JP2003064128A - ホウ素吸着性高分子多孔体、その製造方法及びホウ素吸着剤 - Google Patents
ホウ素吸着性高分子多孔体、その製造方法及びホウ素吸着剤Info
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Abstract
れ、ホウ素吸着容量とともにホウ素吸着速度にも優れた
ホウ素吸着性能をもつ高分子多孔体を提供する。 【解決手段】 グリシジルメタクリレートとポリオール
のメタクリル酸エステルとからなる架橋型共重合体に、
ポリヒドロキシルアルキルアミノ基を導入したホウ素吸
着性高分子多孔体であり、ポリヒドロキシルアルキルア
ミンの溶液中に、グリシジルメタクリレートとポリオー
ルのメタクリル酸エステルとからなる架橋型共重合体を
浸漬し、加熱反応させて、前記架橋型共重合体にポリヒ
ドロキシルアルキルアミノ基を導入してホウ素吸着性高
分子多孔体を製造する。
Description
能力を示す新規な高分子多孔体、その製造方法及びそれ
を用いたホウ素吸着剤に関するものである。さらに詳し
くいえば、本発明は、グリシジルメタクリレートとポリ
オールのメタクリル酸エステルとからなる架橋型共重合
体中に官能基としてポリヒドロキシルアルキルアミノ基
を導入した構造をもつ新規な高分子多孔体、その製造方
法及びそれをホウ素吸着剤として用いることに関するも
のである。
までスチレン−ジビニルベンゼンからなる架橋型共重合
体にN‐メチル‐D‐グルカミノ基を導入したグルカミ
ン型樹脂やグリシジルメタクリレートとジビニルベンゼ
ンからなる架橋型共重合体に2‐アミノ‐2‐ヒドロキ
シメチル‐1,3‐プロパンジオールを反応させて得ら
れる樹脂などが知られている。
素吸着容量は大きいが、疎水性のマトリックスで構成さ
れているため、ホウ素吸着速度が低いという欠点がある
し、またグリシジルメタクリレートとジビニルベンゼン
との共重合体と2‐アミノ‐2‐ヒドロキシメチル‐
1,3‐プロパンジオールとの反応生成物は、ジビニル
ベンゼンに起因する疎水性により、低い架橋度のもので
さえ、実用的なホウ素吸着機能が得られないという欠点
がある。
は、ホウ素の吸着分離、特にホウ素同位体の化学交換法
による分離においては、ホウ素吸着容量とともに、ホウ
素吸着速度の高いことが要求されるが、これまでのホウ
素吸着剤は、マトリックスを架橋させるのに、疎水的な
架橋剤が用いられているため、ホウ素吸着容量を高くし
たとしても、ホウ素吸着速度が低いために、実用的なホ
ウ素吸着能力を発揮することができなかった。
スが親水性架橋剤により形成され、ホウ素吸着容量とと
もにホウ素吸着速度にも優れたホウ素吸着性能をもつ高
分子多孔体を提供することを目的としてなされたもので
ある。
シジルメタクリレートとトリメチロールプロパントリメ
タクリレートとの架橋型共重合体からなる有機高分子多
孔体を提案したが(特願2001−95493号)、こ
の際、架橋剤としての役割を果しているトリメチロール
プロパントリメタクリレートのようなポリオールのメタ
クリル酸エステルは親水性であるため、この架橋型共重
合体をマトリックスとして用いて、これにホウ素を吸着
する能力をもつ官能基を導入すれば、ホウ素吸着容量及
びホウ素吸着速度のいずれにも優れた高分子多孔体が得
られることを見出し、この知見に基づいて本発明をなす
に至った。
レートとポリオールのメタクリル酸エステルとからなる
架橋型共重合体に、ポリヒドロキシルアルキルアミノ基
を導入したことを特徴とするホウ素吸着性高分子多孔
体、ポリヒドロキシルアルキルアミンの溶液中に、グリ
シジルメタクリレートとポリオールのメタクリル酸エス
テルとからなる架橋型共重合体を浸漬し、加熱反応させ
て、前記架橋型共重合体にポリヒドロキシルアルキルア
ミノ基を導入することを特徴とするホウ素吸着性高分子
多孔体の製造方法、及びグリシジルメタクリレートとポ
リオールのメタクリル酸エステルとからなる架橋型共重
合体に、ポリヒドロキシルアルキルアミノ基が導入され
た高分子多孔体を主体としたホウ素吸着剤を提供するも
のである。
体は、グリシジルメタクリレートとポリオールのメタク
リル酸エステルからなる架橋型共重合体をマトリックス
とし、それにホウ素吸着能をもつ官能基のポリヒドロキ
シルアルキルアミノ基が導入された化学構造を有してい
る。
れる架橋型共重合体は、グリシジルメタクリレート及び
架橋形成の役割を果すポリオールのメタクリル酸エステ
ルとを構成単位とする共重合体であって、例えばグリシ
ジルメタクリレートとポリオールのメタクリル酸エステ
ルとを、所要の割合で含む有機溶剤溶液を、重合開始剤
を含む水溶液中に注加し、重合させることによって製造
することができる。
としては、エチレングリコールジメタクリレート、テト
ラエチレングリコールジメタクリレート、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレート、ペンタエリトリットテ
トラメタクリレートなどを用いることができるが、後続
工程で導入する官能基数と密接に関係するグリシジルメ
タクリレートの含有割合を多くしうる点で三架橋性以上
のトリメチロールプロパントリメタクリレートやペンタ
エリトリットテトラメタクリレートなどが好適である。
オールのメタクリル酸エステルとの使用割合は、通常、
モル比40:60ないし70:30の範囲内で選ばれる
が、グリシジルメタクリレートの割合が高いほど、官能
基の導入割合が高くなるので、物性がそこなわれない限
り、グリシジルメタクリレートの使用割合を大きくする
のが好ましい。
分として用いるポリオールのメタクリル酸エステルは、
従来、選択性分散剤のマトリックスにおいて架橋形成用
として用いられていたジビニルベンゼンに比べ、高い親
水性を示すので、マトリックスが親水性となり、高いホ
ウ素吸着速度を得ることができる。
ールのメタクリル酸エステルを溶解させる有機溶剤の選
択は、多孔性の共重合体を得るために極めて重要であ
る。一般に、懸濁重合による多孔体の製造においては、
モノマーに対して高い溶解性を有し、かつ生成した共重
合体に対しては溶解性の低い有機溶媒が用いられる。そ
して、共重合体と有機溶媒との相容性に応じて、多様な
細孔構造が形成される。
メチロールプロパントリメタクリレートからなる多孔性
共重合体を製造する場合には、有機溶媒としてアルコー
ル系のシクロヘキサノール/ドデカン‐1‐オル混合溶
媒、オクタン‐2‐オン、あるいはトルエンなどが好適
である。これらの有機溶媒は、該共重合体と異なる相容
性を示すため、例えば、相容性の低いシクロヘキサノー
ル/ドデカン‐1‐オル混合溶媒を用いた場合、グリシ
ジルメタクリレートのモノマー含量が25体積%で細孔
体積は最大(1.28cm3/g)となり、中程度の相
容性を示すオクタン‐2‐オンを用いた場合、グリシジ
ルメタクリレート含量が50体積%で細孔容積は最大と
なり(1.32cm3/g)、高い相容性を示すトルエ
ンを用いた場合、グリシジルメタクリレート含量が60
体積%で細孔体積を最大にできる(1.37cm3/
g)。
て、グリシジルメタクリレート−トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート共重合体の細孔構造を変えること
ができる。例えば、トルエンあるいはオクタン‐2‐オ
ンなどの有機溶媒の量が減少すると、表面積はほとんど
変化しないが、細孔体積は著しく減少する。
ックスとして、その細孔体積が0.5〜1.5cm3/
g、表面積が30〜400m2/gの細孔構造を有す
る、グリシジルメタクリレート−トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート共重合体が用いられる。
は、前記のようにして得たグリシジルメタクリレートと
ポリオールのメタクリル酸エステルからなる親水性でか
つ多孔性の共重合体を、N,N‐ジメチルホルムアミド
又はジオキサンのような水混和性溶剤中でポリヒドロキ
シルアルキルアミンと加熱反応させることによって簡単
に得ることができる。このポリヒドロキシルアルキルア
ミンとしては、N‐メチル‐D‐グルコサミン、2‐ア
ミノ‐2‐ヒドロキシメチル‐1,3‐プロパンジオー
ル、ジエタノールアミン、2‐アミノプロパン‐1,3
‐ジオール、3‐アミノプロパン‐1,2‐ジオールな
どを用いることができるが、優れたホウ素吸着性を示す
ものを得るには、N‐メチル‐D‐グルコサミン及び2
‐アミノ‐2‐ヒドロキシメチル‐1,3‐プロパンジ
オールが好適である。この際の反応温度としては、60
〜100℃の範囲が選ばれ、反応時間は通常5〜20時
間である。また、本発明のホウ素吸着性高分子多孔体
は、ポリヒドロキシルアルキルアミノ基の導入量が多い
程、ホウ素の吸着量が多くなるので、ポリヒドロキシル
アルキルアミンは、マトリックスとして用いる多孔体の
グリシジル基当量に基づき化学量論的量で用いるのが好
ましい。
ミノ‐2‐ヒドロキシメチル‐1,3‐プロパンジオー
ルのようなポリヒドロキシルアルキルアミンを用いて得
られるホウ素吸着性高分子多孔体は、いずれも高いホウ
素吸着性を示し、ホウ素吸着剤として有用である。ホウ
素吸着量は導入された官能基の数にほぼ比例し、官能基
数は共重合体中のグリシジルメタクリレートの含有量と
比例することから、グリシジルメタクリレート含有量の
高い共重合体から得られたホウ素吸着剤が、より高いホ
ウ素吸着容量を示す。興味深いことには、ホウ素吸着容
量は共重合体の細孔構造にはほとんど影響されない。上
記のホウ素吸着性高分子多孔体は、ホウ素吸着量に関し
て著しいpH依存性を示し、pH8付近で最大のホウ素
吸着量を示す。
せて得られるホウ素吸着性高分子多孔体は、いずれもラ
ングミュア型の吸着等温線を与えるが、N‐メチル‐D
‐グルコサミンを用いたものが2‐アミノ‐2‐ヒドロ
キシメチル‐1,3‐プロパンジオールを用いたものよ
りも高いホウ素吸着量を示す。この結果は、ホウ素錯体
の構造の違いから解釈できる。すなわち、前者は4座配
位型の四面体錯体を形成できるが、一方後者は2座配位
型の四面体錯体を形成する。このことは、一般に4座配
位型がエントロピー効果によって2座配位型より安定で
あることから説明できる。前者のホウ素吸着性をもつ高
分子多孔体は、ホウ素の平衡濃度が25mmol/dm
3以下でのホウ素吸着容量からいえば、市販のグルカミ
ン型樹脂と同等の性能を示す。
孔性でかつ親水性であるので、ホウ素吸着速度が極めて
高いという特徴を有する。例えば、ホウ素の初期濃度が
9.25mmol/dm3程度の場合、N‐メチル‐D
‐グルコサミンを用いて得られるホウ素吸着性高分子多
孔体は市販のグルカミン型樹脂(スチレン−ジビニルベ
ンゼン共重合体)と比較してはるかに高い吸着速度を示
す。すなわち、このものは、1時間で平衡吸着に到達す
るが、市販のグルカミン型樹脂では2時間でも平衡に達
しない。このホウ素吸着性高分子多孔体は、市販のグル
カミン型樹脂と異なり、はるかに親水性のトリメチロー
ルプロパントリメタクリレートで架橋されたことによ
り、吸着剤マトリックス内のホウ素の拡散が格段に容易
であり、高い吸着速度を発現できる。これは、拡散モデ
ルによる吸着速度解析からも確認できる。
ホウ素吸着容量のみならず吸着速度に関しても優れた性
能を発現することができ、ホウ素同位体の分離、ホウ素
の除去による物質の精製あるいは環境保全のために好適
に利用できる。
するが、本発明は、これらの例によってなんら限定され
るものではない。
メタクリレートとトリメチロールプロパントリメタクリ
レートとを、両者の割合、有機溶媒の種類及びその使用
割合を変えて懸濁重合させることによって、グリシジル
メタクリレートの含有モル比及び多孔構造の異なる架橋
型共重合体を製造した。
ミン3.75g又は2‐アミノ‐2‐ヒドロキシメチル
‐1,3‐プロパンジオール4.6gを溶解したN,N
‐ジメチルホルムアミド20ml溶液中によく浸漬し
て、80℃で8時間又は14時間加熱反応させた。生成
物を蒸留水で洗液が中性になるまで十分洗浄し、さらに
ソックスレー抽出器を用いてアセトンで24時間洗浄し
た後、真空乾燥してホウ素吸着剤1及び2を得た。
グリシジルメタクリレートのモル比を変えて共重合体を
合成し、これを実施例1に従って処理して得たホウ素吸
着剤0.2gを0.05mol/dm3塩酸50mlに
25℃で24時間浸漬した。ろ液中の水素イオン濃度を
滴定で求め、もとの塩酸濃度との差から、ホウ素吸着剤
の水素イオン吸着容量を計算した。水素イオンはアミノ
基で吸着されるので、水素イオン吸着容量は官能基数に
相当する。得られた結果を図1に示す。図中の○はホウ
素吸着剤1の水素イオン吸着容量、△はホウ素吸着剤2
の水素イオン吸着容量を示す。ホウ素吸着剤1及び2の
官能基数は、共重合体中のグリシジルメタクリレート
(GMA)のモル比に比例することが分る。該ホウ素吸
着剤50mgをホウ素濃度9.25mmol/dm3の
ホウ酸水溶液(ただし、イオン強度:0.1mol/d
m3KCl、体積:10ml)に30℃で48時間浸漬
し、ホウ素吸着を行った。初期及び吸着後のホウ酸水溶
液のホウ素濃度をICP分光分析法から求め、両者の差
から、ホウ素吸着量を計算した。その結果を図1に示
す。図中の●はホウ素吸着剤1のホウ素吸着容量、▲は
ホウ素吸着剤2のホウ素吸着容量を示す。ホウ素吸着容
量は、共重合体中のグリシジルメタクリレート(GM
A)のモル比に、従って官能基数に比例している。さら
に、ホウ素吸着剤1はホウ素吸着剤2より高いホウ素吸
着量を示すことが分る。
及び2の吸着等温線を一定のpH値5.66及び6.7
0、温度30℃で求めた。比較のために、市販の類似の
グルカミン型樹脂Diaion CRB02の吸着等温
線を求めた。その結果を図2に示す。図中の●はホウ素
吸着剤1、▲はホウ素吸着剤2、■は市販のグルカミン
型樹脂を示す。いずれも以下に与えるラングミュア型の
吸着等温関係に従っていることが分った。 ce/qe=1/Kqs+ce/qs ただし、ceは平衡後の溶液のホウ素濃度、qeは平衡後
のホウ素吸着量、qsは飽和吸着容量、Kは定数。この
図からホウ素吸着剤1は市販の類似の樹脂と同等のホウ
素吸着容量を有することが分る。
のホウ素吸着速度を一定のpH値7.7でかつ温度30
℃で求めた。比較のために、市販の類似のグルカミン型
樹脂Diaion CRB02のホウ素吸着速度を求め
た。その結果を図3に示す。図中の●はホウ素吸着剤
1、▲は市販のグルカミン型樹脂を示す。この図からホ
ウ素吸着剤1が市販の類似の樹脂よりはるかに大きなホ
ウ素吸着速度を示すことが分る。
剤は、吸着剤マトリックスに多孔性と同時に親水性が付
与されたことにより、従来の類似の樹脂と比較してホウ
素吸着容量に関しては同等であるが、はるかに高いホウ
素吸着速度を発現することが分る。
量を示すグラフ。
Claims (4)
- 【請求項1】 グリシジルメタクリレートとポリオール
のメタクリル酸エステルとからなる架橋型共重合体に、
ポリヒドロキシルアルキルアミノ基を導入したことを特
徴とするホウ素吸着性高分子多孔体。 - 【請求項2】 ポリヒドロキシルアルキルアミンの溶液
中に、グリシジルメタクリレートとポリオールのメタク
リル酸エステルとからなる架橋型共重合体を浸漬し、加
熱反応させて、前記架橋型共重合体にポリヒドロキシル
アルキルアミノ基を導入することを特徴とするホウ素吸
着性高分子多孔体の製造方法。 - 【請求項3】 グリシジルメタクリレートとポリオール
のメタクリル酸エステルとからなる架橋型共重合体のグ
リシジル基当量に基づき化学量論的量のポリヒドロキシ
ルアルキルアミンを用いる請求項2記載のホウ素吸着性
高分子多孔体の製造方法。 - 【請求項4】 グリシジルメタクリレートとポリオール
のメタクリル酸エステルとからなる架橋型共重合体に、
ポリヒドロキシルアルキルアミノ基が導入された高分子
多孔体を主体としたホウ素吸着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001253709A JP3837478B2 (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | ホウ素吸着性高分子多孔体、その製造方法及びホウ素吸着剤 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003064128A true JP2003064128A (ja) | 2003-03-05 |
JP3837478B2 JP3837478B2 (ja) | 2006-10-25 |
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---|---|---|---|
JP2001253709A Expired - Lifetime JP3837478B2 (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | ホウ素吸着性高分子多孔体、その製造方法及びホウ素吸着剤 |
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-
2001
- 2001-08-24 JP JP2001253709A patent/JP3837478B2/ja not_active Expired - Lifetime
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