとの間に挟まれて、ヒートブロック4
に固定される。このプレート8の一方の側部には、上述
したヒートアダプタ6の位置決め面7bに当接させる突
き当て面8aが形成される。この突き当て面8aは、側
方から見て下側より上側が突出する傾斜を持つ斜面で、
位置決め面7bに突き当てたときに、ほぼ一致する形状
を有する。 【0018】このプレート8は、2本のネジ9でヒート
ブロック4に固定される。ここで、プレート8は、ヒー
トアダプタ6の着脱に対応できるように、ヒートブロッ
ク4の延在方向に沿った方向に移動可能とする。このた
め、プレート8にはその移動方向に沿った長穴8bが設
けられ、この長穴8bにネジ9が通される。そして、ネ
ジ9はヒートブロック4に開けられた図示しないネジ穴
にねじ込まれ、プレート8をヒートブロック4に固定す
る。 【0019】上述した構成によると、ヒートアダプタ6
の取り外しは、ネジ9を緩め、プレート8をヒートアダ
プタ6から離れる方向である矢印a方向にずらす。これ
により、突き当て面8aが位置決め面7bから離れる。 【0020】ここで、突き当て面8aおよびアダプタ突
き当て面4bは、上側が突き出した斜面であるので、プ
レート8の突き当て面8aとヒートアダプタ6の位置決
め面7bおよびアダプタ取付部4aのアダプタ突き当て
面4bと位置決め面7aが当接している状態では、ヒー
トアダプタ6を上方に引き抜くことができない。これに
対して、プレート8の位置を矢印a方向にずらして、突
き当て面8aとアダプタ突き当て面4bの間隔をある程
度まで離すと、ヒートアダプタ6を持ち上げて、ヒート
ブロック4から取り外すことができる。 【0021】ヒートアダプタ6の取り付けは、ネジ9を
緩めてプレート8をずらしておく。そして、ヒートアダ
プタ6を、その位置決め面7aをアダプタ突き当て面4
bに当接させた状態で、ヒートブロック4のアダプタ取
付部4aに載せる。次に、プレート8を矢印b方向にず
らして、突き当て面8aを位置決め面7aに当接させ
る。そして、ネジ9を締めてプレート8をアダプタ取付
部4aに固定するものである。 【0022】 【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
ヒートアダプタ6の着脱の際、ネジ9を緩めたり締めた
りする必要があり、そのための工具が必要であるととも
に、手間がかかるという問題があった。 【0023】また、ヒートアダプタ6を取り付ける際、
突き当て面8aと位置決め面7bおよびアダプタ突き当
て面4bと位置決め面7aを当接させた状態で、ネジ9
を締めて行くが、この過程でプレート8の位置がずれて
しまうことがある。プレート8の位置がずれた状態でネ
ジ9を締めてしまうと、突き当て面8aと位置決め面7
bの間およびアダプタ突き当て面4bと位置決め面7a
の間に隙間が生じた状態でプレート8が固定される。 【0024】これにより、ヒートアダプタ6はこの隙間
分のガタが生じることになり、このような場合は、再び
ネジ9を緩めてプレート8の取り付けをやり直さなけれ
ばならないので、手間がかかるという問題があった。 【0025】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、ヒートアダプタの着脱が容易で、か
つ確実な取り付けが行えるヒートアダプタの取付構造を
提供することを目的とする。 【0026】 【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係るヒートアダプタの取付構造は、半導
体素子がマウントされたリードフレームを加熱するヒー
トブロックに着脱可能に取り付けられ、リードフレーム
が載せられるヒートアダプタの取付構造において、ヒー
トアダプタの側面に形成された位置決め面に当接する突
き当て面を備えたプレートと、突き当て面を位置決め面
に押し付ける方向にプレートを押す付勢手段と、プレー
トをヒートアダプタに対して接近及び離間する方向に移
動自在に支持する支持手段とを備えたものである。 【0027】上述した本発明のヒートアダプタの取付構
造では、ヒートアダプタを取り外す際は、プレートを付
勢手段に抗してヒートアダプタから離れる方向に移動さ
せることで突き当て面を位置決め面から離す。これによ
り、ヒートアダプタをヒートブロックから取り外すこと
ができる。 【0028】ヒートアダプタを取り付ける際は、付勢手
段に抗して上述した方向にプレートをずらした状態でヒ
ートアダプタを取り付けた後、付勢手段によりプレート
をヒートアダプタに接近する方向に戻す。これにより、
ヒートアダプタの位置決め面にプレートの突き当て面が
押し付けられ、ヒートアダプタをヒートブロックに固定
することができる。 【0029】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照してヒートアダ
プタの本発明による取付構造の実施の形態を説明する。
すなわち、図1はヒートアダプタの取付構造の実施の形
態の一例を示す説明図で、図1(a)はヒートアダプタ
6が取り付けられるヒートブロック4の平面図、図1
(b)はこのヒートブロック4の側面図である。なお、
ヒートアダプタ6が取り付けられるヒートブロック4
は、図3で説明したボンディング装置に用いられる。 【0030】ヒートアダプタ6は、ヒートブロック4の
上部に設けられたアダプタ取付部4aに着脱可能に取り
付けられるもので、このヒートアダプタ6に図4で説明
したリードフレーム1が載せられる。そして、ヒートア
ダプタ6の上面には、図4で説明したリードフレーム1
にマウントされた半導体素子2のサイズにあわせたチッ
プ載置部6aが設けられる。 【0031】ヒートアダプタ6の対向する二側面には、
位置決め面7aおよび位置決め面7bが設けられる。こ
れら位置決め面7a,7bは、ヒートアダプタ6をヒー
トブロック4に取り付けた際に、その上下方向の移動を
規制する形状を備えている。すなわち、これら位置決め
面7a,7bは、側方から見て上側より下側が突出する
傾斜を持つ斜面であり、これにより、ヒートアダプタ6
の断面形状は、台形形状となっている。 【0032】上述したアダプタ取付部4aの一方の端部
には、ヒートアダプタ6の位置決め面7aを当接させる
アダプタ突き当て面4bが設けられる。このアダプタ突
き当て面4bは、側方から見て下側より上側が突出する
傾斜を持つ斜面で、位置決め面7aに突き当てたとき
に、ほぼ一致する形状を有する。 【0033】ヒートアダプタ6は、プレート11とアダ
プタ突き当て面4bとの間に挟まれて、ヒートブロック
4に固定される。このプレート11の一方の側部には、
上述したヒートアダプタ6の位置決め面7bに当接させ
る突き当て面11aが形成される。この突き当て面11
aは、側方から見て下側より上側が突出する傾斜を持つ
斜面で、位置決め面7bに突き当てたときに、ほぼ一致
する形状を有する。 【0034】プレート11は、ヒートアダプタ6に対し
て接近及び離間する方向に移動自在に支持される。この
ため、プレート11にはその移動方向に沿った長穴11
bが設けられる。この長穴11bにネジ12が通され、
このネジ12はヒートブロック4に開けられた図示しな
いネジ穴にねじ込まれる。ここで、ネジ12は、その頭
部12aとプレート11との間に隙間dが形成される位
置までネジ込まれている。よって、ネジ12によりプレ
ート11をヒートブロック4に固定しないようにする。
なお、ネジ12の頭部12aとプレート11の間に隙間
dを設けるため、例えば、図示しないネジ穴の深さによ
ってネジ12のネジ込み量を、隙間dができる量に設定
してもよいし、また、段付きのネジ部を備えたネジを用
いてもよい。 【0035】そして、長穴11bの短手方向の幅は、ネ
ジ12のネジ部12bより若干広くし、頭部12aより
狭くすることで、プレート11は、ネジ12のネジ部1
2bにガイドされて移動可能であるとともに、ネジ12
の頭部12aにより、脱落が防止される。ここで、プレ
ート11が斜めにならずに移動できるように、長穴11
bは、プレート11の移動方向と直交する方向に所定の
間隔を開けて2本設けられる。また、これに対応して、
ネジ12は各長穴11bに対して1本ずつ設けられる。 【0036】このように、プレート11に設けた長穴1
1bとネジ12を組み合わせ、かつ、ネジ12の頭部1
2aとプレート11との間に隙間dを設けることによ
り、プレート11をヒートアダプタ6に対して接近及び
離間する方向に移動自在に支持する支持手段が構成され
る。 【0037】プレート11は、付勢手段の一例としての
コイルスプリング13により、ヒートアダプタ6方向に
押される。ヒートブロック4の端部には、ブロック14
がネジ15により固定されており、コイルスプリング1
3は、プレート11とブロック14の間に設けられる。
ここで、コイルスプリング13は、プレート11を左右
均等に押すため、このプレート11に対して左右両側に
それぞれ1本ずつ設ける。 【0038】また、プレート11のコイルスプリング1
3が当接する箇所にこのコイルスプリング13の端部が
入る穴を設けるとともに、ブロック14のコイルスプリ
ング13が当接する箇所にこのコイルスプリング13の
端部が入る穴を設けることで、コイルスプリング13は
その両端が保持され、脱落防止を図ることができる。な
お、付勢手段の一例として、本実施の形態ではコイルス
プリング13を例にしたが、板バネ等の他の付勢手段を
用いてもよい。 【0039】図2はヒートアダプタの着脱動作を示す側
面図で、以下に、上述した取付構造を有するヒートアダ
プタの本実施の形態における着脱動作を説明する。ま
ず、ヒートアダプタ6の取り外し時には、プレート11
をヒートアダプタ6から離れる方向である矢印a方向に
コイルスプリング13に抗してずらす。これにより、突
き当て面11aが位置決め面7bから離れる。このと
き、ネジ12を緩める必要はなく、なんら工具は必要と
されない。 【0040】ここで、突き当て面11aおよびアダプタ
突き当て面4bは、上側が突き出した斜面であるので、
プレート11の突き当て面11aとヒートアダプタ6の
位置決め面7bおよびアダプタ取付部4aのアダプタ突
き当て面4bと位置決め面7aが当接している状態で
は、ヒートアダプタ6を上方に引き抜くことができな
い。これに対して、プレート11の位置を矢印a方向に
ずらして、突き当て面11aとアダプタ突き当て面4b
の間隔をある程度まで離すと、ヒートアダプタ6を持ち
上げて、ヒートブロック4から取り外すことができる。 【0041】ヒートアダプタ6の取り付け時には、プレ
ート11をヒートアダプタ6から離れる方向である矢印
a方向にコイルスプリング13に抗してずらしておく。
このときも、ネジ12を緩める必要はなく、なんら工具
は必要とされない。 【0042】そして、ヒートアダプタ6を、その位置決
め面7aをアダプタ突き当て面4bに当接させた状態
で、ヒートブロック4のアダプタ取付部4aに載せる。
次に、プレート11を押さえていた手を離す等により、
コイルスプリング13の力でプレート11が押されるよ
うにする。これにより、コイルスプリング13の力でプ
レート11が矢印b方向に押されて突き当て面11aが
位置決め面7aに当接し、ヒートアダプタ6をヒートブ
ロック4に固定することができる。 【0043】そして、プレート11は、コイルスプリン
グ13によりヒートアダプタ6方向に押されているの
で、突き当て面11aは位置決め面7bに常時押し付け
られた状態となり、プレート11がその取付位置がずれ
た状態でヒートブロック4に固定される、ということが
なく、ヒートアダプタ6はコイルスプリング13により
押されるプレート11でヒートブロック4に確実に固定
される。よって、ボンディング工程中にヒートアダプタ
6の位置が容易に動いてしまうこともない。したがっ
て、ネジ12でプレート11を固定する必要はない。こ
れにより、ヒートアダプタ6の着脱にネジを緩めたり締
めたりする必要はなくなり、作業者の手間を省くことが
できるとともに、従来と比較して、ヒートアダプタ6の
着脱に要する時間を短縮できるものである。 【0044】 【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ヒート
アダプタの側面に形成された位置決め面に当接する突き
当て面を備えたプレートと、突き当て面を位置決め面に
押し付ける方向にプレートを押す付勢手段と、プレート
をヒートアダプタに対して接近及び離間する方向に移動
自在に支持する支持手段とを備えたヒートアダプタの取
付構造である。 【0045】したがって、ヒートアダプタの固定はプレ
ートを押す付勢手段の力で行え、かつ、ヒートアダプタ
の着脱は、付勢手段に抗してプレートを移動させること
で行えるので、ヒートアダプタの着脱に工具を必要とせ
ず、作業者の手間を省くことができるとともに、作業に
要する時間を短縮できる。 【0046】また、プレートは付勢手段でヒートアダプ
タに押し付けられているので、作業者のミス等でプレー
トの取付位置がずれてしまう、ということがなく、確実
にヒートアダプタを取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】ヒートアダプタの取付構造の実施の形態の一例
を示す説明図である。 【図2】ヒートアダプタの着脱動作を示す側面図であ
る。 【図3】ボンディング装置の要部構成を示す斜視図であ
る。 【図4】ヒートアダプタの従来の取付構造を示す説明図
である。 【符号の説明】 1・・・リードフレーム、2・・・半導体素子、3・・
・レール、4・・・ヒートブロック、4a・・・アダプ
タ取付面、4b・・・アダプタ突き当て面、6・・・ヒ
ートアダプタ、7a,7b・・・位置決め面、11・・
・プレート、11a・・・突き当て面、11b・・・長
穴、12・・・ネジ、12a・・・頭部、12b・・・
ネジ部、13・・・コイルスプリング、14・・・ブロ
ック、15・・・ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷本 聡 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目3番2号 ソニーセミコンダクタ九州株式会社内 (72)発明者 長野 博之 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目3番2号 ソニーセミコンダクタ九州株式会社内 Fターム(参考) 5F044 BB25

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 半導体素子がマウントされたリードフレ
    ームを加熱するヒートブロックに着脱可能に取り付けら
    れ、前記リードフレームが載せられるヒートアダプタの
    取付構造において、 前記ヒートアダプタの側面に形成された位置決め面に当
    接する突き当て面を備えたプレートと、 前記突き当て面を前記位置決め面に押し付ける方向に前
    記プレートを押す付勢手段と、 前記プレートを前記ヒートアダプタに対して接近及び離
    間する方向に移動自在に支持する支持手段と、 を備えたことを特徴とするヒートアダプタの取付構造。
JP2001250604A 2001-08-21 2001-08-21 ヒートアダプタの取付構造 Pending JP2003068785A (ja)

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