JP2003060422A - ディスプレイ−アンテナ一体型構造体、通信装置 - Google Patents

ディスプレイ−アンテナ一体型構造体、通信装置

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JP2003060422A
JP2003060422A JP2001242929A JP2001242929A JP2003060422A JP 2003060422 A JP2003060422 A JP 2003060422A JP 2001242929 A JP2001242929 A JP 2001242929A JP 2001242929 A JP2001242929 A JP 2001242929A JP 2003060422 A JP2003060422 A JP 2003060422A
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Hiroshi Iwai
岩井  浩
Atsushi Yamamoto
山本  温
Koichi Ogawa
晃一 小川
Hiroaki Kosugi
裕昭 小杉
Kenichi Yamada
賢一 山田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
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    • H01Q9/0421Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with a shorting wall or a shorting pin at one end of the element
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の携帯電話端末は、ディスプレイとアン
テナとアース地板とを積層するため厚みが大きくなっ
た。 【解決手段】 内部アンテナ105と液晶ディスプレイ
110とを有するディスプレイ−アンテナ構造体であっ
て、内部アンテナ105は、アンテナ素子105aとア
ース地板とを有し、液晶ディスプレイ110は、ディス
プレイを構成するフレーム104と、ディスプレイ本体
102の画像表示面の裏面側に設けられた反射板103
とを備え、アンテナ素子105aと液晶ディスプレイ1
10とは対向しており、反射板103の全部または一部
は導電性を有し、アース地板と兼用されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等に用い
られる内蔵アンテナとディスプレイとが一体化したディ
スプレイ−アンテナ一体型構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話端末の小型化、薄型化が急速に
進んでいる。また、アンテナの携帯電話端末筐体への内
蔵化が世界的な潮流となっている。
【0003】図12(a)は、従来の技術による、携帯
電話端末の内蔵アンテナの構成を模式的に示す斜視図で
あり、図12(b)は側面図である。図12(a)
(b)において、アンテナ素子1201は、携帯電話端
末からの電波の送受信を行う手段、基板1202は、シ
ールドケース1206およびシールドケース1206に
内蔵された、通信用の無線回路1207を配置した手
段、LCDディスプレイ1203は、携帯電話端末の情
報を表示する手段である。
【0004】また、アンテナ素子1201は、基板12
02上の給電点1204から給電され、その端部にて導
電性の接続部1205を介して基板1202の一部と電
気的に接続している。ここで上記した基板1202の一
部とシールドケース1206とは電気的に接続されてお
り、アンテナ素子1201のアース地板となっている。
したがって、アンテナ素子1201、基板1202の一
部、シールドケース1206が内蔵アンテナを構成する
ことになる。
【0005】従来の携帯電話端末の内蔵アンテナの構成
は以上のようなものであるが、端末の小型化、薄型化に
対応しようとする場合、図12(b)に示すように、従
来の内蔵アンテナは、アンテナ素子1201、無線回路
1207を含む、アース地板を形成するための基板12
02、LCDディスプレイ1203の、実質三層からな
る構成を有することになる。これは特に基板1202を
含むため、かなりの厚みを伴うものであり、薄型化の障
害となっていた。
【0006】これを解消する技術としては、図13
(a)(b)に示す構成例のように、携帯電話端末の筐
体1301内において、LCDディスプレイ1203の
上部に内蔵アンテナ専用のスペースを設け、この空間の
LCDディスプレイ表示面1203a側に基板1202
の一部をアース地板1208として配置し、このアース
地板1208と対向するようにアンテナ素子1201を
配置するようにした構成があった。ここで図13(a)
は携帯電話端末の側部断面を、図13(b)は正面をそ
れぞれ模式的に示す図である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話端末は、従来の電話機としての位置づけからデータ端
末機に変貌を遂げており、ディスプレイの大型化が著し
い。
【0008】これに対し、上記図13(a)(b)に示
す構成例のように、LCDディスプレイ上部にアンテナ
専用のスペースを確保しようとすると、ディスプレイが
大画面化するほど、携帯電話端末そのものの高さを大き
くすることになる。これは特に、ディスプレイの大画面
化に適していると考えられる、折り畳みタイプの携帯電
話端末機の実現を困難とするものであった。
【0009】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、ディスプレイが大画面化しても、内蔵ア
ンテナ用のスペースを十分確保できるとともに、また筐
体の厚さを薄くすることが可能なディスプレイ−アンテ
ナ一体型構造体、通信装置および携帯通信端末を提供す
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、アンテナと
ディスプレイとを備えたディスプレイ−アンテナ構造体
であって、前記アンテナは、アンテナ素子とアース地板
とを有し、前記アンテナ素子と前記ディスプレイとは対
向しており、前記ディスプレイの一部は導電性を有し、
前記アース地板と兼用されているディスプレイ−アンテ
ナ一体型構造体である。
【0011】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記ディスプレイは、ディスプレイ本体と、前記デ
ィスプレイ本体の周囲に設けられたフレームと、前記デ
ィスプレイ本体の画像表示面の裏面側に設けられた反射
板とを備え、前記反射板の全部または一部は導電性を有
し、前記アース地板と兼用されている第1の本発明のデ
ィスプレイ−アンテナ一体型構造体である。
【0012】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記反射板と前記アンテナ素子とは一体成形されて
いる第2の本発明のディスプレイ−アンテナ一体型構造
体である。
【0013】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記ディスプレイは、ディスプレイ本体と、前記デ
ィスプレイ本体の周囲に設けられたフレームとを備え、
前記フレームの全部または一部は導電性を有し、前記ア
ース地板と兼用されている第1の本発明のディスプレイ
−アンテナ一体型構造体である。
【0014】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記フレームと前記アンテナ素子とは一体成形され
ている第4の本発明のディスプレイ−アンテナ一体型構
造体である。
【0015】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記ディスプレイは、前記ディスプレイ本体の画像
表示面の裏面側に設けられた反射板をさらに備え、前記
反射板の全部または一部は導電性を有し、前記アース地
板と兼用されている第4または第5の本発明のディスプ
レイ−アンテナ一体型構造体である。
【0016】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記フレームと前記反射板とは一体成形され、前記
アース地板と兼用されている第6の本発明のディスプレ
イ−アンテナ一体型構造体である。
【0017】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、第1の本発明のディスプレイ−アンテナ一体型構造
体と、前記ディスプレイ−アンテナ一体型構造体を格納
する筐体とを有する通信装置であって、前記筐体の、少
なくとも前記アンテナ素子と対向する全部または一部は
導電性を有し、前記アース地板と兼用されている通信装
置である。
【0018】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記アンテナ素子と、前記ディスプレイとの間に
は、前記ディスプレイを駆動させる駆動回路が設けられ
ていない第1の本発明のディスプレイ−アンテナ一体型
構造体である。
【0019】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記アンテナ素子と前記アース地板との間の全
部または一部の空間に設けられた誘電体を備えた第1の
本発明のディスプレイ−アンテナ一体型構造体である。
【0020】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、前記アンテナは、複数の周波数で共振する第1
の本発明のディスプレイ−アンテナ一体型構造体であ
る。
【0021】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、前記フレームの前記画像表示面側の部分は、前
記ディスプレイに隣接する面空間にて延伸しており、前
記アンテナ素子の一部も前記面空間方向に延伸してお
り、延伸した前記フレームと延伸した前記アンテナ素子
とは、前記面空間にて対向しており、前記アンテナ素子
の給電点は、前記対向した部分に設けられた第4の本発
明のディスプレイ−アンテナ一体型構造体である。
【0022】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、前記アンテナ素子の一部は、前記ディスプレイ
に隣接する面空間方向に延伸しており、延伸した前記ア
ンテナ素子の一部は、前記筐体の導電性の部分と対向し
ており、前記アンテナ素子の給電点は、前記対向した部
分に設けられた第8の本発明の通信装置である。
【0023】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、前記アンテナ素子と前記ディスプレイとはその
一部が対向しており、前記アンテナ素子と対向していな
い前記ディスプレイの残りの部分の背面に、前記ディス
プレイを駆動する駆動回路を設けた第1の本発明のディ
スプレイ−アンテナ一体型構造体である。
【0024】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、前記筐体の、前記アンテナ素子と対向しない部
分は導電性を有さない第8の本発明の通信装置である。
【0025】また、第16の本発明(請求項16に対
応)は、前記アンテナは、前記アンテナ素子が配置され
ている側と同一の側に、前記ディスプレイと対向して設
けられた無給電素子をさらに有する第1の本発明のディ
スプレイ−アンテナ一体型構造体である。
【0026】また、第17の本発明(請求項17に対
応)は、前記アンテナ素子は複数である第1の本発明の
ディスプレイ−アンテナ一体型構造体である。
【0027】また、第18の本発明(請求項18に対
応)は、前記複数のアンテナ素子のいずれかは送信用で
あり、残りは受信用である第17の本発明のディスプレ
イ−アンテナ一体型構造体である。
【0028】また、第19の本発明(請求項19に対
応)は、前記複数のアンテナ素子は、互いに異なる周波
数帯で共振する第17の本発明のディスプレイ−アンテ
ナ一体型構造体である。
【0029】また、第20の本発明(請求項20に対
応)は、前記複数のアンテナ素子のうち、少なくとも2
つを同時に励振する第17の本発明のディスプレイ−ア
ンテナ一体型構造体である。
【0030】また、第21の本発明(請求項21に対
応)は、第8の本発明の通信装置と、前記アンテナから
電波信号を送信する送信手段と、前記アンテナから入力
する電波信号を受信する受信手段とを備えた携帯通信端
末である。
【0031】また、第22の本発明(請求項22に対
応)は、前記アンテナと前記送信手段または前記受信手
段との接続切換を行うアンテナ接続切換手段を備え、前
記送信手段は、音声または映像信号を変調する変調手段
と、前記変調された信号の特定の帯域を通過させる送信
側フィルタ手段と、前記送信側フィルタ手段を通過した
信号を増幅する送信側増幅手段とを有し、前記受信手段
は、前記アンテナから入力した信号を増幅する受信側増
幅手段と、前記アンテナから入力した信号および/また
は前記増幅された信号の特定の帯域を通過させる受信側
フィルタ手段と、前記受信側フィルタ手段を通過した信
号を復調して音声または映像信号を得る復調手段とを有
する第21の本発明の携帯通信端末である。
【0032】また、第23の本発明(請求項23に対
応)は、前記送信手段は少なくとも音声データの送信
を、前記受信手段は少なくとも音声データの受信をそれ
ぞれ行い、携帯電話として用いられる第21または第2
2の本発明の携帯通信端末である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0034】(実施の形態1)図1(a)は、本発明の
実施の形態1によるアンテナ・液晶一体モジュールの構
成を示す背面図であり、図1(b)は側面図である。
【0035】図1(a)(b)に示すように、アンテナ
・液晶モジュール101は、液晶ディスプレイ110
と、液晶ディスプレイ110の背面に設けられた内蔵ア
ンテナ105と、液晶ディスプレイ110の下面に設け
られた基板106と、基板106の背面に設けられたド
ライバ回路107とを備えている。
【0036】また、液晶ディスプレイ110は、ディス
プレイ本体102、ディスプレイ本体102の画像表示
面の裏面側に設けられた、金属製の反射板103、およ
びディスプレイ本体103と反射板103とを収納す
る、非導電体のコの字状の形状を有するフレーム104
とから構成され、ドライバ回路107によって駆動さ
れ、画像をディスプレイ本体102の画像表示面に表示
する。
【0037】また、矩形板上のアンテナ素子部105a
の端部は、金属製の接続部105cを介して反射板10
3と電気的に接続されており、アンテナ素子105a
は、反射板103上であって、ディスプレイ本体102
および反射板103と対向する面内に設けられた給電点
105bからの給電により動作する。このとき、給電点
105bへの出力は、基板106上の図示しない通信手
段から供給される。
【0038】以上のような構成を有する、アンテナ・液
晶一体モジュール101は、液晶ディスプレイ110の
背面に直接アンテナ素子部105aを設け、接続部10
5cによって反射板103とアンテナ素子部105aと
を接続することにより、反射板103が、アンテナ素子
部105aのアース地板として機能する。すなわち、本
実施の形態によるアンテナ・液晶一体モジュールにおい
ては、内蔵アンテナ105は、アンテナ素子部105a
と反射板103とから構成されることになる。
【0039】このようなアンテナ・液晶一体モジュール
を携帯通信端末に用いると、携帯通信端末の筐体内部に
おいては、液晶ディスプレイを配置するスペースがあれ
ば、同時にアンテナを設けることができる。
【0040】また、基板106をアンテナ素子105a
と液晶ディスプレイ110との間に設けず、液晶ディス
プレイの下部に設けているため、ディスプレイ本体10
2を駆動させるためのドライバ回路107を、液晶ディ
スプレイ110の下部に設けることができる。
【0041】したがって、ドライバ回路を搭載したり、
アースとなる基板の厚みを省き、かつ、内蔵アンテナの
ためのスペースを別途設ける必要もなく、携帯通信端末
の薄型化を実現することができる。このような本実施の
携帯のアンテナ・液晶一体モジュールは、特に折り畳み
タイプの携帯電話端末に好適である。
【0042】さらに、アンテナ素子105aが液晶ディ
スプレイ110の背面側に位置するため、SARを低下
させることができる。
【0043】また、反射板130が金属製であるため、
液晶ディスプレイの強度を高めることができる。
【0044】なお、上記の実施の形態においては、反射
板103は全て金属であるとしたが、一部が金属である
構成としてもよい。特に、アンテナ素子105aと対向
しない部分を、非金属によって構成することにより、ア
ンテナのインピーダンス特性を調整することが可能とな
り、広帯域な特性を実現することが期待できる。
【0045】また、反射板103、アンテナ素子部10
5aおよび接続部105cを一体成形した構成として実
現してもよい。この場合、部品点数の削減、アンテナ・
液晶一体モジュールのさらなる薄型化、アース地板のさ
らなる接地力の強化が期待できる。
【0046】また、図14(a)(b)に示すように、
アンテナ素子105aの面積を小さくし、さらにその下
部に、同型状の無給電素子素子140を設けた構成とし
てもよい。ただし図14(a)は背面図であり、図14
(b)は側面図である。
【0047】無給電素子140は、アンテナ素子105
aと同様に、その端部は、金属製の接続部141を介し
て反射板103と電気的に接続してもよい。この場合、
無給電素子140は所望の周波数帯に対してλ/4共振
器として動作するよう寸法を調整されていることが望ま
しい。なお、反射板103と電気的に接続しない場合に
は、無給電素子140は所望の周波数帯に対してλ/2
共振器として動作するよう寸法を調整されていることが
望ましい。
【0048】このような構成とすることにより、アンテ
ナ素子の広帯域化が期待できる。また、所望の方向に強
く電波を放射するよう指向性利得を制御することが可能
となる。
【0049】また、図14(b)においては、液晶ディ
スプレイ110とアンテナ素子105aとの距離d1
と、液晶ディスプレイ110と無給電素子140との距
離d2とは同一であると示したが、距離d1と距離d2
は異なっていてもよい。
【0050】(実施の形態2)図2(a)は、本発明の
実施の形態2によるアンテナ・液晶一体モジュールの構
成を示す側面図である。
【0051】図2において、図1(a)(b)と同一部
または相当部には同一符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
【0052】本実施の形態において、実施の形態1と異
なる点は、金属製の反射板103の代わりに非導電性の
反射板103′を、またフレーム104の代わりに金属
製の金属フレーム104′を備えた点である。
【0053】また、内蔵アンテナ105において、矩形
板状のアンテナ素子部105aの端部は、金属製の接続
部105cを介して金属フレーム104′と電気的に接
続されており、金属フレーム104′上であって、ディ
スプレイ本体102および反射板103と対向する面内
に設けられた給電点105bからの給電により動作す
る。このとき、給電点105bへの出力は、基板106
上の図示しない通信手段から供給される。
【0054】以上のような構成を有するアンテナ・液晶
一体モジュール101は、液晶ディスプレイ110の背
面に直接アンテナ素子部105aを設け、接続部105
cによって金属フレーム104′とアンテナ素子部10
5aとを接続することにより、金属フレーム104′
が、アンテナ素子部105aのアース地板として機能す
る。すなわち、本実施の形態によるアンテナ・液晶一体
モジュールにおいては、内蔵アンテナは、アンテナ素子
部105aと金属フレーム104′とから構成されるこ
とになる。
【0055】このようなアンテナ・液晶一体モジュール
を携帯通信端末に用いると、携帯通信端末の筐体内部に
おいては、液晶ディスプレイを配置するスペースがあれ
ば、同時にアンテナを設けることができる。したがっ
て、内蔵アンテナのためのスペースを別途設ける必要も
なく、携帯通信端末の薄型化を実現することができる
等、実施の形態1と同様の効果が得られる。このような
本実施の携帯のアンテナ・液晶一体モジュールは、特に
折り畳みタイプの携帯電話端末に好適である。
【0056】さらに、金属フレーム104′を用いるこ
とにより、フレームの強度を増すことができるため、フ
レームそのものの厚みを減じて、液晶ディスプレイ11
0全体の厚みも薄くすることが可能となる。
【0057】なお、金属フレーム104′の形状は、図
3(a)に示すように、ディスプレイ本体102の周囲
を覆うだけの枠状の構成であってもよいが、図3(b)
に示すように、ディスプレイ本体102の背面側の縁部
を幅広にとるような構成としてもよい。この場合、幅広
の縁部111とアンテナ素子105aとが対向するよう
になる。
【0058】また、図3(c)に示すように、ディスプ
レイ本体102の背面側に、桟112を設けた構成とし
てもよい。この場合、桟112とアンテナ素子105a
とが対向するようになる。また、アンテナ素子105a
の外形が、金属フレーム104′の輪郭と一致するよう
な大きさであってもよい。この場合、金属フレーム10
4′の輪郭部分とアンテナ素子105aとが対向するよ
うになる。
【0059】要するに、金属フレーム104′は、アン
テナ素子105と対向する部分が一部でもあればよい。
また、対向部分は、桟や縁部の具体的な構成によって限
定されない。
【0060】さらに、上記図3(b)(c)の構成例に
ついて、金属フレーム104′は、幅広の縁部111ま
たは桟112のみを金属とし、他の部分は非金属または
非導電性の材質にて構成してもよい。
【0061】さらに、金属フレーム104′、アンテナ
素子部105aおよび接続部105cを一体成形した構
成として実現してもよい。この場合、部品点数の削減、
アンテナ・液晶一体モジュールのさらなる薄型化、アー
ス地板のさらなる接地力の強化が期待できる。
【0062】また、上記の実施の形態においては、非導
電性の反射板103′を備えるものとして説明を行った
が、反射板103′の代わりに実施の形態1の金属製の
反射板103を用いて、これと金属フレーム104′と
を電気的に接続するようにしてもよい。この場合、接地
力が高まり、アンテナ特性をより向上させることができ
る。さらに、金属製の反射板103と、金属フレーム1
04′とを一体化した構成として実現してもよい。この
場合、部品点数の削減、アンテナ・液晶一体モジュール
のさらなる薄型化、アース地板のさらなる接地力の強化
が期待できる。
【0063】なお、上記の実施の形態においては、ディ
スプレイはディスプレイ本体102,金属フレーム10
4′、非導電性の反射板103′を備えたものとして説
明を行ったが、ディスプレイとしては反射板を備えてい
ないものもある。この場合も、金属フレーム104′の
全部または一部が金属であり、アンテナ素子105aの
アース地板として機能するならば、上記の実施の形態と
同様の効果が期待できる。
【0064】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3によるアンテナ・液晶一体モジュールの構成を示
す側面図である。
【0065】図4において、図2と同一部または相当部
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0066】本実施の形態において、実施の形態2と異
なる点は、金属フレーム104′の、ディスプレイ本体
102の表示面側の部分を、ディスプレイ本体102の
面方向上側に延伸するとともに、同じ方向にアンテナ素
子105aを延伸し、アンテナ素子105aの給電点1
05bを、この金属フレーム104′の延伸部分上に設
けたことである。
【0067】実施の形態2のアンテナ素子105aの、
給電点105bを含む接地位置からの高さが、金属フレ
ーム104′の縁部からの距離haであるのに対し、本
実施の形態においては、給電点105bを含む接地位置
の高さは、ディスプレイ本体102の表示面からの距離
hbと、より高くとることができる。
【0068】これにより、内蔵アンテナの実質的な高さ
を高くすることが可能となり、広帯域な特性を実現する
ことが期待できる。また、アンテナ素子とディスプレイ
との距離を小さくすることができるため、アンテナ・液
晶一体モジュールの厚さを薄くすることが期待できる。
このような本実施の携帯のアンテナ・液晶一体モジュー
ルは、特に折り畳みタイプの携帯電話端末に好適であ
る。
【0069】なお、上記の説明においては、図4に示す
ように、金属フレーム104′は、ディスプレイ本体1
02の面方向上側に延伸する構成を示したが、これに限
定されるものではなく、金属フレーム104はディスプ
レイ本体の面方向の他の方向に延伸してもよい。特に、
ディスプレイ102の面方向下側に延伸することによ
り、アース地板を大きくすることが可能となり、アンテ
ナの広帯域化が期待できる。さらに金属フレーム10
4′上に流れる電流の密度を下げることが可能となり、
SARを低下できることが期待できる。
【0070】(実施の形態4)図5は、本発明の実施の
形態3によるアンテナ・液晶一体モジュールを内蔵した
通信装置の構成を示す側部断面図である。
【0071】図5において、図2と同一部または相当部
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0072】本実施の形態は、実施の形態2のアンテナ
・液晶一体モジュールを内蔵した通信装置であって、ア
ンテナ・液晶一体モジュールを格納する、断面矩形の筐
体113のうち、ディスプレイ本体102の上部の一部
を金属によって構成し、この金属部分113′と、金属
フレーム104′とを電気的に接続したものである。
【0073】この場合、アンテナ・液晶一体モジュール
を単体で用いた場合よりも接地力が高まり、内蔵アンテ
ナの安定性をさらに向上させることができる。このよう
な本実施の携帯のアンテナ・液晶一体モジュールは、特
に折り畳みタイプの携帯電話端末に好適である。
【0074】また、実施の形態2と同様、非導電性の反
射板103′の代わりに、実施の形態1の金属性の反射
板103を用いて、これと金属フレーム104′とを電
気的に接続するようにしてもよい。この場合、反射板1
03,金属フレーム104′、金属部分113′が導通
することとなり、接地力が高まり、アンテナの安定性を
より向上させることができる。
【0075】また、上記の説明は、実施の形態2のアン
テナ・液晶一体モジュールを内蔵した通信装置を例に説
明を行ったが、実施の形態1のアンテナ・液晶一体モジ
ュールを内蔵した通信装置として、反射板103と金属
部分113′とを導電性の部材によって電気的に接続す
ることにより実現してもよい。
【0076】また、図6に示すように、アンテナ素子1
05aを、ディスプレイ本体102の面方向上側に延伸
し、金属部分113′上に給電点105bを設けた構成
としてもよい。この場合、実施の形態3と同様に、接地
部分からの高さを稼ぐことができ、内蔵アンテナの実質
的な高さを高くすることが可能となり、広帯域な特性を
実現することが期待できる。また、アンテナ素子とディ
スプレイとの距離を小さくすることができるため、アン
テナ・液晶一体モジュールの厚さを薄くすることが期待
できる。
【0077】また、上記の説明においては、金属部分1
13′は、筐体113のうち、ディスプレイ本体102
の上部の一部であるとしたが、図15(a)(b)に示
すように、ディスプレイ本体102の下部も金属部分と
してもよい。ただし図15(a)は背面部分図であり、
図15(b)は側部断面図である。図15に示す例で
は、ディスプレイ本体102の下部の一部も金属部分1
13′としたが、図示しない下方の部分を含む全部の部
分を金属部分としてもよい。
【0078】したがって金属部分とするのは上下両方の
側またはいずれか一方でもよい。さらに、アンテナ素子
105aと対向しない全ての部分であってもよい。これ
により、アース地板の性能を高めることが可能となり、
アンテナの広帯域化を実現することが期待できる。ま
た、金属部分に流れる電流の密度を低下することが可能
となるため、SARを低減することが期待できる。
【0079】(関連技術1)図7(a)は、本発明の関
連技術による通信装置の構成を示す正面図であり、図7
(b)は側面図である。図において、図1と同一部また
は相当部には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0080】本関連技術による通信装置は、断面矩形の
筐体113に内蔵された、液晶ディスプレイ110と、
液晶ディスプレイ110の背面に設けられた内蔵アンテ
ナ105と、液晶ディスプレイ110の下面に設けられ
た基板106と、基板106の背面に設けられたドライ
バ回路107とを備えている。
【0081】また、液晶ディスプレイ110は、ディス
プレイ本体102、ディスプレイ本体102の画像表示
面の裏面側に設けられた、非導電性の反射板103、お
よびディスプレイ本体103と反射板103とを収納す
る、非導電性のコの字状の形状を有するフレーム104
とから構成され、ドライバ回路107によって駆動さ
れ、画像をディスプレイ本体102の画像表示面に表示
する。
【0082】また、コの字状のアンテナ素子部105a
は、ディスプレイ本体102の周囲に延伸され、延伸部
分は、筐体113の、液晶ディスプレイ110の周囲に
設けられた金属部分113′と対向している。さらにア
ンテナ素子部105aは、延伸部分上に、金属部分11
3′に設けられた給電点105aから給電を受け動作す
るものであり、さらにその端部は、金属製の接続部10
5cを介して金属部分113′と電気的に接続されてい
る。
【0083】以上のような構成を有する、本関連技術の
通信装置は、液晶ディスプレイ110の背面側に直接ア
ンテナ素子部105aを設け、接続部105cによって
金属部分113′とアンテナ素子部105aとを接続す
ることにより、金属部分113′が、アンテナ素子部1
05aのアース地板として機能する。すなわち、本実施
の形態による通信装置においては、液晶ディスプレイ1
10と筐体113とは電気的に接続せず、内蔵アンテナ
は、アンテナ素子部105aと筐体113の金属部分1
13′とから構成されることになる。
【0084】このような通信装置を携帯通信端末に用い
ると、携帯通信端末の筐体内部においては、液晶ディス
プレイを配置するスペースがあれば、同時にアンテナを
設けることができ、内蔵アンテナのためのスペースは、
接続部および給電点を確保できるだけの大きさですむ。
【0085】したがって、内蔵アンテナのためのスペー
スを大きく設ける必要もなく、携帯通信端末の薄型化を
実現することができる。
【0086】なお、上記の実施の形態4,および関連技
術においては、筐体113は、矩形断面を持ち、ディス
プレイ本体102と平行な上部は全て金属部分113′
であるとして説明を行ったが、折り畳み式携帯電話端末
のような通信装置は、図8に示すように、断面が斜辺を
有する筐体114のような場合がある。この場合、筐体
114は、アンテナ素子105aと対向する部分のみを
金属部分114′とすればよく、その最上端まで金属化
しない方が、アンテナのインピーダンス特性の調整が容
易となる場合が考えられる。また、最上端を非金属とす
ることにより、最上端部分における電流の密度を低減す
ることが可能となり、SARの低減が期待できる。ただ
し、ディスプレイ本体102と平行な下部については、
アンテナ素子105aと対向しない部分を金属部分11
4′として構成してもよく、これによりアンテナ素子の
接地をさらに良好とすることが可能となる。
【0087】(実施の形態5)図9は、本発明の実施の
形態5によるアンテナ・液晶一体モジュールの構成を示
す側面図である。
【0088】図9において、図1と同一部または相当部
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0089】本実施の形態において、実施の形態1と異
なる点は、導電性の反射板103と対向しているアンテ
ナ素子105aの、液晶ディスプレイ110の面方向下
側の長さを短くし、これによって生じたフレーム104
の下方の面に、基板106を屈曲させるとともに、ドラ
イバ回路107を配置したことである。
【0090】これにより、液晶ディスプレイ110の下
方の、ドライバ回路が占めていた空間を省略することが
できるため、本実施の形態のアンテナ・液晶一体モジュ
ールを通信装置に用いた場合、その筐体を薄型化すると
ともに、さらに小型化することが可能となる。このよう
な本実施の携帯のアンテナ・液晶一体モジュールは、特
に折り畳みタイプの携帯電話端末に好適である。
【0091】なお、上記の説明においては、実施の形態
1のアンテナ・液晶一体モジュールを例に説明を行った
が、本実施の形態は、実施の形態2〜5の構成において
も実施してもよく、各実施の形態と同様の効果が併せて
得られる。すなわち、実施の形態2のようにフレーム1
04を金属フレーム104′としてもよいし、金属フレ
ーム104′の場合は、実施の形態3と同様にディスプ
レイ本体102の面方向上側または下側、もしくはその
両方に延伸するようにしてもよい。また、実施の形態4
のように、本実施の形態のアンテナ・液晶一体モジュー
ルを、ディスプレイ本体102の上部の一部を金属製の
金属部分113′とした断面矩形の筐体113に収納
し、この金属部分113′と、金属フレーム104′と
を電気的に接続した構成として実現してもよい。また、
実施の形態5の通信装置のアンテナ素子およびディスプ
レイとして、本実施の形態のアンテナ・液晶一体モジュ
ールを用いてもよい。
【0092】また、本実施の形態においては、ドライバ
回路107は、実施の形態1〜5の場合よりも高密度実
装して、アンテナ素子105aの、液晶ディスプレイ1
10の面方向下側の長さをなるべく長く保つことができ
るようにするのが望ましい。
【0093】(実施の形態6)図16(a)は、本発明
の実施の形態6によるアンテナ・液晶一体モジュールの
構成を示す背面図であり、図16(b)は側面図であ
る。各図において、図1と同一部または相当部には同一
符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0094】本実施の形態によるアンテナ・液晶一体モ
ジュールは、アンテナ素子105aの面積を小さくし、
さらにその下部に、同型状のアンテナ素子105dを設
けたものである。アンテナ素子105dは、アンテナ素
子105aと同様に、反射板103上であって、ディス
プレイ本体102および反射板103と対向する面内に
設けられた給電点105eからの給電により動作し、さ
らにその端部は、金属製の接続部105fを介して反射
板103と電気的に接続されている。このとき、給電点
105eへの出力は、基板106上の図示しない通信手
段から供給される。
【0095】すなわち、本実施の形態によるアンテナ・
液晶一体モジュールは、二つのアンテナ素子を有し、ア
ース地板を共有する2つの内蔵アンテナ131,132
を有することになる。これにより、同一のモジュール
で、2つの内蔵アンテナを用いてそれぞれ送受信を行う
ことができ、送受信間のアイソレーションを高める効果
が期待できる。
【0096】このとき、内蔵アンテナ131と内蔵アン
テナ132とは互いに異なる周波数帯をカバーするよう
にしてもよい。また、いずれか一方の内蔵アンテナが複
数の周波数帯をカバーするものであってもよい。
【0097】また、内蔵アンテナ131と内蔵アンテナ
132のいずれか一方を送信専用に用いるとともに、他
方を受信専用に用いるようにしてもよい。さらにこの構
成においては、送信時には受信専用の内蔵アンテナに給
電を行わず、無給電素子として動作させ、受信時には送
信専用の内蔵アンテナに給電を行わず、無給電素子とし
て動作させるようにしてもよい。また、送信用に用いら
れる内蔵アンテナと、受信用に用いられる内蔵アンテナ
とは、互いに異なる周波数帯をカバーするようにしても
よい。これにより、一つのアンテナ素子で全ての周波数
帯域をカバーする場合にくればて、それぞれのアンテナ
素子がカバーする帯域が狭くて済む。また、無給電素子
を用いることによりアンテナ素子の広帯域化が期待でき
る上、所望の方向に強く電波を放射するよう指向性利得
を変化させることが可能となる。この結果、それぞれの
アンテナ素子を小型化、薄型化することが期待できる。
なお、例えばPDC方式やW−CDMA方式のように、
送信と受信の周波数が離れている場合には、さらに効果
的であることはもちろんである。
【0098】なお、上記の説明においては、アンテナ素
子105a、105dは、ディスプレイ本体102の上
下に並べて配置したが、図17(a)(b)に示すよう
に、左右に並べて配置するようにしてもよい。この場
合、アンテナ・液晶一体モジュールを収納する筐体が、
その上部にいくほどその厚みが薄くなるテーパ形状を有
する場合でも、アンテナ・液晶一体モジュールを、ほぼ
左右対称の構成として実現することが可能となる。
【0099】また、内蔵アンテナは2つであるとして説
明を行ったが、三つ以上であってもよい。すなわち、3
つ以上のアンテナ素子を有する構成であってもよい。
【0100】また、上記の説明においては、実施の形態
1のアンテナ・液晶一体モジュールを例に説明を行った
が、本実施の形態は、実施の形態2〜5の構成において
も実施してもよく、各実施の形態と同様の効果が併せて
得られる。すなわち、実施の形態2のようにフレーム1
04を金属フレーム104′としてもよいし、金属フレ
ーム104′の場合は、実施の形態3と同様にディスプ
レイ本体102の面方向上側または下側、もしくはその
両方に延伸するようにしてもよい。また、実施の形態4
のように、本実施の形態のアンテナ・液晶一体モジュー
ルを、ディスプレイ本体102の上部の一部を金属製の
金属部分113′とした断面矩形の筐体113に収納
し、この金属部分113′と、金属フレーム104′と
を電気的に接続した構成として実現してもよい。また、
実施の形態5の通信装置のアンテナ素子およびディスプ
レイとして、本実施の形態のアンテナ・液晶一体モジュ
ールを用いてもよい。
【0101】このような本実施の携帯のアンテナ・液晶
一体モジュールは、特に折り畳みタイプの携帯電話端末
に好適である。
【0102】(実施の形態7)図10は、上述した本発
明の各実施の形態のアンテナ・液晶一体モジュールまた
は通信装置を搭載した無線装置の構成を示すブロック図
である。
【0103】図において、ベースバンド部201は、音
声データ、画像データ等の送信信号を出力するとともに
受信信号の入力を受ける手段、変調器202は、送信信
号を変調する手段、ミキサa203は、変調された信号
を、電圧制御発振器(VCO)214から出力された信
号と混合して出力する手段、フィルタa204はミキサ
a203から出力された信号から所定の帯域だけを通過
させる手段、利得制御増幅器(GCA)205および電
力増幅器(PA)206はフィルタa204の出力を増
幅する手段である。
【0104】また、フィルタb209はアンテナ216
からの入力のうち、所定の帯域の信号だけを通過させる
手段、低雑音増幅器(LNA)は入力のうち、ノイズ成
分を増幅する手段、フィルタc209は、入力から、ノ
イズ成分を除いた成分を通過させる手段、ミキサb21
2は、フィルタ211cから出力された高周波信号信号
を、電圧制御発振器(VCO)214から出力された信
号と混合し、中間周波信号として出力する手段、復調器
213はミキサb212からの中間周波信号を復調し
て、受信信号を得る手段である。
【0105】また、ロジック部217は図示しないマイ
ク等から音声信号を取得して、A/D変換等の処理を行
い、ベースバンド部201へ出力するための手段、表示
部218は映像信号を表示する手段であり、受信手段が
受信した信号が映像信号である場合はこれも表示する。
【0106】以上の構成のうち、本発明の送信手段に相
当する、送信信号の処理系である、変調器202,ミキ
サa203,VCO214、PLL215は本発明の変
調手段に相当し、フィルタa204は本発明の送信側フ
ィルタ手段に相当し、GCA205,PA206は本発
明の送信側増幅手段に相当する。また、本発明の受信手
段に相当する、受信信号の処理系である、フィルタb2
09,フィルタc211は本発明の受信側フィルタ手段
に相当し、LNA210は本発明の受信側増幅手段に相
当する。さらにミキサb212,復調器213、VCO
214、PLL215は、本発明の変調手段に相当す
る。また、送信信号の処理系において、アイソレータ2
07はアンテナ216からの受信波がPA16に入力さ
れるのを防止する手段、アンテナスイッチ(SW)20
8は送信信号の処理系と、受信信号の処理系とで共用さ
れ、アンテナ216への入出力の切換を行う手段であ
る。なお、SW208は本発明のアンテナ接続切換手段
に相当する。
【0107】さらにベースバンド部201、ロジック部
217にて処理される信号のうち、映像信号は、表示部
217にて表示される。
【0108】このような無線装置において、アンテナ2
16および表示部217を、本発明の各実施の形態1〜
7によるアンテナ・液晶一体モジュールまたは通信装置
にて実施することにより、薄型化、小型化した携帯通信
端末を実現することが可能となる。
【0109】無線装置としては、音声データや、さらに
は静止画像、動画像等の画像データの送受を行う携帯電
話であってもよいし、画像データや文字データの送受を
行うPDA等の携帯通信端末であってもよい。
【0110】また、送信手段および受信手段の構成は、
アンテナ216を用いて送信および受信が可能なもので
あれば、図10に示す例に限定されるものではなくとも
よい。
【0111】なお、上記の各実施の形態において、アン
テナ素子と、反射板103または金属フレーム104′
または金属部分113との間は空間であるとして説明を
行ったが、図11に示すように、実施の形態1を例にし
て、液晶ディスプレイ110とアンテナ素子105aと
が対向して形成された空間に誘電体材料121を充填し
た構成としてもよい。このとき誘電体材料は液晶ディス
プレイ110とアンテナ素子105aとが対向して形成
された空間の全てに充填されていてもよいし、空間の一
部だけを充填するものであってもよい。
【0112】また、実施の形態4の図6に示す構成例の
場合は、筐体113の金属部分113′とアンテナ素子
との間に誘電体材料を充填するようにしてもよい。
【0113】このような構成によれば、誘電体材料12
1をアンテナ素子105aと反射板103との間に入れ
ることによって、アンテナ素子105aの共振周波数を
低下させることが可能となり、アンテナの小型化が期待
できる上、充填された誘電体材料が補強材として機能す
ることにより、アンテナ・液晶一体モジュールの強度を
高める効果が期待できる。このような本実施の携帯のア
ンテナ・液晶一体モジュールは、特に折り畳みタイプの
携帯電話端末に好適である。
【0114】また、アンテナ素子105aは、単一の周
波数帯で共振する構成であってもよいし、複数の周波数
帯で共振する構成であってもよい。
【0115】なお、上記の各実施の形態において、アン
テナ・液晶一体モジュール101は、本発明のディスプ
レイ−アンテナ一体型構造体に相当し、アンテナ素子1
05aは本発明のアンテナ素子に相当し、反射板10
3、金属フレーム104′、金属部分113′、11
4′は、本発明のアース地板に相当し、ドライバ回路1
07は本発明の駆動回路に相当する。またディスプレイ
本体102は本発明のディスプレイ本体に相当し、金属
製の反射板103,非導電性の反射板103′は本発明
の反射板に相当し、液晶ディスプレイ110は本発明の
ディスプレイに相当する。フレーム104,金属フレー
ム104′は本発明のフレームに相当し、また、金属フ
レーム104′の代わりに、非金属で導電性を有する導
電性プラスチックのような材料を本発明のフレームとし
て用いてもよい。また、金属製の反射板103は、導電
性があればよく、非金属で導電性を有する導電性プラス
チックのような材料でもよい。筐体113,114の金
属部分113′、114′の代わりに、非金属で導電性
を有するの導電性プラスチックのような材料を本発明
の、アース地板と兼用された筐体として用いてもよい。
【0116】また、本発明のディスプレイは、反射板を
備えたものであれば、液晶ディスプレイであってもよい
し、他のディスプレイであってもよい。さらに、本発明
のディスプレイは、反射板を用いないタイプの、液晶デ
ィスプレイ、もしくはプラズマディスプレイなどのディ
スプレイにおいて実現してもよい。
【0117】また、上記の実施の形態において、ディス
プレイは、ディスプレイ本体、フレーム、反射板を有す
るものとして説明を行ったが、本発明のディスプレイは
その一部が導電性を有し、アンテナのアース地板と兼用
されるものであれば、フレームを有さないものなど、他
の構成を有するものであってもよい。
【0118】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明によれば、内蔵アンテナ用のスペースを十分
確保できるとともに、また筐体の厚さを薄くすることが
可能なディスプレイ−アンテナ一体型構造体、通信装置
および携帯通信端末を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1によるアンテナ・
液晶一体モジュールの模式的構成を示す背面図である。 (b)本発明の実施の形態1によるアンテナ・液晶一体
モジュールの模式的構成を示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態2によるアンテナ・液晶一
体モジュールの構成を示す側面図である。
【図3】(a)本発明の実施の形態2によるアンテナ・
液晶一体モジュールにおける、金属フレーム104′の
構成を示す図である。 (b)本発明の実施の形態2によるアンテナ・液晶一体
モジュールにおける、金属フレーム104′の構成を示
す図である。 (c)本発明の実施の形態2によるアンテナ・液晶一体
モジュールにおける、金属フレーム104′の構成を示
す図である。
【図4】本発明の実施の形態3によるアンテナ・液晶一
体モジュールの構成を示す側面図である。
【図5】本発明の実施の形態3によるアンテナ・液晶一
体モジュールを内蔵した通信装置の構成を示す側部断面
図である。
【図6】本発明の実施の形態3によるアンテナ・液晶一
体モジュールを内蔵した通信装置の他の構成例を示す側
部断面図である。
【図7】(a)本発明の関連技術による通信装置の構成
を示す正面図である。 (b)本発明の関連技術による通信装置の構成を示す側
面図である。
【図8】本発明の実施の形態4または関連技術による通
信装置の他の構成例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態5によるアンテナ・液晶一
体モジュールの構成を示す側面図である。
【図10】本発明の各実施の形態のアンテナ・液晶一体
モジュールまたは通信装置を搭載した無線装置の構成を
示すブロック図である。
【図11】本発明の各実施の形態のアンテナ・液晶一体
モジュールの他の構成例を示す図である。
【図12】(a)従来の技術による携帯電話端末の内蔵
アンテナの構成を模式的に示す斜視図である。 (b)従来の技術による携帯電話端末の内蔵アンテナの
構成を模式的に示す側面図である。
【図13】(a)従来の技術による携帯電話端末を模式
的に示す側部断面図である。 (b)従来の技術による携帯電話端末を模式的に示す正
面図である。
【図14】(a)本発明の実施の形態1によるアンテナ
・液晶一体モジュールの、他の構成例を示す背面図であ
る。 (b)本発明の実施の形態1によるアンテナ・液晶一体
モジュールの、他の構成例を示す側面図である。
【図15】(a)本発明の実施の形態3によるアンテナ
・液晶一体モジュールを内蔵した通信装置の、他の構成
例を示す側部断面図である。 (b)本発明の実施の形態3によるアンテナ・液晶一体
モジュールを内蔵した通信装置の、他の構成例を示す正
面図である。
【図16】(a)本発明の実施の形態6によるアンテナ
・液晶一体モジュールの模式的構成を示す背面図であ
る。 (b)本発明の実施の形態6によるアンテナ・液晶一体
モジュールの模式的構成を示す側面図である。
【図17】(a)本発明の実施の形態1によるアンテナ
・液晶一体モジュールの、他の構成例を示す背面図であ
る。 (b)本発明の実施の形態1によるアンテナ・液晶一体
モジュールの、他の構成例を示す側面図である。
【符号の説明】
101 アンテナ・液晶一体モジュール 102 ディスプレイ本体 103 金属製の反射板 103′ 非導電性の反射板 104 フレーム 104′ 金属フレーム 105 内蔵アンテナ 105a アンテナ素子部 105b 給電点 105c 接続部 106 基板 107 ドライバ回路 110 液晶ディスプレイ 113、114 筐体 113′、114′金属部分
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 19/10 H01Q 19/10 5K067 H04M 1/02 H04M 1/02 A C H04Q 7/32 H04B 7/26 V (72)発明者 小川 晃一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小杉 裕昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山田 賢一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5J020 AA03 BA06 BC13 CA04 DA03 5J045 AA21 AB05 DA09 HA06 NA01 5J046 AA04 AA07 AA12 AB13 PA07 5J047 AA04 AA07 AA12 AB13 FD01 5K023 AA07 BB03 HH07 LL05 QQ02 5K067 AA42 BB04 KK00 KK01 KK17

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナとディスプレイとを備えたディ
    スプレイ−アンテナ構造体であって、 前記アンテナは、 アンテナ素子とアース地板とを有し、 前記アンテナ素子と前記ディスプレイとは対向してお
    り、 前記ディスプレイの一部は導電性を有し、前記アース地
    板と兼用されているディスプレイ−アンテナ一体型構造
    体。
  2. 【請求項2】 前記ディスプレイは、 ディスプレイ本体と、 前記ディスプレイ本体の周囲に設けられたフレームと、 前記ディスプレイ本体の画像表示面の裏面側に設けられ
    た反射板とを備え、 前記反射板の全部または一部は導電性を有し、前記アー
    ス地板と兼用されている請求項1に記載のディスプレイ
    −アンテナ一体型構造体。
  3. 【請求項3】 前記反射板と前記アンテナ素子とは一体
    成形されている請求項2に記載のディスプレイ−アンテ
    ナ一体型構造体。
  4. 【請求項4】 前記ディスプレイは、 ディスプレイ本体と、 前記ディスプレイ本体の周囲に設けられたフレームとを
    備え、 前記フレームの全部または一部は導電性を有し、前記ア
    ース地板と兼用されている請求項1に記載のディスプレ
    イ−アンテナ一体型構造体。
  5. 【請求項5】 前記フレームと前記アンテナ素子とは一
    体成形されている請求項4に記載のディスプレイ−アン
    テナ一体型構造体。
  6. 【請求項6】 前記ディスプレイは、 前記ディスプレイ本体の画像表示面の裏面側に設けられ
    た反射板をさらに備え、 前記反射板の全部または一部は導電性を有し、前記アー
    ス地板と兼用されている請求項4または5に記載のディ
    スプレイ−アンテナ一体型構造体。
  7. 【請求項7】 前記フレームと前記反射板とは一体成形
    され、前記アース地板と兼用されている請求項6に記載
    のディスプレイ−アンテナ一体型構造体。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のディスプレイ−アンテ
    ナ一体型構造体と、前記ディスプレイ−アンテナ一体型
    構造体を格納する筐体とを有する通信装置であって、 前記筐体の、少なくとも前記アンテナ素子と対向する全
    部または一部は導電性を有し、前記アース地板と兼用さ
    れている通信装置。
  9. 【請求項9】 前記アンテナ素子と、前記ディスプレイ
    との間には、前記ディスプレイを駆動させる駆動回路が
    設けられていない請求項1に記載のディスプレイ−アン
    テナ一体型構造体。
  10. 【請求項10】 前記アンテナ素子と前記アース地板と
    の間の全部または一部の空間に設けられた誘電体を備え
    た請求項1に記載のディスプレイ−アンテナ一体型構造
    体。
  11. 【請求項11】 前記アンテナは、複数の周波数で共振
    する請求項1に記載のディスプレイ−アンテナ一体型構
    造体。
  12. 【請求項12】 前記フレームの前記画像表示面側の部
    分は、前記ディスプレイに隣接する面空間にて延伸して
    おり、 前記アンテナ素子の一部も前記面空間方向に延伸してお
    り、 延伸した前記フレームと延伸した前記アンテナ素子と
    は、前記面空間にて対向しており、 前記アンテナ素子の給電点は、前記対向した部分に設け
    られた請求項4に記載のディスプレイ−アンテナ一体型
    構造体。
  13. 【請求項13】 前記アンテナ素子の一部は、前記ディ
    スプレイに隣接する面空間方向に延伸しており、 延伸した前記アンテナ素子の一部は、前記筐体の導電性
    の部分と対向しており、 前記アンテナ素子の給電点は、前記対向した部分に設け
    られた請求項8に記載の通信装置。
  14. 【請求項14】 前記アンテナ素子と前記ディスプレイ
    とはその一部が対向しており、 前記アンテナ素子と対向していない前記ディスプレイの
    残りの部分の背面に、前記ディスプレイを駆動する駆動
    回路を設けた請求項1に記載のディスプレイ−アンテナ
    一体型構造体。
  15. 【請求項15】 前記筐体の、前記アンテナ素子と対向
    しない部分は導電性を有さない請求項8に記載の通信装
    置。
  16. 【請求項16】 前記アンテナは、前記アンテナ素子が
    配置されている側と同一の側に、前記ディスプレイと対
    向して設けられた無給電素子をさらに有する請求項1に
    記載のディスプレイ−アンテナ一体型構造体。
  17. 【請求項17】 前記アンテナ素子は複数である請求項
    1に記載のディスプレイ−アンテナ一体型構造体。
  18. 【請求項18】 前記複数のアンテナ素子のいずれかは
    送信用であり、残りは受信用である請求項17に記載の
    ディスプレイ−アンテナ一体型構造体。
  19. 【請求項19】 前記複数のアンテナ素子は、互いに異
    なる周波数帯で共振する請求項17に記載のディスプレ
    イ−アンテナ一体型構造体。
  20. 【請求項20】 前記複数のアンテナ素子のうち、少な
    くとも2つを同時に励振する請求項17に記載のディス
    プレイ−アンテナ一体型構造体。
  21. 【請求項21】 請求項8に記載の通信装置と、 前記アンテナから電波信号を送信する送信手段と、 前記アンテナから入力する電波信号を受信する受信手段
    とを備えた携帯通信端末。
  22. 【請求項22】 前記アンテナと前記送信手段または前
    記受信手段との接続切換を行うアンテナ接続切換手段を
    備え、 前記送信手段は、 音声または映像信号を変調する変調手段と、 前記変調された信号の特定の帯域を通過させる送信側フ
    ィルタ手段と、 前記送信側フィルタ手段を通過した信号を増幅する送信
    側増幅手段とを有し、 前記受信手段は、 前記アンテナから入力した信号を増幅する受信側増幅手
    段と、 前記アンテナから入力した信号および/または前記増幅
    された信号の特定の帯域を通過させる受信側フィルタ手
    段と、 前記受信側フィルタ手段を通過した信号を復調して音声
    または映像信号を得る復調手段とを有する請求項21に
    記載の携帯通信端末。
  23. 【請求項23】 前記送信手段は少なくとも音声データ
    の送信を、前記受信手段は少なくとも音声データの受信
    をそれぞれ行い、 携帯電話として用いられる請求項21または22に記載
    の携帯通信端末。
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