JP2003065399A - サイレントチェーン用リンクプレートおよび該リンクプレートを含むサイレントチェーン - Google Patents

サイレントチェーン用リンクプレートおよび該リンクプレートを含むサイレントチェーン

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝達効率を低下させることなく、サイレント
チェーンの弦振動を抑制する。 【解決手段】 サイレントチェーン用リンクプレート
2,2′であって、左右一対の肩部23,24を有し、
一方の肩部24が外方に張り出して形成されている。隣
り合う一対のリンクプレート2,2′の各肩部24が互
いに干渉し合うことによって、サイレントチェーンの背
面側への屈曲が規制され、これにより、サイレントチェ
ーンの弦振動が抑制されている。また、この場合、リン
クプレート2,2′は、スプロケットとの噛合側には自
由に屈曲し得るので、肩部24を設けることで、チェー
ンの走行が阻害されることはなく、チェーンの伝達効率
を低下させることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイレントチェー
ン用リンクプレートまたは該リンクプレートが用いられ
るサイレントチェーンに関し、詳細には、サイレントチ
ェーンの弦振動を抑制するための構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】一般に、サイレントチェ
ーンは、各々一対の歯部およびピン穴を有する多数のリ
ンクプレートを長さ方向および厚み方向に積層して、こ
れらを連結ピンにより枢支可能に連結することにより構
成されている。
【0003】ところで、サイレントチェーンにおいて
は、チェーンが巻き掛けられるスプロケットの歯数およ
び回転数から定まる噛合周波数が、チェーンのスパン長
およびチェーン張力から定まるチェーンの共振周波数と
一致すると、チェーンスパンが共振を起こし、チェーン
スパンが激しく横方向に振動して、これが装置の騒音と
なっていた。
【0004】このような騒音を誘発するチェーンスパン
の振動つまり弦振動を抑制するために、従来より、サイ
レントチェーン内にばねリンクを配置したものが用いら
れている。
【0005】ばねリンクは、特開平10−54445号
公報などに示すように、全体が波形形状を有しており、
板厚方向に圧縮された状態でチェーンに組み込まれるこ
とにより、その弾性反発力が、隣り合うリンクプレート
間に摩擦力を付与し、これにより、チェーンの屈曲抵抗
を増大させて、チェーンの弦振動を抑制するようになっ
ている。
【0006】しかしながら、このようなばねリンクを用
いる方法では、サイレントチェーンによる動力伝達時に
は、摩擦損失が常時発生していることになるため、動力
伝達効率をあまり高くすることができないという問題が
あった。また、リンクプレートとは別個にばねリンクを
設ける必要があるため、部品点数が増加し、組立てコス
トも余分にかかるという問題もあった。さらに、ばねリ
ンクを設けることで、チェーン全体の幅が大きくなると
いう欠点もあった。
【0007】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、その第1の目的は、動力伝達効率を低
下させることなく、サイレントチェーンの弦振動を抑制
できるようにすることにある。また、本発明の第2の目
的は、部品点数を増加させることなく、サイレントチェ
ーンの弦振動を抑制できるようにすることにある。さら
に、本発明の第3の目的は、チェーン全体の幅を増加さ
せることなく、サイレントチェーンの弦振動を抑制でき
るようにすることにある。また、本発明の第4の目的
は、共振の発生を防止できるサイレントチェーンを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、多数
のリンクプレートを長さ方向および厚み方向に配列し
て、ピン穴に挿入した連結ピンにより各々枢支可能に連
結してなるサイレントチェーンに用いられるリンクプレ
ートであって、一対の歯部を有するリンクプレート本体
と、リンクプレート本体に形成され、連結ピンを挿入す
るための一対のピン穴とを備えており、各ピン穴の中心
を通るピン穴中心線の上方において、リンクプレート本
体の側面に左右一対の肩部を有し、各肩部のうちの少な
くとも一方の肩部が、サイレントチェーンの背面側への
屈曲を規制するための張出部を有している。なお、本明
細書中で用いる「サイレントチェーンの背面側への屈
曲」とは、サイレントチェーンがスプロケットへの巻付
き方向とは逆方向に屈曲することをいう。
【0009】請求項1の発明によれば、リンクプレート
の肩部に設けた張出部により、サイレントチェーンの背
面側への屈曲が規制されており、これにより、チェーン
スパンの横方向の振動をほぼ片振状態にすることがで
き、その結果、サイレントチェーンの弦振動を抑制でき
る。
【0010】この場合、サイレントチェーンは、スプロ
ケットの回りに巻き付く側には自由に屈曲し得るので、
リンクプレートに張出部を設けることで通常の運転に支
障が生じることはなく、サイレントチェーンの動力伝達
効率を低下させることもない。また、従来のばねリンク
のような部品を別途用いる必要がないので、部品点数を
増加させることなく、組立てコストを低減できる。さら
に、この場合には、リンクプレートの肩部に設けた張出
部を用いるようにしたので、サイレントチェーンの弦振
動を抑制する際に、チェーン全体の幅を増加させること
もない。
【0011】請求項2の発明によれば、サイレントチェ
ーンの背面側への屈曲の規制は、隣り合う一対のリンク
プレートの各張出部同士が互いに干渉し合うことによ
り、行われるようになっている。
【0012】リンクプレートの張出部は、請求項3の発
明のように、ピン穴中心線と略直交しつつ延びる概略平
坦状の立上がり部を有しているのが好ましい。この場合
には、隣り合う各立ち上がり部が互いに干渉し合うこと
により、サイレントチェーンの背面側への屈曲を確実に
規制できるようになる。なお、ここでいう「略直交」と
は、90度以外に、90度に接近した鋭角をも含む趣旨
である。
【0013】請求項4の発明では、リンクプレートの穴
ピッチをPとするとき、立上がり部が、これに近い方の
ピン穴の中心から0.5×Pの位置またはその近傍位置
に配置されている。この場合には、リンクプレートがチ
ェーンの背面側にわずかな量だけ屈曲しても、隣り合う
各立上がり部同士がすぐに干渉するようになるので、チ
ェーン背面側への屈曲を確実に防止できる。
【0014】リンクプレートは、請求項5の発明のよう
に、左右非対称の形状を有していてもよい。この場合に
は、隣り合う各リンクプレートを裏表逆にして用いるこ
とにより、各リンクプレートの張出部を対向配置させる
ことができ、これにより、各張出部を互いに干渉させ
て、サイレントチェーンの背面側への屈曲を規制でき
る。また、この場合には、ただ一種類のリンクプレート
を用意すればよいので、チェーン全体の構造を簡略化で
き、チェーンの組立てコストを低減できる。
【0015】請求項6の発明では、請求項1ないし5の
いずれかに記載のリンクプレートを含んだサイレントチ
ェーンが構成されている。
【0016】請求項7の発明に係るサイレントチェーン
では、リンクプレート本体の側面には、ピン穴中心線の
上方に左右一対の肩部が配置され、各肩部のうちの少な
くとも一方の肩部が、サイレントチェーンの背面側への
屈曲を規制するための張出部を有している。そして、隣
り合う各リンクプレートの各張出部が対向配置されるよ
うに配置されたリンクプレート対が、チェーン長手方向
に不規則な配列で配置されている。
【0017】請求項7の発明によれば、各張出部が対向
配置されたリンクプレート対では、チェーンの背面側へ
の屈曲が規制されており、一方、各張出部が対向配置さ
れていないリンクプレート対では、チェーンの背面側へ
の屈曲が可能になっている。したがって、対向配置され
た各張出部の部分が弦振動の際の節として機能するよう
になるとともに、このような節がチェーン長手方向に不
規則に配置されているので、チェーンの運転中には、節
で仕切られた弦の長さ(つまりスパン長さ)がスプロケ
ット間のチェーン部分で非周期的に変化する。これによ
り、いかなる回転数および張力でチェーンを駆動した場
合でも、チェーンに共振が発生することはなくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を添付図
面に基づいて説明する。図1ないし図6は、本発明の一
実施態様によるサイレントチェーンおよびリンクプレー
トを説明するための図であって、図1はサイレントチェ
ーンの平面部分図、図2はその正面部分図、図3はリン
クプレートの正面図、図4は比較のために示した従来の
リンクプレートの正面図、図5はリンクプレートを含む
チェーンの屈曲方向を説明するための図、図6は本実施
態様によるリンクプレートが採用されたサイレントチェ
ーンシステム(エンジンカムシャフトタイミングシステ
ム)の概略構成図であって、リンクプレートの配列の一
例を模式的に示している。
【0019】図1および図2に示すように、サイレント
チェーン1は、各々一対の歯部21およびピン穴22を
有する多数のリンクプレート2,2′を長さ方向および
厚み方向に配列して、ピン穴22に挿入した円柱状の連
結ピン3により各々枢支可能に連結することにより構成
されている。
【0020】最外側のリンクプレート2,2′の外側に
は、ガイドリンク4が配置されている。ガイドリンク4
にも、同様に連結ピン3を挿入するためのピン穴41が
形成されており、連結ピン3はピン穴41に挿入された
後、その端部がかしめられることにより、ガイドリンク
4に固定されている。
【0021】リンクプレート2,2′はいずれも同一の
形状を有しており、両者は裏表の関係にある。図3に示
すように、リンクプレート2は、その両側面に左右一対
の肩部23,24を有している。肩部23は円弧状面か
ら構成されており、肩部24は、各ピン穴22の中心を
通るピン穴中心線Hと略直交しつつ上方に延びる平坦状
面から構成されている。これにより、リンクプレート2
は、上下方向の中心線Vに関して左右非対称に構成され
ている。肩部24は、外方に張り出した格好になってお
り、本発明による張出部として機能する。なお、図3
中、肩部24の内部に描かれた円弧状の一点鎖線は、肩
部24の側に肩部23が左右対称に形成された場合の肩
部23の外形線を示している。
【0022】また、各ピン穴22の中心間距離である穴
ピッチをPとするとき、一方の肩部23は上下方向の中
心線Vから0.95×Pの位置またはその近傍位置に、
他方の肩部24は中心線Vから1×Pの位置またはその
近傍位置にそれぞれ配置されている。言い換えれば、肩
部24は、これに近い方のピン穴中心から0.5×Pの
位置またはその近傍位置に配置されている。
【0023】ここで、比較のために、従来のリンクプレ
ートを図4に示す。同図において、本発明によるリンク
プレート2との同一または相当部分は、同一符号で示し
ている。図4に示すように、従来のリンクプレート20
は、両方の肩部23がいずれも円弧状面から構成されて
おり、各肩部23はいずれも中心線Vから0.9×Pの
位置に配置されている。言い換えれば、両肩部23は、
いずれもピン穴中心から0.4×Pの位置に配置されて
いる。これにより、ガイドリンク40は、中心線Vに関
して左右対称に構成されている。
【0024】次に、上述のように構成されたリンクプレ
ート2,2′を含むサイレントチェーンの屈曲方向につ
いて、図5を用いて説明する。同図に示すように、リン
クプレート2の肩部24とガイドリンク2′の肩部24
とが対向配置されて互いに当接した個所では、各リンク
プレート2,2′は、図下側(つまりスプロケットに巻
き付く側)には屈曲するが、これとは逆側のチェーン背
面側(図上側)には、各肩部24が互いに干渉し合うこ
とにより、屈曲できないかその屈曲量が著しく制限され
ている。
【0025】また、各肩部24が隣り合って配置されて
いない個所、例えばリンクプレート2′の肩部23とリ
ンクプレート2の肩部24とが隣り合った個所では、各
リンクプレート2,2′は、図下側および上側の双方の
側に屈曲し得るようになっている。
【0026】このように、リンクプレート2,2′の各
肩部24が隣り合って配置された個所では、各リンクプ
レート2,2′の背面側への屈曲の規制により、サイレ
ントチェーンの背面側への屈曲が規制されており、これ
により、チェーンスパンの横方向の振動をほぼ片振状態
にすることができ、その結果、サイレントチェーンの弦
振動を抑制できる。
【0027】この場合、スプロケットの回りに巻き付く
側にはサイレントチェーンは自由に屈曲し得るので、リ
ンクプレート2,2′に肩部24を設けることで、通常
の運転に支障が生じることはなく、サイレントチェーン
の弦振動を抑制する際に、サイレントチェーンの動力伝
達効率を低下させることはない。また、従来のばねリン
クのような部品を別途用いる必要がないので、部品点数
を増加させることなく、組立てコストを低減できる。さ
らに、この場合には、リンクプレート2,2′に設けた
肩部24を用いるようにしたので、サイレントチェーン
の弦振動を抑制する際に、チェーン全体の幅を増加させ
ることもない。また、サイレントチェーンの弦振動の振
幅をほぼ半分にできることから、チェーンスパンの弛み
側に配設されるチェーンテンショナとして、簡単な構造
のものを採用できるようになる。
【0028】次に、サイレントチェーンに組み込まれた
リンクプレート2,2′の配列の一例を図6に示す。図
6は、本実施態様によるサイレントチェーンを採用した
エンジンのカムシャフトタイミングシステムの概略構成
を示している。また同図では、クランクシャフトスプロ
ケット5およびカムシャフトスプロケット6に巻き掛け
られたサイレントチェーンにおいて、とくに、両スプロ
ケット5,6間のチェーン直線状部分Lにおけるリンク
プレート配列を示しており、ここでは、図示および説明
の便宜上、リンクプレート2を○印で、リンクプレート
2′を×印でそれぞれ表している。
【0029】この場合には、図5を用いて説明したよう
に、○印(リンクプレート2)およびその右隣に配置さ
れた×印(リンクプレート2′)の境界部分である
1 ,S 2 およびS3 において、リンクプレート2,
2′ひいてはサイレントチェーン1の背面側への屈曲が
規制されている。しかも、この場合には、境界部分
1 ,S 2 ,S3 …は、チェーン長手方向に不規則な配
列で配置されている。
【0030】したがって、チェーンの運転中には、
1 ,S2 およびS3 が弦振動の際の節として機能する
とともに、これらの節で仕切られた弦の長さ(つまりス
パン長さ)が、図6中のL1 ,L2 …で示すように、ス
プロケット間のチェーン直線状部分Lにおいて非周期的
に変化する。これにより、いかなる回転数および張力で
チェーンを駆動した場合でも、チェーンに共振が発生す
るのを防止できるようになる。
【0031】なお、前記実施態様では、リンクプレート
2,2′について、それぞれ一方の肩部24のみが外方
に張り出した例を示したが、双方の肩部23,24が外
方に張り出すようにしてもよい。この場合、チェーンを
構成するすべてのリンクプレートについて両肩部23,
24を張り出すのではなく、一方の肩部24のみが張り
出したリンクプレート2または2′と、双方の肩部2
3,24が張り出したリンクプレートとを混在させるこ
とにより、図5の場合と同様のランダムチェーンを構成
することが可能である。
【0032】また、前記実施態様では、肩部24の平坦
状面とピン穴中心線Hとのなす角度が90度に設定され
た例を示したが、この角度を90度に接近した鋭角に適
宜設定することにより、チェーンの背面側への屈曲量つ
まりバックベンド量を調整できるようになる。
【0033】さらに、前記実施態様では、連結ピンとし
て丸ピンを用いた例を示したが、本発明は、ロッカーピ
ンおよびジョイントピンからなるロッカージョイントを
有するサイレントチェーンにも同様に適用できる。また
本発明は、エンジンのタイミングチェーンのみならずト
ランスファーチェーンにも適用できる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リンクプ
レート本体の側面の肩部に、サイレントチェーンの背面
側への屈曲を規制するための張出部を設けるようにした
ので、動力伝達効率を低下させることなく、また部品点
数を増加させることなく、さらにチェーン全体の幅を増
加させることなく、サイレントチェーンの弦振動を抑制
でき、共振の発生を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様によるサイレントチェーン
の平面部分図である。
【図2】サイレントチェーン(図1)の正面部分図であ
る。
【図3】本発明によるリンクプレートの正面図である。
【図4】比較のために示した従来のリンクプレートの正
面図である。
【図5】本発明によるリンクプレートを含むサイレント
チェーンの屈曲方向を説明するための図である。
【図6】本発明によるリンクプレートが採用されたエン
ジンカムシャフトタイミングシステムの概略構成図であ
って、リンクプレートの配列の一例を模式的に示してい
る。
【符号の説明】
1: サイレントチェーン 2: リンクプレート 21: 歯部 22: ピン穴 23: 肩部 24: 肩部(張出部) 3: 連結ピン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月16日(2001.10.
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のリンクプレートを長さ方向および
    厚み方向に配列して、連結ピンにより各々枢支可能に連
    結してなるサイレントチェーンに用いられる前記リンク
    プレートであって、 一対の歯部を有するリンクプレート本体と、 前記リンクプレート本体に形成され、前記連結ピンを挿
    入するための一対のピン穴とを備え、 前記各ピン穴の中心を通るピン穴中心線の上方におい
    て、前記リンクプレート本体の側面に左右一対の肩部を
    有しており、前記各肩部のうちの少なくとも一方の肩部
    が、前記サイレントチェーンの背面側への屈曲を規制す
    るための張出部を有している、ことを特徴とするサイレ
    ントチェーン用リンクプレート。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記リンクプレートによる前記サイレントチェーンの背
    面側への屈曲の規制は、隣り合うリンクプレートの前記
    各張出部同士が互いに干渉し合うことにより、行われる
    ようになっている、ことを特徴とするサイレントチェー
    ン用リンクプレート。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかにおいて、 前記張出部が、前記ピン穴中心線と略直交しつつ延びる
    概略平坦状の立上がり部を有している、ことを特徴とす
    るサイレントチェーン用リンクプレート。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記リンクプレートの穴ピッチをPとするとき、前記立
    上がり部は、これに近い方のピン穴の中心から0.5×
    Pの位置またはその近傍位置に配置されている、ことを
    特徴とするサイレントチェーン用リンクプレート。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記リンクプレートが左右非対称の形状を有している、
    ことを特徴とするサイレントチェーン用リンクプレー
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のリ
    ンクプレートを含むサイレントチェーン。
  7. 【請求項7】 多数のリンクプレートを長さ方向および
    厚み方向に配列して、連結ピンにより各々屈曲可能に連
    結してなるサイレントチェーンにおいて、 前記リンクプレートが、 一対の歯部を有するリンクプレート本体と、 前記リンクプレート本体に形成され、前記連結ピンを挿
    入するための一対のピン穴とを備え、 前記各ピン穴の中心を通るピン穴中心線の上方におい
    て、前記リンクプレート本体の側面に左右一対の肩部を
    有しており、前記各肩部のうちの少なくとも一方の肩部
    が、前記サイレントチェーンの背面側への屈曲を規制す
    るための張出部を有しており、 隣り合う前記各リンクプレートの前記各張出部が対向配
    置されるように配置されたリンクプレート対が、チェー
    ン長手方向に不規則な配列で配置されている、ことを特
    徴とするサイレントチェーン。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008095457A1 (de) * 2007-02-08 2008-08-14 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Laschenkette
JP2009521649A (ja) * 2005-12-24 2009-06-04 ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト リンクプレートチェン
DE102015005846A1 (de) * 2015-05-06 2016-11-10 Audi Ag Formschlusskettengetriebe
JP2018158332A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 水ing株式会社 チェーン

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