JP2003063209A - コード補強部材及びその製造方法並びに空気入りタイヤ - Google Patents

コード補強部材及びその製造方法並びに空気入りタイヤ

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JP2003063209A
JP2003063209A JP2001256139A JP2001256139A JP2003063209A JP 2003063209 A JP2003063209 A JP 2003063209A JP 2001256139 A JP2001256139 A JP 2001256139A JP 2001256139 A JP2001256139 A JP 2001256139A JP 2003063209 A JP2003063209 A JP 2003063209A
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和義 田川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤパンク時に生じがちなバックリング現
象を抑制することにより、特に氷結路面上におけるラン
フラット走行時の操縦性能に優れたサイド補強タイプの
冬用ランフラットタイヤ等を提供することにある。 【解決手段】 一対のビード部22にそれぞれ埋設された
ビードコア23間でトロイド状に延びる略ラジアル配列さ
れたコードを有する少なくとも1枚のプライからなるカ
ーカス25と、このカーカス25のクラウン部26の外周側
に、複数本のスチールコードをゴム被覆した少なくとも
1層のコード層からなるベルト32とを具え、ベルト32を
構成するコード層は、スチールコードが、略楕円形の断
面形状をもちかつその長軸をベルト32の断面幅方向33に
対し傾斜角を有する方向に配置した偏平コードである強
化コード層31a,31bとすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コード補強部材
及びその製造方法並びに空気入りタイヤに関するもので
あり、より詳細には、コード補強部材及び空気入りタイ
ヤを構成するベルトの断面厚さ方向の剛性を有効に高め
る。
【0002】
【従来の技術】コード補強部材を用いて形成する物品、
例えばコード補強部材を用いて形成したベルトを有する
空気入りタイヤは、ベルト剛性によってトレッド部を補
強したものである。かかるタイヤにおいては、タイヤの
内圧が異常に低下したり、パンクする状況も想定される
ため、車両の安全性の観点から、仮にタイヤ内圧の異常
低下やパンクが生じたとしても、ある程度の距離を安心
して走行することが可能であるタイヤ、いわゆるランフ
ラットタイヤを開発することが強く望まれている。
【0003】ランフラットタイヤは、大別すると2種類
のタイプがある。第1のタイプのランフラットタイヤ
は、リム組みしたタイヤ内におけるリムの部分に、金属
又は合成樹脂製の環状中子を取り付けた、いわゆる中子
タイプのランフラットタイヤであり、前記環状中子は、
内圧の異常低下又はパンクした時にだけ、タイヤ内面と
接触させて、潰れたタイヤをその内面側から支持できる
ように構成したものであり、これによって、ランフラッ
ト走行を可能にしたものである。
【0004】また、第2のタイプのランフラットタイヤ
は、少なくともサイドウォール部にわたるカーカスの内
面側に、比較的硬質なゴムからなる補強ゴム層を配設し
た、いわゆるサイド補強タイプのランフラットタイヤで
あり、内圧の異常低下又はパンクした時に、補強ゴム層
によって補強された両サイドウォール部を変形しにくく
して荷重を支持し、これによって、ランフラット走行を
可能にしたものである。
【0005】サイド補強タイプのランフラットタイヤ
は、中子タイプのランフラットタイヤに比べて、構造が
シンプルであり、リム組み作業性や製法等の煩雑さの問
題が少なく、ランフラット走行時の乗り心地性も優れて
いることから、現在では主流をなしており、かかるサイ
ド補強タイプのランフラットタイヤは、種々の態様のも
のが提案されているが、その殆どは、サマータイヤであ
る。
【0006】かかるサイド補強タイプのランフラットタ
イヤは、パンク時には、タイヤクラウン部がその内面側
からは特に支持されていないため、タイヤクラウン部が
その内面側に大きく変形してトレッド部踏面の一部、特
に中央域が浮き上がる現象、いわゆるバックリング現象
等が生じやすく、この結果、接地面積が、正常状態のタ
イヤに比べて顕著に減少し、適正な接地形状や均一な接
地圧分布が得られない場合がある。
【0007】このとき、乾燥路面のように摩擦係数が大
きい通常のアスファルト路面上を走行する場合には、バ
ックリングが生じてトレッド部踏面の中央域が浮き上が
って接地面積が仮に減少したとしても、接地している両
側方域の踏面部分によって生じる路面との摩擦力によっ
て、駆動・制動性能を含む操縦性能を確保することは可
能であるが、特に、氷結路面のように摩擦係数が小さい
路面上を走行する場合には、バックリングに起因するト
レッド部踏面の中央域の浮き上がりによって接地面積が
減少すると、接地している両側方域の踏面部分によって
生じる路面との摩擦力は小さいため、この摩擦力によっ
て操縦性能を確保することは難しい。
【0008】そのため、サイド補強タイプのランフラッ
トタイヤは、パンク時のタイヤの上記バックリング現象
を抑制することが必要である。
【0009】また、近年の更なる安全性に対する高まり
から、スタッドレスタイヤのような冬用タイヤにおいて
も、ランフラット走行できるように構成することが望ま
れるようになったが、かかる冬用ランフラットタイヤに
おいても、氷結路面のように摩擦係数が小さい路面上を
ランフラット走行する場合には、上述したサイド補強タ
イプのサマーランフラットタイヤと同様、上記操縦性能
を確保することは難しい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、断
面厚さ方向の剛性を有効に高めたコード補強部材及びそ
の製造方法を提供することにある。また、この発明の他
の目的は、ベルトの断面厚さ方向の剛性を有効に高める
ことにより、タイヤ内圧の異常低下又はパンクが生じた
場合にトレッド部で生じがちなバックリング現象を抑制
した空気入りタイヤ、特にサイド補強タイプのランフラ
ットタイヤを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明は、複数本のスチールコードをゴム被覆し
たシート状のコード補強部材において、前記コード補強
部材のスチールコードが、略楕円形の断面形状をもちか
つその長軸をコード補強部材の断面幅方向に対し傾斜角
を有する方向に配置した偏平コードであることを特徴と
するコード補強部材である。尚、ここでいう「傾斜角」
は、具体的には、全角度範囲を0〜180°とするとき、
0及び180°を除く全角度(90°を含む。)を意味す
る。
【0012】また、前記偏平コードは、その長軸を前記
断面幅方向に対し45°〜135°の範囲内で配置するか、
又は、その長手方向に向かってらせん状に形成され、か
つ、その長軸が前記断面幅方向に対し45°〜135°の範
囲内で配置されるコード部分が、他のコード部分よりも
多いことが好ましい。
【0013】第2発明は、複数本のスチールコードを引
き出し、これら引き出されたスチールコードを、平行配
置した状態でインシュレーション方式により未加硫ゴム
で被覆してシート部材とし、このシート部材を所定の断
面形状に成形することによってコード補強部材を製造す
る方法において、前記コード補強部材のスチールコード
が、略楕円形の断面形状をもつ偏平コードであり、前記
スチールコードの平行配置は、スチールコードの長軸が
シート部材の断面幅方向に相当する方向に対し傾斜角を
有する状態で行うことを特徴とするコード補強部材の製
造方法である。
【0014】第3発明は、一対のビード部にそれぞれ埋
設されたビードコア間でトロイド状に延びる略ラジアル
配列されたコードを有する少なくとも1枚のプライから
なるカーカスと、このカーカスのクラウン部外周側に、
複数本のスチールコードをゴム被覆した少なくとも1層
のコード層からなるベルトとを具える空気入りタイヤに
おいて、ベルトを構成するコード層のうち、少なくとも
1層のコード層は、スチールコードが、略楕円形の断面
形状をもちかつその長軸をベルトの断面幅方向に対し傾
斜角を有する方向に配置した偏平コードである強化コー
ド層とすることを特徴とする空気入りタイヤである。
【0015】また、前記偏平コードは、その長軸を前記
断面幅方向に対し45°〜135°の範囲内で前記強化コー
ド層に配設するか、又は、その長手方向に向かってらせ
ん状に形成され、かつ、その長軸が前記断面幅方向に対
し45°〜135°の範囲内で前記強化コード層に配置され
るコード部分が、他のコード部分よりも多いことが好ま
しい。
【0016】さらに、前記ベルトを構成するコード層の
うち、2層又は3層のコード層が前記強化コード層であ
ることが好ましく、加えて、少なくとも最外コード層が
前記強化コード層であることがより好適である。
【0017】尚、前記空気入りタイヤは、少なくともサ
イドウォール部にわたるカーカスの内面側に、比較的硬
質なゴムからなりかつ略三日月状の断面形状を有する補
強ゴム層をさらに配設した、いわゆるサイド補強用ラン
フラットタイヤであることがより好適である。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に従うコード補
強部材1の代表的な幅方向断面を示したものである。図
1に示すコード補強部材1は、複数本のスチールコード
2と、該スチールコード2の周りを覆う被覆ゴム3とに
よってシート状に構成されている。
【0019】そして、第1発明に従うコード補強部材1
の構成上の主な特徴は、スチールコード2の断面形状及
び配設状態の適正化にあり、より具体的には、コード補
強部材1のスチールコード2を、略楕円形の断面形状を
もつ偏平コードとし、かつ、この偏平コード2を、その
長軸aがコード補強部材1の断面幅方向4に対して傾斜
角を有する方向に配置することにある。
【0020】以下、第1発明を完成させるに至った経緯
を作用の説明とともに説明する。図14は、空気入りタイ
ヤを構成するベルト等に用いられる従来のコード補強部
材101の幅方向断面を示すが、かかるコード補強部材101
は、通常、スチールコード102が真円形の断面形状を有
するのが一般的である。かかるコード補強部材101の場
合には、スチールコード102自体による剛性の向上効果
は、コード補強部材101の断面厚さ方向103と断面幅方向
104でほぼ等しくなる。
【0021】発明者は、コード補強部材の幅中央がバッ
クリング(座屈)する現象を抑制するには、特に、断面
厚さ方向の剛性を高めることが有用であると考え、断面
厚さ方向の剛性を有効に高めるための検討を行ったとこ
ろ、スチールコードを偏平コードとし、かかる偏平コー
ドを、その長軸がコード補強部材の断面幅方向に対して
傾斜角を有する方向に配置すれば、断面厚さ方向の剛性
を有効に高めることができることを見出し、これによっ
て、第1発明を完成することに成功したのである。
【0022】すなわち、スチールコード2´を偏平コー
ドとしても、図13に示すように、その長軸a´をコード
補強部材1´の断面幅方向4´と平行になるように配設
した場合は、前記断面幅方向4´の剛性は高められる
が、断面厚さ方向5´の剛性は所期したほど高めること
ができないからである。
【0023】そこで、第1発明では、スチールコードの
長軸をコード補強部材の断面幅方向に対し傾斜角を有す
る方向に配置することを限定し、図13に示すような場合
を除外することにより、コード補強部材1の断面厚さ方
向5の剛性を有効に高め、これによって、コード補強部
材1の幅中央がバックリング(座屈)する現象を抑制す
ることができるのである。
【0024】また、偏平コード2は、その長軸aを前記
断面幅方向4に対し平行に配置する場合を0°又は180
°とするとき、前記長軸aの前記断面幅方向4に対する
角度を45°〜135°の範囲内で配置することが、コード
補強部材1の断面厚さ方向5の剛性を有効に高める点で
好ましく、より好適には、図2に示すように、前記長軸
aを前記断面幅方向4に対して90°になるように偏平コ
ード2を配置する。
【0025】一方、断面厚さ方向と断面幅方向の剛性バ
ランスを重視する場合には、偏平コード2は、その長手
方向に向かってらせん状に形成され、かつ、その長軸が
前記断面幅方向に対し45°〜135°の範囲内で配置され
るコード部分(図4の斜線部分2a)が、他のコード部分
(図4の斜線を施していない部分2b)よりも多く存在す
ること、好適には60%以上の割合で存在することが好ま
しい。尚、偏平コード2を、その長軸aの前記角度が上
記好適範囲になるように長手方向6に向かってらせん状
に形成する方法としては、例えば、図8に示すように、
回転可能な3点支持ピン35の間を通すことによってらせ
ん状にクセ付けする方法を用いればよい。
【0026】次に、第1発明に従うコード補強部材1を
製造する第2発明に従う製造方法の一例を以下で説明す
る。図5は、第2発明の製造方法を実施するのに適合し
た代表的な製造設備10の例である。
【0027】かかるコード補強部材1を製造するには、
まず、複数本のスチールコード11を偏平コードにした
後、各ボビン12に巻き付ける。
【0028】尚、スチールコード11を偏平コードにする
方法としては、真円形の断面形状を有する撚りコード又
はモノフィラメントコードを、図9に示すような千鳥状
に配置した小径ロール36間を通過させることによってか
かるコードを塑性加工(圧潰)して偏平コードにする方
法、図10(a),(b)に示すように、真円形の断面形状を有
する複数本のコード又はフィラメントを平行に延在させ
て楕円形の断面形状のコア37を形成した後、このコア37
の周りに複数本のコード又はフィラメントからなるシー
ス38を撚り合わせることによって偏平コードにする方
法、又は、コア39を形成するコード又はフィラメントと
して、図12に示すような上下2個の歯車40を通過させる
ことによって得られる図11(b)に示すような波形の型付
けをした、いわゆるクリンプトコード又はクリンプトフ
ィラメント41を用い、このコア39の周りに複数本のコー
ド又はフィラメントからなるシース42を撚り合わせるこ
とによって偏平コードにする方法等が挙げられる。
【0029】その後、各ボビン12に巻き付けられていた
複数本の偏平コード11を引き出し、これら引き出された
偏平コード11は、櫛型ガイド13を経てインシュレーショ
ンマシーン14に案内される。
【0030】案内された偏平コード11は、その長軸が図
6に示すようにインサートガイド15に設けた楕円状の孔1
5aの長軸dと一致するように配列されてインシュレーシ
ョンマシーン14の内部を通過する。
【0031】これと同時に、インシュレーションマシー
ン14の上部中央におけるゴム挿入口16から未加硫ゴムが
供給され、前記楕円状の孔15aと同様に配列された偏平
コード11をインシュレーション方式によりゴム被覆する
ことによって、シート部材を、偏平コード11の長軸がシ
ート部材の断面幅方向に相当する方向に対して傾斜角を
有する状態で作製することができる。
【0032】さらに、シート部材は、口金17のオリフィ
ス17aを通過する際に所望の断面形状、例えば矩形又は
平行四辺形の断面形状に成形(例えば押出し成形)する
ことによって、第1発明のコード補強部材1を製造する
ことができる。
【0033】次に、第3発明に従う空気入りタイヤの一
例を説明する。図7は、第3発明に従う空気入りタイヤ
である冬用ランフラットタイヤ(より厳密には、スタッ
ドレスランフラットタイヤ)の幅方向半断面を示したも
のである。
【0034】図7に示すタイヤ21は、一対のビード部22
にそれぞれ埋設されたビードコア23間でトロイド状に延
びる略ラジアル配列(具体的には、タイヤ赤道面に対し
70〜90°の角度で配列)されたコード、例えばレイヨン
コードを有する少なくとも1枚のプライ、図1では1枚
のプライをビードコア23及びビードフィラー24の周りに
内側から外側へ折り返して形成したカーカス25を有して
いる。
【0035】さらに、このタイヤ21は、カーカス25のク
ラウン部26外周側にトレッド部27を具えている。尚、図
1では、トレッド部27の詳細な構成は示していないが、
具体的には、踏面を形成する比較的軟質(好適には、シ
ョアA硬さで38〜58の範囲、より好適には48)なゴムか
らなる外側ゴム層と、比較的硬質(好適には、ショアA
硬さで48〜68の範囲、より好適には58、かつ外側ゴム層
よりも硬質である。)なゴムからなる内側ゴム層との少
なくとも2層で構成されている。
【0036】また、このタイヤ1は、スタッドレスタイ
ヤであるため、図示は省略したが、トレッド部27に、一
般のスタッドレスタイヤと同様、タイヤ周方向に沿って
延びる複数本の周方向溝、及び/又は、該周方向溝を横
断する方向に延びる複数本の横断溝等のトレッド溝が配
設されることによって、トレッド部27を、タイヤ周方向
に沿って延びる複数本のリブ状陸部に区分して構成する
か(リブパターン)、複数個のブロックからなる複数の
陸部列に区分して構成するか(ブロックパターン)、又
はこれらを組み合わせることによって構成してもよく、
さらに、複数本のジグザグ状サイプなどを適宜配設して
もよい。
【0037】また、前記トレッド部27の両端部と前記ビ
ード部22との間には、これらを連結するサイドウォール
部28が配設されている。
【0038】さらに、少なくともサイドウォール部28、
図1ではビード部22からトレッド部27の端部にわたる範
囲のカーカス25の内面側には、比較的硬質(好適には、
ショアA硬さで75〜95の範囲、より好適には85)なゴム
からなり、略三日月状又は略三角形形状の断面形状を有
する補強ゴム層29が配設されており、いわゆるサイド補
強タイプのランフラットタイヤの構造を具えている。
【0039】さらにまた、カーカス25とトレッド部27の
間には、複数本のスチールコード30をゴム被覆した少な
くとも1層のコード層、図1では2層のコード層31a,31
bからなるベルト32が配置されている。
【0040】そして、第3発明に従う空気入りタイヤの
構成上の主な特徴は、ベルト32を構成するコード層のう
ち、少なくとも1層のコード層、図1では2層のコード層
31a,31bは、スチールコード30が、略楕円形の断面形状
をもちかつその長軸aをベルト32の断面幅方向33に対し
て傾斜角を有する方向に配置した偏平コードである強化
コード層とすることにあり、この構成を採用することに
よって、上述したランフラット走行時に生じやすいバッ
クリング現象を有効に抑制することができ、これによっ
て、通常路面でのランフラット走行は勿論のこと、摩擦
係数の小さな氷結路面上をランフラット走行した場合に
も、十分な操縦性能を得ることができる。
【0041】また、偏平コード30は、その長軸aを前記
断面幅方向33 に対し45°〜135°の範囲内で前記強化コ
ード層に配設することが、ベルト32の断面厚さ方向34の
剛性を有効に高める点で好ましく、より好適には、図7
に示すように、前記長軸aを前記断面幅方向34に対して
90°になるように偏平コード30を配置する。
【0042】さらに、断面厚さ方向と断面幅方向の剛性
バランスを重視する場合には、偏平コード30は、その長
手方向に向かってらせん状に形成され、かつ、その長軸
aが前記断面幅方向33に対し45°〜135°の範囲内で前
記強化コード層に配置されるコード部分が、他のコード
部分よりも多く存在すること、好適には60%以上の割合
で存在することが好ましい。
【0043】一方、高内圧及び高負荷荷重が適用される
大型車両の場合には、ベルトを構成するコード層のう
ち、2層又は3層のコード層が前記強化コード層である
ことが好ましく、また、軽量化を重視する場合には、前
記ベルト32を構成するコード層のうち、少なくとも最外
コード層31bが前記強化コード層であることが好まし
い。
【0044】尚、第3発明の空気入りタイヤ21を製造す
る方法としては、例えば、第2発明の方法に従ってコー
ド補強部材1を作製した後、このコード補強部材1を用
いて通常の成形方法によってベルト32を作製してグリー
ンタイヤを形成し、その後、加硫成形等の通常の後工程
を経ることによって、空気入りタイヤ21を製造すること
ができる。
【0045】上述したところは、この発明の実施形態の
一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の変更
を加えることができる。例えば、上述した実施形態で
は、冬用ランフラットタイヤを例にして説明したが、ラ
ンフラットタイヤ以外の一般的な構造を有するサマータ
イヤや、そのランフラットタイヤに第3発明を適用して
もよいのは言うまでもない。
【0046】
【実施例】次に、第1発明に従うコード補強部材1を第2
発明の方法によって製造し、このコード補強部材1を用
いて第3発明に従うスタッドレスランフラットタイヤ21
を試作し、性能評価を行ったので、以下で説明する。
【0047】・実施例1 実施例1のタイヤは、図7に示すタイヤ幅方向断面を有
し、タイヤサイズが245/40R18である乗用車用スタッド
レスランフラットタイヤであり、ベルト32は、図2に示
すコード補強部材を用いて形成した2層のコード層31a,
31bで構成され、そのコードには、コアとして波形コー
ドを用い、コード構造が1+6であり、長軸aと短軸b
の比が1:0.87である偏平スチールコードを用いた。偏
平スチールコードの長軸aのベルト断面幅方向33に対す
る角度は90°とした。他のタイヤ構造については、一般
的なタイヤの構造とほぼ同様に構成した。
【0048】・実施例2 実施例2のタイヤは、図1に示すコード補強部材1を用
いてベルト32を形成したものであり、ベルト32を構成す
るコード層31a,31bの偏平スチールコード30が、その長
軸aのベルト断面幅方向33に対する角度を40°としたこ
とを除いては実施例1のタイヤと同様な構造を有する。
【0049】・実施例3 実施例3のタイヤは、図3に示すコード補強部材1を用
いてベルト32を形成したものであり、ベルト32を構成す
るコード層31a,31bの偏平スチールコード30が、コアと
して波形コードを用い、コード構造が1+6であること
を除いては実施例1のタイヤと同様な構造を有する。
【0050】・比較例 比較例のタイヤは、図13に示すコード補強部材1´を用
いてベルトを形成したものであり、ベルトを構成するコ
ード層の偏平スチールコードが、その長軸のベルト断面
幅方向に対する角度を0°(又は180°)としたことを
除いては実施例1のタイヤと同様な構造を有する。
【0051】・従来例 従来例のタイヤは、図14に示すコード補強部材を用いて
ベルトを形成したものであり、ベルトを構成するコード
層のコードとして1+6のコード構造の略真円形の断面
形状を有するスチールコードを用いたことを除いては実
施例1のタイヤと同様な構造を有する。
【0052】(性能評価)上記各供試タイヤについて、
テストコースに設けられた各種路面上にてランフラット
走行時における操縦性能を評価したので以下で説明す
る。
【0053】ランフラット走行時における操縦性能は、
各供試タイヤをリム(8JJ×18)に組み付けてタイヤ車
輪とした後、これらのタイヤ車輪を後輪駆動タイプの
(ABS付き)乗用車に装着し、この乗用車をアスファル
ト路面、積雪路面及び氷結路面の3種類のテストコース
の路面上で走行させ、評価した。
【0054】尚、タイヤ内圧は、4輪のうち、1輪(前
輪右側に装着)のみの相対内圧を0kPa、他の3輪の相
対内圧を230kPaとし、タイヤ負荷荷重は、前輪を4.81k
N、後輪を4.51kN(乗員2名相当)とした。また、アス
ファルト路面並びに積雪路面及び氷結路面上での前記操
縦性能は、プロのドライバーによるフィーリングと、計
器測定として室内試験による評価値との総合評価で行っ
た。
【0055】表1にそれらの評価結果を示す。尚、表1
中の数値は、いずれも従来例を100とした指数比で表し
ており、いずれの性能とも大きいほど優れていることを
示している。
【0056】
【表1】
【0057】表1の評価結果から、実施例1〜3は、従
来例及び比較例に比べて、ランフラット走行時における
操縦性能が優れており、特に氷結路面上での操縦性能が
格段に優れているのがわかる。
【0058】
【発明の効果】この発明によれば、断面厚さ方向の剛性
が高いコード補強部材の提供が可能になり、このコード
補強部材をベルトに適用した空気入りタイヤ、特にサイ
ド補強タイプの冬用ランフラットタイヤは、ベルトの断
面厚さ方向の剛性が高いため、タイヤ内圧の異常低下又
はパンクが生じた場合にトレッド部で生じがちなバック
リング現象を有効に抑制することができ、この結果、各
種路面、特に摩擦係数の小さな氷結路面上をランフラッ
ト走行する場合にも、十分な操縦性能を具備することが
できるので、タイヤの安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1発明に従うコード補強部材の幅方向断面
図である。
【図2】 第1発明に従う別のコード補強部材の幅方向
断面図である。
【図3】 第1発明に従う他のコード補強部材の幅方向
断面図である。
【図4】 第1発明に従うコード補強部材に配設するス
チールコードを抜き出し、その延在状態を示した図であ
る。
【図5】 第2発明に従うコード補強部材の製造方法を
実施するのに好適な製造設備の一例を示す概略側面図で
ある。
【図6】 図5に示す製造設備に用いるインサートガイ
ドの一例を示す正面図である。
【図7】 第3発明に従う冬用ランフラットタイヤの幅
方向断面図である。
【図8】 第1発明に従うコード補強部材に用いられる
偏平コードを延在方向に向かってらせん状に形成する方
法の一例を示す概略斜視図である。
【図9】 第1発明に従うコード補強部材に用いられる
偏平コードの形成方法を説明するための図である。
【図10】 第1発明に従うコード補強部材に用いられ
る偏平コードの他の形成方法を説明するための図であ
る。
【図11】 第1発明に従うコード補強部材に用いられ
る偏平コードの別の形成方法を説明するための図であ
る。
【図12】 図11に示すクリンプトフィラメントを形成
する方法の一例を示す図である。
【図13】 比較例のタイヤに用いたコード補強部材の
幅方向断面図である。
【図14】 従来例のタイヤに用いたコード補強部材の
幅方向断面図である。
【符号の説明】
1 コード補強部材 2 スチールコード(又は偏平コード) 3 被覆ゴム 4 コード補強部材の断面幅方向 5 コード補強部材の断面厚さ方向 6 コードの長手方向 10 コード補強部材の製造設備 11 スチールコード(又は偏平コード) 12 ボビン 13 櫛型ガイド 14 インシュレーションマシーン 15 インサートガイド 16 ゴム挿入口 17 口金 21 空気入りタイヤ(又は冬用ランフラットタイヤ) 22 ビード部 23 ビードコア 24 ビードフィラー 25 カーカス 26 クラウン部 27 トレッド部 28 サイドウォール部 29 補強ゴム層 30 スチールコード(又は偏平コード) 31a,31b,31c コード層(又は強化コード層) 32 ベルト 33 ベルトの断面幅方向 34 ベルトの断面厚さ方向 35 支持ピン 36 小径ロール 37,39 コア 38,42 シース 40 歯車 41 クリンプトフィラメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 21:00 B29K 105:08 105:08 B29L 30:00 B29L 30:00 B29C 67/14 D

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のスチールコードをゴム被覆した
    シート状のコード補強部材において、 前記コード補強部材のスチールコードが、略楕円形の断
    面形状をもちかつその長軸をコード補強部材の断面幅方
    向に対し傾斜角を有する方向に配置した偏平コードであ
    ることを特徴とするコード補強部材。
  2. 【請求項2】 前記偏平コードは、その長軸を前記断面
    幅方向に対し45°〜135°の範囲内で配置する請求項1
    記載のコード補強部材。
  3. 【請求項3】 前記偏平コードは、その長手方向に向か
    ってらせん状に形成され、かつ、その長軸が前記断面幅
    方向に対し45°〜135°の範囲内で配置されるコード部
    分が、他のコード部分よりも多い請求項1記載のコード
    補強部材。
  4. 【請求項4】 複数本のスチールコードを引き出し、こ
    れら引き出されたスチールコードを、平行配置した状態
    でインシュレーション方式により未加硫ゴムで被覆して
    シート部材とし、このシート部材を所望の断面形状に成
    形することによってコード補強部材を製造する方法にお
    いて、 前記コード補強部材のスチールコードが、略楕円形の断
    面形状をもつ偏平コードであり、前記スチールコードの
    平行配置は、スチールコードの長軸がシート部材の断面
    幅方向に相当する方向に対し傾斜角を有する状態で行う
    ことを特徴とするコード補強部材の製造方法。
  5. 【請求項5】 一対のビード部にそれぞれ埋設されたビ
    ードコア間でトロイド状に延びる略ラジアル配列された
    コードを有する少なくとも1枚のプライからなるカーカ
    スと、このカーカスのクラウン部外周側に、複数本のス
    チールコードをゴム被覆した少なくとも1層のコード層
    からなるベルトとを具える空気入りタイヤにおいて、 ベルトを構成するコード層のうち、少なくとも1層のコ
    ード層は、スチールコードが、略楕円形の断面形状をも
    ちかつその長軸をベルトの断面幅方向に対し傾斜角を有
    する方向に配置した偏平コードである強化コード層とす
    ることを特徴とする空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 前記偏平コードは、その長軸を前記断面
    幅方向に対し45°〜135°の範囲内で前記強化コード層
    に配設する請求項5記載の空気入りタイヤ。
  7. 【請求項7】 前記偏平コードは、その長手方向に向か
    ってらせん状に形成され、かつ、その長軸が前記断面幅
    方向に対し45°〜135°の範囲内で前記強化コード層に
    配置されるコード部分が、他のコード部分よりも多い請
    求項5記載の空気入りタイヤ。
  8. 【請求項8】 前記ベルトを構成するコード層のうち、
    2層又は3層のコード層が前記強化コード層である請求
    項5、6又は7記載の空気入りタイヤ。
  9. 【請求項9】 前記ベルトを構成するコード層のうち、
    少なくとも最外コード層が前記強化コード層である請求
    項5〜8のいずれか1項記載の空気入りタイヤ。
  10. 【請求項10】 前記空気入りタイヤは、少なくともサ
    イドウォール部にわたるカーカスの内面側に、比較的硬
    質なゴムからなりかつ略三日月状の断面形状を有する補
    強ゴム層をさらに配設した、いわゆるサイド補強用ラン
    フラットタイヤである請求項5〜8のいずれか1項記載
    の空気入りタイヤ。
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