JP2003061352A - Dc−dcコンバータ - Google Patents

Dc−dcコンバータ

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JP2003061352A
JP2003061352A JP2001246447A JP2001246447A JP2003061352A JP 2003061352 A JP2003061352 A JP 2003061352A JP 2001246447 A JP2001246447 A JP 2001246447A JP 2001246447 A JP2001246447 A JP 2001246447A JP 2003061352 A JP2003061352 A JP 2003061352A
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current
voltage
transistor
transformer
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Kazuyoshi Hanabusa
一義 花房
Takeshi Fukui
武司 福井
Katsunori Imai
克憲 今井
Hironobu Masuoka
宏信 増岡
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はDC−DCコンバータに関し、負荷電
流が変動しても出力電圧の変動を小さくできるようにす
る。 【解決手段】1次、2次、3次巻線N1、N2、N3を
有するトランスT1と、1次巻線N1に直列接続され制
御回路4によりオン/オフ駆動される主スイッチM1
と、2次巻線N2に並列接続された2次側回路2と、3
次巻線N3の電圧を検出する電圧検出回路3と、電圧検
出回路3の出力電圧を検出する電圧検出用抵抗回路6を
備えた回路において、トランスT1の1次巻線N1に流
れる1次側電流i1に応じて変動する補正電流i3を発
生する補正電流発生回路5を有し、補正電流発生回路5
は、補正電流i3を電圧検出用抵抗の一部に、2次側回
路2の負荷電流の変動に起因した2次側回路2の出力電
圧の変動分を補正するように発生させる機能を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器(携
帯電話機、PHS電話機、遊技機、携帯情報端末、パー
ソナルコンピュータ等)に利用可能なDC−DCコンバ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来例について説明する。
【0003】§1:フォワード型DC−DCコンバータ
の説明 図7は従来例の説明図である。従来、フォワード型DC
−DCコンバータの1例として、図7に示したような構
成の回路が知られていた。以下、図7に示したフォワー
ド型DC−DCコンバータについて説明する。
【0004】(1) :回路構成の説明 図7において、T1はトランス、N1はトランスT1の
1次巻線、N2はトランスT1の2次巻線、N3はトラ
ンスT1の3次巻線、C1は入力側に設けられた平滑用
のコンデンサ、1は発振回路、2は2次側回路(整流平
滑回路)、3は電圧検出回路、4は制御部、6は電圧検
出用抵抗回路、10は負荷、11はエラーアンプ、V
ref は基準電圧を示す。
【0005】また、M1は主スイッチングトランジスタ
を構成するNチャンネルMOS−FET(以下、単に
「トランジスタ」と記す)、C11はトランジスタM1
のゲート・ソース間容量(以下、「コンデンサC11」
と記す)、d11は、トランジスタM1の寄生ダイオー
ド又は内蔵ダイオード(以下「ダイオードd11」と記
す)、C2は出力側の平滑用コンデンサ、L2は平滑用
のチョークコイル、D21、D22、D31、D32は
ダイオード、Rs2、Rs3は電圧検出用抵抗(以下、
単に「抵抗」とも記す)を示す。
【0006】また、VN1はトランスT1の1次巻線N
1に誘起する電圧、VN2はトランスT1の2次巻線N
2に誘起する電圧、VN3はトランスT1の3次巻線N
3に誘起する電圧であり、図示矢印は前記電圧VN1、
VN2、VN3の極性を示す。なお、トランジスタM1
は、制御回路4によりオン/オフ駆動されるように構成
されており、前記制御回路4にはエラーアンプ11が設
けてある。
【0007】この回路では、入力端子(電圧Vinが印加
する端子)とGND間に平滑用のコンデンサC1を接続
し、更に、前記入力端子にトランスT1を接続する。そ
して、トランスT1には、1次巻線N1と、2次巻線N
2、3次巻線N3を設けると共に、1次巻線N1にはト
ランジスタM1(主スイッチングトランジスタ)を直列
接続する。
【0008】また、トランスT1の2次巻線N2には、
チョークコイルL2、コンデンサC2、ダイオードD2
1、D22を含む2次側回路(整流平滑回路)2が接続
されている。更に、トランスT1の3次巻線N3には、
電圧検出回路3と、複数の電圧検出用抵抗Rs2、Rs
3を有する電圧検出用抵抗回路6が接続され、該電圧検
出用抵抗回路6の抵抗Rs3の端子電圧V4が制御部4
のエラーアンプ11へ入力するように構成されている。
この場合、エラーアンプ11では、前記入力電圧V4を
基準電圧Vref と比較し、その比較結果を出力するよう
に構成されている。
【0009】(2) :動作の説明 以下、図7に示したフォワード型DC−DCコンバータ
の動作を説明する。入力端子に直流入力電圧+Vinを印
加すると、この入力電圧+Vinにより、フォワード型D
C−DCコンバータが動作を開始し、制御回路1の制御
によりトランジスタM1がオン/オフ駆動される。この
ため、トランスT1の1次巻線N1には間欠的に励磁電
流i1が流れ、該トランスT1の巻線を励磁し、2次巻
線N2、3次巻線N3に誘起電圧VN2、VN3を発生
する。
【0010】このようにして、トランジスタM1は制御
回路1によりオン/オフ駆動され(発振動作)、トラン
スT1の巻線を励磁する。そして、トランジスタM1が
オンになった時、トランスT1の1次巻線N1に励磁電
流i1が流れ、トランジスタM1がオフになると、1次
巻線N1に流れる電流i1が遮断される。以降、このよ
うなトランジスタM1のオン/オフ動作を繰り返す。
【0011】このため、トランスT1の2次側に接続さ
れた2次側回路(整流平滑回路)2では整流平滑動作が
行われ、その時の電流はチョークコイルL2で平滑化さ
れコンデンサC2を充電する。
【0012】この場合、先ず、トランジスタM1がオン
となり、トランスT1の2次巻線N2に図示矢印と逆方
向の電圧VN2が発生すると共に、トランスT1の3次
巻線N3にも図示矢印と逆方向の電圧VN3が発生す
る。この時、2次側回路(整流平滑回路)2では、電圧
VN2により、N2→L2→C2→D21→N2の経路
で電流が流れ、コンデンサC2が充電される。
【0013】次に、制御回路1の制御によりトランジス
タM1がオフになると、チョークコイルL2の電磁エネ
ルギーにより、L2→C2→D22→L2の経路でフラ
イホイール電流が流れ、コンデンサC2が充電される。
そして、コンデンサC2の電圧V2を2次側回路2の出
力電圧として負荷10に供給する。この時、負荷10に
流れる電流はi2(2次側回路2から出力される負荷電
流)である。以降、トランジスタM1のオン/オフ動作
により、前記の動作を繰り返す。
【0014】また、トランジスタM1がオンとなり、ト
ランスT1の3次巻線N3に、図示矢印と逆方向の電圧
VN3が誘起すると、この電圧VN3により、N3→D
31→L3→C3→N3の経路で電流が流れ、コンデン
サC3を充電する。次に、トランジスタM1がオフにな
ると、トランスT1の3次巻線N3に図示矢印方向の電
圧VN3が誘起する。この時、チョークコイルL3の電
磁エネルギーにより、L3→C3→D32→L3の経路
で電流が流れコンデンサC3を充電する。
【0015】そして、コンデンサC3の端子間に電圧V
3が発生し、この電圧V3により、電圧検出用抵抗回路
8の検出用抵抗Rs2、Rs3に電流が流れ、該検出用
抵抗Rs3の端子電圧(V4)が制御部4のエラーアン
プ11へ送られる。制御部4では、エラーアンプ11に
より前記電圧V4を基準電圧Vref と比較することで、
トランジスタM1の制御を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。
【0017】前記従来例のフォワード型DC−DCコン
バータでは、2次側回路(整流平滑回路)の出力電圧V
2を、3次巻線N3に接続された電圧検出回路3で間接
的に検出している。このようなタイプのDC−DCコン
バータでは、負荷電流の変動に伴って2次側回路の出力
電圧V2が変動してしまう、という課題があった。
【0018】本発明は、このような従来の課題を解決
し、負荷電流が変動しても、出力電圧の変動を小さくで
きるようにすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するため、次のように構成した。
【0020】本発明は、1次巻線、2次巻線及び3次巻
線を有するトランスと、前記1次巻線に直列接続され、
制御手段によりオン/オフ駆動される主スイッチと、前
記2次巻線に接続された2次側回路と、前記3次巻線に
誘起する電圧を検出する電圧検出回路と、前記電圧検出
回路の出力電圧を検出するための複数の抵抗を有する電
圧検出用抵抗回路を備えたDC−DCコンバータにおい
て、前記トランスT1の1次巻線に流れる1次側電流に
応じて変動する補正電流を発生させる補正電流発生回路
を備えると共に、該補正電流発生回路は、前記電圧検出
用抵抗回路の抵抗の一部に、前記2次側回路の負荷電流
の変動に起因した出力電圧の変動を補正するように前記
補正電流を発生させる機能を備えていることを特徴とす
る。
【0021】また、前記DC−DCコンバータにおい
て、補正電流発生回路は第1、第2のトランジスタを備
え、前記第1、第2のトランジスタのベースを共通接続
したカーレント・ミラー回路を含んで構成されているこ
とを特徴とする。
【0022】(作用)前記のように、補正電流発生回路
(例えば、カーレント・ミラー回路を含んだ回路)を備
えたので、該補正電流発生回路は、電圧検出用抵抗回路
の抵抗の一部に、2次側回路の負荷電流の変動に起因し
た出力電圧の変動分を補正するように補正電流を発生さ
せる。このため、負荷電流が変動しても、2次側回路の
出力電圧の変動を小さくできる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0024】§1:フォワード型DC−DCコンバータ
の説明 (1) :回路構成の説明 図1はフォワード型DC−DCコンバータの説明図であ
る。以下、図1に基づいて、フォワード型DC−DCコ
ンバータの構成を説明する。
【0025】図1において、T1はトランス、N1はト
ランスT1の1次巻線、N2はトランスT1の2次巻
線、N3はトランスT1の3次巻線、C1は入力側に設
けられた平滑用のコンデンサ、1は発振回路、2は2次
側回路(整流平滑回路)、3は電圧検出回路、4は制御
部、5は補正電流発生回路、6は電圧検出用抵抗回路、
10は負荷、11はエラーアンプを示す。
【0026】また、M1は主スイッチングトランジスタ
を構成するNチャンネルMOS−FET(以下、単に
「トランジスタ」と記す)、C11はトランジスタM1
のゲート・ソース間容量(以下、「コンデンサC11」
と記す)、d11は、トランジスタM1の寄生ダイオー
ド又は内蔵ダイオード(以下「ダイオードd11」と記
す)、C2は出力側の平滑用コンデンサ、L2は平滑用
のチョークコイル、D21、D22、D31、D32は
ダイオード、Rs1、Rs2、Rs3は電圧検出用抵抗
を示す。
【0027】また、VN1はトランスT1の1次巻線N
1に誘起する電圧、VN2はトランスT1の2次巻線N
2に誘起する電圧、VN3はトランスT1の3次巻線N
3に誘起する電圧であり、図示矢印は前記電圧VN1、
VN2、VN3の極性を示す。なお、トランジスタM1
は、制御回路4によりオン/オフ駆動されるように構成
されている。
【0028】このフォワード型DC−DCコンバータで
は、入力端子(電圧Vinが印加する端子)とGND間に
平滑用のコンデンサC1を接続し、更に、前記入力端子
にトランスT1を接続する。そして、トランスT1に
は、1次巻線N1と、2次巻線N2、3次巻線N3を設
けると共に、1次巻線N1にはトランジスタM1(主ス
イッチングトランジスタ)を直列接続する。
【0029】また、トランスT1の2次巻線N2には、
チョークコイルL2、平滑用のコンデンサC2、ダイオ
ードD21、D22を含む2次側回路(整流平滑回路)
2が接続されている。更に、トランスT1の3次巻線N
3には、電圧検出回路3と、電圧検出用抵抗回路6が接
続され、該電圧検出用抵抗回路6の抵抗Rs3の端子電
圧V4が制御部4のエラーアンプ11へ入力するように
構成されている。この場合、エラーアンプ11では、前
記入力電圧V4を基準電圧Vref と比較し、その比較結
果を出力するように構成されている。また、電圧検出用
抵抗回路6の抵抗Rs1を通過した電流i3が補正電流
発生回路5へ流れるように構成されている。
【0030】(2) :動作の説明 前記構成のDC−DCコンバータは、基本的な動作は従
来例と同じであるが、図1に示したフォワード型DC−
DCコンバータでは、トランスT1の2次巻線N2に接
続された2次側回路2の出力電圧V2を間接的に検出す
る電圧検出回路3を3次巻線N3に接続し、該電圧検出
回路3の出力電圧V3を、電圧検出用抵抗回路6に入力
している。
【0031】そして、一次側電流i1を検出し、該検出
した電流i1に応じた電流i3を生成する補正電流発生
回路5を設け、該補正電流発生回路5で発生した補正電
流i3を、電圧検出回路3の出力電圧V3を検出してい
る電圧検出用抵抗回路6の電圧検出用抵抗の一部(この
例ではRs1)に流す。
【0032】そして、前記補正電流i3は、2次側回路
2の出力電圧V2が負荷電流i2により変動するのを補
正する方向に流すことで、出力電圧V2の安定化を達成
する。
【0033】§2:補正電流発生回路の詳細な説明 以下、前記補正電流発生回路5について詳細に説明す
る。
【0034】(1) :回路例1の説明 図2は補正電流発生回路の説明図であり、図2のA図は
回路例1の説明図を示す。図2のA図に示した補正電流
発生回路5は、電圧検出用抵抗回路6と結合しており、
図示のような構成の回路である。
【0035】:回路構成の説明 図2のA図に示した回路例1は、カーレント・ミラー回
路(ウイルソンミラー回路)を含み、該カーレント・ミ
ラー回路(ウイルソンミラー回路)を利用した補正電流
発生回路の1例であり、Q51、Q52はバイポーラ型
トランジスタ(以下、単に「トランジスタ」と記す)、
R51、R52は抵抗、D51はダイオードである。
【0036】また、i51、i52は定電流源から流れ
る定電流であり、i1は1次巻線N1及びトランジスタ
M1を流れる電流、i3は電圧検出用抵抗回路6の一部
の抵抗を通って流入する電流(補正電流)、V3は電圧
検出回路3の出力電圧である。
【0037】なお、電圧検出用抵抗回路6は、抵抗Rs
1、Rs2、Rs3が直列接続された回路構成であり、
抵抗Rs1の一端に前記出力電圧V3(電圧検出回路3
の出力電圧)が印加され、抵抗Rs3の一端がGNDに
接続されている。また、抵抗Rs2とRs3の接続点か
ら電圧V4が取り出され、この電圧V4が制御部4へ出
力されるようになっている。
【0038】この回路では、定電流源から流れる電流i
51、i52と、トランスT1の1次巻線N1及びトラ
ンジスタM1を流れる電流i1と、電流検出用抵抗回路
6から流入した電流i3が補正電流発生回路5に流れ
る。この場合、電流i1は抵抗R51を通り、GNDへ
流れる。また、電圧検出用抵抗回路6から流入した電流
i3は、ダイオードD51→トランジスタQ52のコレ
クタ→エミッタ→抵抗R52→GNDの経路で流れる。
【0039】この場合、トランジスタQ51のベース・
コレクタ間は短絡されているので、該トランジスタQ5
1はダイオードとして機能し、電流源から流れる電流i
51は、トランジスタQ51と抵抗R51を通り、GN
Dへ流れる。
【0040】前記のように、トランジスタQ51、Q5
2のベースを共通に接続したカーレント・ミラー回路
(ウイルソン・ミラー回路)のトランジスタQ51のエ
ミッタを検出用の抵抗R51の一端(電流流入端)に接
続し、かつ、コレクタを定電流源(電流i51の電流
源)に接続する。この場合、トランジスタQ51のコレ
クタとベース間を短絡する。
【0041】また、トランジスタQ52のエミッタは抵
抗R52を介して検出用の抵抗R51の他端(電流流出
端)に接続し、前記検出用の抵抗R51を電流i1の検
出線路に直列に挿入する。そして、検出用の抵抗R51
に流れる被検出電流i1をトランジスタQ52のエミッ
タ側で検出するように構成している。
【0042】なお、前記回路において、トランジスタQ
51、Q52、定電流源、抵抗R52で構成された回路
部分がカーレント・ミラー回路(ウイルソン・ミラー回
路)であり、他の構成(D51、R51等)はカーレン
ト・ミラー回路(ウイルソン・ミラー回路)に付加され
た構成である。
【0043】:動作の説明 図2のA図の回路において、電流i1が増加すると、抵
抗R51の電圧降下が増加し、その分、トランジスタQ
51のエミッタ電位が上昇するので、トランジスタQ5
1に流れる電流が減少し、トランジスタQ52に流れる
電流が増加する。従って、この時、補正電流i3は増加
する。
【0044】また、電流i1が減少すると、抵抗R51
の電圧降下が減少し、その分、トランジスタQ51のエ
ミッタ電位が降下するので、トランジスタQ51に流れ
る電流が増加し、トランジスタQ52に流れる電流が減
少する。従って、この時、補正電流i3は減少する。こ
のようにして、電流i1とi3との関係をリニアにする
ことができる。
【0045】なお、カーレント・ミラー回路(ウイルソ
ン・ミラー回路)自体は周知の回路である。また、前記
カーレント・ミラー回路(ウイルソン・ミラー回路)を
利用した電流検出回路は、特開平11−160368号
公報に記載され、公知である。そして、本発明の補正電
流発生回路5は、前記公報記載の電流検出回路に使われ
ているカーレント・ミラー回路の動作原理を利用してい
るので、該カーレント・ミラー回路の詳細な動作の説明
は省略する。
【0046】(2) :回路例2の説明 図2のB図は回路例2を示した図である。この回路例2
は、回路例1のダイオードD51と直列に抵抗R55を
接続し、定電流源の代わりに抵抗R53、R54を接続
した例であり、他の構成は回路例1と同じである。な
お、抵抗R55は電流i3を制限するための抵抗であ
る。
【0047】(3) :特性データ例の説明 図3は特性データ例を示した図であり、A図は特性デー
タ例1、B図は特性データ例2である。A図に示した特
性データ例1は、横軸が電流i1、縦軸が電流i3であ
り、電流制限がない場合(図2のA図の回路)の特性デ
ータ例(の特性)と、電流制限抵抗(図2のB図に示
したR55)による電流制限がある場合の特性データ例
(の特性)を示している。
【0048】また、B図の特性データ例2は、横軸が電
流i2、縦軸が電圧V2であり、電流制限がない場合の
特性データ例(の特性)と、電流制限抵抗(図2のB
図に示したR55)による電流制限がある場合の特性デ
ータ例(の特性)と、補正しない場合(図7の従来例
の回路)の特性データ例(の特性)を示す。
【0049】前記特性データ例において、電流i3が流
れる経路に抵抗等による電流制限が無い場合(例えば、
図2のA図の回路)は、前記の特性のように、電流i
3は電流i1と比例関係であり、電圧V2は電流i2の
変化に対して略一定値である。しかし、電流制限がある
場合(例えば、図2のB図に示した抵抗R55)は、前
記の特性のように、電流i3は電流i1が或る値を超
えると略一定値となり、電圧V2は、電流i2がある値
を超えると、その増加に従って、次第に低下する特性と
なる。また、前記電圧V2は、補正しないと、の特性
のように、電流i2が大きくなるにつれて低下する率も
大きくなる。
【0050】なお、抵抗(例えば、前記R55)により
電流i3を制限する目的は次の通りである。例えば、複
数のDC−DCコンバータを負荷に対して並列接続して
運転する場合、各DC−DCコンバータの出力電圧のバ
ラツキ範囲が異なっていたとする。このような場合、負
荷に供給する電力が不揃いになる。
【0051】そして、出力電圧が大きいDC−DCコン
バータから負荷に電力を供給してしまうことになる。こ
のような事態を防止するため、電流i3を或る一定値に
制限する必要があるためである。
【0052】§3:補正電流発生回路の変形例とその説
明 本発明の補正電流発生回路は、以下のような変形例で
も、図2に示した回路例1、2と同様に実施可能であ
る。
【0053】(1) :変形例1(図4のA図参照) 図4のA図に示した補正電流発生回路5において、Q5
1、Q52、Q53はそれぞれバイポーラ型トランジス
タ(以下、単に、「トランジスタ」と記す)、D51は
ダイオード、R51、R52、R53、R54、R55
はそれぞれ抵抗であり、R55は電流制限用の抵抗であ
る。
【0054】この回路は、トランジスタQ51とトラン
ジスタQ52のベースを互いに共通接続し、トランジス
タQ52のベースとコレクタを短絡する。また、トラン
ジスタQ53のベースをトランジスタQ51のコレクタ
に接続し、トランジスタQ53のエミッタをトランジス
タQ52のコレクタに接続し、トランジスタQ53のコ
レクタを抵抗R54とダイオードD51の接続点に接続
する。
【0055】また、トランジスタQ52のエミッタには
抵抗R52の一端を接続し、抵抗R52の他端とトラン
ジスタQ51のエミッタ間に抵抗R51を接続する。そ
して、トランジスタQ53のコレクタにカソードを接続
したダイオードD51のアノードに、電流制限用の抵抗
R55を接続する。
【0056】また、前記抵抗R53、R54を電圧検出
用抵抗回路6の抵抗Rs1の一端に接続し、電圧V3を
印加するように構成する。また、抵抗R55及びダイオ
ードD51には電流i3が流入するようになっており、
抵抗R51には電流i1が流入するようになっている。
また、抵抗R53、R54は定電流源を構成する抵抗で
あり、抵抗R55は、電流検出用抵抗回路6の電流検出
用抵抗Rs1とRs2の接続点に接続する。
【0057】(2) :変形例2(図4のB図参照) 図4のB図に示した変形例2の補正電流発生回路5は、
図2のB図に示した回路例2のトランジスタQ51をダ
イオードD52で置き換え、トランジスタQ52のベー
スをダイオードD52のアノードに接続した例であり、
他の構成は図2のB図と同じである。
【0058】(3) :変形例3の説明(図5のC図参照) 図5のC図に示した変形例3は、図2のB図に示した回
路のトランジスタQ51のエミッタに抵抗R56を接続
した例であり、他の構成は図2のB図に示した回路と同
じである。この場合、前記抵抗R56は、トランジスタ
Q51のエミッタ回路のバイアス抵抗として機能するも
のである。
【0059】(4) :変形例4の説明(図5のD図参照) 図5のD図に示した変形例4は、図4のA図に示した変
形例1の回路において、トランジスタQ51のエミッタ
に抵抗R56を接続した例であり、他の構成は図4のA
図に示した回路と同じである。この場合、前記抵抗R5
6は、トランジスタQ51のエミッタ回路のバイアス抵
抗として機能するものである。
【0060】(5) :変形例5の説明(図6のE図参照) 図6のE図に示した変形例5は、図4のB図に示した変
形例2の回路において、ダイオードD52のカソードに
抵抗R56を接続した例であり、他の構成は図4のB図
に示した回路と同じである。この場合、前記抵抗R56
は、ダイオードD52に流れる電流を制限する機能を有
するものである。
【0061】(6) :変形例6の説明(図6のF図参照) 図6のF図に示した変形例6は、図2のA図に示した回
路例1において、トランジスタQ51のエミッタとトラ
ンジスタQ52のエミッタ間に、ノイズ除去用のコンデ
ンサC51を接続した例であり、他の構成は図2のA図
に示した回路と同じである。
【0062】§4:本発明と従来例との比較 本発明と従来例との比較を行うと次のようになる。図7
に示した従来例のDC−DCコンバータでは、Vref
V4となるように制御を行うので、電圧検出回路3の出
力電圧V3は、V3≒Vref ×(Rs3+Rs2)/R
s3となる。
【0063】また、仮に、図7の電圧検出用抵抗回路6
が図1の回路(本発明の回路)のように、抵抗Rs1、
Rs2、Rs3の直列回路で構成されていたと仮定する
と、電圧検出回路3の出力電圧V3は、V3≒Vref ×
(Rs3+Rs2+Rs1)/Rs3となる。
【0064】一方、図1の回路のように、補正電流i3
が有ると、電圧V3は次のようになる。この場合、電圧
検出用抵抗回路6の抵抗がRs2とRs3のみ(図7の
場合)であり、かつ、補正電流i3が、抵抗Rs2とR
s3の接続点から流れるとすれば、V3≒{Vref ×
(Rs3+Rs2)/Rs3}+Rs2×i3となり、
Rs2×i3が補正分となる。
【0065】また、図1のように、検出抵抗回路6の抵
抗がRs1、Rs2、Rs3の3つの抵抗で構成され、
かつ、補正電流i3が、抵抗Rs1とRs2の接続点か
ら流れるとすれば、V3≒{Vref ×(Rs3+Rs2
+Rs1)/Rs3}+Rs1×i3となり、Rs1×
i3が補正分となる。そして、前記抵抗Rs1が他の抵
抗に比べて小さな値であるとすれば、補正分は、略i3
(補正電流)となる。
【0066】また、前記電流i3は以下のように表せ
る。
【0067】
【数1】
【0068】前記式(1) において、kはボルツマン定
数、qは電子の電荷量、Tは絶対温度である。そして、
【0069】
【数2】
【0070】今、出力電圧を補正するために、電圧V3
をΔV3分増加する必要がある場合、ΔV3は次式で表
される。
【0071】
【数3】
【0072】前記(2) 式に(3) 式を代入すると、
【0073】
【数4】
【0074】となる。前記式より、前記補正分を設定す
る際、抵抗Rs1、Rs2、Rs3の抵抗値を決めてや
れば良いことが分かる。この場合、DC−DCコンバー
タの損失を考えると、該損失を小さくしたい。本発明で
は、抵抗R51を小さくしても、抵抗R52又はRs1
を適した値に設定してやれば、補正を精度良く行うこと
ができる。
【0075】§5:その他の説明 (1) :本発明は、前記説明した例に限らず、2次側回路
2が、整流側同期整流素子とフライホイール側同期整流
素子を含む同期整流回路で構成されていても、前記の例
と同様にして実施可能である。
【0076】(2) :前記制御部4は、トランジスタM1
をPWM制御(パルス幅制御)するPWM制御部でも前
記と同様に実施可能である。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。
【0078】すなわち、本発明は、1次巻線、2次巻線
及び3次巻線を有するトランスと、主スイッチと、2次
側回路と、電圧検出回路と、電圧検出用抵抗回路を備え
たDC−DCコンバータにおいて、トランスの1次巻線
に流れる1次側電流に応じて、変動する補正電流を発生
させる補正電流発生回路を備えると共に、該補正電流発
生回路は、前記電圧検出用抵抗回路の抵抗の一部に、2
次側回路の負荷電流の変動に起因した出力電圧の変動を
補正するように前記補正電流を発生させる機能を備えて
いる。また、前記補正電流発生回路は、第1、第2のト
ランジスタのベースを共通に接続したカーレント・ミラ
ー回路を含んでいる。
【0079】すなわち、補正電流発生回路は、電圧検出
用抵抗回路の抵抗の一部に、2次側回路の負荷電流の変
動に起因した出力電圧の変動分を補正するように補正電
流を流す。このため、負荷電流が変動しても、2次側回
路の出力電圧の変動を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるフォワード型DC
−DCコンバータの説明図である。
【図2】本発明の実施の形態における補正電流発生回路
の説明図であり、A図は回路例1の説明図、B図は回路
例2の説明図である。
【図3】本発明の実施の形態における特性データ例であ
り、A図は特性データ例1、B図は特性データ例2であ
る。
【図4】本発明の実施の形態における補正電流発生回路
の変形例の説明図(その1)であり、A図は変形例1、
B図は変形例2である。
【図5】本発明の実施の形態における補正電流発生回路
の変形例の説明図(その2)であり、C図は変形例3、
D図は変形例4である。
【図6】本発明の実施の形態における補正電流発生回路
の変形例の説明図(その3)であり、E図は変形例5、
F図は変形例6である。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 発振回路 2 2次側回路(整流平滑回路) 3 電圧検出回路 4 制御部 5 補正電流発生回路 6 電圧検出用抵抗回路 10 負荷 11 エラーアンプ T1 トランス L2、L3 チョークコイル Q51、Q52 トランジスタ D51、D52 ダイオード R51、R52、R53、R54、R55、R56、R
s1、Rs2、Rs3抵抗 M1、M2、M2、M4、M5 NチャンネルMOS−
FET(MOS型電界効果トランジスタ) d11 MOS−FETの内蔵ダイオード(又は寄生ダ
イオード) C11 MOS−FETのゲート・ソース間容量 C1、C2 平滑用コンデンサ N1 トランスT1の1次巻線 N2 トランスT1の2次巻線 N3 トランスT1の3次巻線 VN1 1次巻線N1の誘起電圧 VN2 2次巻線N2の誘起電圧 VN3 3次巻線N3の誘起電圧 D21、D22、D31、D32 ダイオード Vin 入力電圧 i3 補正電流 V3 電圧検出回路の出力電圧 V4 エラーアンプの入力電圧 i1 1次側電流(1次巻線とトランジスタM1に流れ
る電流) i2 2次側回路の出力電流 i51、i52 定電流源から流れる電流(定電流)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 克憲 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 増岡 宏信 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5H730 AS01 BB23 BB57 DD04 EE02 EE08 EE10 EE72 FD24 FD41 FF01 FG01 FG25 VV03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1次巻線、2次巻線及び3次巻線を有する
    トランスと、 前記1次巻線に直列接続され、制御手段によりオン/オ
    フ駆動される主スイッチと、 前記2次巻線に接続された2次側回路と、 前記3次巻線に誘起する電圧を検出する電圧検出回路
    と、 前記電圧検出回路の出力電圧を検出するための複数の抵
    抗を有する電圧検出用抵抗回路を備えたDC−DCコン
    バータにおいて、 前記トランスの1次巻線に流れる1次側電流に応じて変
    動する補正電流を発生させる補正電流発生回路を備える
    と共に、 該補正電流発生回路は、前記電圧検出用抵抗回路の抵抗
    の一部に、前記2次側回路の負荷電流の変動に起因した
    出力電圧の変動を補正するように前記補正電流を発生さ
    せる機能を備えていることを特徴とするDC−DCコン
    バータ。
  2. 【請求項2】補正電流発生回路は第1、第2のトランジ
    スタを備え、 前記第1、第2のトランジスタのベースを共通接続した
    カーレント・ミラー回路を含んで構成されていることを
    特徴とする請求項1記載のDC−DCコンバータ。
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