JP2003060722A - バースト送信出力制御回路 - Google Patents

バースト送信出力制御回路

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JP2003060722A
JP2003060722A JP2001247733A JP2001247733A JP2003060722A JP 2003060722 A JP2003060722 A JP 2003060722A JP 2001247733 A JP2001247733 A JP 2001247733A JP 2001247733 A JP2001247733 A JP 2001247733A JP 2003060722 A JP2003060722 A JP 2003060722A
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ramping
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JP2001247733A
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Kenichi Funagai
健一 舟貝
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ROM容量を小さくでき、かつ回路規模を小
さくでき、しかもランピング処理を最適に行うことがで
きるバースト送信出力制御回路を提供する。 【解決手段】 送信シリアルデータをシリアル・パラレ
ル変換器2でパラレルデータに変換し、このパラレルデ
ータを基に送信波形データ生成部9でバースト有効区間
の送信波形データを生成する。また、バースト有効区間
の前後に配置されるランピング区間の立ち上がり/立ち
下がり特性を規定する係数データをランピング係数RO
M12に記憶しておき、カウンタ5のカウント出力に従
ってランピング係数ROM12から係数データを順次読
み出す。送信波形データ生成部9の出力データとランピ
ング係数ROM12の出力データとを乗算器13で乗算
し、乗算器13から出力されるデジタルデータをデジタ
ル・アナログ変換器6でアナログデータに変換して送信
バースト波形として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムにおいて、バースト送信信号(波形)の出力制御、お
よび、バースト有効区間前後のランピングアップ/ラン
ピングダウン区間のランピング処理を最適に行うバース
ト送信出力制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線伝送システムにおいては、送信区間
での送信データの送信開始時および送信完了時に、バー
スト信号をトリガにして、送信データの両端の4ビット
分を徐々に立ち上げる、または立ち下げる方式をとって
いる。これにより、バースト送信過渡特性として、その
立ち上がり/立ち下がり時の送信電力は、送信バースト
有効区間内の平均電力に対して、−60dBに抑えるこ
とが可能となり、送信スペクトラムの広がりが抑えら
れ、安定した送信特性が得られる。
【0003】図3および図4は従来のバースト送信出力
制御回路を示すブロック図である。図3および図4にお
いて、1は送信データ入力端子、2はシリアル・パラレ
ル変換器、3は送信波形データROM、4はクロック生
成部、5はカウンタ、6はデジタル・アナログ変換器、
7は送信バースト波形出力端子、8はランプ波形記憶R
OM、9は送信波形データ生成部、10はセレクタ、1
1はセレクタ制御部である。
【0004】従来の第1のバースト送信出力制御回路
は、図3に示すように、送信データ入力端子1と、送信
データ入力端子1に接続されたシリアル・パラレル変換
器2と、シリアル・パラレル変換器2に接続された送信
波形データROM3と、送信波形データROM3に接続
されたデジタル・アナログ変換器6と、デジタル・アナ
ログ変換器6に接続された送信バースト波形出力端子7
と、送信波形データROM3に接続されたカウンタ5
と、カウンタ5に接続されたクロック生成部4とで構成
される(特開平05−268279号公報参照)。
【0005】以上のように構成されたバースト送信出力
制御回路の動作を以下に示す。送信データ入力端子1か
ら入力された送信シリアルデータがシリアル・パラレル
変換器2にてパラレルデータに変換される。そして、送
信波形データROM3をアドレス制御するために、変換
されたパラレルデータが送信波形データROM3へアド
レスデータとして入力される。これによって、送信波形
データROM3から送信波形データが読み出される。上
記送信波形データROM3には、バースト有効区間の波
形データだけでなく、その前後のランピングアップ区間
およびランピングダウン区間の波形データも記憶されて
いる。
【0006】送信波形データROM3から読み出された
波形データは、カウンタ5からの制御クロック信号によ
って出力制御される。出力される波形データは、デジタ
ル・アナログ変換器6にて、アナログ波形信号に変換さ
れ、送信バースト波形出力端子7からバースト送信波形
データとして出力される。
【0007】なお、カウンタ5からの制御クロック信号
とは、デジタル・アナログ変換器へのROMからの出力
タイミングを制御する信号である。この制御クロック信
号によりレジスタ(フリップフロップ)からパラレル信
号として出力される。また、制御クロック信号は、あく
までも、タイミング制御だけで、出力のオン/オフ制御
はあるアドレスに無出力用のデータを格納していること
で制御される。
【0008】また、従来の第2のバースト送信出力制御
回路は、図4に示すように、送信データ入力端子1と、
送信データ入力端子1に接続されたシリアル・パラレル
変換器2と、シリアル・パラレル変換器2に接続された
ランプ波形記憶ROM8と、送信データ入力端子1に接
続された送信波形データ生成部9と、ランプ波形記憶R
OM8および送信波形データ生成部9に接続されたセレ
クタ10と、セレクタ10に接続されたデジタル・アナ
ログ変換器6と、デジタル・アナログ変換器6に接続さ
れた送信バースト波形出力端子7と、ランプ波形記憶R
OM8に接続されたカウンタ5と、カウンタ5に接続さ
れたクロック生成部4と、カウンタ5とセレクタ10と
に接続されたセレクタ制御部11とで構成される(特許
第2675468号参照)。
【0009】以上のように構成されたバースト送信出力
制御回路の動作を以下に示す。送信データ入力端子1よ
り入力された送信シリアルデータがシリアル・パラレル
変換器2にてパラレルデータに変換される。そして、ラ
ンプ波形記憶ROM8をアドレス制御するために、変換
されたパラレルデータがアドレスデータとして入力され
る。これによって、ランプ波形記憶ROM8からランピ
ングアップ区間およびランピングダウン区間の送信波形
データがカウンタ5からの出力制御信号により出力され
る。送信区間の前後に滑らかな波形を出力するために、
ランピングアップ区間およびランピングダウン区間を設
けてあり、それに対応したROMデータが、カウンタ5
からの制御クロック信号に同期して出力されている。
【0010】また、上記の送信シリアルデータが送信波
形データ生成部9へ与えられることで、送信波形データ
生成部9において、バースト有効期間における送信シリ
アルデータに対応した送信波形データが生成される。
【0011】ランピングアップ区間およびランピングダ
ウン区間では、シリアル・パラレル変換器2から与えら
れるパラレルデータおよびカウンタ5の出力に基づいて
ランプ波形記憶ROM8から、ランピングアップ区間お
よびランピングダウン区間のランプ波形データが読み出
される。このとき、セレクタ制御部11は、ランプ波形
ROM8から読み出されたランプ波形データを選択する
ように、セレクタ10を制御する。つまり、ランプ波形
記憶ROM8より読み出されたランプ波形データがセレ
クタ10から選択的に出力される。クロック生成部4は
カウンタ5に対してクロック信号を与える。
【0012】また、バースト有効区間では、送信データ
入力端子1より入力された送信シリアルデータに基づい
て、例えば畳み込み演算を行うことにより送信波形デー
タ生成部9にて送信波形データが生成される。このと
き、セレクタ制御部11は、送信波形データ生成部9に
て生成された送信波形データを選択するように、セレク
タ10を制御する。つまり、送信波形データ生成部9よ
り生成された送信波形データがセレクタ10から選択的
に出力される。
【0013】上記セレクタ10にて選択された送信デー
タは、デジタル・アナログ変換器6にてアナログ波形信
号に変換され、送信バースト波形として送信バースト波
形出力端子7より出力される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第1および第2の従来例の構成には以下に述べるような
問題があった。図3の場合には、バースト有効区間、ラ
ンピングアップ区間およびランピングダウン区間の全送
信データを送信波形データROM3に記憶させているた
め、送信波形データROM3として、容量の大きいもの
が必要である。
【0015】また、図4の場合には、バースト有効区間
の波形データは記憶する必要はないが、ランピングアッ
プ区間およびランピングダウン区間における8ビット分
の全送信波形データをランプ波形記憶ROM8に記憶さ
せているため、図3の送信波形データROM3に比べて
容量は少なくて済むものの、ランプ波形記憶ROM8と
しては、容量の大きいものが必要である。
【0016】また、図4では、送信データの出力制御を
セレクタ10により行うため、制御処理系回路が複雑に
なり、かつデータ処理系が複数になるため、回路規模が
大きくなるという問題もあった。
【0017】したがって、本発明の目的は、ROM容量
を小さくでき、かつ回路規模を小さくでき、しかもラン
ピング処理を最適に行うことができるバースト送信出力
制御回路を提供するである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のバースト送信出力制御回路
は、送信シリアルデータをパラレルデータに変換するシ
リアル・パラレル変換器と、シリアル・パラレル変換器
から出力されるパラレルデータを基にしてバースト有効
区間の送信波形データを生成する送信波形データ生成部
と、バースト有効区間の前後に配置されるランピングア
ップ区間およびランピングダウン区間の立ち上がり/立
ち下がり特性を規定する係数データを記憶するランピン
グ係数ROMと、ランピング係数ROMのデータ出力制
御を行うデータ出力制御部と、送信波形データ生成部の
出力データとランピング係数ROMの出力データとを乗
算する乗算器と、乗算器から出力されるデジタルデータ
をアナログデータに変換して送信バースト波形として出
力するデジタル・アナログ変換器とを備えている。
【0019】この構成によれば、送信波形データ生成部
で生成される送信波形データとランピング係数ROMか
ら出力される係数データとを乗算器で乗算することによ
り、バースト有効区間およびその前後のランピングアッ
プ区間およびランピングダウン区間のバースト送信波形
を生成するため、バースト有効区間の前後にランピング
アップ区間およびランピングダウン区間が配置された最
適なバースト送信波形を生成するのに、ROMとして
は、小容量のランピング係数ROMを設けるのみでよい
ため、回路に占めるROMの大きさを小さくでき、また
送信波形データの出力制御が、ランピング係数ROMと
乗算器とによって単一のデータ処理系で容易に実現で
き、回路規模も削減できる。
【0020】また、本発明の請求項2記載のバースト送
信出力制御回路は、送信シリアルデータをパラレルデー
タに変換するシリアル・パラレル変換器と、シリアル・
パラレル変換器から出力されるパラレルデータを基にし
てバースト有効区間の送信波形データを生成する送信波
形データ生成部と、バースト有効区間の前後に配置され
るランピングアップ区間およびランピングダウン区間の
立ち上がり/立ち下がり特性を規定する係数データを記
憶するランピング係数ROMと、ランピング係数ROM
のデータ出力制御を行うデータ出力制御部と、送信波形
データ生成部の出力データとランピング係数ROMの出
力データとを乗算する乗算器と、ランピングアップ区間
およびランピングダウン区間における乗算器の出力デー
タを補間するデータ補間部と、データ補間部から出力さ
れるデジタルデータをアナログデータに変換して送信バ
ースト波形として出力するデジタル・アナログ変換器と
を備えている。
【0021】この構成によれば、請求項1記載のバース
ト送信出力制御回路と同様の作用を有する他、変調特性
に関係のないランピングアップ区間およびランピングダ
ウン区間における乗算器の出力データを補間するデータ
補間部を設け、データ補間部から出力されるデジタルデ
ータをデジタル・アナログ変換器でアナログデータに変
換しているので、ランピング係数ROMの容量の削減が
可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発
明の請求項1に記載の発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。
【0023】図1は請求項1に記載のバースト送信出力
制御回路を示すものである。このバースト送信出力制御
回路は、図1に示すように、送信データ入力端子1から
入力された送信シリアルデータをパラレルデータに変換
するシリアル・パラレル変換器2と、シリアル・パラレ
ル変換器2から出力されるパラレルデータを基にしてバ
ースト有効区間の送信波形データを生成する送信波形デ
ータ生成部9と、バースト有効区間の前後に配置される
ランピングアップ区間およびランピングダウン区間の立
ち上がり/立ち下がり特性を規定する係数データを記憶
するランピング係数ROM12と、カウント出力に従っ
てランピング係数ROMのデータ出力制御を行うカウン
タ5と、カウンタ5がカウント動作を行うためのクロッ
ク信号を生成するクロック生成部4と、送信波形データ
生成部9の出力データとランピング係数ROM12の出
力データとを乗算する乗算器13と、乗算器13から出
力されるデジタルデータをアナログデータに変換して送
信バースト波形として送信バースト波形出力端子7より
出力するデジタル・アナログ変換器6とを備えている。
上記のカウンタ5とクロック生成部4とでデータ出力制
御部を構成している。
【0024】以上のように構成されたバースト送信制御
回路について、以下にその動作を説明する。
【0025】送信入力端子1から入力された送信シリア
ルデータは、シリアル・パラレル変換器2にてパラレル
データに変換される。変換されたパラレルデータによっ
て送信波形データ生成部9で送信波形データが生成さ
れ、乗算器13にてランピング係数ROM12の出力デ
ータと乗算される。
【0026】上記の送信波形データ生成部9は、予め波
形データを格納しているROMとは異なり、入力される
パラレルデータに対応したインパルス応答波形の畳み込
み積分を行うことで、ROMの波形データに相当する波
形データを生成している。ROMのように波形データを
そのまま出力する形式とは異なり、送信波形データ生成
部9にて入力パラレルデータを論理演算して出力してい
る。
【0027】ランピング係数ROM12は、係数データ
として係数0から最大出力係数値1まで記憶されている
ので、送信波形データの送信出力を行わない場合には、
係数0を乗算する。ランピングアップ区間には、係数0
から最大出力係数値1まで順に各係数データを送信波形
データと乗算し、ランピングダウン区間では、係数1か
ら係数0まで順に各係数データを送信波形データと乗算
することで、ランピング区間の立ち上がり/立ち下がり
特性を実現する。バースト有効区間は、係数1を乗算し
続けることで送信波形データを乗算器13からそのまま
出力する。乗算器13の出力は、デジタル・アナログ変
換器6にてアナログデータに変換され、送信バースト出
力端子7から送信バースト波形が出力される。
【0028】ランピング係数ROM12のアドレスとし
ては、現行、64アドレス/12ビットの係数データと
して記憶されており、その係数データの刻みは特に等間
隔である必要はなく、出力される送信波形の送信電力が
滑らかに変化するように決められる。
【0029】なお、ランピング区間(バースト有効区間
の前後の区間)では、送信波形データ生成部9は、入力
されるパラレルデータから畳み込み積分した形のデータ
を出力している。
【0030】図5にバースト送信時のタイムチャートを
示す。図5において、BSTはバースト信号である。R
OM出力は例えば12ビット、乗算結果は14ビットで
ある。
【0031】この実施の形態のバースト送信出力制御回
路によれば、送信波形データ生成部9で生成される送信
波形データとランピング係数ROM12から出力される
係数データとを乗算器13で乗算することにより、バー
スト有効区間およびその前後のランピングアップ区間お
よびランピングダウン区間のバースト送信波形を生成す
るため、バースト有効区間の前後にランピングアップ区
間およびランピングダウン区間が配置された最適なバー
スト送信波形を生成するのに、ROMとしては、小容量
のランピング係数ROM12を設けるのみでよいため、
回路に占めるROMの大きさを小さくでき、また送信波
形データの出力制御が、ランピング係数ROM12と乗
算器113とによって単一のデータ処理系で容易に実現
でき、回路規模も削減できる。
【0032】[第2の実施の形態]つぎに、本発明の請
求項2に記載の発明の実施の形態について、図面を参照
しながら説明する。
【0033】図2は請求項2に記載のバースト送信出力
制御回路を示すものである。このバースト送信出力制御
回路は、図2に示すように、ランピングアップ区間およ
びランピングダウン区間における乗算器13の出力デー
タを補間するデータ補間部14を設け、データ補間部1
4から出力されるデジタルデータをデジタル・アナログ
変換器6でアナログデータに変換して送信バースト波形
として送信バースト波形出力端子7より出力するように
している。
【0034】この実施の形態では、送信特性に関係がな
く、かつスペクトラムの広がりを抑えるためのランピン
グアップ区間およびランピングダウン区間には、乗算器
13の出力データをデータ補間部14にて補間演算し
て、立ち上がり/立ち上がり特性を実現する。データ補
間部14からの出力データは、デジタル・アナログ変換
器6にてアナログデータに変換され、送信バースト出力
端子7から出力される。
【0035】その他の構成および動作は第1の実施の形
態と同様である。
【0036】この構成によれば、第1の実施の形態のバ
ースト送信出力制御回路と同様の作用効果を奏する他、
変調特性に関係のないランピングアップ区間およびラン
ピングダウン区間における乗算器13の出力データを補
間するデータ補間部14を設け、データ補間部14から
出力されるデジタルデータをデジタル・アナログ変換器
6でアナログデータに変換しているので、ランピング係
数ROM12の容量の削減が可能となる。
【0037】データ補間部14における補間動作として
は、例えば図6に示すような直線補間、もしくはゼロ補
間動作を行う。
【0038】また、カウンタ5からの出力タイミング信
号について、ランピングROM12へ出力するクロック
に対して、データ補間部14へのクロックは補間動作を
するため、2倍の周期になっている。また、バースト有
効区間も、ランピング区間同様に、補間動作を行ってい
るが、デジタル・アナログ変換への出力部のクロックが
1/2の周期になっているので、出力データとしては、
補間されていないデータのみ出力される。
【0039】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のバースト送信出
力制御回路によれば、送信波形データ生成部で生成され
る送信波形データとランピング係数ROMから出力され
る係数データとを乗算器で乗算することにより、バース
ト有効区間およびその前後のランピングアップ区間およ
びランピングダウン区間のバースト送信波形を生成する
ため、バースト有効区間の前後にランピングアップ区間
およびランピングダウン区間が配置された最適なバース
ト送信波形を生成するのに、ROMとしては、小容量の
ランピング係数ROMを設けるのみでよいため、回路に
占めるROMの大きさを小さくでき、また送信波形デー
タの出力制御が、ランピング係数ROMと乗算器とによ
って単一のデータ処理系で容易に実現でき、回路規模も
削減できる。
【0040】また、本発明の請求項2記載のバースト送
信出力制御回路によれば、請求項1記載のバースト送信
出力制御回路と同様の効果を奏する他、変調特性に関係
のないランピングアップ区間およびランピングダウン区
間における乗算器の出力データを補間するデータ補間部
を設け、データ補間部から出力されるデジタルデータを
デジタル・アナログ変換器でアナログデータに変換して
いるので、ランピング係数ROMの容量の削減が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のバースト送信出力
制御回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のバースト送信出力
制御回路の構成を示すブロック図である。
【図3】従来の第1のバースト送信出力制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図4】従来の第2のバースト送信出力制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図5】バースト送信時のタイムチャートである。
【図6】補間動作(直線補間)のタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 送信データ入力端子 2 シリアル・パラレル変換器 3 送信波形データROM 4 クロック生成部 5 カウンタ 6 デジタル・アナログ変換器 7 送信バースト波形出力端子 8 ランプ波形記憶ROM 9 送信波形データ生成部 10 セレクタ 11 セレクタ制御部 12 ランピング係数ROM 13 乗算器 14 データ補間部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信シリアルデータをパラレルデータに
    変換するシリアル・パラレル変換器と、 前記シリアル・パラレル変換器から出力されるパラレル
    データを基にしてバースト有効区間の送信波形データを
    生成する送信波形データ生成部と、 前記バースト有効区間の前後に配置されるランピングア
    ップ区間およびランピングダウン区間の立ち上がり/立
    ち下がり特性を規定する係数データを記憶するランピン
    グ係数ROMと、 前記ランピング係数ROMのデータ出力制御を行うデー
    タ出力制御部と、 前記送信波形データ生成部の出力データと前記ランピン
    グ係数ROMの出力データとを乗算する乗算器と、 前記乗算器から出力されるデジタルデータをアナログデ
    ータに変換して送信バースト波形として出力するデジタ
    ル・アナログ変換器とを備えたバースト送信出力制御回
    路。
  2. 【請求項2】 送信シリアルデータをパラレルデータに
    変換するシリアル・パラレル変換器と、 前記シリアル・パラレル変換器から出力されるパラレル
    データを基にしてバースト有効区間の送信波形データを
    生成する送信波形データ生成部と、 前記バースト有効区間の前後に配置されるランピングア
    ップ区間およびランピングダウン区間の立ち上がり/立
    ち下がり特性を規定する係数データを記憶するランピン
    グ係数ROMと、 前記ランピング係数ROMのデータ出力制御を行うデー
    タ出力制御部と、 前記送信波形データ生成部の出力データと前記ランピン
    グ係数ROMの出力データとを乗算する乗算器と、 ランピングアップ区間およびランピングダウン区間にお
    ける前記乗算器の出力データを補間するデータ補間部
    と、 前記データ補間部から出力されるデジタルデータをアナ
    ログデータに変換して送信バースト波形として出力する
    デジタル・アナログ変換器とを備えたバースト送信出力
    制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003069657A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Hitachi Kokusai Electric Inc デジタル無線機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003069657A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Hitachi Kokusai Electric Inc デジタル無線機
JP4724263B2 (ja) * 2001-08-29 2011-07-13 株式会社日立国際電気 デジタル無線機

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