JPH11234756A - 移動検出機能付き自動応答携帯電話機と自動応答方法 - Google Patents
移動検出機能付き自動応答携帯電話機と自動応答方法Info
- Publication number
- JPH11234756A JPH11234756A JP10034629A JP3462998A JPH11234756A JP H11234756 A JPH11234756 A JP H11234756A JP 10034629 A JP10034629 A JP 10034629A JP 3462998 A JP3462998 A JP 3462998A JP H11234756 A JPH11234756 A JP H11234756A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile phone
- fading
- message
- memory
- incoming call
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車等の移動中における運転中の携帯電話
使用による交通事故防止や、公共交通機関での着信時の
呼び出し音や会話による周囲の人への不快感をなくす。 【解決手段】 携帯電話機に、受信電力検出部105及
びフェージング判定部106を設けてフェージング周期
を検出し、検出したフェージング周期が所定値以下の時
は移動中であるとして、移動中の着信はリンガ115を
鳴動させずにメモリ110に用意したメッセージで自動
応答して発信者に電話にでられないむねを伝え、さらに
発信者からのメッセージをメモリ110へ録音する。
使用による交通事故防止や、公共交通機関での着信時の
呼び出し音や会話による周囲の人への不快感をなくす。 【解決手段】 携帯電話機に、受信電力検出部105及
びフェージング判定部106を設けてフェージング周期
を検出し、検出したフェージング周期が所定値以下の時
は移動中であるとして、移動中の着信はリンガ115を
鳴動させずにメモリ110に用意したメッセージで自動
応答して発信者に電話にでられないむねを伝え、さらに
発信者からのメッセージをメモリ110へ録音する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の移動中
における運転中の携帯電話使用による交通事故防止や、
公共交通機関での着信マナー向上のための携帯電話機の
機能向上に関するものである。
における運転中の携帯電話使用による交通事故防止や、
公共交通機関での着信マナー向上のための携帯電話機の
機能向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話はどこにいても発着信が
出来ることが大きな特徴をもつ電話であるが、自動車を
運転し、移動中でも着信するため、その電話をとろうと
して交通事故を起こすケースがあった。それを防ぐに
は、移動中は携帯電話機の電源を切るか、着信音が鳴っ
ても無視するなど、携帯電話機の所有者のマナーによる
しかなかった。また、電車など公共交通機関に乗車して
いる場合は、携帯電話の会話が他の人の迷惑になるた
め、使用中止が要請されている。その場合には、着信音
自体が他の迷惑となるため、電源を切ることが要請され
ている。
出来ることが大きな特徴をもつ電話であるが、自動車を
運転し、移動中でも着信するため、その電話をとろうと
して交通事故を起こすケースがあった。それを防ぐに
は、移動中は携帯電話機の電源を切るか、着信音が鳴っ
ても無視するなど、携帯電話機の所有者のマナーによる
しかなかった。また、電車など公共交通機関に乗車して
いる場合は、携帯電話の会話が他の人の迷惑になるた
め、使用中止が要請されている。その場合には、着信音
自体が他の迷惑となるため、電源を切ることが要請され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話の利用状況から考えても、自動車の乗り降りや、電車
・バスの乗降の度に、携帯電話機の電源のオフとオンを
繰り返すのは、きわめて不便である。そのため、電源を
入れたままにしてしまい、着信時に慌てて応答し、交通
事故を起こしたり、突然の着信音や電話での会話で周り
の人に不快感を与えてしまっている。これらの共通の条
件として、いずれの場合も携帯電話機が移動中であると
いうことである。
話の利用状況から考えても、自動車の乗り降りや、電車
・バスの乗降の度に、携帯電話機の電源のオフとオンを
繰り返すのは、きわめて不便である。そのため、電源を
入れたままにしてしまい、着信時に慌てて応答し、交通
事故を起こしたり、突然の着信音や電話での会話で周り
の人に不快感を与えてしまっている。これらの共通の条
件として、いずれの場合も携帯電話機が移動中であると
いうことである。
【0004】本発明の目的は、携帯電話機に、移動中で
あることを判断する機能をもたせ、電源を切っていなく
ても、移動中は着信を知らせず、携帯電話機が自動的に
発信者に自動応答し、電話にでられないことを伝え、交
通事故や周りの人への不快感を防止することのできる移
動検出機能付き自動応答携帯電話機と自動応答方法を提
供することにある。
あることを判断する機能をもたせ、電源を切っていなく
ても、移動中は着信を知らせず、携帯電話機が自動的に
発信者に自動応答し、電話にでられないことを伝え、交
通事故や周りの人への不快感を防止することのできる移
動検出機能付き自動応答携帯電話機と自動応答方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、TDMA方式の携帯電話機であって、受
信電力を検出する手段と、検出した受信電力の変動から
受信電波のフェージング周期を検出する手段と、発信者
からの着信時に、検出したフェージング周期があらかじ
め定めた値より小さい場合には自動応答を行いメモリに
蓄積されたメッセージを前記発信者に送信する手段と、
前記発信者からのメッセージを記憶する手段とを設ける
ことを特徴とする移動検出機能付き自動応答携帯電話機
を提供する。
めに本発明は、TDMA方式の携帯電話機であって、受
信電力を検出する手段と、検出した受信電力の変動から
受信電波のフェージング周期を検出する手段と、発信者
からの着信時に、検出したフェージング周期があらかじ
め定めた値より小さい場合には自動応答を行いメモリに
蓄積されたメッセージを前記発信者に送信する手段と、
前記発信者からのメッセージを記憶する手段とを設ける
ことを特徴とする移動検出機能付き自動応答携帯電話機
を提供する。
【0006】また本発明は、CDMA方式の携帯電話機
であって、受信符号群と特定符号の相関値を検出する手
段と、検出した相関値の履歴よりフェージング周期を検
出する手段と、発信者からの着信時に、検出したフェー
ジング周期があらかじめ定めた値より小さい場合には自
動応答を行いメモリに蓄積されたメッセージを前記発信
者に送信する手段と、前記発信者からのメッセージを記
憶する手段とを設けることを特徴とする移動検出機能付
き自動応答携帯電話機を提供する。
であって、受信符号群と特定符号の相関値を検出する手
段と、検出した相関値の履歴よりフェージング周期を検
出する手段と、発信者からの着信時に、検出したフェー
ジング周期があらかじめ定めた値より小さい場合には自
動応答を行いメモリに蓄積されたメッセージを前記発信
者に送信する手段と、前記発信者からのメッセージを記
憶する手段とを設けることを特徴とする移動検出機能付
き自動応答携帯電話機を提供する。
【0007】さらに本発明は、携帯電話機の自動応答方
法であって、携帯電話機に、受信電波のフェージング周
期を検出する手段を設け、発信者からの着信があると、
検出した受信電波のフェージング周期の値があらかじめ
定めた値より小さい場合には、当該携帯電話機に着信表
示をおこなわずに自動応答し、あらかじめ第一のメモリ
に蓄積されたメッセージを送信し、発信者からのメッセ
ージを第二のメモリに蓄積し、前記検出したフェージン
グ周期の値が、あらかじめ定めた値より等しいか大きい
場合には、当該携帯電話機に着信表示を行うことを特徴
とする移動検出機能付き自動応答電話機の自動応答方法
を提供する。
法であって、携帯電話機に、受信電波のフェージング周
期を検出する手段を設け、発信者からの着信があると、
検出した受信電波のフェージング周期の値があらかじめ
定めた値より小さい場合には、当該携帯電話機に着信表
示をおこなわずに自動応答し、あらかじめ第一のメモリ
に蓄積されたメッセージを送信し、発信者からのメッセ
ージを第二のメモリに蓄積し、前記検出したフェージン
グ周期の値が、あらかじめ定めた値より等しいか大きい
場合には、当該携帯電話機に着信表示を行うことを特徴
とする移動検出機能付き自動応答電話機の自動応答方法
を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は本発明のTDMAの携帯電話機のブ
ロック図である。図で、送信部103と受信部104は
アイソレータ102で結合され、アンテナ101に接続
されている。送信部103の入力はスイッチ107の接
点aに接続されている。スイッチ107は通常は接点a
と接点bが接続されていて(実線で示す)、接点bはエ
ンコーダ111に接続されている。エンコーダ111は
アナログディジタル変換器で構成され、マイクロホン1
12の音声をディジタル信号に変換している。受信部1
04で復調されたディジタル信号出力は、スイッチ10
8のb接点と制御部109に接続されている。また、受
信部104の無線出力は、受信電力検出部105に接続
されている。受信電力検出部105では、携帯電話機が
移動するにともない刻々変化する受信電力の値を測定
し、フェージング判定部106に送る。フェージング判
定部106では、受信電力の変化からフェージング周期
を検出し、フェージング周期があらかじめ定めた値より
小さいかどうかを判定し、結果を制御部109に送る。
スイッチ108は、通常はa接点とb接点が接続され
(実線で示す)、受信部104からのディジタル信号出
力は、デコーダ113でアナログ信号に変換され、スピ
ーカ114から音声として出力される。また、制御部1
09にはメモリ110が接続されている。メモリ110
には、ユーザが自動応答を選択したことを登録しておく
エリア、自動応答用のメッセージを蓄積するエリア、受
信部104のディジタル信号出力を記憶するエリアがあ
る。さらに制御部109にはリンガ115、キーボード
116、表示部117が接続されている。
に説明する。図1は本発明のTDMAの携帯電話機のブ
ロック図である。図で、送信部103と受信部104は
アイソレータ102で結合され、アンテナ101に接続
されている。送信部103の入力はスイッチ107の接
点aに接続されている。スイッチ107は通常は接点a
と接点bが接続されていて(実線で示す)、接点bはエ
ンコーダ111に接続されている。エンコーダ111は
アナログディジタル変換器で構成され、マイクロホン1
12の音声をディジタル信号に変換している。受信部1
04で復調されたディジタル信号出力は、スイッチ10
8のb接点と制御部109に接続されている。また、受
信部104の無線出力は、受信電力検出部105に接続
されている。受信電力検出部105では、携帯電話機が
移動するにともない刻々変化する受信電力の値を測定
し、フェージング判定部106に送る。フェージング判
定部106では、受信電力の変化からフェージング周期
を検出し、フェージング周期があらかじめ定めた値より
小さいかどうかを判定し、結果を制御部109に送る。
スイッチ108は、通常はa接点とb接点が接続され
(実線で示す)、受信部104からのディジタル信号出
力は、デコーダ113でアナログ信号に変換され、スピ
ーカ114から音声として出力される。また、制御部1
09にはメモリ110が接続されている。メモリ110
には、ユーザが自動応答を選択したことを登録しておく
エリア、自動応答用のメッセージを蓄積するエリア、受
信部104のディジタル信号出力を記憶するエリアがあ
る。さらに制御部109にはリンガ115、キーボード
116、表示部117が接続されている。
【0009】図2は本発明のCDMAの携帯電話機のブ
ロック図である。図で、送信部203と受信部204は
アイソレータ202で結合され、アンテナ201に接続
されている。送信部203の入力はスイッチ207の接
点aに接続されている。スイッチ207は通常は接点a
と接点bが接続されていて(実線で示す)、接点bはエ
ンコーダ211に接続されている。エンコーダ211は
アナログディジタル変換器で構成され、マイクロホン2
12の音声をディジタル信号に変換している。受信部2
04で復調されたディジタル信号出力は、スイッチ20
8のb接点と制御部209に接続されている。また、受
信部204の無線出力が相関検出部205に接続されて
いる。相関検出部205の出力は、検出履歴判定部20
6に送られる。検出履歴判定部206では、検出した相
関出力の変化の履歴からフェージング周期を検出し、フ
ェージング周期があらかじめ定めた値より小さいかどう
かを判定し、結果を制御部209に送る。スイッチ20
8は、通常はa接点とb接点が接続され(実線で示
す)、受信部204からのディジタル信号出力は、デコ
ーダ213でアナログ信号に変換され、スピーカ214
から音声として出力される。また、制御部209にはメ
モリ210が接続されている。メモリ210には、ユー
ザが自動応答を選択したことを登録しておくエリア、自
動応答用のメッセージを蓄積するエリア、受信部204
のディジタル信号出力を記憶するエリアがある。さらに
制御部209にはリンガ215、キーボード216、表
示部217が接続されている。
ロック図である。図で、送信部203と受信部204は
アイソレータ202で結合され、アンテナ201に接続
されている。送信部203の入力はスイッチ207の接
点aに接続されている。スイッチ207は通常は接点a
と接点bが接続されていて(実線で示す)、接点bはエ
ンコーダ211に接続されている。エンコーダ211は
アナログディジタル変換器で構成され、マイクロホン2
12の音声をディジタル信号に変換している。受信部2
04で復調されたディジタル信号出力は、スイッチ20
8のb接点と制御部209に接続されている。また、受
信部204の無線出力が相関検出部205に接続されて
いる。相関検出部205の出力は、検出履歴判定部20
6に送られる。検出履歴判定部206では、検出した相
関出力の変化の履歴からフェージング周期を検出し、フ
ェージング周期があらかじめ定めた値より小さいかどう
かを判定し、結果を制御部209に送る。スイッチ20
8は、通常はa接点とb接点が接続され(実線で示
す)、受信部204からのディジタル信号出力は、デコ
ーダ213でアナログ信号に変換され、スピーカ214
から音声として出力される。また、制御部209にはメ
モリ210が接続されている。メモリ210には、ユー
ザが自動応答を選択したことを登録しておくエリア、自
動応答用のメッセージを蓄積するエリア、受信部204
のディジタル信号出力を記憶するエリアがある。さらに
制御部209にはリンガ215、キーボード216、表
示部217が接続されている。
【0010】つぎに図1のTDMAでのフェージング検
出方法である受信電力検出部105とフェージング判定
部106の動作について詳細に説明する。図4は携帯電
話機をもったユーザが自動車で移動した場合の図であ
る。受信電波は、図のように多くの建物からの反射・回
折により、受信電力が場所により大きく変化している。
受信電波の落ち込みは、受信キャリア周波数の波長の長
さごとに生ずる。そのようなところを自動車が通過する
と、時間的に受信電力が変化し、受信電力検出部105
の出力は図5のようになる。落ち込みの大きさの分布が
レイリー分布となることから、このフェージングはレイ
リーフェージングと呼ばれている。図5の受信電力の落
ち込みの周期をフェージング周期、その周波数をフェー
ジング周波数という。
出方法である受信電力検出部105とフェージング判定
部106の動作について詳細に説明する。図4は携帯電
話機をもったユーザが自動車で移動した場合の図であ
る。受信電波は、図のように多くの建物からの反射・回
折により、受信電力が場所により大きく変化している。
受信電波の落ち込みは、受信キャリア周波数の波長の長
さごとに生ずる。そのようなところを自動車が通過する
と、時間的に受信電力が変化し、受信電力検出部105
の出力は図5のようになる。落ち込みの大きさの分布が
レイリー分布となることから、このフェージングはレイ
リーフェージングと呼ばれている。図5の受信電力の落
ち込みの周期をフェージング周期、その周波数をフェー
ジング周波数という。
【0011】移動速度v(s/m)、無線キャリアの波長
λ(m)、フェージング周波数Fd(Hz)の間には、v=λ
×Fd の関係があることが知られている。電磁波の速度
を光速と同じとし、自動車の移動速度をV(km/H)、
無線電波のキャリア周波数をFc(Hz)、光の速度をC(m
/s)とすると、これらの間の関係は、
λ(m)、フェージング周波数Fd(Hz)の間には、v=λ
×Fd の関係があることが知られている。電磁波の速度
を光速と同じとし、自動車の移動速度をV(km/H)、
無線電波のキャリア周波数をFc(Hz)、光の速度をC(m
/s)とすると、これらの間の関係は、
【数1】(V/3.6)×(Fc/C)=Fd とあらわせる。例えば、移動速度が50km/H、無線キ
ャリア周波数を800MHzとすると、フェージング周波
数Fdは37.06Hzとなる。すなわち、50km/Hで携
帯電話機が移動していると、受信電力検出部105の出
力は37Hzの周波数、すなわち周期27msごとに落ち込
む。フェージング判定部106では、この落ち込みの周
波数または周期を判定し、移動速度を知ることができ
る。図6に、無線キャリア周波数が800MHzの場合に
おける、移動速度とフェージング周波数、フェージング
周期の値を示す。
ャリア周波数を800MHzとすると、フェージング周波
数Fdは37.06Hzとなる。すなわち、50km/Hで携
帯電話機が移動していると、受信電力検出部105の出
力は37Hzの周波数、すなわち周期27msごとに落ち込
む。フェージング判定部106では、この落ち込みの周
波数または周期を判定し、移動速度を知ることができ
る。図6に、無線キャリア周波数が800MHzの場合に
おける、移動速度とフェージング周波数、フェージング
周期の値を示す。
【0012】つぎに、フェージング判定部106の動作
を、図7の動作フローをもとに説明する。フェージング
判定部106は動作を開始する場合、まず最低フェージ
ング周期Tの設定を必要とする(STEP10)。人間の歩
くスピードは高々5km/Hぐらいであり、走っても高々
30km/H程度であることから、30km/Hのスピード以
上を移動中と判断することにすると、図6より落ち込み
の周期は45msとなる。これより、設定最低フェージン
グ周期Tを45msと仮定する。つぎにフェージング判定
部106は、自動応答を行う設定かどうかを見る(STEP
11)。これは携帯電話機のユーザが、本発明の移動速
度による自動応答を選択する場合にはキーボード116
からそのむねをあらかじめ登録し、選択内容が制御部1
09のメモリやレジスタに登録してあるものとする。本
例ではメモリ110の自動応答登録エリアに登録すると
する。フェージング判定部106は、その内容を見て、
自動応答が選択されていなければ(STEP11でNO)、何
もしない。自動応答が選択されていると(STEP11でYE
S)、受信電力検出部105の出力から受信電力の平均
値を求める。これは、携帯電話機と無線基地局との距離
により受信電力が異なるので、一定時間ごとに平均値を
求めておくものである。次に設定した周期T、ここでは
45msの間に受信電力が、平均値より大きく落ち込むか
をチェックする。ここでは20db低下するかを見る(ST
EP13)。もし、20db以上変化しなければ(STEP13
でNO)、フェージングはなく、携帯電話機は静止してい
たと判定し(STEP16)、自動応答を選択したかのチェ
ック(STEP11)にもどり、次の測定を行うことにな
る。もし20db以上変化すると(STEP13でYES)、再
度、周期T、すなわち45msの間に受信電力が20db以
上低下するかを見る(STEP14)。もし、20db以上変
化しなければ(STEP14でNO)、周期45ms以下のフェ
ージングはなく、携帯電話機は静止していたと判定する
(STEP16)。もし20db以上変化すると(STEP14で
YES)、最初の20db以上の低下より45m以内に再び2
0db以上の低下が生じたことになるので、携帯電話機
は、時速30km以上で移動中と判定し(STEP15)、自
動応答を選択したかのチェック(STEP11)にもどり、
次の測定を行うことになる。フェージング判定部106
の移動中、静止中の判定結果は、制御部109に送られ
る。
を、図7の動作フローをもとに説明する。フェージング
判定部106は動作を開始する場合、まず最低フェージ
ング周期Tの設定を必要とする(STEP10)。人間の歩
くスピードは高々5km/Hぐらいであり、走っても高々
30km/H程度であることから、30km/Hのスピード以
上を移動中と判断することにすると、図6より落ち込み
の周期は45msとなる。これより、設定最低フェージン
グ周期Tを45msと仮定する。つぎにフェージング判定
部106は、自動応答を行う設定かどうかを見る(STEP
11)。これは携帯電話機のユーザが、本発明の移動速
度による自動応答を選択する場合にはキーボード116
からそのむねをあらかじめ登録し、選択内容が制御部1
09のメモリやレジスタに登録してあるものとする。本
例ではメモリ110の自動応答登録エリアに登録すると
する。フェージング判定部106は、その内容を見て、
自動応答が選択されていなければ(STEP11でNO)、何
もしない。自動応答が選択されていると(STEP11でYE
S)、受信電力検出部105の出力から受信電力の平均
値を求める。これは、携帯電話機と無線基地局との距離
により受信電力が異なるので、一定時間ごとに平均値を
求めておくものである。次に設定した周期T、ここでは
45msの間に受信電力が、平均値より大きく落ち込むか
をチェックする。ここでは20db低下するかを見る(ST
EP13)。もし、20db以上変化しなければ(STEP13
でNO)、フェージングはなく、携帯電話機は静止してい
たと判定し(STEP16)、自動応答を選択したかのチェ
ック(STEP11)にもどり、次の測定を行うことにな
る。もし20db以上変化すると(STEP13でYES)、再
度、周期T、すなわち45msの間に受信電力が20db以
上低下するかを見る(STEP14)。もし、20db以上変
化しなければ(STEP14でNO)、周期45ms以下のフェ
ージングはなく、携帯電話機は静止していたと判定する
(STEP16)。もし20db以上変化すると(STEP14で
YES)、最初の20db以上の低下より45m以内に再び2
0db以上の低下が生じたことになるので、携帯電話機
は、時速30km以上で移動中と判定し(STEP15)、自
動応答を選択したかのチェック(STEP11)にもどり、
次の測定を行うことになる。フェージング判定部106
の移動中、静止中の判定結果は、制御部109に送られ
る。
【0013】なお、ここで説明したフェージング判定の
方法は、一定時間の間に受信電力が20dB以上落ち込
んだかを観測する方法であったが、他の方法としては、
受信電力の変化の波形を、高速フーリエ変換し、周波数
成分に分解して、そこに含まれる周波数を直接測定する
ことで行うこともできる。すなわち、時速30km以上を
検出するには、測定した受信電力の変動に含まれる基本
周波数が22.2Hz以上であることで判定する。
方法は、一定時間の間に受信電力が20dB以上落ち込
んだかを観測する方法であったが、他の方法としては、
受信電力の変化の波形を、高速フーリエ変換し、周波数
成分に分解して、そこに含まれる周波数を直接測定する
ことで行うこともできる。すなわち、時速30km以上を
検出するには、測定した受信電力の変動に含まれる基本
周波数が22.2Hz以上であることで判定する。
【0014】つぎに図2のCDMAでのフェージング検
出方法である相関検出部205と検出履歴判定部206
の動作について詳細に説明する。CDMAでは、その変
調方式の性質上、受信電力がフェージングによって変化
しない。これは、CDMAでは、送信電力をチップと呼
ばれる符号により一定帯域に拡散・分散させているため
である。そのためCDMAでは、受信電力からでなく、
特定の符号の受信誤り率で間接的にフェージングを知る
方法をとる。図3に相関検出部205をマッチドフィル
タで構成した例を示す。図3では、n段のシフトレジス
タ301の各出力が重み付け合成回路302のn段のデ
ータと比較合成される。受信部204のバイナリデータ
出力がシフトレジスタ301に入力されると、シフトレ
ジスタ301のn段の出力と重み付け合成回路302の
n段のデータが一致したときに、重み付け合成回路30
2の出力が最大になる。ところが、外的要因により、シ
フトレジスタ301に入力されるデータが誤っている
と、重み付け合成回路302の出力は低下する。すなわ
ち、重み付け合成回路302の出力は、入力信号データ
との相関値を出力している。図6の移動速度とフェージ
ング周期の関係から、携帯電話機の移動速度が30km/
Hであると、受信部204はフェージングの影響を受
け、45msごとに受信データの誤まりが増大することに
なる。すると相関検出部205の相関出力も、45msの
周期で最大相関値を示さなくなる。検出履歴判定部20
6では、その相関出力を時間の経過とともに累積し、4
5ms以下の周期で相関値が小さくなると、移動中である
と判定する。また、図7のフェージング判定部106の
動作フローと同様の動作で移動中か静止中かを判定する
こともできる。すなわち、図7の動作フローで、STEP1
2を「相関出力取得」、STEP13、14を「周期T
の間に相関出力が一定レベル以下になったか」と置き換
えることで移動中か静止中かの判定を行うことが可能で
ある。
出方法である相関検出部205と検出履歴判定部206
の動作について詳細に説明する。CDMAでは、その変
調方式の性質上、受信電力がフェージングによって変化
しない。これは、CDMAでは、送信電力をチップと呼
ばれる符号により一定帯域に拡散・分散させているため
である。そのためCDMAでは、受信電力からでなく、
特定の符号の受信誤り率で間接的にフェージングを知る
方法をとる。図3に相関検出部205をマッチドフィル
タで構成した例を示す。図3では、n段のシフトレジス
タ301の各出力が重み付け合成回路302のn段のデ
ータと比較合成される。受信部204のバイナリデータ
出力がシフトレジスタ301に入力されると、シフトレ
ジスタ301のn段の出力と重み付け合成回路302の
n段のデータが一致したときに、重み付け合成回路30
2の出力が最大になる。ところが、外的要因により、シ
フトレジスタ301に入力されるデータが誤っている
と、重み付け合成回路302の出力は低下する。すなわ
ち、重み付け合成回路302の出力は、入力信号データ
との相関値を出力している。図6の移動速度とフェージ
ング周期の関係から、携帯電話機の移動速度が30km/
Hであると、受信部204はフェージングの影響を受
け、45msごとに受信データの誤まりが増大することに
なる。すると相関検出部205の相関出力も、45msの
周期で最大相関値を示さなくなる。検出履歴判定部20
6では、その相関出力を時間の経過とともに累積し、4
5ms以下の周期で相関値が小さくなると、移動中である
と判定する。また、図7のフェージング判定部106の
動作フローと同様の動作で移動中か静止中かを判定する
こともできる。すなわち、図7の動作フローで、STEP1
2を「相関出力取得」、STEP13、14を「周期T
の間に相関出力が一定レベル以下になったか」と置き換
えることで移動中か静止中かの判定を行うことが可能で
ある。
【0015】次に、自動応答の動作について、図1のT
DMAを例に詳細に説明する。動作フローを図8に示
す。着信信号が、アンテナ101、サーキュレータ10
2、受信部104で受信されると、制御部109は自携
帯電話機への着信かを見る(STEP20)。自携帯電
話機への着信でなければ(STEP20でNO)、もとにもど
り着信を待つ。自携帯電話機への着信であると(STEP2
0でYES)、自動応答を行うことが登録されているかを
メモリ110の自動応答登録エリアでチェックする(ST
EP21)。登録されていなければ(STEP21でNO)、リ
ンガ115を鳴動させ(STEP28)、ユーザに着信を知
らせ、通常の着信処理を行う(STEP29)。すなわち、
スイッチ106、107は図の実線で示すようにa接点
とb接点が接続されているので、ユーザは受信部104
からのディジタル信号をデコーダ113でアナログ音声
に変換しスピーカ114で聞く。またマイク112から
の音声をエンコーダ111でディジタル信号に変換し、
送信部103、サーキュレータ102、アンテナ101
を経由し送信する。もしメモリ110に自動応答の選択
が登録されていたら(STEP21でYES)、移動中である
かをチェックする(STEP22)。これはフェージング判
定部106の出力で行う。例えば、移動中はフェージン
グ判定部106の出力が1、静止中は0とする。フェー
ジング判定部106の出力が移動中でなければ(STEP2
2でNO)、リンガを鳴動させ(STEP28)、通常の着信
処理を行う(STEP29)。もし移動中であるとすると
(STEP22でYES)、スイッチ107とスイッチ108
で、点線で示すようにa接点とc接点が接続するように
切り替え(STEP23)、制御部109は着信に自動応答
するとともに、メモリ110の応答メッセージエリアに
蓄積してある応答メッセージを読み出し、スイッチ10
7の接点cとaを経由し送信部103から送出する(ST
EP24)。メッセージの内容としては、例えば「ただい
ま移動中であるので電話にでられません。メッセージを
録音しますのでお話しください」としておく。さらに、
受信部104のディジタル信号をメモリ110の録音メ
ッセージエリアに格納する(STEP25)。着信通話が終
了すれば、スイッチ107と108のa接点とb接点を
接続し(STEP26)、通常の状態にもどし、表示部11
7に、メッセージが録音されていることを表示する。
DMAを例に詳細に説明する。動作フローを図8に示
す。着信信号が、アンテナ101、サーキュレータ10
2、受信部104で受信されると、制御部109は自携
帯電話機への着信かを見る(STEP20)。自携帯電
話機への着信でなければ(STEP20でNO)、もとにもど
り着信を待つ。自携帯電話機への着信であると(STEP2
0でYES)、自動応答を行うことが登録されているかを
メモリ110の自動応答登録エリアでチェックする(ST
EP21)。登録されていなければ(STEP21でNO)、リ
ンガ115を鳴動させ(STEP28)、ユーザに着信を知
らせ、通常の着信処理を行う(STEP29)。すなわち、
スイッチ106、107は図の実線で示すようにa接点
とb接点が接続されているので、ユーザは受信部104
からのディジタル信号をデコーダ113でアナログ音声
に変換しスピーカ114で聞く。またマイク112から
の音声をエンコーダ111でディジタル信号に変換し、
送信部103、サーキュレータ102、アンテナ101
を経由し送信する。もしメモリ110に自動応答の選択
が登録されていたら(STEP21でYES)、移動中である
かをチェックする(STEP22)。これはフェージング判
定部106の出力で行う。例えば、移動中はフェージン
グ判定部106の出力が1、静止中は0とする。フェー
ジング判定部106の出力が移動中でなければ(STEP2
2でNO)、リンガを鳴動させ(STEP28)、通常の着信
処理を行う(STEP29)。もし移動中であるとすると
(STEP22でYES)、スイッチ107とスイッチ108
で、点線で示すようにa接点とc接点が接続するように
切り替え(STEP23)、制御部109は着信に自動応答
するとともに、メモリ110の応答メッセージエリアに
蓄積してある応答メッセージを読み出し、スイッチ10
7の接点cとaを経由し送信部103から送出する(ST
EP24)。メッセージの内容としては、例えば「ただい
ま移動中であるので電話にでられません。メッセージを
録音しますのでお話しください」としておく。さらに、
受信部104のディジタル信号をメモリ110の録音メ
ッセージエリアに格納する(STEP25)。着信通話が終
了すれば、スイッチ107と108のa接点とb接点を
接続し(STEP26)、通常の状態にもどし、表示部11
7に、メッセージが録音されていることを表示する。
【0016】次に、録音されたメッセージの再生動作に
ついて、図9のフローをもとに説明する。メッセージが
録音されていることを、表示部117の表示で知ったユ
ーザは、キーボード116の再生に割り当てられたキー
を押す(STEP30)。再生用のキーが押されたことを検
出した制御部117は、スイッチ108のa接点とc接
点を接続し(STEP31)、メモリ110の録音メッセー
ジエリアに記録されているメッセージをデコーダ113
に送出し、スピーカ114で再生を行う(STEP32)。
再生が終了すると、スイッチ108の接点aとbを接続
し、通常の状態に戻しておく(STEP33)。この再生動
作のフローは、基本的な動作のみを記述したのであり、
メモリ110に録音されたデータを、いつ消去するかな
どは、通常の留守番電話の制御と同様に行えばよい。
ついて、図9のフローをもとに説明する。メッセージが
録音されていることを、表示部117の表示で知ったユ
ーザは、キーボード116の再生に割り当てられたキー
を押す(STEP30)。再生用のキーが押されたことを検
出した制御部117は、スイッチ108のa接点とc接
点を接続し(STEP31)、メモリ110の録音メッセー
ジエリアに記録されているメッセージをデコーダ113
に送出し、スピーカ114で再生を行う(STEP32)。
再生が終了すると、スイッチ108の接点aとbを接続
し、通常の状態に戻しておく(STEP33)。この再生動
作のフローは、基本的な動作のみを記述したのであり、
メモリ110に録音されたデータを、いつ消去するかな
どは、通常の留守番電話の制御と同様に行えばよい。
【0017】図8の自動応答動作フロー、および図9の
再生動作フローで、自動応答を行った場合や再生を行っ
た場合に、スイッチ107、108で接点aと接点cを
接続し、動作が終了すると接点aと接点bの接続を行い
(STEP26および33)、スイッチの状態をいつも、も
とに戻す動作を行っている。しかし、もとに戻す動作
(STEP26および33)を省略することも可能である。
その場合には、図8の通常着信処理(STEP28)を行う
ときに、かならず、スイッチ107、108の、接点a
と接点bを接続する動作を追加すればよい。
再生動作フローで、自動応答を行った場合や再生を行っ
た場合に、スイッチ107、108で接点aと接点cを
接続し、動作が終了すると接点aと接点bの接続を行い
(STEP26および33)、スイッチの状態をいつも、も
とに戻す動作を行っている。しかし、もとに戻す動作
(STEP26および33)を省略することも可能である。
その場合には、図8の通常着信処理(STEP28)を行う
ときに、かならず、スイッチ107、108の、接点a
と接点bを接続する動作を追加すればよい。
【0018】以上の自動応答動作および再生動作の説明
を、図1のTDMAの場合をもとに行ったが、図2のC
DMAの場合には、フェージング判定部106からの移
動中か静止中かの判定結果のかわりに、検出履歴判定部
206からの移動中か静止中かの判定結果を用いる。こ
れにより、まったく同様な制御で、移動中の自動応答や
発信者への応答メッセージの送出、発信者からのメッセ
ージの録音、再生を行うことが出来る。詳細な説明は省
略する。
を、図1のTDMAの場合をもとに行ったが、図2のC
DMAの場合には、フェージング判定部106からの移
動中か静止中かの判定結果のかわりに、検出履歴判定部
206からの移動中か静止中かの判定結果を用いる。こ
れにより、まったく同様な制御で、移動中の自動応答や
発信者への応答メッセージの送出、発信者からのメッセ
ージの録音、再生を行うことが出来る。詳細な説明は省
略する。
【0019】
【発明の効果】本発明により、以下の利点がある。 (1)電源が入ったまま車にのり、着信時にあわてて交
通事故を起こしたり、突然の着信音や電話の会話で、電
車の周りの人に不快感を与えることを避けることができ
る。 (2)電話にでられないことを知らせる自動応答によ
り、発信者にたいし、失礼がない対応ができる。 (3)発信者のメッセージを録音するので、最低の情報
の伝達が可能である。
通事故を起こしたり、突然の着信音や電話の会話で、電
車の周りの人に不快感を与えることを避けることができ
る。 (2)電話にでられないことを知らせる自動応答によ
り、発信者にたいし、失礼がない対応ができる。 (3)発信者のメッセージを録音するので、最低の情報
の伝達が可能である。
【図1】本発明のTDMAの携帯電話機のブロック図で
ある。
ある。
【図2】本発明のCDMAの携帯電話機のブロック図で
ある。
ある。
【図3】マッチドフィルタの説明図である。
【図4】フェージング発生の説明図である。
【図5】フェージングによる受信電力の図である。
【図6】移動速度とフェージング周波数の関係を示す図
である。
である。
【図7】フェージング検出の動作フローである。
【図8】着信時の自動応答動作フローである。
【図9】録音メッセージの再生動作フローである
101、201 アンテナ 102、202 サーキュレータ 103、203 送信部 104、204 受信部 105 受信電力検出部 205 相関検出部 106 フェージング判定部 206 検出履歴判定部 107、108、207、208 スイッチ 109、209 制御部 110、210 メモリ 111、211 エンコーダ 112、212 マイク 113、213 デコーダ 114、214 スピーカ 115、215 リンガ 116、216 キーボード 117、217 表示部
Claims (3)
- 【請求項1】 TDMA方式の携帯電話機であって、受
信電力を検出する手段と、検出した受信電力の変動から
受信電波のフェージング周期を検出する手段と、発信者
からの着信時に、検出したフェージング周期があらかじ
め定めた値より小さい場合には自動応答を行いメモリに
蓄積されたメッセージを前記発信者に送信する手段と、
前記発信者からのメッセージを記憶する手段とを設ける
ことを特徴とする移動検出機能付き自動応答携帯電話
機。 - 【請求項2】 CDMA方式の携帯電話機であって、受
信符号群と特定符号の相関値を検出する手段と、検出し
た相関値の履歴よりフェージング周期を検出する手段
と、発信者からの着信時に、検出したフェージング周期
があらかじめ定めた値より小さい場合には自動応答を行
いメモリに蓄積されたメッセージを前記発信者に送信す
る手段と、前記発信者からのメッセージを記憶する手段
とを設けることを特徴とする移動検出機能付き自動応答
携帯電話機。 - 【請求項3】 携帯電話機の自動応答方法であって、携
帯電話機に、受信電波のフェージング周期を検出する手
段を設け、発信者からの着信があると、検出したフェー
ジング周期の値があらかじめ定めた値より小さい場合に
は当該携帯電話機に着信表示をおこなわずに自動応答
し、あらかじめ第一のメモリに蓄積されたメッセージを
送信し、前記発信者からのメッセージを第二のメモリに
蓄積し、前記検出したフェージング周期の値が、あらか
じめ定めた値より等しいか大きい場合には、当該携帯電
話機に着信表示を行うことを特徴とする移動検出機能付
き自動応答携帯電話機の自動応答方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10034629A JPH11234756A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 移動検出機能付き自動応答携帯電話機と自動応答方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10034629A JPH11234756A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 移動検出機能付き自動応答携帯電話機と自動応答方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11234756A true JPH11234756A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12419703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10034629A Pending JPH11234756A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 移動検出機能付き自動応答携帯電話機と自動応答方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11234756A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2378615B (en) * | 2001-08-09 | 2005-05-18 | Vodafone Plc | Mobile telecommunications systems and methods |
US7054352B2 (en) | 1999-11-30 | 2006-05-30 | Nec Corporation | CDMA mobile telephone |
JP2009033422A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Mitsutoyo Corp | データ送信制御装置、その方法、および、測定システム |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP10034629A patent/JPH11234756A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7054352B2 (en) | 1999-11-30 | 2006-05-30 | Nec Corporation | CDMA mobile telephone |
GB2378615B (en) * | 2001-08-09 | 2005-05-18 | Vodafone Plc | Mobile telecommunications systems and methods |
JP2009033422A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Mitsutoyo Corp | データ送信制御装置、その方法、および、測定システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0310379B1 (en) | Radio telephone apparatus | |
JP2586347B2 (ja) | 移動無線電話システム | |
JP2001218258A (ja) | 移動状態検出機能付き携帯電話機 | |
KR19980064570A (ko) | 휴대전화장치의 응답메시지 송신장치 | |
JPH11234756A (ja) | 移動検出機能付き自動応答携帯電話機と自動応答方法 | |
JPH10243086A (ja) | 電話装置 | |
GB2298552A (en) | Cordless radio telephone system with a plurality of portable units | |
JPH10108263A (ja) | 無線通信機 | |
AU696133B2 (en) | Wireless device with auto-response function | |
JP3037257B2 (ja) | Phs電話システム回線を利用した防犯ベル | |
JPH10154955A (ja) | 携帯電話機、基地局および携帯電話機の高速移動状態検出方法 | |
JP3276869B2 (ja) | 無線電話機 | |
JP2872162B2 (ja) | 無音報知および可聴報知機能を有する携帯無線機 | |
JP2823989B2 (ja) | 無線携帯電話システム | |
JP3098718B2 (ja) | 携帯電話機 | |
JP3473542B2 (ja) | 携帯端末装置の自動発着信制御装置 | |
JP2000023252A (ja) | 盗難防止機能付phsハンドセット | |
JPS6351580B2 (ja) | ||
JP2768757B2 (ja) | コードレス電話機 | |
JPH06224838A (ja) | 移動体電話装置 | |
JPH08139663A (ja) | 移動通信端末 | |
JP3077249B2 (ja) | 無線電話装置 | |
JPH03114339A (ja) | コードレス電話機 | |
JPS59165539A (ja) | 移動局試験方式 | |
JP3291440B2 (ja) | 無線通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060328 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061114 |