JP2003063316A - 車両ドア用スピーカ装置 - Google Patents

車両ドア用スピーカ装置

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JP2003063316A
JP2003063316A JP2001252787A JP2001252787A JP2003063316A JP 2003063316 A JP2003063316 A JP 2003063316A JP 2001252787 A JP2001252787 A JP 2001252787A JP 2001252787 A JP2001252787 A JP 2001252787A JP 2003063316 A JP2003063316 A JP 2003063316A
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博司 小泉
Shinji Kobayashi
真治 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカが取り付けられる車両ドアの厚
み、形状等の違いに低価格で対応して設置できる車両ド
ア用スピーカ装置を提供する。 【解決手段】車両ドア用スピーカ装置1aを、汎用性を
有するスピーカ本体部2及びこれを保持した保持体(ブ
ラケット)7と、車両のスピーカ取付箇所に整合性のあ
る取付部分を有し、且つ保持体(ブラケット)7に取着
された座台3aで構成する。 【効果】 車種の違いに対する広い汎用性を有し車両
ドア用スピーカ装置の基本的部分を成すスピーカ本体部
2及びそれを保持する保持体(ブラケット)7を用意し
ておき、座台3についてのみ車種に対応して設計、製造
し、これとスピーカ本体部を組み立てて車両ドア用スピ
ーカ装置として車両ドアに組み付けることができるの
で、車両ドア用スピーカ装置の製造コストの低減を図
り、低価格化を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカが取り付
けられる車両ドアの厚み、形状等の違いに低価格で対応
して設置できる車両ドア用スピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車は、ドアの厚みが増す傾向
にあり、その厚みは多様化しているし、機種によってド
アトリム(ドア内装板)に例えばドリンク等の置く場所
を設けたりしてある。
【0003】従って、スピーカの取付環境の多様化が非
常に顕著である。即ち、ドアの厚みの厚いものもあれ
ば、従来とさほど変わらない比較的薄いものもあり、特
に、ドアトリムと内板金との間隔が大きいものがあれば
小さいものもある。また、スピーカの占める空間の大き
さ、形状が多様化し、機種によって大きく異なる傾向に
ある。
【0004】そのスピーカの設置環境の多様化に対し
て、スピーカを提供する方は、自動車の車種毎にそれに
応じた形状、大きさのスピーカを設計し、製造してい
た。具体的には、図8(A)〜(C)に示すように、保
持体、即ちブラケットbを、b1、b2、b3と車種毎
に変えたスピーカa1、a2、a3を設計し、製造し、
取り付けていたのである。その点についてより具体的に
説明すると、図8(A)に示すものa1は、比較的ドア
トリムと内板金の厚みが薄く、且つ取付部分の形状が複
雑ではなくて済む車種対応のものであり、従って、ブラ
ケットb1の長さは比較的短く、内端(スピーカ取り付
け側と反対側の端部)の形状は単純である。
【0005】図8(B)に示すものa2は、比較的ドア
の厚みが薄く、且つ内板金取付部分の形状が平坦ではな
く複雑な車種対応のものであり、従って、ブラケットb
2は短く、スピーカ取り付け側と反対側の端部の形状は
ドア側の取付部分の複雑な形状に応じて複雑である。図
8(C)に示すものa3は、比較的ドアトリムと内板金
の厚みが厚く、且つ取付部分の形状が複雑ではなくて済
む車種対応のものであり、従って、ブラケットb3の長
さは比較的長く、スピーカ取り付け側と反対側の端部の
形状は単純である。図8に示したのは飽くまで一部の例
であり、ブラケットbの長さが長く、且つそのスピーカ
取り付け側と反対側の端部の形状を複雑にしなければな
らない場合もあり得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車種毎に、
それに対応するスピーカを設計し、製造することは車両
ドア用スピーカ装置に強く要求されている製造コストの
低減を阻む大きな要因になり、延いては車両ドア用スピ
ーカ装置に強く要求されている低価格化を阻む大きな要
因となっていた。
【0007】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、スピーカが取り付けられる車両ドア
の厚み、形状等の違いに低価格で対応して設置できる車
両ドア用スピーカ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1、2の車両ドア
用スピーカ装置は、スピーカ本体部と、該スピーカ本体
部を保持する保持体と、車両ドアに取り付けられ且つ上
記保持体に係合し得る、或いは、車両ドアのスピーカ取
付箇所に整合性のある取付部分を有し且つ上記保持体に
取着された座台と、からなることを特徴とする。
【0009】従って、請求項1、2の車両ドア用スピー
カ装置によれば、スピーカ本体部と、該スピーカ本体部
を保持する保持体と、車両ドアに取り付けられ且つ上記
保持体に係合し得る、或いは、車両ドアのスピーカ取付
箇所に整合性のある取付部分を有し且つ上記保持体に取
着された座台からなるので、車種の如何に関係なく車両
ドア用スピーカ装置の要部を成すスピーカ本体部とそれ
を保持する保持体を用意しておき、座台についてのみ自
動車の車種に対応して設計、製造し、これとスピーカ本
体部を組み立てて車両ドア用スピーカ装置として車両ド
アに組み付けることができる。依って、車両ドア用スピ
ーカ装置の製造コストの低減を図り、低価格化を実現す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、基本的には、スピーカ
本体部と、該スピーカ本体部を保持する保持体と、車両
ドアに取り付けられ且つ上記保持体に係合し得る、或い
は、車両ドアのスピーカ取付箇所に整合性のある取付部
分を有し且つ上記保持体に取着された座台からなるもの
であり、座台が前記スピーカ本体部を保持した保持体に
係合された状態で接着により保持されるようにしても良
いし、ロックにより取着状態が保持されるようにしても
良い。しかし、後者の方、即ち、ロックにより取着状態
が保持されるようにした方がよりよいと言える。という
のは、接着をすると組立工数が増え、接着剤の消費量が
増え、低コスト化を制約する要因になるばかりではな
く、接着剤の劣化等により故障する可能性があるからで
ある。
【0011】尚、ロックにより維持される取着状態の態
様には、ねじ込み、圧入、係合等があり得るが、本発明
においてはどの態様をとっても良い。要は、簡単に取着
できればどのような形態であっても良いのである。しか
し、自動車は振動するので、振動でロックが解除されて
しまわないような強度は必要であり、また、ロックされ
た取着部分で音質劣化が起きないようにすることが好ま
しい。従って、取着部分を厚くする等して強固にするこ
とが好ましいと言える。すると、振動に強くなるし、音
質劣化も生じにくいからである。
【0012】また、音質改善のために、座台と結合され
たスピーカ本体部の外側に制振材料を貼るようにしても
良い。また、スピーカ本体部と座台との間におけるねじ
れ強度を強くし、且つ、組立精度を向上させるために、
スピーカ本体部と座台の何れか一方に軸方向に延びるリ
ブ溝を、他方にそのリブ溝に嵌るリブを形成するように
しても良い。この場合において、音質改善のために、座
台と結合されたスピーカ本体部の外側に制振材料を貼る
ようにするには、リブ、或いはリブ溝はスピーカ本体部
の内周面に形成するようにすることが必要である。尚、
スピーカ本体部の立ち上がり部分はスピーカ音圧の背圧
をコントロールする機構(空気抵抗を調整する弁に近い
機構)を有するように設計することが好ましい。
【0013】本発明においては、自動車の全機種に対応
して比較的数少ない複数種のスピーカ本体部及びそれを
保持する保持体を用意することとし、一つの種類のスピ
ーカ本体部及び保持体をそれに組み付ける座台の種類を
変えることにより、自動車の比較的多くの機種に対応す
るようにすることが可能であり、車両ドア用スピーカ装
置の製造コストの低減に大きく寄与できるのである。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って詳細に説
明する。図1(A)〜(C)及び図2は本発明車両ドア
用スピーカ装置の第1の実施例を示すもので、(A)は
断面図、(B)は斜視図、(C)は分解斜視図であり、
図2は車両のドアに本発明のスピーカ装置を取り付けた
状態の断面図である。図面において、1aは車両ドア用
スピーカ装置で、汎用性のあるスピーカ本体部2を保持
体、即ちブラケット(7)により保持し一体化したもの
と、車両ドア用スピーカ装置を取り付ける車種に対応し
て設計、製造された座台(スペーサ)3aからなる。
【0015】4はスピーカ本体部2のフレーム、5は振
動板、6はコネクタ、7は上記フレーム4と一体的に形
成されたブラケットで、筒状を成して後方に開口し延び
ている。該ブラケット7は、或いは該ブラケット7とフ
レーム4は例えば樹脂からなる。その樹脂の好適例とし
てABSレジン(アクリロニトリル、スチレン、ブタジ
エンを単量体とする共重合樹脂)、或いはPP(ポリカ
ーボネート)等が挙げられる。
【0016】8は座台3aの前部を成し、スピーカ本体
部2のブラケット7にその後方から内嵌され、圧入され
てロックされる。9は該座台3aの前部8に設けられた
コネクタ逃げスリットで、ブラケット7に内嵌されると
き上記コネクタ6を逃げる。尚、座台3aも例えば樹脂
からなり、その樹脂の好適例としてブラケット7の場合
と同様にABSレジン、或いはPP等が挙げられる。
【0017】スピーカ本体部2を保持したブラケット7
に対してその後方から前部が圧入により内嵌される座台
3aは、その圧入される外径を有するように形成され、
また、コネクタ6を逃げる逃げスリット9を有し、スピ
ーカ本体部2と対応した形状、寸法を有するが、それ以
外の部分(前部8より後の部分)は、車両ドア用スピー
カ装置1aが取り付けられる車両ドアの形状、寸法、即
ちスピーカの取り付け環境と対応した形状、寸法に設計
され、製造されている。なお、前部8はそれより後の部
分より小径にされ、外側に前向きの段部10が形成され
るようになっており、その段部10を座台3aがスピー
カ本体部2に内嵌状に圧入されるときのストッパとして
機能させるようになっている。
【0018】本車両ドア用スピーカ装置1aは図示しな
い車両ドア20内に取り付けられる。即ち、図2に示す
ように、車両ドア20の内板金20bにドアスピーカ1
aの座台3aの後部のフランジ状取付部を取り付け、ド
アスピーカ1aを内板金20bとドアトリム20cとの
間に介在させる。尚、図中20aは外板金、21は自動
車の窓ガラス、22はドアトリム20cのスピーカ本体
2の放音部と対向する位置に設けられた多孔性金属板、
即ちグリルである。この場合、座台3aが比較的短いの
で、ドアトリム20cと内板金20bとの間隔Tが小さ
い、即ち、厚みが比較的薄い車両ドアに取り付けられる
といえ、座台3aのスピーカ取り付け側と反対側の端部
の形状が比較的簡単なので、スピーカ取り付け箇所の形
状は比較的簡単と言える。
【0019】図3(A)〜(C)は本発明車両ドア用ス
ピーカ装置の第2の実施例を示すもので、(A)は断面
図、(B)は斜視図、(C)は分解斜視図である。図面
において、1bは車両ドア用スピーカ装置で、汎用性の
あるスピーカ本体部2と、車両ドア用スピーカ装置を取
り付ける車種に対応して設計、製造された座台3bから
なり、スピーカ本体部2の構成、形状、寸法は図1(及
び図2)に示した本発明車両ドア用スピーカ装置の第1
の実施例のスピーカ本体部2と全く同じである。従っ
て、その説明は省略する。
【0020】また、座台3bは、座台3aと同様に、そ
の前部8がスピーカ本体部2のブラケット7にその後方
から内嵌され、圧入されてロックされるような形状、寸
法を有しており、更に、それより後の部分より小径にさ
れ、外側に前向きの段差10が形成されるようになって
おり、その段部10を座台3aがスピーカ本体部2に内
嵌状に圧入されるときのストッパとして機能させるよう
になっている。しかし、座台3bの段部10よりも後の
部分は、その寸法(主として長さ)、形状(主として後
端の形状)が、車両ドア用スピーカ装置1bを搭載する
車両ドア20の内板金20b(図示せず)が平坦ではな
く波状に湾曲しているもので、スピーカ取り付け箇所の
形状その他に適合したものに設計され、製造されてい
る。
【0021】本車両ドア用スピーカ装置1bは、座台3
bが比較的短いので、厚みが比較的薄い車両ドアに取り
付けられるといえ、座台3bのスピーカ取り付け側と反
対側の端部の形状が比較的複雑なので、スピーカ取り付
け箇所の形状は比較的複雑と言える。
【0022】図4(A)〜(C)は本発明車両ドア用ス
ピーカ装置の第3の実施例を示すもので、(A)は断面
図、(B)は斜視図、(C)は分解斜視図である。図面
において、1cは車両ドア用スピーカ装置で、汎用性の
あるスピーカ本体部2と、車両ドア用スピーカ装置を取
り付ける車種に対応して設計、製造された座台3cから
なり、スピーカ本体部2の構成、形状、寸法は図1、図
2に示した本発明車両ドア用スピーカ装置の第1の実施
例のスピーカ本体部2と全く同じである。従って、その
説明は省略する。
【0023】また、座台3cは、座台3a、3bと同様
に、その前部8がスピーカ本体部2のブラケット7にそ
の後方から内嵌され、圧入されてロックされるような形
状、寸法を有しており、更に、それより後の部分より小
径にされ、外側に前向きの段差10が形成されるように
なっており、その段部10を座台3cがスピーカ本体部
2を保持するブラケット7に内嵌状に圧入されるときの
ストッパとして機能させるようになっている。
【0024】しかし、座台3cの段部10よりも後の部
分は、その寸法(主として長さ)、形状(主として後端
の形状)が、車両ドア用スピーカ装置1cを搭載する図
示しない車両ドアのスピーカ取り付け箇所の形状その他
に適合したものに設計され、製造されている。
【0025】本車両ドア用スピーカ装置1cは、座台3
cが長いので、内板金20bとドアトリム20cとの間
隔Tが大きい、即ち厚みが厚い車両ドア20(図示せ
ず)に取り付けられるといえ、座台3cのスピーカ取り
付け側と反対側の端部の形状が簡単なので、スピーカ取
り付け箇所の形状は比較的簡単と言える。
【0026】このように、本発明車両ドア用スピーカ装
置1によれば、一つの種類のスピーカ本体部2を保持し
たブラケット7に組み付ける座台3の種類3a、3b、
3c等を変えることにより自動車の比較的多くの機種に
対応するようにすることが可能であり、車両ドア用スピ
ーカ装置の製造コストの低減に大きく寄与できるのであ
る。尚、図1〜図4に示した各実施例において、音質改
善のために、座台と結合されたスピーカ本体部の外側に
制振材料を貼るようにしても良い。
【0027】図5(A)、(B)は本発明車両ドア用ス
ピーカ装置の上記各実施例に対する変形例を示すもの
で、(A)は分解側面図、(B)は(A)の矢印B−B
線に沿う矢視図である。
【0028】本例は、ブラケット7と座台3(3a、3
b或いは3c等)の一方、ブラケット7の内周面に軸方
向に延びるリブ溝11、11、・・・を形成し、他方、
例えば座台3の前部8の外周面にそのリブ溝11、1
1、・・・に嵌合するリブ12、12、・・・を形成
し、ブラケット7に座台3の前部3を嵌合する際にリブ
溝11、11、・・・にそれらと対応するリブ12、1
2、・・・を嵌合させることによりブラケット7と座台
3との回転方向における位置決めが為されるようにした
ものであり、図1〜図4に示した実施例に本例を適用す
ることが可能である。このようにすると、組み付け精度
を高くすることができ、また、ねじれ強度の向上を図る
ことができる。
【0029】尚、上記変形例において、各リブ溝11と
それに対応するリブ12とを、図5に示すように、リブ
12がリブ溝11に圧入されるような寸法に形成し、そ
の圧入をしたときブラケット7と座台3との取着状態が
保持(ロック)されるようにしても良い。そして、その
取着状態が保持されたとき、リブ12の端面12aがリ
ブ溝11の端面11aに当接し、その当接がブラケット
7に対する座台3の圧入の際のストッパとなるようにし
ても良い。
【0030】ところで、上記各実施例1a、1b、1c
においては、スピーカ本体部2を保持するブラケット7
に座台3a、3b、3cを圧入することにより車両ドア
用スピーカ装置1を構成するようにしていたが、振動等
によりスピーカ本体部2・座台3間が離脱したりするお
それをより確実に防止するために、係合によりロック状
態を維持するようにすることもできる。図7はそのよう
な係合によりロック状態を維持する例をスピーカ要部を
省略して示す断面図である。
【0031】本例は、ブラケット7の内周面と座台3の
外周面の前部8との何れか一方、例えば、ブラケット7
の内周面に環状の溝13を形成し、他方、例えば座台3
の外周面の前部に該溝13と嵌合する環状突起14を形
成し、座台3の外周面の前部8をブラケット7にその後
側から挿入したとき座台3の環状突起14が上記溝13
に嵌合してブラケット7と座台3が一体化した状態が保
持、即ちロックされるようにしたものである。
【0032】尚、上記実施例においては、ブラケット7
に座台3の前部8が内嵌されていたが、ブラケット7と
座台3の係合は必ずしもそのようにすることは必要では
なく、ブラケット7が座台3の前部に内嵌されるように
しても良いことはいうまでもない。但し、ブラケット7
の外側に制振材料を貼って音質劣化を防止しようとする
場合には、ブラケット7に座台3が内嵌されるようにす
る必要があるといえる。このように、本発明車両ドア用
スピーカ装置は種々の実施例があり得る。
【0033】
【発明の効果】請求項1の車両ドア用スピーカ装置によ
れば、汎用性を有するスピーカ本体部と、車両のスピー
カ取付箇所に整合性のある取付部分を有し且つ上記スピ
ーカ本体部を保持する保持体に取着された座台からなる
ので、車種の如何に関係なく車両ドア用スピーカ装置の
要部を成すスピーカ本体部を用意しておき、座台につい
てのみ自動車の車種に対応して設計、製造し、これとス
ピーカ本体部を保持した保持体を組み立てて車両ドア用
スピーカ装置として車両ドアに組み付けることができ、
車両ドア用スピーカ装置の製造コストの低減を図り、低
価格化を実現することができる。
【0034】請求項2の車両ドア用スピーカ装置によれ
ば、座台が前記保持体に取着された状態がロックにより
保持されるので、自動車が走行中に座台とスピーカ本体
部が分離するおそれを確実になくすことができる。そし
て、接着という作業を伴うことなく座台とスピーカ本体
部をロックされた取着状態にできるので、自動車が走行
中に座台とスピーカ本体部が分離するおそれを簡単な組
み立て作業によりなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)は本発明車両ドア用スピーカ装
置の第1の実施例を示すもので、(A)は断面図、
(B)は斜視図、(C)は分解斜視図である。
【図2】上記第1の実施例の車両ドア用スピーカ装置を
車両用ドアに取り付けた状態の断面図である。
【図3】(A)〜(C)は本発明車両ドア用スピーカ装
置の第2の実施例を示すもので、(A)は断面図、
(B)は斜視図、(C)は分解斜視図である。
【図4】(A)〜(C)は本発明車両ドア用スピーカ装
置の第3の実施例を示すもので、(A)は断面図、
(B)は斜視図、(C)は分解斜視図である。
【図5】(A)、(B)は本発明車両ドア用スピーカ装
置の上記各実施例に対する変形例を示すもので、(A)
は分解側面図、(B)は(A)の矢印B−B線に沿う矢
視図である。
【図6】本発明車両ドア用スピーカ装置における、リブ
溝にリブを圧入することによるスピーカ本体部を保持す
る保持体(ブラケット)と座台とのロック状態の形成例
を説明する斜視図である。
【図7】本発明車両ドア用スピーカ装置における、リブ
溝にリブを嵌合することによるスピーカ本体部を保持す
る保持体(ブラケット)と座台とのロック状態の形成例
を説明する断面図である。
【図8】(A)〜(C)は従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1(1a、1b、1c)・・・車両ドア用スピーカ装置
(実施例)、2・・・スピーカ本体部、3(3a、3
b、3c)・・・座台(スペーサ)、4・・・フレー
ム、5・・・振動板、6・・・コネクタ、7・・・保持
体(ブラケット)、9・・・コネクタ逃げ切り欠き、1
1・・・リブ溝、12・・・リブ、13・・・リブ、1
4・・・リブ溝。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカ本体部と、 上記スピーカ本体部を保持した保持体と、 車両ドアに取り付けられ、且つ上記保持体に係合し得る
    座台と、 からなることを特徴とする車両ドア用スピーカ装置
  2. 【請求項2】 スピーカ本体部と、 上記スピーカ本体部を保持した保持体と、 車両ドアのスピーカ取付箇所に整合性のある取付部分を
    有し、且つ上記保持体に取着された座台と、 からなることを特徴とする車両ドア用スピーカ装置。
  3. 【請求項3】 前記座台の前記保持体に取着された状態
    を保持するロック手段を有することを特徴とする請求項
    2記載の車両ドア用スピーカ装置。
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