JP2003065830A - 特定混合比の混合物調製用補助装置 - Google Patents
特定混合比の混合物調製用補助装置Info
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- JP2003065830A JP2003065830A JP2001256853A JP2001256853A JP2003065830A JP 2003065830 A JP2003065830 A JP 2003065830A JP 2001256853 A JP2001256853 A JP 2001256853A JP 2001256853 A JP2001256853 A JP 2001256853A JP 2003065830 A JP2003065830 A JP 2003065830A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】歯科用材料の石膏、埋没材等は多品種で各が指
定する混液比はそれぞれ異なり範囲も広く、従来の目分
量による混合は精度が悪く製品の仕上がりは不均一であ
った。また天秤により混合比を定め混合するものは場所
をとりかつ手動設定のため操作や計量に手間がかかっ
た、これらを解決する手段を提供する。 【解決手段】特定混合比の複数成分からなる混合物を収
容する容器と、その載置台と、台上の容器の重量を計測
し混合物の１つの成分が投入された重量を計測し表示す
る自動計量器と、２つの成分の特定混合比の指定手段
と、容器内の１つの成分の重量に指定混合比となすべく
加配される他の１つの成分の重量を算出する加配成分重
量算出手段と、１つの成分に他の１つの成分が加配され
て指定混合比に達したときの表示・報知手段とからな
る。
定する混液比はそれぞれ異なり範囲も広く、従来の目分
量による混合は精度が悪く製品の仕上がりは不均一であ
った。また天秤により混合比を定め混合するものは場所
をとりかつ手動設定のため操作や計量に手間がかかっ
た、これらを解決する手段を提供する。 【解決手段】特定混合比の複数成分からなる混合物を収
容する容器と、その載置台と、台上の容器の重量を計測
し混合物の１つの成分が投入された重量を計測し表示す
る自動計量器と、２つの成分の特定混合比の指定手段
と、容器内の１つの成分の重量に指定混合比となすべく
加配される他の１つの成分の重量を算出する加配成分重
量算出手段と、１つの成分に他の１つの成分が加配され
て指定混合比に達したときの表示・報知手段とからな
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体同士及び液体
同士又は粉体と液体との混合に係り特に混合物が歯科用
材料であることを特徴とする混合物調製用補助装置に関
する。
同士又は粉体と液体との混合に係り特に混合物が歯科用
材料であることを特徴とする混合物調製用補助装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、粉体及び液体又は粉体あるいは液
体同士を混合する場合、特に歯科用の印象材、模型材や
埋没材において、粉体に液体を混合する場合、各種の粉
体を目分量で容器に移した後に、混合する液体を同様に
目分量により粉体に投入混合して、所定の混合比を得て
いた。また、平衡型の長棹による天秤の左右に振り分け
た粉体と液体との混合比を、中央の目盛りで設定し、両
者の平衡をとって所定混合比を得る手動式のものがあっ
た。
体同士を混合する場合、特に歯科用の印象材、模型材や
埋没材において、粉体に液体を混合する場合、各種の粉
体を目分量で容器に移した後に、混合する液体を同様に
目分量により粉体に投入混合して、所定の混合比を得て
いた。また、平衡型の長棹による天秤の左右に振り分け
た粉体と液体との混合比を、中央の目盛りで設定し、両
者の平衡をとって所定混合比を得る手動式のものがあっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記歯
科用材料の石膏、埋没材等は多品種でかつ、各々が指定
する混液比はそれぞれ異なっており、その範囲も広いた
め、前記目分量による混合は精度が悪く、製品の仕上が
りは均一ではなかった。また、天秤によって混合比を定
め混合するものは、場所をとりかつ、手動設定のため操
作や計量に手間がかかり面倒で、実用面で問題があっ
た。
科用材料の石膏、埋没材等は多品種でかつ、各々が指定
する混液比はそれぞれ異なっており、その範囲も広いた
め、前記目分量による混合は精度が悪く、製品の仕上が
りは均一ではなかった。また、天秤によって混合比を定
め混合するものは、場所をとりかつ、手動設定のため操
作や計量に手間がかかり面倒で、実用面で問題があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み本発明者は鋭
意実験研究の結果下記の手段により課題を解決した。 （１）特定混合比の２つの成分からなる混合物を収容す
る容器と、同容器を載置する載置台と、前記載置台上の
容器の重量を計測し、かつ前記混合物の内の１つの成分
が投入された重量を計測して表示する自動計量器と、前
記２つの成分の特定混合比を指定する混合比指定手段
と、前記容器内の１つの成分の重量に、前記指定の混合
比となすべく加配される他の１つの成分の重量を算出す
る加配成分重量算出手段と、前記１つの成分に他の１つ
の成分が加配されて前記指定の混合比に達したときに、
それを表示・報知する表示・報知手段とからなることを
特徴とする特定混合比の混合物調製用補助装置。 （２）特定混合比の３つ以上の成分からなる混合物を収
容する容器と、同容器を載置する載置台と、前記載置台
上の容器の重量を計測して表示し、かつ前記混合物の内
の１つの成分が投入された重量を計測して表示する自動
計量器と、前記３つ以上の成分の特定混合比を指定する
混合比指定手段と、前記容器内の第１の成分の重量に、
前記指定の混合比となすべく加配される第２，第３・・
の成分の重量を算出する加配成分重量算出手段と、前記
第１の成分に第２、第３・・の成分が加配されて指定の
混合比に達したときに、それらを表示・報知する表示・
報知手段とからなることを特徴とする特定混合比の混合
物調製用補助装置。 （３）混合物を構成する各成分が、異種の粉体同士であ
ることを特徴とする（１）又は（２）項に記載の混合物
調製用補助装置。 （４）混合物を構成する各成分が、異種の液体同士であ
ることを特徴とする請求項（１）又は（２）項に記載の
混合物調製用補助装置。 （５）混合物を構成する各成分が、粉体と液体であるこ
とを特徴とする（１）又は（２）項に記載の混合物調製
用補助装置。 （６）混合物が歯科用材料であることを特徴とする
（１）〜（５）項のいずれか１項に記載の混合物調製用
補助装置。 （７）混合物が、半水石膏粉末成分と水成分を含む歯科
用材料であることを特徴とする請求項（１）、（２）項
又は（５）項のいずれか１項に記載の混合物調製用補助
装置。 （８）混合物が、アルギン酸塩粉末成分と水成分を含む
歯科用材料であることを特徴とする（１）、（２）項又
は（５）項のいずれか１項に記載の混合物調製用補助装
置。 （９）混合物が、歯科用埋没材調製用材料であることを
特徴とする（１）、（２）、（５）項又は（７）項のい
ずれか１項に記載の混合物調製用補助装置。 （１０）混合物が、歯科用模型材調製用材料であること
を特徴とする（１）、（２）、（５）項又は（７）項の
いずれか１項に記載の混合物調製用補助装置。 （１１）混合物が、歯科用印象材調製用材料であること
を特徴とする（１）、（２）、（５）項又は（８）項の
いずれか１項に記載の混合物調製用補助装置。
意実験研究の結果下記の手段により課題を解決した。 （１）特定混合比の２つの成分からなる混合物を収容す
る容器と、同容器を載置する載置台と、前記載置台上の
容器の重量を計測し、かつ前記混合物の内の１つの成分
が投入された重量を計測して表示する自動計量器と、前
記２つの成分の特定混合比を指定する混合比指定手段
と、前記容器内の１つの成分の重量に、前記指定の混合
比となすべく加配される他の１つの成分の重量を算出す
る加配成分重量算出手段と、前記１つの成分に他の１つ
の成分が加配されて前記指定の混合比に達したときに、
それを表示・報知する表示・報知手段とからなることを
特徴とする特定混合比の混合物調製用補助装置。 （２）特定混合比の３つ以上の成分からなる混合物を収
容する容器と、同容器を載置する載置台と、前記載置台
上の容器の重量を計測して表示し、かつ前記混合物の内
の１つの成分が投入された重量を計測して表示する自動
計量器と、前記３つ以上の成分の特定混合比を指定する
混合比指定手段と、前記容器内の第１の成分の重量に、
前記指定の混合比となすべく加配される第２，第３・・
の成分の重量を算出する加配成分重量算出手段と、前記
第１の成分に第２、第３・・の成分が加配されて指定の
混合比に達したときに、それらを表示・報知する表示・
報知手段とからなることを特徴とする特定混合比の混合
物調製用補助装置。 （３）混合物を構成する各成分が、異種の粉体同士であ
ることを特徴とする（１）又は（２）項に記載の混合物
調製用補助装置。 （４）混合物を構成する各成分が、異種の液体同士であ
ることを特徴とする請求項（１）又は（２）項に記載の
混合物調製用補助装置。 （５）混合物を構成する各成分が、粉体と液体であるこ
とを特徴とする（１）又は（２）項に記載の混合物調製
用補助装置。 （６）混合物が歯科用材料であることを特徴とする
（１）〜（５）項のいずれか１項に記載の混合物調製用
補助装置。 （７）混合物が、半水石膏粉末成分と水成分を含む歯科
用材料であることを特徴とする請求項（１）、（２）項
又は（５）項のいずれか１項に記載の混合物調製用補助
装置。 （８）混合物が、アルギン酸塩粉末成分と水成分を含む
歯科用材料であることを特徴とする（１）、（２）項又
は（５）項のいずれか１項に記載の混合物調製用補助装
置。 （９）混合物が、歯科用埋没材調製用材料であることを
特徴とする（１）、（２）、（５）項又は（７）項のい
ずれか１項に記載の混合物調製用補助装置。 （１０）混合物が、歯科用模型材調製用材料であること
を特徴とする（１）、（２）、（５）項又は（７）項の
いずれか１項に記載の混合物調製用補助装置。 （１１）混合物が、歯科用印象材調製用材料であること
を特徴とする（１）、（２）、（５）項又は（８）項の
いずれか１項に記載の混合物調製用補助装置。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図１は本発明の混合物調製用補助装置の
外観斜視図である。図において、１は混合物調製用補助
装置、２は筐体、３はラバーボウル、４は計量台、５は
計量部、６は第１表示器、７は第２表示器、８は混水比
設定用つまみ、９は混水比目盛り、１１はＯＮ／０ＦＦ
・表示切り替えスイッチ、１２は操作切り替えスイッ
チ、１３はスピーカ、１４は筐体脚、２０は報知ランプ
を示す。図２は混合物調整用補助装置の正面図、図３は
同平面図、図４は同側板を透視した左側面図である。ま
た、図５は本混合物調製用補助装置のブロックダイヤ図
である。図において、６’、７’は表示回路、２３は混
水比設定器、１９は電源部を示す。
いて説明する。図１は本発明の混合物調製用補助装置の
外観斜視図である。図において、１は混合物調製用補助
装置、２は筐体、３はラバーボウル、４は計量台、５は
計量部、６は第１表示器、７は第２表示器、８は混水比
設定用つまみ、９は混水比目盛り、１１はＯＮ／０ＦＦ
・表示切り替えスイッチ、１２は操作切り替えスイッ
チ、１３はスピーカ、１４は筐体脚、２０は報知ランプ
を示す。図２は混合物調整用補助装置の正面図、図３は
同平面図、図４は同側板を透視した左側面図である。ま
た、図５は本混合物調製用補助装置のブロックダイヤ図
である。図において、６’、７’は表示回路、２３は混
水比設定器、１９は電源部を示す。
【０００６】例えば、歯科用の模型材として使用される
石膏や埋没材は粉末状であり、以下総称して粉体１６と
いうが、その種類は多種多様でありその組成や、水１５
（液体）との混水比もそれぞれ最適値が異なっている。
従って、粉体１６の種別による混水比を設定して、その
混水比に達した時に報知して、常に最適の粉体１６と水
１５との混水比を容易、かつ迅速に得られるように構成
されている。以下、前記図１〜５に基づいて操作の手順
と作用を説明する。 、ラバーボウル３の風袋計測 まず、電源のＯＮ／ＯＦＦ・表示切り替えスイッチ１１
をＯＮにする。表示器６には８８８８（４桁）が表示さ
れる。次に、筐体１の計量台４の上に空のラバーボウル
即ち風袋（２１）を戴置するとその重量が第１表示器６
に表示される。 、ＯＮ／ＯＦＦ・表示切り替えスイッチ１１を押し、
前記第１表示器６の表示をゼロにする。前記風袋２１の
計量値は、メモリーに記憶される。 、粉体１６の計測 次に、前記ラバーボウル３の中に所要量の粉体１６を投
入する。前記第１表示器６には、粉体１６の計量値が表
示される。
石膏や埋没材は粉末状であり、以下総称して粉体１６と
いうが、その種類は多種多様でありその組成や、水１５
（液体）との混水比もそれぞれ最適値が異なっている。
従って、粉体１６の種別による混水比を設定して、その
混水比に達した時に報知して、常に最適の粉体１６と水
１５との混水比を容易、かつ迅速に得られるように構成
されている。以下、前記図１〜５に基づいて操作の手順
と作用を説明する。 、ラバーボウル３の風袋計測 まず、電源のＯＮ／ＯＦＦ・表示切り替えスイッチ１１
をＯＮにする。表示器６には８８８８（４桁）が表示さ
れる。次に、筐体１の計量台４の上に空のラバーボウル
即ち風袋（２１）を戴置するとその重量が第１表示器６
に表示される。 、ＯＮ／ＯＦＦ・表示切り替えスイッチ１１を押し、
前記第１表示器６の表示をゼロにする。前記風袋２１の
計量値は、メモリーに記憶される。 、粉体１６の計測 次に、前記ラバーボウル３の中に所要量の粉体１６を投
入する。前記第１表示器６には、粉体１６の計量値が表
示される。
【０００７】、混水比の計測
粉体１６の種別による指定の混水比（既知）を、混水比
設定用つまみ８を回して混水比目盛り９の所定値に合わ
せる。この時、第２表示器７には前記混水比が表示され
る。 、次に、操作切り替えスイッチ１２を押すと上記第２
表示器７に、前記第１表示器６に表示された粉体１６の
計量値と混水比によって計算された水１５の計量値を合
計した総量（加配成分重量）が表示される。 、前記粉体１６が投入されているラバーボウル３の中
に、水１５を徐々に加えてゆくと、前記第１表示器６の
数値が増加し、第２表示器７の数値と一致すると、スピ
ーカ１３から報知音を発しかつ、報知ランプ２０が点灯
し報知するので、前記注水を停止する。以上のようにし
て、ラバーボウル３の中には、指定の混水比の粉体１６
と水１５とが投入される。これを取り出し練和器にか
け、前記歯科用の模型等を作製する。例えば、Ｓ社の石
膏は、粉体１００ｇ（１００ｍｌ）と、水４０ｇ（４０
ｍｌ）とを混合することにより、指定の混水比０．４の
材料が得られる。この粉体と水の総量（加配成分重量）
の表示は、１４０ｇ（１４０ｍｌ）である。また、Ｇ社
の埋没材はＣは、粉体１００ｇ（１００ｍｌ）と、水１
８ｇ（１８ｍｌ）とを混合することにより、指定の混水
比０．１８の材料が得られる。この、粉体と水の総量
（加配成分重量）の表示は、１１８ｇ（１１８ｍｌ）で
ある。なお、上記事例においては容器をラバーボウル３
としたが特に材質を限定するものではなく、例えばプラ
スチック製や、金属製でもよい。
設定用つまみ８を回して混水比目盛り９の所定値に合わ
せる。この時、第２表示器７には前記混水比が表示され
る。 、次に、操作切り替えスイッチ１２を押すと上記第２
表示器７に、前記第１表示器６に表示された粉体１６の
計量値と混水比によって計算された水１５の計量値を合
計した総量（加配成分重量）が表示される。 、前記粉体１６が投入されているラバーボウル３の中
に、水１５を徐々に加えてゆくと、前記第１表示器６の
数値が増加し、第２表示器７の数値と一致すると、スピ
ーカ１３から報知音を発しかつ、報知ランプ２０が点灯
し報知するので、前記注水を停止する。以上のようにし
て、ラバーボウル３の中には、指定の混水比の粉体１６
と水１５とが投入される。これを取り出し練和器にか
け、前記歯科用の模型等を作製する。例えば、Ｓ社の石
膏は、粉体１００ｇ（１００ｍｌ）と、水４０ｇ（４０
ｍｌ）とを混合することにより、指定の混水比０．４の
材料が得られる。この粉体と水の総量（加配成分重量）
の表示は、１４０ｇ（１４０ｍｌ）である。また、Ｇ社
の埋没材はＣは、粉体１００ｇ（１００ｍｌ）と、水１
８ｇ（１８ｍｌ）とを混合することにより、指定の混水
比０．１８の材料が得られる。この、粉体と水の総量
（加配成分重量）の表示は、１１８ｇ（１１８ｍｌ）で
ある。なお、上記事例においては容器をラバーボウル３
としたが特に材質を限定するものではなく、例えばプラ
スチック製や、金属製でもよい。
【０００８】図５は、本混合物調製用補助装置のブロッ
クダイヤ図で、事例は歯科用である。図において、２１
は風袋、２２はＣＰＵ、２３は混水比設定器を示す。図
示したように、ラバーボウル３の風袋２１と粉体１６と
水１５が、計量に使用される。そして前述した順番に従
って、計量台４に戴置されたラバーボウル３の中の粉体
１６と、水１５の重量が計量部５によって計量され、Ｏ
Ｎ／ＯＦＦ・表示切り替えスイッチ１１、操作切り替え
スイッチ１２の操作及び混水比設定器２３の設定操作に
よって演算制御を行うＣＰＵ２２を経由して、第１表示
器６及び第２表示器７に表示される。上記計量部５の重
量センサーは、例えばストレンゲージ、ロードセル、半
導体歪み抵抗式等のいずれでもよく、また、検出された
連続アナログ量は、Ａ／Ｄ変換され、前記ＣＰＵ２２に
送出される。また、前記第１表示器６には、風袋２１、
粉体１６の各重量、及び前記総量の値までの連続増大値
が表示され、また第２表示器７には、混水比及び前記総
量の値が表示される。なお、１回の最大計測重量は５０
０ｇ以下であり、混水比は０．１〜０．５の範囲であ
る。
クダイヤ図で、事例は歯科用である。図において、２１
は風袋、２２はＣＰＵ、２３は混水比設定器を示す。図
示したように、ラバーボウル３の風袋２１と粉体１６と
水１５が、計量に使用される。そして前述した順番に従
って、計量台４に戴置されたラバーボウル３の中の粉体
１６と、水１５の重量が計量部５によって計量され、Ｏ
Ｎ／ＯＦＦ・表示切り替えスイッチ１１、操作切り替え
スイッチ１２の操作及び混水比設定器２３の設定操作に
よって演算制御を行うＣＰＵ２２を経由して、第１表示
器６及び第２表示器７に表示される。上記計量部５の重
量センサーは、例えばストレンゲージ、ロードセル、半
導体歪み抵抗式等のいずれでもよく、また、検出された
連続アナログ量は、Ａ／Ｄ変換され、前記ＣＰＵ２２に
送出される。また、前記第１表示器６には、風袋２１、
粉体１６の各重量、及び前記総量の値までの連続増大値
が表示され、また第２表示器７には、混水比及び前記総
量の値が表示される。なお、１回の最大計測重量は５０
０ｇ以下であり、混水比は０．１〜０．５の範囲であ
る。
【０００９】そして、前記第１表示器６と、第２表示器
７との計量値が一致すると、前記ＣＰＵ２２から信号が
スピーカ１３及び報知ランプ２０に送られ、報知音とラ
ンプの点灯によって報知される。電源部１９は、自動表
示計量器にＤＣ電圧を供給するが、直接電池によって
も、ＡＣ／ＤＣ変換のいずれでもよい。なお、表示の単
位は、重量（ｇ）又は換算された容積（ｍｌ）あるいは
両者を組み合わせてもよい。
７との計量値が一致すると、前記ＣＰＵ２２から信号が
スピーカ１３及び報知ランプ２０に送られ、報知音とラ
ンプの点灯によって報知される。電源部１９は、自動表
示計量器にＤＣ電圧を供給するが、直接電池によって
も、ＡＣ／ＤＣ変換のいずれでもよい。なお、表示の単
位は、重量（ｇ）又は換算された容積（ｍｌ）あるいは
両者を組み合わせてもよい。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば次のような優れた効果が
発揮される。 １、本発明の請求項１〜２の発明によれば、特定混合比
の２つの成分からなる混合物、あるいは特定混合比の３
つ以上の成分からなる混合物の重量を計測して表示しか
つ報知する混合物調製用補助装置の操作板において、粉
体と液体との混合比を指定すると、混合の経過が表示さ
れ、かつ所定混合比に達すると表示・報知するため、簡
単でかつ精度良く、配合することができる。 ２、請求項３、４、５の発明によれば、異種の粉体同士
及び異種の液体同士又は粉体と液体の混合であるため、
多種の組み合わせに対応して簡単で精度良く配合するこ
とができる。 ３、請求項６の発明によれば、混合物が歯科用材料であ
り、歯科における施術時に、簡単で精度良く配合するこ
とができる。 ４、請求項７、８の発明によれば、混合物が、半水石膏
粉末成分と水成分を含む歯科用材料又は、アルギン酸塩
粉末成分と水成分を含む歯科用材料であるため、多種の
組成の歯科用材料に適用できる。 ５、請求項９、〜１１の発明によれば混合物が、歯科用
の埋没材調製用材料又は模型材調製用材料及び印象材調
整用材料であるため、歯科の施術において多種の用途に
適用できる。
発揮される。 １、本発明の請求項１〜２の発明によれば、特定混合比
の２つの成分からなる混合物、あるいは特定混合比の３
つ以上の成分からなる混合物の重量を計測して表示しか
つ報知する混合物調製用補助装置の操作板において、粉
体と液体との混合比を指定すると、混合の経過が表示さ
れ、かつ所定混合比に達すると表示・報知するため、簡
単でかつ精度良く、配合することができる。 ２、請求項３、４、５の発明によれば、異種の粉体同士
及び異種の液体同士又は粉体と液体の混合であるため、
多種の組み合わせに対応して簡単で精度良く配合するこ
とができる。 ３、請求項６の発明によれば、混合物が歯科用材料であ
り、歯科における施術時に、簡単で精度良く配合するこ
とができる。 ４、請求項７、８の発明によれば、混合物が、半水石膏
粉末成分と水成分を含む歯科用材料又は、アルギン酸塩
粉末成分と水成分を含む歯科用材料であるため、多種の
組成の歯科用材料に適用できる。 ５、請求項９、〜１１の発明によれば混合物が、歯科用
の埋没材調製用材料又は模型材調製用材料及び印象材調
整用材料であるため、歯科の施術において多種の用途に
適用できる。
【図１】本発明の混合物調製用補助装置の外観斜視図。
【図２】混合物調製用補助装置の正面図。
【図３】同平面図。
【図４】同側板を透視した左側面図。
【図５】本混合物調製用補助装置のブロックダイヤ図。
１：混合物調製用補助装置 ２：筐体
３：ラバーボウル ４：計量台
５：計量部 ６：第１表示
器 ６’、７’：表示回路 ７：第２表示
器 ８：混水比設定用つまみ ９：混水比目
盛り １０：操作切り替えスイッチ １１：ＯＮ／ＯＦＦ・表示切り替えスイッチ １２：操作切り替えスイッチ １３：スピー
カ １４：筐体脚 １５：水 １６：粉体 １９：電源部 ２０：報知ランプ ２１：風袋 ２２：ＣＰＵ ２３：混水比
設定器
器 ６’、７’：表示回路 ７：第２表示
器 ８：混水比設定用つまみ ９：混水比目
盛り １０：操作切り替えスイッチ １１：ＯＮ／ＯＦＦ・表示切り替えスイッチ １２：操作切り替えスイッチ １３：スピー
カ １４：筐体脚 １５：水 １６：粉体 １９：電源部 ２０：報知ランプ ２１：風袋 ２２：ＣＰＵ ２３：混水比
設定器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ０１Ｇ 19/64 Ｇ０１Ｇ 19/64
23/16 23/16 Ｚ
23/37 23/37 Ｅ
Claims (11)
- 【請求項１】特定混合比の２つの成分からなる混合物を
収容する容器と、同容器を載置する載置台と、前記載置
台上の容器の重量を計測し、かつ前記混合物の内の１つ
の成分が投入された重量を計測して表示する自動計量器
と、前記２つの成分の特定混合比を指定する混合比指定
手段と、前記容器内の１つの成分の重量に、前記指定の
混合比となすべく加配される他の１つの成分の重量を算
出する加配成分重量算出手段と、前記１つの成分に他の
１つの成分が加配されて前記指定の混合比に達したとき
に、それを表示・報知する表示・報知手段とからなるこ
とを特徴とする特定混合比の混合物調製用補助装置。 - 【請求項２】特定混合比の３つ以上の成分からなる混合
物を収容する容器と、同容器を載置する載置台と、前記
載置台上の容器の重量を計測して表示し、かつ前記混合
物の内の１つの成分が投入された重量を計測して表示す
る自動計量器と、前記３つ以上の成分の特定混合比を指
定する混合比指定手段と、前記容器内の第１の成分の重
量に、前記指定の混合比となすべく加配される第２，第
３・・の成分の重量を算出する加配成分重量算出手段
と、前記第１の成分に第２、第３・・の成分が加配され
て指定の混合比に達したときに、それらを表示・報知す
る表示・報知手段とからなることを特徴とする特定混合
比の混合物調製用補助装置。 - 【請求項３】混合物を構成する各成分が、異種の粉体同
士であることを特徴とする請求項１又は２に記載の混合
物調製用補助装置。 - 【請求項４】混合物を構成する各成分が、異種の液体同
士であることを特徴とする請求項１又は２に記載の混合
物調製用補助装置。 - 【請求項５】混合物を構成する各成分が、粉体と液体で
あることを特徴とする請求項１又は２に記載の混合物調
製用補助装置。 - 【請求項６】混合物が歯科用材料であることを特徴とす
る請求項１〜５のいずれか１項に記載の混合物調製用補
助装置。 - 【請求項７】混合物が、半水石膏粉末成分と水成分を含
む歯科用材料であることを特徴とする請求項１、２又は
５のいずれか１項に記載の混合物調製用補助装置。 - 【請求項８】混合物が、アルギン酸塩粉末成分と水成分
を含む歯科用材料であることを特徴とする請求項１、２
又は５のいずれか１項に記載の混合物調製用補助装置。 - 【請求項９】混合物が、歯科用埋没材調製用材料である
ことを特徴とする請求項１、２、５又は７のいずれか１
項に記載の混合物調製用補助装置。 - 【請求項１０】混合物が、歯科用模型材調製用材料であ
ることを特徴とする請求項１、２、５又は７のいずれか
１項に記載の混合物調製用補助装置。 - 【請求項１１】混合物が、歯科用印象材調製用材料であ
ることを特徴とする請求項１、２、５又は８のいずれか
１項に記載の混合物調製用補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001256853A JP2003065830A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 特定混合比の混合物調製用補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001256853A JP2003065830A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 特定混合比の混合物調製用補助装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003065830A true JP2003065830A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19084618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001256853A Pending JP2003065830A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 特定混合比の混合物調製用補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003065830A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009047884A1 (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-16 | Ishida Co., Ltd. | 計量装置 |
| JP2009139186A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Tanita Corp | 料理用秤及び材料表示方法 |
| JP5611483B1 (ja) * | 2014-07-29 | 2014-10-22 | 株式会社ユーデント | 歯科用材料計量装置 |
| KR200480547Y1 (ko) | 2012-04-25 | 2016-06-07 | 유안 종수에 | 재료 계량 방법 및 그 장치 |
-
2001
- 2001-08-27 JP JP2001256853A patent/JP2003065830A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009047884A1 (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-16 | Ishida Co., Ltd. | 計量装置 |
| JP2009139186A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Tanita Corp | 料理用秤及び材料表示方法 |
| KR200480547Y1 (ko) | 2012-04-25 | 2016-06-07 | 유안 종수에 | 재료 계량 방법 및 그 장치 |
| JP5611483B1 (ja) * | 2014-07-29 | 2014-10-22 | 株式会社ユーデント | 歯科用材料計量装置 |
| KR101543988B1 (ko) | 2014-07-29 | 2015-08-11 | 가부시키가이샤 유덴트 | 치과용 재료 계량 장치 |
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