JPH10142940A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH10142940A
JPH10142940A JP8305300A JP30530096A JPH10142940A JP H10142940 A JPH10142940 A JP H10142940A JP 8305300 A JP8305300 A JP 8305300A JP 30530096 A JP30530096 A JP 30530096A JP H10142940 A JPH10142940 A JP H10142940A
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JP
Japan
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developing
rack
developing device
unit
toner
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JP8305300A
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Hideyuki Nukui
日出幸 温
Tatsumi Fujishima
辰巳 藤嶋
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の現像器を備えたロータリ式の現像装置
において、回転駆動系への負荷を小さくし、現像器の交
換作業を容易にすること。 【解決手段】 複数の現像器31Bk,31Y,31
M,31Cを現像ラック80に90゜間隔で装脱可能に
装着した現像装置。各現像器は軸部33を位置出し板8
2の凹部82aに係合させ、現像器の後部側に設けた軸
部34を板ばね材83で弾性的に押圧された状態で現像
ラック80に取り付けられる。現像器は現像位置Dにお
いて現像ラック80に対して着脱される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像装置、特に、
複数の現像器を現像ラックに着脱可能に取り付け、該現
像ラックを所定の角度ずつ回転させることにより、各現
像器を現像位置にセットして静電潜像を現像する現像装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フルカラー作像プロセスにおいて
は、図7に示すように、Bk(ブラック)トナー、Y
(イエロー)トナー、M(マゼンタ)トナー、C(シア
ン)トナーをそれぞれ収容した現像器31(31Bk,
31Y,31M,31C)を現像ラック80に着脱可能
に取り付け、モータ100にて減速機構101を介して
現像ラック80を90゜ずつ回転させることにより、各
現像器31を感光体ドラム11と対向する現像位置Dへ
順次セットし、静電潜像を現像するロータリ式の現像ユ
ニットが提供されている。この現像ユニットでは、各現
像器31は現像位置Dにおいて現像器31に設けたスト
ッパ軸33’がプリンタの本体フレームに設けた位置出
しブロック110のV溝110aに圧接することによっ
て位置決めされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記現
像ユニットでは、各現像器31は現像位置Dにおいてス
トッパ軸33’が位置出しブロック110に圧接してい
るため、現像ラック80の回転(現像器31の切換え)
ごとに軸33’とブロック110との摩擦が駆動系に負
荷として作用するという問題点を有している。また、軸
33’が位置出しブロック110に圧接していること
は、トナーエンプティ等で現像器31を交換する場合、
現像器31を現像位置Dから直接取り出すことはでき
ず、現像ラック80を角度θだけ回転させて軸33’と
ブロック110との圧接を解除させる必要があり、煩雑
である。
【0004】また、各現像器31内のトナーエンプティ
は現像位置Dにおいて検出されるが、トナーエンプティ
検出時には前述のように現像器31を角度θ回転させて
取り出す必要があり、この点でも煩雑である。さらに、
新規な現像器を装着した後も、現像ラック80を回転さ
せなければ現像器を現像位置Dへセットできない。
【0005】そこで、本発明の目的は、現像器の着脱性
が良好で、現像器切換え時に位置出し部材が回転駆動系
の負荷として作用しない現像装置を提供することにあ
る。さらに、本発明の目的は、現像器内のトナーが無く
なったとき、現像器の交換作業の容易な現像装置を提供
することにある。
【0006】
【発明の要旨及び効果】以上の目的を達成するため、本
発明は複数の現像器を現像ラックに装着したロータリ式
の現像装置において、現像器を位置決めするための位置
出し部材と現像器を該位置出し部材に弾性的に押圧する
弾性部材をそれぞれ現像ラックに設けた。位置出し部材
は現像器の側部から現像スリーブと同軸上に突出した軸
部を支持することにより、現像器を位置決めする。弾性
部材は各現像器に圧接することによって前記軸部を位置
出し部材に弾性的に押し付ける。
【0007】即ち、本発明において、各現像器は位置出
し部材と弾性部材によって現像ラックに位置決め、保持
される。現像ラックはモータ等の回転駆動手段によって
所定の角度ずつ回転し、現像器を現像位置にセットす
る。従って、本発明によれば、従来のように、各現像器
が本体フレームに設けた位置出しブロックに圧接するこ
とがないため、現像器の切換え時(現像ラックの回転
時)に駆動系に負荷が作用することが解消される。しか
も、現像位置にセットした状態で現像器を現像ラックに
対して着脱することができ、便利である。
【0008】さらに、本発明は複数の現像器を現像ラッ
クに装着したロータリ式の現像装置において、各現像器
を現像位置において現像ラックに対して着脱可能に保持
する保持手段と、各現像器に収容されているトナーの残
量を現像位置において検出する第1の検出手段と、現像
位置にセットされている現像器の種類を検出する第2の
検出手段とを備えている。
【0009】以上の構成においては、現像器の交換位置
が現像位置と一致しており、現像位置においてトナー残
量が検出される。従って、モノカラープリントモード実
行中にトナーエンプティあるいはニアエンプティと判定
されると、現像ラックをその回転位置で停止させておけ
ば、トナー切れの現像器を直ちに交換することができ
る。また、フルカラーモード実行中であれば、少なくと
も1枚のプリントは処理することとし、現像ラックを所
定角度回転させてトナー切れの現像器を現像位置にセッ
トすれば、容易に交換することができる。
【0010】さらに、前記第2の検出手段は、現像位置
にセットされている現像器の種類を検出する。本発明で
は複数の現像器を備えているため、現像器を個々に識別
する必要がある。この検出手段は少なくとも1種類の現
像器が現像位置にセットされていることを検出できれば
よい。他の種類の現像器は、現像ラックへの装着位置が
決められているため、現像ラックの回転角度に基づいて
識別することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置の実
施形態について添付図面を参照して説明する。以下に説
明する実施形態は本発明をフルカラーレーザプリンタに
適用したものである。
【0012】(プリンタの全体構成)図1はフルカラー
レーザプリンタを正面から見た外観を示し、図2はその
内部機構を示す。図2において、このプリンタは、概
略、矢印a方向に回転駆動される感光体ドラム11を有
する感光体ユニット10と、レーザ走査光学ユニット2
0と、フルカラー現像ユニット30と、矢印b方向に回
転駆動される無端状の中間転写ベルト41を有する中間
転写ユニット40と、給紙部60とで構成されている。
感光体ユニット10内には、さらに、帯電ブラシ12、
クリーナ13が設置されている。帯電ブラシ12は感光
体ドラム11の表面を所定の電位に均一に帯電する。ク
リーナ13はブレード13aによって感光体ドラム11
上に残留したトナーを掻き落とす。
【0013】レーザ走査光学ユニット20はレーザダイ
オード、ポリゴンミラー、fθ光学素子を内蔵した周知
のもので、その制御部にはC(シアン)、M(マゼン
タ)、Y(イエロー)、Bk(ブラック)ごとの画像デ
ータがホストコンピュータから転送される。レーザ走査
光学ユニット20は各色ごとの印字データを順次レーザ
ビームとして出力し、感光体ドラム11上を走査露光す
る。これにて、感光体ドラム11上に各色ごとの静電潜
像が順次形成される。
【0014】フルカラー現像ユニット30はY,M,
C,Bkのトナーを含む現像剤を収容した四つの色別現
像器31(31Y,31M,31C,31Bk)を一体
化したもので、支軸85を支点として時計回り方向に回
転可能である。各現像器31は感光体ドラム11上に各
色の静電潜像が形成されるごとに、対応する現像器31
の現像スリーブ32が現像位置Dへ位置するように回転
しつつ切り換えられる。本プリンタではロータリ式のフ
ルカラー現像ユニット30を使用することにより、プリ
ンタ全体のコンパクト化を図っている。
【0015】中間転写ユニット40内において、中間転
写ベルト41は支持ローラ42,43及びテンションロ
ーラ44,45に無端状に張り渡され、感光体ドラム1
1と同期して矢印b方向に回転駆動される。中間転写ベ
ルト41の側部には図示しない突起が設けられ、この突
起をマイクロスイッチ49が検出することにより、露
光、現像、転写等の作像処理が制御される。中間転写ベ
ルト41は回転自在な1次転写ローラ46に押圧されて
感光体ドラム11に接触し、この接触部が1次転写部で
ある。また、中間転写ベルト41は支持ローラ43に支
持された部分で以下に説明する記録シートの水平搬送路
65に臨み、回転自在な2次転写ローラ59が接触して
いる。この接触部が2次転写部である。
【0016】さらに、中間転写ユニット40にはクリー
ナ50が設置されている。クリーナ50は中間転写ベル
ト41上の残留トナーを掻き取るためのブレード51を
有している。このブレード51及び前記2次転写ローラ
59は中間転写ベルト41に対して接離可能である。
【0017】給紙部60は、プリンタ本体1の正面側
(オペレータが通常位置する側)に開放可能な給紙トレ
イ61と、給紙ローラ62と、タイミングローラ63と
から構成されている。記録シートSは給紙トレイ61上
に積載され、給紙ローラ62の回転によって1枚ずつ図
2中右方へ給紙され、タイミングローラ63で中間転写
ベルト41上に形成された画像と同期をとって2次転写
部へ送り出される。記録シートの水平搬送路65はエア
ーサクションベルト66等で構成され、定着器70から
は搬送ローラ76,77,78を備えた垂直搬送路75
が設けられている。記録シートSはこの垂直搬送路75
からプリンタ本体1の上面へ排出される。
【0018】(フルカラープリント動作)ここで、本プ
リンタにおけるフルカラーのプリント動作について、そ
の概略を説明する。プリント動作の開始に際して、2次
転写ローラ59及びクリーニングブレード51は中間転
写ベルト41から離間している。プリント動作が開始さ
れると、感光体ドラム11が矢印a方向、中間転写ベル
ト41が矢印b方向に同じ周速度で回転駆動され、感光
体ドラム11は帯電ブラシ12によって所定の電位に帯
電される。また、プリント動作の開始と共に現像器切換
え動作が行われ、ブラック現像器31Bkが現像位置D
へセットされる。
【0019】続いて、レーザ走査光学ユニット20によ
ってブラック画像の露光が行われ、感光体ドラム11上
にブラック画像の静電潜像が形成される。この静電潜像
は直ちに現像器31Bkで現像されると共に、トナー画
像は1次転写部で中間転写ベルト41上に転写される。
1次転写終了直後に現像器31Yが現像位置Dへ切り換
えられ、続いてイエロー画像の露光、現像、1次転写が
行われる。以下同様に、現像器31Mへの切換え、マゼ
ンタ画像の露光、現像、1次転写が行われる。さらに、
現像器31Cへの切換え、シアン画像の露光、現像、1
次転写が行われ、1次転写ごとに中間転写ベルト41上
にはトナー画像が重ねられていく。
【0020】最終の1次転写が終了すると、2次転写ロ
ーラ59及びクリーニングブレード51が中間転写ベル
ト41に圧接する。このとき、記録シートSが2次転写
部へ送り込まれ、中間転写ベルト41上に形成されたフ
ルカラートナー画像が記録シートS上に転写される。こ
の2次転写が終了すると、2次転写ローラ59及びクリ
ーニングブレード51は中間転写ベルト41から離間す
る。
【0021】(プリンタ本体の開閉)プリンタ本体1
は、図3に示すように、固定側フレーム2と可動側フレ
ーム5とに2分割されている。可動側フレーム5は支軸
7を支点として回動可能であり、正面側に回動させるこ
とで本体1を開放することができる。可動側フレーム5
にはカバー6が設置され、このカバー6が本体1の表面
シェルを構成する。
【0022】固定側フレーム2には、レーザ走査光学ユ
ニット20、現像ユニット30、給紙部60、水平搬送
路65、定着器70、垂直搬送路75等が設置されてい
る。可動側フレーム5には、感光体ユニット10及び中
間転写ユニット40が設置されている。可動側フレーム
5を開放すると、本体1は現像ユニット30と給紙部6
0、水平搬送路65がほぼ全面的に外部からアクセス可
能に開放される。この開放状態において、感光体ユニッ
ト10及び中間転写ユニット40は可動側フレーム5に
対して着脱可能であり、各現像器31も現像ユニット3
0に対して着脱可能である。
【0023】さらに、給紙部60と水平搬送路65が全
面的に開放され、紙詰まり除去処理が容易となり、2次
転写ローラ59の点検、交換等のメンテナンスも容易と
なる。さらに、可動側フレーム5の開放動作に連動し
て、エアーサクションベルト66がその支軸66aを支
点として下方に回動し、かつ、エアーサクションベルト
66の側板67の端部が2次転写ローラ59を取り付け
たホルダ57を押圧し、2次転写ローラ59も下方へ移
動する。これにて、紙詰まり除去処理が一層容易にな
る。
【0024】(現像ユニットの構成)現像ユニット30
は、独立した四つの現像器31Bk,31Y,31M,
31Cが、図4に示すように、板材を両側に設けた現像
ラック80に90゜ずつ等間隔に装着されている。現像
ラック80はその支軸85が減速機構を介してモータに
連結され、矢印c方向に回転駆動される。なお、このモ
ータと減速機構は、図7に示したモータ100と減速機
構101と同じ構成のものである。また、各現像器31
を現像位置Dにセットするために、現像ラック80の回
転停止位置を割り出す機構としても、図7に示したソレ
ノイド105とロックレバー106及び現像ラック80
に突設したストッパピン84によって構成されているこ
とも同様である。
【0025】各現像器31には、現像ラック80への着
脱のため、現像スリーブ32と同軸上で両側に突出した
軸部33と、ケーシングの後部両側に突出した軸部34
が設けられている。一方、現像ラック80の両側板に
は、位置出し板82と板ばね材83が、各現像器31の
装着位置に対応して取り付けられている。各現像器31
は軸部33を位置出し板82の凹部82aに係合させ、
軸部34を板ばね材83の側面83aから端面83bへ
押し込むことにより、現像ラック80に装着される。装
着時において、板ばね材83の端面83bが軸部34を
押圧し、軸部33が位置出し板82の凹部82aに弾性
的に押し付けられ、所定の位置に保持される。このよう
な保持構造によって、現像位置Dにおいて各現像器31
の現像スリーブ32と感光体ドラム11との間隔を正確
に保持する。また、現像器31が現像位置D以外の位置
に回転した場合にも、前記位置出し板82と板ばね材8
3によって現像ラック80にがたつくことなく保持され
る。
【0026】一方、トナーエンプティ等で現像器31を
現像ラック80に対して着脱する際も、現像位置Dにお
いて行われる。即ち、板ばね材83の側面83aを押圧
しつつ、現像器31のケーシング後部を持ち上げること
によって軸部34と板ばね材83の端面83bとの係合
を解除することによって、現像器31を取り出すことが
できる。
【0027】(トナー残量の検出及び制御)図5に示す
ように、現像ラック80の中心部に反射型のフォトセン
サ95が現像位置Dにセットされている現像器31を向
いて回転しない状態で設置されている。各現像器31の
内部には反射板96が設置されると共にケーシングの一
部が透光窓部とされ、トナーの残量が少なくなると、反
射板96で反射された光でフォトセンサ95がオンす
る。フォトセンサ95の出力電圧をサンプリングするこ
とによって、現像位置Dにセットされている現像器31
内のトナーがエンプティか、あるいはニアエンプティか
が判別される。
【0028】現像ユニット30は、図5に示されている
ように、ブラック現像器31Bkが現像位置Dにセット
されている状態を初期ポジションとし、この初期ポジシ
ョンから現像ラック80が矢印c方向に回転し、各現像
器31で現像を行う。現像ユニット30が初期ポジショ
ンにセットされていることを検出するために、現像ラッ
ク80に近接してフォトセンサ90を設けると共に、ラ
ック支軸85にこのセンサ90の光軸を遮光する遮光板
91を設けた。遮光板91は、現像ラック80と共に回
転し、ブラック現像器31Bkが現像位置Dにセットさ
れているとき、即ち、現像ユニット30が初期ポジショ
ンにセットされているときにセンサ90を遮光する。換
言すれば、センサ90が遮光板91で遮光されていると
きは現像位置Dにセットされている現像器31はブラッ
クであることが判明する。その時点から、現像ラック8
0の回転状態に応じて現像位置Dにセットされている現
像器31の種類を識別することもできる。
【0029】次に、現像器31の交換に関する制御手順
について図6のフローチャートを参照して説明する。プ
リント動作が開始されると(ステップS1)、それと並
行して現像位置Dにセットされた現像器31に対してセ
ンサ95によるトナー残量の検出を実行する(ステップ
S2)。この検出において、ニアエンプティか否かを判
定し(ステップS3)、ニアエンプティでなければ、即
ち、トナーが未だ充分に残っていれば、プリント処理を
継続する(ステップS5)。ニアエンプティであれば、
そのときのトナー残量(ニアエンプティが検出されたと
きの残量は予め判明している)と残りプリントを処理す
るのに必要なトナー量(残りプリント枚数に1枚当りの
平均的トナー消費量を乗じ、余裕を見込んだ量)とを比
較する。トナー量に余裕があれば(ステップS4でYE
S)、プリント処理を続行し、プリント終了後に表示パ
ネル上にトナーエンプティを表示する(ステップS
6)。その後、エンプティ現像器31を交換位置(現像
位置D)へ移動させる(ステップS8)。
【0030】一方、トナー残量に余裕がなければ(ステ
ップS4でNO)、プリント処理を続行しつつ、表示パ
ネル上にトナーエンプティを表示する(ステップS
7)。この場合は、プリント処理をそのまま続行する
か、中断するかをオペレータの判断に委ねることにな
る。続行あるいは中断によるプリント処理が終了する
と、エンプティ現像器31を交換位置(現像位置D)へ
移動させる(ステップS8)。
【0031】前記ステップS8では以下の処理を実行す
る。プリントモードがブラック等のモノカラーモードで
あれば、プリント終了後現像ラック80をそのままの回
転状態に停止させる。そのとき、現像位置Dにセットさ
れている現像器31がエンプティであり、直ちに交換す
ればよい。一方、フルカラーモードの場合は、前記セン
サ90と遮光板91によって、ブラック現像器31Bk
が現像位置Dにセットされる初期ポジションに戻し、エ
ンプティ現像器を見つけるモードを実行する。即ち、現
像ラック80を90゜ずつ回転させ、前記センサ95に
よってトナーエンプティの検出を行う。トナーエンプテ
ィが検出されたときに現像ラック80を停止させる。そ
のとき、現像位置Dにセットされている現像器31がエ
ンプティであり、交換することになる。
【0032】なお、フルカラーモードであっても、ステ
ップS3でニアエンプティが検出された現像器31の種
類を前記センサ90の信号と現像ラック80の回転状態
から判別することもできる。このように判別したエンプ
ティ現像器31を制御部に記憶させておけば、ステップ
S8の処理では、再度エンプティの検出を行うことな
く、記憶されている現像器31を直接現像位置Dに移動
させることができる。また、現像器31の種類識別方法
としては現像器31のそれぞれにマークあるいは突起を
設け、それらを個別にセンサで検出するようにしてもよ
い。
【0033】(他の実施形態)なお、本発明に係る現像
装置は前記実施形態に限定するものではなく、その要旨
の範囲内で種々に変更可能である。例えば、現像器のト
ナー残量を検出する手段としては、フォトセンサ95を
使用する以外に種々の方法を採用できる。また、個々の
現像器の構成、現像ラックの構成や駆動機構は任意であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である現像ユニットを備え
たフルカラーレーザプリンタの外観を示す斜視図。
【図2】前記プリンタの内部構造図、可動側フレームは
閉じられている。
【図3】前記プリンタの内部構造図、可動側フレームは
開放されている。
【図4】現像ユニットにおいて現像器の着脱を説明する
立面図。
【図5】現像ユニットにおけるトナー残量検出を説明す
る立面図。
【図6】現像器交換の制御手順を示すフローチャート
図。
【図7】従来の現像ユニットを示す正面図。
【符号の説明】
11…感光体ドラム 30…現像ユニット 31…現像器 32…現像スリーブ 33,34…軸部 80…現像ラック 82…位置出し板 83…板ばね材 90…現像器初期ポジション検出用フォトセンサ 95…トナー残量検出用フォトセンサ D…現像位置(交換位置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の現像器を現像ラックに着脱可能に
    取り付け、該現像ラックを所定の角度ずつ回転させるこ
    とにより、各現像器を現像位置にセットして静電潜像を
    現像する現像装置において、 前記現像ラックに、各現像器の側部から現像スリーブと
    同軸上に突出した軸部を支持するための位置出し部材を
    設け、 前記現像ラックに、各現像器に圧接することによって前
    記軸部を前記位置出し部材に弾性的に押し付ける弾性部
    材を設けたこと、 を特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 複数の現像器を現像ラックに着脱可能に
    取り付け、該現像ラックを所定の角度ずつ回転させるこ
    とにより、各現像器を現像位置にセットして静電潜像を
    現像する現像装置において、 前記各現像器を現像位置において前記現像ラックに対し
    て着脱可能に保持する保持手段と、 前記各現像器に収容されているトナーの残量を現像位置
    において検出する第1の検出手段と、 現像位置にセットされている現像器の種類を検出する第
    2の検出手段と、 を備えたことを特徴とする現像装置。
JP8305300A 1996-11-15 1996-11-15 現像装置 Pending JPH10142940A (ja)

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