JP2003066095A - デバイスキャリア及びオートハンドラ - Google Patents

デバイスキャリア及びオートハンドラ

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JP2003066095A
JP2003066095A JP2001253181A JP2001253181A JP2003066095A JP 2003066095 A JP2003066095 A JP 2003066095A JP 2001253181 A JP2001253181 A JP 2001253181A JP 2001253181 A JP2001253181 A JP 2001253181A JP 2003066095 A JP2003066095 A JP 2003066095A
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contactor
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socket board
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Hideki Takeuchi
竹内  秀樹
Kazumi Okamoto
和己 岡本
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Ando Electric Co Ltd
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    • G01R31/286External aspects, e.g. related to chambers, contacting devices or handlers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバイスを安定して支持し、デバイス特性を
精度良く測定できるデバイスキャリア及びオートハンド
ラを提供する。 【解決手段】 デバイスキャリア1は、下面の複数位置
のそれぞれに端子Bが設けられたICを保持し、ICの
電気的特性を測定するソケットボード20に対してIC
を搬送するものであって、ICの端子Bのそれぞれを支
持する複数の導電性の接触子4を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC等のデバイス
を保持し、該デバイスと接続するソケットボードに該デ
バイスを搬送するデバイスキャリア及びオートハンドラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】BGA(Ball Grid Array)型パッケー
ジIC等のデバイスの電気的特性を測定する際、ICを
デバイスキャリアで保持してICソケット上に移送し、
ICに設けられている半田ボールからなる端子を、IC
ソケットに設けられている接触子に接触させる。
【0003】図6はIC(デバイス)を保持するデバイ
スキャリアの従来例を示す側方断面図である。図6にお
いて、デバイスキャリア50は、断面が矩形状に形成さ
れた凹部51とガイド穴53とを有しており、凹部51
内にIC(BGA型パッケージIC)が載置される。デ
バイスキャリア50のガイド穴53にはICソケット6
0に形成されたガイドピン61が挿入される。つまり、
デバイスキャリア50とICソケット60とはガイドピ
ン61によって位置決めされる。ICの下面にはボール
状の端子(半田ボール)Bが複数設けられている。ま
た、デバイスキャリア50の凹部51の底部には、凹部
51に配置されたICをデバイスキャリア50に対して
位置決めするための位置決め板部52が設けられてい
る。位置決め板部52には複数の位置決め孔部54が形
成されており、端子Bが位置決め孔部54に嵌合するこ
とによって、ICとデバイスキャリア50とが位置決め
される。位置決め板部52の位置決め孔部54には、そ
の下方側からICソケット60の接触子62が挿入され
る。ICソケット60の下部にはソケットボード70が
配置されており、接触子62の下端はソケットボード7
0の座パターン71に接触している。
【0004】ICの電気的特性を測定するには、まず、
デバイスキャリア50によってICをICソケット60
上に搬送し、ICソケット60とデバイスキャリア50
との位置決めする。ICソケット60とデバイスキャリ
ア50とが位置決めされたら、ICソケット60に設け
られている接触子62とデバイスキャリア50に保持さ
れているICの端子Bとを接触させる。こうして、IC
ソケット60に設けられている接触子62とデバイスキ
ャリア50に保持されているICの端子Bとが接触した
状態で、ICの電気的特性が測定される。このとき、I
Cソケット60上に配設されたデバイスキャリア50の
ICは、ICソケット60のガイドピン61を挿入する
ガイド孔81を備えたコンタクトプッシャ80によって
押圧され、コンタクトプッシャ80の押圧動作によって
端子Bと接触子62とを確実に接触させる。ここで、I
Cの端子BとICソケット60の接触子62とを接触さ
せた際にショートしないように、ICを載置する位置決
め板部52は非導体の合成樹脂で形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に示したICソケ
ット60を用いてICの電気的特性を測定する場合、I
Cの端子Bとソケットボート70の座パターン71との
距離を可能な限り短く設定したほうが高周波数測定では
好ましい。すなわち、接触子62の長さを可能な限り短
く設定したほうがICの電気的特性を精度良く安定して
測定できる。
【0006】ところで、接触子62の長さを短く設定し
た場合、位置決め板部52の厚さLを薄く設定しなけれ
ばならないが、上述したように、位置決め板部52は合
成樹脂によって組成されているため、位置決め板部52
の厚さLを薄く設定すると位置決め板部52の強度は著
しく低下する。合成樹脂からなる位置決め板部52の厚
さLを薄く設定した状態でコンタクトプッシャ80によ
るICに対する押圧動作を行うと、例えば、凹部51内
の段部51a等に応力が集中してこの段部51aが撓
み、デバイスキャリア50はICを安定して保持するこ
とができないといった問題を生じる。また、段部51a
に支持されているICの端部も撓んでしまう場合があ
り、この場合、ICの電気的特性を精度良く安定して測
定できなくなる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、デバイスを安定して支持し、デバイス特性を
精度良く測定できるデバイスキャリア及びオートハンド
ラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載のデバイスキャリアは、所定面の複
数位置に端子が設けられたデバイスを保持し、該デバイ
スと接続するソケットボードに前記デバイスを搬送する
デバイスキャリアにおいて、前記端子のそれぞれに接触
する複数の導電性の接触子を備えることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、デバイスキャリアに接触
子を設けたことにより、接触子を短くしながらデバイス
を安定して支持でき、精度良いデバイス特性測定ができ
る。
【0010】請求項2記載のデバイスキャリアは、請求
項1記載のデバイスキャリアにおいて、前記接触子のそ
れぞれを保持する底板部を備えることを特徴とする。
【0011】本発明によれば、接触子のそれぞれを保持
する底板部を設けたことにより、デバイスキャリアの底
部の強度は維持され、デバイスの支持は安定する。
【0012】請求項3記載のデバイスキャリアは、請求
項1又は2記載のデバイスキャリアにおいて、前記接触
子の一端は前記端子に接触し、前記接触子の他端は前記
ソケットボードに設けられた座パターンに接触すること
を特徴とする。
【0013】本発明によれば、接触子の他端を接触子と
ソケットボードの座パターンとを直接接触させることに
より、装置構成は簡略化する。つまり、従来では、接触
子を有するソケットと、ソケットの下部に配置され座パ
ターンを有するソケットボートとを重ね合わせることに
よって接触子と座パターンとを接触させていたが、本発
明では、デバイスキャリアの接触子を座パターンに直接
接触できる。
【0014】請求項4記載のデバイスキャリアは、請求
項1〜3の何れか一項記載のデバイスキャリアにおい
て、前記接触子は導電性の弾性部材によって組成されて
いることを特徴とする。
【0015】本発明によれば、接触子を導電性の弾性部
材によって組成したことにより、デバイスの端子を傷付
けたりすることなく安定して支持できる。また、デバイ
スの端子と接触子との接触、及び接触子と座パターンと
の接触は密着状態となり、接触不良を生じることなく安
定した測定ができる。
【0016】請求項5記載のデバイスキャリアは、請求
項1〜4の何れか一項記載のデバイスキャリアにおい
て、前記接触子は導電性ゴムによって組成されているこ
とを特徴とする。
【0017】本発明によれば、接触子は導電性ゴムによ
って組成されているので、デバイスの端子を傷付けたり
することなく簡易な構成で安定して支持できる。また、
デバイスの端子と接触子との接触、及び接触子と座パタ
ーンとの接触は密着状態となり、接触不良を生じること
なく安定した測定ができる。
【0018】請求項6記載のデバイスキャリアは、請求
項1〜5の何れか一項記載のデバイスキャリアにおい
て、前記デバイスは、ボール状の端子を有するBGA型
パッケージICであることを特徴とする。
【0019】本発明によれば、ボール状の端子を有する
BGA型パッケージICからなるデバイスに対しても、
ボール状の端子を接触子で確実に支持できる。
【0020】請求項7記載のオートハンドラは、請求項
1〜請求項6の何れか一項記載のデバイスキャリアを複
数備えることを特徴とする。
【0021】本発明によれば、接触子が短くてもデバイ
スの端子を安定して支持できるデバイスキャリアを複数
備えているので、高周波測定を可能とし、接触不良を生
じさせることなく、複数のデバイスの電気的特性を安定
して同時測定できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデバイスキャリア
及びオートハンドラについて図面を参照しながら説明す
る。図1は本発明のデバイスキャリアの一実施形態を示
す側方構成断面図、図2はデバイスキャリアがソケット
上に配置された状態を示す図である。また、図3はコン
タクトプッシャの斜視図、図4はデバイスキャリアの斜
視図、図5はソケットボードの斜視図である。
【0023】図1と図2に示すように、デバイスキャリ
ア1は、断面が矩形状に形成された凹部2を有してい
る。凹部2内にはBGA(Ball Grid Array)型パッケ
ージIC(デバイス)が載置可能となっている。ICの
下面(所定面)の複数位置には、ボール状の端子(半田
ボール)Bがそれぞれ設けられている。
【0024】デバイスキャリア1の下方にはプリント基
板であるソケットボード20が配置されており、ソケッ
トボード20の下方にはベース基板10が配置されてい
る。図1と図2と図5に示すように、ソケットボード2
0は、その中央部に複数(本実施形態では12個)の座
パターン21を設けている。座パターン21はソケット
ボード20の上面から突出した形状を有しており、IC
の端子Bの数及び配置に応じて設けられている。ソケッ
トボード20はICテスタ(測定装置)Sに接続してい
る。また、ソケットボード20は2つのガイド穴22を
有している。なお、ソケットボード20は図6のソケッ
トボード70とガイド穴22とを除き同じものである。
【0025】図1と図2に示すように、ベース基板10
は2つのガイドピン11を有している。ガイドピン11
がソケットボード20のガイド穴22に挿入することに
よって、ベース基板10とソケットボード20とが位置
決めされる。また、図1と図2と図4に示すように、デ
バイスキャリア1は2つのガイド穴1aを有しており、
ベース基板10のガイドピン11がデバイスキャリア1
のガイド穴1aに挿入することによって、ベース基板1
0及びソケットボード20とデバイスキャリア1とが位
置決めされる。
【0026】図1と図2と図4に示すように、凹部2
は、その水平方向の断面積が上部から底部に向かって小
さくなるように設定されている。すなわち、凹部2の内
壁は上部から底部に向かって小さくなるように断面視テ
ーパ状に形成されている。このとき、凹部2の上部の水
平方向の断面積はICより僅かに大きく形成されてお
り、凹部2に対するICの挿入動作と位置決めとを容易
にしている。
【0027】デバイスキャリア1の凹部2の底部には複
数の接触子4が設けられている。この接触子4はICの
端子Bの数及び配置に応じて設けられている。具体的に
は、ICがデバイスキャリア1の凹部2の底部に配置さ
れた際、このICの端子Bのそれぞれを接触・支持可能
な位置に接触子4が配置されている。また、接触子4の
それぞれは底板部5に固定されている。具体的には、底
板部5は複数の貫通穴を有しており、この貫通穴のそれ
ぞれに接触子4が嵌合されている。
【0028】底板部5に固定支持されている接触子4は
下端をデバイスキャリア1の外方に露出させている。そ
して、ガイドピン11によってデバイスキャリア1とソ
ケットボード20とが位置決めされた際、接触子4のそ
れぞれの下端と座パターン21のそれぞれとが接触す
る。
【0029】デバイスキャリア1の凹部2の底部近傍に
おける水平方向の断面形状はICの平面視形状と略同一
となるように設定されている。そして、図1に示すよう
に、ICを凹部2の底部に載置した際、ICの外形が凹
部2の底部近傍における内壁に規制されることによっ
て、ICはデバイスキャリア1に対して位置決めされ
る。すなわち、凹部2の底部近傍における内壁が、IC
の外形端面を規制し、ICのデバイスキャリア1に対す
る位置決めをするガイド部2aとなっている。そして、
ICがデバイスキャリア1に対して位置決めされた際、
ICの端子Bのそれぞれが接触子4の上端のそれぞれに
接触・支持される。
【0030】接触子4は導電性の弾性部材によって組成
されている。具体的には、接触子4は導電性ゴムによっ
て組成されている。導電性ゴムは合成ゴムに導電性フィ
ラーを添加したものである。なお、接触子4としては、
ポリエステルなどの合成樹脂に導電性フィラーを添加し
たものでもよい。つまり、接触子4は弾性を有し、端子
Bと接触した際、端子Bを傷付けずに密着状態可能なも
のであればよい。一方、底板部5は合成樹脂などの非導
体によって構成されている。
【0031】ソケットボード20上に配設されたデバイ
スキャリア1のICは、ベース基板10のガイドピン1
1を挿入可能なガイド孔30aを備えたコンタクトプッ
シャ30によって押圧されるようになっている。図1と
図2と図3に示すように、コンタクトプッシャ30は、
デバイスキャリア1の凹部2に挿入可能な凸部31を有
している。ガイド孔30aにガイドピン11を挿入する
ことにより、コンタクトプッシャ30はデバイスキャリ
ア1及びソケットボード20に対して位置決めされつつ
押圧動作を行うようになっている。
【0032】ICを保持したデバイスキャリア1をソケ
ットボード20上に配設する際、デバイスキャリア1は
図示しない移動機構によって把持されて水平に搬送され
るようになっている。デバイスキャリア1と移動機構は
オートハンドラの一構成品である。
【0033】次に、上述した構成を有するデバイスキャ
リア1によってICを保持してソケットボード20に搬
送し、ICの電気的特性(デバイス特性)を測定する方
法について説明する。まず、供給部でデバイスキャリア
1の凹部2にICを移送する。このとき、凹部2の上部
はICより大きく形成されているので、凹部2に対する
ICの挿入動作が容易に行える。凹部2に挿入し凹部2
の底部に移動したICはガイド部2aによってデバイス
キャリア1に対する位置決めを行われる。接触子4の上
端は、位置決めされたICの端子Bを支持する。
【0034】デバイスキャリア1にICを保持させた
ら、前記移動機構によって、デバイスキャリア1をソケ
ットボード20上に搬送する。なお、デバイスキャリア
1の上方にはコンタクトプッシャ30が配置されている
(図1参照)。
【0035】ソケットボード20上に搬送されたデバイ
スキャリア1はソケットボード20に向かって下降され
る。このとき、ベース基板10のガイドピン11をデバ
イスキャリア1のガイド穴1aに挿入しつつデバイスキ
ャリア1を下降する。ガイドピン11をデバイスキャリ
ア1のガイド穴1aに挿入することによって、デバイス
キャリア1がソケットボード20に対して位置決めされ
る。
【0036】ソケットボード20に対して位置決めされ
つつ下降するデバイスキャリア1の接触子4の下端はソ
ケットボード20の座パターン21に接触する。このと
き、接触子4は導電性ゴムによって組成されているた
め、接触子4は弾性変形し、座パターン21に密着す
る。そして、接触子4が座パターン21上に載置しつ
つ、デバイスキャリア1がソケットボード20上に配置
される。
【0037】次に、デバイスキャリア1に保持されてい
るICをコンタクトプッシャ30によって下方に向かっ
て押圧する。デバイスキャリア1の凹部2内に配置され
ているICは、コンタクトプッシャ30によって上方か
ら押圧されることにより、デバイスキャリア1の接触子
4に対して端子Bを適正圧で接触させる。このとき、接
触子4は導電性ゴムによって組成されているため、接触
子4は弾性変形し、端子Bに密着される。ソケットボー
ド20に設けられている座パターン21とデバイスキャ
リア1に保持されているICの端子Bとがデバイスキャ
リア1に設けられている導電性の接触子4を介して接続
されることにより導通し、ICテスタSの試験信号によ
ってICの電気的特性が測定される。
【0038】このとき、接触子4はデバイスキャリア1
に設けられており、デバイスキャリア1はソケットボー
ド20上に接触子4を座パターン21に対して接触させ
つつ直接載置される構成であるので、接触子4の長さを
短く設定でき、良好に高周波数測定可能となっている。
【0039】ICに対する電気的特性の測定が終了した
ら、コンタクトプッシャ30が上方に移動されるととも
に、デバイスキャリア1もソケットボード20から離間
するように上方に移動される。こうして、ICを保持し
たデバイスキャリア1は、この電気的特性の測定済みI
Cを次の工程に移動する。
【0040】以上説明したように、従来ではソケット側
に設けられていた接触子をデバイスキャリア1側に設け
たことにより、デバイスキャリア1をソケットボード2
0に載置させるだけで接触子4と座パターン21とを接
続できるので、接触子4を短く設定できる。したがっ
て、良好に高周波測定可能となり、ICの電気的特性を
精度良く安定して測定できる。
【0041】また、接触子4を導電性ゴムによって組成
したことにより、接触子4と端子Bとの接触、あるいは
接触子4と座パターン21との接触は密着状態となる。
したがって、接触不良を生じることなく安定した測定が
できる。
【0042】そして、本発明のデバイスキャリア1をオ
ートハンドラに用いることにより、ICの電気的特性を
測定する際、短く設定された接触子4で測定できるの
で、接触不良を生じさせることなく、複数のICをソケ
ットボード20に取り付けて電気的特性を安定して測定
できる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、デバイス
キャリアに接触子を設けたことにより、接触子を短く設
定できる。したがって、高周波数測定を精度良く安定し
てできる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、接触子のそ
れぞれを固定する底板部を設けたことにより、底部の強
度は維持され、デバイスの支持は安定する。
【0045】請求項3記載の発明によれば、デバイスキ
ャリアの接触子を座パターンに直接接触することによ
り、デバイスキャリアをソケット上に載置するだけで接
触子と座パターンとを安定して接触でき、効率良い測定
ができる。
【0046】請求項4及び請求項5記載の発明によれ
ば、デバイスを支持する際、デバイスの端子を傷付けた
りすることなく安定して支持できる。また、デバイスの
端子と接触子との接触、及び接触子と座パターンとの接
触は密着状態となり、接触不良を生じることなく安定し
た測定ができる。
【0047】請求項6記載の発明によれば、ボール状の
端子を有するBGA型パッケージICからなるデバイス
に対しても、ボール状の端子を接触子で確実に支持でき
る。
【0048】請求項7記載の発明によれば、接触子が短
くてもデバイスの端子を安定して支持できるデバイスキ
ャリアを複数備えているので、高周波測定を可能とし、
接触不良を生じさせることなく複数のデバイスの電気的
特性を安定して測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデバイスキャリアの一実施形態を示す
側方構成断面図である。
【図2】本発明のデバイスキャリアの一実施形態を示す
側方構成断面図であって、デバイスキャリアがソケット
上に載置された様子を示す図である。
【図3】コンタクトプッシャの斜視図である。
【図4】デバイスキャリアの斜視図である。
【図5】ソケットボードの斜視図である。
【図6】従来のデバイスキャリアを示す側方断面図であ
る。
【符号の説明】
1 デバイスキャリア 2 凹部 2a ガイド部 4 接触子 5 底板部 20 ソケットボード 21 座パターン B 端子
フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AG01 AG07 AG11 AG12 AG16 AH04 AH05 AH07 2G011 AA16 AB08 AC06 AC14 AC32 AE22 AF07 2G132 AE01 AE02 AF02 AF07 AL03 AL11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定面の複数位置に端子が設けられたデ
    バイスを保持し、該デバイスと接続するソケットボード
    に前記デバイスを搬送するデバイスキャリアにおいて、 前記端子のそれぞれに接触する複数の導電性の接触子を
    備えることを特徴とするデバイスキャリア。
  2. 【請求項2】 前記接触子のそれぞれを保持する底板部
    を備えることを特徴とする請求項1記載のデバイスキャ
    リア。
  3. 【請求項3】 前記接触子の一端は前記端子に接触し、
    前記接触子の他端は前記ソケットボードに設けられた座
    パターンに接触することを特徴とする請求項1又は2記
    載のデバイスキャリア。
  4. 【請求項4】 前記接触子は導電性の弾性部材によって
    組成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか
    一項記載のデバイスキャリア。
  5. 【請求項5】 前記接触子は導電性ゴムによって組成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項記
    載のデバイスキャリア。
  6. 【請求項6】 前記デバイスは、ボール状の端子を有す
    るBGA型パッケージICであることを特徴とする請求
    項1〜5の何れか一項記載のデバイスキャリア。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6の何れか一項記載の
    デバイスキャリアを複数備えることを特徴とするオート
    ハンドラ。
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