JP2003061912A - 眼科用画像装置 - Google Patents

眼科用画像装置

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JP2003061912A
JP2003061912A JP2001258910A JP2001258910A JP2003061912A JP 2003061912 A JP2003061912 A JP 2003061912A JP 2001258910 A JP2001258910 A JP 2001258910A JP 2001258910 A JP2001258910 A JP 2001258910A JP 2003061912 A JP2003061912 A JP 2003061912A
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JP
Japan
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image data
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ophthalmic
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JP2001258910A
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English (en)
Inventor
Kyoji Sekiguchi
恭司 関口
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼底カメラで撮影した画像データを転送して
表示させるときに、撮影間隔に応じて画像データ量を削
減して素早く撮影画像を表示する。 【解決手段】 a1で撮影が行われ、b1の転送が開始
する。b1の転送が終了しない内に次のa2の撮影が行
われると、転送部はb1の転送を止めデータ量を削減す
る処理を行い、b1’として再度転送を開始する。デー
タ量の削減方法は画像サイズを縮小する或いは圧縮率を
高めることによる。この例では、データ量を1/3に減
少させてt1時間で転送を行う。転送速度はデータ量に
比例するので、t1はt0の1/3になる。b1’で転
送が終了すると、b2以降の転送はデータ量を削減させ
た画像データを転送するように切換わり、b2、b3、
b4と転送が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科医院、集団検
診、人間ドックなどにおいて眼底検査等に使用される眼
科撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】眼底カメラ等の眼科撮影装置では、眼底
カメラで撮影した画像を外部に設けた記録装置や画像処
理装置などに転送して、画像を記録保存したり画像処理
を行うシステムが提案されている。例えば特開平6−9
8859号公報では、撮影した画像データを全て転送す
ると時間がかかるため、眼底像が写っている部分を抽出
して周囲の余白部は送らないようにしている。或いは、
乳頭部など範囲を指定して、その範囲のみを転送するこ
ともある。
【0003】近年ではデジタルカメラが進歩し、解像力
も増して本体内で画像処理を行い、CFカードメモリや
PCカードメモリ等のカード型半導体記録媒体に保存で
きるようになっている。このようなデジタルカメラを眼
底カメラなどの眼科画像撮影装置に接続して使用した場
合に、患者情報と共に管理するため、外部に設置された
パーソナルコンピュータなどに転送して保存し、データ
ベースに登録し任意の患者情報などから検索して画像を
表示するものが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、デジタルカメラの画像データは年々解
像度が増し大きくなってきており、転送時間が非常にか
かるようになっている。このため、集団検診や参照のた
めに撮影するカラー撮影では、殆どの場合に1枚しか撮
影しないためにも拘らず転送に時間がかかる。
【0005】しかしながら蛍光造影撮影の場合に、蛍光
像の出現の程度を見ながら撮影するため、撮影間隔の短
い撮影が必要になる。従来は転送時間を短くするため
に、撮影した画像のうちの周囲の余白を除いた画像を抽
出したり、転送する部位を指定したりしたが、眼底撮影
においては全面に眼底画像が撮像される画像や、汎用的
には画像を切り出す必要もない画像も多々あり、この方
法は使えない。
【0006】本発明の目的は、上述の課題を解決し、画
像データの転送を効率良く行い得る眼科用画像装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼科用画像装置は、被検眼を撮影してデ
ジタル処理を行い画像データを生成する画像入力手段
と、該画像入力手段からの前記画像データを処理して転
送する画像データ転送手段と、該画像データ転送手段か
ら転送される前記画像データをデータ変換処理する画像
変換手段と、該画像変換手段からの出力を表示する画像
表示手段とを有する眼科用画像装置において、前記デー
タ転送手段は、前記画像入力手段の撮影間隔が所定値よ
りも短くなると前記画像データの情報量を削減して転送
し直すことを特徴とする。
【0008】本発明に係る眼科用画像装置は、被検眼を
撮影してデジタル処理を行い画像データを生成する画像
入力手段と、該画像入力手段からの前記画像データを処
理して転送する画像データ転送手段と、該画像データ転
送手段から転送される前記画像データをデータ変換処理
する画像変換手段と、該画像変換手段からの画像を表示
する画像表示手段とを有する眼科用画像装置において、
前記画像入力手段は前記画像データ及びデータ量を削減
した画像データを別途生成することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。図1は全体構成図であり、基台1
の上に被検眼Eに対向して撮影観察光学系とそれらを駆
動する機構及び電気回路で構成する眼底カメラ本体2を
載置する。眼底カメラ本体2には、対物レンズ鏡筒3、
眼底からの光束を撮影し眼底画像データを生成する撮像
部4aと画像処理や画像データの転送制御を行う転送部
4bとで構成するデジタルカメラ4を付設する。被検眼
Eと眼底カメラ本体2の位置を合わせ、デジタルカメラ
4を作動させるための先端にスイッチを設けた操作桿5
を基台1に設ける。
【0010】プログラム化したデジタルカメラ4からの
画像データは、転送ケーブル6を介してパーソナルコン
ピュータ7に接続し、パーソナルコンピュータ7の出力
はテレビモニタ8に接続する。
【0011】図2〜図6は従来例を含むタイミングチャ
ート図であり、各図で同じ記号は同じ意味を表し、A〜
Dは時間軸を表す。A、Bはデジタルカメラ4を含む眼
底カメラ側のタイミング、C、Dはパーソナルコンピュ
ータ7のタイミングである。a1、…anは撮影が行わ
れ、画像データが生成されるタイミングであり、nは撮
影回数を表し、a1、a2はそれぞれ1回目の撮影、2
回目の撮影を表している。
【0012】Bは通常の画像データを転送するタイミン
グを表し、B’はデータ削減処理後の転送タイミングを
表す。b1はa1に対応し、b2はa2に対応してい
る。b1’はa1に対応した再送を表している。t0は
画像データ減少処理を行う前の画像データを転送する時
間を示し、t1は減少処理後の画像データを転送する時
間を表している。
【0013】Cは転送された画像データを表示するため
に処理するタイミングを表している。画像データのサイ
ズなどで多少表示するまでの時間は変動するが、この説
明では同じ時間がかかるとして扱う。c1はb1又はb
1’に対応し、c2はb2に対応している。Dはテレビ
モニタ8に画像データを表示しているタイミングを表
し、d1はc1に、d2はc2に対応している。つま
り、a1で撮影された画像データはb1で転送され、c
1で表示するための処理が行われ、d1の時間だけテレ
ビモニタ8に表示されることを、それぞれの図が示して
いる。
【0014】図2は従来の撮影タイミングを説明したタ
イミングチャート図であり、撮影間隔が十分に開いた撮
影を表している。a1で撮影した画像はb1、t0時間
で転送され、c1、d1の間、テレビモニタ8に表示さ
れる。
【0015】図3は従来の撮影間隔が短くなった場合の
タイミングチャート図である。a1で撮影が行われ、b
1の転送が終了しない内にa2の撮影、a3の撮影が行
われる。データ転送中でも撮影は可能であるが、b1の
転送が終わらないとb2の転送が始まらないため、順次
に転送が遅れる。この場合に、a3の撮影が行われた後
にようやくa1で撮影した画像がテレビモニタ8に表示
される。a2以降の撮影された画像データは同様に約t
0時間遅れて順次に表示されることになる。
【0016】図4〜図6は本発明の実施の形態のタイミ
ングチャート図であり、図4は第1の実施の形態を示し
ている。a1で撮影が行われ、b1の転送が開始する。
b1の転送が終了しない内に次のa2の撮影が行われる
と、転送部4bはb1の転送を止めデータ量を削減する
処理を行い、b1’として再度転送を開始する。データ
量の削減方法は画像サイズを縮小する或いは圧縮率を高
める、或いは双方の処理を併用することによる。
【0017】この例では、データ量を1/3に減少させ
てt1時間で転送を行う。転送速度はデータ量に比例す
るので、t1はt0の1/3になる。b1’で転送が終
了すると、b2以降の転送はデータ量を削減させた画像
データを転送するように切換わり、b2、b3、b4と
転送が行われる。
【0018】Eは転送のモードの切換わりを表してい
る。レベルが高い状態が削減データを転送するモードで
ある。同様にして、d1、d2、d3、d4とテレビモ
ニタ8に表示される。図3のa1、a2、…と、図4の
a1、a2、…の間隔は同じであるから、a1の画像デ
ータが表示されるのは、a3の撮影前に表示され、図3
の従来例と比較して図4においては多少改善されている
ことが分かる。そして、a2以降は顕著に改善されてい
ることが分かる。撮影間隔が十分に開いたa5の撮影で
はまた元の状態に戻り、通常の画像データの転送b5が
行われる。
【0019】図5は第2の実施の形態である。a1、a
2、…の撮影間隔は同じであり、t0、t1も図4と同
じ時間である。この実施の形態では、撮影した画像デー
タを生成後に、転送部4bで削減した画像データと元の
画像データを連続して送るようにしている。a1で撮影
が行われ、B軸でb11とb12が連続して転送が行わ
れる。b11が削減した画像データであり、b12が元
の画像データである。b12の画像データを転送中に、
a2の撮影が行われると、b11のデータは転送済みな
ので、b12の転送は打ち切られる。b11のデータを
基にc1で処理が行われ、d1のタイミングで表示が行
われる。
【0020】転送中に次の撮影が行われたので、次の転
送からはデータ量を削減した転送に切換わる。従って、
a2以降の撮影はB’軸に示すように、削減した画像デ
ータが転送される。この方法によれば、a1の表示が図
4に比べて更に早く表示できる。図4、図5においてタ
イミングチャート図での説明は省略するが、撮影間隔が
t0+t1以上開けば、転送部4bは削減処理を行うこ
となく、元の画像データを送るように切換わる。
【0021】図6は図5において、a2の撮影がより早
く行われた場合のタイミングを説明するタイミングチャ
ート図であり、b11の転送中にa2の撮影が行われて
いる。この場合はb11の転送が終了するまで、a2の
撮影データの転送は待ち状態になる。b11の転送が終
了すると、b12の転送は行われない。b11のデータ
を基に、c1、d1と処理され表示が行われる。a2の
データの転送はb11の転送が終わると開始され、B’
軸のb2として転送される。以後は、上述した説明と同
じように処理が行われる。
【0022】また、上述した実施の形態は、眼底カメラ
側で撮影した画像データを外部に置いたパーソナルコン
ピュータ7に転送していた例を説明したが、眼底カメラ
本体2内に同じ機能を有する装置を内蔵したシステムで
あれば、転送する距離が格段に短くなるため、転送速度
は更に高速になる。しかし、転送という制御は必要であ
り、全体から見ればその時間は非常に大きいため、上述
した制御を行うことで一層撮影を円滑に行うことができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼科用
画像装置は、撮影間隔が短くなると画像データ量を変え
て転送時間を短くする処理が行われるため、多様な撮影
を1つの装置で実施できる効果がある。また周囲に余白
のない眼科用画像であっても同様に高速な転送ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体構成図である。
【図2】従来のタイミングチャート図である。
【図3】従来のタイミングチャート図である。
【図4】実施の形態のタイミングチャート図である。
【図5】他の実施の形態のタイミングチャート図であ
る。
【図6】図5のタイミングを変えたタイミングチャート
図である。
【符号の説明】
1 基台 2 眼底カメラ本体 3 対物レンズ鏡筒 4 デジタルカメラ 5 操作桿 6 転送ケーブル 7 パーソナルコンピュータ 8 テレビカメラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼を撮影してデジタル処理を行い画
    像データを生成する画像入力手段と、該画像入力手段か
    らの前記画像データを処理して転送する画像データ転送
    手段と、該画像データ転送手段から転送される前記画像
    データをデータ変換処理する画像変換手段と、該画像変
    換手段からの出力を表示する画像表示手段とを有する眼
    科用画像装置において、前記データ転送手段は、前記画
    像入力手段の撮影間隔が所定値よりも短くなると前記画
    像データの情報量を削減して転送し直すことを特徴とす
    る眼科用画像装置。
  2. 【請求項2】 被検眼を撮影してデジタル処理を行い画
    像データを生成する画像入力手段と、該画像入力手段か
    らの前記画像データを処理して転送する画像データ転送
    手段と、該画像データ転送手段から転送される前記画像
    データをデータ変換処理する画像変換手段と、該画像変
    換手段からの画像を表示する画像表示手段とを有する眼
    科用画像装置において、前記画像入力手段は前記画像デ
    ータ及びデータ量を削減した画像データを別途生成する
    ことを特徴とする眼科用画像装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データ転送手段は、前記画像入
    力手段の撮影間隔が所定値よりも短くなると前記画像デ
    ータの情報量を削減した画像データのみを転送すること
    を特徴とする請求項2に記載の眼科用画像装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データ量を減少させる処理は、
    前記画像データの圧縮率を上げる又は(及び)前記画像
    データの解像力を下げることを特徴とする請求項1〜3
    の何れか1つの請求項に記載の眼科用画像装置。
JP2001258910A 2001-08-29 2001-08-29 眼科用画像装置 Pending JP2003061912A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014000481A (ja) * 2013-10-09 2014-01-09 Canon Inc 眼科撮影装置、情報処理装置及び制御方法
JP2014508016A (ja) * 2011-03-18 2014-04-03 ゼンソモトリック インストゥルメンツ ゲゼルシャフト ヒューア イノベイティブ ゼンソリック エムベーハー データ転送速度を設定することにより2つの眼における少なくとも1つのパラメータを決定する方法及び光学的測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014508016A (ja) * 2011-03-18 2014-04-03 ゼンソモトリック インストゥルメンツ ゲゼルシャフト ヒューア イノベイティブ ゼンソリック エムベーハー データ転送速度を設定することにより2つの眼における少なくとも1つのパラメータを決定する方法及び光学的測定装置
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