JP2003061582A - コーヒー生豆の製造およびその用途 - Google Patents

コーヒー生豆の製造およびその用途

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JP2003061582A JP2001258701A JP2001258701A JP2003061582A JP 2003061582 A JP2003061582 A JP 2003061582A JP 2001258701 A JP2001258701 A JP 2001258701A JP 2001258701 A JP2001258701 A JP 2001258701A JP 2003061582 A JP2003061582 A JP 2003061582A
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Morio Mihashi
橋 守 男 三
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Kirin Beverage Corp
Kirin Brewery Co Ltd
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Kirin Beverage Corp
Kirin Brewery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーヒー豆を元の新鮮な状態に回復させ、本
来の豆の風味、持ち味を最大限に引き出すことができる
ようなコーヒー生豆の製造技術、およびその密封容器入
りコーヒー飲料への用途を提供する。 【解決手段】 生豆の表層部およびその外側のシルバー
スキンが除去されてなるコーヒー生豆。生豆の表層部お
よびその外側のシルバースキンが表面に露出したコーヒ
ー生豆材料について、乾式選別により夾雑物を除去した
後、複数種の研磨工程をそれぞれ繰り返すことにより、
生豆の表層部およびシルバースキンを除去することを特
徴とする、コーヒー生豆の製造方法。好ましい態様にお
いて、複数種の研磨工程が、生豆の表層部およびシルバ
ースキンを粗削りする手段(石板コンベアなど)でコー
ヒー生豆材料の表層部およびシルバースキンを粗削りす
る工程を含むことを特徴とする上記の方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコーヒー生豆の製造
技術に関し、更に詳細には、本発明は生豆材料の研磨処
理方法を改良することにより、コーヒーの香味を著しく
向上させたコーヒー生豆およびその製造方法並びにコー
ヒー生豆をばい煎したコーヒー豆を用いた密封容器入り
コーヒー飲料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コーヒー豆は輸入されてきた薄皮
(シルバースキン)付のものがコーヒー抽出用の生豆材
料として使用されている。この生豆材料は、抽出される
コーヒー液から渋味や雑味等の好ましくない成分を減ら
すために、シルバースキンを除去することにより製造さ
れることもある。シルバースキンを除去する方法とし
て、精白米を研磨する装置(特許第1293931号公
報)を使用してコーヒー生豆材料を研磨することで該生
豆材料の表面に付着しているシルバースキンやほこりな
どの夾雑物を除去する方法が知られており、このような
方法で製造されたものがコーヒー生豆の形態で一部製品
として流通している。
【0003】また、特開平6−261728号公報に
は、コーヒー生豆の皮むき装置およびその装置を用い
て、研磨によりシルバースキン付の生豆からシルバース
キンを除去することにより生豆の状態を維持するコーヒ
ー生豆の製造方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
方法で研磨処理されたコーヒー生豆の使用により、コー
ヒー液の雑味や渋味がほとんど感じられない点において
コーヒーの香味は向上したが、その程度は理想とする段
階までは達していなかった。また、このように研磨処理
されたコーヒー生豆を密封容器入りコーヒー飲料の製造
に応用する試みもなかった。本発明は、上記問題点に鑑
み、コーヒー豆を元の新鮮な状態に回復させ、本来の豆
の風味、持ち味を最大限に引き出すことができるような
コーヒー生豆の製造技術、およびその密封容器入りコー
ヒー飲料への用途を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述のように、従来生豆
材料は外皮を除去してシルバースキンとその内側の表層
部を残した状態のものを用いており、外面のシルバース
キンが豆全体を覆うのではなくその内側の表層部が一部
露出した状態のものである。この一部露出した状態の表
層部は、流通過程において経時的に酸化された状態にあ
ると考えられる。そして、上述したような従来の研磨装
置を用いた方法は、シルバースキンを除去することを目
的とするものであって、その下の酸化された表層部まで
除くものではなかった。本発明者はこの点に注目し、上
記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、従来の生豆
材料の処理方法ではシルバースキンは除かれていたもの
の、酸化された表層部を残していたために香味が理想的
なものではなかったこと、そしてこの酸化された表層部
をも除去することにより香味が著しく改善されることを
見出し、この知見を基に本発明を完成させるに至った。
【0006】すなわち本発明によるコーヒー生豆は、生
豆の表層部およびその外側のシルバースキンが除去され
てなるものである。また本発明によるコーヒー生豆の製
造方法は、生豆の表層部およびその外側のシルバースキ
ンが表面に露出したコーヒー生豆材料について、乾式選
別により夾雑物を除去した後、複数種の研磨工程をそれ
ぞれ行なうことにより、生豆の表層部およびシルバース
キンを除去することを特徴とするものである。本発明方
法の代表的な態様は、上記複数種の研磨工程において、
生豆の表層部およびシルバースキンを粗削りする手段で
生豆材料の表層部およびシルバースキンを粗削りする工
程を含むことを特徴とする方法である。上記の粗削りす
る手段の好ましい態様は、表面未加工の石板を底部に敷
設したコンベアーの石板上でコーヒー生豆材料を搬送し
ながら該生豆材料の表層部およびシルバースキンを粗削
りする装置である。本発明はまた、上記のようなコーヒ
ー生豆の用途、すなわち、上記のコーヒー生豆を用いて
製造された密封容器入りコーヒー飲料(缶コーヒーな
ど)、にも関するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によるコーヒー生豆は、生
豆の表層部およびその外側のシルバースキンが除去され
てなるものであることは前記したところであり、コーヒ
ー生豆そのものとして、あるいは缶コーヒー等の密封容
器入りコーヒー飲料の製造等に使用される。シルバース
キンに加えて除去される表層部は、表面に露出して酸化
されている層であり、通常シルバースキンを含めて重量
換算で生豆の0.1〜0.2%程度に相当する層部分で
ある。
【0008】上記のようなコーヒー生豆は、本発明によ
る方法、すなわち基本的に、生豆の表層部およびその外
側のシルバースキンが表面に露出したコーヒー生豆材料
について、乾式選別により夾雑物を除去した後、複数種
の研磨工程をそれぞれ行なうことにより、生豆の表層部
およびシルバースキンを除去することを特徴とする方法
により製造することができる。
【0009】本発明方法に使用されるコーヒー生豆材料
は、前記のように通常輸入されたものが使用され、外皮
を除去する際にシルバースキン下の前記表層部が一部露
出した状態でシルバースキンが表面に残されている生豆
材料である。また、上記の生豆材料には通常、ほこり、
砂、木片、金属片等の夾雑物が含まれている。
【0010】本発明方法において、まず、コーヒー生豆
材料に混入している上記夾雑物を乾式選別により取り除
く。乾式選別としては、この種の目的で一般的に使用さ
れている手段を用いることができ、例えば風力(軽いほ
こりなどを対象)、磁力(金属類などを対象)、重力
(砂などを対象)を適宜組合せて使用し、生豆材料以外
の夾雑物を除去する。
【0011】本発明方法においては、次に複数種の研磨
工程をそれぞれ行なうことにより、生豆の表層部および
シルバースキンを除去する必要がある。表層部およびシ
ルバースキンの両方を除去することができる方法であれ
ば合目的的な任意の工程の組合せを用いることができ
る。従来の生豆材料処理方法では、上記の選別工程に続
いてシルバースキンを除去するための研磨装置を用いる
研磨工程を行なっていたのに対して、本発明では、シル
バースキンのみならず、その内側にある表層部をも取り
除くため、好ましい態様において、上記研磨工程の前に
生豆材料表面を粗削りして(一次研磨)、その後上記研
磨装置(二次研磨)でシルバースキンおよび表層部の両
方を除去し易くしている。
【0012】一次研磨における粗削りの装置としては、
例えば、図1に示すような石板を底部に設けた石板コン
ベアを用いて生豆材料を通過させることにより生豆材料
外面の粗削りを行なう装置を用いることができる。図1
の石板コンベアAは、基本的に上方のコンベア部と下方
底部の石板2とからなり、コンベア部はコンベア軸5、
5’に巻かれたコンベアベルト3とその外周に適宜間隔
で遠心方向に突設された複数の誘導送り板4とからな
る。
【0013】コンベアベルト3は、適宜間隔で設けられ
た複数の誘導送り板4により、コンベア軸5方向から石
板2上に送り込まれた多数の生豆材料1を適宜間隔のグ
ループ単位でコンベア軸5’方向へ搬送するものであ
る。複数の誘導送り板4の各間隔は均等になるように設
定することが好ましく、通常50〜60cm程度であ
る。このようなコンベアベルト3は、例えばゴム、プラ
スチック、金属等の適当な材質で構成することができ
る。また、左右のコンベア軸5、5’間の長さ、すなわ
ち石板2上を生豆材料1が研磨されて移動する長さは任
意に設定できるが、通常3m〜4m程度である。
【0014】石板2は、生豆材料1が誘導送り板4で搬
送される際に、該石板の表面上で摩擦により生豆材料1
を粗削り(一次研磨)して、その後上記研磨装置(二次
研磨)でシルバースキンおよび表層部を完全に除去し易
くするものである。石板2は、例えばみかげ石(かこう
岩)あるいはこれに類似する硬度を有する適当な石を材
料として板状としコンベアの底部に敷設したもので、一
体状に形成されていてもよいし、複数のブロック板を連
接したものでもよい。石板2の表面は、例えば材料岩石
をストーンソーなどで切断したままの表面研磨処理して
いない表面未加工のものが使用できる。
【0015】上記のようなコンベアを使用して生豆材料
の処理を行なう工程(一次研磨)において、石板2上に
送り込まれた(図1の左端)多数の生豆材料1は、コン
ベア部の複数のコンベアベルト3により、適宜間隔に設
けられた間隔で石板2上を回転あるいは摩擦状態で搬送
移動して表面を粗削りされる。表層部およびシルバース
キンの粗削りは、重量測定あるいは目視、触手等により
確認することができる。
【0016】石板コンベアAで表面を粗削りされた多数
の生豆材料1は、次に、表層部およびシルバースキンを
完全に除去するための研磨工程(二次研磨)に付す。二
次研磨用の研磨装置としては、シルバースキンを除去で
きる能力を有するものであれば通常使用されている任意
のものが使用できる。この目的の好ましい具体的な装置
としては、例えば多孔筒の円周内側に沿って軟質合成樹
脂製の研磨翼が円周と一定の間隔の隙間をおいて放射状
に突設された精白米の研磨装置(特許第1293931
号公報)の構造を有するものなどを使用することができ
る。表層部およびシルバースキンの除去は、目視あるい
は重量測定等により確認することができる。
【0017】上述したように、生豆の表層部およびその
外側のシルバースキンが表面に露出したコーヒー生豆材
料について、複数種の研磨工程を行い、生豆の表層部お
よびシルバースキンを除去することにより、好ましい態
様においては、生豆の表層部およびシルバースキンを粗
削りする手段(好ましくは石板コンベア)を使用した粗
削り工程(一次研磨)と、通常の研磨工程(二次研磨)
を組み合わせた方法、すなわち、通常の研磨工程の前に
粗削りの工程を行うことにより、生豆材料表面の一部露
出して酸化された表層部およびシルバースキン表面が薄
くきれいに削りとられ、磨き上げられる。
【0018】以上のようにして研磨処理されたコーヒー
生豆は、密封容器入りコーヒー飲料、例えば缶コーヒ
ー、プラスチック(PETなど)ボトル入りコーヒーな
どの製造に使用することができる。上記のコーヒー生豆
を使用した密封容器入りコーヒー飲料は、通常、上記の
コーヒー生豆を従来の方法によりばい煎し、粉砕した後
に7〜15倍量の50〜100℃の湯により抽出液を得
て、この抽出液をそのまま、あるいは通常使用される
糖、乳原料、香料、乳化剤、pH調整剤などを加えて調
製したものを密封容器(缶)に所定量充填した後、12
0〜124℃の温度で5〜20分程度殺菌処理すること
により製造することができる。プラスチックボトルの場
合には、調製した液を、通常130〜142℃の温度で
30秒〜60秒程度殺菌処理した後、無菌環境下で密封
容器(PETボトル、紙)に所定量充填することにより
製造することができる。
【0019】
【実施例】以下は、実施例によって本発明をさらに具体
的に説明するものであり、これによって本発明が限定さ
れるものではない。
【0020】[実施例1] コーヒー生豆の製造 コーヒー生豆粗原料を、乾式選別して(豆種:サントス
No.2使用)種々の混入夾雑物を除去した。このように夾
雑物を除去した生豆材料を、まず図1に示された石板コ
ンベア(みかげ石:ストーンソーで切断したままのも
の)に通してシルバースキンおよび表層部が研磨されや
すくなるまで粗削りした。その後、このコーヒー生豆材
料を、特許第1293931号公報に記載された構造の
通常の研磨装置(淀川エンジ二アリング社製)で研磨
し、表層部およびシルバースキンを除去し、コーヒー生
豆を得た。表層部およびシルバースキンの除去は目視に
より確認した。得られたコーヒー生豆の表面は表層部お
よびシルバースキンが除去され、淡い深緑色の美しい生
豆で元の新鮮な状態に回復したものであった。
【0021】[実施例2] 密封容器入りコーヒー飲料
の製造および官能評価 ブラックタイプコーヒー 上記実施例で得られたコーヒー生豆を常法によりばい煎
し、そのうち150gのばい煎豆を粉砕機で粉砕し、沸
騰水によりドリップ方式を用いて得られた3000gの
抽出液を得た。この抽出液を用いて、pH調製剤を添加
して調製したものを密封容器(缶)に所定量充填した
後、121℃の温度で5分間殺菌処理を施した。この缶
コーヒーを官能評価用の本発明試料とした。 ミルク入りコーヒー 上記実施例で得られたコーヒー生豆を常法によりばい煎
し、そのうち150gのばい煎豆を粉砕機で粉砕し、沸
騰水によりドリップ方式を用いて得られた3000gの
抽出液を得た。この抽出液を用いて、pH調製剤、糖、
乳原料、乳化剤を添加して調製したものを密封容器
(缶)に所定量充填した後、124℃の温度で20分間
殺菌処理を施した。この缶コーヒーを官能評価用の本発
明試料とした。比較用試料として、通常の研磨装置(特
許第1293931号公報)のみで研磨して得られたコ
ーヒー生豆を常法によりばい煎し、上記本発明試料の場
合と同様にして粉砕、抽出して缶コーヒーを作成し、比
較用試料とした。官能評価は10人のパネラーで、両試
料についてスッキリ感、香り立ちおよびコーヒー感の項
目に関する香味の総合評価(悪い:1点〜良い:5点の
5段階評価)で比較評価した。表1および表2の結果に
示されるように、本発明試料では、従来の方法のもの
(比較用試料)に較べて、コーヒー感はそのままで、ス
ッキリ感および香り立ち(総合評価)において著しく向
上していた。表1 ブラックタイプコーヒー 本発明試料 比較試料(従来の研磨) スッキリ感 4.5 2.7 香り立ち 4.1 3.2 コーヒー感 3.3 3.3 総合評価 4.3 2.9 悪い:1点 ; 中間段階:2〜4点; 良い:5点表2 ミルク入りコーヒー 本発明試料 比較試料(従来の研磨) スッキリ感 4.4 2.5 香り立ち 4.0 3.1 コーヒー感 3.4 3.3 総合評価 4.2 2.8 悪い:1点 ; 中間段階:2〜4点; 良い:5点
【0022】
【発明の効果】コーヒー生豆材料の外面には、薄皮(シ
ルバースキン)が付着し、その下に表層部が一部露出し
ている上、酸化などにより表面部分は品質の劣化が進行
しており、これがコーヒーの雑味や渋味、あるいは香り
立ちの悪さの原因と考えられる。本発明による方法、す
なわち、生豆の表層部およびその外側のシルバースキン
が表面に露出したコーヒー生豆材料について、複数種の
研磨工程をそれぞれ繰り返すことにより、生豆の表層部
およびシルバースキンを除去する方法、好ましくは、複
数種の研磨工程において、生豆の表層部およびシルバー
スキンを粗削りする手段(好ましくは石板コンベア)を
含む方法により、すなわち従来の研磨装置の前段階で粗
削り(一次研磨)を行なうことにより、研磨効率を著し
く向上させ、従来の研磨装置による研磨(二次研磨)で
シルバースキンしか除去していなかったが酸化された露
出表層部をも除去することが可能となった。本発明によ
れば、上記のようにシルバースキンと酸化された露出表
層部を取り除くことにより元の新鮮な状態に回復したコ
ーヒー生豆およびそれを用いた密封容器入りコーヒー飲
料を提供することが可能となり、このコーヒー生豆を用
いて調製されたコーヒーの香味は、香りが良く、コーヒ
ー感(コク)はそのままに、スッキリとした後味の良い
ものとなった。従来の研磨装置の前段階で粗削りを行な
うことにより、シルバースキンのみならず酸化された露
出表層部をも除去でき、また、これによりコーヒー液の
香味が著しく向上するということは、思いがけなかった
ことと解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用される、代表的なコーヒー
生豆材料の粗削り装置(石板コンベア)の横面図。
【符号の説明】
A 石板コンベア 1 コーヒー生豆材料 2 石板 3 コンベアベルト 4 誘導送り板 5、5’ コンベア軸コンベア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生豆の表層部およびその外側のシルバース
    キンが除去されてなる、コーヒー生豆。
  2. 【請求項2】生豆の表層部およびその外側のシルバース
    キンが表面に露出したコーヒー生豆材料について、乾式
    選別により夾雑物を除去した後、複数種の研磨工程をそ
    れぞれ行なうことにより、生豆の表層部およびシルバー
    スキンを除去することを特徴とする、コーヒー生豆の製
    造方法。
  3. 【請求項3】複数種の研磨工程において、生豆の表層部
    およびシルバースキンを粗削りする手段で生豆材料の表
    層部およびシルバースキンを粗削りする工程を含むこと
    を特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】表層部およびシルバースキンを粗削りする
    手段が、表面未処理の石板を底部に敷設したコンベアー
    の石板上でコーヒー生豆材料を搬送しながら該生豆材料
    の表層部およびシルバースキンを粗削りする装置であ
    る、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のコーヒー生豆または請求
    項2〜4のいずれか1項に記載の方法で得られたコーヒ
    ー生豆をばい煎し、そのばい煎豆を用いて製造された、
    密封容器入りコーヒー飲料。
  6. 【請求項6】密封容器入りコーヒー飲料が缶コーヒーで
    ある、請求項5に記載のコーヒー飲料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007068498A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Suntory Ltd コーヒー豆加工品の製造方法
JP2019176752A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 水素健康医学ラボ株式会社 熟成コーヒー豆の製造方法、焙煎コーヒー豆の製造方法、及びコーヒー飲料の製造方法

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