JP2003065467A - 加圧流体導管 - Google Patents

加圧流体導管

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】たわみまたは曲げ可撓性の優れた加圧流体導管
を比較的に簡単な方法で安価に製造できるようにする。 【解決方法】50〜65ショアDの硬度および150℃での弾性
率を少なくとも60MPaを有する半結晶質熱可塑性物質の
単層を含む加圧流体導管とした。また、このような導管
を押出ブロー成形により成形するようにした。このよう
な導管の利点は、簡単な製造、例えば室温での容易な取
り扱いおよび組み立てであり、一方、高められた運転温
度での破裂圧力および変形に関しての必要条件がなお満
たされる。他の重要な利点としては、物質使用における
有意の軽減およびより良好な振動およびノイズの減衰を
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加圧流体導管(pre
ssurized fluid conduit)に関する。本発明はまた、特
有の特性を有する半結晶質熱可塑性物質を、押出し成形
法によって単層の加圧流体導管を作るために使用するこ
と、およびそのような導管を作る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】そのような加圧流体導管はとりわけ、特
願平12-088151号(2000年)から公知である。この特許出
願においては、多層の管状成形品が記載されており、こ
れは、50〜70ショアD(Shore D)の硬度を有する半結晶質
のエステルに基づくエラストマー(I)からなる内層およ
び、30〜50ショアD(Shore D)の硬度を有する半結晶質の
エステルに基づくエラストマー(II)からなる外層を含
む。エラストマー(II)は、半結晶質ポリエステルの硬質
ブロックおよびポリエーテルの軟質ブロックを含むブロ
ックコポリマーであり、ブロックは、ウレタン結合によ
り互いに連結されている。
【0003】本願内では、加圧流体導管は、約70〜500k
Paの圧力下で流体(例えば空気または液体)を運ぶため
の種々の手段を含むことが理解され、この導管はまた、
しばしば、高められた温度、例えば180℃までの温度で
操作される。そのような加圧流体導管の例としては、波
形もしくは回旋状のパイプまたはホースおよび、自動車
のエアーダクトまたは冷却剤ライン(coolant line)のよ
うな、滑らかな壁表面を有する少なくとも1つの部分お
よび任意的に、たわみに影響を与える壁構造、例えば波
形壁を有する少なくとも1つの部分を含むダクトが含ま
れる。波形壁部分は、波型構造、例えば、パイプの軸方
向に互いから幾らか間隔をあけた複数の立ち上げた円周
輪郭を有するパイプまたは管の形状の導管の一部を意味
すると理解される。これらの輪郭は、極めて異なる構造
を有することができ、例えば円形、楕円形、長円形、三
角形または多角形等の形状であることができる。波形は
また、回旋形と称され、両方の語が相互交換的に使用さ
れる。波形部分の利点は、導管の曲げ可撓性を改善する
ことである。たわみまたは曲げ可撓性はまた、特定の構
造の波形または非円周波形を選ぶことによって、異なる
曲げ方向で異なるようにすることができる。したがっ
て、導管を作る材料の選択は不可欠である。というの
は、導管は、高められた操作温度で、例えば破裂圧力ま
たは変形に関する性能の必要条件を満たさなければなら
ないだけでなく、導管はまた、より低い温度、特に室温
で容易に取り扱いかつ組み立てることを可能にする良好
な可撓性を示さなければならないからである。その上、
例えば典型的な自動車用流体およびオイルに対する化学
的抵抗性が高いことが必要とされる。公知の導管におい
ては、所望の性能を得るために、別々の層での異なる材
料の組合せが適用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
12-088151号(2000年)から公知の加圧流体導管の不都合
は、そのような多層の導管がどちらかというと複雑であ
り、製造に費用がかかることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の目
的は、これらの不都合を示さないか、または少なくとも
非常に少ない範囲までしか示さない、加圧流体導管を提
供することである。この目的は、50〜65ショアDの硬度
および150℃で少なくとも60MPaの弾性率を有する半結晶
質熱可塑性物質の単層を含む本発明の加圧流体導管を用
いて達成される。
【0006】本発明の加圧流体導管は単層であり、特定
の熱可塑性物質を施与することによって製造が容易であ
り、なお組み立てにおける可撓性と、高温および化学品
に対する抵抗性との所望の組合せを与える。公知の導管
の内層の材料に匹敵するショアD硬度を有する特定の熱
可塑性物質の単層を含み、より軟質かつより可撓性材料
の外層を含まない導管がなお、室温で組み立て中に良好
な可撓性を示すことを見出したことは、驚くべきことで
あった。
【0007】本発明の加圧流体導管の別の利点は、材料
の使用を有意に軽減し、かくして、さらに費用を減らす
ことである。本発明の加圧流体導管のなお別の利点は、
そのような導管をエアーダクトとして含む自動車の空気
取り込み系が、例えば冷温始動後に、−35℃のような低
温でさえ、より効率的にエンジン振動を吸収することが
できることである。さらなる利点は、本発明の加圧流体
導管が、特に1500〜3200Hzの範囲での改善されたノイズ
低減をもたらすことである。
【0008】本発明の文脈内では、単層の導管は、導管
の構成層として、すなわち、導管に機械的特性を与え、
高められた温度で操作することを可能にする層として、
熱可塑性物質または組成物の単一層を含む。導管はさら
に他の層を含むことができ、その層は、審美的または保
護的な目的のためのコーティング層のように、導管の機
械的特性に寄与しないか、または実質的に寄与しない。
【0009】単層の加圧流体導管はまた、ドイツ国特許
第19,707,518C号から公知である。この特許明細書にお
いては、流体ラインとして使用するための波形のパイプ
が記載されており、これは、好ましくはポリアミドまた
はそれと他のポリマーとのブレンドでできている。とい
うのは、そのような材料は、単一層のパイプにおいて、
適当な機械的特性、化学的特性および障壁特性を併用す
るからである。高温での長手方向の伸びに対する抵抗性
が改善され、熱可塑性物質でできている単層の通気ダク
トはまた、米国特許第6,056,018号明細書により開示さ
れている。しかしながら、これらの公報は、本発明の特
定の熱可塑性物質が、組み立てると良好な可撓性を有す
ることと、高められた温度で変形に抵抗性であることの
有利な組合せを有する単層の導管を作ることを可能にす
ることを開示せず、または示唆しない。
【0010】好ましくは、本発明の加圧流体導管におけ
る熱可塑性物質は52〜63ショアDの硬度を有し、より好
ましくは54〜61ショアDの硬度を有する。ショアDに従う
硬度は、ISO 868の指示に従う方法を用いて、室温で測
定される。そのような硬度を有する物質の利点は、特に
室温付近の環境温度で、導管の機械的強度と可撓性との
間に良好なバランスが提供されることである。
【0011】本発明の加圧流体導管における熱可塑性物
質として、目的とする用途の典型的必要条件、例えば一
般に150℃より上の十分に高い溶融温度、機械的特性な
らびに化学的および熱的抵抗性を満たす限り、種々の半
結晶質の物質を使用することができる。適当な熱可塑性
物質としては、ポリアミドおよびポリエステルが含ま
れ、特に、ポリアミド-およびポリエステルに基づく可
撓性またはエラストマー物質、例えばブロックコポリマ
ーまたは、低弾性率もしくはゴム状のポリマーとのブレ
ンドが含まれる。上記した特性と湿度条件変化に対する
機械的特性の低い感受性とのうまくバランスのとれた組
合せを考慮して、ポリエステルに基づく半結晶質の熱可
塑性物質が好ましい。
【0012】本発明の加圧流体導管における熱可塑性物
質は、150℃で少なくとも70MPa、より好ましくは150℃
で少なくとも80MPaの弾性率を有する。高められた温度
でより高い弾性率を有する物質を使用することの利点
は、導管が驚くべきことに、例えば室温でより高い可撓
性を与えることが見出されることである。本願の文脈内
では、弾性率は、ASTM D5026にしたがって、周波数1Hz
にてある温度範囲で動的に引き伸ばされる試験試料につ
いて、動的機械的スペクトロメーター(Dynamic Mechani
cal Spectrometer)(DMS)を用いて測定される、歪下の弾
性率を意味すると理解される。
【0013】自動車工業内では、エンジンの中またはそ
の付近で使用される、より高温を目指す開発が続けられ
ている。空気および燃料制御系内でまた、この傾向は明
らかである。例えばエアーダクトでの通常の運転温度
は、現今では120〜140℃の範囲にあるが、140〜160℃に
向かっており、最大温度は180℃かまたはそれより上に
達している。これは、特に、ディーゼルエンジンにおい
て使用されるいわゆるターボチャージャー-ダクトにお
ける場合であり、ここでは、運転温度は近い将来160℃
を超えさえし得る。したがって、本発明の加圧流体導管
における熱可塑性物質は、160℃での弾性率少なくとも5
0MPa、より好ましくは少なくとも60MPa、なおさらに好
ましくは少なくとも70MPaを有する。なおさらに好まし
くは、本発明の加圧流体導管は、170℃での弾性率少な
くとも50MPa、より好ましくは少なくとも60MPa、なおさ
らに好ましくは少なくとも70MPaを示す熱可塑性樹脂の
単層を含む。
【0014】本発明の加圧流体導管は、公知の溶融加工
工程によって、例えば押出しプロセス、任意的にその
後、所望の構造を形成するためにブロー-および/また
は吸引成形工程によって、熱可塑性物質から作ることが
できる。好ましいプロセスは押出しブロー成形技術であ
り、これは、吸引ブロー成形および逐次ブロー成形を含
み、それぞれ任意的に、管操作(tube manipulation)を
用いてより複雑な3-次元成形された導管を製造する。逐
次ブロー成形プロセスを用いると、例えば種々の剛性を
有する異なる部分を含む導管を作ることができ、その1
つが、先に定義した熱可塑性物質の単層の部分である。
【0015】本発明の好ましい実施態様においては、導
管は、先に定義した熱可塑性物質から作られた押出しブ
ロー成形した部分であり、240℃および剪断速度1秒-1
測定した溶融粘度8〜35 kPa.秒、好ましくは9〜30kPa.
秒を有する。そのような溶融粘度測定は、例えばプレー
ト/プレート構造(plate/plate geometry)を用いて、動
的機械的スペクトロメーターにて行うことができる。熱
可塑性物質の融点に依存して、測定温度を調節すること
ができる。
【0016】好ましくは、本発明の加圧流体導管は、導
管の曲げ可撓性をさらに増すために、たわみに影響を与
える壁構造を有する少なくとも1つの部分を含む。本願
内では、たわみに影響を与える壁構造を有する部分は、
導管の曲げが容易にされるか、または特定の方向に制限
されるような壁構造を有する部分を意味すると理解され
る。典型的な例としては、種々の構造を有する慣用の円
周波形または非円周波形を有する部分が含まれる。より
好ましくは、導管の波形部分は、リブでつながれている
隣接する波形もしくは、波形が中断されるか、もしくは
例えばドイツ国特許第19,707,518C号に記載されている
ようなパイプの表面を有して実質的に平らにされている
長手方向の帯域の存在のように、高い運転温度での圧力
下で運転されたときの導管の長手方向の伸びが減じられ
るか、または実質的に妨げられるような構造の波形を有
する。
【0017】たわみに影響を与える壁構造を有する他の
可能な部分は図1に示されており、この図は 導管の部
分の概略的な描写を見取図で示す。これらの構造は驚く
べきことに、全ての方向で曲げ可撓性の改善を示し、か
つ圧力下で長手方向の伸びをなお実質的に示さない導管
を可能にすることが見出された。そのような構造は、単
層の導管の場合に有利であるだけでなく、多層の構造へ
適用されることが明らかであろう。
【0018】特に好ましい実施態様においては、本発明
の加圧流体導管は、例えば、たわみに影響を与える壁構
造を有する区間である例えば波形区間の第1管状パイプ
区間、および第2管状区間を含む自動車のエアーダクト
である。というのは、特定の熱可塑性物質が、低温およ
び高温の両方の使用温度でエアーダクトの優れた性能を
可能にするからである。好ましくは、このエアーダクト
の波形区間は、高い運転温度での圧力下で運転されたと
きに導管の長手方向の伸びを実質的に妨げるような構造
の波形を有する。
【0019】本発明の好ましい実施態様においては、加
圧流体導管における熱可塑性物質は、熱可塑性ブロック
コポリエステルエラストマーであり、より好ましくは、
ブロックコポリエーテルエステルエラストマーである。
【0020】ブロックコポリエステルは、可撓性ポリマ
ーの軟質ブロックおよび半結晶質ポリエステルの硬質ブ
ロックを含む。ブロックコポリマーまたはブロックはま
たそれぞれ、セグメントに分けられたコポリマー(segme
nted polymer)またはセグメントと称される。
【0021】ブロックコポリエステルにおける硬質ポリ
エステルブロックは、少なくとも1つのアルキレンジオ
ールおよび少なくとも1つの芳香族ジカルボン酸もしく
はそのエステルから誘導される繰り返し単位からできて
いる。アルキレンジオールは一般に2〜6個のC-原子、
好ましくは2〜4個のC-原子を含む。その例としては、
エチレングリコール、プロピレンジオールおよびブチレ
ンジオールが含まれる。好ましくはプロピレンジオール
またはブチレンジオールが使用され、より好ましくは1,
4-ブチレンジオールが使用される。適当な芳香族ジカル
ボン酸の例としては、テレフタル酸、1,4-ナフタレンジ
カルボン酸または4,4-ビフェニルジカルボン酸が含まれ
る。硬質セグメントは任意的に、少量の、他のジカルボ
ン酸、例えばイソフタル酸から誘導される単位を含むこ
とができ、これは一般にポリエステルの融点を下げる。
他のジカルボン酸の量は、好ましくは、例えば10モル%
未満に限定されて、中でもブロックコポリエステルの結
晶化挙動に悪影響を及ぼさないことを保証する。硬質ブ
ロックは好ましくは、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リプロピレンテレフタレートおよび特にポリブチレンテ
レフタレートに基づく。その利点は、好ましい結晶化挙
動および高い融点を含み、これは、良好な加工処理特性
および優れた熱および化学薬品抵抗性を有する半結晶質
のブロックコポリエステルをもたらす。
【0022】ブロックコポリエステルにおける軟質ブロ
ックは、低いガラス転移温度(Tg)および低い剛性を有す
る実質的に無定形のポリマーである可撓性ポリマーを含
む。好ましくは、Tgは0℃より下であり、より好ましく
は−20℃より下、最も好ましくは−40℃より下である。
原則として、種々の異なるポリマーを軟質ブロックとし
て使用でき、適当な例は、脂肪族ポリエーテル、脂肪族
ポリエステルまたは脂肪族ポリカーボネートである。ブ
ロックのモル質量は広い範囲内で変わり得るが、好まし
くはモル質量は400〜6000、より好ましくは500〜4000g/
モルで選択される。
【0023】適当な脂肪族ポリエーテルの例は、2〜6
個のC-原子、好ましくは2〜4個のC-原子を有するアル
キレンオキシドから誘導されるポリ(アルキレンオキシ
ド)ジオールまたはその組合せである。例としては、ポ
リ(エチレンオキシド)ジオール、ポリ(テトラメチレ
ンオキシド)ジオール、ポリ(プロピレンオキシド)ジ
オールおよびエチレンオキシド-末端のポリ(プロピレ
ンオキシド)ジオールが含まれる。ブロックコポリエス
テルにおける軟質ブロック対硬質ブロックの比は、広い
範囲内で変わり得るが、所望の硬度を有するブロックコ
ポリエステルが得られるように選択される。硬度は、一
般に約20〜80ショアDであり得るが、本発明の加圧流体
導管において使用するためには、50〜65ショアDの範囲
の硬度が選ばれる。
【0024】ブロックコポリエステルはまた、それぞれ
鎖伸長剤または鎖分岐剤としてふるまう、酸基またはヒ
ドロキシル基と反応することができる2個以上の官能基
を有する化合物を含むことができる。適当な鎖伸長剤の
例としては、ジイソシアネートおよびビスエポキシドが
含まれる。適当な鎖分岐剤としては、例えばトリメリト
酸、無水トリメリト酸およびトリメチロールプロパンが
含まれる。鎖伸長剤または鎖分岐剤の量およびタイプ
は、所望の溶融粘度のブロックコポリエステルが得られ
るように選択される。一般に、鎖分岐剤の量は、ブロッ
クコポリマーを与えるジカルボン酸100モル当たり60当
量以下である。鎖分岐剤は、押出しブロー成形のような
加工処理技術のために有用な粘度の大きさを有するブロ
ックコポリエステルを作るために特に有用である。
【0025】ブロックコポリエステルはさらに、慣用の
添加剤、例えば安定剤、酸化防止剤、着色剤、加工助剤
または難燃剤化合物を含むことができる。好ましくは、
ブロックコポリエーテルエステルは、安定化および酸化
防止剤パッケージを含み、これは、例えば、試料が空気
循環炉中で150℃にて1000時間エージング後に100%を超
える残留破断点引張り伸びを示すように、物質が長時間
熱気にさらされるのに耐えることができることを保証す
る。ブロックコポリエステルはまた、異なる組成のブロ
ックコポリエステル2種以上の混合物または、ブロック
コポリエステルとそれと相溶性の別のポリマー、例えば
ポリブチレンテレフタレートとのブレンドであることが
できる。
【0026】ブロックコポリエステルの例および製造な
らびにそれらの特性は、例えばハンドブック オブ サ
ーモプラスチックス(Handbook of Thermoplastics)、O.
オラビシ(Olabishi)編、17章、マルセル デッカー社(M
arcel Dekker Inc.)、ニューヨーク、1997年、ISBN 0-8
247-9797-3、サーモプラスチック エラストマーズ(The
rmoplastic Elastomers)、第2版、8章、カール ハン
サー フェルラーグ(Carl Hanser Verlag)(1996年)、IS
BN 1-56990-205-4、エンサイクロペディア オブ ポリ
マー サイエンス アンド エンジニアリング(Encyclo
pedia of Polymer Science and Engineering)、第12
巻、ウィリー&サンズ(Wiley & Sons)、ニューヨーク(1
988年)、ISBN 0-471-80944、75-117頁およびそこに引用
されている文献に記載されている。
【0027】特に好ましい実施態様においては、加圧流
体導管は、ポリブチレンテレフタレートに基づく硬質ブ
ロックおよびポリ(テトラメチレンオキシド)ジオー
ル、ポリ(プロピレンオキシド)ジオールまたはエチレ
ンオキシド末端のポリ(プロピレンオキシド)ジオール
に基づく軟質ブロックを有するブロックコポリエーテル
エステルの単層を含む。好ましくは、この軟質ブロック
のモル質量は、1000g/モル以上である。その利点は、好
ましい低温可撓性および180℃より上または200℃より上
ですらある融点の組合せを有するブロックコポリエーテ
ルエステルである。なおさらに好ましくは、1000g/モル
以上のモル質量を有するポリ(プロピレンオキシド)ジ
オール、特にエチレンオキシド末端のポリ(プロピレン
オキシド)ジオールに基づく軟質ブロックを含むブロッ
クコポリエーテルエステルである。そのようなポリエー
テル中のプロピレンオキシド単位とエチレンオキシド単
位の数の比は、広い範囲内で、例えば20:1〜1:6、好
ましくは10:1〜1:1で変わることができる。そのよう
なブロックコポリエステルの利点は、低温可撓性と良好
な機械的強度とを合わせたよくバランスのとれた特性プ
ロファイルであり、これは、200℃に近い温度までの許
容できる温度で存続する。さらには、適当な安定化/酸
化防止剤系を添加すると、そのような物質はなお、150
℃にて1000時間の熱エージング後に十分な機械的特性を
示す。
【0028】本発明はまた、上記した理由のために、50
〜65ショアDの硬度および150℃で少なくとも60MPaの弾
性率を有する半結晶質熱可塑性物質を、押出し(ブロ
ー)成形プロセスによって単層の加圧流体導管を作るた
めに使用することに関する。好ましくは、この使用は、
先に記載し説明したさらなる特性を有する半結晶質熱可
塑性物質、特にポリエステルに基づく物質に関する。
【0029】本発明はさらに、50〜70ショアDの硬度を
有する半結晶質熱可塑性物質の押出しブロー成形を含
む、単層の加圧流体導管を作る方法に関する。
【0030】公知のプロセスにおいては、ポリアミドま
たはポリエステルに基づく組成物が使用される。ポリア
ミドに基づく組成物の不都合は、水を吸収するそれらの
傾向を含み、これは機械的特性が変わるという結果を生
じる。低い弾性率を有するポリアミドまたはポリエステ
ルに基づく可撓性ブレンドまたはエラストマーポリマー
の不都合は、押出し成形におけるそれらの加工挙動、例
えば問題のあるダイ膨張現象および押出したパリソンの
困難な成形性を含む。したがって、本発明の目的は、こ
れらの不都合を示さないか、または少なくとも非常に少
ない範囲までしか示さない、加圧流体導管を作る方法を
提供することである。
【0031】この目的は、50〜65ショアDの硬度および1
50℃で少なくとも60MPaの弾性率を有するブロックコポ
リエステル、特にブロックコポリエーテルエステルが使
用される方法を用いて達成される。好ましくは、本発明
の方法は、先に記載し、説明したさらなる特性を有する
ブロックコポリエステルを使用する。以下の実施例およ
び比較実験によって、本発明をここでさらに説明する。
【0032】
【実施例】物質 Arnitel(商標)P-X6313およびP-X6400(DSMエンジニア
リング プラスチックス(DSM Engineering Plastics)、
オランダ)は、ポリブチレンテレフタレート硬質ブロッ
クおよび、約30質量%のエチレンオキシドを含むエチレ
ンオキシド末端のポリ(プロピレンオキシド)ジオール
軟質ブロックに基づく、硬度57ショアDを有する熱安定
化されたブロックコポリエステルエラストマーである。
【0033】Hytrel(商標)HTR4275(デュポン社(DuPo
nt De Nemours and Co.)、スイス)は、硬度55ショアD
を有する熱安定化されたブロックコポリエーテルエステ
ルであり、ポリ(ブチレンテレフタレート-コ-ブチレン
イソフタレート)硬質ブロックおよびポリ(テトラメチ
レンオキシド)ジオール軟質ブロックに基づく。
【0034】ショアDに従う硬度は、ISO 868の指示に従
う試料で測定した。溶融粘度は、レオメーターRMS-800
装置で、周波数掃引(frequency sweep) ならびにディス
クおよびプレート構造を有する動的運転モードを用い
て、約15分の滞留時間後に240℃にて測定した。異なる
温度での弾性率(歪下で測定した弾性率)を、1Hzの周
波数および5℃/分の加熱速度で、約2.0mmの幅、0.09mm
の厚みおよび約21.8mmのクランプ間の長さの試料につい
て、レオメーターRSA-II DSMを用いて測定したが、この
方法は、ASTM D5026に従う。幾つかの関連する物質特性
を表1に与える。P-X6400は、P-X6313と同じ組成および
特性を有するが、溶融粘度26.0kPa.秒(240℃および1
-1にて)を有する。
【表1】
【0035】実施例I P-X6313を使用して、約150cmの長さの、2つの波形区間
を有する実質的にV-字形のエアーダクトを、ミラクロン
(Milacron)機にて吸引ブロー成形技術によって製造し
た。温度設定は約225〜235℃であり(ホッパーからノズ
ルまで)、その結果、約225℃の溶融温度を生じた。エ
アーダクトが、150℃で行われる破裂圧力試験で450kPa
の最小圧力に耐えるように、異なる壁厚を有するエアー
ダクトが製造された。表2に示されているように、約44
5gの部品重量を有するエアーダクトは、この破裂圧力試
験を容易に通過した。手での変形から実際の模擬的取り
扱いおよび取り付けまでで判定した、このエアーダクト
の曲げ可撓性は、比較実験Aのダクトより有意に高いこ
とがわかり、測定した破裂圧力は12%高くすらあった。
さらには、比較実験Aと比べて、物質の使用に有意の軽
減が可能であった。比較実験A 物質HTR4275を使用して、実施例Iと同様の条件下で同じ
エアーダクトを製造した。150℃で行った破裂圧力試験
において450kPaの最小圧力に耐えるために、エアーダク
トの壁厚は、585gの部品重量が生じるように選択しなけ
ればならなかった。
【表2】
【0036】実施例II P-X6400を使用して、約50cmの長さの、1つの波形部分
を有するJ-のような形のエアーダクトを、フィッシャー
W. ミュラー(Fischer W. Muller)機にて、3-D操作ブ
ロー成形技術によって製造した。温度設定は約225〜235
℃であり(ホッパーからノズルまで)、その結果、約23
0℃の溶融温度を生じた。エアーダクトが変形試験に耐
えるように、異なる壁厚を有するエアーダクトが製造さ
れ、ここで、エアーダクトの内部が145℃にて外部の圧
力より20kPa低い圧力に保持されるとき、ダクトのつぶ
れは生じてはならない。約269g以上の部品重量を有する
エアーダクトがこの試験を通過することがわかった。そ
のようなエアーダクトの曲げ可撓性は、比較実験Bのダ
クトより著しく高いことがわかり、物質の軽減は、26%
より多くなった。比較実験B 物質HTR4275を使用して、実施例IIと同様の条件下で同
じエアーダクトを製造した。示された変形試験を通過す
るために、エアーダクトの壁厚は少なくとも、365gの部
品重量が生じるようにしなければならなかった。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1aにおいては、導管の部分が示されており、
ここでは、2つの反対の軸の波形が円周波形を横切って
存在し、軸の波形の表面は、導管の滑らかな壁部分の外
表面の上に広がる。図1bにおいては、図1aと同様の導管
が示されているが、ここで軸の波形は、導管の内部へ壁
表面の下に広がる。1cとして描かれている導管は、2つ
の反対の表面に幾つかの軸波形だけを有し、それによっ
て、他の方向での剛性を増しながら、2つの反対方向に
おける曲げを可能にする。図1dにおいては、圧力をかけ
られた外観を有する導管が示されている。すなわち、そ
れは、2つの反対方向における曲げを容易にするが、他
の方向ではたわみを減らす2組の大きい波形を有する。
図1eおよび1fは、それぞれ壁表面から凹所を設けられて
いる複数の円形および3角形の格子を有する導管部分を
示す。滑らかな壁部分は、複数の行路を経てつながれて
いると考えられ得る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:30 B29L 31:30 Fターム(参考) 3H111 AA02 BA15 BA34 CA42 CB02 CB14 DA26 DB11 DB19 EA04 EA06 EA12 4F208 AA24F AA25F AF01 AG05 AG08 AG10 AG22 AG26 AH16 AH17 LA01 LB01 LG01 LG22 LJ09

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 50〜65ショアDの硬度および、ASTM D502
    6に従い1Hzで動的に引き伸ばされた試験試料についてDM
    Sにて測定した150℃での弾性率少なくとも60MPaを有す
    る半結晶質熱可塑性物質の単層を含む加圧流体導管。
  2. 【請求項2】 熱可塑性物質が52〜63ショアDの硬度を
    有する請求項1記載の加圧流体導管。
  3. 【請求項3】 熱可塑性物質が160℃での弾性率少なく
    とも60MPaを有する請求項1〜2のいずれか1項記載の
    加圧流体導管。
  4. 【請求項4】 導管が、押出しブロー成形部品であり、
    熱可塑性物質が、240℃および剪断速度1秒-1で測定し
    た溶融粘度9〜30kPa.秒を示す請求項1〜3のいずれか
    1項記載の加圧流体導管。
  5. 【請求項5】 導管が、導管のたわみに影響を与える波
    形または回旋状のような壁構造を有する少なくとも1つ
    の区間を含む請求項1〜4のいずれか1項記載の加圧流
    体導管。
  6. 【請求項6】 導管が自動車のエアーダクトである請求
    項1〜5のいずれか1項記載の加圧流体導管。
  7. 【請求項7】 熱可塑性物質がブロックコポリエステル
    である請求項1〜6のいずれか1項記載の加圧流体導
    管。
  8. 【請求項8】 ブロックコポリエステルがブロックコポ
    リエーテルエステルである請求項7記載の加圧流体導
    管。
  9. 【請求項9】 ブロックコポリエステルが、硬質ブロッ
    クとしてポリブチレンテレフタレートを含む請求項7ま
    たは8記載の加圧流体導管。
  10. 【請求項10】 ブロックコポリエーテルエステルが、
    ポリ(プロピレンオキシド)ジオールを含む請求項8〜
    9のいずれか1項記載の加圧流体導管。
  11. 【請求項11】 ブロックコポリエーテルエステルが、
    硬質ブロックとしてポリブチレンテレフタレートおよ
    び、軟質ブロックとして、エチレンオキシド末端である
    ことができるポリ(プロピレンオキシド)ジオールを含
    む請求項8〜10のいずれか1項記載の加圧流体導管。
  12. 【請求項12】 50〜65ショアDの硬度および、ASTM D5
    026に従い1Hzで動的に引き伸ばされた試験試料について
    DMSにて測定した150℃での弾性率少なくとも60MPaを有
    する半結晶質熱可塑性物質を、押出し成形プロセスによ
    って単層の加圧流体導管を作るために使用する方法。
  13. 【請求項13】 熱可塑性物質が請求項2〜4または7
    〜11のいずれか1項に記載の特性を有する請求項12
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 導管が自動車のエアーダクトである請
    求項12〜13のいずれか1項記載の方法。
  15. 【請求項15】 熱可塑性物質を押出しブロー成形する
    ことを含む単層の加圧流体導管の製造方法であって、50
    〜65ショアDの硬度および、ASTM D5026に従い1Hzで動的
    に引き伸ばされた試験試料についてDMSにて測定した150
    ℃での弾性率少なくとも60MPaを有するブロックコポリ
    エステルを熱可塑性物質として使用することを特徴とす
    る方法。
  16. 【請求項16】 ブロックコポリエステルが請求項2〜
    4または8〜11のいずれか1項に記載の特性を有する
    請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 導管が自動車のエアーダクトである請
    求項15〜16のいずれか1項記載の方法。
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