JP2003061153A - 携帯電話機およびそのマナーモード制御方法 - Google Patents
携帯電話機およびそのマナーモード制御方法Info
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- JP2003061153A JP2003061153A JP2001247196A JP2001247196A JP2003061153A JP 2003061153 A JP2003061153 A JP 2003061153A JP 2001247196 A JP2001247196 A JP 2001247196A JP 2001247196 A JP2001247196 A JP 2001247196A JP 2003061153 A JP2003061153 A JP 2003061153A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電車に乗車しているときは着信音が鳴らないよ
うに自動的にマナーモードを設定し、下車後には自動的
にマナーモードを解除する。 【解決手段】マナーモード自動制御手段4のチャネル切
替り間隔時間測定部41は、一つの基地局の無線ゾーン
から隣接する他の基地局の無線ゾーンへ移動するときの
受信チャネルの切替る間隔時間を測定する。判定基準設
定部42は、電車の平均時速および基地局間の平均距離
に基づき算定される判定基準時間を設定する。マナーモ
ード判定部43は、測定されたチャネル切替り間隔時間
と判定基準時間とを比較して乗車中であるか否かを判定
し、乗車中であると判定したときはマナーモードON制
御信号を出力し、着信音が鳴らないように自動的に設定
する。また、乗車中でないと判定したときはマナーモー
ドOFF制御信号を出力して着信音が鳴るように自動的
に設定する。
うに自動的にマナーモードを設定し、下車後には自動的
にマナーモードを解除する。 【解決手段】マナーモード自動制御手段4のチャネル切
替り間隔時間測定部41は、一つの基地局の無線ゾーン
から隣接する他の基地局の無線ゾーンへ移動するときの
受信チャネルの切替る間隔時間を測定する。判定基準設
定部42は、電車の平均時速および基地局間の平均距離
に基づき算定される判定基準時間を設定する。マナーモ
ード判定部43は、測定されたチャネル切替り間隔時間
と判定基準時間とを比較して乗車中であるか否かを判定
し、乗車中であると判定したときはマナーモードON制
御信号を出力し、着信音が鳴らないように自動的に設定
する。また、乗車中でないと判定したときはマナーモー
ドOFF制御信号を出力して着信音が鳴るように自動的
に設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機およびそ
のマナーモード制御方法に関し、特に電車に乗車してい
るときに着信音が鳴らないようし、下車後に着信音が鳴
るように設定するマナーモード機能を備える携帯電話機
およびそのマナーモード制御方法に関する。
のマナーモード制御方法に関し、特に電車に乗車してい
るときに着信音が鳴らないようし、下車後に着信音が鳴
るように設定するマナーモード機能を備える携帯電話機
およびそのマナーモード制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機を所持して電車に乗車してい
るとき、着信音が鳴って周囲の人々に迷惑をかけること
がある。このような事態を回避するために、携帯電話機
にマナーモードスイッチが設けられている。従来は、ユ
ーザがマナーモードスイッチを手動でON/OFFする
ことにより、着信音が鳴らないマナーモードに設定した
り設定解除したりしている。
るとき、着信音が鳴って周囲の人々に迷惑をかけること
がある。このような事態を回避するために、携帯電話機
にマナーモードスイッチが設けられている。従来は、ユ
ーザがマナーモードスイッチを手動でON/OFFする
ことにより、着信音が鳴らないマナーモードに設定した
り設定解除したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザが電車
に乗車しているときに携帯電話機のマナーモードスイッ
チを押し忘れている場合には、着信音が鳴って周囲の人
々に迷惑をかけたり、また、電車から降りてもマナーモ
ードスイッチの解除を忘れている場合には、相手からの
着信を感知できないことがあるという問題点を有してい
る。
に乗車しているときに携帯電話機のマナーモードスイッ
チを押し忘れている場合には、着信音が鳴って周囲の人
々に迷惑をかけたり、また、電車から降りてもマナーモ
ードスイッチの解除を忘れている場合には、相手からの
着信を感知できないことがあるという問題点を有してい
る。
【0004】本発明の目的は、ユーザが電車に乗車する
際に自動マナーモードを有効にしておくことにより、電
車の走行中は自動的にマナーモードが設定され、下車後
は自動的にマナーモードが解除される携帯電話機および
そのマナーモード制御方法を提供することにある。
際に自動マナーモードを有効にしておくことにより、電
車の走行中は自動的にマナーモードが設定され、下車後
は自動的にマナーモードが解除される携帯電話機および
そのマナーモード制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話機は、
電車に乗車しているときは着信音が鳴らないようし、下
車後に着信音が鳴るように設定するマナーモード機能を
備える携帯電話機において、前記電車が一つの基地局の
無線ゾーンから隣接する他の基地局の無線ゾーンへ移動
するときの受信チャネルの切替る間隔時間を測定して前
記マナーモード機能を自動的にON/OFF制御するマ
ナーモード自動制御手段を有し、前記マナーモード自動
制御手段は、受信するチャネルの切替る間隔時間を測定
するチャネル切替り間隔時間測定部と、測定された間隔
時間に基づき乗車中であるか否かを判定するための判定
基準時間を予め設定する判定基準設定部と、前記判定基
準時間と前記測定された間隔時間とを比較して乗車中で
あるか否かを判定してマナーモードの自動ON/OFF
制御信号を出力するマナーモード判定部とを有する。
電車に乗車しているときは着信音が鳴らないようし、下
車後に着信音が鳴るように設定するマナーモード機能を
備える携帯電話機において、前記電車が一つの基地局の
無線ゾーンから隣接する他の基地局の無線ゾーンへ移動
するときの受信チャネルの切替る間隔時間を測定して前
記マナーモード機能を自動的にON/OFF制御するマ
ナーモード自動制御手段を有し、前記マナーモード自動
制御手段は、受信するチャネルの切替る間隔時間を測定
するチャネル切替り間隔時間測定部と、測定された間隔
時間に基づき乗車中であるか否かを判定するための判定
基準時間を予め設定する判定基準設定部と、前記判定基
準時間と前記測定された間隔時間とを比較して乗車中で
あるか否かを判定してマナーモードの自動ON/OFF
制御信号を出力するマナーモード判定部とを有する。
【0006】また、前記判定基準設定部は、前記電車の
平均時速および前記基地局の局間平均距離に基づき前記
判定基準時間を設定する。
平均時速および前記基地局の局間平均距離に基づき前記
判定基準時間を設定する。
【0007】更に、前記判定基準設定部は、前記電車の
平均時速および前記基地局の局間平均距離に基づき予め
定められてメモリに記憶された判定基準時間を読み出し
て設定するようにしてもよい。
平均時速および前記基地局の局間平均距離に基づき予め
定められてメモリに記憶された判定基準時間を読み出し
て設定するようにしてもよい。
【0008】本発明の携帯電話機のマナーモード制御方
法は、電車に乗車しているときに着信音が鳴らないよう
し、下車後に着信音が鳴るように設定するマナーモード
機能を備える携帯電話機のマナーモード制御方法におい
て、前記電車が一つの基地局の無線ゾーンから隣接する
他の基地局の無線ゾーンへ移動するときの受信チャネル
の切替る間隔時間を測定し、測定された受信チャネルの
切替る間隔時間と予め定められた判定基準時間と比較
し、比較結果によりマナーモード機能を自動的にON/
OFF制御する工程を有する。
法は、電車に乗車しているときに着信音が鳴らないよう
し、下車後に着信音が鳴るように設定するマナーモード
機能を備える携帯電話機のマナーモード制御方法におい
て、前記電車が一つの基地局の無線ゾーンから隣接する
他の基地局の無線ゾーンへ移動するときの受信チャネル
の切替る間隔時間を測定し、測定された受信チャネルの
切替る間隔時間と予め定められた判定基準時間と比較
し、比較結果によりマナーモード機能を自動的にON/
OFF制御する工程を有する。
【0009】また、前記測定された受信チャネル切替り
間隔時間と前記判定基準時間とを比較し、前記測定され
た受信チャネル切替り間隔時間が前記判定基準時間より
も短かければ電車に乗車中であると判定して自動的にマ
ナーモードをONとし、前記測定された受信チャネル切
替り間隔時間が前記判定基準時間よりも長ければ乗車中
ではないと判定して自動的にマナーモードをOFF(解
除)する工程を有する。
間隔時間と前記判定基準時間とを比較し、前記測定され
た受信チャネル切替り間隔時間が前記判定基準時間より
も短かければ電車に乗車中であると判定して自動的にマ
ナーモードをONとし、前記測定された受信チャネル切
替り間隔時間が前記判定基準時間よりも長ければ乗車中
ではないと判定して自動的にマナーモードをOFF(解
除)する工程を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は本発明の携帯電話機の一実施形態を
示すブロック図であり、送受信アンテナ1と、送受信処
理を行う無線部2と、携帯電話機全体を制御する制御部
3と、マナーモードの自動制御を行うマナーモード自動
制御手段4と、各種機能を指示するためのキー操作部5
と、各種情報を表示する表示部6と、時間を計測するタ
イマ7と、各種データを記憶するメモリ8と、着信時等
に鳴音して通報する鳴音部9等を備えている。
示すブロック図であり、送受信アンテナ1と、送受信処
理を行う無線部2と、携帯電話機全体を制御する制御部
3と、マナーモードの自動制御を行うマナーモード自動
制御手段4と、各種機能を指示するためのキー操作部5
と、各種情報を表示する表示部6と、時間を計測するタ
イマ7と、各種データを記憶するメモリ8と、着信時等
に鳴音して通報する鳴音部9等を備えている。
【0012】マナーモード自動制御手段4は、受信する
チャネルが切替る間隔時間を測定するチャネル切替り間
隔時間測定部41と、測定結果に基づき乗車中であるか
否かを判定するための判定基準時間を設定する判定基準
設定部42と、判定基準時間と測定結果とを比較して乗
車中であるか否かを判定してマナーモードの自動ON/
OFF制御信号を出力するマナーモード判定部43とか
ら成る。
チャネルが切替る間隔時間を測定するチャネル切替り間
隔時間測定部41と、測定結果に基づき乗車中であるか
否かを判定するための判定基準時間を設定する判定基準
設定部42と、判定基準時間と測定結果とを比較して乗
車中であるか否かを判定してマナーモードの自動ON/
OFF制御信号を出力するマナーモード判定部43とか
ら成る。
【0013】チャネル切替り間隔時間測定部41は、携
帯電話機10を所持したユーザが乗車した電車が、一つ
の基地局の無線ゾーンから隣接する他の基地局の無線ゾ
ーンへ移動することにより、受信するチャネルが切替る
間隔時間を測定する。なお、受信するチャネルは、待機
状態時は基地局からの制御チャネルであり、通話時は通
話チャネルである。
帯電話機10を所持したユーザが乗車した電車が、一つ
の基地局の無線ゾーンから隣接する他の基地局の無線ゾ
ーンへ移動することにより、受信するチャネルが切替る
間隔時間を測定する。なお、受信するチャネルは、待機
状態時は基地局からの制御チャネルであり、通話時は通
話チャネルである。
【0014】判定基準設定部42は、電車の平均時速お
よび通過地域の基地局間平均距離に基づき、測定したチ
ャネル切替り間隔時間と比較して乗車中であるか否かを
判定するための判定基準時間を予め設定する。
よび通過地域の基地局間平均距離に基づき、測定したチ
ャネル切替り間隔時間と比較して乗車中であるか否かを
判定するための判定基準時間を予め設定する。
【0015】マナーモード判定部43は、測定されたチ
ャネル切替り間隔時間と判定基準時間とを比較して乗車
中であるか否かを判定し、乗車中であると判定したとき
はマナーモードON制御信号を出力し、着信時に鳴音部
9が動作しないように設定する。また、乗車中でないと
判定したときはマナーモードOFF制御信号を出力し、
着信時に鳴音部9が動作するように設定する。
ャネル切替り間隔時間と判定基準時間とを比較して乗車
中であるか否かを判定し、乗車中であると判定したとき
はマナーモードON制御信号を出力し、着信時に鳴音部
9が動作しないように設定する。また、乗車中でないと
判定したときはマナーモードOFF制御信号を出力し、
着信時に鳴音部9が動作するように設定する。
【0016】図2は、携帯電話システムの各基地局30
とその無線ゾーン40および携帯電話機10を所持した
ユーザが乗車する電車の線路20の一例を示している。
とその無線ゾーン40および携帯電話機10を所持した
ユーザが乗車する電車の線路20の一例を示している。
【0017】いま、携帯電話機10を所持したユーザが
乗車した電車が、例えば図示したように、基地局30a
の無線ゾーン40aの範囲内に存在しているとき、携帯
電話機10が待機状態ならば基地局30aからの制御チ
ャネルを受信する。また、通話時には基地局30aとの
通話チャネルを使用している。
乗車した電車が、例えば図示したように、基地局30a
の無線ゾーン40aの範囲内に存在しているとき、携帯
電話機10が待機状態ならば基地局30aからの制御チ
ャネルを受信する。また、通話時には基地局30aとの
通話チャネルを使用している。
【0018】その後、電車が線路20に沿って隣接する
基地局30bの無線ゾーン40bに向けて進行して無線
ゾーンの境界近傍に移動したとき、待機状態時では基地
局30aからの制御チャネルから基地局30bからの制
御チャネルに切替る。また、通話時には基地局30aと
の通話チャネルから基地局30bとの通話チャネルに切
替る。
基地局30bの無線ゾーン40bに向けて進行して無線
ゾーンの境界近傍に移動したとき、待機状態時では基地
局30aからの制御チャネルから基地局30bからの制
御チャネルに切替る。また、通話時には基地局30aと
の通話チャネルから基地局30bとの通話チャネルに切
替る。
【0019】いま、携帯電話機10を所持したユーザの
乗車した電車が、平均時速S(km/h)で基地局間平
均距離D(km)の無線ゾーン地域を走行する場合、受
信するチャネルの切替る平均間隔時間T(h)は、T=
(D/S)である。
乗車した電車が、平均時速S(km/h)で基地局間平
均距離D(km)の無線ゾーン地域を走行する場合、受
信するチャネルの切替る平均間隔時間T(h)は、T=
(D/S)である。
【0020】ところで、基地局30a,30b,30c
の局間距離は、都市内では建物が密集しているために約
2〜4km程度と短いが、都市郊外や地方では障害物が
少ないので約6〜10km程度であり、2〜3倍の局間
距離差がある。
の局間距離は、都市内では建物が密集しているために約
2〜4km程度と短いが、都市郊外や地方では障害物が
少ないので約6〜10km程度であり、2〜3倍の局間
距離差がある。
【0021】例えば、平均時速S=40(km/h)で
都市内を走行する電車に乗車する場合、携帯電話機10
が受信するチャネルの切替り平均間隔時間Tは、基地局
間平均距離D=3(km)とすれば、T=4.5分であ
る。
都市内を走行する電車に乗車する場合、携帯電話機10
が受信するチャネルの切替り平均間隔時間Tは、基地局
間平均距離D=3(km)とすれば、T=4.5分であ
る。
【0022】また、平均時速S=40(km/h)で都
市郊外や地方を走行する電車に乗車する場合、携帯電話
機10が受信するチャネルの切替る平均間隔時間Tは、
基地局間平均距離D=8(km)とすれば、T=12分
である。
市郊外や地方を走行する電車に乗車する場合、携帯電話
機10が受信するチャネルの切替る平均間隔時間Tは、
基地局間平均距離D=8(km)とすれば、T=12分
である。
【0023】このように、携帯電話機10が受信するチ
ャネルの切替り平均間隔時間Tは、利用する電車の平均
時速Sおよび通過地域の基地局間平均距離DによりT=
(D/S)として算定できる。
ャネルの切替り平均間隔時間Tは、利用する電車の平均
時速Sおよび通過地域の基地局間平均距離DによりT=
(D/S)として算定できる。
【0024】従って、チャネルの切替り間隔時間、つま
り一つの基地局の無線ゾーンから隣接する他の基地局の
無線ゾーンへ移動するに要する時間を測定し、電車の平
均時速Sおよび通過地域の基地局間平均距離Dに基づき
予め設定した判定基準時間と比較することにより、電車
に乗車中であるか否かを判定できる。
り一つの基地局の無線ゾーンから隣接する他の基地局の
無線ゾーンへ移動するに要する時間を測定し、電車の平
均時速Sおよび通過地域の基地局間平均距離Dに基づき
予め設定した判定基準時間と比較することにより、電車
に乗車中であるか否かを判定できる。
【0025】そして、乗車中であると判定したときには
マナーモードをONとし、乗車中でないと判定したとき
にはマナーモードをOFF(解除)とすることにより、
マナーモードの自動制御を行うことができる。
マナーモードをONとし、乗車中でないと判定したとき
にはマナーモードをOFF(解除)とすることにより、
マナーモードの自動制御を行うことができる。
【0026】ここで、判定基準時間として例えば平均間
隔時間Tの1.3〜1.5倍の値を採用すれば、測定さ
れる間隔時間のばらつきや変動による判定誤差を低減で
きる。
隔時間Tの1.3〜1.5倍の値を採用すれば、測定さ
れる間隔時間のばらつきや変動による判定誤差を低減で
きる。
【0027】例えば、平均時速S=40(km/h)で
都市内を走行する電車に乗車した場合の平均間隔時間T
が4.5分であるとすれば、判定基準時間として例えば
7分を設定し、測定されるチャネルの切替り間隔時間が
7分以内であれば乗車中であると判定して自動的にマナ
ーモードとし、7分を超えたときは下車したと判定して
自動的にマナーモードを解除する。
都市内を走行する電車に乗車した場合の平均間隔時間T
が4.5分であるとすれば、判定基準時間として例えば
7分を設定し、測定されるチャネルの切替り間隔時間が
7分以内であれば乗車中であると判定して自動的にマナ
ーモードとし、7分を超えたときは下車したと判定して
自動的にマナーモードを解除する。
【0028】また、平均時速S=40(km/h)で都
市郊外や地方を走行する電車に乗車した場合の平均間隔
時間Tが12分であるとすれば、判定基準時間として例
えば16分を設定し、測定されるチャネルの切替り間隔
時間が16分以内であれば乗車中であると判定して自動
的にマナーモードとし、16分を超えたときは下車した
と判定して自動的にマナーモードを解除する。
市郊外や地方を走行する電車に乗車した場合の平均間隔
時間Tが12分であるとすれば、判定基準時間として例
えば16分を設定し、測定されるチャネルの切替り間隔
時間が16分以内であれば乗車中であると判定して自動
的にマナーモードとし、16分を超えたときは下車した
と判定して自動的にマナーモードを解除する。
【0029】図3は本発明の携帯電話機のマナーモード
制御動作例を示すフローチャートである。
制御動作例を示すフローチャートである。
【0030】メニュー画面に「自動マナーモード有効/
無効」の項目を設けておき、まず、ユーザにキー操作部
5を操作させて「自動マナーモード有効」を選択させる
(ステップ101)。なお、「自動マナーモード無効」
が選択されたときは、従来のように、手動によるマナー
モードON/OFFが可能である。
無効」の項目を設けておき、まず、ユーザにキー操作部
5を操作させて「自動マナーモード有効」を選択させる
(ステップ101)。なお、「自動マナーモード無効」
が選択されたときは、従来のように、手動によるマナー
モードON/OFFが可能である。
【0031】続いて、利用する電車の通過地域および自
動マナーモード有効動作時間を設定する(ステップ10
2)。この場合、メニュー画面に「通過地域」および
「動作時間」の項目を設けてユーザに設定させる。
動マナーモード有効動作時間を設定する(ステップ10
2)。この場合、メニュー画面に「通過地域」および
「動作時間」の項目を設けてユーザに設定させる。
【0032】ここで、「通過地域」の設定は、例えば、
「都市内」および「都市郊外」の2つの内のいずれかを
選定させる。また、「動作時間」は、電車の乗車時間に
基づき設定させる。そして、設定された「通過地域」に
応じて判定基準時間を設定する(ステップ103)。
「都市内」および「都市郊外」の2つの内のいずれかを
選定させる。また、「動作時間」は、電車の乗車時間に
基づき設定させる。そして、設定された「通過地域」に
応じて判定基準時間を設定する(ステップ103)。
【0033】その後、受信するチャネルの切替りを検出
したならば(ステップ104)、チャネル切替り間隔時
間を測定し(ステップ105)、この測定時間と判定基
準時間とを比較する(ステップ106)。
したならば(ステップ104)、チャネル切替り間隔時
間を測定し(ステップ105)、この測定時間と判定基
準時間とを比較する(ステップ106)。
【0034】ここで、測定時間が判定基準時間よりも短
かければ、電車に乗車中であると判定し、自動的にマナ
ーモードをONとする(ステップ107)。また、測定
時間が判定基準時間よりも長けければ乗車中ではないと
判定し、自動的にマナーモードをOFF(解除)する
(ステップ108)。
かければ、電車に乗車中であると判定し、自動的にマナ
ーモードをONとする(ステップ107)。また、測定
時間が判定基準時間よりも長けければ乗車中ではないと
判定し、自動的にマナーモードをOFF(解除)する
(ステップ108)。
【0035】そして、有効動作時間が経過するまで、ス
テップ104からステップ109までの処理を繰り返す
(ステップ109)。
テップ104からステップ109までの処理を繰り返す
(ステップ109)。
【0036】なお、通常、通勤等に利用する電車は決ま
っているので、実際のチャネル切替り間隔時間および乗
車時間に基づいて、最適の判定基準時間および自動マナ
ーモード有効動作時間をそれぞれ予め定めてメモリ8に
記憶させておき、ユーザが自動マナーモード有効」を選
択したときに、メモリ8から読み出して設定するように
すれば、その都度ユーザに設定させる手間を省くことが
できる。
っているので、実際のチャネル切替り間隔時間および乗
車時間に基づいて、最適の判定基準時間および自動マナ
ーモード有効動作時間をそれぞれ予め定めてメモリ8に
記憶させておき、ユーザが自動マナーモード有効」を選
択したときに、メモリ8から読み出して設定するように
すれば、その都度ユーザに設定させる手間を省くことが
できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、チ
ャネルの切替り間隔時間を測定して乗車中であるか否か
を判定し、自動的にマナーモードのON/OFF制御を
行うことにより、電車に乗車中に着信音が鳴って周囲の
人々に迷惑をかけたり、また、電車から降りてもマナー
モードの解除を忘れていたために、相手からの着信を感
知できなくなったりすることを防止できる。
ャネルの切替り間隔時間を測定して乗車中であるか否か
を判定し、自動的にマナーモードのON/OFF制御を
行うことにより、電車に乗車中に着信音が鳴って周囲の
人々に迷惑をかけたり、また、電車から降りてもマナー
モードの解除を忘れていたために、相手からの着信を感
知できなくなったりすることを防止できる。
【図1】本発明の携帯電話機の一実施形態を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】携帯電話機が受信するチャネルの切替りを説明
するための図である。
するための図である。
【図3】本発明の携帯電話機のマナーモード制御を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
4 マナーモード自動制御手段
41 チャネル切替り間隔時間測定部
42 判定基準設定部
43 マナーモード判定部
Claims (6)
- 【請求項1】 電車に乗車しているときは着信音が鳴ら
ないようし、下車後に着信音が鳴るように設定するマナ
ーモード機能を備える携帯電話機において、前記電車が
一つの基地局の無線ゾーンから隣接する他の基地局の無
線ゾーンへ移動するときの受信チャネルの切替る間隔時
間を測定して前記マナーモード機能を自動的にON/O
FF制御するマナーモード自動制御手段を有することを
特徴とする携帯電話機。 - 【請求項2】 前記マナーモード自動制御手段は、受信
するチャネルの切替る間隔時間を測定するチャネル切替
り間隔時間測定部と、測定された間隔時間に基づき乗車
中であるか否かを判定するための判定基準時間を予め設
定する判定基準設定部と、前記判定基準時間と前記測定
された間隔時間とを比較して乗車中であるか否かを判定
してマナーモードの自動ON/OFF制御信号を出力す
るマナーモード判定部とを有することを特徴とする請求
項1記載の携帯電話機。 - 【請求項3】 前記判定基準設定部は、前記電車の平均
時速および前記基地局の局間平均距離に基づき前記判定
基準時間を設定することを特徴とする請求項2記載の携
帯電話機。 - 【請求項4】 前記判定基準設定部は、前記電車の平均
時速および前記基地局の局間平均距離に基づき予め定め
られてメモリに記憶された判定基準時間を読み出して設
定することを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。 - 【請求項5】 電車に乗車しているときに着信音が鳴ら
ないようし、下車後に着信音が鳴るように設定するマナ
ーモード機能を備える携帯電話機のマナーモード制御方
法において、前記電車が一つの基地局の無線ゾーンから
隣接する他の基地局の無線ゾーンへ移動するときの受信
チャネルの切替る間隔時間を測定し、測定された受信チ
ャネルの切替る間隔時間と予め定められた判定基準時間
と比較し、比較結果によりマナーモード機能を自動的に
ON/OFF制御することを特徴とする携帯電話機のマ
ナーモード制御方法。 - 【請求項6】 前記測定された受信チャネル切替り間隔
時間と前記判定基準時間とを比較し、前記測定された受
信チャネル切替り間隔時間が前記判定基準時間よりも短
かければ電車に乗車中であると判定して自動的にマナー
モードをONとし、前記測定された受信チャネル切替り
間隔時間が前記判定基準時間よりも長ければ乗車中では
ないと判定して自動的にマナーモードをOFF(解除)
することを特徴とする請求項5記載の携帯電話機のマナ
ーモード制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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- 2001-08-16 JP JP2001247196A patent/JP2003061153A/ja active Pending
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