JP2003067079A - クロック停止検出回路 - Google Patents

クロック停止検出回路

Info

Publication number
JP2003067079A
JP2003067079A JP2001251187A JP2001251187A JP2003067079A JP 2003067079 A JP2003067079 A JP 2003067079A JP 2001251187 A JP2001251187 A JP 2001251187A JP 2001251187 A JP2001251187 A JP 2001251187A JP 2003067079 A JP2003067079 A JP 2003067079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
signal
circuit
output
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001251187A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hara
憲二 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2001251187A priority Critical patent/JP2003067079A/ja
Publication of JP2003067079A publication Critical patent/JP2003067079A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部部品の追加接続なしでASIC等のLS
Iに搭載可能なクロック停止検出回路を提供する。 【解決手段】 PLL回路11の入力クロック(外部ク
ロック)をカウンタ21を利用して分周し、比較・分周
用のカウンタ24のアップ信号端子に導き、他方、PL
L回路11の出力クロックをカウンタ22,23を利用
して前記アップ信号端子に導いた信号の周波数よりも低
い周波数の信号に分周して、上記の比較・分周用のカウ
ンタ24のダウン信号端子に導き、外部クロックが継続
している期間は上記の比較・分周用のカウンタ24の/
CARRY信号(桁上がり信号)が、外部クロックが停
止した直後からは/BORROW信号(桁下がり信号)
が、それぞれ継続して出力されるようにし、後段の論理
回路とフリップフロップ回路とで両者を比較しながら監
視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック停止検出
回路に関し、特に、情報処理装置のウオッチドッグタイ
マ回路として、ASIC(Application S
pecificIC)に外部部品の追加なしで搭載可能
なクロック停止検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の情報処理装置で
は、ウオッチドッグタイマ回路と呼ばれるクロック停止
検出回路が設置されている。この従来のウオッチドッグ
タイマ回路は、一定周期で作動する単安定マルチバイブ
レータ(以下、「モノマルチ」と呼称する)で構成さ
れ、このモノマルチを、情報処理装置本体が常に起動状
態にしている。この場合、情報処理装置が停止した時に
は、このモノマルチの出力が低下するので、この時に、
他の出力を低下させるような処理を実行している。この
ウオッチドッグタイマ回路は、カウンターで構成してお
くと、クロック入力が停止した時に該カウンターが動作
しないことになるので、モノマルチで作成されている。
なお、特開平11−65894号公報の「モノマルチ回
路」には、ウオッチドッグタイマ回路などに使用される
ASICに搭載可能なようにモノマルチ回路を小型化す
る技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
クロック停止検出回路は、モノマルチで作成されている
ので、抵抗素子や容量性素子といった外部部品の追加接
続が必要であるといった問題点を有していた。また、ク
ロック停止検出回路をASICに内蔵(搭載)しない
で、外部回路に依存する構成にすると、この外部回路が
ASICに内蔵する場合よりも増大するといった問題点
も有していた。なお、特開平11−65894号公報の
「モノマルチ回路」でも、抵抗素子や容量性素子といっ
た外部部品の追加接続を必要としている。本発明は、以
上のような従来のクロック停止検出回路における問題点
に鑑みてなされたものであり、外部部品の追加接続なし
でASIC等のLSIに搭載可能なクロック停止検出回
路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載のクロック停止検出回路の発明は、
外部回路から供給されるクロックの供給状態を監視し、
クロックの供給が停止された状態を検出するクロック停
止検出回路において、前記外部回路から供給されるクロ
ックを入力するPLL回路と、前記PLL回路に入力さ
れる入力クロックを、前記入力クロックの周波数よりも
低い周波数の第1の分周クロックに分周する第1の分周
手段と、前記PLL回路から出力される出力クロック
を、前記第1の分周クロックよりもさらに低い周波数を
有する第2の分周クロックに分周する第2の分周手段
と、前記第1の分周クロックの1単位により+1を計数
し、かつ前記第2の分周手段により−1を計数する計数
手段と、前記計数手段から出力される桁上がり信号と桁
下がり信号とを比較しながら監視することにより、前記
外部回路から供給されるクロックの供給停止時点の到来
を監視するクロック監視手段とを備えたことを特徴とす
る ここで、前記第1と第2の分周手段、及び前記計数手段
は、それぞれカウンタ回路により構成することができ
る。また、前記クロック監視手段は、前記桁上がり信号
の極性反転信号を自己の入力信号とし、かつ前記桁上が
り信号と桁下がり信号とをそれぞれ入力とするORゲー
トから出力される内部クロック信号を自己のクロック信
号とする第1のフリップフロップと、前記第1のフリッ
プフロップの出力と前記桁上がり信号の極性反転信号と
を入力とするANDゲートからの出力を自己の入力と
し、かつ前記内部クロック信号を自己のクロック信号と
する第2のフリップフロップとにより構成することがで
きる。さらに、前記PLL回路は、前記PLL回路と同
様に前記外部回路からのクロックの供給を受けている他
システムの構成要素をも兼ねている回路であることが可
能である。即ち、本発明では、外部クロックを入力して
作動するPLL回路(他システムの回路要素であっても
よい)が、この外部クロックが停止した後でも、自走モ
ードで差動することに着目し、上記PLL回路の入力ク
ロックと出力クロックとを分周回路と比較・監視回路を
介して比較しながら監視することにより外部クロックの
停止を検出する。より具体的には、PLL回路の入力ク
ロックをカウンタを利用して分周し、比較・分周用のカ
ウンタのアップ信号端子に導き、他方、PLL回路の出
力クロックをカウンタを利用して前記アップ信号端子に
導いた信号の周波数よりも低い周波数の信号に分周し
て、上記の比較・分周用のカウンタのダウン信号端子に
導き、外部クロックが継続している期間は上記の比較・
分周用のカウンタの桁上がり信号が、外部クロックが停
止した直後からは桁下がり信号が、それぞれ継続して出
力されるようにし、両者を比較しながら監視すること
で、モノマルチを使用しない回路構成により外部クロッ
クの停止を検出できるようにし、これにより、外部部品
の追加接続をすることなくASIC等のLSIに搭載可
能なクロック停止検出回路を実現している。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
るクロック停止検出回路の全体構成を示すブロック図で
ある。本実施の形態に係るクロック停止検出回路は、逓
倍数が5のPLL回路11(Phase locked
loop )と、桁上げ桁下げ信号を出力するカウン
タ21〜24と、桁上がり/桁下がり信号のいずれをも
クロック信号として出力するORゲート31と、1クロ
ック分の遅延タイミングを作るANDゲート33と、O
Rゲート31の出力を内部クロックとし、外部回路から
のクロック停止時点から再開時点までの期間で信号を立
ち上げるフリップフロップ32と,フリップフロップ3
2に内部クロックの1クロック分遅れて追随するフリッ
プフロップ33とを備える。なお、PLL回路11は、
本実施の形態に係るクロック停止検出回路が組み込まれ
る情報処理装置の構成要素であってもよく、また、その
逓倍数は、一般には任意の数であるものとする。また、
カウンタ21〜24の各々のカウント数は任意であって
もよいが、カウンタ22とカウンタ23のカウント数の
合計は、カウンタ21のカウント数よりも大であるもの
とする。さらに、カウンタ21〜24の各々は、アップ
信号(カウント数を+1だけ増加させる信号)端子と、
ダウン信号(カウント数を+1だけ減少させる信号)端
子と、/CARRY信号(桁上がり信号)と/BORR
OW信号(桁下がり信号)に対応する信号端子を備える
ものとする。
【0006】図2は、本発明の実施の形態に係るクロッ
ク停止検出回路の主な信号のタイミングを示すタイミン
グチャートである。図2に示す/CARRY信号は、カ
ウンタ24から出力される/CARRY信号であり、/
BORROW信号は、カウンタ24から出力される/B
ORROW信号である。また、ALM信号は、フリップ
フロップ34から出力されるアラーム信号である。以
下、本実施の形態に係るクロック停止検出回路の機能を
説明する。外部回路である発振器から出力されたクロッ
クは、PLL回路11に入力されるが、このPLL回路
11の入力側のクロックは、カウンタ21のアップ信号
端子に入力され、所定数(K1)をカウントさせること
によって、カウンタ21の/CARRY信号は、元のア
ップ信号端子に入力されたクロックの(1/K1)倍の
周波数に分周された上、カウンタ24のアップ信号端子
に入力される。他方、PLL回路11の出力側のクロッ
クは、カウンタ21のアップ信号端子に入力され、さら
にその/CARRY信号がカウンタ23のアップ信号端
子に入力されて、両カウンタにより、所定数(K2+K
3)をカウントさせることによって、カウンタ23の/
CARRY信号は、元のアップ信号端子に入力されたク
ロックの(1/(K2+K3))倍の周波数に分周され
た上、カウンタ24のダウン信号端子に入力される(但
し、K1<(K2+K3)としている)。これにより、
カウンタ24のアップ信号端子には、ダウン信号端子よ
りも高い周波数の分周クロックが入力される。そのた
め、外部回路の発振器からのクロックが持続している限
り、カウンタ24は、両者の差の周波数でもって、所定
数のK4をカウントすることになり、結果として、カウ
ンタ24は、前述の両者の差の周波数の(1/K4)倍
の周波数を持った/CARRY信号を出力する。この/
CARRY信号はL(ローレベル)出力であるから、カ
ウンタ24からの/CARRY信号を入力信号とすると
共に、ORゲート31を介して内部クロックとしても取
り入れるフリップフロップ32の出力もL(ローレベ
ル)出力となる。よって、ANDゲート33もL(ロー
レベル)出力となり、ANDゲート33の出力を入力と
し、カウンタ24からの/CARRY信号をORゲート
31を介して内部クロックとしても取り入れるフリップ
フロップ34の出力もL(ローレベル)出力となる。こ
こで、外部回路の発振器からのクロックが停止すると、
その直後からカウンタ21はカウント動作を停止し、カ
ウンタ24のアップ信号端子には分周クロックが到来し
ないので、カウンタ24からの/CARRY信号出力は
停止する(停止時点は、図2の「クロック停止」として
示す時点)。しかし、PLL回路11は、外部回路の発
振器からのクロック停止直後から、自走モードとなり、
入力クロックが無くとも出力クロックを出し続ける。
【0007】その結果、カウンタ22,23はカウント
動作を継続し、カウンタ24のダウン信号端子には分周
クロックが到来し続ける。その結果として、カウンタ2
4は、外部回路の発振器からのクロック停止直後から、
/BORROW信号を出力し続ける。また、この時、カ
ウンタ24の/CARRY信号出力は、前述のとおり停
止しており、図2に示すようにH(ハイレベル)となっ
ている。カウンタ24の/CARRY信号がH(ハイレ
ベル)となっているので、フリップフロップ32は、/
BORROW信号の最初のパルスにより、立ち上がる。
また、フリップフロップ33は、/BORROW信号の
次のパルスにより、立ち上がり、ALM信号を出力す
る。これにより、外部回路の発振器からのクロックが停
止したことを検出することができる。なお、外部回路の
発振器からのクロックが再開すると、上記とは逆の過程
により、ALM信号が消滅する。
【0008】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明では、外
部回路から供給されるクロックの供給状態を監視し、ク
ロックの供給が停止された状態を検出するクロック停止
検出回路において、外部クロックを入力して作動するP
LL回路が、この外部クロックが停止した後でも、自走
モードで差動することに着目し、PLL回路の入力クロ
ックと出力クロックとをカウンタで比較しながら監視す
る構成としたので、従来のようなモノマルチを使用する
必要が無くなり、外部部品の追加接続なしでASIC等
のLSIに搭載可能なクロック停止検出回路を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るクロック停止検出回
路の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るクロック停止検出回
路の主な信号のタイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
11……PLL回路、 21〜24……カウンタ(分周器)、 31……ORゲート、 32,34……フリップフロップ、 33…ANDゲート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部回路から供給されるクロックの供給
    状態を監視し、クロックの供給が停止された状態を検出
    するクロック停止検出回路において、 前記外部回路から供給されるクロックを入力するPLL
    回路と、 前記PLL回路に入力される入力クロックを、前記入力
    クロックの周波数よりも低い周波数の第1の分周クロッ
    クに分周する第1の分周手段と、 前記PLL回路から出力される出力クロックを、前記第
    1の分周クロックよりもさらに低い周波数を有する第2
    の分周クロックに分周する第2の分周手段と、 前記第1の分周クロックの1単位により+1を計数し、
    かつ前記第2の分周手段により−1を計数する計数手段
    と、 前記計数手段から出力される桁上がり信号と桁下がり信
    号とを比較しながら監視することにより、前記外部回路
    から供給されるクロックの供給停止時点の到来を監視す
    るクロック監視手段と、 を備えたことを特徴とするクロック停止検出回路。
  2. 【請求項2】 前記第1と第2の分周手段、及び前記計
    数手段は、それぞれカウンタ回路により構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のクロック停止検出回
    路。
  3. 【請求項3】 前記クロック監視手段は、前記桁上がり
    信号の極性反転信号を自己の入力信号とし、かつ前記桁
    上がり信号と桁下がり信号とをそれぞれ入力とするOR
    ゲートから出力される内部クロック信号を自己のクロッ
    ク信号とする第1のフリップフロップと、前記第1のフ
    リップフロップの出力と前記桁上がり信号の極性反転信
    号とを入力とするANDゲートからの出力を自己の入力
    とし、かつ前記内部クロック信号を自己のクロック信号
    とする第2のフリップフロップとにより構成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のクロッ
    ク停止検出回路。
  4. 【請求項4】 前記PLL回路は、前記PLL回路と同
    様に前記外部回路からのクロックの供給を受けている他
    システムの構成要素をも兼ねている回路であることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクロッ
    ク停止検出回路。
JP2001251187A 2001-08-22 2001-08-22 クロック停止検出回路 Pending JP2003067079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001251187A JP2003067079A (ja) 2001-08-22 2001-08-22 クロック停止検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001251187A JP2003067079A (ja) 2001-08-22 2001-08-22 クロック停止検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003067079A true JP2003067079A (ja) 2003-03-07

Family

ID=19079872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001251187A Pending JP2003067079A (ja) 2001-08-22 2001-08-22 クロック停止検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003067079A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1675267B1 (en) Periodic electrical signal frequency monitoring systems and methods
JP4653008B2 (ja) クロック異常検出回路、及びクロック異常検出方法
JP2009111824A (ja) 高速クロック検知回路
EP1237282A1 (en) Circuit for the detection of clock signal period abnormalities
US8115516B2 (en) Circuit arrangement for filtering unwanted signals from a clock signal, processing system and method of filtering unwanted signals from a clock signal
US6469544B2 (en) Device for detecting abnormality of clock signal
JP2003067079A (ja) クロック停止検出回路
JPH04306930A (ja) クロック異常検出器
US7173493B1 (en) Range controller circuit and method
JPH03250226A (ja) ウォッチドッグタイマー
JP2000278120A (ja) ミスロック防止機能を有するdll回路
JP3586578B2 (ja) エッジ検出回路
JPH0498540A (ja) プロセッサ負荷監視方式
JP2002026704A (ja) クロック異常検出装置及びその方法
CN118311320A (zh) 一种基于时钟边沿对齐检测的时钟频率检测装置
JP2000035903A (ja) マイクロコンピュータの暴走監視装置
JPH10240374A (ja) クロック異常検出回路
JP2013187715A (ja) クロック監視装置
JPH0318773B2 (ja)
JPH11212663A (ja) クロック信号断検出回路
JPH01145580A (ja) 異常信号検出回路
JPH0573360A (ja) ウオツチドツグ・タイマ
JPH02118710A (ja) 同期ずれ検出方法およびそのための回路
JPH0934751A (ja) マイクロコンピュータのウォッチドッグタイマ回路
JP2005078147A (ja) 非同期信号の同期化回路および同期化方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071127