JPH11233436A - X線照明装置及び方法、並びにこれを用いたx線露光装置やデバイス製造方法 - Google Patents
X線照明装置及び方法、並びにこれを用いたx線露光装置やデバイス製造方法Info
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- JPH11233436A JPH11233436A JP10319002A JP31900298A JPH11233436A JP H11233436 A JPH11233436 A JP H11233436A JP 10319002 A JP10319002 A JP 10319002A JP 31900298 A JP31900298 A JP 31900298A JP H11233436 A JPH11233436 A JP H11233436A
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- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 X線ミラーへの入射X線のずれを極めて小さ
くすることができ、より精度の高いX線照明が可能な装
置を提供すること。 【解決手段】 SR発光点から放射されるX線を少なく
とも1枚のX線ミラーで反射して物体を照明するX線照
明装置において、該発光点の位置を計測する第1の計測
手段と、該第1の計測手段の計測に基づいて該発光点の
位置を制御する第1の制御手段と、該X線ミラーの近傍
位置でのX線の位置を計測する第2の計測手段と、該第
2の計測手段の計測に基づいて該X線ミラーの位置又は
姿勢を調節する第2の制御手段とを備える。ここで第1
の制御手段の制御周波数は第2の制御手段の制御周波数
よりも高い周波数範囲を持っており、2つの制御周波数
の範囲は一部重複している。
くすることができ、より精度の高いX線照明が可能な装
置を提供すること。 【解決手段】 SR発光点から放射されるX線を少なく
とも1枚のX線ミラーで反射して物体を照明するX線照
明装置において、該発光点の位置を計測する第1の計測
手段と、該第1の計測手段の計測に基づいて該発光点の
位置を制御する第1の制御手段と、該X線ミラーの近傍
位置でのX線の位置を計測する第2の計測手段と、該第
2の計測手段の計測に基づいて該X線ミラーの位置又は
姿勢を調節する第2の制御手段とを備える。ここで第1
の制御手段の制御周波数は第2の制御手段の制御周波数
よりも高い周波数範囲を持っており、2つの制御周波数
の範囲は一部重複している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクロトン放射
光などを用いたX線照明装置及び方法、さらにはX線露
光装置やデバイス製造方法の技術分野に属する。
光などを用いたX線照明装置及び方法、さらにはX線露
光装置やデバイス製造方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】図6は半導体製造に使用される従来のX
線露光装置の一例を示す構成図である。シート状のSR
光3をY方向に拡大して、マスク12の全面にSR光が
照射されるようにしている。このミラーシステムではS
R光は集光しておらず、そのままマスク面に照射されて
いる。
線露光装置の一例を示す構成図である。シート状のSR
光3をY方向に拡大して、マスク12の全面にSR光が
照射されるようにしている。このミラーシステムではS
R光は集光しておらず、そのままマスク面に照射されて
いる。
【0003】このようなシステムにおいては、通常、S
R光のY方向の強度分布の中心がX線ミラー19の反射
面に対してY方向にのみずれないように制御している。
これはSR光とX線ミラー反射面のY方向のずれにより
マスクに照射されるX線の強度が大きく変動するからで
ある。
R光のY方向の強度分布の中心がX線ミラー19の反射
面に対してY方向にのみずれないように制御している。
これはSR光とX線ミラー反射面のY方向のずれにより
マスクに照射されるX線の強度が大きく変動するからで
ある。
【0004】具体的には、SR光のY方向の強度分布の
中心がミラー反射面の所定の位置から相対的に移動しな
いようにSR光位置センサー18の出力によりY方向の
ミラー駆動手段16を制御手段17により制御してい
る。
中心がミラー反射面の所定の位置から相対的に移動しな
いようにSR光位置センサー18の出力によりY方向の
ミラー駆動手段16を制御手段17により制御してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、以下に説明する理由により、必要な周波数領域
の全てにおいて、X線とX線ミラー反射面の相対位置ず
れを所定の範囲内に抑えることが困難である。
例では、以下に説明する理由により、必要な周波数領域
の全てにおいて、X線とX線ミラー反射面の相対位置ず
れを所定の範囲内に抑えることが困難である。
【0006】まず、X線とX線ミラー反射面の位置ずれ
の量と周波数と強度分布変動の関係について説明する。
の量と周波数と強度分布変動の関係について説明する。
【0007】マスク上に照射されるX線の強度分布にむ
らを生じさせるような、X線とX線ミラーの相対位置ず
れを生じさせる原因には、以下のものが考えられる。 (1)SRの電子軌道の動きによるX線の出射位置や出
射方向の変化。 (2)床振動による光源とX線ミラー反射面の相対位置
変化。また、床振動により引き起こされるX線照明装置
やSRリングの振動。 (3)温度変化による建物(設置床)の変形。
らを生じさせるような、X線とX線ミラーの相対位置ず
れを生じさせる原因には、以下のものが考えられる。 (1)SRの電子軌道の動きによるX線の出射位置や出
射方向の変化。 (2)床振動による光源とX線ミラー反射面の相対位置
変化。また、床振動により引き起こされるX線照明装置
やSRリングの振動。 (3)温度変化による建物(設置床)の変形。
【0008】これらの原因が複合して、X線ミラーの位
置での入射X線がX線ミラー反射面に対し相対的に振動
して位置ずれを起こす。この位置ずれによる強度分布変
動の量は、その振幅(位置ずれ量)と振動周波数により
決まる。位置ずれの振動周波数成分のうち、1回の露光
時間に対し十分に高い周波数の成分については、それに
よる強度分布変動は露光時間内での複数回数の振動で平
均化されるので、無視することが出来る。
置での入射X線がX線ミラー反射面に対し相対的に振動
して位置ずれを起こす。この位置ずれによる強度分布変
動の量は、その振幅(位置ずれ量)と振動周波数により
決まる。位置ずれの振動周波数成分のうち、1回の露光
時間に対し十分に高い周波数の成分については、それに
よる強度分布変動は露光時間内での複数回数の振動で平
均化されるので、無視することが出来る。
【0009】一方、無視出来る周波数より低い変動につ
いては、X線とX線ミラー反射面のずれ量が所定の値以
下になるように位置制御をする必要がある。従って、露
光時間が短くなるほどに、制御周波数を高めなければな
らない。
いては、X線とX線ミラー反射面のずれ量が所定の値以
下になるように位置制御をする必要がある。従って、露
光時間が短くなるほどに、制御周波数を高めなければな
らない。
【0010】しかし、一般にX線ミラーは超高真空中に
設置されるため、超高真空対応の駆動機構を用いるか、
金属ベローズ等を介して大気中側の駆動源から駆動力を
導入して駆動するなどの特別な機構が必要とある。加え
てX線ミラーは一般に大きく重い場合が多い。したがっ
て、ミラーを高い周波数で大きな振幅で動かすには大掛
かりな駆動装置が必要となる。さらに周波数が高くなっ
てくると、ミラーの駆動装置や架台等支持系の固有振動
数に近づき、共振現象を誘発するので制御することが困
難になる場合がある。以上のことから、X線ミラーを位
置制御するだけの従来方式だでは、より一層の高精度化
の追求は限界がある。
設置されるため、超高真空対応の駆動機構を用いるか、
金属ベローズ等を介して大気中側の駆動源から駆動力を
導入して駆動するなどの特別な機構が必要とある。加え
てX線ミラーは一般に大きく重い場合が多い。したがっ
て、ミラーを高い周波数で大きな振幅で動かすには大掛
かりな駆動装置が必要となる。さらに周波数が高くなっ
てくると、ミラーの駆動装置や架台等支持系の固有振動
数に近づき、共振現象を誘発するので制御することが困
難になる場合がある。以上のことから、X線ミラーを位
置制御するだけの従来方式だでは、より一層の高精度化
の追求は限界がある。
【0011】一方、SRの電子軌道を計測し、その計測
値により電子軌道の位置、すなわち発光点位置を制御
し、X線とX線ミラーの位置ずれを抑える方法もある
が、SRリングもしくはSRリング付近に固定された計
測器により電子軌道を測定するため、床振動や建物の変
形が生じた場合には解決できない。従って、電子軌道の
位置制御を行なうと同時にSRリングの床振動について
対策する必要があり、低周波数の床振動にまで対処する
ためにはSRリングに除振機構を設けなくてはならなく
なる。しかしながら、実際にはSRリングに低い周波数
の除振機構を設けるというのはSRリングの重量、大き
さを考慮すると難しいと考えられる。加えて建物全体を
低周波数の範囲まで除振構造にする事は多くの費用が必
要となる。仮に、除振機構を設けたとしても、温度変化
による建物の変形の様な非常にゆっくりした位置変動に
は対応できない。
値により電子軌道の位置、すなわち発光点位置を制御
し、X線とX線ミラーの位置ずれを抑える方法もある
が、SRリングもしくはSRリング付近に固定された計
測器により電子軌道を測定するため、床振動や建物の変
形が生じた場合には解決できない。従って、電子軌道の
位置制御を行なうと同時にSRリングの床振動について
対策する必要があり、低周波数の床振動にまで対処する
ためにはSRリングに除振機構を設けなくてはならなく
なる。しかしながら、実際にはSRリングに低い周波数
の除振機構を設けるというのはSRリングの重量、大き
さを考慮すると難しいと考えられる。加えて建物全体を
低周波数の範囲まで除振構造にする事は多くの費用が必
要となる。仮に、除振機構を設けたとしても、温度変化
による建物の変形の様な非常にゆっくりした位置変動に
は対応できない。
【0012】結局、X線ミラーの位置や姿勢を制御する
周波数には上限があり、且つSRリングの電子軌道を制
御しても床振動の影響があるため制御できる周波数には
下限がある。従って、そのどちらか一方のみでX線とX
線ミラーとのずれによる強度分布変動を抑えることは困
難である。
周波数には上限があり、且つSRリングの電子軌道を制
御しても床振動の影響があるため制御できる周波数には
下限がある。従って、そのどちらか一方のみでX線とX
線ミラーとのずれによる強度分布変動を抑えることは困
難である。
【0013】本発明は上述の従来の技術が有する課題を
解決すべくなされたもので、X線ミラーへの入射X線の
ずれを極めて小さくすることができ、より精度の高いX
線照明が可能なX線照明装置を提供することを目的とす
る。さらにはこの装置を用いた優れた性能のX線露光装
置やデバイス製造方法を提供することを目的とする。
解決すべくなされたもので、X線ミラーへの入射X線の
ずれを極めて小さくすることができ、より精度の高いX
線照明が可能なX線照明装置を提供することを目的とす
る。さらにはこの装置を用いた優れた性能のX線露光装
置やデバイス製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する本
発明のX線照明装置は、発光点から放射されるX線を少
なくとも1枚のX線ミラーで反射して物体を照明するX
線照明装置であって、該発光点の位置を計測する第1の
計測手段と、該第1の計測手段の計測に基づいて該発光
点の位置を制御する第1の制御手段と、該X線ミラーの
近傍位置でのX線の位置を計測する第2の計測手段と、
該第2の計測手段の計測に基づいて該X線ミラーの位置
又は姿勢を制御する第2の制御手段とを備えたことを特
徴とする。
発明のX線照明装置は、発光点から放射されるX線を少
なくとも1枚のX線ミラーで反射して物体を照明するX
線照明装置であって、該発光点の位置を計測する第1の
計測手段と、該第1の計測手段の計測に基づいて該発光
点の位置を制御する第1の制御手段と、該X線ミラーの
近傍位置でのX線の位置を計測する第2の計測手段と、
該第2の計測手段の計測に基づいて該X線ミラーの位置
又は姿勢を制御する第2の制御手段とを備えたことを特
徴とする。
【0015】また本発明のX線露光装置は、上記X線照
明装置を備え、前記物体はマスク又はウエハであること
を特徴とする。
明装置を備え、前記物体はマスク又はウエハであること
を特徴とする。
【0016】また本発明のX線照明方法は、放射源の発
光点から放射されるX線を少なくとも1枚のX線ミラー
で反射して物体を照明するX線照明方法であって、該発
光点の位置を制御すると共に、入射X線に対する該X線
ミラーの位置又は姿勢を制御することを特徴とする。
光点から放射されるX線を少なくとも1枚のX線ミラー
で反射して物体を照明するX線照明方法であって、該発
光点の位置を制御すると共に、入射X線に対する該X線
ミラーの位置又は姿勢を制御することを特徴とする。
【0017】また本発明のデバイス製造方法は、上記X
線照明方法を用いてマスク及びウエハを照明する工程を
含む工程にてデバイスを製造することを特徴とする。
線照明方法を用いてマスク及びウエハを照明する工程を
含む工程にてデバイスを製造することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態のX線
照明装置(X線露光装置)の構成を示したものである。
また、図2は放射源であるSRリング、X線ミラー、X
線露光装置の関係を示した図である。
照明装置(X線露光装置)の構成を示したものである。
また、図2は放射源であるSRリング、X線ミラー、X
線露光装置の関係を示した図である。
【0019】図中、1はSRリング内の電子軌道、2は
SRの電子軌道の位置を調整するステアリングマグネッ
ト、3はSRから放射されるシンクロトロン放射光であ
るところのX線ビームである。X線ビームはそれぞれ放
射方向が異なる4つのビームラインに沿って取り出して
いる。以下、1つのビームラインについて説明する。
SRの電子軌道の位置を調整するステアリングマグネッ
ト、3はSRから放射されるシンクロトロン放射光であ
るところのX線ビームである。X線ビームはそれぞれ放
射方向が異なる4つのビームラインに沿って取り出して
いる。以下、1つのビームラインについて説明する。
【0020】4は第1のX線ミラー、5は第2のX線ミ
ラーである。6は第1のX線ミラーの位置及び姿勢を調
整する第1の駆動機構、7は第2のX線ミラーの位置及
び姿勢を調整する第2の駆動機構である。
ラーである。6は第1のX線ミラーの位置及び姿勢を調
整する第1の駆動機構、7は第2のX線ミラーの位置及
び姿勢を調整する第2の駆動機構である。
【0021】8はSRリング1の発光点から放射された
直後のX線ビームの位置を計測する第1のSRビームモ
ニタであり、4つのビームラインのそれぞれでX線取り
出しポート直後の位置に設けている。9は第1の制御手
段であって、4つのそれぞれの第1のSRビームモニタ
8の出力に基づいてステアリングマグネット2を制御す
る。
直後のX線ビームの位置を計測する第1のSRビームモ
ニタであり、4つのビームラインのそれぞれでX線取り
出しポート直後の位置に設けている。9は第1の制御手
段であって、4つのそれぞれの第1のSRビームモニタ
8の出力に基づいてステアリングマグネット2を制御す
る。
【0022】10は第1のX線ミラー4の近傍位置にお
いて入射X線の位置(光軸)を計測する第2のSRビー
ムモニタである。11は第2の制御手段であって、第1
及び第2のビームモニタの出力を受け取り、第1のビー
ムモニタの出力を第1の制御手段9に与えると共に、第
2のビームモニタの出力に基づいて第1のX線ミラー駆
動手段と第2のX線ミラーの駆動手段を制御する第2の
制御手段である。12は被照射物体であるX線マスク及
びウエハであり、X線露光装置内に保持される。
いて入射X線の位置(光軸)を計測する第2のSRビー
ムモニタである。11は第2の制御手段であって、第1
及び第2のビームモニタの出力を受け取り、第1のビー
ムモニタの出力を第1の制御手段9に与えると共に、第
2のビームモニタの出力に基づいて第1のX線ミラー駆
動手段と第2のX線ミラーの駆動手段を制御する第2の
制御手段である。12は被照射物体であるX線マスク及
びウエハであり、X線露光装置内に保持される。
【0023】また図2において、13はSRリング及び
X線ミラーの設置される床、14はSRリング1を搭載
して床との振動伝達を軽減する除振機構である。15は
X線露光装置である。除振機構14はある所定の周波数
より大きい振動が一定の範囲内に収まるような特性のも
のを使用している。
X線ミラーの設置される床、14はSRリング1を搭載
して床との振動伝達を軽減する除振機構である。15は
X線露光装置である。除振機構14はある所定の周波数
より大きい振動が一定の範囲内に収まるような特性のも
のを使用している。
【0024】以上の構成において、第1の制御手段9は
第1のSRビームモニタ8の出力に基づき、放射された
X線が所定の範囲に収まるようにステアリングマグネッ
ト2を制御して電子軌道の位置を制御する。同時に、第
2の制御手段は第2のSRビームモニタ8の出力に基づ
き、第1及び第2のX線ミラーに対する入射X線の位置
関係が所定の範囲内に収まるように、第1及び第2のX
線ミラー駆動手段を制御して各X線ミラーの位置及び姿
勢を制御する。
第1のSRビームモニタ8の出力に基づき、放射された
X線が所定の範囲に収まるようにステアリングマグネッ
ト2を制御して電子軌道の位置を制御する。同時に、第
2の制御手段は第2のSRビームモニタ8の出力に基づ
き、第1及び第2のX線ミラーに対する入射X線の位置
関係が所定の範囲内に収まるように、第1及び第2のX
線ミラー駆動手段を制御して各X線ミラーの位置及び姿
勢を制御する。
【0025】ここで、SR電子軌道1の位置制御及び床
振動の除振機構14により制御される制御周波数の範
囲、ならびに各X線ミラー4、5の位置及び姿勢を制御
する制御周波数の範囲は以下のように決定する。
振動の除振機構14により制御される制御周波数の範
囲、ならびに各X線ミラー4、5の位置及び姿勢を制御
する制御周波数の範囲は以下のように決定する。
【0026】まず、想定される1回の最短の露光時間に
対して、それ以上の周波数であればX線とX線ミラーの
相対位置変動が強度むらに影響しないだけの周波数Ns
と振幅aを求める。想定される最短露光時間をTexと
し、露光面上で1%の露光むらを生じるずれ量をerと
する。周波数N、振幅aのずれが生じたときに発生する
むらEは以下の式で表される。
対して、それ以上の周波数であればX線とX線ミラーの
相対位置変動が強度むらに影響しないだけの周波数Ns
と振幅aを求める。想定される最短露光時間をTexと
し、露光面上で1%の露光むらを生じるずれ量をerと
する。周波数N、振幅aのずれが生じたときに発生する
むらEは以下の式で表される。
【0027】
【外1】
【0028】上記の式に基づき、X線とX線ミラー表面
を位置合わせするための最大周波数Nsを求める。Ns
は位置合せのために許容できる「露光むら」を決めるこ
とで、上式から逆算することができる。
を位置合わせするための最大周波数Nsを求める。Ns
は位置合せのために許容できる「露光むら」を決めるこ
とで、上式から逆算することができる。
【0029】次に、SRの電子軌道の位置制御および床
振動の制振によりミラー位置での振動を所定の振幅以下
に出来る周波数、すなわちX線ミラーがX線の相対位置
変動に追従できる最大周波数Nrを求める。これは電子
軌道の制御でとりきれない低周波な成分の一番高いとこ
ろと床振動の除振機構のカットオフ周波数のどちらか高
いほうとなる。Nrはその振幅と周波数、ステージシス
テムの固有振動数、ミラーとミラー支持系の重量より決
定される。Nrは実際にSRの軌道の制御、床振動の制
御を行った結果、X線ミラーの位置での相対位置ずれを
計測することによって求めることも出来る。
振動の制振によりミラー位置での振動を所定の振幅以下
に出来る周波数、すなわちX線ミラーがX線の相対位置
変動に追従できる最大周波数Nrを求める。これは電子
軌道の制御でとりきれない低周波な成分の一番高いとこ
ろと床振動の除振機構のカットオフ周波数のどちらか高
いほうとなる。Nrはその振幅と周波数、ステージシス
テムの固有振動数、ミラーとミラー支持系の重量より決
定される。Nrは実際にSRの軌道の制御、床振動の制
御を行った結果、X線ミラーの位置での相対位置ずれを
計測することによって求めることも出来る。
【0030】なお、X線ミラーの位置を制御するための
ミラー位置でのSRビームモニタ、すなわち第2のSRビ
ームモニタ10の出力に周波数Nrより高い周波数をカ
ットするローパスフィルタを入れている。これによりX
線ミラーの位置制御は周波数Nr以下の範囲で制御され
る。つまり、第2のSRビームモニタの出力にローパス
フィルタを入れることにより、X線ミラーが必要な周波
数より高い周波数まで制御されることがなくなり、駆動
装置の出力を小さく、また消費電力も小さくすることが
可能となる。
ミラー位置でのSRビームモニタ、すなわち第2のSRビ
ームモニタ10の出力に周波数Nrより高い周波数をカ
ットするローパスフィルタを入れている。これによりX
線ミラーの位置制御は周波数Nr以下の範囲で制御され
る。つまり、第2のSRビームモニタの出力にローパス
フィルタを入れることにより、X線ミラーが必要な周波
数より高い周波数まで制御されることがなくなり、駆動
装置の出力を小さく、また消費電力も小さくすることが
可能となる。
【0031】図3は上述の2つの最大周波数(Ns及び
Nr)に基づき制御可能な周波数の範囲と振幅の関係を
示したものである。図から分かるように、それぞれの手
段の制御範囲は一部が重複するように設定される。また
電子軌道位置制御と床振動対応の除振との組み合わせに
よる周波数範囲は、一部重複はあるが、先に説明した周
波数Ns及びNrに比べて高い周波数範囲を有する。
Nr)に基づき制御可能な周波数の範囲と振幅の関係を
示したものである。図から分かるように、それぞれの手
段の制御範囲は一部が重複するように設定される。また
電子軌道位置制御と床振動対応の除振との組み合わせに
よる周波数範囲は、一部重複はあるが、先に説明した周
波数Ns及びNrに比べて高い周波数範囲を有する。
【0032】以上説明したように、X線ミラーの位置姿
勢制御手段、SRリングの電子軌道の位置制御手段なら
びに床の除振機構により構成されるX線照明装置のそれ
ぞれの制御する周波数の範囲を設定することにより、以
下の示すような効果が得られる。
勢制御手段、SRリングの電子軌道の位置制御手段なら
びに床の除振機構により構成されるX線照明装置のそれ
ぞれの制御する周波数の範囲を設定することにより、以
下の示すような効果が得られる。
【0033】第1に、SRの電子軌道と床振動を制御す
ることにより、周波数の大きい部分のX線とX線ミラー
反射面の位置ずれを所定の範囲内に抑えることが可能と
なるため、X線ミラーの位置、姿勢制御手段の制御周波
数を大きくする必要がなく安価なX線ミラーシステムが
実現できる。
ることにより、周波数の大きい部分のX線とX線ミラー
反射面の位置ずれを所定の範囲内に抑えることが可能と
なるため、X線ミラーの位置、姿勢制御手段の制御周波
数を大きくする必要がなく安価なX線ミラーシステムが
実現できる。
【0034】第2に、X線ミラー位置や姿勢を制御する
ことにより、周波数の低い部分のX線とX線ミラー反射
面の位置ずれを所定の範囲内に抑えることが可能となる
ので、SRリングの除振周波数を低くする必要がなく、
大掛かりな除振機構を設ける必要がなくなる。また、X
線ミラーの位置、姿勢制御手段の制御周波数が4〜50
Hz程度まで対応できれば、除振機構はSRリングに設
ける必要は無く、制御可能周波数より大きい加振源に除
振機構を設けても良い。
ことにより、周波数の低い部分のX線とX線ミラー反射
面の位置ずれを所定の範囲内に抑えることが可能となる
ので、SRリングの除振周波数を低くする必要がなく、
大掛かりな除振機構を設ける必要がなくなる。また、X
線ミラーの位置、姿勢制御手段の制御周波数が4〜50
Hz程度まで対応できれば、除振機構はSRリングに設
ける必要は無く、制御可能周波数より大きい加振源に除
振機構を設けても良い。
【0035】なお以上の説明では、もっとも影響が大き
いY方向の振動について着目しているが、他の方向、す
なわちX方向、Z方向、回転振動についても同様に制御
することが好ましい。
いY方向の振動について着目しているが、他の方向、す
なわちX方向、Z方向、回転振動についても同様に制御
することが好ましい。
【0036】また本例では、好ましい形態として、第1
及び第2のX線ミラーの両方を駆動して変位させている
が、少なくとも一方を駆動するようにすれば効果が得ら
れる。
及び第2のX線ミラーの両方を駆動して変位させている
が、少なくとも一方を駆動するようにすれば効果が得ら
れる。
【0037】また本例では、発光点の位置を計測する第
1の計測手段と、X線ミラー近傍のX線位置を計測する
第2の計測手段を別々にしたが、2つの計測手段をどち
らか一方で兼用することも可能である。
1の計測手段と、X線ミラー近傍のX線位置を計測する
第2の計測手段を別々にしたが、2つの計測手段をどち
らか一方で兼用することも可能である。
【0038】また、SRビームを垂直方向に拡大した一
括露光方式に限らず、シート状のSRビームをマスクに
対し相対的にスキャンし露光する方法でも同様に適用す
ることができる。
括露光方式に限らず、シート状のSRビームをマスクに
対し相対的にスキャンし露光する方法でも同様に適用す
ることができる。
【0039】また、SRリング、X線ミラーが置かれる
床に除振機構を設けたが、所定の周波数の以上の加振源
を床に設けない、という構成をとっても同様の効果が得
られる。
床に除振機構を設けたが、所定の周波数の以上の加振源
を床に設けない、という構成をとっても同様の効果が得
られる。
【0040】<デバイス製造方法の実施例>次に上記説
明したX線露光装置を利用したデバイス製造方法の実施
形態を説明する。図4は微小デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッ
ド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステッ
プ1(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行な
う。ステップ2(マスク製作)では設計したパターンを
形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ
製造)ではシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを
製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼
ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラ
フィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次
のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ
4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化す
る工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンデ
ィング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程
を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製され
た半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の
検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完
成し、これが出荷(ステップ7)される。
明したX線露光装置を利用したデバイス製造方法の実施
形態を説明する。図4は微小デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッ
ド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステッ
プ1(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行な
う。ステップ2(マスク製作)では設計したパターンを
形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ
製造)ではシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを
製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼
ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラ
フィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次
のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ
4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化す
る工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンデ
ィング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程
を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製され
た半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の
検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完
成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0041】図5は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハにレジストを塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した露光装置または露
光方法によってマスクの回路パターンをウエハの複数の
ショット領域に並べて焼付露光する。ステップ17(現
像)では露光したウエハを現像する。ステップ18(エ
ッチング)では現像したレジスト像以外の部分を削り取
る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチングが済
んで不要となったレジストを取り除く。これらのステッ
プを繰り返し行なうことによって、ウエハ上に多重に回
路パターンが形成される。
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハにレジストを塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した露光装置または露
光方法によってマスクの回路パターンをウエハの複数の
ショット領域に並べて焼付露光する。ステップ17(現
像)では露光したウエハを現像する。ステップ18(エ
ッチング)では現像したレジスト像以外の部分を削り取
る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチングが済
んで不要となったレジストを取り除く。これらのステッ
プを繰り返し行なうことによって、ウエハ上に多重に回
路パターンが形成される。
【0042】本実施例の生産方法を用いれば、従来は製
造が難しかった高精度デバイスを低コストに製造するこ
とができる。
造が難しかった高精度デバイスを低コストに製造するこ
とができる。
【0043】
【発明の効果】本発明のによれば、X線ミラーへの入射
X線のずれを極めて小さくすることができ、より精度の
高いX線照明が可能なX線照明装置を提供することがで
きる。さらにはこの装置を用いた優れた性能のX線露光
装置やデバイス製造方法を提供することができる。
X線のずれを極めて小さくすることができ、より精度の
高いX線照明が可能なX線照明装置を提供することがで
きる。さらにはこの装置を用いた優れた性能のX線露光
装置やデバイス製造方法を提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態にかかるX線照明装置(X
線露光装置)の構成を示した図
線露光装置)の構成を示した図
【図2】本発明の実施形態にかかるの床の除振機構を示
した図
した図
【図3】制御可能な周波数の分担範囲と振幅との関係を
示した図
示した図
【図4】半導体デバイスの製造方法のフローを示す図
【図5】ウエハプロセスの詳細フローを示す図
【図6】従来のX線露光装置の構成図
1 電子軌道 2 ステアリングマグネット 3 X線ビーム 4 第1のX線ミラー 5 第2のX線ミラー 6 第1のX線ミラーの駆動手段 7 第2のX線ミラーの駆動手段 8 第1のSRビームモニタ 9 第1の制御手段 10 第2のSRビームモニタ 11 第2の制御手段 12 X線マスク 13 建物の設置床 14 除振機構 15 X線露光装置 16 駆動手段 17 制御手段 18 SRビームモニタ 19 X線ミラー 20 ウエハ
Claims (13)
- 【請求項1】 発光点から放射されるX線を少なくとも
1枚のX線ミラーで反射して物体を照明するX線照明装
置であって、該発光点の位置を計測する第1の計測手段
と、該第1の計測手段の計測に基づいて該発光点の位置
を制御する第1の制御手段と、該X線ミラーの近傍位置
でのX線の位置を計測する第2の計測手段と、該第2の
計測手段の計測に基づいて該X線ミラーの位置又は姿勢
を制御する第2の制御手段とを備えたことを特徴とする
X線照明装置。 - 【請求項2】 前記第1の制御手段の制御周波数は、前
記第2の制御手段の制御周波数とは異なる周波数範囲を
持っていることを特徴とする請求項1記載のX線照明装
置。 - 【請求項3】 前記第1の制御手段の制御周波数は、前
記第2の制御手段の制御周波数よりも高い周波数範囲を
持っていることを特徴とする請求項2記載のX線照明装
置。 - 【請求項4】 前記第1及び第2の制御手段の制御周波
数の範囲は一部重複していることを特徴とする請求項3
記載のX線照明装置。 - 【請求項5】 SRリングを搭載し床からの振動伝達を
軽減する除振機構を有することを特徴とする請求項1記
載のX線照明装置。 - 【請求項6】 前記除振機構が軽減する周波数は、前記
第2の制御手段の制御周波数よりも高い周波数範囲を持
っていることを特徴とする請求項5記載のX線照明装
置。 - 【請求項7】 前記第1の計測手段と前記第2の計測手
段とは少なくとも一部が兼用されていることを特徴とす
る請求項1記載のX線照明装置。 - 【請求項8】 前記第2の制御手段は、前記第2の計測
手段の出力にローパスフィルタを介して制御に不要な高
域の周波数成分を除去した制御周波数範囲に基づき前記
X線ミラーを制御することを特徴とする請求項7記載の
X線照明装置。 - 【請求項9】 X線はSR放射源から放射されるシンク
ロトロン放射光であることを特徴とする請求項1乃至8
のいずれか記載のX線照明装置。 - 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか記載のX線
照明装置を備え、前記物体はマスク又はウエハであるこ
とを特徴とするX線露光装置。 - 【請求項11】 放射源の発光点から放射されるX線を
少なくとも1枚のX線ミラーで反射して物体を照明する
X線照明方法であって、該発光点の位置を制御すると共
に、入射X線に対する該X線ミラーの位置又は姿勢を制
御することを特徴とするX線照明方法。 - 【請求項12】 発光点の位置の制御周波数は、前記X
線ミラーの制御周波数よりも高い周波数範囲を持ってい
ることを特徴とする請求項11記載のX線照明方法。 - 【請求項13】 請求項11乃至13のいずれか記載の
X線照明方法を用いてマスク及びウエハを照明する工程
を含む工程にてデバイスを製造することを特徴とするデ
バイス製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10319002A JPH11233436A (ja) | 1997-12-10 | 1998-11-10 | X線照明装置及び方法、並びにこれを用いたx線露光装置やデバイス製造方法 |
US09/207,023 US6256371B1 (en) | 1997-12-10 | 1998-12-08 | X-ray illumination device, x-ray illumination method, and an x-ray exposing device and device manufacturing method using the same |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-340055 | 1997-12-10 | ||
JP34005597 | 1997-12-10 | ||
JP10319002A JPH11233436A (ja) | 1997-12-10 | 1998-11-10 | X線照明装置及び方法、並びにこれを用いたx線露光装置やデバイス製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11233436A true JPH11233436A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=26569571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10319002A Withdrawn JPH11233436A (ja) | 1997-12-10 | 1998-11-10 | X線照明装置及び方法、並びにこれを用いたx線露光装置やデバイス製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6256371B1 (ja) |
JP (1) | JPH11233436A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4261660B2 (ja) | 1999-01-27 | 2009-04-30 | キヤノン株式会社 | X線露光装置 |
JP2000338299A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | X線露光装置、x線露光方法、x線マスク、x線ミラー、シンクロトロン放射装置、シンクロトロン放射方法および半導体装置 |
JP2001102280A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-13 | Canon Inc | 振動機構および該振動機構を組み込んだ露光装置ならびにデバイス製造方法 |
US6976953B1 (en) * | 2000-03-30 | 2005-12-20 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Maintaining the alignment of electric and magnetic fields in an x-ray tube operated in a magnetic field |
US6975895B1 (en) * | 2000-03-30 | 2005-12-13 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Modified X-ray tube for use in the presence of magnetic fields |
JP2002093684A (ja) | 2000-09-18 | 2002-03-29 | Canon Inc | X線露光装置、x線露光方法、半導体製造装置および微細構造体 |
US6666399B2 (en) * | 2001-06-18 | 2003-12-23 | Xerox Corporation | System for transfer and inversion of a continuous web substrate between printing and other devices |
US6998620B2 (en) * | 2001-08-13 | 2006-02-14 | Lambda Physik Ag | Stable energy detector for extreme ultraviolet radiation detection |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4803368A (en) * | 1987-12-28 | 1989-02-07 | Siemens Medical Laboratories, Inc. | Assembly and method for monitoring the lateral position of a beam of ionizing radiation |
US5276725A (en) * | 1988-05-10 | 1994-01-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Exposure system |
US5285488A (en) | 1989-09-21 | 1994-02-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Exposure apparatus |
CA2079562C (en) | 1991-09-30 | 1997-01-07 | Kazuyuki Kasumi | X-ray exposure apparatus |
US5394451A (en) | 1991-10-08 | 1995-02-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical arrangement for exposure apparatus |
US5835560A (en) | 1994-05-24 | 1998-11-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Exposure apparatus |
JPH1184098A (ja) * | 1997-07-11 | 1999-03-26 | Canon Inc | X線照明装置およびx線照明方法、x線露光装置ならびにデバイス製造方法 |
-
1998
- 1998-11-10 JP JP10319002A patent/JPH11233436A/ja not_active Withdrawn
- 1998-12-08 US US09/207,023 patent/US6256371B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6256371B1 (en) | 2001-07-03 |
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