JP2003064220A - ポリエステルからモノマーの製造方法 - Google Patents

ポリエステルからモノマーの製造方法

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JP2003064220A
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polyester
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Minoru Genda
稔 源田
Ryosuke Uehara
良介 上原
Fumitoshi Yano
文敏 矢野
Yuichi Kondo
雄一 近藤
Wataru Matsubara
亘 松原
Setsuo Omoto
節男 大本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 反応溶媒中においてポリエステルを解重合
し、得られたモノマーを残った反応溶媒とともに回収し
分離する場合、高いモノマーの収率を維持できるモノマ
ーの製造方法を提供する。 【解決手段】 反応溶媒中においてポリエステルをモノ
マー化するポリエステルからモノマーの製造方法におい
て、ポリエステルと反応溶媒を反応させてモノマー混合
物を回収した後、該モノマー混合物内に存在する再重合
促進成分と等グラム原子以上の解重合反応触媒の存在下
で該モノマー混合物の蒸留を行うことを特徴とするポリ
エステルからモノマーの製造方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステルのリ
サイクル、特に、ポリエステルからモノマーを回収する
ためのモノマーの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリエステルのリサイクルにおい
て、ポリエステルの重合を解いて、いったんモノマー化
して、再度重合を行うことが試みられるようになってい
る。これは、廃棄された樹脂から異物を取り除いて、そ
のまま再利用するマテリアルリサイクルといわれる方法
では、再生品の品質があまりよくないことに鑑み、樹脂
を化学変換し、原料にまで戻し、精製した後に再合成す
るケミカルリサイクルが行われるようになっているもの
である。このケミカルリサイクルは、システムが複雑に
なり、1回限りで見るとリサイクルのコストは高くなる
が、物性に優れた再生品が得られる。
【0003】ポリエチレンテレフタレート(PET)ボ
トルといったポリエステル製品のケミカルリサイクルの
代表的な方法としては、デュポン社の高温メタノール蒸
気を利用したメタノリシス法が挙げられる(欧州特許第
0 484 963 A2号、米国特許第3,907,868 号)。この方法
では、溶融PETの下部から高温メタノール蒸気を吹き
込み、PETを解重合し、モノマーであるエチレングリ
コール(EG)とテレフタル酸ジメチル(DMT)、そ
して、反応試薬かつ反応溶媒として添加したメタノール
を反応器上部から回収することができる。この方法の特
長は、反応が一段で完了し、かつ、特殊な制御を必要と
しないため、一定の条件では高い効率を得ることができ
ることである。
【0004】その他には、EGを用いてPETを解重合
して、一度、ビス-2-ヒドロキシエチルテレフタレート
(BHET)に変換し、さらに、これをメタノールでエ
ステル変換してEGとDMTを得る方法が挙げられる
(米国特許第3,257,333 号)。また、超臨界状態のメタ
ノールを利用したメタノリシス法が挙げられる(米国特
許第3,148,208 号、特開平9-249597号)。この方法は、
溶融PETと239℃、79気圧以上の状態のメタノー
ルを接触させることにより、解重合を行うものである。
【0005】最近では、本願出願人らの出願にかかる特
開2000−218167号公報にあるように、PET
とテレフタル酸ジメチル(DMT)を混合溶解し、超臨
界状態のメタノールを作用させて、PETを解重合して
DMTとEGへとモノマー化するための金属化合物を含
んでなるPETの解重合用触媒が提案されている。さら
には、本願出願人の出願にかかる特開2000−727
20号公報にあるように、PETとDMTとメタノール
とからなる均一相中のPETを、メタノールが液相で存
在できる加圧下において加熱解重合するために、該解重
合の進行中にさらにメタノールを添加するPETのモノ
マー化法が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】反応溶媒中においてポ
リエステルを解重合し、得られたモノマーを残った反応
溶媒とともに回収し分離する場合、高いモノマーの収率
を維持できるモノマーの製造方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、反応溶媒
中においてポリエステルをモノマー化するポリエステル
からモノマーの製造方法において、モノマーの回収率を
向上させることを鋭意検討した結果、ポリエステルと反
応溶媒を反応させて反応混合物を回収する場合、反応混
合物内にポリエステルの重合に用いられた重合触媒等の
重合促進成分が存在し、これが反応混合物の蒸留時に作
用した結果、モノマーの回収率を悪化させていることを
見出し、本発明に達した。
【0008】本発明は、反応溶媒中においてポリエステ
ルをモノマー化する、ポリエステルからモノマーの製造
方法において、ポリエステルと反応溶媒を反応させて反
応混合物を回収した後、該反応混合物内に存在する再重
合促進成分と等グラム原子以上の解重合反応触媒の存在
下で該反応混合物の蒸留を行い、モノマー成分を効率よ
く回収することを特徴とするポリエステルからモノマー
の製造方法を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の対象となるポリエステル
樹脂は、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)、ポリエチレンブチレンテレフ
タレート(PEBT)、ポリブチレンテレフタレート
(PBT)、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレ
ート(PCT)、ポリエチレンナフタレート(PE
N)、ポリブチレンナフタレート(PBN)、ポリカー
ボネート(PC)などの廃品が挙げられる。もっとも代
表的な適用例は、PETボトルの再生である。その他、
写真用フィルムに代表されるPETフィルム、磁気テー
プに代表されるPETテープ、ポリエステル繊維として
使用されるPET繊維、カップ、トレー、透明包装など
に利用されるPETシートなども処理することができ
る。
【0010】本発明において利用することができるモノ
マー化工程は、特に限定されるものではないが、超臨界
状態又は亜臨界状態においてポリエステル樹脂をメタノ
ール、エタノール、エチレングリコールや水といった反
応溶媒と反応させて、カルボン酸ジメチル若しくはカル
ボン酸ジエチルと、ジヒドロキシ化合物(二価アルコー
ル)を得る方法を好適に利用できる。ポリエステルと反
応溶媒の重量比は、反応温度や接触効率等に依存して変
化するが、通常1:(0.3〜10)の範囲、好ましく
は1:(3〜7)の範囲である。反応性の高さの点から
超臨界状態又は亜臨界状態で反応させることが好まし
い。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)を
メタノールの超臨界状態、又は亜臨界状態(好ましく
は、反応温度220〜250℃、メタノールが液相で存
在できる加圧下)においてメタノールと反応させて、メ
タノール中のモノマー混合物としてエチレングリコール
(EG)とテレフタル酸ジメチル(DMT)を回収でき
る。これらのモノマー混合物は、蒸留して各成分に分離
される。得られたDMTは、さらに別工程にて高純度テ
レフタル酸(PTA)に加水分解することができる。
【0011】解重合反応の反応温度と反応圧力は、対象
となるポリアルキレンテレフタレートの種類、解重合触
媒の有無や種類、反応時間等によって異なる。反応温度
や反応圧力が低すぎると反応が不充分となる場合があ
る。反応温度が高すぎるとポリエステルの熱劣化等が生
ずる場合がある。ポリアルキレンテレフタレートの解重
合としては、一般的には、例えば250〜400℃で圧
力1〜30MPaが挙げられるが、PETを超臨界メタ
ノールで解重合する好ましい条件は、250〜300℃
で6〜25MPaであり、PETを亜臨界メタノールで
解重合する好ましい条件は、220〜250℃で圧力は
飽和蒸気圧下である。
【0012】特開平11−100336号公報にあるよ
うに、ポリエステル樹脂廃棄物を加溶媒分解してモノマ
ー化する際に、ポリエステルの加溶媒分解による分解生
成物をポリエステル樹脂廃棄物の溶媒として用いる方法
を採用することもできる。例えば、ポリエステル原料が
PETである場合は、分解生成物であるモノマーを溶媒
として再循環することが好ましい。即ち、PETをDM
T又はEGに溶解して低粘度の溶液として導入すること
が取り扱いの点から好ましい。
【0013】本発明は、解重合反応の結果として固体残
留物として排出された重合触媒等の再重合促進成分が、
モノマー混合物に含まれ、モノマーの再重合反応を促進
し、モノマーの回収率を低下させることを見出したこと
に基づく。再重合促進成分には、廃ポリエステルの重合
に用いられた重合触媒、廃ポリエステルに含まれるリン
含有油剤、染料等が含まれる。ポリエステルの重合に用
いられた重合触媒とは、例えば、Li、Na、Ca、M
g、K、Mn、Co、Sb、Al、Zn、Ge、Srを
含む化合物が挙げられる。
【0014】本発明は、モノマー混合物に、再重合防止
のための解重合触媒を添加することを特徴とする。解重
合触媒としては、特開2000−218167号公報に
記載されたもの以外にアルカリ金属・アルカリ土類金属
の塩が挙げられ、リチウム、ナトリウム、カリウム、ス
トロンチウム、チタン、亜鉛、マンガン、スズ、コバル
ト、鉛、カドミウム、マグネシウム、カルシウム、セリ
ウムの弱酸性塩、アルコキシド、酸化物、塩化物、硫化
物、硫酸塩、リン酸塩およびそれらの混合物から選ばれ
る金属化合物を含んでなる触媒が挙げられる。
【0015】モノマー混合物に添加する解重合触媒の添
加量は、好ましくは、モノマー混合物内に存在する重合
促進成分と等グラム原子数以上であればよい。モノマー
混合物中に含まれる重合促進成分の量は、分解反応器出
口に設置したサンプリングラインより分析用のサンプル
を採取し,原子吸皮光法もしくはICP発光分析法を用
いて測定することができる(好ましくはオンラインで上
記の分析を行う。)。なお、超臨界状態又は亜臨界状態
のメタノールを用いたPETの解重合により得られたモ
ノマー混合物は、通常解重合触媒を用いていないため、
モノマー混合物における重合促進成分の含有量の測定を
容易にすることができる。この点からPETの解重合に
超臨界状態又は亜臨界状態のメタノールを用いることが
好ましい。
【0016】図1に、本発明によるモノマー化工程の構
成の一形態を示す。ここでは、ポリエステルの例として
PETを取り上げ、DMTでPETを溶解して、反応容
器に投入する場合について説明するが、本発明はこのよ
うな態様に限定されるものではない。
【0017】原料の再生用PETフレークが貯蔵ホッパ
201に蓄えられる。このホッパ201からPETフレ
ークが溶融槽202に供給されるが、このとき、PET
の分解生成物であるDMTが溶融槽202の上流にライ
ン220を通じて供給される。このようにしてDMTを
供給することは必要ではないが、DMTにPETを溶解
することでDMTによる反応を促進する効果があり、ま
た生成されたばかりの熱いDMTを用いることにより熱
効率も改善される。さらには、必要に応じて、生成され
たEGをこの溶融器202に加えることもでき、それに
より反応効率が向上することが分かっている(特開20
00−72720号公報参照)。
【0018】この溶融PET混合物をポンプ204によ
り昇圧し、加熱装置203により加熱して、分解反応器
210に送り込む。同時に、メタノールタンク225か
ら、化学反応論的に過剰量のメタノールをポンプ227
により昇圧し、加熱装置226により加熱して、分解反
応器210に送り込む。ここでは、加熱したメタノール
の代わりに、EGを精製分離する過程で出るメタノール
蒸気を用いることもできる。その後、分解反応器210
において、PETを解重合させる。なお、分解反応器2
10は、メタノールの超臨界状態又は亜臨界状態に維持
されることが好ましく、メタノールが超臨界状態の場合
は液相(超臨界相)、メタノールが亜臨界状態の場合は
気相にあり、溶融PET混合物は液相状態にある。この
ような2相系で反応を進行させる場合は、分解反応器2
10に充填材を配置することが好ましい。メタノールと
モノマー(DMT、EG、BHET、PTA等)の混合
物は、分解反応器210の外へ取り出される。また、分
解反応器210の底部の排出口211からは、メタノー
ルに溶解しなかった金属化合物などの不純物や未分解ポ
リエステルなどの残滓を取り出すことができる。
【0019】反応器から取り出されたメタノールとモノ
マーの混合物は、分離塔230において、EGに富んだ
低沸成分とDMTに富んだ高沸成分とに分けられる。低
沸成分は、EG精製塔240において、高純度のEGと
メタノールとに分けられる。EGは、PET樹脂の製造
に用いることができ、メタノールは、解重合に用いるこ
とができる。G高沸成分はDMT精製塔250におい
て、更に、高沸点の不純物成分と、メタノールなどを含
む低沸成分と、高純度DMTとに分けられる。高沸点の
不純物成分は、DMT精製塔の底部の排出口251から
取り出される。DMT精製塔塔頂から取り出された低沸
成分は、EG精製塔240へと供給される。また、精製
DMTの一部はライン220を通って、PETフレーク
の溶融に用いられることは上述の通りである。また、精
製DMTは、貯蔵槽260において一時貯蔵され、分離
槽261においてPETの共重合物であるIPAに由来
するDMI(イソテレフタル酸ジメチル、DMTの異性
体)が除去され、加水分離反応器265においてDMT
が加水分解され高純度テレフタル酸(PTA)となる。
その後、生成したPTAは、結晶化槽267において結
晶化された後、乾燥機270により乾燥される。PTA
は、貯蔵ホッパ270で貯蔵されて、PETの製造に使
用できる。
【0020】本発明によれば、分離塔230において、
モノマー混合物内に存在する再重合促進成分と等グラム
原子以上の解重合反応触媒の存在下でモノマー混合物の
蒸留を行うことにより、モノマーの再重合を防止し、モ
ノマーの収率を高めることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1〜23 分解反応容器に、PET及びDMTを仕込み、表1に示
す反応温度及び反応圧力において超臨界又は亜臨界メタ
ノールと反応させ、反応混合物を回収した。その反応混
合物を蒸留により各々のモノマーを分離・回収した。回
収したそれぞれの留分をガスクロマトグラフィー及び高
速液体クロマトグラフィーにて定量し、DMTの回収量
を求めた。DMTの回収率はPETを構成するDMT成
分量を基準として次式で求められた。 (DMT回収量(g)−DMT投入量(g))/(PET仕
込量×194/192)
【0022】比較例1 分解反応容器に、PET及びDMTを仕込み、300
℃、150気圧において超臨界メタノールと反応させ、
反応混合物を回収した。その反応混合物を蒸留により各
々のモノマーを分離・回収した。回収したそれぞれの留
分をガスクロマトグラフィー及び高速液体クロマトグラ
フィーにて定量し、DMTの回収量を求めた。DMTの
回収率は、実施例と同様な式を用いて求めた。この時、
仕込んだPETのGe濃度は50ppm、リン濃度は5
5ppmであった。また、DMT回収率は 90%であ
った。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、モノマ
ー混合物の再重合を抑制することができ、高い収率でモ
ノマーを回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモノマー化工程の模式図を示す。
【符号の説明】
201 貯蔵ホッパ 202 溶融槽 203 加熱装置 204 ポンプ 210 分解反応器 211 排出口 220 DMT供給ライン 225 メタノールタンク 226 加熱装置 227 ポンプ 230 分離塔 240 EG精製塔 250 DMT精製塔 251 排出口 260 貯蔵槽 261 分離槽 265 加水分離反応器 267 結晶化槽 270 乾燥機 271 貯蔵ホッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 文敏 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 近藤 雄一 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 松原 亘 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 大本 節男 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 Fターム(参考) 4F301 AA25 CA03 CA10 CA23 CA72 CA73 4H006 AA02 AC48 BA02 BA03 BA07 BA10 BA11 BA30 BA32 BB14 BB49 BD84 BJ50 KA03 4H039 CA66 CD90 CE10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応溶媒中においてポリエステルをモノ
    マー化するポリエステルからモノマーの製造方法におい
    て、ポリエステルと反応溶媒を反応させてモノマー混合
    物を回収した後、該モノマー混合物内に存在する再重合
    促進成分と等グラム原子以上の解重合反応触媒の存在下
    で該モノマー混合物の蒸留を行うことを特徴とするポリ
    エステルからモノマーの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記ポリエステルが、ポリエチレンテレ
    フタレートである請求項2に記載のポリエステルからモ
    ノマーの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記反応溶媒が、超臨界状態又は亜臨界
    状態のメタノールである請求項3に記載のポリエステル
    からモノマーの製造方法。
JP2001253804A 2001-08-24 2001-08-24 ポリエステルからモノマーの製造方法 Withdrawn JP2003064220A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018534184A (ja) * 2015-11-09 2018-11-22 イオニカ・テクノロジーズ・ベー・フェー Pa/pet分離方法
CN114230857A (zh) * 2021-12-31 2022-03-25 郑州中科新兴产业技术研究院 一种通过高温溶胀作用快速降解pet的方法

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