JP2003059988A - 半導体装置の欠陥検出法および装置 - Google Patents

半導体装置の欠陥検出法および装置

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JP2003059988A JP2001243373A JP2001243373A JP2003059988A JP 2003059988 A JP2003059988 A JP 2003059988A JP 2001243373 A JP2001243373 A JP 2001243373A JP 2001243373 A JP2001243373 A JP 2001243373A JP 2003059988 A JP2003059988 A JP 2003059988A
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Shinji Fujii
眞治 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の微細な欠陥箇所を、ラマン分光
法により高精度で検出する。 【解決手段】 半導体装置の表面に陽極酸化膜を形成
し、次にその陽極酸化膜を形成した領域にレーザー光を
照射してラマン散乱光を発生させる。このラマン散乱光
のラマンスペクトルにより陽極酸化膜を形成した領域に
おける欠陥箇所を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の欠陥
検出法および装置に関するものであり、詳しくは、ラマ
ン分光法による半導体装置の欠陥箇所の欠陥検出法およ
びその測定に用いられる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】振動数f0のレーザーを試料に入射し、
試料より発生する散乱光を観測したときに、その強度を
縦軸に、振動数を横軸にとると、振動数f0の箇所に強
い強度が得られ、それ以外にも試料の分子振動に起因し
てf0±fに不連続に弱いピークが観測される。
【0003】ラマン分光法とは、この弱い散乱を利用し
た分光法をいう。散乱光のピークの周波数から試料の定
性分析がなされ、また、その強度から定量分析がなされ
る。
【0004】ここで入射光と同じ振動数f0で振動する
散乱光をレイリー線、また、振動数f0−fで振動する
散乱光をストークスラマン線、さらに、振動数f0+f
で振動する散乱光をアンチストークスラマン線と呼ぶ。
この内、分析には通常アンチストークスラマン線が用い
られる。
【0005】ところで、半導体装置において、シリコン
基板の結晶欠陥等、構造上の欠陥が発生すると、欠陥箇
所の近傍の格子が歪んで振動状態が変わり、そのフォノ
ン(格子振動)に影響されてラマン散乱光のピークの周
波数がシフトする。この現象を利用し、ラマン分光法に
よって半導体装置の構造上の欠陥を定量化することがで
きる。
【0006】この技術については、例えば、Solid
State Electronics,Vol.23
(1980)に記載されている。本文献のP31〜33
に、ラマンシフト(入射光f0に対する散乱光f0±fに
おいて、シフト量±fをいう)と、前記した応力τとの
関係について、下式で与えられる旨が記載されている。
【0007】τ(kbarr)=2.49×109×|
±f|(dyne/cm2
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年著しく回路配線の
高集積化が進行しつつある半導体装置においては、結晶
の欠陥や配線の短絡による欠陥箇所の大きさは0.5μ
m程度、またはそれ以下の非常に微細なものとなってい
る。
【0009】しかし、上述したラマン分光法による従来
技術では、波長488.0nmのArレーザーを用いて
も最小分解能は1μm程度に過ぎないため、半導体装置
において、サブミクロンからナノメータオーダーの欠陥
箇所で発生する微小な応力を検出し、装置上に生じた欠
陥を定量的に把握することは、事実上不可能であった。
【0010】本発明は、半導体装置上のシリコン基板や
回路配線の微細な欠陥箇所において発生する応力を、ラ
マン分光法により高精度で検出する半導体装置の欠陥検
出法、およびその測定に用いられる装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体装置の欠陥検出法においては、次の
いずれかの方法を採用する。即ち、半導体装置の表面に
陽極酸化膜を形成し、次にその陽極酸化膜を形成した領
域にレーザー光を照射してラマン散乱光を発生させ、こ
の散乱光のラマンスペクトルにより陽極酸化膜を形成し
た領域における欠陥箇所を検出する方法、または、半導
体装置上の回路配線の複数の端子間に電圧を印加し、次
にその回路配線が形成された面側から電圧が印加された
回路配線にレーザー光を照射してラマン散乱光を発生さ
せ、そのラマンスペクトルにより電圧が印加された回路
配線における欠陥箇所を検出する方法である。
【0012】また、上記目的を達成するために、本発明
の半導体装置の欠陥検出装置においては、次のいずれか
の装置を採用する。即ち、光源と、この光源から発生し
た光を集光して半導体装置に照射する入射光学系と、こ
の半導体装置に光を照射する前にこの装置を所定位置に
移動するステージと、その半導体装置より発生するラマ
ン散乱光を検出する分光検出器と、検出した光の波長の
データーを解析するコンピューターとを備え、さらに半
導体装置に光を照射する以前に前記光を照射する領域の
表面に陽極酸化膜を形成する手段を備える半導体装置の
欠陥検出装置、または、光源と、この光源から発生した
光を集光して半導体装置に照射する入射光学系と、この
半導体装置上の回路配線に光を照射する前にこの装置を
所定位置に移動するステージと、その回路配線より発生
するラマン散乱光を検出する分光検出器と、検出した光
の波長のデーターを解析するコンピューターとを備え、
さらに半導体装置上の回路配線に光を照射する際に前記
光を照射する回路配線の複数の端子間に電圧を印加する
手段を備える半導体装置の欠陥検出装置である。
【0013】それらにより、半導体装置のシリコン基板
の欠陥箇所に内在する応力が強調され、サブミクロンか
らナノメータオーダの微細な欠陥箇所を、ラマン分析法
により高精度で検出することが可能となる。
【0014】また、本発明の半導体装置の欠陥検出法に
おいては、半導体装置上の回路配線にレーザー光を照射
して得られるラマン散乱光の透過が可能となるように、
半導体装置において、回路配線が形成された面の反対面
側から半導体装置のシリコン基板を研磨してレーザー光
を照射する領域周辺の厚さを薄くし、次にその領域に形
成された回路配線の複数の端子間に電圧を印加し、次に
回路配線が形成された面の反対面側から電圧が印加され
た回路配線にレーザー光を照射してラマン散乱光を発生
させ、そのラマンスペクトルにより電圧が印加された回
路配線における欠陥箇所を検出するのが好ましい。
【0015】さらに、本発明では、前記した半導体装置
の欠陥検出装置において、半導体装置上の回路配線に光
を照射して得られるラマン散乱光の透過が可能となるよ
うに半導体装置のシリコン基板の厚さを回路配線が形成
された面の反対面側から薄くする手段を備えるのが好ま
しい。
【0016】それらにより、半導体装置の上層領域に形
成された回路配線の影響をうけることなく半導体装置の
最表面に形成された回路配線の欠陥箇所が検出できるよ
うになる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明による、第一の実施の形態
について、以下、図面を用いて説明する。
【0018】(第一の実施の形態)図1に本実施の形態
に係る装置の概略を示す。Arレーザー光源100(波
長488.0nm)から発生した光線101が、試料1
04の表面に照射されるように、入射光学系103(偏
光子、レンズ系、絞り)を構成する。また、試料104
の上方に、ビームスプリッタ102とミラー7を試料1
04の表面に対して垂直な線上に配設し、さらに反射さ
れた散乱光106が入射するように、その方向にラマン
分光検出器108を配設して検出光学系を構成する。
【0019】試料104には、例えば、P型、面方位
(100)、抵抗率10〜15Ω・cmの、表面に膜厚
100nmの熱酸化膜が形成されたシリコン基板を用い
る。試料104は、円形状で上面が開いた構造のセル1
10(容量2ml)内で陽極酸化液111に浸漬し、セ
ル110ごと、圧電アクチュエーターによりサブミクロ
ンオーダーの精度で位置決めが可能なX−Yステージ1
05上に設置する。セル110には、陽極酸化液の入替
のために液保管槽114と使用済液保管槽115とを配
管とバルブを介して接続する。ここで、液保管槽114
には、N−メチルアセトアミド(N−Methylacetamid
e)300cc、硝酸カリウム1.2g、および水4.
5ccの混合液よりなる陽極酸化液111を貯溜する。
【0020】セル110では、陽極酸化液111中、X
−Yステージ105を陽極とし、対向電極112(白
金)を陰極として定電圧定電流源113により試料10
4を陽極酸化処理する。ここでの陽極酸化処理には、例
えば特許第3130177号に記載された方法が適用で
きる。
【0021】試料104と対向電極112との間には、
定電圧定電流源113に対して直列に電流計を、並列に
電圧計をそれぞれ接続する。この定電圧定電流源113
には、出力電圧0〜360V、出力電流0〜220mA
の規格のものが使用できる。
【0022】この装置を用いて、試料104(シリコン
基板)にArレーザーを照射し、ラマン分光法により試
料104上の欠陥箇所を検出する。試料104は、次の
ように前処理する。即ち、まず、エネルギー50keV
で加速したボロンイオンを表面に形成された熱酸化膜を
通過させてドーズ量3×1014cm-2で試料に注入す
る。次に、900℃で10秒間熱処理し、次にフッ酸を
用いて試料から熱酸化膜を除去する。この処理により、
透過型電子顕微鏡によって試料表面から深さ120nm
の位置に、いわゆる注入二次欠陥が形成されていること
が確認できる。
【0023】次に、試料104に陽極酸化膜116を次
のように形成する。即ち、液保管槽114より陽極酸化
液111を陽極酸化用のセル110に導入し、定電圧定
電流電源113の出力電流を10mAに設定して陽極酸
化する。このとき、前記した電圧計の指示値は64V、
電流計の指示値は10mAとなる。この状態で陽極酸化
が進むと、電圧は徐々に増加するが、電流値が10mA
で一定となるように定電圧定電流電源113を調節す
る。さらに、その後、電圧計の表示が269Vになった
ところで通電を停止する。
【0024】それにより、電圧の変動量(最終電圧値−
初期電圧値)が205Vのときに、厚さ約130nmの
陽極酸化膜116が、試料のシリコン基板上に形成され
る。なお、このときの被陽極酸化面積は1.2cm2
あり、酸化膜成長速度は2.5nm/分である。
【0025】次いで、陽極酸化膜116を形成した試料
に対してArレーザー光源100から、波長488.0
nmのArレーザーを、入射光学系103を通して照射
する。さらに、試料104から発生した散乱光106
を、ビームスプリッター102を透過させ、ミラー10
7で反射して、ラマン分光検出器108へ導入する。次
に、散乱光は、回折格子よりなる分光器で分光され、そ
の波長の情報が位置情報に変換され、この位置情報をC
CD素子によって検出し、得られたデーターをコンピュ
ーター109で処理して結果を出力する。
【0026】ここで、分光器には、ストークス線、アン
チストークス線、およびレイリー線よりなるラマン散乱
光が入射するが、アンチストークス線以外は、フィルタ
ーおよび分光器により除去され、アンチストークス線の
みがラマン分光検出器108により検出される。
【0027】本実施の形態のように陽極酸化処理を施す
と、欠陥のある結晶の近傍では酸素原子が侵入し易くな
って、形成される陽極酸化膜は厚くなる(ただし、欠陥
が析出物を伴うものであると、析出物の近傍での酸化膜
はやや薄くなる場合がある)。この陽極酸化膜の膜厚に
比例してシリコン基板で結晶欠陥が生じた欠陥箇所に内
在する応力が強調されるため、Arレーザーを使用した
ラマン分光法によって、そのような欠陥箇所が検出され
る。
【0028】本実施の形態によれば、試料を陽極、白金
を陰極として両電極間に直流電圧を印加して室温で試料
の表面に酸化膜を形成する陽極酸化法により、試料の処
理が室温で実施でき、シリコン基板の欠陥箇所の検出に
あたって、当該欠陥に及ぼす温度の影響を極力排除でき
る。
【0029】さらに、本実施の形態によれば、陽極酸化
膜の膜厚に比例してシリコン基板の欠陥箇所に内在する
応力が強調されるために、従来は検出できなかったシリ
コン基板の欠陥箇所がラマン分光法によって検出できる
ようになる。
【0030】図2および図3に、試料(シリコン基板)
上の欠陥箇所におけるシリコン格子のラマンスペクトル
を示す。ここで図2は、本実施の形態のものを示し、図
3は、陽極酸化処理をしていない、比較用試料のそれを
示す。
【0031】ここで、ピークの半値幅は、図2のラマン
スペクトルで6.3cm-1、図3のそれで7.2cm-1
であり、本実施の形態では半値幅は小さくなって信号の
強度が高くなっており、より微小な応力が検出できるよ
うになる。
【0032】なお、本実施の形態では、陽極酸化法によ
り試料の表面に酸化膜を形成しているが、発煙硝酸や硝
酸等の酸化性水溶液に浸したり、半導体装置製造工程で
通常用いられる酸素プラズマに曝したりして試料の表面
に酸化膜を形成しても良い。
【0033】本発明による、第二の実施の形態につい
て、以下、図面を用いて説明する。
【0034】(第二の実施の形態)図4に本実施の形態
に係る装置の概略を示す。この装置は、陽極酸化に使用
する器材を使用せず、その代わりに半導体装置駆動用電
源402により、半導体装置401上の回路配線の複数
の端子間に電圧を印加できるようにしていること以外
は、第一の実施の形態における装置とほぼ同様の構成で
ある。
【0035】この装置を用いて、半導体装置401に半
導体装置駆動用電源402により電圧5Vを印加すると
同時に、X−Yステージ105を走査し、試料の半導体
装置401を移動させて、回路配線の電圧を印加した部
分にArレーザーを照射し、第一の実施の形態と同様に
ラマン分光法により半導体装置401上の回路配線の欠
陥箇所を検出する。
【0036】本実施の形態によれば、半導体装置401
上の回路配線の複数の端子間に電圧を印加して通電する
ことから、回路配線が短絡等して構造上の欠陥を生じた
箇所でジュール熱により発熱し、その近辺のシリコン基
板の温度が上昇して、その部分に内在する応力が強調さ
れるため、従来は検出できなかった半導体装置401上
の回路配線の欠陥箇所がラマン分光法によって検出でき
るようになる。
【0037】また、本実施の態様においては、例えばレ
ーザー走査ラマン顕微鏡を用いることにより、半導体装
置401に半導体装置駆動用電源402により電圧5V
を印加すると同時に、X−Yステージ105を走査しな
がら、半導体装置上で回路配線が形成された面の反対面
側からレーザーを照射して反射光のイメージを得るのが
好ましい。なお、ここでは、光源として波長1080.
0nmのYAGレーザーを用いるのが好ましいが、強い
散乱光を得るために、例えば、レーザーを照射する領域
のシリコン基板の厚さが5μm程度になるまで反対面側
から機械式研磨法等で研磨することができる。
【0038】このようにレーザーを照射する領域のシリ
コン基板を薄くすることにより、赤外光領域のレーザー
より波長の短いラマン散乱光が、シリコン基板を透過す
るようになり、そのラマン散乱光がラマン分光検出器で
検知できるようになる。また、これにより、反射光のイ
メージ上に散乱光のイメージを重畳させることができ、
半導体装置の上層領域に形成された回路配線の影響をう
けることなくシリコン基板の最表面に形成された回路配
線の欠陥箇所が検出できるようになる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、半導体装置上のシリコ
ン基板や回路配線における、サブミクロンからナノメー
タオーダの微細な欠陥箇所を、ラマン分析法によって高
精度で検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態による検出装置の概略
断面図
【図2】本発明によるラマンスペクトルを示すグラフ
【図3】従来技術によるラマンスペクトルを示すグラフ
【図4】本発明の第二の実施形態による検出装置の概略
断面図
【符号の説明】
100 Arレーザー光源(波長488.0nm) 101 光線 102 ビームスプリッタ 103 入射光学系 104 試料(シリコン基板) 105 X−Yステージ 106 散乱光 107 ミラー 108 ラマン分光検出器 109 コンピュータ 110 セル(陽極酸化用) 111 陽極酸化液 112 対向電極(白金) 113 定電圧定電流源 114 液保管槽 115 使用済液保管槽 116 陽極酸化膜 401 試料(半導体装置) 402 半導体装置駆動用電源
フロントページの続き Fターム(参考) 2G043 AA03 CA05 DA06 EA03 GA07 GB19 HA01 HA07 HA09 HA15 JA04 KA02 KA05 KA09 LA03 NA01 2G051 AA51 AA65 AB02 BA10 BA11 CA03 CB05 CC15 DA07 4M106 AA01 BA05 BA14 CA40 CB19 DB03 DB08 DH58 DJ11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の表面に陽極酸化膜を形成
    し、次に前記陽極酸化膜を形成した領域にレーザー光を
    照射してラマン散乱光を発生させ、前記散乱光のラマン
    スペクトルにより前記領域における欠陥箇所を検出する
    ことを特徴とする半導体装置の欠陥検出法。
  2. 【請求項2】 半導体装置上の回路配線の複数の端子間
    に電圧を印加し、次に前記回路配線が形成された面側か
    ら前記電圧を印加した回路配線にレーザー光を照射して
    ラマン散乱光を発生させ、前記散乱光のラマンスペクト
    ルにより前記回路配線における欠陥箇所を検出すること
    を特徴とする半導体装置の欠陥検出法。
  3. 【請求項3】 光源と、この光源から発生した光を集光
    して半導体装置に照射する入射光学系と、前記装置に光
    を照射する前に前記装置を所定位置に移動するステージ
    と、前記装置より発生するラマン散乱光を検出する分光
    検出器と、前記検出した光の波長のデーターを解析する
    コンピューターとを備える半導体装置の欠陥検出装置で
    あって、前記装置に光を照射する以前に前記光を照射す
    る領域の表面に陽極酸化膜を形成する手段を備えること
    を特徴とする半導体装置の欠陥検出装置。
  4. 【請求項4】 光源と、この光源から発生した光を集光
    して半導体装置に照射する入射光学系と、前記装置の回
    路配線に光を照射する前に前記装置を所定位置に移動す
    るステージと、前記回路配線より発生するラマン散乱光
    を検出する分光検出器と、前記検出した光の波長のデー
    ターを解析するコンピューターとを備える半導体装置の
    欠陥検出装置であって、前記装置上の回路配線に光を照
    射する際に前記光を照射する回路配線上の複数の端子間
    に電圧を印加する手段を備えることを特徴とする半導体
    装置の欠陥検出装置。
  5. 【請求項5】 半導体装置上の回路配線にレーザー光を
    照射して得られるラマン散乱光の透過が可能となるよう
    に、前記回路配線が形成された面の反対面側から前記装
    置を研磨して前記装置においてレーザー光を照射する領
    域周辺の厚さを薄くし、次に前記領域に形成された回路
    配線の複数の端子間に電圧を印加し、次に前記反対面側
    から前記領域にレーザー光を照射してラマン散乱光を発
    生させ、前記散乱光のラマンスペクトルにより前記回路
    配線における欠陥箇所を検出することを特徴とする半導
    体装置の欠陥検出法。
  6. 【請求項6】 半導体装置上の回路配線に光を照射して
    得られるラマン散乱光の透過が可能となるように前記装
    置の厚さを前記回路配線が形成された面の反対面側から
    薄くする手段を備えることを特徴とする請求項4に記載
    の半導体装置の欠陥検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004325346A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ピンホール検出方法及びメンブレインエレクトロードアッセンブリの生産方法
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