JP2003059801A - 露光装置及び露光方法 - Google Patents
露光装置及び露光方法Info
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- JP2003059801A JP2003059801A JP2001246214A JP2001246214A JP2003059801A JP 2003059801 A JP2003059801 A JP 2003059801A JP 2001246214 A JP2001246214 A JP 2001246214A JP 2001246214 A JP2001246214 A JP 2001246214A JP 2003059801 A JP2003059801 A JP 2003059801A
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- JP
- Japan
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- exposure
- collimator
- ray
- light source
- mask
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70058—Mask illumination systems
- G03F7/70141—Illumination system adjustment, e.g. adjustments during exposure or alignment during assembly of illumination system
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】マスクパターンの投影像の転写位置を高精度化
し、スループットを向上させつつより微細な半導体デバ
イスを製造する。 【解決手段】コリメータ21の姿勢、位置と露光画角内
の強度分布との関係をコリメータ位置制御装置24が記
憶する。コリメータ21は、画角内の強度が均一になる
位置、姿勢に位置決めされるように、コリメータ位置制
御装置24がアクチュエータ22へ指令を出し、位置制
御される。装置が稼動し、露光が行われている時、光源
位置センサ23は、常に光源12の位置を計測し、コリ
メータ位置制御装置24は、露光画角内での露光光の強
度分布が均一になるように、あらかじめ計測された強度
分布のデータに基づいて、コリメータ21の位置を制御
する。
し、スループットを向上させつつより微細な半導体デバ
イスを製造する。 【解決手段】コリメータ21の姿勢、位置と露光画角内
の強度分布との関係をコリメータ位置制御装置24が記
憶する。コリメータ21は、画角内の強度が均一になる
位置、姿勢に位置決めされるように、コリメータ位置制
御装置24がアクチュエータ22へ指令を出し、位置制
御される。装置が稼動し、露光が行われている時、光源
位置センサ23は、常に光源12の位置を計測し、コリ
メータ位置制御装置24は、露光画角内での露光光の強
度分布が均一になるように、あらかじめ計測された強度
分布のデータに基づいて、コリメータ21の位置を制御
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ICやL
SI等の半導体チップ、液晶パネル等の表示素子、磁気
ヘッド等の検出素子、或いはCCD等の撮像素子などの
各種デバイスの製造に利用される露光装置及び露光方法
に関する。
SI等の半導体チップ、液晶パネル等の表示素子、磁気
ヘッド等の検出素子、或いはCCD等の撮像素子などの
各種デバイスの製造に利用される露光装置及び露光方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高密度、高速化
に伴い、集積回路のパターン線幅が縮小され、半導体製
造方法にも一層の高性能化が求められている。このた
め、半導体製造工程中のリソグラフィー工程のうちレジ
ストパターンの形成に用いる露光装置にも、KrFレー
ザー(248nm)、ArFレーザー(193nm)、
F2レーザー(157nm)などの極紫外線やX線(0.
2〜1.5nm)などの短波長の光を利用したステッパ
が開発されている。
に伴い、集積回路のパターン線幅が縮小され、半導体製
造方法にも一層の高性能化が求められている。このた
め、半導体製造工程中のリソグラフィー工程のうちレジ
ストパターンの形成に用いる露光装置にも、KrFレー
ザー(248nm)、ArFレーザー(193nm)、
F2レーザー(157nm)などの極紫外線やX線(0.
2〜1.5nm)などの短波長の光を利用したステッパ
が開発されている。
【0003】これらのうち、X線を用いた露光では、所
望のパターンが形成されたX線マスクをレジストを塗布
したウエハに近接させ、X線マスクの上からX線を照射
してマスクパターンの投影像をウエハ上に転写するプロ
キシミティー露光方式が開発されている。
望のパターンが形成されたX線マスクをレジストを塗布
したウエハに近接させ、X線マスクの上からX線を照射
してマスクパターンの投影像をウエハ上に転写するプロ
キシミティー露光方式が開発されている。
【0004】そして、高強度のX線を得るために、シン
クロトロン放射光を用いて露光する方法が提案され、1
00nm以下のパターンを転写できると示されている。
シンクロトロン放射光源は、大掛かりな設備を必要とす
るため、1つの光源に対して10台以上の露光装置を接
続して製造を行わなくては採算がとれず、半導体メモリ
等の需要が大きいデバイスへの適用に向いている。近
年、通信用デバイスとしてGaAsを用いたデバイスが
実用化されており、急激な線幅の微細化が要求されてき
ている。通信用デバイスは、半導体メモリに比べて生産
量が少なく、少量多種生産されるものであり、シンクロ
トロン放射光を光源としたX線露光システムを通信デバ
イス製造に導入した場合、採算が合わないことが予想さ
れる。そこで、小型で強力なX線を発生させるX線源を
使用した露光装置が実際の通信デバイスの生産に使用さ
れている。光源は、レーザープラズマ線源光源と呼ば
れ、レーザーをターゲットに照射してプラズマを発生さ
せ、プラズマから発生するX線を使用するものや、ガス
中でピンチプラズマを発生させてX線を発生させるもの
がある。これらの光源はポイントソースと呼ばれる。露
光装置は、ポイントソース1機に対して、マスクウエハ
の位置合わせをしてパターンを転写する露光装置本体が
1機接続される構成が一般的である。
クロトロン放射光を用いて露光する方法が提案され、1
00nm以下のパターンを転写できると示されている。
シンクロトロン放射光源は、大掛かりな設備を必要とす
るため、1つの光源に対して10台以上の露光装置を接
続して製造を行わなくては採算がとれず、半導体メモリ
等の需要が大きいデバイスへの適用に向いている。近
年、通信用デバイスとしてGaAsを用いたデバイスが
実用化されており、急激な線幅の微細化が要求されてき
ている。通信用デバイスは、半導体メモリに比べて生産
量が少なく、少量多種生産されるものであり、シンクロ
トロン放射光を光源としたX線露光システムを通信デバ
イス製造に導入した場合、採算が合わないことが予想さ
れる。そこで、小型で強力なX線を発生させるX線源を
使用した露光装置が実際の通信デバイスの生産に使用さ
れている。光源は、レーザープラズマ線源光源と呼ば
れ、レーザーをターゲットに照射してプラズマを発生さ
せ、プラズマから発生するX線を使用するものや、ガス
中でピンチプラズマを発生させてX線を発生させるもの
がある。これらの光源はポイントソースと呼ばれる。露
光装置は、ポイントソース1機に対して、マスクウエハ
の位置合わせをしてパターンを転写する露光装置本体が
1機接続される構成が一般的である。
【0005】図3は、従来のポイントソースX線ステッ
パの概略構成を示し、符号101はX線を発生するX線
光源ユニットであり、内部が真空状態に保たれ、ターゲ
ット111に不図示のレーザーを照射し、プラズマを発
生させることにより、X線117を発生する。X線11
7は、光源112からグローバルに発散し、その一部
は、X線取り出し窓113を通して、減圧Heチャンバ
141内へ導かれる。減圧チャンバ141内には、コリ
メータ121が設置されており、発散して入射するX線
を平行にして、露光画角に出射する(符号118)。光
源112から発生したX線117は発散光であり、光源
から離れた露光位置では強度が距離に反比例して低下し
てしまうため、より多くのX線を取り込んで露光に供す
るX線強度を上げることもコリメータの役割のひとつで
ある。
パの概略構成を示し、符号101はX線を発生するX線
光源ユニットであり、内部が真空状態に保たれ、ターゲ
ット111に不図示のレーザーを照射し、プラズマを発
生させることにより、X線117を発生する。X線11
7は、光源112からグローバルに発散し、その一部
は、X線取り出し窓113を通して、減圧Heチャンバ
141内へ導かれる。減圧チャンバ141内には、コリ
メータ121が設置されており、発散して入射するX線
を平行にして、露光画角に出射する(符号118)。光
源112から発生したX線117は発散光であり、光源
から離れた露光位置では強度が距離に反比例して低下し
てしまうため、より多くのX線を取り込んで露光に供す
るX線強度を上げることもコリメータの役割のひとつで
ある。
【0006】マスク131は、メンブレン(不図示)上
に転写パターンが形成されている。メンブレンと10マ
イクロメートル程度の微少間隔おいた位置に感光剤を塗
布したウエハ132が、不図示のアライメント装置によ
って位置決めされ、コリメータ121から出射したX線
118が照射され、パターンが転写される。ウエハ13
2は、ウエハステージ134によって、順次ステップ移
動し、逐次露光される。
に転写パターンが形成されている。メンブレンと10マ
イクロメートル程度の微少間隔おいた位置に感光剤を塗
布したウエハ132が、不図示のアライメント装置によ
って位置決めされ、コリメータ121から出射したX線
118が照射され、パターンが転写される。ウエハ13
2は、ウエハステージ134によって、順次ステップ移
動し、逐次露光される。
【0007】露光装置は、主に光源ユニット101と本
体102により構成される。X線光源ユニット101
は、光源ユニット架台115に設置されており、本体1
02とは独立して床に設置されている。これは、光源か
ら発生する熱がフレームを伝わることによって、本体1
02が熱的に歪み、マスク131とウエハ132との位
置合わせ精度が低下してしまうのを防ぐためと、X線光
源ユニットと本体102とを別々の構造体に支持するこ
とによって、装置の設置がより容易になるためである。
体102により構成される。X線光源ユニット101
は、光源ユニット架台115に設置されており、本体1
02とは独立して床に設置されている。これは、光源か
ら発生する熱がフレームを伝わることによって、本体1
02が熱的に歪み、マスク131とウエハ132との位
置合わせ精度が低下してしまうのを防ぐためと、X線光
源ユニットと本体102とを別々の構造体に支持するこ
とによって、装置の設置がより容易になるためである。
【0008】X線光源ユニット101内部には、ターゲ
ット111が配置され、レーザー(不図示)が照射さ
れ、プラズマを発生させ、X線117を発生させる。X
線光源ユニット内部は、真空であり、本体2の減圧He
雰囲気との間は、Be製の厚さ数マイクロメートルのX
線取り出し窓113により隔離されており、真空雰囲気
が壊されることはない。Beは、X線の透過率が高い
が、Heは透過しないので、X線の取り出し窓として利
用される。また、X線光源ユニット101と減圧Heチ
ャンバ141との間は、ベローズA、(符号116)が
設置されており、外部とは隔離されている。
ット111が配置され、レーザー(不図示)が照射さ
れ、プラズマを発生させ、X線117を発生させる。X
線光源ユニット内部は、真空であり、本体2の減圧He
雰囲気との間は、Be製の厚さ数マイクロメートルのX
線取り出し窓113により隔離されており、真空雰囲気
が壊されることはない。Beは、X線の透過率が高い
が、Heは透過しないので、X線の取り出し窓として利
用される。また、X線光源ユニット101と減圧Heチ
ャンバ141との間は、ベローズA、(符号116)が
設置されており、外部とは隔離されている。
【0009】本体102は、減圧Heチャンバ141内
に設置され、不図示のHe雰囲気作成装置によって、全
体が減圧He雰囲気に保たれている。露光光であるX線
の通過する雰囲気を減圧Heにすることによって、X線
の減衰を小さく抑えることが出来るからである。本体1
02は、照明光学系のコリメータ121、マスク131
を保持、位置決めをするマスクステージ(不図示)、ウ
エハ132を保持、位置決め、およびステップ駆動を行
うウエハステージ134、マスク131、ウエハ132
を搬送する搬送系(不図示)、マスク131とウエハ1
32との位置を計測する計測系(不図示)から構成され
る。本体2は、徐振装置136を介して床に設置され
る。ステージ定盤135は、徐振装置136上に設置さ
れ、ウエハステージ134がその上を移動する。また、
ステージ定盤135には、本体フレーム137が設置さ
れ、本体フレーム137にコリメータ121が固定され
ている。コリメータ121は、組み立て調整時に、マス
ク面上で均一な強度分布になり、かつ、マスクに対して
垂直に露光X線118が入射する様に、位置および姿勢
が調整されて組み付けされている。
に設置され、不図示のHe雰囲気作成装置によって、全
体が減圧He雰囲気に保たれている。露光光であるX線
の通過する雰囲気を減圧Heにすることによって、X線
の減衰を小さく抑えることが出来るからである。本体1
02は、照明光学系のコリメータ121、マスク131
を保持、位置決めをするマスクステージ(不図示)、ウ
エハ132を保持、位置決め、およびステップ駆動を行
うウエハステージ134、マスク131、ウエハ132
を搬送する搬送系(不図示)、マスク131とウエハ1
32との位置を計測する計測系(不図示)から構成され
る。本体2は、徐振装置136を介して床に設置され
る。ステージ定盤135は、徐振装置136上に設置さ
れ、ウエハステージ134がその上を移動する。また、
ステージ定盤135には、本体フレーム137が設置さ
れ、本体フレーム137にコリメータ121が固定され
ている。コリメータ121は、組み立て調整時に、マス
ク面上で均一な強度分布になり、かつ、マスクに対して
垂直に露光X線118が入射する様に、位置および姿勢
が調整されて組み付けされている。
【0010】徐振装置136は、精密な位置決めが要求
されるマスク131とウエハ132の位置決め精度が床
からの振動によって低下するのを防ぎ、本体102の姿
勢を一定に保つものである。空気バネによって構成され
ているため、低周波の振動(数ヘルツ以下の振動)は、
取り去ることは困難である。
されるマスク131とウエハ132の位置決め精度が床
からの振動によって低下するのを防ぎ、本体102の姿
勢を一定に保つものである。空気バネによって構成され
ているため、低周波の振動(数ヘルツ以下の振動)は、
取り去ることは困難である。
【0011】本体102の姿勢が変化しても減圧He雰
囲気が破壊されないように、ベローズB、(符号14
2)が減圧Heチャンバ141と本体102の間に設置
されている。
囲気が破壊されないように、ベローズB、(符号14
2)が減圧Heチャンバ141と本体102の間に設置
されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の構成では、光源112の位置が変動してしまった場
合、照明光学系のコリメータ121との相対的な位置関
係が変化してしまうため、マスク面上でのX線強度と均
一性、露光光軸が変化してしまうという問題があった。
マスク面でX線強度が不均一であると画角内での解像線
幅にばらつきが生じてしまう。また、光軸が変化してし
まった場合、パターンがずれて転写されるためオーバー
レイ精度が低下してしまう。いずれも、デバイス製造に
とっては、歩留まりの低下の原因となる。
の構成では、光源112の位置が変動してしまった場
合、照明光学系のコリメータ121との相対的な位置関
係が変化してしまうため、マスク面上でのX線強度と均
一性、露光光軸が変化してしまうという問題があった。
マスク面でX線強度が不均一であると画角内での解像線
幅にばらつきが生じてしまう。また、光軸が変化してし
まった場合、パターンがずれて転写されるためオーバー
レイ精度が低下してしまう。いずれも、デバイス製造に
とっては、歩留まりの低下の原因となる。
【0013】光源112の位置が相対的に変動するの
は、熱的な変化によりX線光源ユニット101の架台1
15が変形する場合が考えられる。また、ウエハステー
ジ134がステップ駆動された時に駆動反力によって、
本体自体が揺らされる。照明光学系であるコリメータ1
21は、本体102上に設置されているため、ウエハス
テージ134がステップ駆動された時などに、ウエハス
テージ134などと一体となって揺れることになる。そ
のため光源112と照明光学系のコリメータ121との
位置関係が変化してしまう。本体102の姿勢が変わっ
たままでは、露光光強度が不均一となってしまうため、
本体102の姿勢が収束するまで待ってから次の露光を
行わなくてはならない。この点でスループット向上の余
地が残されている。
は、熱的な変化によりX線光源ユニット101の架台1
15が変形する場合が考えられる。また、ウエハステー
ジ134がステップ駆動された時に駆動反力によって、
本体自体が揺らされる。照明光学系であるコリメータ1
21は、本体102上に設置されているため、ウエハス
テージ134がステップ駆動された時などに、ウエハス
テージ134などと一体となって揺れることになる。そ
のため光源112と照明光学系のコリメータ121との
位置関係が変化してしまう。本体102の姿勢が変わっ
たままでは、露光光強度が不均一となってしまうため、
本体102の姿勢が収束するまで待ってから次の露光を
行わなくてはならない。この点でスループット向上の余
地が残されている。
【0014】本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その
目的は、マスクパターンの投影像の転写位置を高精度化
し、スループットを向上させつつより微細な半導体デバ
イスを製造できる露光装置及び露光方法を提供すること
である。
目的は、マスクパターンの投影像の転写位置を高精度化
し、スループットを向上させつつより微細な半導体デバ
イスを製造できる露光装置及び露光方法を提供すること
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の露光装置は、X線を発生
させるX線源から発せられたX線を所望の形態に設定し
て露光光を生成する照明光学系を有し、マスクパターン
を基板に転写する露光装置であって、前記X線源のマス
クに対する相対的な位置を検出する検出部と、前記検出
部による検出結果から露光強度が所定許容範囲内で均一
になるように前記照明光学系の位置および姿勢を補正す
る補正部とを具備する。さらに、露光光軸の変化を補正
するようにマスクとウエハの相対位置を補正する。
的を達成するために、本発明の露光装置は、X線を発生
させるX線源から発せられたX線を所望の形態に設定し
て露光光を生成する照明光学系を有し、マスクパターン
を基板に転写する露光装置であって、前記X線源のマス
クに対する相対的な位置を検出する検出部と、前記検出
部による検出結果から露光強度が所定許容範囲内で均一
になるように前記照明光学系の位置および姿勢を補正す
る補正部とを具備する。さらに、露光光軸の変化を補正
するようにマスクとウエハの相対位置を補正する。
【0016】本発明の露光方法は、X線を発生させるX
線源から発せられたX線を所望の形態に設定して露光光
を生成する照明光学系を有し、マスクパターンの投影像
を露光光により基板に転写する露光方法であって、前記
X線源のマスクに対する相対的な位置を検出し、前記検
出された結果から露光強度が均一になるように前記照明
光学系の位置および姿勢を補正する。さらに、露光光軸
の変化を補正するようにマスクとウエハの相対位置を補
正する。
線源から発せられたX線を所望の形態に設定して露光光
を生成する照明光学系を有し、マスクパターンの投影像
を露光光により基板に転写する露光方法であって、前記
X線源のマスクに対する相対的な位置を検出し、前記検
出された結果から露光強度が均一になるように前記照明
光学系の位置および姿勢を補正する。さらに、露光光軸
の変化を補正するようにマスクとウエハの相対位置を補
正する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施の形態
について、添付図面を参照して詳細に説明する。 [第1実施形態]図1は、第1実施形態のポイントソー
スX線ステッパの概略構成を示し、本発明をポイントソ
ース光源を用いたプロキシミティーX線露光装置に適用
したものである。
について、添付図面を参照して詳細に説明する。 [第1実施形態]図1は、第1実施形態のポイントソー
スX線ステッパの概略構成を示し、本発明をポイントソ
ース光源を用いたプロキシミティーX線露光装置に適用
したものである。
【0018】図中の1は、X線を発生するX線光源ユニ
ットであり、内部が真空状態に保たれ、ターゲット11
に不図示のレーザーを照射し、プラズマを発生させるこ
とにより、X線17を発生する。X線17は、光源12
からグローバルに発散し、その一部は、X線取り出し窓
13を通して、減圧Heチャンバ41内へ導かれる。減
圧チャンバ41内には、コリメータ21が設置されてお
り、発散して入射するX線を平行にして、露光画角に出
射する(符号18)。光源12から発生したX線17は
発散光であり、光源12から離れた露光位置では強度が
距離に反比例して低下してしまうため、より多くのX線
を取り込んで露光に供するX線強度を上げることもコリ
メータ21の役割のひとつである。マスク31には、メ
ンブレン(不図示)上に転写パターンが形成されてい
る。マスクと10マイクロメートル程度の微少間隔おい
た位置に感光剤を塗布したウエハ32が位置決めされ、
コリメータ21から出射したX線18が照射され、パタ
ーンが転写される。ウエハ32は、ウエハステージ34
によって、順次ステップ移動し、逐次露光される。
ットであり、内部が真空状態に保たれ、ターゲット11
に不図示のレーザーを照射し、プラズマを発生させるこ
とにより、X線17を発生する。X線17は、光源12
からグローバルに発散し、その一部は、X線取り出し窓
13を通して、減圧Heチャンバ41内へ導かれる。減
圧チャンバ41内には、コリメータ21が設置されてお
り、発散して入射するX線を平行にして、露光画角に出
射する(符号18)。光源12から発生したX線17は
発散光であり、光源12から離れた露光位置では強度が
距離に反比例して低下してしまうため、より多くのX線
を取り込んで露光に供するX線強度を上げることもコリ
メータ21の役割のひとつである。マスク31には、メ
ンブレン(不図示)上に転写パターンが形成されてい
る。マスクと10マイクロメートル程度の微少間隔おい
た位置に感光剤を塗布したウエハ32が位置決めされ、
コリメータ21から出射したX線18が照射され、パタ
ーンが転写される。ウエハ32は、ウエハステージ34
によって、順次ステップ移動し、逐次露光される。
【0019】装置構成の詳細を以下に説明する。
【0020】装置は主に光源ユニット1と本体2により
構成される。X線光源ユニット1は、光源ユニット架台
15に設置されており、本体2とは、独立して床に設置
されている。これは、光源12から発生する熱がフレー
ムを伝わり、本体2が熱的に歪み、マスク31とウエハ
32との位置合わせ精度が低下してしまうのを防ぐため
と、X線光源ユニット1と本体2とを別々の構造体に支
持することによって、装置の設置がより容易になるため
である。X線光源ユニット1内部には、ターゲット11
が配置され、レーザー(不図示)が照射され、プラズマ
を発生させ、X線17を発生させる。X線光源ユニット
内部は、真空であり、本体2の減圧He雰囲気との間
は、Be製の厚さ数マイクロメートルのX線取り出し窓
13により、隔離されており、真空雰囲気が壊されるこ
とはない。Beは、X線の透過率が高いが、Heは透過
しないので、X線の取り出し窓として利用される。
構成される。X線光源ユニット1は、光源ユニット架台
15に設置されており、本体2とは、独立して床に設置
されている。これは、光源12から発生する熱がフレー
ムを伝わり、本体2が熱的に歪み、マスク31とウエハ
32との位置合わせ精度が低下してしまうのを防ぐため
と、X線光源ユニット1と本体2とを別々の構造体に支
持することによって、装置の設置がより容易になるため
である。X線光源ユニット1内部には、ターゲット11
が配置され、レーザー(不図示)が照射され、プラズマ
を発生させ、X線17を発生させる。X線光源ユニット
内部は、真空であり、本体2の減圧He雰囲気との間
は、Be製の厚さ数マイクロメートルのX線取り出し窓
13により、隔離されており、真空雰囲気が壊されるこ
とはない。Beは、X線の透過率が高いが、Heは透過
しないので、X線の取り出し窓として利用される。
【0021】また、X線光源ユニット1と減圧Heチャ
ンバ41との間は、ベローズA、(符号16)が設置さ
れており、外部雰囲気とは隔離されている。さらに、X
線光源ユニット1の外壁には、光源12の位置に垂直に
可視光を透過する可視光取出し窓14が取り付けられて
いる。可視光取出し窓14は、ガラス製であり、真空を
壊すことなく、可視光をX線光源ユニット1の外部に取
り出すことができる。光源位置センサ23は、可視光取
出し窓14を通して、光源12から発生する可視光を捕
らえ、光源12の位置を計測する。
ンバ41との間は、ベローズA、(符号16)が設置さ
れており、外部雰囲気とは隔離されている。さらに、X
線光源ユニット1の外壁には、光源12の位置に垂直に
可視光を透過する可視光取出し窓14が取り付けられて
いる。可視光取出し窓14は、ガラス製であり、真空を
壊すことなく、可視光をX線光源ユニット1の外部に取
り出すことができる。光源位置センサ23は、可視光取
出し窓14を通して、光源12から発生する可視光を捕
らえ、光源12の位置を計測する。
【0022】本体2は、減圧Heチャンバ41内に設置
され、不図示のHe雰囲気作成装置によって、全体が減
圧He雰囲気に保たれている。露光光であるX線の通過
する雰囲気を減圧Heにすることによって、X線の減衰
を小さく抑えることが出来るからである。本体2は、照
明光学系のコリメータ21、マスク31を保持、位置決
めをするマスクステージ(不図示)、ウエハ32を保
持、位置決め、およびステップ駆動を行うウエハステー
ジ34、マスク31やウエハ32を搬送する搬送系(不
図示)、マスク31とウエハ32との位置を計測する計
測系(不図示)から構成される。本体2は、徐振装置3
6を介して床に設置される。
され、不図示のHe雰囲気作成装置によって、全体が減
圧He雰囲気に保たれている。露光光であるX線の通過
する雰囲気を減圧Heにすることによって、X線の減衰
を小さく抑えることが出来るからである。本体2は、照
明光学系のコリメータ21、マスク31を保持、位置決
めをするマスクステージ(不図示)、ウエハ32を保
持、位置決め、およびステップ駆動を行うウエハステー
ジ34、マスク31やウエハ32を搬送する搬送系(不
図示)、マスク31とウエハ32との位置を計測する計
測系(不図示)から構成される。本体2は、徐振装置3
6を介して床に設置される。
【0023】ステージ定盤35は徐振装置36上に設置
され、ウエハステージ34がその上を2次元状に移動す
る。ウエハステージ34は、ウエハ32を保持し、マス
ク31に対して位置決めを行う。さらにウエハステージ
34上にはX線強度センサ33が搭載され、露光画角内
の露光強度分布を、ウエハステージ34を移動すること
によって計測可能となっている。ステージ定盤35に
は、本体フレーム37が設置され、本体フレーム37に
コリメータ21が設置されている。コリメータ21は、
アクチュエータ22によって、位置および姿勢を自由に
変えることができる。
され、ウエハステージ34がその上を2次元状に移動す
る。ウエハステージ34は、ウエハ32を保持し、マス
ク31に対して位置決めを行う。さらにウエハステージ
34上にはX線強度センサ33が搭載され、露光画角内
の露光強度分布を、ウエハステージ34を移動すること
によって計測可能となっている。ステージ定盤35に
は、本体フレーム37が設置され、本体フレーム37に
コリメータ21が設置されている。コリメータ21は、
アクチュエータ22によって、位置および姿勢を自由に
変えることができる。
【0024】本体フレーム37には、さらに前述の光源
位置センサ23が固定されている。つまり、光源位置セ
ンサ23はマスク31、ウエハ32と同じ構造体上に搭
載されている。光源位置センサ23は、光源の位置を計
測し、計測結果は、コリメータ位置制御装置24へ伝え
られる。コリメータ位置制御装置24は、アクチュエー
タ22へ駆動指令を伝え、コリメータ21が位置制御さ
れる。
位置センサ23が固定されている。つまり、光源位置セ
ンサ23はマスク31、ウエハ32と同じ構造体上に搭
載されている。光源位置センサ23は、光源の位置を計
測し、計測結果は、コリメータ位置制御装置24へ伝え
られる。コリメータ位置制御装置24は、アクチュエー
タ22へ駆動指令を伝え、コリメータ21が位置制御さ
れる。
【0025】徐振装置36は、精密な位置決めが要求さ
れるマスク31とウエハ32の位置決め精度が床からの
振動によって低下するのを防ぎ、かつ本体2の姿勢を一
定に保つものである。空気バネによって構成されている
ため、低周波の振動(数ヘルツ以下の振動)は、取り去
ることは困難である。本体2の姿勢が変化しても減圧H
e雰囲気が破壊されないように、ベローズB、(符号4
2)が減圧Heチャンバ41と本体2の間に設置されて
いる。
れるマスク31とウエハ32の位置決め精度が床からの
振動によって低下するのを防ぎ、かつ本体2の姿勢を一
定に保つものである。空気バネによって構成されている
ため、低周波の振動(数ヘルツ以下の振動)は、取り去
ることは困難である。本体2の姿勢が変化しても減圧H
e雰囲気が破壊されないように、ベローズB、(符号4
2)が減圧Heチャンバ41と本体2の間に設置されて
いる。
【0026】次に、光源位置センサ23とコリメータ位
置制御装置24の働きについて説明する。
置制御装置24の働きについて説明する。
【0027】装置組み立て後、X線を発光させ、ウエハ
ステージ34上のX線強度センサ33で露光画角内の強
度分布を計測する。コリメータ21の位置、姿勢を順次
変えて、強度分布の計測を繰り返し行う。そして、コリ
メータ21の姿勢、位置と露光画角内の強度分布との関
係をコリメータ位置制御装置24が記憶する。コリメー
タ21は、画角内の強度が均一になる位置、姿勢に位置
決めされるように、コリメータ位置制御装置24がアク
チュエータ22へ指令を出し、位置制御される。
ステージ34上のX線強度センサ33で露光画角内の強
度分布を計測する。コリメータ21の位置、姿勢を順次
変えて、強度分布の計測を繰り返し行う。そして、コリ
メータ21の姿勢、位置と露光画角内の強度分布との関
係をコリメータ位置制御装置24が記憶する。コリメー
タ21は、画角内の強度が均一になる位置、姿勢に位置
決めされるように、コリメータ位置制御装置24がアク
チュエータ22へ指令を出し、位置制御される。
【0028】装置が稼動し、露光が行われている時、光
源位置センサ23は、常に光源12の位置を計測し、コ
リメータ位置制御装置24は、露光画角内での露光光の
強度分布が均一になるように、前述の様にあらかじめ計
測された強度分布のデータに基づいて、コリメータ21
の位置および姿勢を制御する。
源位置センサ23は、常に光源12の位置を計測し、コ
リメータ位置制御装置24は、露光画角内での露光光の
強度分布が均一になるように、前述の様にあらかじめ計
測された強度分布のデータに基づいて、コリメータ21
の位置および姿勢を制御する。
【0029】ウエハステージ34は、ステップ駆動を繰
り返し、ウエハ32全体を露光する。ステップ駆動をす
るたびに、ウエハステージ34は、加速、減速を繰り返
す。そのため、反力が発生して本体が揺れ、光源12と
本体2との相対位置が変化してしまう。光源位置センサ
23は、前述の様に本体上に固定されているため、光源
12とマスク31との相対位置を計測している。コリメ
ータ21の姿勢を制御することによって、本体2の姿勢
に関わらず、均一な強度分布もった照明光で露光が可能
となるため、ステップ駆動時に、本体の姿勢が元に戻る
のを待つ必要がなくなる。よって、より短い時間で、線
幅性能を落とすことなくウエハを露光することが可能と
なり、スループットを向上させることが可能となる。
り返し、ウエハ32全体を露光する。ステップ駆動をす
るたびに、ウエハステージ34は、加速、減速を繰り返
す。そのため、反力が発生して本体が揺れ、光源12と
本体2との相対位置が変化してしまう。光源位置センサ
23は、前述の様に本体上に固定されているため、光源
12とマスク31との相対位置を計測している。コリメ
ータ21の姿勢を制御することによって、本体2の姿勢
に関わらず、均一な強度分布もった照明光で露光が可能
となるため、ステップ駆動時に、本体の姿勢が元に戻る
のを待つ必要がなくなる。よって、より短い時間で、線
幅性能を落とすことなくウエハを露光することが可能と
なり、スループットを向上させることが可能となる。
【0030】また、X線光源ユニット1は、本体2とは
別架台に設置されているため、外部の温度変動等によっ
て、光源12と本体2(コリメータ21)の相対位置が
変化してしまう。しかし、上記構成によって、常に光源
12の位置に対して、コリメータ21の位置を、画角内
で強度分布が均一になるように制御することによって、
解像性能が維持される。
別架台に設置されているため、外部の温度変動等によっ
て、光源12と本体2(コリメータ21)の相対位置が
変化してしまう。しかし、上記構成によって、常に光源
12の位置に対して、コリメータ21の位置を、画角内
で強度分布が均一になるように制御することによって、
解像性能が維持される。
【0031】なお、本実施形態では、光源位置センサ2
3は、光源12から発生する可視光を捕らえることによ
って光源12の位置を計測しているが、その他の手段に
よって光源12の位置を計測してもなんら問題はない。
また、説明では、「強度が均一になる」という表現をし
たが、厳密に強度が均一である必要はなく、強度分布が
許容範囲内であることが必要である、ということであ
る。 [第2実施形態]図2は、本発明に係る第2実施形態の
露光装置を示し、第1実施形態と同じ構成要素には同じ
符号を付して説明を省略するが、光源位置センサ23
は、計測信号をコリメータ・ウエハステージ位置制御装
置25に伝える。コリメータ位置ウエハステージ位置制
御装置25は、計測された光源12の位置に従って、コ
リメータ21の位置、姿勢を制御する一方で、マスク3
1とウエハ32との位置合わせに対して補正を行うもの
である。
3は、光源12から発生する可視光を捕らえることによ
って光源12の位置を計測しているが、その他の手段に
よって光源12の位置を計測してもなんら問題はない。
また、説明では、「強度が均一になる」という表現をし
たが、厳密に強度が均一である必要はなく、強度分布が
許容範囲内であることが必要である、ということであ
る。 [第2実施形態]図2は、本発明に係る第2実施形態の
露光装置を示し、第1実施形態と同じ構成要素には同じ
符号を付して説明を省略するが、光源位置センサ23
は、計測信号をコリメータ・ウエハステージ位置制御装
置25に伝える。コリメータ位置ウエハステージ位置制
御装置25は、計測された光源12の位置に従って、コ
リメータ21の位置、姿勢を制御する一方で、マスク3
1とウエハ32との位置合わせに対して補正を行うもの
である。
【0032】光源位置センサ23とコリメータ・ウエハ
ステージ位置制御装置25の働きについて説明する。
ステージ位置制御装置25の働きについて説明する。
【0033】装置組み立て後、X線を発光させ、ウエハ
ステージ34上のX線強度センサ33で露光画角内の強
度分布を計測する。コリメータ21の位置、姿勢を順次
変えて、強度分布の計測を繰り返し行う。そして、コリ
メータ21の姿勢、位置と露光画角内の強度分布との関
係をコリメータ・ウエハステージ位置制御装置25が記
憶する。コリメータ21は、画角内の強度が均一になる
位置、姿勢に位置決めされるように、コリメータ・ウエ
ハステージ位置制御装置25がアクチュエータ22へ指
令を出し、位置制御され、コリメータの初期位置とす
る。一方、コリメータ21の位置を変化させたときの露
光光軸の変化も計測を行う。光軸の計測は、マスク位置
にピンホール設置し、ピンホールを通ってくる露光光の
位置をX線強度センサ33で計測することにより行う。
そして、コリメータ21の位置、姿勢と露光光軸との関
係も、強度分布と同様にコリメータ・ウエハステージ位
置制御装置25が記憶する。
ステージ34上のX線強度センサ33で露光画角内の強
度分布を計測する。コリメータ21の位置、姿勢を順次
変えて、強度分布の計測を繰り返し行う。そして、コリ
メータ21の姿勢、位置と露光画角内の強度分布との関
係をコリメータ・ウエハステージ位置制御装置25が記
憶する。コリメータ21は、画角内の強度が均一になる
位置、姿勢に位置決めされるように、コリメータ・ウエ
ハステージ位置制御装置25がアクチュエータ22へ指
令を出し、位置制御され、コリメータの初期位置とす
る。一方、コリメータ21の位置を変化させたときの露
光光軸の変化も計測を行う。光軸の計測は、マスク位置
にピンホール設置し、ピンホールを通ってくる露光光の
位置をX線強度センサ33で計測することにより行う。
そして、コリメータ21の位置、姿勢と露光光軸との関
係も、強度分布と同様にコリメータ・ウエハステージ位
置制御装置25が記憶する。
【0034】装置が稼動し、露光が行われている時、光
源位置センサ23は、常に光源12の位置を計測し、コ
リメータ・ウエハステージ位置制御装置25は、露光画
角内での露光光の強度分布が均一になるように、前述の
ように予め計測された強度分布のデータに基づいて、コ
リメータ21の位置および姿勢を制御する。更に、予め
計測された露光光軸の変化のデータに基づいて、光軸の
変化分を算出し、光軸の変化によって生じるマスクパタ
ーンのウエハ面への転写ずれを補正するようにウエハ位
置を補正する。たとえば、光軸の変化が1mradであ
り、マスクとウエハの露光間隔が15マイクロメートル
であった場合、15nmの補正が行われる。
源位置センサ23は、常に光源12の位置を計測し、コ
リメータ・ウエハステージ位置制御装置25は、露光画
角内での露光光の強度分布が均一になるように、前述の
ように予め計測された強度分布のデータに基づいて、コ
リメータ21の位置および姿勢を制御する。更に、予め
計測された露光光軸の変化のデータに基づいて、光軸の
変化分を算出し、光軸の変化によって生じるマスクパタ
ーンのウエハ面への転写ずれを補正するようにウエハ位
置を補正する。たとえば、光軸の変化が1mradであ
り、マスクとウエハの露光間隔が15マイクロメートル
であった場合、15nmの補正が行われる。
【0035】ウエハステージ34は、ステップ駆動を繰
り返し、ウエハ32全体を露光する。ステップ駆動をす
るたびに、ウエハステージ34は、加速、減速を繰り返
す。そのため、反力が発生して本体2が揺れ、光源12
と本体2との相対位置が変化してしまう。光源位置セン
サ23は、前述のように本体2上に固定されているた
め、光源12とマスク31との相対位置を計測してい
る。コリメータ21の姿勢を制御することによって、本
体2の姿勢に関わらず、均一な強度分布もった照明光で
露光が可能となるため、ステップ駆動時に、本体2の姿
勢が元に戻るのを待つ必要がなくなる。よって、より短
い時間で、線幅性能を落とすことなくウエハ32を露光
することが可能となり、スループットを向上させること
が可能となる。また、コリメータ21の位置、姿勢によ
って露光光軸に変化が生じても、ウエハステージの位置
決めに補正をすることによって重ね合わせ精度が低下す
ることもない。
り返し、ウエハ32全体を露光する。ステップ駆動をす
るたびに、ウエハステージ34は、加速、減速を繰り返
す。そのため、反力が発生して本体2が揺れ、光源12
と本体2との相対位置が変化してしまう。光源位置セン
サ23は、前述のように本体2上に固定されているた
め、光源12とマスク31との相対位置を計測してい
る。コリメータ21の姿勢を制御することによって、本
体2の姿勢に関わらず、均一な強度分布もった照明光で
露光が可能となるため、ステップ駆動時に、本体2の姿
勢が元に戻るのを待つ必要がなくなる。よって、より短
い時間で、線幅性能を落とすことなくウエハ32を露光
することが可能となり、スループットを向上させること
が可能となる。また、コリメータ21の位置、姿勢によ
って露光光軸に変化が生じても、ウエハステージの位置
決めに補正をすることによって重ね合わせ精度が低下す
ることもない。
【0036】また、X線光源ユニット1は、本体2とは
別架台に設置されているため、外部の温度変動等によっ
て、光源12と本体2(コリメータ21)の相対位置が
変化してしまう。しかし、上記構成によって、常に光源
12の位置に対して、コリメータ21の位置を、画角内
で強度分布が均一になるように制御することによって、
解像性能が維持される。また、コリメータ21の位置、
姿勢によって露光光軸に変化が生じても、ウエハステー
ジ34の位置決めに補正をすることによって重ね合わせ
精度が低下することもない。
別架台に設置されているため、外部の温度変動等によっ
て、光源12と本体2(コリメータ21)の相対位置が
変化してしまう。しかし、上記構成によって、常に光源
12の位置に対して、コリメータ21の位置を、画角内
で強度分布が均一になるように制御することによって、
解像性能が維持される。また、コリメータ21の位置、
姿勢によって露光光軸に変化が生じても、ウエハステー
ジ34の位置決めに補正をすることによって重ね合わせ
精度が低下することもない。
【0037】なお、本実施形態では、光源位置センサ2
3は、光源12から発生する可視光を捕らえることによ
って光源の位置を計測しているが、その他の手段によっ
て光源の位置を計測してもなんら問題はない。また、上
記説明では、「強度が均一になる」という表現をした
が、厳密に強度が均一である必要はなく、強度分布が許
容範囲内であることが必要である、ということである。 [製造プロセス]次に、上記の露光装置を利用した半導
体デバイスの製造プロセスを説明する。
3は、光源12から発生する可視光を捕らえることによ
って光源の位置を計測しているが、その他の手段によっ
て光源の位置を計測してもなんら問題はない。また、上
記説明では、「強度が均一になる」という表現をした
が、厳密に強度が均一である必要はなく、強度分布が許
容範囲内であることが必要である、ということである。 [製造プロセス]次に、上記の露光装置を利用した半導
体デバイスの製造プロセスを説明する。
【0038】図4は半導体デバイスの全体的な製造プロ
セスのフローを示す。ステップ1(回路設計)では半導
体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2(マスク作
製)では設計した回路パターンに基づいてマスクを作製
する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等
の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハ
プロセス)は前工程と呼ばれ、上記のマスクとウエハを
用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回
路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と
呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて
半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダ
イシング、ボンディング)、パッケージング工程(チッ
プ封入)等の組み立て工程を含む。ステップ6(検査)
ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認
テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。こうした工程
を経て半導体デバイスが完成し、これを出荷(ステップ
7)する。
セスのフローを示す。ステップ1(回路設計)では半導
体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2(マスク作
製)では設計した回路パターンに基づいてマスクを作製
する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等
の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハ
プロセス)は前工程と呼ばれ、上記のマスクとウエハを
用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回
路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と
呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて
半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダ
イシング、ボンディング)、パッケージング工程(チッ
プ封入)等の組み立て工程を含む。ステップ6(検査)
ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認
テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。こうした工程
を経て半導体デバイスが完成し、これを出荷(ステップ
7)する。
【0039】図5は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化さ
せる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁膜を
成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上に電極
を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打込み)
ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト
処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステップ16(露
光)では上記の露光装置によって回路パターンをウエハ
に転写する。ステップ17(現像)では露光したウエハを
現像する。ステップ18(エッチング)では現像したレジ
スト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥
離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取
り除く。これらのステップを繰り返し行なうことによっ
て、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化さ
せる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁膜を
成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上に電極
を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打込み)
ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト
処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステップ16(露
光)では上記の露光装置によって回路パターンをウエハ
に転写する。ステップ17(現像)では露光したウエハを
現像する。ステップ18(エッチング)では現像したレジ
スト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥
離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取
り除く。これらのステップを繰り返し行なうことによっ
て、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
X線を発生させるX線源から発せられたX線を所望の形
態に設定して露光光を生成する照明光学系を有し、マス
クパターンの投影像を露光光により基板に転写する露光
装置であって、X線源のマスクに対する相対的な位置を
検出し、この検出結果から照明光学系の位置及び姿勢を
補正することにより、マスクパターンの投影像の転写位
置を高精度化し、スループットを向上させつつより微細
な半導体デバイスを製造できる。
X線を発生させるX線源から発せられたX線を所望の形
態に設定して露光光を生成する照明光学系を有し、マス
クパターンの投影像を露光光により基板に転写する露光
装置であって、X線源のマスクに対する相対的な位置を
検出し、この検出結果から照明光学系の位置及び姿勢を
補正することにより、マスクパターンの投影像の転写位
置を高精度化し、スループットを向上させつつより微細
な半導体デバイスを製造できる。
【図1】本発明に係る第1実施形態のX線露光装置を示
す図である。
す図である。
【図2】本発明に係る第2実施形態のX線露光装置を示
す図である。
す図である。
【図3】従来のポイントソースX線ステッパの概略構成
を示す図である。
を示す図である。
【図4】半導体デバイスの全体的な製造プロセスを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】図4のウエハプロセスの詳細を示すフローチャ
ートである。
ートである。
1 X線光源ユニット
2 本体
11 ターゲット
12 光源
13 X線取り出し窓
14 可視光取り出し窓
15 光源ユニット架台
16 ベローズA
17 X線
18 コリメータ21から出射したX線
21 コリメータ
22 アクチュエータ
23 光源位置センサ
24 コリメータ位置制御装置
25 コリメータ・ウエハステージ位置制御装置
31 マスク
32 ウエハ
33 X線強度センサ
34 ウエハステージ
35 ステージ定盤
36 徐振装置
37 本体フレーム
41 減圧Heチャンバ
42 ベローズB
Claims (9)
- 【請求項1】 X線を発生させるX線源から発せられた
X線を所望の形態に設定して露光光を生成する照明光学
系を有し、マスクパターンを基板に転写する露光装置で
あって、 前記X線源のマスクに対する相対的な位置を検出する検
出部と、 前記検出部による検出結果から前記照明光学系の位置お
よび姿勢を補正する補正部とを具備することを特徴とす
る露光装置。 - 【請求項2】 前記補正部は露光強度が所定許容範囲内
で均一になるように補正を実行する請求項1に記載の露
光装置。 - 【請求項3】 前記検出部による検出結果から前記マス
クと基板の相対的な位置を補正することを特徴とする請
求項1に記載の露光装置。 - 【請求項4】 前記露光装置は、プロキシミティーX線
露光装置であることを特徴とする請求項1乃至3のいず
れか1項に記載の露光装置。 - 【請求項5】 X線を発生させるX線源から発せられた
X線を所望の形態に設定して露光光を生成する照明光学
系を有し、マスクパターンを基板に転写する露光方法で
あって、 前記X線源のマスクに対する相対的な位置を検出し、 前記検出された結果から前記照明光学系の位置および姿
勢を補正することを特徴とする露光方法。 - 【請求項6】 前記補正は露光強度が所定許容範囲内で
均一になるように行われる請求項5に記載の露光方法。 - 【請求項7】 更に、前記検出された結果から前記マス
クと基板の相対的な位置を補正することを特徴とする請
求項5に記載の露光方法。 - 【請求項8】 前記露光は、プロキシミティーX線露光
であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項
に記載の露光方法。 - 【請求項9】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
露光装置を含む各種プロセス用の製造装置群を半導体製
造工場に設置する工程と、当該製造装置群を用いて複数
のプロセスによって半導体デバイスを製造する工程とを
有することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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