JP2003060874A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2003060874A
JP2003060874A JP2001249859A JP2001249859A JP2003060874A JP 2003060874 A JP2003060874 A JP 2003060874A JP 2001249859 A JP2001249859 A JP 2001249859A JP 2001249859 A JP2001249859 A JP 2001249859A JP 2003060874 A JP2003060874 A JP 2003060874A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の画像データを保存及び管理するために
他の通信端末装置に転送する機能を備えた通信端末装置
であって、画像データの転送のための通信回線の占有率
を低減し、通信費用の節減を図るとともに、一の原稿の
画像データの送信が終了した後、すぐに続けて原稿の画
像データの送信を行なうことが可能な通信端末装置を提
供する。 【解決手段】 画像データを格納する画像メモリ2と、
画像データの転送先の情報を記憶する転送先記憶部3
と、原稿の送信があった場合には、原稿の画像データを
画像メモリ2に格納するとともに指定された宛先にその
画像データを送信し、更に設定された時間の経過後又は
設定された時刻に、画像メモリ2に格納された原稿の画
像データを転送先に転送するように制御する制御部4と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の画像データ
を保存及び管理するために、原稿の画像データを他の通
信端末装置に転送する転送機能を備えたファクシミリ装
置等の通信端末装置であって、特に、送信した原稿の画
像データの転送を効率的に行なうことができる通信端末
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置等の通信端末装
置においては、送受信した原稿の画像データを蓄積する
ことが可能なメモリーを搭載したものが増加している。
このような通信端末装置においては、搭載したメモリー
を用いて受信した原稿の画像データを一旦蓄積し、その
後に予め登録された転送先の通信端末装置に対して蓄積
した原稿の画像データを自動的に転送する機能を有する
ものが知られている。このような転送機能は、普段は受
信端末の設置場所にいる原稿の受信者が、他の場所に外
出するために受信端末において原稿を受信することがで
きない場合に、予め外出先の通信端末のダイヤル番号を
転送先として登録しておくことにより、外出先の通信端
末において原稿を受け取ることができるようにする機能
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信端末装置における転送機能では、原稿の画像データ
の受信が終了した後、すぐに受信原稿の画像データの転
送を開始するのが一般的であった。したがって、原稿の
画像データを受信した通信端末装置は、その受信の度
に、予め登録された転送先の通信端末装置に対して発呼
し、送信動作を行なうことが必要となり、画像データの
転送のための通信回線の占有率が高くなるとともに、通
信費用が高くなるという問題があった。
【0004】また、従来の転送機能を有する通信端末装
置は、他の通信端末装置から受信した原稿の画像データ
を予め設定した転送先の通信端末装置に転送する機能を
有するものがほとんどであり、当該通信端末装置から送
信した原稿の画像データを保存及び管理するために他の
通信端末装置に転送することはできなかった。一方、従
来の通信端末装置における転送機能を、そのまま原稿の
画像データの保存及び管理のための転送機能について適
用すると、原稿の画像データの送信が終了した後、すぐ
に原稿の画像データの転送を開始することとなる。した
がって、上述の問題に加えて、原稿の画像データの送信
が終了した後、すぐに原稿の画像データの転送のために
通信回線が占有されることにより、続けて原稿の画像デ
ータの送信を行なうことができないという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、原稿の画像データを保存及び管理するために他
の通信端末装置に転送する機能を備えた通信端末装置で
あって、画像データの転送のための通信回線の占有率を
低減し、通信費用の節減を図るとともに、一の原稿の画
像データの送信が終了した後、すぐに続けて原稿の画像
データの送信を行なうことが可能な通信端末装置を提供
することを技術課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ための具体的手段は、次のようなものである。すなわ
ち、請求項1に記載する通信端末装置は、画像データを
格納する画像メモリと、画像データの転送先の情報を記
憶する転送先記憶部と、原稿の送信があった場合には、
原稿の画像データを画像メモリに格納するとともに指定
された宛先にその画像データを送信し、更に設定された
時間の経過後に、画像メモリに格納された原稿の画像デ
ータを転送先に転送するように制御する制御部とを備え
たことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載する通信端末装置は、請求
項1に記載する構成において、前記制御部は、転送先に
対して原稿の画像データの転送を開始する前に、更に1
又は2以上の原稿の送信があった場合には、最後の原稿
の送信から設定された時間の経過後に、画像メモリに格
納された原稿の画像データを転送先に転送するように制
御することを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載する通信端末装置は、画像
データを格納する画像メモリと、画像データの転送先の
情報を記憶する転送先記憶部と、1又は2以上の原稿の
送信があった場合には、各原稿の画像データを画像メモ
リに格納するとともに指定された宛先にその画像データ
を送信し、更に設定された時刻に、画像メモリに格納さ
れた全ての原稿の画像データを転送先に転送するように
制御する制御部とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信端末装置
1をファクシミリ装置に適用した場合の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態
に係る通信端末装置1の構成を示すブロック図である。
この図に示すように、本実施形態に係るファクシミリ装
置としての通信端末装置1は、原稿の画像データを保存
及び管理するために、原稿の画像データを他の通信端末
装置に転送する機能を備えるものであって、画像データ
を格納する画像メモリ2と、画像データの転送先の情報
を記憶する転送先記憶部3と、原稿の送信があった場合
には、原稿の画像データを画像メモリ2に格納するとと
もに指定された宛先にその画像データを送信し、更に設
定された時間の経過後又は設定された時刻に、画像メモ
リ2に格納された原稿の画像データを転送先に転送する
ように制御する制御部4とを有して構成される。以下更
に詳細に説明する。
【0010】画像メモリ2は、送信及び受信した原稿の
画像データを一時的に格納するための記憶装置である。
したがって、読取部5において読み取られた送信原稿の
画像データは、一旦画像メモリ2に格納された後で他の
通信端末装置に送信され、また、モデム6及び網制御装
置(NCU)7を介して他の通信端末装置から受信した
受信原稿の画像データは、一旦画像メモリ2に格納され
た後で記録部8において記録紙に印字出力される。
【0011】転送先記憶部3は、送信及び受信した原稿
の画像データを保存及び管理するために、原稿の画像デ
ータを転送する転送先である他の通信端末装置を特定す
る情報を記憶する部分である。他の通信端末装置を特定
する情報としては、具体的には、「03-3XXX-OO
OO」等のようなダイヤル番号が該当する。このような
転送先のダイヤル番号は、使用者が操作部9を操作して
入力することにより予め転送先記憶部3に記憶させるも
のであり、必要により操作部9を操作して変更すること
も可能である。また、この転送先として指定したダイヤ
ル番号を確認のために表示部10に表示することもでき
る。この転送先記憶部3は、RAM(Random Access Me
mory)11の中の一部の記憶領域を用いて設けられる。
ここで、RAM11は、制御部の演算処理に伴って必要
となる各種データ等を記憶する書込み及び読出しが可能
な記憶装置である。
【0012】また、RAM11には、送信した原稿の画
像データの転送を開始する設定時間又は設定時刻が記憶
される転送設定記憶部12も設けられる。そして、この
転送設定記憶部12に記憶された転送設定に従って制御
部4は画像データの転送を行なう。したがって、例え
ば、転送設定が「15分」等のように時間で設定されて
いる場合には、原稿の送信終了から設定された時間「1
5分」の経過後に画像データの転送を開始する設定とさ
れる。また、例えば、転送設定が「23時00分」等の
ように時刻で設定されている場合には、設定された時刻
「23時00分」になった時に画像データの転送を開始
する設定とされる。これらの転送設定は、使用者が操作
部9を操作して設定時間又は設定時刻を入力することに
より予め転送設定記憶部12に記憶させるものであり、
必要により操作部9を操作して変更することも可能であ
る。また、この転送設定を確認するために表示部10に
表示することもできる。
【0013】制御部4は、通信端末装置1の全体の動作
制御のための演算処理や各部の動作に関する命令信号の
出力等を行なう部分であり、MPU(Microprocessing
Unit)等の演算処理装置を有して構成される。そして、
制御部4は、ROM(Read Only Memory)13に記憶さ
れた動作プログラムに従って通信端末装置1の動作制御
を行なう。この際の制御部4による通信端末装置1の動
作制御については、後にフローチャートを用いて詳細に
説明する。ここで、ROM13は、制御部4の演算処理
に必要なプログラムやデータ等を記憶する読出し専用の
記憶装置である。また、制御部4には、転送設定記憶部
12に記憶された設定時間の経過を計測するための転送
タイマー14と、設定時刻と対比判断するために現在時
刻を計測する時計15が設けられている。
【0014】また、本実施形態においては、通信端末装
置1はファクシミリ装置として機能するものであること
から、送信原稿の画像を走査してその画像データを読み
取るためのスキャナを有する読取部5と、受信原稿等の
画像データを記録紙に印字出力するプリンタを有する記
録部8と、使用者が通信端末装置1の動作指示を行なう
ための各種操作キーを有する操作部9と、通信端末装置
1の設定状態や動作状態等を表示する液晶表示画面やL
EDランプ等を有する表示部10と、原稿の画像データ
の送受信のための通信制御手段であるモデム6及び網制
御装置(NCU)7とを有して構成されている。
【0015】次に、本実施形態に係る通信端末装置1の
動作についてフローチャートに基づいて説明する。図2
は、原稿の送信後、設定された時間の経過後に送信した
原稿の画像データの転送を行なう場合における通信端末
装置1の動作処理を示すフローチャートである。この動
作処理は、転送設定記憶部12に、例えば「15分」等
のように原稿の送信終了から転送開始までの時間が転送
設定として記憶されている場合に行なわれる。なお、こ
のフローチャートに示す各部の動作は、ROM13に記
憶されている動作プログラムに従って制御部4の制御の
下に行なわれる。
【0016】まず、転送タイマー14が設定時間の計測
を終了した状態か否かについて判断する(S1)。ここ
で、転送タイマー14は、後述するように、原稿の画像
データの送信終了により計測を開始し(S7)、転送設
定記憶部12に記憶された設定時間の経過により計測を
終了した状態となるタイマーである。そして、転送タイ
マー14が設定時間の計測を終了した状態にない場合に
は(S1:NO)、次に、原稿の画像データの送信を行
なうか否かについて判断する(S2)。この判断は、通
信端末装置1が送信のための動作を開始したか、又は受
信のための動作を開始したかに基づいて行なう。すなわ
ち、使用者により送信原稿の画像データの読み取りが行
なわれるとともに、操作部9が操作されて宛先のダイヤ
ル番号の指定及び送信命令がなされた場合には送信を行
なう。一方、他の通信端末装置からの着呼があった場合
には受信のための動作を行なっているものと判断できる
ので、送信は行なわない。
【0017】そして、原稿の画像データの送信を行なう
場合には(S2:YES)、指定された宛先のダイヤル
番号にダイヤルし(S3)、回線を接続した後(S
4)、画像メモリ2に格納された送信原稿の画像データ
を宛先の通信端末装置に送信する(S5)。そして、原
稿の画像データの送信が終了した後、回線を切断する
(S6)。その後、転送タイマー14を起動して、設定
時間の計測を開始し(S7)、処理はS1へ戻る。ここ
で、転送タイマー14は、転送設定記憶部12に記憶さ
れた設定時間の経過を計測するタイマーであり、計測を
開始した後、転送設定記憶部12に記憶された設定時間
が経過するまでは計測中の状態を維持し、その設定時間
が経過した後には計測を終了した状態となる。
【0018】処理S2において、原稿の画像データの送
信を行なわない場合には(S2:NO)、原稿の画像デ
ータを他の通信端末装置から受信するものと判断できる
ので、回線を接続した後(S8)、原稿の画像データを
受信し、その画像データを画像メモリ2に格納する(S
9)。そして、原稿の画像データの受信が終了した後、
回線を切断し(S10)、処理はS1へ戻る。なお、原
稿の画像データを受信した場合には、使用者が続けて次
の原稿を送信するために回線を確保するという必要がな
いため、転送タイマー14の起動は行なわない。したが
って、ここでは原稿の画像データを受信した後は、他に
原稿の送信を行なっていない限りは転送タイマー14が
設定時間の計測を終了した状態にあることになるので
(S1:YES)、その受信後すぐに転送を行なうよう
に制御される。
【0019】処理S1において、転送タイマー14が設
定時間の計測を終了した状態にない場合(S1:N
O)、すなわち、未だ転送タイマー14が設定時間の計
測中の状態にある場合は、原稿の送信終了から転送設定
記憶部12に記憶された設定時間が経過していないと判
断することができるので、その場合には、原稿の画像デ
ータの転送は開始せず、処理はS2へ進み、更に原稿の
送信又は受信待ちの状態となる。
【0020】そして、転送タイマー14が設定時間の計
測中に、更に原稿の送信があった場合には、前述と同様
に処理S3から処理S6を繰り返した後、再度転送タイ
マー14による設定時間の計測を開始する(S7)。こ
の際、転送タイマー14は計測中の状態にあるが、その
計測を取り消して、再度始めから設定時間の計測を行な
う。これは、転送タイマー14が設定時間の計測中に2
以上の原稿の送信があった場合にも同様である。これに
より、制御部4は、転送タイマー14が設定時間の計測
を終了して転送先に対して原稿の画像データの転送を開
始する前に、更に1又は2以上の原稿の送信があった場
合には、最後の原稿の送信から転送設定記憶部12に記
憶された設定時間の経過後に、転送を行なうように制御
されることとなる。
【0021】一方、転送タイマー14が設定時間の計測
を終了した状態にある場合には(S1:YES)、先の
原稿の送信終了から転送設定記憶部12に記憶された設
定時間が経過したと判断することができるので、その場
合には、原稿の画像データの転送を開始する。すなわ
ち、転送先記憶部3に記憶された転送先の他の通信端末
装置のダイヤル番号にダイヤルし(S11)、回線を接
続した後(S12)、画像メモリ2に格納された全ての
原稿の画像データを読み出して、転送先の他の通信端末
装置に対して送信する(S13)。なお、既に転送先の
他の通信端末装置に対して転送が終了した原稿の画像デ
ータは、画像メモリ2から消去されていることから(S
15)、画像メモリ2に格納されている原稿の画像デー
タは全て転送が終了していない送信原稿又は受信原稿の
画像データである。そして、原稿の画像データの転送が
終了した後は、回線を切断する(S14)。その後、転
送が終了した原稿の画像データは、もはや画像メモリ2
に保存しておく必要がないので、画像メモリ2から消去
し(S15)、処理は終了する。
【0022】次に、原稿の送信後、設定された時刻に送
信した原稿の画像データの転送を行なう場合における通
信端末装置1の動作処理について、図3に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。この動作処理は、転送設定
記憶部12に、例えば「23時00分」等のように転送
を開始する時刻が転送設定として記憶されている場合に
行なわれる。なお、このフローチャートに示す各部の動
作は、ROM13に記憶されている動作プログラムに従
って制御部4の制御の下に行なわれる。
【0023】まず、時計15により計測した現在時刻が
設定時刻であるか否かについて判断する(S21)。こ
の判断は、時計15により計測した現在時刻と転送設定
記憶部12に記憶された設定時刻とを対比することによ
り行なう。そして、現在時刻が設定時刻でない場合には
(S21:NO)、次に、原稿の画像データの送信を行
なうか否かについて判断する(S22)。この判断は、
通信端末装置1が送信のための動作を行なっているの
か、受信のための動作を行なっているのかに基づいて行
なう。すなわち、使用者により送信原稿の画像データの
読み取りが行なわれるとともに、操作部9が操作されて
宛先のダイヤル番号の指定及び送信命令がなされた場合
には送信を行なう。一方、他の通信端末装置からの着呼
により通信端末装置1が動作を開始した場合には受信の
ための動作を行なっているものと判断できるので、送信
を行なわない。
【0024】そして、原稿の画像データの送信を行なう
場合には(S22:YES)、指定された宛先のダイヤ
ル番号にダイヤルし(S23)、回線を接続した後(S
24)、画像メモリ2に格納された送信原稿の画像デー
タを宛先の通信端末装置に送信する(S25)。そし
て、原稿の画像データの送信が終了した後、回線を切断
し(S26)、処理はS1へ戻る。
【0025】処理S22において、原稿の画像データの
送信を行なわない場合には(S22:NO)、原稿の画
像データを他の通信端末装置から受信するものと判断で
きるので、回線を接続した後(S27)、原稿の画像デ
ータを受信し、その画像データを画像メモリ2に格納す
る(S28)。そして、原稿の画像データの受信が終了
した後、回線を切断し(S26)、処理はS1へ戻る。
なお、ここでは、転送のための通信を行なう回数を減少
させて通信費用の節減を図るため、受信原稿の画像デー
タの転送も受信後すぐに行なうのではなく、転送設定記
憶部12に記憶された設定時刻に行なうように制御され
る。
【0026】処理S21において、時計15により計測
した現在時刻が設定時刻でない場合には(S21:N
O)、転送設定記憶部12に記憶された転送を行なうた
めの設定時刻になっていないと判断できるので、原稿の
画像データの転送は開始せず、処理はS22へ進み、更
に原稿の送信又は受信待ちの状態となる。そして、設定
時刻までに更に1又は2以上の原稿の送信又は受信があ
った場合には、それらの原稿の画像データも画像メモリ
2に格納され、設定時刻になったときにまとめて転送さ
れることとなる。
【0027】一方、時計15により計測した現在時刻が
設定時刻である場合には(S21:YES)、原稿の画
像データの転送を開始する。すなわち、転送先記憶部3
に記憶された転送先の他の通信端末装置のダイヤル番号
にダイヤルし(S29)、回線を接続した後(S3
0)、画像メモリ2に格納された全ての原稿の画像デー
タを読み出して、転送先の他の通信端末装置に対して送
信する(S31)。なお、既に転送先の他の通信端末装
置に対して転送が終了した原稿の画像データは、画像メ
モリ2から消去されていることから(S33)、画像メ
モリ2に格納されている原稿の画像データは全て転送が
終了していない送信原稿又は受信原稿の画像データであ
る。そして、原稿の画像データの転送が終了した後は、
回線を切断する(S32)。その後、転送が終了した原
稿の画像データは、もはや画像メモリ2に保存しておく
必要がないので、画像メモリ2から消去し(S33)、
処理は終了する。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る通信端末装置によれば、原稿の送信があった場合
には、原稿の画像データを画像メモリに格納するととも
に指定された宛先にその画像データを送信し、更に設定
された時間の経過後に、画像メモリに格納された原稿の
画像データを転送先に転送することにより、送信した原
稿の画像データを保存及び管理するために他の通信端末
装置に転送することが可能となるとともに、一の原稿の
画像データの送信が終了した後、すぐに転送のために通
信回線が占有されることがなく、続けて原稿の画像デー
タの送信を行なうことができる。
【0029】本発明の請求項2に係る通信端末装置によ
れば、上述の効果に加えて、転送先に対して原稿の画像
データの転送を開始する前に、更に1又は2以上の原稿
の送信があった場合には、最後の原稿の送信から設定さ
れた時間の経過後に、画像メモリに格納された原稿の画
像データを転送先に転送することにより、複数の送信原
稿をまとめて転送することとなり、画像データの転送の
ための通信回線の占有率を低減し、通信費用の節減を図
ることができる。
【0030】本発明の請求項3に係る通信端末装置によ
れば、上述の効果に加えて、1又は2以上の原稿の送信
があった場合には、各原稿の画像データを画像メモリに
格納するとともに指定された宛先にその画像データを送
信し、更に設定された時刻に、画像メモリに格納された
全ての原稿の画像データを転送先に転送することによ
り、原稿の画像データの送信が終了した後、すぐに転送
のために通信回線が占有されることがなく、続けて原稿
の画像データの送信を行なうことができるとともに、複
数の送信原稿をまとめて転送することとなり、画像デー
タの転送のための通信回線の占有率を低減し、通信費用
の節減を図ることができる。また、転送のための設定時
刻を夜間等の送受信の少ない時間帯に設定することによ
り、通信回線の使用効率を高め、通信費用を更に節減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る通信端末装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】原稿の送信後、設定された時間の経過後に転送
を行なう場合における本発明の実施形態に係る通信端末
装置の動作処理を示すフローチャートである。
【図3】原稿の送信後、設定された時刻に転送を行なう
場合における本発明の実施形態に係る通信端末装置の動
作処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信端末装置 2 画像メモリ 3 転送先記憶部 4 制御部 9 操作部 11 RAM 12 転送設定記憶部 13 ROM 14 転送タイマー 15 時計

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを格納する画像メモリと、画
    像データの転送先の情報を記憶する転送先記憶部と、原
    稿の送信があった場合には、原稿の画像データを画像メ
    モリに格納するとともに指定された宛先にその画像デー
    タを送信し、更に設定された時間の経過後に、画像メモ
    リに格納された原稿の画像データを転送先に転送するよ
    うに制御する制御部とを備えたことを特徴とする通信端
    末装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、転送先に対して原稿の画
    像データの転送を開始する前に、更に1又は2以上の原
    稿の送信があった場合には、最後の原稿の送信から設定
    された時間の経過後に、画像メモリに格納された原稿の
    画像データを転送先に転送するように制御することを特
    徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 画像データを格納する画像メモリと、画
    像データの転送先の情報を記憶する転送先記憶部と、1
    又は2以上の原稿の送信があった場合には、各原稿の画
    像データを画像メモリに格納するとともに指定された宛
    先にその画像データを送信し、更に設定された時刻に、
    画像メモリに格納された全ての原稿の画像データを転送
    先に転送するように制御する制御部とを備えたことを特
    徴とする通信端末装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110913088A (zh) * 2019-11-22 2020-03-24 合肥高维数据技术有限公司 一种用于im软件平台的图片传输方法和系统

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CN110913088A (zh) * 2019-11-22 2020-03-24 合肥高维数据技术有限公司 一种用于im软件平台的图片传输方法和系统

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