JP2015122657A - 携帯端末 - Google Patents

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隆文 松本
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Abstract

【課題】複数のアンテナを備える携帯端末において、その通信端末の行う通信の品質を向上したい。
【解決手段】
第1のアンテナが接地に利用する第1のグラウンドと、第2のアンテナが接地に利用する第2のグラウンドとを分離する。その上で、第1のグラウンドが、第1のアンテナ以外の電子部品によって接地に利用されないようにする。
【選択図】図7

Description

本発明は、アンテナを備える携帯端末における、アンテナの接地技術に関する。
複数のアンテナを備え、これらアンテナを利用して外部機器と通信する携帯端末がある。
このような携帯端末は、一般に、その携帯性を実現するために、比較的小型な筺体内に、アンテナ、電子部品等を格納する必要がある。このため、アンテナ間の距離、及びアンテナと電子部品との距離を比較的大きくすることが困難である。このことにより、携帯端末に搭載された各アンテナは、同じ筐体内の、他のアンテナ、電子部品等による電磁的影響を比較的受けやすい。このため、このような携帯端末においては、アンテナを利用して行う通信の通信品質について、所望の品質レベルを確保することが難しい。
そこで、従来、複数のアンテナを備える携帯端末において、アンテナを利用して行う通信の通信品質を向上させるための技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、セルラ用アンテナとGPS(Global Positioning System)用アンテナとを備える複合アンテナ装置において、セルラ用アンテナが接地に利用するグラウンドと、GPS用アンテナが接地に利用するグラウンドとを互いに独立なものとする技術が記載されている。
この技術によると、第1のアンテナ(この例ではセルラ用アンテナ)と第2のアンテナ(この例ではGPS用アンテナ)との間の相互干渉の程度が低減されることとなる。そして、このことによって、第1のアンテナを利用して行う通信の通信品質と、第2のアンテナを利用して行う通信品質とを向上させることができる。
特開2010−87774号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術を利用するだけでは、所望の通信品質レベルを確保するために不十分なことがあり、アンテナを利用して行う通信のさらなる品質向上が望まれる。
そこで、本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、従来よりも、アンテナを利用して行う通信の通信品質向上を実現することができる携帯端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る携帯端末は、第1の周波数帯を利用して、当該第1の周波数帯を利用する外部機器と通信し、第2の周波数帯を利用して、当該第2の周波数帯を利用する外部機器と通信する携帯端末であって、前記第1の周波数帯を利用して行われる通信に利用される第1のアンテナと、前記第1のアンテナの接地に利用される第1のグラウンド構造体と、前記第2の周波数帯を利用して行われる通信に利用される第2のアンテナと、前記第2のアンテナの接地に利用される第2のグラウンド構造体とを備え、前記第1のグラウンド構造体と前記第2のグラウンド構造体とは分離され、前記第1のグラウンド構造体を接地に利用する電子部品は、前記第1のアンテナに限定されることを特徴とする。
上述の構成を備える本発明に係る携帯端末によると、第1のアンテナが接地として利用するグラウンドは、第1のアンテナ以外の電子部品の接地として利用されない。このため、この携帯端末に搭載される電子部品が動作することによって発生するノイズが、グラウンドを介して第1のアンテナへ伝搬してしまうことが、従来よりも低減される。従って、この携帯端末は、従来よりも、第1のアンテナを利用して行う通信の通信品質の向上を実現することができる。
携帯端末100の外観を示す斜視図 携帯端末100の断面図 タッチパネル220が、金属フレーム250にはめ込まれて配置される様子を示す模式図 回路基板260の分解斜視図 主面が取り除かれた状態の筐体110の斜視図 第1アンテナ510と第2アンテナ520とが回路基板260に形成された配線に接続されている様子を示す模式図 携帯端末100の回路構成を示すブロック図 第1アンテナ510が第1グラウンド710に接地されている様子を示す模式図 第2アンテナ520が第2グラウンド720に接地されている様子を示す模式図 CDMA通信用LSI262の機能構成と、LTE通信用LSI263の機能構成とを示すブロック図 第1受信方式切替処理のフローチャート 第2受信方式切替処理のフローチャート
<実施の形態>
<概要>
以下、本発明に係る携帯端末の一実施例として、第1アンテナと第2アンテナとを備える携帯端末について説明する。
この携帯端末は、第1アンテナを利用して、800MHz帯のCDMA(Code Division Multiple Access)通信方式による通信を基地局との間で行い、第2アンテナを利用して、700MHz帯のLTE(Long Term Evolution)通信方式による通信を基地局との間で行う。
この携帯端末では、第1アンテナが接地に利用するグラウンドと、第2アンテナが接地に利用するグラウンドとが、物理的に分離されている。そして、第1アンテナが接地に利用するグラウンドは、その携帯端末に搭載された他の電子部品の接地として利用されない。
これらのことにより、この携帯端末では、第1アンテナと第2アンテナとの相互干渉の程度が低く抑えられ、さらに、その携帯端末に搭載された電子部品が動作することによって発生するノイズが、グラウンドを介して第1アンテナへ伝搬してしまう現象も抑制される。
この携帯端末は、上記特徴により、第1アンテナを利用して行う、800MHz帯のCDMA通信方式による通信の通信品質を、所望の品質レベルとしている。
以下、この携帯端末の詳細について図面を参照しながら説明する。
<構成>
図1は、携帯端末100の外観を示す斜視図である。
同図に示されるように、携帯端末100は、略直方体のいわゆるスマートフォンであって、携帯端末100の略長方形の主表面に、タッチパネル操作面120と、レシーバ孔130と、マイク孔140とを備える。
図2は、携帯端末100の主表面における長辺側の側面方向から見た、携帯端末100の断面図である。
同図に示されるように、携帯端末100は、筐体110と、タッチパネル220と、金属フレーム250と、回路基板260と、接続線270と、電池280とを備える。
ここで、タッチパネル220は、液晶ディスプレイ224の表示面上に、透明なタッチパッド222が重ねられることで構成されている。また、回路基板260には、CPU(Central Processing Unit)261、CDMA通信用LSI(Large Scale Integration)262、LTE通信用LSI263、メモリ264、GPS通信用LSI265、タッチパネルコントローラ266、レシーバ230、マイク240等といった電子部品が装着されている。
金属フレーム250は、タッチパネル220に外力が加わってしまって破損してしまわないように、タッチパネル220を外力から保護するための、例えばステンレス製のシールドケースである。タッチパネル220は、金属フレーム250にはめ込まれて配置される。
図3は、タッチパネル220が、金属フレーム250にはめ込まれて配置される様子を示す模式図である。
同図に示されるように、タッチパネル220は、タッチパネル220の主表面である操作面を除く各面が金属フレーム250に覆われるように金属フレーム250にはめ込まれて配置される。
再び図2に戻って、携帯端末100の構成についての説明を続ける。
回路基板260は、電子部品を装着し、装着する電子部品間を電気的に接続する多層基板である。
図4は、回路基板260の分解斜視図である。
同図に示されるように、回路基板260は、第1配線層461と、第2配線層462と、第3配線層463とから構成される。
これら配線層のうち、第1配線層461と第2配線層462とには、回路基板260に装着された部品間の接続に利用される金属薄膜製の配線が形成される。そして、第3配線層462には、回路基板260に装着された部品の接地に利用される金属薄膜製のグラウンドプレーン465が形成される。
再び図2に戻って、携帯端末100の構成についての説明を続ける。
接続線270は、回路基板260に形成された配線のうちの1つと、金属フレーム250とを電気的に接続する配線である。
図5は、タッチパネル操作面120側の面(以下、「主面」と呼ぶ。)が取り除かれた状態の筐体110の斜視図である。ここで、図5は、実際には直接視認できない部分の一部について、破線を用いてあたかも視認できるかのように図示している。
同図に示されるように、筐体110の内面側表面に、それぞれ金属薄膜製の、第1アンテナ510と、第2アンテナ520と、第3アンテナ530と、第4アンテナ540とが、張り付けられている。
第1アンテナ510は、電気長約8cmのモノポールアンテナであって、800MHz帯のCDMA通信方式による通信に利用される。この第1アンテナ510は、筐体110の側面のうち、筐体110の主面における短辺側の一方の側面(以下、「第1側面」と呼ぶ。)の内面側に、コの字型に折り曲げられて張り付けられている。
第1アンテナ510を利用して行う通信の通信品質を良好なものとするためには、第1アンテナ510を、携帯端末100の内部に格納されている金属部品、電子部品等から、比較的遠く離れた位置に配置することが求められる。そして、この第1側面周辺が、その位置に最適な場所である。このため、第1アンテナ510は、第1側面に張り付けられて配置されている。
携帯端末100は、800MHz帯のCDMA通信方式による通信を行う場合において、受信時には、シングルアンテナ方式又はダイバーシティアンテナ方式のいずれかの方式で信号を受信し、送信時には、シングルアンテナ方式で信号を送信する。
第1アンテナ510は、800MHz帯のCDMA通信方式による通信において、(1)シングルアンテナ方式における受信用アンテナ、(2)ダイバーシティアンテナ方式における受信用メインアンテナ、及び(3)送信用アンテナとして利用される。
第2アンテナ520は、電気長約8cmのモノポールアンテナであって、700MHz帯のLTE通信方式による通信に利用される。この第2アンテナ520は、第1側面の内面側に、コの字型に折り曲げられて張り付けられている。
第2アンテナ520は、第1アンテナ510と同様の理由により、第1側面に張り付けられて配置されている。
携帯端末100は、700MHz帯のLTE通信方式による通信を行う場合において、受信時には、シングルアンテナ方式又はダイバーシティアンテナ方式のいずれかの方式で信号を受信し、送信時には、シングルアンテナ方式で信号を送信する。
第2アンテナ520は、700MHz帯のLTE通信方式による通信において、(1)シングルアンテナ方式における受信用アンテナ、(2)ダイバーシティアンテナ方式における受信用メインアンテナ、及び(3)送信用アンテナとして利用される。
ここで、第1アンテナ510と第2アンテナ520とが折り曲げられている理由は、第1アンテナ510と第2アンテナ520とを折り曲げずに配置するには、第1側面の大きさが十分でないためである。
第1側面の大きさが、第1アンテナ510と第2アンテナ520とを折り曲げずに配置するに十分であれば、必ずしも、第1アンテナ510と第2アンテナ520とが折り曲げられている必要はない。
第3アンテナ530は、電気長約8cmのモノポールアンテナであって、(1)800MHz帯のCDMA通信方式による通信において、ダイバーシティアンテナ方式で受信するときの受信用サブアンテナ、及び(2)700MHz帯のLTE通信方式による通信において、ダイバーシティアンテナ方式で受信するときの受信用サブアンテナとして利用される。この第3アンテナ530は、第1側面に対向する、筐体110の主面における短辺側の他方の側面(以下、「第2側面」と呼ぶ。)の内面側に、直線状に張り付けられている。
一般に、ダイバーシティアンテナ方式で信号を受信する場合には、受信用メインアンテナと受信用サブアンテナとは、できるだけ距離を離して配置することが望まれる。これは、これらアンテナの距離が近ければ、一方のアンテナの電波状態が悪くなってしまっている場合に、他方のアンテナの電波状況も悪くなってしまっている可能性が高いからである。
この第2側面周辺は、(1)第1アンテナ510及び第2アンテナ520からの距離が比較的遠く離れた位置であり、(2)携帯端末100の内部に格納されている金属部品、電子部品等からも比較的遠く離れた位置である。このため、第3アンテナ530は、第2側面周辺に張り付けられて配置されている。
第4アンテナ540は、電気長約3cmのモノポールアンテナであって、1.5GHz帯のGPS信号の受信に利用される。この第4アンテナ540は、筐体110の側面のうち、筐体110の主面における長辺側の一方の側面の内面側に、直線状に張り付けられている。これは、この位置が、第1側面及び第2側面以外の位置のうち、携帯端末100の内部に格納されている金属部品、電子部品等からも比較的遠く離れた位置であるためである。
第1アンテナ510と、第2アンテナ520と、第3アンテナ530と、第4アンテナ540とは、それぞれ、回路基板260に形成された配線のうちの1つと電気的に接続される。
図6は、第1アンテナ510と第2アンテナ520とについて、それぞれが、回路基板260に形成された配線のうちの1つと電気的に接続している様子を示す模式図である。
同図において、第1ポゴピン610は、先端がバネで伸縮する導電性可動型プローブピンであって、その終端は、回路基板260に形成された配線630にはんだ付けされ、その先端は、回路基板260が筐体110に対して固定されている状態において、第1アンテナ510の一端に接触する。
第2ポゴピン620は、第1ポゴピン610と同様の、先端がバネで伸縮する導電性可動型プローブピンであって、その終端は、回路基板260に形成された配線640にはんだ付けされ、その先端は、回路基板260が筐体110に対して固定されている状態において、第2アンテナ520の一端に接触する。
図6に示されるように、第1アンテナ510は、第1ポゴピン610を介して、回路基板260に形成された配線630と電気的に接続され、第2アンテナ520は、第2ポゴピン620を介して、回路基板260に形成された配線640と電気的に接続される。
また、図示はしていないが、第3アンテナ530と第4アンテナ540とについても、第1アンテナ510、第2アンテナ520の場合と同様に、それぞれ、ポゴピンを介して、回路基板260に形成された配線のうちの1つと電気的に接続される。
図7は、携帯端末100の回路構成を示すブロック図である。
同図に示されるように、携帯端末100は、第1アンテナ510と、整合回路721と、第1グラウンド710と、第2アンテナ520と、整合回路722と、第2グラウンド720と、第3アンテナ530と、整合回路723と、第4アンテナ540と、整合回路724と、CPU261と、CDMA通信用LSI262と、LTE通信用LSI263と、メモリ264と、GPS通信用LSI265と、タッチパネルコントローラ266と、タッチパッド222と、液晶ディスプレイ224と、レシーバ230と、マイク240と、電池280とから構成される。
第1グラウンド710は、第1アンテナ510の接地に利用されるグラウンドであって、金属フレーム250と接続線270と配線800とからなるグラウンド構造体によって実現される。この第1グラウンド710は、第2グラウンド720と分離されており、さらに、第1アンテナ510以外の電子部品によって接地に利用されることがない。
ここで、第1グラウンド710と第2グラウンド720とが分離されているとは、第1グラウンド710と第2グラウンド720とが導体等によってDC結合されていない状態のことを言う。
第2グラウンド720は、第2アンテナ520の接地、第3アンテナ530の接地、第4アンテナ540の接地、CPU261の接地、CDMA通信用LSI262の接地、LTE通信用LSI263の接地、メモリ264の接地、GPS通信用LSI265の接地、タッチパネルコントローラ266の接地、タッチパッド222の接地、液晶ディスプレイ224の接地、レシーバ230の接地、マイク240の接地、及び電池280の負極の接続に利用されるグラウンドであって、グラウンドプレーン465とグラウンド接続ビア910と配線900とからなるグラウンド構造体によって実現される。
整合回路721〜整合回路724は、それぞれ、接続される端子間のインピーダンスをマッチングさせるための回路である。
整合回路721は、インダクタ731によって構成され、第1アンテナ510と第1グラウンド710とCDMA通信用LSI262とに接続される。
整合回路722は、インダクタ732によって構成され、第2アンテナ520と第2グラウンド720とLTE通信用LSI263とに接続される。
整合回路723は、インダクタ733によって構成され、第3アンテナ530と第2グラウンド720とCDMA通信用LSI262とLTE通信用LSI263とに接続される。
整合回路724は、インダクタ734によって構成され、第4アンテナ540と第2グラウンド720とGPS通信用LSI265とに接続される。
第1アンテナ510は、インダクタ731とCDMA通信用LSI262とに接続される。そして、インダクタ731を介して第1グラウンド710に接地されている。
図8は、第1アンテナ510が、インダクタ731を介して第1グラウンド710を実現する金属フレーム250に接地されている様子を示す模式図である。
同図に示されるように、第1アンテナ510は、第1ポゴピン610を介して、インダクタ731の一方の端子が接続される配線630に接続される。そして、インダクタ731の他方の端子は、配線800と接続線270とを介して、金属フレーム250に接続されている。このようにして、第1アンテナ510は、インダクタ731を介して第1グラウンド710に接地されている。
再び図7に戻って、携帯端末100の回路構成についての説明を続ける。
第2アンテナ520は、インダクタ732とLTE通信用LSI263とに接続される。そして、インダクタ732を介して第2グラウンド720に接地されている。
図9は、第2アンテナ520が、インダクタ732を介して第2グラウンド720を実現するグラウンドプレーン465に接地されている様子を示す模式図である。ここで、図9は、実際には直接視認できない、グラウンドプレーン465とグラウンド接続ビア910とについて、破線を用いてあたかも視認できるかのように図示している。
図9に示されるように、第2アンテナ520は、第2ポゴピン620を介して、インダクタ732の一方の端子が接続される配線640に接続される。そして、インダクタ732の他方の端子は、配線900とグラウンド接続ビア910を介して、グラウンドプレーン465に接続されている。このようにして、第2アンテナ520は、インダクタ732を介して第2グラウンド720に接地されている。
再び図7に戻って、携帯端末100の回路構成についての説明を続ける。
第3アンテナ530は、インダクタ733とCDMA通信用LSI262とLTE通信用LSI263とに接続される。そして、インダクタ733を介して第2グラウンド720に接地されている。第3アンテナ530の、インダクタ733を介してなされる第2グラウンド720への接地は、特に図示して説明はしないが、第2アンテナ520の、インダクタ732を介してなされる第2グラウンドへの接地と同様に、ポゴピンとグラウンド接続ビアとを介してグラウンドプレーン465に接続されることでなされている。
第4アンテナ540は、インダクタ734とGPS通信用LSI265とに接続される。そして、インダクタ734を介して第2グラウンド720に接地されている。第4アンテナ540の、インダクタ734を介してなされる第2グラウンド720への接地は、特に図示して説明はしないが、第2アンテナ520の、インダクタ732を介してなされる第2グラウンドへの接地と同様に、ポゴピンとグラウンド接続ビアとを介してグラウンドプレーン465に接続されることでなされている。
CDMA通信用LSI262は、第1アンテナ510とインダクタ731と第3アンテナ530とインダクタ733とCPU261とに接続され、CPU261によって制御される。そして、CPU261から送られて来た信号を、800MHz帯のCDMA通信用コーデックに準拠して符号化する符号処理機能と、符号化した信号を、800MHz帯のCDMA通信用信号に変調する変調機能と、変調した信号を、第1アンテナ510を利用して外部機器に送信する送信機能と、外部機器から送信された800MHz帯のCDMA通信用信号を、第1アンテナ510、又は/及び第3アンテナ530を利用して受信する受信機能と、受信した信号を復調する復調機能と、復調した信号を、800MHz帯のCDMA通信用コーデックに準拠して復号する復号処理機能とを有する。
CDMA通信用LSI262によって実現される機能のより詳細については、後程図面を用いて説明する。
LTE通信用LSI263は、第2アンテナ520とインダクタ732と第3アンテナ530とインダクタ733とCPU261とに接続され、CPU261によって制御される。そして、CPU261から送られて来た信号を、700MHz帯のLTE通信用コーデックに準拠して符号化する符号化機能と、符号化した信号を、700MHz帯のLTE通信用信号に変調する変調機能と、変調した信号を、第2アンテナ520を利用して外部機器に送信する送信機能と、外部機器から送信された700MHz帯のLTE通信用信号を、第2アンテナ520、又は/及び第3アンテナ530を利用して受信する受信機能と、受信した信号を復調する復調機能と、復調した信号を、700MHz帯のLTE通信用コーデックに準拠して復号する復号機能とを有する。
以下、CDMA通信用LSI262とLTE通信用LSI263とによって実現される機能について、図面を用いてより詳細に説明する。
図10は、CDMA通信用LSI262の機能構成と、LTE通信用LSI263の機能構成とを示すブロック図である。
同図に示されるように、CDMA通信用LSI262は、送受信分離部1011と、メイン受信部1012と、サブ受信部1013と、受信方式切替部1014と、復調部1015と、送信部1016と、変調部1017と、信号処理部1018とから構成される。そして、LTE通信用LSI263は、送受信分離部1021と、メイン受信部1022と、サブ受信部1023と、受信方式切替部1024と、復調部1025と、送信部1026と、変調部1027と、信号処理部1028とから構成される。
図10では、図面を簡略化するために、第1アンテナ510がCDMA通信用LSI262にあたかも直接接続されているように図示されているが、実際には、図7に示されるように、整合回路721を介して接続されている。第2アンテナ520、第3アンテナ530についても同様である。
送受信分離部1011は、第1アンテナ510と、メイン受信部1012と、送信部1016とに接続され、送信部1016から第1アンテナ510への送信経路と、第1アンテナ510からメイン受信部1012への受信経路とを電気的に分離する機能を有する。一例として、フィルタ群からなるデュプレクサによって実現される。
メイン受信部1012は、送受信分離部1011と、受信方式切替部1014とに接続され、第1アンテナ510を利用して、800MHz帯のCDMA通信用信号受信し、受信した信号を、受信方式切替部1014へ送る機能を有する。
サブ受信部1013は、第3アンテナ530と、受信方式切替部1014とに接続され、第3アンテナ530を利用して、800MHz帯のCDMA通信用信号受信し、受信した信号を、受信方式切替部1014へ送る機能を有する。
また、サブ受信部1013を実現する回路群は、後述するように、受信方式切替部1014によって、電力の供給と遮断とが制御される。そして、サブ受信部1013を実現する回路群への電力の供給が遮断されている場合には、サブ受信部1013を実現する回路群への電力が供給されている場合に比べて、CDMA通信用LSI262で消費される電力が削減されることとなる。
受信方式切替部1014は、メイン受信部1012と、サブ受信部1013と、復調部1015と、信号処理部1018とに接続され、以下の、第1受信信号合成機能と、第1受信信号単独出力機能と、第1サブ受信部電力制御機能とを有する。
第1受信信号合成機能は、信号処理部1018から送られて来るフレームエラーレート(後述。「FER」とも書く。)が所定値R1(例えば、5%)以上の場合に、メイン受信部1012から送られて来た信号とサブ受信部1013から送られて来た信号とを合成し、合成した信号を、復調部1015へ送る機能である。
第1受信信号単独出力機能は、信号処理部1018から送られて来るフレームエラーレートが所定値R1未満の場合に、メイン受信部1012から送られて来た信号を選択して復調部1015へ送る機能である。この際、例え、サブ受信部1013から信号が送られてきていたとしても、メイン受信部1012から送られて来た信号に、サブ受信部1013から送られて来た信号を合成することはしない。
なお、受信方式切替部1014は、信号処理部1018から送られて来るフレームエラーレートが所定値R1以上の場合であっても、所定時間T1(例えば、1秒)毎に、一定期間、メイン受信部1012から送られて来た信号とサブ受信部1013から送られて来た信号とを合成せずに、メイン受信部1012から送られて来た信号を選択して復調部1015へ送る。また、受信方式切替部1014は、携帯端末100が800MHz帯のCDMA通信用信号の受信を開始した直後の初期状態において、信号処理部1018から未だフレームエラーレートが送られてきていない期間には、メイン受信部1012から送られて来た信号とサブ受信部1013から送られて来た信号とを合成せずに、メイン受信部1012から送られて来た信号を選択して復調部1015へ送る。
第1サブ受信部電力制御機能は、信号処理部1018から送られて来るフレームエラーレートが所定値R1未満である場合に、サブ受信部1013を実現する回路群へ供給する電力を遮断して、サブ受信部1013を停止させ、信号処理部1018から送られて来るフレームエラーレートが所定値R1以上である場合に、サブ受信部1013を実現する回路群へ電力を供給して、サブ受信部1013を起動させる機能である。
復調部1015は、受信方式切替部1014と、信号処理部1018とに接続され、受信方式切替部1014から送られてきた、800MHz帯のCDMA通信用信号を復調し、復調した信号を信号処理部1018に送る機能を有する。
変調部1017は、信号処理部1018と、送信部1016とに接続され、信号処理部1018から送られて来た信号を、800MHz帯のCDMA通信用信号に変調し、変調した信号を送信部1016に送る機能を有する。
送信部1016は、変調部1017と、送受信分離部1011とに接続され、変調部1017から送られて来た信号を、第1アンテナ510を利用して送信する機能を有する。
信号処理部1018は、復調部1015と、変調部1017と、CPU261とに接続され、以下の、第1符号機能と、第1復号機能と、第1フレームエラーレート算出機能とを有する。
第1符号機能は、CPU261から送られて来た信号を、800MHz帯のCDMA通信用コーデックに準拠して符号化し、符号化した信号を変調部1017へ送る機能である。
第1復号機能は、復調部1015から送られて来た信号を、800MHz帯のCDMA通信用コーデックに準拠して復号し、復号した信号をCPU261へ送る機能である。
第1フレームエラーレート算出機能は、所定時間T1毎に、復号した信号における、フレーム単位の誤り発生率を示すフレームエラーレートを算出し、算出したフレームエラーレートを、受信方式切替部1014へ送る機能である。
送受信分離部1021は、第2アンテナ520と、メイン受信部1022と、送信部1026とに接続され、送信部1026から第2アンテナ520への送信経路と、第2アンテナ520からメイン受信部1022への受信経路とを電気的に分離する機能を有する。一例として、フィルタ群からなるデュプレクサによって実現される。
メイン受信部1022は、送受信分離部1021と、受信方式切替部1024とに接続され、第2アンテナ520を利用して、700MHz帯のLTE通信用信号受信し、受信した信号を、受信方式切替部1024へ送る機能を有する。
サブ受信部1023は、第3アンテナ530と、受信方式切替部1014とに接続され、第3アンテナ530を利用して、700MHz帯のLTE通信用信号受信し、受信した信号を、受信方式切替部1024へ送る機能を有する。
また、サブ受信部1023を実現する回路群は、後述するように、受信方式切替部1024によって、電力の供給と遮断とが制御される。そして、サブ受信部1023を実現する回路群への電力の供給が遮断されている場合には、サブ受信部1023を実現する回路群への電力が供給されている場合に比べて、LTE通信用LSI263で消費される電力が削減されることとなる。
受信方式切替部1024は、メイン受信部1022と、サブ受信部1023と、復調部1025と、信号処理部1028とに接続され、以下の、第2受信信号合成機能と、第2受信信号単独出力機能と、第2サブ受信部電力制御機能とを有する。
第2受信信号合成機能は、信号処理部1028から送られて来るフレームエラーレートが所定値R2(例えば、5%)以上の場合に、メイン受信部1022から送られて来た信号とサブ受信部1023から送られて来た信号とを合成し、合成した信号を、復調部1025へ送る機能である。
第2受信信号単独出力機能は、信号処理部1028から送られて来るフレームエラーレートが所定値R2未満の場合に、メイン受信部1022から送られて来た信号を選択して復調部1025へ送る機能である。この際、例え、サブ受信部1023から信号が送られてきていたとしても、メイン受信部1022から送られて来た信号に、サブ受信部1023から送られて来た信号を合成することはしない。
なお、受信方式切替部1024は、信号処理部1028から送られて来るフレームエラーレートが所定値R2以上の場合であっても、所定時間T2(例えば、1秒)毎に、一定期間、メイン受信部1022から送られて来た信号とサブ受信部1023から送られて来た信号とを合成せずに、メイン受信部1022から送られて来た信号を選択して復調部1025へ送る。また、受信方式切替部1024は、携帯端末100が700MHz帯のLTE通信用信号の受信を開始した直後の初期状態において、信号処理部1028から未だフレームエラーレートが送られてきていない期間には、メイン受信部1022から送られて来た信号とサブ受信部1023から送られて来た信号とを合成せずに、メイン受信部1022から送られて来た信号を選択して復調部1025へ送る。
第2サブ受信部電力制御機能は、信号処理部1028から送られて来るフレームエラーレートが所定値R2未満である場合に、サブ受信部1023を実現する回路群へ供給する電力を遮断して、サブ受信部1023を停止させ、信号処理部1028から送られて来るフレームエラーレートが所定値R2以上である場合に、サブ受信部1023を実現する回路群へ電力を供給して、サブ受信部1023を起動させる機能である。
復調部1025は、受信方式切替部1024と、信号処理部1028とに接続され、受信方式切替部1024から送られてきた、700MHz帯のLTE通信用信号を復調し、復調した信号を信号処理部1028に送る機能を有する。
変調部1027は、信号処理部1028と、送信部1026とに接続され、信号処理部1028から送られて来た信号を、700MHz帯のLTE通信用信号に変調し、変調した信号を送信部1026に送る機能を有する。
送信部1026は、変調部1027と、送受信分離部1021とに接続され、変調部1027から送られて来た信号を、第2アンテナ520を利用して送信する機能を有する。
信号処理部1028は、復調部1025と、変調部1027と、CPU261とに接続され、以下の、第2符号機能と、第2復号機能と、第2フレームエラーレート算出機能とを有する。
第2符号機能は、CPU261から送られて来た信号を、700MHz帯のLTE通信用コーデックに準拠して符号化し、符号化した信号を変調部1027へ送る機能である。
第2復号機能は、復調部1025から送られて来た信号を、700MHz帯のLTE通信用コーデックに準拠して復号し、復号した信号をCPU261へ送る機能である。
第2フレームエラーレート算出機能は、所定時間T2毎に、復号した信号における、フレーム単位の誤り発生率を示すフレームエラーレートを算出し、算出したフレームエラーレートを、受信方式切替部1024へ送る機能である。
再び図7に戻って、携帯端末100の回路構成についての説明を続ける。
GPS通信用LSI265は、第4アンテナ540とインダクタ734とCPU261とに接続され、CPU261によって制御される。そして、GPS用衛星から送信された1.5GHz帯のGPS通信用信号を、第4アンテナ540を利用して受信する受信機能と、受信した信号を復調する復調機能と、復調した信号を、1.5GHz帯のGPS通信用コーデックに準拠して復号する復号機能とを有する。
タッチパッド222は、タッチパネルコントローラ266に接続され、タッチパネルコントローラ266によって制御される透明なタッチパッドであって、携帯端末100を利用するユーザの接触操作を受け付ける機能を有する。このタッチパッド222は、液晶ディスプレイ224の表示面に重ね合わせられることでタッチパネル220を形成する。
液晶ディスプレイ224は、タッチパネルコントローラ266に接続され、タッチパネルコントローラ266によって制御される液晶ディスプレイであって、画像を表示する機能を有する。この液晶ディスプレイ224は、タッチパッド222をその表示面に重ね合わせられることでタッチパネル220を形成する。
タッチパネルコントローラ266は、CPU261とタッチパッド222と液晶ディスプレイ224とに接続され、CPU261によって制御され、CPU261から送られてくる画像信号に基づく画像を、液晶ディスプレイ224に表示させる表示機能と、携帯端末100を利用するユーザが、タッチパッド222を用いて行う接触操作を、電気信号に変換してCPU261に送る操作受付機能とを有する。
レシーバ230は、CPU261に接続され、CPU261によって制御され、CPU261から送られる電気信号を音声に変換して、変換した音声を、レシーバ孔130(図1、図2参照)を通して筐体110外部に出力する機能を有する。
マイク240は、CPU261に接続され、マイク孔140(図1、図2参照)を通して筐体110外部から入力される音声を電気信号に変換して、変換した電気信号をCPU261へ送る機能を有する。
メモリ264は、CPU261に接続され、CPU261の動作を規定するプログラムと、CPU261が利用するデータとを記憶する。
電池280は、CPU261と、CDMA通信用LSI262と、LTE通信用LSI263と、メモリ264と、GPS通信用LSI265と、タッチパネルコントローラ266と、タッチパッド222と、液晶ディスプレイ224と、レシーバ230と、マイク240とに電力を供給する。
CPU261は、CDMA通信用LSI262と、LTE通信用LSI263と、メモリ264と、GPS通信用LSI265と、タッチパネルコントローラ266と、レシーバ230と、マイク240とに接続される。そして、メモリ264に記憶されているプログラムを実行することで、これら接続される回路を制御して、携帯端末100に、従来のスマートフォンが有する、スマートフォンとしての一般的な機能と同等な機能、例えば、通話機能、インターネットサイト閲覧機能、メール送受信機能、待ち受け機能等を実現させる機能を有する。
以上のように構成される携帯端末100は、第1受信方式切替処理と、第2受信方式切替処理とを実行する。以下、これらの処理について、フローチャートを参照しながら説明する。
<動作>
<第1受信方式切替処理>
第1受信方式切替処理は、携帯端末100が、800MHz帯のCDMA通信用の信号を受信している期間において実行される処理であって、受信した信号のフレームエラーレートに応じて、その受信方式を、シングルアンテナ方式とダイバーシティアンテナ方式との間で切り替える処理である。
図11は、第1受信方式切替処理のフローチャートである。
第1受信方式切替処理は、携帯端末100が、800MHz帯のCDMA通信用信号の受信を開始することで開始される。
第1受信方式切替処理が開始されると、受信方式切替部1014は、受信方式切替部1014の状態を、メイン受信部1012から送られて来た信号を選択して復調部1015へ送る状態に設定する(ステップS1100)。
受信方式切替部1014がこのように設定されることで、復調部1015が、第1アンテナ510を利用して受信された信号を復調することとなるため、携帯端末100は、第1アンテナ510を利用したシングルアンテナ方式で800MHz帯のCDMA通信用の信号を受信することとなる(ステップS1110)。
復調部1015は、受信方式切替部1014から送られて来た信号を復調して、信号処理部1018に送り、信号処理部1018は、復調部1015から送られて来た信号を復号する。そして、信号処理部1018は、復号した信号におけるフレームエラーレートを算出して(ステップS1120)、算出したフレームエラーレートを受信方式切替部1014に送る。
受信方式切替部1014は、フレームエラーレートが送られて来ると、そのフレームエラーレートが、所定値R1以上であるか否かを調べる(ステップS1130)。
ステップS1130の処理において、フレームエラーレートが所定値R1以上である場合に(ステップS1130:Yes)、受信方式切替部1014は、サブ受信部1013を実現する回路群へ供給する電力が遮断されてサブ受信部1013が停止していれば、サブ受信部1013を実現する回路群へ電力を供給して、サブ受信部1013を起動させる(ステップS1140)。そして、受信方式切替部1014は、受信方式切替部1014の状態を、メイン受信部1012から送られて来た信号とサブ受信部1013から送られて来た信号とを合成して復調部1015へ送る状態に設定する(ステップS1150)。
受信方式切替部1014がこのように設定されることで、復調部1015が、第1アンテナ510を利用して受信された信号と第3アンテナ530を利用して受信された信号とが合成された信号を復調することとなるため、携帯端末100は、第1アンテナ510と第3アンテナ530とを利用したダイバーシティアンテナ方式で800MHz帯のCDMA通信用の信号を受信することとなる(ステップS1160)。
ステップS1130の処理において、フレームエラーレートが所定値R1以上でない場合に(ステップS1130:No)、受信方式切替部1014は、サブ受信部1013を実現する回路群に電力が供給されてサブ受信部1013が起動していれば、サブ受信部1013を実現する回路群へ供給する電力を遮断して、サブ受信部1013を停止させる(ステップS1170)。
サブ受信部1013を実現する回路群が停止することで、サブ受信部1013を実現する回路群が起動している状態よりも、携帯端末100の消費電力を低減させることができる。
ステップS1160の処理が終了した場合と、ステップS1170の処理が終了した場合とにおいて、受信方式切替部1014は、第1受信方式切替処理が開始された時点、又は前回所定時間T1の経過を計測した時点から、所定時間T1が経過すると(ステップS1180:Noを繰り返した後、ステップS1180:Yes)、携帯端末100は、再びステップS1100の処理に戻って、ステップS1100以降の処理を繰り返す。
<第2受信方式切替処理>
第2受信方式切替処理は、携帯端末100が、700MHz帯のLTE通信用の信号を受信している期間において実行される処理であって、受信した信号のフレームエラーレートに応じて、その受信方式を、シングルアンテナ方式とダイバーシティアンテナ方式との間で切り替える処理である。
図12は、第2受信方式切替処理のフローチャートである。
第2受信方式切替処理は、携帯端末100が、700MHz帯のLTE通信用信号の受信を開始することで開始される。
第2受信方式切替処理が開始されると、受信方式切替部1024は、受信方式切替部1024の状態を、メイン受信部1022から送られて来た信号を選択して復調部1025へ送る状態に設定する(ステップS1200)。
受信方式切替部1024がこのように設定されることで、復調部1025が、第1アンテナ510を利用して受信された信号を復調することとなるため、携帯端末100は、第2アンテナ520を利用したシングルアンテナ方式で700MHz帯のLTE通信用の信号を受信することとなる(ステップS1210)。
復調部1025は、受信方式切替部1024から送られて来た信号を復調して、信号処理部1028に送り、信号処理部1028は、復調部1025から送られて来た信号を復号する。そして、信号処理部1028は、復号した信号におけるフレームエラーレートを算出して(ステップS1220)、算出したフレームエラーレートを受信方式切替部1024に送る。
受信方式切替部1024は、フレームエラーレートが送られて来ると、そのフレームエラーレートが、所定値R2以上であるか否かを調べる(ステップS1230)。
ステップS1230の処理において、フレームエラーレートが所定値R2以上である場合に(ステップS1230:Yes)、受信方式切替部1024は、サブ受信部1023を実現する回路群へ供給する電力が遮断されてサブ受信部1023が停止していれば、サブ受信部1023を実現する回路群へ電力を供給して、サブ受信部1023を起動させる(ステップS1240)。そして、受信方式切替部1024は、受信方式切替部1024の状態を、メイン受信部1022から送られて来た信号とサブ受信部1023から送られて来た信号とを合成して復調部1025へ送る状態に設定する(ステップS1250)。
受信方式切替部1024がこのように設定されることで、復調部1025が、第2アンテナ520を利用して受信された信号と第3アンテナ530を利用して受信された信号とが合成された信号を復調することとなるため、携帯端末100は、第2アンテナ520と第3アンテナ530とを利用したダイバーシティアンテナ方式で700MHz帯のLTE通信用の信号を受信することとなる(ステップS1260)。
ステップS1230の処理において、フレームエラーレートが所定値R2以上でない場合に(ステップS1230:No)、受信方式切替部1024は、サブ受信部1023を実現する回路群に電力が供給されてサブ受信部1023が起動していれば、サブ受信部1023を実現する回路群へ供給する電力を遮断して、サブ受信部1023を停止させる(ステップS1270)。
サブ受信部1023を実現する回路群が停止することで、サブ受信部1023を実現する回路群が起動している状態よりも、携帯端末100の消費電力を低減させることができる。
ステップS1260の処理が終了した場合と、ステップS1270の処理が終了した場合とにおいて、受信方式切替部1024は、第1受信方式切替処理が開始された時点、又は前回所定時間T2の経過を計測した時点から、所定時間T2が経過すると(ステップS1280:Noを繰り返した後、ステップS1280:Yes)、携帯端末100は、再びステップS1200の処理に戻って、ステップS1200以降の処理を繰り返す。
<補足>
以上、本発明に係る携帯端末の実施形態について、実施の形態において、携帯端末100を例示して説明したが、以下のように変形することも可能であり、本発明は、実施の形態において例示した携帯端末100に限られないことはもちろんである。
(1)実施の形態において、携帯端末100は、第1アンテナ510が800MHz帯のCDMA通信方式による通信に利用されるアンテナであって、第2アンテナ520が700MHz帯のLTE通信方式による通信に利用されるアンテナである構成の例であるとして説明した。しかしながら、必ずしも、第1アンテナ510が800MHz帯のCDMA通信方式による通信に利用されるアンテナであって、第2アンテナ520が700MHz帯のLTE通信方式による通信に利用されるアンテナである構成に限定されない。一例として、第1アンテナ510が2.0GHz帯のCDMA通信方式による通信に利用されるアンテナであって、第2アンテナ520が2.0GHz帯のLTE通信方式に利用されるアンテナである構成の例が考えられる。また、別の一例として、第1アンテナ510が700MHz帯のLTE通信方式による通信に利用されるアンテナであって、第2アンテナ520が800MHz帯のCDMA通信方式による通信に利用されるアンテナである構成の例が考えられる。また、さらに別の一例として、第1アンテナ510が2.4GHz帯のブルートゥース通信方式による通信に利用されるアンテナであって、第2アンテナ520が5.0GHz帯のWiFi通信方式による通信に利用されるアンテナである構成の例等が考えられる。
(2)実施の形態において、携帯端末100は、第1グラウンド710が金属フレーム250によって実現される構成の例であるとして説明した。しかしながら、第1グラウンド710が、第2グラウンド720から分離され、第1アンテナ510のグラウンドとして機能することができる導電性の物体によって実現されれば、必ずしも、金属フレーム250によって実現される構成に限定されない。一例として、回路基板260が、グラウンドプレーン465に対して分離された別のグラウンドプレーンを形成する第4配線層をさらに備えており、第1グラウンド710が、その、第4配線層に形成された別のグラウンドプレーンによって実現される構成の例等が考えられる。
(3)実施の形態において、携帯端末100は、第1アンテナ510と第2アンテナ520とが筐体110の第1側面に張り付けられて配置されている構成の例であるとして説明した。しかしながら、第1アンテナ510と第2アンテナ520とが、携帯端末100が基地局と通信するにあたって不適切な位置に配置されていなければ、必ずしも、筐体110の第1側面に張り付けられて配置されている構成に限られない。
(4)実施の形態において、携帯端末100は、第1アンテナ510と第2アンテナ520とが、それぞれ、モノポールアンテナである構成の例であるとして説明した。しかしながら、第1アンテナ510と第2アンテナ520とが、それぞれ、グラウンドを接地として利用するアンテナであれば、必ずしも、モノポールアンテナである構成に限られない。
(5)実施の形態において、携帯端末100は、800MHz帯のCDMA通信用の信号を受信する場合、及び、700MHz帯のLTE通信用の信号を受信する場合に、受信した信号のフレームエラーレートに応じて、その受信方式をシングルアンテナ方式とダイバーシティアンテナ方式との間で切り替える構成の例であるとして説明した。しかしながら、受信における通信品質に応じて、受信方式をシングルアンテナ方式とダイバーシティアンテナ方式との間で切り替えることができれば、必ずしも、受信した信号のフレームエラーレートに応じて、その受信方式を、シングルアンテナ方式とダイバーシティアンテナ方式との間で切り替える構成に限られない。一例として、受信した信号のRSSI(Received Signal Strength Indicator)の値に応じて、受信方式をシングルアンテナ方式とダイバーシティアンテナ方式との間で切り替える構成の例等が考えられる。
(6)実施の形態において、携帯端末100は、整合回路721がインダクタ731によって構成される構成の例であるとして説明した。しかしながら、接続される端子間のインピーダンスをマッチングさせることができれば、必ずしも、整合回路721がインダクタ731によって構成される構成に限られない。一例として、インダクタとキャパシタとの組み合わせによって実現される構成の例が考えられる。また、別の一例として、キャパシタのみによって実現される構成の例等が考えられる。
整合回路722〜整合回路724についても同様のことが言える。
(7)実施の形態において、携帯端末100は、いわゆるスマートフォンであるとして説明した。しかしながら、複数のアンテナを備える携帯端末であれば、必ずしも、いわゆるスマートフォンである必要はない。一例として、複数のアンテナを備える折り畳み式携帯電話である例等が考えられる。
(8)実施の形態において、携帯端末100は、第1グラウンド710を実現するグラウンド構造体が、金属フレーム250と接続線270と配線800とからなるとして説明した。しかしながら、これら金属フレーム250と接続線270と配線800とに加えて、インダクタ731をも含めてグラウンド構造体と称しても構わない。また、これら金属フレーム250と接続線270と配線800とに加えて、インダクタ731と配線630と第1ポゴピン610とをも含めてグラウンド構造体と称しても構わない。
また、実施の形態において、携帯端末100は、第2グラウンド720を実現するグラウンド構造体が、グラウンドプレーン465とグラウンド接続ビア910と配線900とからなるとして説明した。しかしながら、これらグラウンドプレーン465とグラウンド接続ビア910と配線900とに加えて、インダクタ732をも含めてグラウンド構造体と称しても構わない。また、これらグラウンドプレーン465とグラウンド接続ビア910と配線900とに加えて、インダクタ732と配線640と第2ポゴピン620とをも含めてグラウンド構造体と称しても構わない。
(9)上記実施の形態及び上記変形例を適宜組み合わせるとしてもよい。
本発明に係る携帯端末は、複数のアンテナを備える機器に広く利用することができる。
510 第1アンテナ
520 第2アンテナ
530 第3アンテナ
710 第1グラウンド
720 第2グラウンド
721 整合回路
722 整合回路
723 整合回路
261 CPU
262 CDMA通信用LSI
263 LTE通信用LSI
264 メモリ
266 タッチパネルコントローラ
220 タッチパネル

Claims (5)

  1. 第1の周波数帯を利用して、当該第1の周波数帯を利用する外部機器と通信し、第2の周波数帯を利用して、当該第2の周波数帯を利用する外部機器と通信する携帯端末であって、
    前記第1の周波数帯を利用して行われる通信に利用される第1のアンテナと、
    前記第1のアンテナの接地に利用される第1のグラウンド構造体と、
    前記第2の周波数帯を利用して行われる通信に利用される第2のアンテナと、
    前記第2のアンテナの接地に利用される第2のグラウンド構造体とを備え、
    前記第1のグラウンド構造体と前記第2のグラウンド構造体とは分離され、
    前記第1のグラウンド構造体を接地に利用する電子部品は、前記第1のアンテナに限定される
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 電子部品を装着する回路基板と、
    ディスプレイとを備え、
    前記第1のグラウンド構造体は、前記ディスプレイを保護するための金属製フレームを含み、
    前記第2のグラウンド構造体は、前記回路基板に形成された、前記回路基板に装着される電子部品の接地に利用されるグラウンドプレーンを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記第1の周波数帯を利用して行われる通信は、CDMA(Code Division Multiple Access)通信方式を利用する通信であり、
    前記第2の周波数帯を利用して行われる通信は、LTE(Long Term Evolution)通信方式を利用する通信である
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  4. 前記第1の周波数帯を利用して行われる受信、又は前記第2の周波数帯を利用して行われる受信に利用され得る第3のアンテナと、
    前記第3のアンテナが利用されずに、前記第1のアンテナが利用されて前記第1の周波数帯の信号が受信される場合において、受信される受信信号の品質が所定の基準を満たさないときに、前記第3のアンテナを利用すると判定し、当該品質が当該所定の基準を満たすときに、前記第3のアンテナを利用しないと判定する第1の判定部と、
    前記第1の判定部によって前記第3のアンテナを利用すると判定された場合に、前記第1のアンテナと前記第3のアンテナとを利用するダイバーシティ方式で、前記第1の周波数帯の信号を受信し、前記第1の判定部によって前記第3のアンテナを利用しないと判定された場合に、前記第3のアンテナを利用せずに、前記第1のアンテナを利用して前記第1の周波数帯の信号を受信する第1の受信部と、
    前記第3のアンテナが利用されずに、前記第2のアンテナが利用されて前記第2の周波数帯の信号が受信される場合において、受信される受信信号の品質が所定の基準を満たさないときに、前記第3のアンテナを利用すると判定し、当該品質が当該所定の基準を満たすときに、前記第3のアンテナを利用しないと判定する第2の判定部と、
    前記第2の判定部によって前記第3のアンテナを利用すると判定された場合に、前記第2のアンテナと前記第3のアンテナとを利用するダイバーシティ方式で、前記第2の周波数帯の信号を受信し、前記第1の判定部によって前記第3のアンテナを利用しないと判定された場合に、前記第3のアンテナを利用せずに、前記第1のアンテナを利用して前記第2の周波数帯の信号を受信する第2の受信部とを備え、
    前記第3のアンテナは、前記第1のグラウンド構造体を接地に利用せずに、前記第2のグラウンド構造体を接地に利用する
    ことを特徴とする請求項3記載の携帯端末。
  5. 前記ディスプレイの表示面を含む、略長方形の主平面を有する略直方体の筐体を備え、
    前記第1のアンテナと前記第2のアンテナと前記第3のアンテナとは、モノポールアンテナであり、
    前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとは、前記筐体の内面のうち、前記主平面の短辺側側面の一方に配置され、
    前記第3のアンテナは、前記筐体の内面のうち、前記主平面の短辺側側面の他方に配置される
    ことを特徴とする請求項4記載の携帯端末。
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