JP2003066682A - 画像形成装置における現像ユニットの装着方法および取り出し方法ならびに画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置における現像ユニットの装着方法および取り出し方法ならびに画像形成装置

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JP2003066682A JP2001256816A JP2001256816A JP2003066682A JP 2003066682 A JP2003066682 A JP 2003066682A JP 2001256816 A JP2001256816 A JP 2001256816A JP 2001256816 A JP2001256816 A JP 2001256816A JP 2003066682 A JP2003066682 A JP 2003066682A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全ての現像ユニットを取り付けていなくても
印刷が可能な画像形成装置において、現像ユニットの装
着・取り出し作業中には印刷が開始されないようにす
る。 【解決手段】 現像ユニットを順番に装着するセットア
ップ作業時には、Y、C、M、Kの4個の現像ユニット
のうち、単色印刷用トナー色(ブラック)に対応したK
現像ユニットを、他の現像ユニットを装着(ステップS
11、S12、S13)した後に装着する(ステップS
14)ように構成している。一方、取り外し作業時に
は、これとは逆の順序でK現像ユニットを最初に取り外
す。単色印刷モード、カラー印刷モードともK現像ユニ
ットが装着されていなければ実行されない構成としてい
るので、セットアップ作業および取り外し作業の途中で
印刷動作が開始されることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタ、複写
機およびファクシミリ装置などの画像形成装置、特に、
複数の現像ユニットの各々を個別にユニット保持部に着
脱自在となっている画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置として、例えば回
転軸を中心として複数の現像ユニットを放射状に配置し
たロータリー現像部を備えた装置が知られている。この
装置では、その回転軸を回転駆動することによって前記
複数の現像ユニットのうちの一の現像ユニットを感光体
に対向位置決めして感光体上の潜像を現像し、中間転写
媒体上に転写する。そして、必要に応じて、ロータリー
現像部を回転駆動して現像ユニットを切り換え、上記と
同様にして各トナー色毎にトナー現像および転写処理を
繰り返すことによって、複数色のトナー像を中間転写媒
体上で重ね合わせてカラー画像を形成している(カラー
印刷モード)。
【0003】また、上記のように構成された画像形成装
置では、複数の現像ユニットのうち特定の現像ユニッ
ト、多くの場合ブラック現像ユニットを用いて単色印刷
を行うことが可能となっている(単色印刷モード)。
【0004】このような画像形成装置においては、印刷
を実行するに際して、常に全色のトナーを使用している
わけではなく、例えば上記した単色印刷モードでは、該
単色印刷に対応したトナー色(多くの場合ブラック)の
現像ユニットのみを使用して印刷を行っている。このよ
うな場合、他のトナー色の現像ユニットは本来的には装
着する必要がなく、したがって、例えば、外部装置から
印刷すべき画像信号が与えられたとき、少なくともその
印刷に必要な現像ユニットが装置に装着されていれば印
刷を許可するようにしてもよい。このようにすると、例
えばユニット交換等のために一部の現像ユニットが取り
外された状態であっても、残りの現像ユニットによる印
刷動作を実行させることが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画像形成装置においては、例えば購入直後のように
現像ユニットがユニット保持部に装着されていない状態
から各現像ユニットを装着するセットアップ作業や、例
えば装置を移動するために全ての現像ユニットを取り外
す取り外し作業等において、次のような問題を生じるお
それがある。すなわち、上記したセットアップや取り外
し作業中に外部装置からの画像信号が入力されたとき、
その画像信号に対応した現像ユニットがユニット保持部
に装着されていれば印刷が実行されるので、ユーザによ
るセットアップまたは取り外し作業と装置の印刷動作と
が衝突して、紙詰まり等の動作異常を起こすおそれがあ
る。
【0006】また、作業中に印刷動作が開始されたと
き、ユーザは作業を中断し、印刷が終了するのを待たな
ければならないこととなる。
【0007】さらに、上記したように、通常動作時には
一部の現像ユニットが未装着であってもその装着状態に
応じた印刷動作を実行できることが必要であるが、セッ
トアップ等の作業中においては各現像ユニットの装着状
態が刻々と変化するため、作業の進行状況に対応して常
にそのときの装置の状態に応じた動作を行わせるために
は複雑な制御が必要となり、その結果、開発コストの上
昇や動作速度の低下を招くこととなる。
【0008】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、画像形成装置のセットアップや取り外し作業中に
画像信号が入力されたときの異常動作を、簡単な制御に
よって防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる画像形
成装置における現像ユニット装着方法は、トナーを内蔵
するM個(M≧2)の現像ユニットをユニット保持部に
装着可能となっており、前記ユニット保持部に装着され
た現像ユニットのうちN個(M>N≧1)の現像ユニッ
トを用いて印刷を実行するN色印刷モードを実行可能な
画像形成装置において、前記M個の現像ユニットのうち
一の現像ユニットを装着するために前記ユニット保持部
を位置決めする位置決め工程と、前記位置決め工程の後
に、前記ユニット保持部に前記一の現像ユニットを装着
する装着工程とを交互に実施して、前記M個の現像ユニ
ットを前記ユニット保持部に順番に装着する現像ユニッ
トの装着方法であって、上記目的を達成するため、前記
N個の現像ユニットのうちの一の現像ユニットを最終装
着用現像ユニットとし、前記M個の現像ユニットのうち
前記最終装着用現像ユニット以外の現像ユニットの前記
ユニット保持部への装着を、前記最終装着用現像ユニッ
トの前記ユニット保持部への装着に対して優先して行う
ことを特徴としている(請求項1)。
【0010】このように構成された現像ユニット装着方
法では、N色印刷モードを実行するために必要なN個の
現像ユニットのうちの1つである最終装着用現像ユニッ
トは他の現像ユニットが全て装着を完了した後に装着さ
れる。そして、その最終装着用現像ユニットがユニット
保持部に装着されることによって、N個の現像ユニット
が全て揃うこととなり、これによって初めてN色印刷モ
ードの実行が可能となる。したがって、現像ユニットが
ユニット保持部に装着されていない状態から各現像ユニ
ットを装着するセットアップ作業中には、たとえ画像信
号が入力されても印刷動作は行われないので、前述した
ような異常動作を起こすことがない。
【0011】そして、一部の現像ユニットが未装着でも
印刷を実行可能とするために、例えば、少なくともN個
の現像ユニットがユニット保持部に装着されているとき
N色印刷モードの実行を許可するようにしてもよい。こ
の場合、通常動作時には上記N個以外の現像ユニットを
装着しなくてもN色印刷モードを実行可能となる一方、
上記したセットアップ作業中には、最終装着用現像ユニ
ットを装着するまで上記N個の現像ユニットが揃うこと
がなく、N色印刷モードは実行されないので印刷動作が
開始されることはない。したがって、セットアップ作業
中に画像信号が入力されたときの動作を考慮する必要が
なく、しかも、セットアップ作業と印刷動作の衝突を防
ぐための特別な対策を行う必要もないので制御が簡単で
ある。
【0012】ここで、前記画像形成装置が、互いに異な
るトナー色のN個(M>N≧2)の現像ユニットを用い
てN色カラー印刷を実行するN色カラー印刷モードと、
前記N個の現像ユニットのうち単色印刷用トナー色の一
の現像ユニットを用いて単色印刷を実行する単色印刷モ
ードとを実行可能となっているときには、前記単色印刷
用現像ユニットを前記最終装着用現像ユニットとしても
よい(請求項2)。
【0013】こうすることによって、最終装着用現像ユ
ニットたる単色印刷用現像ユニットをユニット保持部に
装着しない限り、N色カラー印刷モード、単色印刷モー
ドともに実行されないので、それ以前のセットアップ作
業中に印刷動作が開始されることはなく、異常動作を起
こさない。
【0014】また、この発明にかかる画像形成装置にお
ける現像ユニット取り出し方法は、トナーを内蔵するM
個(M≧2)の現像ユニットをユニット保持部に装着可
能となっており、前記ユニット保持部に装着された現像
ユニットのうちN個(M>N≧1)の現像ユニットを用
いて印刷を実行するN色印刷モードを実行可能な画像形
成装置において、前記ユニット保持部に装着された現像
ユニットのうち一の現像ユニットを取り出すために前記
ユニット保持部を位置決めする位置決め工程と、前記位
置決め工程の後に、前記ユニット保持部から前記一の現
像ユニットを取り出す取り出し工程とを交互に実施し
て、前記ユニット保持部に装着された現像ユニットを前
記ユニット保持部から順番に取り出す現像ユニットの取
り出し方法であって、上記目的を達成するため、前記N
個の現像ユニットのうちの一の現像ユニットを最先取り
出し用現像ユニットとし、前記ユニット保持部に装着さ
れた現像ユニットのうち前記最先取り出し用現像ユニッ
トの前記ユニット保持部からの取り出しを、残りの現像
ユニットの前記ユニット保持部からの取り出しに対して
優先して行うことを特徴としている(請求項3)。
【0015】このように構成された現像ユニット取り出
し方法では、N色印刷モードを実行するために必要なN
個の現像ユニットの1つである最先取り出し用現像ユニ
ットを最初にユニット保持部から取り出すので、この時
点でN色印刷モードの実行が不可能な状態となってお
り、それ以後に画像信号が入力されたとしても、装置が
印刷動作を開始することはない。そのため、特別な制御
を行わなくても、取り出し作業中に印刷動作が開始され
るといった不具合は発生しない。
【0016】ここで、前記画像形成装置が、互いに異な
るトナー色のN個(M>N≧2)の現像ユニットを用い
てN色カラー印刷を実行するN色カラー印刷モードと、
前記N個の現像ユニットのうち単色印刷用トナー色の一
の現像ユニットを用いて単色印刷を実行する単色印刷モ
ードとを実行可能となっているときには、前記単色印刷
用現像ユニットを前記最先取り出し用現像ユニットとし
てもよい(請求項4)。
【0017】こうすることによって、最先取り出し用現
像ユニットたる単色印刷用現像ユニットを最初に取り出
した時点でN色カラー印刷モード、単色印刷モードとも
実行不可能となっており、したがって、その後の取り外
し作業中に印刷動作が開始されることはなく、異常動作
は発生しない。
【0018】また、この発明にかかる画像形成装置にお
ける現像ユニット装着方法は、トナーを内蔵するM個
(M≧2)の現像ユニットをユニット保持部に装着可能
となっており、前記ユニット保持部に少なくともN個
(M>N≧1)の現像ユニットが装着されているときに
前記N個の現像ユニットを用いて印刷を実行するN色印
刷モードを実行可能な画像形成装置において、前記ユニ
ット保持部に前記M個の現像ユニットを順番に装着する
現像ユニットの装着方法であって、上記目的を達成する
ため、前記N色印刷モードの実行を禁止しながら、前記
M個の現像ユニットのうち一の現像ユニットを装着する
ために前記ユニット保持部を位置決めする位置決め工程
と、前記位置決め工程の後に、前記ユニット保持部に前
記一の現像ユニットを装着する装着工程とを交互に実施
して、前記M個の現像ユニットを前記ユニット保持部に
順番に装着することを特徴としている(請求項5)。
【0019】このように構成された現像ユニット装着方
法では、通常動作時にはN個の現像ユニットが装着され
ていればN色印刷モードを実行できる画像形成装置にお
いて、セットアップ作業中の印刷の実行を禁止している
ので、セットアップ作業中に画像信号が入力されて印刷
動作が開始されることによる異常動作等はなく、また作
業途中の装着状態に合わせた印刷動作を行わせる必要も
ないので、制御も簡単となる。さらに、セットアップ作
業中は印刷禁止としているため、ユニット保持部への現
像ユニットの装着順序は自由に規定してよい。
【0020】また、この発明にかかる現像ユニット取り
出し方法は、トナーを内蔵するM個(M≧2)の現像ユ
ニットをユニット保持部に装着可能となっており、前記
ユニット保持部に少なくともN個(M>N≧1)の現像
ユニットが装着されているときに前記N個の現像ユニッ
トを用いて印刷を実行するN色印刷モードを実行可能な
画像形成装置において、前記ユニット保持部に装着され
た現像ユニットを前記ユニット保持部から順番に取り出
す現像ユニットの取り出し方法であって、上記目的を達
成するため、前記N色印刷モードの実行を禁止しなが
ら、前記ユニット保持部に装着された現像ユニットのう
ち一の現像ユニットを取り出すために前記ユニット保持
部を位置決めする位置決め工程と、前記位置決め工程の
後に、前記ユニット保持部から前記一の現像ユニットを
取り出す取り出し工程とを交互に実施して、前記ユニッ
ト保持部に装着された現像ユニットを前記ユニット保持
部から順番に取り出すことを特徴としている(請求項
6)。
【0021】このように構成された現像ユニット取り出
し方法では、通常動作時にはN個の現像ユニットが装着
されていればN色印刷モードを実行できる画像形成装置
において、取り外し作業中の印刷の実行を禁止している
ので、取り外し作業中に画像信号が入力されて印刷動作
が開始されることによる動作異常等はなく、作業途中の
装着状態に合わせた印刷動作を行わせる必要もないの
で、制御も簡単となる。そして、この場合においても、
取り出し順序を自由に規定することができる。
【0022】また、この発明にかかる画像形成装置は、
トナーを内蔵するM個(M≧2)の現像ユニットと、前
記M個の現像ユニットを装着可能に構成されたユニット
保持部と、前記ユニット保持部に装着された現像ユニッ
トのうちN個(M>N≧1)の現像ユニットを用いて印
刷を実行するN色印刷モードを実行する制御手段とを備
えた画像形成装置であって、上記目的を達成するため、
前記制御手段は、前記N個の現像ユニットのうち一の現
像ユニットを最終装着用現像ユニットとして、前記M個
のうちの前記最終装着用現像ユニット以外の現像ユニッ
トの前記ユニット保持部への装着を、前記最終装着用現
像ユニットの前記ユニット保持部への装着に対して優先
して行う装着シーケンスを実行するとともに、前記N個
の現像ユニットが前記ユニット保持部に装着されている
ときに前記N色印刷モードの実行を許可することを特徴
としている(請求項7)。
【0023】このように構成された画像形成装置では、
少なくともN色印刷モードに対応したN個の現像ユニッ
トがユニット保持部に装着されているときにN色印刷モ
ードの実行を許可しているので、そのN個以外の現像ユ
ニットが未装着であってもN色印刷モードの実行が可能
である。しかも、その装着シーケンスにおいては、N色
印刷モードに対応した現像ユニットのうちの1つ(最終
装着用現像ユニット)を最後に装着するようにしている
ので、装着シーケンスの最終工程においてその最終装着
用現像ユニットが装着されるまでは、画像信号が入力さ
れたとしても印刷は実行されない。したがって、装着シ
ーケンスの実行中に印刷動作が開始されるといった不具
合は発生しない。
【0024】この場合、上記のように予め装着順序を規
定したシーケンスに則ってセットアップ作業を行うこと
によって作業中の印刷動作が自動的に規制されるように
しているので、装着作業中の印刷動作を禁止するための
特別な制御を必要としない。
【0025】ここで、前記最終装着用現像ユニットは、
黒色トナーを内蔵したものであってもよい(請求項
8)。この場合、最も使用頻度が高く、しかも単色印刷
用として使用されることの多い黒(ブラック)色トナー
に対応した現像ユニットを最後に装着することとなるた
め、例えば入力された画像信号が単色印刷に対応したも
のであっても装着シーケンス実行中には印刷は実行され
ず、装着シーケンス実行中の印刷動作を確実に規制する
ことができる。
【0026】また、この発明にかかる画像形成装置は、
トナーを内蔵するM個(M≧2)の現像ユニットと、前
記M個の現像ユニットを装着可能に構成されたユニット
保持部と、前記ユニット保持部に装着された現像ユニッ
トのうちN個(M>N≧1)の現像ユニットを用いて印
刷を実行するN色印刷モードを実行する制御手段とを備
えた画像形成装置であって、上記目的を達成するため、
前記制御手段は、前記N個の現像ユニットのうち一の現
像ユニットを最先取り出し用現像ユニットとして、前記
最先取り出し用現像ユニットの前記ユニット保持部から
の取り出しを、残りの現像ユニットの前記ユニット保持
部からの取り出しに対して優先して行う取り出しシーケ
ンスを実行するとともに、前記N個の現像ユニットが前
記ユニット保持部に装着されているときに前記N色印刷
モードの実行を許可することを特徴としている(請求項
9)。
【0027】このように構成された画像形成装置では、
少なくともN色印刷モードに対応したN個の現像ユニッ
トがユニット保持部に装着されているときにN色印刷モ
ードの実行を許可しているので、そのN個以外の現像ユ
ニットが未装着であってもN色印刷モードの実行が可能
である。しかも、その取り出しシーケンスにおいては、
N色印刷モードに対応した現像ユニットのうちの1つ
(最先取り出し用現像ユニット)を最初に取り出すよう
にしているので、取り出しシーケンスが実行されてその
最先取り出し用現像ユニットが取り出された時点から印
刷動作は禁止されており、したがって、その後の取り出
しシーケンスの実行中に印刷動作が開始されるといった
不具合は発生しない。
【0028】ここで、前記最先取り出し用現像ユニット
は、黒色トナーを内蔵したものであてもよい(請求項1
0)。この場合、最も使用頻度が高く、しかも単色印刷
用として使用されることの多い黒色トナーに対応した現
像ユニットを最初に取り出すこととなるため、取り出し
シーケンス実行中の印刷動作を確実に規制することがで
きる。
【0029】また、この発明にかかる画像形成装置は、
トナーを内蔵するM個(M≧2)の現像ユニットと、前
記M個の現像ユニットを装着可能に構成されたユニット
保持部と、前記ユニット保持部に装着されたN個(M>
N≧1)の現像ユニットを使用して印刷を実行するN色
印刷モードを実行する制御手段とを備えた画像形成装置
であって、上記目的を達成するため、前記制御手段は、
前記ユニット保持部に少なくとも前記N個の現像ユニッ
トが装着されているときには前記N色印刷モードの実行
を許可するとともに、前記ユニット保持部に前記M個の
現像ユニットを順番に装着する装着シーケンスを実行可
能となっており、しかも、前記装着シーケンスを実行し
ているときには前記N色印刷モードの実行を禁止するこ
とを特徴としている(請求項11)。
【0030】このように構成された画像形成装置では、
少なくともN色印刷モードに対応したN個の現像ユニッ
トがユニット保持部に装着されているときにN色印刷モ
ードの実行を許可しているので、そのN個以外の現像ユ
ニットが未装着であってもN色印刷モードの実行が可能
である。しかも、装着シーケンス実行中は印刷を禁止し
ているので、装着シーケンス実行中に画像信号が入力さ
れたとしても、これによって装置が印刷動作を開始する
ことはない。また、この場合、作業途中の現像ユニット
の装着状態によらず印刷が禁止されているので、現像ユ
ニットの装着順序は任意としてよい。
【0031】また、この発明にかかる画像形成装置は、
トナーを内蔵するM個(M≧2)の現像ユニットと、前
記M個の現像ユニットを装着可能に構成されたユニット
保持部と、前記ユニット保持部に装着されたN個(M>
N≧1)の現像ユニットを使用して印刷を実行するN色
印刷モードを実行する制御手段とを備えた画像形成装置
であって、上記目的を達成するため、前記制御手段は、
前記ユニット保持部に少なくとも前記N個の現像ユニッ
トが装着されているときには前記N色印刷モードの実行
を許可するとともに、前記ユニット保持部に装着された
現像ユニットを前記ユニット保持部から順番に取り出す
取り出しシーケンスを実行可能となっており、しかも、
前記取り出しシーケンスを実行しているときには前記N
色印刷モードの実行を禁止することを特徴としている
(請求項12)。
【0032】このように構成された画像形成装置では、
少なくともN色印刷モードに対応したN個の現像ユニッ
トがユニット保持部に装着されているときにN色印刷モ
ードの実行を許可しているので、そのN個以外の現像ユ
ニットが未装着であってもN色印刷モードの実行が可能
である。しかも、取り出しシーケンス実行中は印刷を禁
止しているので、取り出しシーケンス実行中に画像信号
が入力されたとしても、これによって装置が印刷動作を
開始することがない。この場合も、現像ユニットの取り
出し順序は任意である。
【0033】ところで、これらの画像形成装置では、ユ
ニット保持部に装着可能な現像ユニットの個数は、例え
ば4個とすることができる(請求項13)。この場合、
その4個の現像ユニットを例えばイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの各トナー色に対応させることで、こ
れら4色によるフルカラー印刷を行うことが可能とな
る。ただし、現像ユニットの個数はこれに限定されるわ
けではなく、必要に応じて2以上の任意の数としてよ
い。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を適用した画像形
成装置の2つの実施形態について説明するが、両実施形
態は同一の装置構成および基本動作を有しており、現像
ユニットの装着/取り出しシーケンスの動作が異なるの
みであるので、ここではまず両者に共通する装置構成お
よびその単色印刷モードについて説明し、その後に各実
施形態における装着/取り出しシーケンスについての説
明を行う。
【0035】1.装置の構成 図1は、この発明にかかる画像形成装置を示す図であ
る。図2は図1の画像形成装置のエンジンコントローラ
を示すブロック図である。この画像形成装置は、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の4色のトナーを重ね合わせてフルカラー画像を
形成(カラー印刷モード)したり、ブラック(K)のト
ナーのみを用いて単色画像を形成(単色印刷モード)す
る装置である。この画像形成装置では、ホストコンピュ
ータなどの外部装置から画像信号が制御ユニットのメイ
ンコントローラに与えられると、このメインコントロー
ラからの指令に応じてエンジンコントローラ1がエンジ
ン部EGの各部を制御して複写紙、転写紙、用紙および
OHP用透明シートなどのシートSに画像信号に対応す
る画像を形成する。
【0036】このエンジン部EGでは、7つのユニッ
ト:(a)感光体ユニット2;(b)イエロー現像ユニット
(以下「Y現像ユニット」という)3Y;(c)マゼンタ
現像ユニット(「M現像ユニット」)3M;(d)シアン
現像ユニット(「C現像ユニット」)3C;(e)ブラッ
ク現像ユニット(「K現像ユニット」)3K;(f)中間
転写ユニット4および(g)定着ユニット5が装置本体6
に対して着脱自在となっている。そして、すべてのユニ
ット2、3Y、3M、3C、3K、4、5が装置本体6
に装着された状態で、図1に示すように、感光体ユニッ
ト2の感光体21が図1の矢印方向D1に回転するとと
もに、その感光体21の周りにその回転方向D1に沿っ
て、帯電部22、現像ユニット3Y、3M、3C、3K
からなるロータリー現像部3およびクリーニング部23
がそれぞれ配置される。
【0037】7つのユニット2、3Y、3M、3C、3
K、4、5のうち感光体ユニット2には感光体21、帯
電部22およびクリーニング部23が収容されており、
これらを一体的に装置本体6に対して着脱自在となって
いる。帯電部22は帯電バイアスが印加されており、感
光体21の外周面を均一に帯電させる。
【0038】また、この感光体ユニット2には、感光体
21の回転方向D1における帯電部22の上流側にクリ
ーニング部23が設けられており、一次転写後に感光体
21の外周面に残留付着しているトナーを掻き落とす。
こうして、感光体21の表面クリーニングを行ってい
る。
【0039】このように構成された感光体ユニット2に
は、該ユニット2の残り寿命を示すデータなどを記憶す
るためのシリアルEEPROM71が取付けられてお
り、感光体ユニット2を装置本体6に装着すると、コネ
クタ(図示省略)を介して装置本体6のエンジンコント
ローラ1と電気的に接続され、エンジンコントローラ1
との間でデータ転送を行い、感光体ユニット2の装着検
出や消耗品管理などを行う。なお、ユニット4、5につ
いても感光体ユニット2と同様に種々のデータを記憶す
るためのシリアルEEPROM76、77がそれぞれ取
付けられており、ユニット装着状態で装置本体6のエン
ジンコントローラ1と電気的に接続され、エンジンコン
トローラ1との間でデータ転送を行い、該ユニットの装
着検出や消耗品管理などを行う。
【0040】一方、現像ユニット3Y、3M、3C、3
Kにも該ユニットに関する種々のデータを記憶するため
のシリアルEEPROM72〜75が設けられている。
これらのEEPROM72〜75は、後述するようにユ
ニット装着状態では装置本体側のコネクタ34とは接続
されておらず、必要に応じて一時的にエンジンコントロ
ーラ1と電気的に接続され、エンジンコントローラ1と
の間でデータ転送を行い、現像ユニット3Y、3M、3
C、3Kの装着検出や消耗品管理などを行う。
【0041】この画像形成装置では、図1に示すよう
に、帯電部22によって帯電された感光体21の外周面
に対して、露光ユニット8からレーザ光Lが照射され
る。この露光ユニット8は外部装置からの画像信号に応
じてレーザ光Lを感光体21上に走査露光して感光体2
1上に画像信号に対応する静電潜像を形成する。
【0042】こうして形成された静電潜像はロータリー
現像部3によってトナー現像される。このロータリー現
像部3では、ブラック用の現像ユニット3K、シアン用
の現像ユニット3C、マゼンタ用の現像ユニット3M、
およびイエロー用の現像ユニット3Yが軸中心に回転自
在に設けられている。そして、これらの現像ユニット3
Y、3M、3C、3Kは予め決められた複数の位置に移
動位置決めされるとともに、感光体21に対して選択的
に当接もしくは離間位置で位置決めされ、直流成分もし
くは直流成分に交流成分を重畳した現像バイアスが印加
されて選択された色のトナーを感光体21の表面に付与
する。このように、この実施形態では、各現像ユニット
3Y、3M、3C、3Kが本発明の「現像ユニット」と
して機能し、感光体21上にトナー像を形成する。
【0043】上記のようにして現像部3で現像されたト
ナー像は、一次転写領域TR1で中間転写ユニット4の
中間転写ベルト41上に一次転写される。すなわち、中
間転写ユニット4は複数のローラに掛け渡された中間転
写ベルト41と、中間転写ベルト41を回転駆動する駆
動部(図示省略)とを備えており、カラー画像をシート
Sに転写する場合には、感光体21上に形成される各色
のトナー像を中間転写ベルト41上に重ね合わせてカラ
ー画像を形成する一方、単色画像をシートSに転写する
場合には、感光体21上に形成されるブラック色のトナ
ー像のみを中間転写ベルト41上に転写して単色画像を
形成する。
【0044】こうして中間転写ベルト41上に形成され
た画像については、所定の二次転写領域TR2におい
て、カセット9から取り出されたシートS上に二次転写
する。そして、トナー画像が転写されたシートSを、ヒ
ータ(図示省略)が内蔵された定着ユニット5に導入
し、ここで加熱しながら圧力を加えることによってトナ
ーをシートSに定着させる。こうして画像が形成された
シートSは装置本体6の上面部に設けられた排出トレイ
部に搬送される。
【0045】次に、ロータリー現像部3の構成につい
て、図3を参照してさらに詳しく説明する。図3はロー
タリー現像部3の動作を模式的に示す図である。ロータ
リー現像部3は、その中心に回転軸3aを有するととも
に、かかる回転軸3aに固定された支持フレーム3bを
有しており、前述した4色の現像ユニット3Y、3M、
3C、3Kは本発明の「ユニット保持部」として機能す
る支持フレーム3bに対して着脱自在となっている。す
なわち、各現像ユニット3Y、3M、3C、3Kおよび
支持フレーム3bには軸方向に互いに係合するガイドレ
ール(図示省略)が設けられており、各現像ユニット3
Y、3M、3C、3Kは支持フレーム3bの軸方向に取
り出し側(図1の紙面に直交する奥手側)へ着脱専用口
321(図3)を通じて引き出し可能となっている。ま
た、新しい現像ユニットを着脱専用口321を通じて支
持フレーム3bの軸方向へ進行して装着することができ
るようになっている。このようにして全ての現像ユニッ
ト3Y、3M、3C、3Kが装着されると、回転軸3a
を中心として放射状に配置されることとなる。
【0046】この着脱専用口321は、図3に示すよう
に、ロータリー現像部3の取り出し側に配置された側板
32に設けられたものであり、例えば同図(c)に示す
ように現像ユニットが着脱位置に位置決めされたときの
み、この着脱専用口321を介して該現像ユニットを取
り出し、また新しい現像ユニットを装着可能となってい
る。そして、現像ユニットがその着脱位置以外に位置決
めされている間は、その現像ユニットの取り出し・装着
が側板32によって規制される。
【0047】また、回転軸3aには図示を省略するパル
スモータがクラッチを介して接続されており、このパル
スモータを駆動することで支持フレーム3bを回転さ
せ、上記4つの現像ユニット3Y、3M、3C、3Kの
うち一の現像ユニットを選択的に感光体21と対向する
現像位置に位置決めできるようになっている。なお、図
1はK現像ユニット3Kが現像位置に位置決めされた状
態を示している。
【0048】また、現像部3の回転軸3aの一方端側
(図1の紙面手前側)には、現像部3のホームポジショ
ン位置(以下「HP位置」という)を検出するためのH
P検出部31(図2参照)が設けられている。このHP
検出部31は、回転軸3aの一方端に固着された信号用
円板311と、フォト・インタラプター等からなるHP
センサ312とで構成されており、円板311の周縁部
がHPセンサ312の隙間(図示省略)にくるように設
けられている。そして、円板311に形成されたスリッ
ト部がHPセンサ312の隙間に移動してくると、HP
センサ312からの出力信号が「L」から「H」に変化
する。そして、信号レベルの変化とパルスモータのパル
ス数に基づき現像部3のHP位置を検出することができ
るようになっている。また、HP位置とパルスモータの
パルス数に基づき現像部3の位置を検出することができ
るように構成されている。
【0049】なお、HP検出部31の構成はこれに限定
されるものでなく、例えば支持フレーム3bの外周縁の
一部に設けた突起部等の特徴部を検出し、これによりH
P位置を検出するように構成してもよい。この場合、回
転軸3aに円板311を設ける必要がなく、軸方向のサ
イズを小さくすることができ、装置サイズの小型化を図
る上で有利となる。
【0050】また、各現像ユニット3Y、3M、3C、
3Kの一方端側面には、コネクタ33Y、33M、33
C、33Kが固着されており、現像位置に位置決めされ
たときに回転移動方向における1つ下流側の位置(以下
「コネクタ接続位置」という)にある現像ユニットのコ
ネクタ(例えば図3(b)に示すようにY現像ユニット
3Yが現像位置に位置決めされたときには、その1つ下
流側のK現像ユニット3Kに固着されたコネクタ33
K)が装置本体側に設けられた現像部用共通コネクタ3
4と対向する。この現像部用共通コネクタ34は同図に
示すようにロータリー現像部3に対して接離移動可能に
構成されており、必要に応じてコネクタ接続位置にある
現像ユニットに近接移動して該現像ユニットのコネクタ
と嵌合する。これによって、該現像ユニットに取り付け
られたEEPROM72〜75が両コネクタを介して装
置本体6のエンジンコントローラ1と電気的に接続さ
れ、エンジンコントローラ1との間でデータ転送を行
い、該現像ユニットの装着検出や消耗品管理などを行
う。
【0051】なお、図面への記載を省略するが、ロータ
リー現像部3を上記した現像位置、HP位置および着脱
位置で確実に位置決め固定するために、ロック機構が設
けられている。
【0052】また、装置本体6には、上記各ユニット
2、3Y、3M、3C、3K、4、5を含むエンジン部
EGを覆うフロントカバーが設けられており、ユーザ等
が後述する現像ユニットの装着・取り出しを行う際には
このフロントカバーを開いて作業を行うが、通常の印刷
動作は、このフロントカバーが閉じられた状態で実行さ
れる。そして、装置本体6には、フロントカバーの開閉
を検知するための、例えばリミットスイッチによる開閉
センサ(図示省略)が設けられている。後述するよう
に、CPU11はこの開閉センサの出力信号に基づいて
フロントカバーの開閉状態を判断しており、また、ユー
ザの作業中にエンジン部EGが駆動されることのないよ
う、フロントカバーが開いているときには印刷動作を禁
止するよう構成されている。
【0053】次に、エンジンコントローラ1の構成につ
いて図2を参照しつつ説明する。このエンジンコントロ
ーラ1は本発明の「制御手段」として機能するものであ
り、HP検出部31からの信号とパルスモータのパルス
数などに基づきCPU11により後述するプログラムを
実行して装置各部を制御する。なお、このCPU11に
は、プログラムや他のデータなどを記憶するためのRO
M12、各種データを一時的に記憶するRAM13が接
続されている。
【0054】また、CPU11は、シリアルI/F(イ
ンターフェース)15を介して電子カウンタに用いるシ
リアルEEPROM14に接続されている。このシリア
ルEEPROM14には、装置制御のために必要となる
データ、例えば各現像ユニットの装着状態を示すデータ
が記憶されている。また、CPU11は、シリアルI/
F15を介して各ユニット2、4、5およびコネクタ3
4に接続されており、各ユニット2、4、5および、コ
ネクタ34と適宜接続される各現像ユニット3Y、3
M、3C、3Kに設けられたシリアルEEPROM71
〜77との間でデータ転送可能となるとともに、入出力
ポート16を介してシリアルEEPROM14、71〜
77にチップセレクト信号CSを入力可能となってい
る。
【0055】また、エンジンコントローラ1には、電圧
監視回路17が設けられており、電源電圧が所定電圧を
下回ると、電圧監視回路17がその電圧降下を検出し、
その旨を示すリセット信号をCPU11と周辺機器1
5、16に出力する。
【0056】さらに、CPU11は入出力ポート16を
介してHP検出部31と接続されている。
【0057】2.単色印刷モード 上記のように構成された画像形成装置において、外部装
置(ここでは、ホストコンピュータ)から単色画像信号
が与えられたときの画像形成動作、すなわち単色印刷モ
ードについて、図4を参照しつつ説明する。図4はこの
画像形成装置における単色印刷シーケンスを示すフロー
チャートである。なお、この画像形成装置では、4色の
現像ユニット3Y、3M、3C、3Kが全て装着されて
いるときのみカラー印刷モードの実行を許可しており、
この状態でカラー画像信号が与えられた場合の動作は全
ての現像ユニットが装着された従来のカラー画像形成装
置の動作と同一であるので、ここでは説明を省略する。
【0058】この画像形成装置では、ホストコンピュー
タから単色印刷に対応した画像信号が与えられたとき、
CPU11が、図4に示すステップS1ないしS9の単
色印刷シーケンスを実行する。
【0059】まず、ステップS1で、装置が印刷可能な
状態であるかを判定する。そして、フロントカバーが開
いている等の理由でCPU11が印刷を禁止していると
きは印刷を行わず、そのまま単色印刷シーケンスを終了
する。一方、印刷が禁止されていなければ次のステップ
S2に進む。ステップS2では、EEPROM14に記
憶されたデータから、K現像ユニット3Kが正しく装着
されているか否かを判定する。そして、K現像ユニット
3Kが装着されていなければ、そのまま単色印刷シーケ
ンスを終了する。このように、この画像形成装置では、
CPU11によって印刷が禁止されている、もしくはK
現像ユニット3Kが装着されていない場合には、単色画
像信号が入力されても単色印刷モードは実行されないよ
うに構成されている。
【0060】一方、K現像ユニット3Kが装着されてい
るときは、印刷動作を行うべく定着ユニット5に内蔵さ
れたヒータに通電し、ウォームアップを開始する(ステ
ップS3)。そして、ヒータが所定の温度まで上昇する
のを待って(ステップS4)、パルスモータがロータリ
ー現像部3を回転駆動して、K現像ユニット3Kを感光
体21に対向する現像位置に位置決めする(ステップS
5)。そして、ホストコンピュータから送られる画像信
号に基づき、1ページ分のトナー画像を形成し、シート
Sに転写する(ステップS6)。さらに次ページ以降の
画像信号があればS6に戻って印刷を実行し、全てのペ
ージを印刷し終わるまで上記印刷作業を繰り返す(ステ
ップS7)。こうして印刷が終了すると、再びロータリ
ー現像部3が回転移動してHP位置に戻り(ステップS
8)、ヒータへの通電を停止して(ステップS9)待機
状態となる。
【0061】このように、この画像形成装置では、CP
U11によって印刷が禁止されておらず、しかも4個の
現像ユニットのうちK現像ユニット3Kが装着されてい
るときには、他の現像ユニット3Y、3M、3Cの装着
状態に拘らずブラック色による単色印刷モードが実行可
能となっている。したがって、例えばユニット交換等の
ために一部の現像ユニットが取り外されたとしても、K
現像ユニット3Kが装着されていればブラック色による
単色印刷を行うことができる。また、全ての現像ユニッ
ト3Y、3M、3C、3Kが支持フレーム3bに装着さ
れているときには、単色印刷モードに加えてさらにカラ
ー印刷モードが実行可能となる。
【0062】一方、CPU11が印刷を禁止している、
もしくはK現像ユニット3Kが装着されていないときに
は、単色印刷モード、カラー印刷モードともに実行され
ることはない。
【0063】3.第1実施形態 この第1実施形態の画像形成装置は、本発明にかかる現
像ユニット装着方法の第1の実施形態たる装着シーケン
ス(1)と、本発明にかかる現像ユニット取り出し方法
の第1の実施形態たる取り出しシーケンス(1)とを実
行可能となっている。ここでは、まず装着シーケンス
(1)の動作について、図5および図6を参照しつつ説
明する。図5および図6は、それぞれこの実施形態にか
かる画像形成装置の現像ユニット装着シーケンスおよび
各現像ユニットの装着手順を示すフローチャートであ
る。
【0064】この装置では、装置の新規購入や移転等に
より全ての現像ユニットが取り外された装置本体6が設
置された後に、ユーザ等が電源を投入すると、CPU1
1が、ROM12に格納されたプログラムに基づくセッ
トアップ動作として、図5に示すステップS11ないし
S15からなる装着シーケンス(1)を実行して4個の
現像ユニット3Y、3M、3C、3Kを支持フレーム3
bに順次装着する。この装着シーケンス(1)では、ユ
ーザが1つの現像ユニットを装着し終わるとロータリー
現像部3が回転駆動されて次の現像ユニット着脱位置に
位置決めされるので、ユーザは各現像ユニット3Y、3
M、3C、3Kを予め定められた順序で装着するのみ
で、全ての現像ユニット3Y、3M、3C、3Kを所定
の位置に、しかも短時間でセットアップを行うことがで
きる。
【0065】まずステップS11で、Y現像ユニット3
Yの装着を行う。具体的には、図6に示すステップS2
1ないしS25のx現像ユニット装着ルーチンを実行す
る(x=Y、C、M、K;ここではx=Yと読み替えれ
ばよい)。
【0066】ステップS21では、パルスモータを駆動
してロータリー現像部3を回転移動させ、Y現像ユニッ
ト3Yを着脱位置(図3(c)においてK現像ユニット
3Kが置かれている位置)に位置決めする。こうしてロ
ータリー現像部3がY現像ユニット着脱位置に位置決め
されたとき、Y現像ユニット3Yの装着が初めて可能と
なる。ただし、Y現像ユニット3Y以外の現像ユニット
3C、3M、3Kについては、側板32により装着が規
制されている。このため、ユーザ等が誤ってY現像ユニ
ット以外の現像ユニットの装着を行うことを未然に防止
することができる。
【0067】そして、ステップS22で、ユーザ等によ
ってY現像ユニット3Yが着脱専用口321を介して支
持フレーム3bに装着されるのを待つ。ここで、ユーザ
によるユニットの装着作業がなされたか否かは、フロン
トカバーの開閉が行われたか否かで判別することができ
る。すなわち、装置本体6に設けた開閉センサが、ユー
ザによってフロントカバーが閉じられたことを検知した
時点で、交換作業が終了したと判断すればよい。なお、
このときユーザは、必要に応じて該現像ユニットの装着
を行わないままフロントカバーを閉じてもよい。
【0068】こうして、フロントカバーが閉じられたこ
とが検知されると、ロータリー現像部3を回転駆動して
Y現像ユニット3Yをコネクタ接続位置へ位置決めする
(ステップS23)。これによって、Y現像ユニット3
Yのコネクタ33Yが装置本体6側の現像部用共通コネ
クタ34と対向する。
【0069】次のステップS24では、コネクタ34が
ロータリー現像部3側に移動してコネクタ33Yと嵌合
し、Y現像ユニット3Yに取り付けられたEEPROM
72が両コネクタ33Y、34を介して装置本体6のエ
ンジンコントローラ1と電気的に接続され、EEPRO
M72に対するデータの読み出し/書き込みを行う。こ
れによって、Y現像ユニット3Yに関するデータが更新
記憶される。また、EEPROM72から読み出された
データをエンジンコントローラ1内部のEEPROM1
4に記憶されたデータと照合することにより、CPU1
1はY現像ユニット3Yが支持フレーム3bの所定位置
に正しく装着されたかどうかを確認することができる。
【0070】これに続いて、エンジンコントローラ1に
設けられたEEPROM14に、Y現像ユニット3Yに
関するデータの書き込みを行う(ステップS25)。こ
こで、Y現像ユニット3Yが装着されずに、もしくはイ
エロー以外のトナー色の現像ユニットが装着されてフロ
ントカバーが閉じられたときは、EEPROM14には
その旨を示すデータが書き込まれる。
【0071】こうしてY現像ユニット3Y装着ルーチン
を終了すると図5のステップS12へ進み、続いてC現
像ユニット3Cの装着を行う(ステップS12)。ここ
で、Y現像ユニット3Yの次にC現像ユニット3Cの装
着を行うのは、Y現像ユニット3YとC現像ユニット3
Cとはロータリー現像部3の回転軸3aに対して対称な
位置に配置されるため(図1参照)、こうすることでこ
れら2つの現像ユニット3Y、3Cが装着された状態で
回転軸3aに対する重量配分の非対称性が小さくなっ
て、パルスモータの負担を軽減することができるからで
ある。
【0072】ステップS12では、上記したY現像ユニ
ット3Yの装着と同様に、図6に示すx現像ユニット装
着ルーチン(ここでは、x=Cと読み替える)を再び実
行して、C現像ユニット3Cの装着を行う。そして、引
き続きM現像ユニット3M(ステップS13)、K現像
ユニット3K(ステップS14)を同様にして順次装着
してゆく。
【0073】そして、各現像ユニットの装着が終了する
と、パルスモータを駆動してロータリー現像部3を回転
移動させてロータリー現像部3を図3(a)に示すHP
位置に位置決めして待機状態に入り(ステップS1
5)、ホストコンピュータなどの外部装置から画像信号
が与えられるのを待って通常の画像形成動作を実行す
る。
【0074】このように、この実施形態にかかる画像形
成装置の現像ユニット装着シーケンス(1)では、単色
印刷用トナーを内蔵するK現像ユニット3Kを、他色の
現像ユニット3Y、3M、3Cを装着した後に装着する
ように構成されている。すなわち、この実施形態では、
K現像ユニット3Kが本発明の「最終装着用現像ユニッ
ト」に相当する。そのため、K現像ユニット3Kの装着
が終わったときには装着シーケンス(1)自体が終了す
ることとなる。そして、前述したように、この画像形成
装置の単色印刷シーケンスは、K現像ユニット3Kがユ
ニット保持部3bに装着されているとき動作可能に構成
されているので、実質的には装着シーケンス(1)の終
了時に初めて印刷動作が可能となる。したがって、上記
装着シーケンス(1)の実行中、すなわちセットアップ
作業中に印刷動作が開始されて異常動作を引き起こすこ
とはない。
【0075】また、K現像ユニット3Kの装着順序を最
後としていることで、他の現像ユニットの装着作業中の
印刷動作は自動的に規制されるので、このような異常動
作を防止するための特別な制御を必要としない。
【0076】なお、上記した装着シーケンス(1)にお
いては、単色印刷モードの実行に必要なK現像ユニット
3Kを最後に装着することが必要であるが、他の現像ユ
ニット3Y、3M、3Cについては上記した装着順序に
限定されるものではなく、どのような順序で装着しても
よい。
【0077】次に、この実施形態にかかる画像形成装置
において、装置の移転等のために、ユニット支持フレー
ム3bから全ての現像ユニットを取り外す取り外し作業
としての取り出しシーケンス(1)について、図7およ
び図8を参照しつつ説明する。図7および図8は、それ
ぞれこの画像形成装置における現像ユニット取り出しシ
ーケンスおよび各現像ユニットの取り出し手順を示すフ
ローチャートである。
【0078】この画像形成装置では、ユーザ操作等によ
り現像ユニット取り外し作業の実施が指示されると、C
PU11が、図7に示すステップS31ないしS43か
らなる現像ユニット取り出しシーケンス(1)を実行す
る。この現像ユニット取り出しシーケンス(1)では、
上記した装着シーケンス(1)とは逆に、単色印刷用ト
ナーを内蔵するK現像ユニット3Kを、他の現像ユニッ
ト3Y、3M、3Cに先立って取り出すように構成され
ており、これにより、この画像形成装置は、K現像ユニ
ット3Kを取り出した時点で印刷動作が規制され、以後
の取り外し作業中に画像信号が入力されて印刷動作が開
始されるのを防止している。このように、この実施形態
では、K現像ユニット3Kが、本発明の「最先取り出し
用現像ユニット」に相当する。
【0079】この取り出しシーケンス(1)では、ま
ず、各現像ユニット3Y、3M、3C、3Kに設けられ
たEEPROM72〜75に記憶された、各ユニットの
使用状況に関するデータの更新を行う。具体的には、図
7のステップS31〜S38に示すように、ロータリー
現像部3を回転駆動して各現像ユニット3K、3C、3
M、3Yを順番にコネクタ接続位置に位置決めし、その
都度装置本体6に設けたコネクタ34と、各ユニットに
取りつけたコネクタ33K、33C、33M、33Yと
を接続してデータ転送を行う。これによって各現像ユニ
ットに関するデータが更新記憶される。なお、このデー
タ更新を行う順序は、後述する取り出し順序とは独立に
決めることができるので、ここではロータリー現像部3
の回転方向に沿った上記順序とすることで、ロータリー
現像部3の移動距離を小さくして処理時間を短縮してい
る。
【0080】こうしてデータの更新が終わると、次にK
現像ユニット3Kの取り出しを行う(ステップS3
9)。具体的には、図8に示すステップS51ないしS
54のx現像ユニット取り出しルーチンを実行する(x
=K、M、C、Y;ここではx=Kと読み替えればよ
い)。
【0081】まずステップS51では、ロータリー現像
部3が回転して、K現像ユニット3Kが着脱位置(図3
(c)参照)に位置決めされる。そして、ステップS5
2で、ユーザ等によってK現像ユニット3Kが着脱専用
口321を介して支持フレーム3bから取り出されるの
を待つ。ここでも、ユーザが取り出しを行ったか否かは
フロントカバーの開閉を検知することで行う。そして、
ユーザは、必要に応じ、該現像ユニットを装着したまま
フロントカバーを閉じてもよい。
【0082】こうして、フロントカバーが閉じられたこ
とが検知されると、ロータリー現像部3を回転駆動して
図3(b)に示すK現像ユニットコネクタ接続位置(つ
まりY現像ユニット現像位置)に位置決めする(ステッ
プS53)。そして、コネクタ34がロータリー現像部
3側に移動する。このとき、上記したステップS52で
K現像ユニット3Kが取り出されず、ユニット保持部3
bに装着されたままとなっていればコネクタ34はコネ
クタ33Kと嵌合してEEPROM75に記憶されたデ
ータが読み出されるが、既にK現像ユニット3Kが取り
外されていれば、このデータは読み出されることがな
い。また、K現像ユニット3Kが取り出された後に別の
現像ユニットが装着されていれば、ステップS32で読
み出し/書き込みを行ったデータとは異なるデータが読
み出されることとなる。このことから、CPU11は、
コネクタ34を介して読み出されるデータをEEPRO
M14に記憶されたデータと照合することで、ユーザに
よってK現像ユニット3Kが取り外されたかどうかを判
断する(ステップS54)。
【0083】こうしてK現像ユニット3Kが取り出され
てしまうと、前述したように、以後は印刷動作が行われ
ることはない。そして、その後、M現像ユニット3M、
C現像ユニット3C、Y現像ユニット3Yを順番に取り
出す(ステップS40〜S42)。そして、各現像ユニ
ットの取り出しが終了すると、ロータリー現像部3がH
P位置まで回転移動して取り出しシーケンス(1)を終
了する(ステップS43)。
【0084】このように、この画像形成装置の現像ユニ
ット取り出しシーケンス(1)では、エンジンコントロ
ーラ1が、各現像ユニット3K、3M、3C、3Yをこ
の順序で取り出すべくロータリー現像部3を回転位置決
めしているので、ユーザは取り出し順序を意識する必要
がなく、着脱位置に位置決めされた現像ユニットを順次
取り出すだけでよい。また、前述したように、K現像ユ
ニット3Kが装着されていれば外部装置からの印刷要求
に基づく単色印刷動作が許可されており、しかもK現像
ユニット3Kの取り出しを、他の現像ユニットの取り出
しに先立って行うように構成しているので、取り外し作
業中の印刷動作を確実に規制することができ、異常動作
を起こすことがない。
【0085】なお、この場合も、K現像ユニット3Kを
最初に取り出すことによって以後の印刷動作が自動的に
規制されており、特別な制御を行う必要はない。また、
K現像ユニット3K以外の現像ユニットの取り出しは、
必ずしも上記した順序でなくてもよい。
【0086】また、上記実施形態の画像形成装置では、
4色のフルカラー画像用トナーを用いたフルカラー画像
と、これらのトナーのうちブラック色のみを用いた単色
画像とを形成可能となっているが、他のトナー色による
単色画像を形成可能な装置としてもよく、また、4色の
うち2色または3色のトナーを用いた多色(2色または
3色)カラー印刷を行えるようにしてもよい。そして、
このような装置に対して本発明を適用し、その単色印刷
用現像ユニット、または多色印刷用現像ユニットのうち
1つを「最終装着用現像ユニット」として最後に装着し
たり、「最先取り出し用現像ユニット」として最初に取
り出すようにすることで、セットアップや取り外し作業
中に印刷動作が開始されて動作が異常になるという問題
を回避することができる。
【0087】4.第2実施形態 この実施形態の画像形成装置では、セットアップ作業お
よび取り外し作業における現像ユニットの装着方法およ
び取り出し方法が上記した第1実施形態の装置とは一部
異なっており、本発明にかかる現像ユニット装着方法の
第2の実施形態たる装着シーケンス(2)と、本発明に
かかる現像ユニット取り出し方法の第2の実施形態たる
取り出しシーケンス(2)とを実行可能となっている。
それ以外の構成や、印刷動作については第1の実施形態
と同一である。ここでは、まず装着シーケンス(2)の
動作について、図9を参照しつつ説明する。図9は、こ
の実施形態にかかる画像形成装置の現像ユニット装着シ
ーケンスを示すフローチャートである。
【0088】この装着シーケンス(2)においても、第
1実施形態における装着シーケンス(1)(図5参照)
と同様に、図6に示すx現像ユニット装着ルーチンを繰
り返して各現像ユニット3Y、3M、3C、3Kを支持
フレーム3bに装着するが、図9に示すように、セット
アップ作業を行う前にCPU11が印刷動作を禁止する
点(ステップS61)、装着終了後にCPU11が印刷
禁止を解除する点(ステップS66)および各現像ユニ
ットの装着順序(ステップS62〜S65)の点で、第
1実施形態の装着シーケンス(1)とは異なっている。
以下、この相違点に基づいて装着シーケンス(2)の動
作を説明する。
【0089】この装着シーケンス(2)では、シーケン
ス開始直後のステップS61で、CPU11が印刷動作
を禁止している。このため、これ以後に画像信号が入力
されたとしても、例えば図4の単色印刷シーケンスのス
テップS1に示すように、印刷は実行されない。したが
って、以後のシーケンス実行中に印刷動作が開始される
ことはなく、前述したような異常動作は発生しない。そ
して、このようにCPU11が印刷動作を禁止している
ため、以後のセットアップ作業においては各現像ユニッ
ト3Y、3M、3C、3Kをどのような順序で装着して
もよい。図9では、装着順序の一例としてK現像ユニッ
ト3K、M現像ユニット3M、C現像ユニット3C、Y
現像ユニット3Yをこの順で装着するシーケンスを示し
ているが、装着順序はこれに限定されるものでないこと
はいうまでもなく、どのような順序であってもよい。も
ちろん、ユーザは必要に応じていずれかの現像ユニット
を装着しないままとしてもよい。
【0090】そして、全ての現像ユニットの装着が完了
した時点で印刷禁止を解除し(ステップS66)、ロー
タリー現像部3がHP位置に回転移動して待機状態とな
る(ステップS67)。
【0091】このように、この装着シーケンス(2)に
おいてはシーケンス開始時に印刷動作を禁止しているの
で、以後のセットアップ作業中に印刷動作が開始される
ことはない。そして、装着が終了して印刷禁止が解除さ
れた後では、例えば単色印刷モードは、図4に示すよう
にK現像ユニット3Kが装着されていれば実行可能とな
っているので、必ずしも全ての現像ユニットを装着して
いなくても印刷動作が可能である。
【0092】次に、この実施形態にかかる画像形成装置
において、支持フレーム3bから全ての現像ユニットを
取り外す取り出しシーケンス(2)について、図10を
参照しつつ説明する。図10は、この実施形態にかかる
画像形成装置における現像ユニット取り出しシーケンス
を示すフローチャートである。
【0093】この取り出しシーケンス(2)の動作も基
本的には第1実施形態における取り出しシーケンス
(1)の動作と同様であり、各現像ユニットのEEPR
OM72〜75のデータ更新を行った後に図8に示すx
現像ユニット取り出しルーチンを繰り返すことで各現像
ユニットを順番に取り出すのであるが、図10に示すよ
うに、冒頭においてCPU11が印刷を禁止し(ステッ
プS71)、最後に印刷禁止を解除する(ステップS8
4)点および現像ユニットの取り出し順序(ステップS
80〜S83)のみが相違している。
【0094】上記したように、この取り出しシーケンス
(2)では、シーケンス実行中は印刷動作を禁止するこ
とによって、取り外し作業中に印刷動作が開始されるこ
とを防止している。そのため、現像ユニットの取り出し
順序は任意に規定することができ、図10では上記した
装着シーケンス(2)の装着順とは反対の順序、すなわ
ちY現像ユニット3Y、C現像ユニット3C、M現像ユ
ニット3M、K現像ユニット3Kの順に取り出す例を示
しているが、もちろんこれ以外の順序であってもよい。
【0095】なお、ステップS84において、全ての現
像ユニットの取り出しの後にCPU11が印刷禁止を解
除するように構成されているが、これにより、現像ユニ
ットが全て取り外された状態で画像信号が入力されたと
きに印刷動作が開始されるというわけではない。すなわ
ち、例えば図4の単色印刷シーケンスに示すように、こ
の画像形成装置の印刷動作は、K現像ユニット3Kが装
着されていなければ実行されない構成となっているの
で、ステップS84で印刷禁止が解除されたとしても、
既にK現像ユニット3Kが取り出されていれば印刷は実
行されない。一方、取り出しシーケンス(2)(さらに
詳しくは、図10に示すステップS83)においてK現
像ユニット3Kが取り出されず、支持フレーム3bに装
着されたままとなっていれば、ステップS84において
再び印刷を許可することによって、この現像ユニット3
Kによる単色印刷モードを実行できるようになってい
る。
【0096】このように、この実施形態の画像形成装置
は、現像ユニットのセットアップまたは取り外し作業中
には印刷動作を禁止するように構成されており、したが
って、作業中に異常動作を起こすことがなく、また装着
・取り出しの順序が制約されないので制御が簡単とな
る。また、先の第1実施形態では、特定の現像ユニット
を選択して「最終装着用現像ユニット」または「最先取
り出し用現像ユニット」として設定する必要があるが、
この第2実施形態ではこのような設定は必要なく、各現
像ユニットは全く同等であるので、例えば単色印刷用の
現像ユニットとして、いずれの現像ユニットを選択して
もよいこととなる。そのため、例えば、単色印刷モード
用のトナー色を、ユーザ操作等によって選択するといっ
た付加機能を持たせることも可能となる。
【0097】また、上記実施形態の画像形成装置では、
4色のフルカラー画像用トナーを用いたフルカラー画像
と、これらのトナーのうちブラック色のみを用いた単色
画像とを形成可能となっているが、他のトナー色による
単色画像を形成可能な装置としてもよく、また、4色の
うち2色または3色のトナーを用いた多色(2色または
3色)カラー印刷を行える装置としてもよい。
【0098】5.その他 以上、本発明の各実施形態の構成および動作について説
明したが、これらの実施形態は、本発明の趣旨を体現し
た画像形成装置の典型的な例である。すなわち、上記し
た第1および第2実施形態にかかる画像形成装置は、必
ずしも全ての現像ユニットを装着しなくても、装着され
た現像ユニットを用いての印刷動作が可能な装置であ
る。そして、その現像ユニットのセットアップおよび取
り外し作業を本発明の手順に則って行うことによって、
本発明の目的たる、これらの作業中に印刷動作が開始さ
れることによる不具合を防止しているものである。
【0099】なお、本発明は上記した各実施形態に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおい
て上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。例えば、上記各実施形態では、4つの現像ユニット
3Y、3M、3C、3Kが図1に示す配列で装着されて
いるが、現像ユニットの配列はこれに限定されるもので
はなく、他の配列であってもよい。
【0100】また、上記第1の実施形態は装着シーケン
ス(1)および取り出しシーケンス(1)を備えてお
り、一方、第2の実施形態は装着シーケンス(2)およ
び取り出しシーケンス(2)を備える構成となっている
が、これらの各シーケンスはこの組み合わせに限定して
実施されるものではなく、それぞれ単独に実施されても
よく、また例えば1つの画像形成装置が装着シーケンス
(1)および取り出しシーケンス(2)を備えるという
ように、異なる組み合わせで実施されてもよい。
【0101】また、上記各実施形態では、4つの現像ユ
ニットを支持フレーム3bに装着する構成となっている
が、現像ユニットの個数は「4」に限定されるものでは
なく、2以上の現像ユニットが装着される装置全般に本
発明を適用することができる。
【0102】また、上記各実施形態では、各現像ユニッ
ト3Y、3M、3C、3Kがロータリー現像部3の軸方
向に着脱可能となっているが、ロータリー現像部3の放
射方向に現像ユニットが着脱される画像形成装置に対し
ても本発明を適用することができる。
【0103】また、上記各実施形態における現像ユニッ
トの装着シーケンスおよび取り出しシーケンスでは、ユ
ーザが予め定められた順序で各現像ユニットの装着・取
り出しを行うよう構成されているが、これ以外に、例え
ば、画像形成装置にディスプレイ表示または音声による
報知手段をさらに設け、シーケンスの進行に応じてユー
ザが行うべき作業をこの報知手段によりユーザに報知す
るようにしてもよい。このようにすると、セットアップ
・取り外し作業がさらに容易かつ確実なものとなり、ユ
ーザフレンドリーな装置とすることができる。
【0104】また、上記各実施形態では、単色印刷のみ
可能な(すなわちK現像ユニット3K以外のいずれかの
現像ユニットが装着されていない)状態でカラー画像信
号が入力されたとき、印刷を禁止するように構成してい
るが、このとき、例えば、必要に応じてカラー画像信号
を白黒画像信号に変換し、ブラック色による単色印刷を
実行するようにしてもよい。
【0105】さらに、上記実施形態にかかる画像形成装
置は、ホストコンピュータなどの外部装置より与えられ
た画像を複写紙、転写紙、用紙およびOHP用透明シー
トなどのシートに印刷するプリンタであるが、本発明は
複写機やファクシミリ装置などを含め、電子写真方式の
画像形成装置全般に適用することができる。
【0106】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかる現像ユ
ニット装着方法および取り出し方法によれば、N色印刷
モードの実行に必要な現像ユニットのうちの1つを最終
装着用現像ユニットとして最後に装着したり、該現像ユ
ニットを最先取り出し用現像ユニットとして最初に取り
出すことによって、装着・取り出し作業中の印刷動作を
規制している。そのため、これらの作業中に印刷動作が
開始されて動作が異常となったり、作業途中のユーザが
印刷動作が終了するまで待たなければならないといった
不具合を未然に防止することができる。そして、これら
の作業中に画像信号が入力されたときの動作を考慮する
必要がなく、また装着(または取り出し)順序を上記の
ようにすることで自動的に作業中の印刷動作が規制され
るので、装置の制御が簡単である。
【0107】また、この発明にかかる他の現像ユニット
装着方法および取り出し方法によれば、装着・取り出し
作業を行う際には印刷の実行を禁止しているので、これ
らの作業中に印刷動作が開始されることはなく、上記し
たような不具合は起こらない。そして、これらの作業中
に画像信号が入力されたときの動作を考慮する必要がな
く、しかも装着・取り出しの順序を自由に設定すること
ができるので、制御が簡単となる。
【0108】そして、この発明にかかる画像形成装置
は、N色印刷モードの実行に必要なN個の現像ユニット
が装着されていればN色印刷モードを実行可能であり、
しかも上記のような方法にしたがって現像ユニットの装
着・取り出しを行うので、装着・取り出し作業中の印刷
開始によって動作が異常となることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる画像形成装置を示す図であ
る。
【図2】図1の画像形成装置のエンジンコントローラを
示すブロック図である。
【図3】ロータリー現像部3の動作を模式的に示す図で
ある。
【図4】この画像形成装置における単色印刷シーケンス
を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態にかかる画像形成装置の現像ユ
ニット装着シーケンスを示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態にかかる画像形成装置の各現像
ユニットの装着手順を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施形態にかかる画像形成装置の現像ユ
ニット取り出しシーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図8】第1の実施形態にかかる画像形成装置の各現像
ユニットの取り出し手順を示すフローチャートである。
【図9】第2の実施形態にかかる画像形成装置の現像ユ
ニット装着シーケンスを示すフローチャートである。
【図10】第2の実施形態にかかる画像形成装置の現像
ユニット取り出しシーケンスを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…エンジンコントローラ(制御手段) 3…ロータリー現像部 3b…支持フレーム(ユニット保持部) 3Y、3M、3C…現像ユニット 3K…現像ユニット(単色印刷用現像ユニット、最終装
着用現像ユニット、最先取り出し用現像ユニット) 33Y、33M、33C、33K…(ユニット側)コネ
クタ 34…現像部用共通コネクタ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA27 DA28 DD05 DE07 DE10 EF02 FA28 HB05 HB13 2H030 AA07 AD07 AD08 AD16 BB24 BB42 BB63 2H071 BA03 BA13 BA17 BA20 DA08 DA31 DA32 EA18 2H077 AD37 BA09 GA04 GA13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを内蔵するM個(M≧2)の現像
    ユニットをユニット保持部に装着可能となっており、前
    記ユニット保持部に装着された現像ユニットのうちN個
    (M>N≧1)の現像ユニットを用いて印刷を実行する
    N色印刷モードを実行可能な画像形成装置において、前
    記M個の現像ユニットのうち一の現像ユニットを装着す
    るために前記ユニット保持部を位置決めする位置決め工
    程と、前記位置決め工程の後に、前記ユニット保持部に
    前記一の現像ユニットを装着する装着工程とを交互に実
    施して、前記M個の現像ユニットを前記ユニット保持部
    に順番に装着する現像ユニットの装着方法において、 前記N個の現像ユニットのうちの一の現像ユニットを最
    終装着用現像ユニットとし、前記M個の現像ユニットの
    うち前記最終装着用現像ユニット以外の現像ユニットの
    前記ユニット保持部への装着を、前記最終装着用現像ユ
    ニットの前記ユニット保持部への装着に対して優先して
    行うことを特徴とする、画像形成装置における現像ユニ
    ットの装着方法。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置が、互いに異なるトナ
    ー色のN個(M>N≧2)の現像ユニットを用いてN色
    カラー印刷を実行するN色カラー印刷モードと、前記N
    個の現像ユニットのうち単色印刷用トナー色の一の現像
    ユニットを用いて単色印刷を実行する単色印刷モードと
    を実行可能となっているとき、 前記単色印刷用現像ユニットが前記最終装着用現像ユニ
    ットとなっている請求項1に記載の画像形成装置におけ
    る現像ユニットの装着方法。
  3. 【請求項3】 トナーを内蔵するM個(M≧2)の現像
    ユニットをユニット保持部に装着可能となっており、前
    記ユニット保持部に装着された現像ユニットのうちN個
    (M>N≧1)の現像ユニットを用いて印刷を実行する
    N色印刷モードを実行可能な画像形成装置において、前
    記ユニット保持部に装着された現像ユニットのうち一の
    現像ユニットを取り出すために前記ユニット保持部を位
    置決めする位置決め工程と、前記位置決め工程の後に、
    前記ユニット保持部から前記一の現像ユニットを取り出
    す取り出し工程とを交互に実施して、前記ユニット保持
    部に装着された現像ユニットを前記ユニット保持部から
    順番に取り出す現像ユニットの取り出し方法において、 前記N個の現像ユニットのうちの一の現像ユニットを最
    先取り出し用現像ユニットとし、前記ユニット保持部に
    装着された現像ユニットのうち前記最先取り出し用現像
    ユニットの前記ユニット保持部からの取り出しを、残り
    の現像ユニットの前記ユニット保持部からの取り出しに
    対して優先して行うことを特徴とする、画像形成装置に
    おける現像ユニットの取り出し方法。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置が、互いに異なるトナ
    ー色のN個(M>N≧2)の現像ユニットを用いてN色
    カラー印刷を実行するN色カラー印刷モードと、前記N
    個の現像ユニットのうち単色印刷用トナー色の一の現像
    ユニットを用いて単色印刷を実行する単色印刷モードと
    を実行可能となっているとき、 前記単色印刷用現像ユニットが前記最先取り出し用現像
    ユニットとなっている請求項3に記載の画像形成装置に
    おける現像ユニットの取り出し方法。
  5. 【請求項5】 トナーを内蔵するM個(M≧2)の現像
    ユニットをユニット保持部に装着可能となっており、前
    記ユニット保持部に少なくともN個(M>N≧1)の現
    像ユニットが装着されているときに前記N個の現像ユニ
    ットを用いて印刷を実行するN色印刷モードを実行可能
    な画像形成装置において、前記ユニット保持部に前記M
    個の現像ユニットを順番に装着する現像ユニットの装着
    方法において、 前記N色印刷モードの実行を禁止しながら、前記M個の
    現像ユニットのうち一の現像ユニットを装着するために
    前記ユニット保持部を位置決めする位置決め工程と、前
    記位置決め工程の後に、前記ユニット保持部に前記一の
    現像ユニットを装着する装着工程とを交互に実施して、
    前記M個の現像ユニットを前記ユニット保持部に順番に
    装着することを特徴とする画像形成装置の現像ユニット
    の装着方法。
  6. 【請求項6】 トナーを内蔵するM個(M≧2)の現像
    ユニットをユニット保持部に装着可能となっており、前
    記ユニット保持部に少なくともN個(M>N≧1)の現
    像ユニットが装着されているときに前記N個の現像ユニ
    ットを用いて印刷を実行するN色印刷モードを実行可能
    な画像形成装置において、前記ユニット保持部に装着さ
    れた現像ユニットを前記ユニット保持部から順番に取り
    出す現像ユニットの取り出し方法において、 前記N色印刷モードの実行を禁止しながら、前記ユニッ
    ト保持部に装着された現像ユニットのうち一の現像ユニ
    ットを取り出すために前記ユニット保持部を位置決めす
    る位置決め工程と、前記位置決め工程の後に、前記ユニ
    ット保持部から前記一の現像ユニットを取り出す取り出
    し工程とを交互に実施して、前記ユニット保持部に装着
    された現像ユニットを前記ユニット保持部から順番に取
    り出すことを特徴とする画像形成装置の現像ユニットの
    取り出し方法。
  7. 【請求項7】 トナーを内蔵するM個(M≧2)の現像
    ユニットと、前記M個の現像ユニットを装着可能に構成
    されたユニット保持部と、前記ユニット保持部に装着さ
    れた現像ユニットのうちN個(M>N≧1)の現像ユニ
    ットを用いて印刷を実行するN色印刷モードを実行する
    制御手段とを備えた画像形成装置において、 前記制御手段は、 前記N個の現像ユニットのうち一の現像ユニットを最終
    装着用現像ユニットとして、前記M個のうちの前記最終
    装着用現像ユニット以外の現像ユニットの前記ユニット
    保持部への装着を、前記最終装着用現像ユニットの前記
    ユニット保持部への装着に対して優先して行う装着シー
    ケンスを実行するとともに、 前記N個の現像ユニットが前記ユニット保持部に装着さ
    れているときに前記N色印刷モードの実行を許可するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記最終装着用現像ユニットが、黒色ト
    ナーを内蔵したものである請求項7に記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 トナーを内蔵するM個(M≧2)の現像
    ユニットと、前記M個の現像ユニットを装着可能に構成
    されたユニット保持部と、前記ユニット保持部に装着さ
    れた現像ユニットのうちN個(M>N≧1)の現像ユニ
    ットを用いて印刷を実行するN色印刷モードを実行する
    制御手段とを備えた画像形成装置において、 前記制御手段は、 前記N個の現像ユニットのうち一の現像ユニットを最先
    取り出し用現像ユニットとして、前記最先取り出し用現
    像ユニットの前記ユニット保持部からの取り出しを、残
    りの現像ユニットの前記ユニット保持部からの取り出し
    に対して優先して行う取り出しシーケンスを実行すると
    ともに、 前記N個の現像ユニットが前記ユニット保持部に装着さ
    れているときに前記N色印刷モードの実行を許可するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記最先取り出し用現像ユニットが、
    黒色トナーを内蔵したものである請求項9に記載の画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 トナーを内蔵するM個(M≧2)の現
    像ユニットと、前記M個の現像ユニットを装着可能に構
    成されたユニット保持部と、前記ユニット保持部に装着
    されたN個(M>N≧1)の現像ユニットを使用して印
    刷を実行するN色印刷モードを実行する制御手段とを備
    えた画像形成装置において、 前記制御手段は、 前記ユニット保持部に少なくとも前記N個の現像ユニッ
    トが装着されているときには前記N色印刷モードの実行
    を許可するとともに、 前記ユニット保持部に前記M個の現像ユニットを順番に
    装着する装着シーケンスを実行可能となっており、しか
    も、 前記装着シーケンスを実行しているときには前記N色印
    刷モードの実行を禁止することを特徴とする画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 トナーを内蔵するM個(M≧2)の現
    像ユニットと、前記M個の現像ユニットを装着可能に構
    成されたユニット保持部と、前記ユニット保持部に装着
    されたN個(M>N≧1)の現像ユニットを使用して印
    刷を実行するN色印刷モードを実行する制御手段とを備
    えた画像形成装置において、 前記制御手段は、 前記ユニット保持部に少なくとも前記N個の現像ユニッ
    トが装着されているときには前記N色印刷モードの実行
    を許可するとともに、 前記ユニット保持部に装着された現像ユニットを前記ユ
    ニット保持部から順番に取り出す取り出しシーケンスを
    実行可能となっており、しかも、 前記取り出しシーケンスを実行しているときには前記N
    色印刷モードの実行を禁止することを特徴とする画像形
    成装置。
  13. 【請求項13】 前記画像形成装置が、4個の現像ユニ
    ットを装着可能となっている請求項7ないし12のいず
    れかに記載の画像形成装置。
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