JP2003059316A - 車両前照灯用リフレクタ構造 - Google Patents

車両前照灯用リフレクタ構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御範囲外の出射光および光溜まりの発生を
伴うことなく、配光パターンの水平方向の拡散幅の拡大
により側方視認性の向上を図ること。 【解決手段】 反射面2が、中心部位にバルブ装着孔3
を開設した自由曲面状に形成されると共に、バルブ装着
孔3に装着された光源バルブ4の光の出射角度を異にす
る複数のセグメントに分割して形成されている。この複
数のセグメントは、水平方向で交互に連続する複数の凸
状反射面A,B,…および凹状反射面a,b,…で構成
されている。両反射面の境界部位は、オフセット幅hの
略中間点を通り、かつ凸状反射面および凹状反射面と基
準放物面Sとの交角よりも大きい交角で基準放物面Sと
交差する緩やかな斜面を左右方向に延設して形成される
つなぎ反射面7で、つなぎ幅H間の凸状反射面と凹状反
射面とを連続させて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ヘッドラ
イトやフォグランプ等に適用される、反射面が複数のセ
グメントに分割して形成されている車両前照灯用リフレ
クタ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両前照灯用リフレクタ構造10
0は、図6に示すように、反射面2が、中心部位にバル
ブ装着孔3を開設した自由曲面状に形成されると共に、
バルブ装着孔3に装着された光源バルブ4の光の出射角
度を異にする複数のセグメントに分割して形成されてい
る。
【0003】すなわち、反射面2を構成する複数のセグ
メントは、図7に示すように、水平方向の基準放物面S
の内面に沿って適宜の間隔で連続的に形成される複数の
凸状反射面A〜Gにより形成されている。各セグメント
の境界部位5は、隣接する凸状反射面同士の接合部位に
形成される谷部で構成されており、リフレクタ構造10
0の正面視で垂直線になるように設計されている(図6
参照)。
【0004】このリフレクタ構造100によれば、光源
バルブ4の点灯時に図8に示す配光パターンLを奏する
ことができる。この配光パターンLは、具体的には遠方
スクリーン上に映し出されるフォグランプのもので、凸
状反射面A,Gの出射光により形成される配光パターン
L1と、凸状反射面B,Fの出射光により形成される配
光パターンL2と、凸状反射面C,Eの出射光により形
成される配光パターンL3と、凸状反射面Dの出射光に
より形成される配光パターンL4とで構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リフレ
クタ構造100は、配光パターンLの水平方向の拡散幅
を拡大するのに限界があり、このため側方視認性の向上
に対する要望を達成することができない、という課題を
有している。
【0006】その上、リフレクタ構造100は、各セグ
メントの境界部位5が谷部を構成しているので、図9
(a)に示すように、製造時に境界部位5を埋めるよう
な液溜まり6が現出する虞がある、という課題をも有し
ている。
【0007】液溜まり6が現出した場合その拡散光範囲
R2は、図9(a)、(b)に示すように、液溜まり6
の生じないときの拡散光範囲R1の両側端を幅rだけ内
側に戻して形成されるため、その分狭くなると共に、両
側端部に該当する部分が光溜まりR(図9(b)参照)
となって路面に照射されるため、視認性の低下を招く。
その他、液溜まり6は、対向車側へ向かう光等制御され
ない光を出射する虞があり、好ましいものとはいえな
い。
【0008】そこで本発明は、各セグメントの境界部位
に起因する制御範囲外の出射光および光溜まりの発生を
伴うことなく、配光パターンの水平方向の拡散幅の拡大
により側方視認性の向上を図ることができる車両前照灯
用リフレクタ構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、反射面が、中心部位にバ
ルブ装着孔を開設した自由曲面状に形成されると共に、
前記バルブ装着孔に装着された光源バルブの光の出射角
度を異にする複数のセグメントに分割して形成されてい
る車両前照灯用リフレクタ構造であって、前記複数のセ
グメントは、水平方向で交互に連続する複数の凸状反射
面および凹状反射面で構成されており、前記凸状反射面
は、水平方向の基準放物面の内面に沿って適宜の間隔で
間欠的に形成されており、前記凹状反射面は、前記凸状
反射面と前記基準放物面との交角よりも小さい交角で前
記基準放物面の外面に沿って両側の凸状反射面を連結す
るように線引きすると共に、該線引きを後方へオフセッ
トした位置で前記線引きに沿って形成されており、かつ
前記凸状反射面と凹状反射面との境界部位は、前記オフ
セット位置を中心とした左右方向のつなぎ幅を設定し、
前記オフセット幅の略中間点を通り、かつ前記凸状反射
面と前記基準放物面との交角よりも大きい交角で前記基
準放物面と交差する緩やかな斜面を左右方向に延設して
形成されるつなぎ反射面で、前記つなぎ幅間の前記凸状
反射面と凹状反射面とを連続させて構成されていること
を特徴とする。
【0010】このため、請求項1記載の発明では、光源
バルブの点灯により、凸状反射面からは、オープン拡散
の出射光が得られると共に、凹状反射面からは、クロス
拡散の出射光が得られる。
【0011】また、凸状反射面と基準放物面との交角を
αとし、凹状反射面と基準放物面との交角をβとし、か
つつなぎ反射面と基準放物面との交角をγとしたとき、
γ>α>βの関係が成立し、この関係に基づいてつなぎ
反射面からの出射光は、凸状反射面および凹状反射面か
らの各出射範囲を超えた大拡散パターンとなる。
【0012】また、凸状反射面と凹状反射面との境界部
位は、緩やかな斜面を左右方向に延設して形成されるつ
なぎ反射面で、凸状反射面と凹状反射面とを連続させて
構成されるものであるから、つなぎ反射面内には光を拡
散させる突起部や、液溜まりを発生させる谷部や段部等
が無く、このためこの部位からの出射光は、制御範囲外
の出射光や光溜まりを伴うことなく、制御範囲以内のも
のとして確保することができる。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の車両前照灯用リフレクタ構造であって、前記境界部
位は、前記反射面の正面視で垂直になるように設計され
ることを特徴とする。
【0014】このため、請求項2記載の発明では、つな
ぎ反射面は、垂直の境界部位の左右両側に延設されて形
成されるので、左右両側方向の出射角度の拡大を効率よ
く行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図6〜図9に示すものと同
一の機能を示すものは同一符号を付して説明する。
【0016】図1および図2は、本発明の一実施形態と
しての車両前照灯用リフレクタ構造1を示す。図1は、
リフレクタ構造1の正面図であり、図2は、図1のII
−II線に沿う概略断面図である。
【0017】リフレクタ構造1は、フォグランプに適用
されるものであって、反射面2が、中心部位にバルブ装
着孔3を開設した自由曲面状に形成されると共に、バル
ブ装着孔3に装着された光源バルブ4の光の出射角度を
異にする複数のセグメントに分割して形成されている。
このときの自由曲面は、図2中に放物線を破線Sで示す
ように、回転放物面を基本として形成されている。
【0018】複数のセグメントは、水平方向で交互に連
続する縦長の凸状反射面A〜Gおよび凹状反射面a〜f
で構成されている。すなわち、凹状反射面aは凸状反射
面A,B間に、凹状反射面bは凸状反射面B,C間に、
凹状反射面cは凸状反射面C,D間に、凹状反射面dは
凸状反射面D,E間に、凹状反射面eは凸状反射面E,
F間に、凹状反射面fは凸状反射面F,G間にそれぞれ
形成されている。
【0019】また、各凸状反射面と凹状反射面との境界
部位は、つなぎ反射面7で構成されており、このつなぎ
反射面7の両端が、それぞれ凸状反射面A(B,C,
D,E,F,G)と凹状反射面a(b,c,d,e,
f)に連続している。
【0020】具体的には、複数のセグメントは次のよう
にして形成される。
【0021】先ず、凸状反射面A,B,C,D,E,
F,Gは、水平方向の基準放物面Sの内面に沿って適宜
の間隔で間欠的に形成される。
【0022】次に、凹状反射面a,b,c,d,e,f
を、それぞれ該当する2個の凸状反射面間に形成する。
この形成過程を、図4に示す凸状反射面Cと凹状反射面
cとの関係で説明する。
【0023】すなわち、凹状反射面cの設計第1段階
は、図4(a)に示すように、凸状反射面Cと基準放物
面Sとの交角αよりも小さい交角βで基準放物面Sの外
面に沿って凸状反射面Cを連結するように線引きc1す
る。その設計第2段階は、図4(b)に示すように、線
引きc1を後方へオフセット(オフセット幅h)する。
そして凹状反射面cは、オフセットした位置で線引きc
1に沿って形成される。
【0024】また、このときの凸状反射面Cと凹状反射
面cとの境界部位は、図4(c)に示すように、オフセ
ット位置(直線oで示す)を中心とした左右方向のつな
ぎ幅Hを設定し、オフセット幅hの略中間点h1を通
り、かつ凸状反射面Cと基準放物面Sとの交角αよりも
大きい交角γで基準放物面Sと交差する緩やかな斜面を
左右方向に延設して形成されるつなぎ反射面7で、つな
ぎ幅H間の凸状反射面Cと凹状反射面cとを連続させて
構成される。すなわち、つなぎ反射面7は、その一端7
aが凸状反射面Cに連続しており、その他端7bが凹状
反射面cに連続している。つなぎ反射面7の交角γは、
凸状反射面Cの交角αおよび凹状反射面cの交角βより
も大きく、γ>α>βの関係が成立する。
【0025】このときの一設計例は次のようになる。す
なわち、図3に示すように、凸状反射面Cは、水平基準
の幅がM(=20mm)で、曲率半径R1(=100m
m)で形成されており、凹状反射面cは、水平基準の幅
がm(=8mm)で、曲率半径r(=15mm)で形成
されており、かつ凸状反射面Dは、水平基準の幅がM
(=20mm)で、曲率半径R2(=75mm)で形成
されている。
【0026】また、つなぎ反射面7は、図3および図4
に示すように、オフセット幅hが0.5mm、およびつ
なぎ幅Hが3mmとして設計される。
【0027】このように構成されたリフレクタ構造1に
よれば、光源バルブ4の点灯により、凸状反射面A,
B,C,D,E,F,Gからは、オープン拡散の出射光
が得られると共に、凹状反射面a,b,c,d,e,f
からは、クロス拡散の出射光が得られる。すなわち、図
3に示すように、凸状反射面Cの凹状反射面cよりの半
部分からの出射光は、出射範囲LC(=31°)とな
り、凸状反射面Dの凹状反射面cよりの半部分からの出
射光は、出射範囲LD(=37°)となり、かつ凹状反
射面cからの出射光は、出射範囲Lc(=48°)とな
る。
【0028】また、つなぎ反射面7からの出射光は、γ
>α>βの関係に基づいて、凸状反射面A,B,C,
D,E,F,Gおよび凹状反射面a,b,c,d,e,
fからの各出射範囲を超えた大拡散パターンとなる。す
なわち、図3に示すように、凹状反射面cの両側のつな
ぎ反射面7の内、凸状反射面D寄りのつなぎ反射面7D
の最大傾斜部分からの出射光は、出射範囲L7D(=5
6°)となり、かつ他側の凸状反射面C寄りのつなぎ反
射面7Cの最大傾斜部分からの出射光は、出射範囲L7
C(=63°)となる。
【0029】また、リフレクタ構造1によれば、光源バ
ルブ4の点灯時に図5に示す配光パターンLを奏するこ
とができる。この配光パターンLは、具体的には遠方ス
クリーン上に映し出されるフォグランプのもので、凸状
反射面A,Gの出射光により形成される配光パターンL
1と、凸状反射面B,Fの出射光により形成される配光
パターンL2と、凸状反射面C,Eの出射光により形成
される配光パターンL3と、凸状反射面Dの出射光によ
り形成される配光パターンL4と、凹状反射面a,fの
出射光により形成される配光パターンL5と、凹状反射
面b,eの出射光により形成される配光パターンL6
と、凹状反射面c,dの出射光により形成される配光パ
ターンL7とで構成されている。
【0030】この配光パターンLによれば、構成要素の
配光パターンL1〜L7中、配光パターンL7が、各凹
状反射面c,dの両側にそれぞれ形成されるつなぎ反射
面7に起因して大拡散となり、これにより側方視認性の
向上を図ることができる。
【0031】また、構成要素の配光パターンL1〜L7
中、配光パターンL5およびL6は、基本パターン(図
8の配光パターンL参照)以内のものとして形成される
が、各凹状反射面a,f,b,eの両側にそれぞれ形成
されるつなぎ反射面7に起因して、各凸状反射面A,
G,B,Fとの境界部位の出射光が側方に伸ばされて光
斑等をぼかすことができ、この点でも側方視認性の向上
を図ることができる。
【0032】また、凸状反射面(例えば、凸状反射面
C)と凹状反射面(例えば、凹状反射面c)との境界部
位は、緩やかな斜面を左右方向に延設して形成されるつ
なぎ反射面7で、凸状反射面Cと凹状反射面cとを連続
させて構成されるものであるから、つなぎ反射面7内に
は光を拡散させる突起部や、液溜まりを発生させる谷部
や段部等が無く、このためこの部位からの出射光は、制
御範囲外の出射光や光溜まりを伴うことなく、制御範囲
以内のものとして確保することができる。
【0033】また、好ましくは、リフレクタ構造1で
は、本実施形態のように、凸状反射面A(B,C,D,
E,F,G)と凹状反射面a(b,c,d,e,f)と
の境界部位は、反射面2の正面視(図1)で垂直になる
ように設計される。ここで境界部位は、オフセット位置
oで示す。
【0034】この構成では、つなぎ反射面7は、垂直の
境界部位(オフセット位置o)の左右両側に延設されて
形成されるので、左右両側方向の出射角度の拡大を効率
よく行うことができ、これにより左右両側方向に大拡散
した配光パターンLを容易に形成することができ、ひい
ては側方視認性の一層の向上を図ることができる。
【0035】また、つなぎ反射面6は、必要に応じて種
種設計される。例えば、オフセット幅hを固定した場合
は、つなぎ幅Hを広げる程、反射面7の傾斜度合いは弱
まり、これにつれて左右側への伸びも弱まるが、一方そ
の範囲の立体角が増えるため光量が増大して、輝度の向
上に寄与する。逆に、つなぎ幅Hを固定した場合は、オ
フセット幅hが大きくなる程、反射面7の傾斜度合いは
強まり、これにつれて左右側への光の伸びが増大する。
【0036】また、前記実施形態では、フォグランプに
ついて述べたが、本発明はそれに限定されるものでな
く、通常のヘッドランプについても適用されることは勿
論のことである。ヘッドランプの場合、例えば、反射面
は、大拡散制御面、中拡散制御面、15°カット制御
面、水平カット制御面、および走行ビーム制御面に分割
形成されており、かつ各制御面が複数のセグメントに分
割形成されると共に、この複数のセグメントが、凸状反
射面と凹状反射面とを交互に連続させて形成される。こ
のときつなぎ反射面は、凸状反射面と凹状反射面との境
界部位に形成される。
【0037】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、基準放物面との交角が凸状反射面や凹状
反射面よりも大きい緩やかな斜面を左右方向に延設して
形成されるつなぎ反射面で、凸状反射面と凹状反射面と
の境界部位を構成したので、各セグメントの境界部位に
起因する制御範囲外の出射光および光溜まりの発生を伴
うことなく、配光パターンの水平方向の拡散幅の拡大に
より側方視認性の向上を図ることができる車両前照灯用
リフレクタ構造を提供することができる。
【0038】また、請求項2記載の発明によれば、つな
ぎ反射面が、垂直の境界部位の左右両側に延設されて形
成されるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、左
右両側方向の出射角度の拡大を効率よく行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての車両前照灯用リフ
レクタ構造の正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面に基づく反射面
の表面の軌跡を示す説明図である。
【図3】図2のP部分の拡大した光路追跡説明図であ
る。
【図4】(a)、(b)、(c)は、本発明のつなぎ反
射面の設計過程の説明図である。
【図5】本発明のすれ違い配光パターンを示すグラフで
ある。
【図6】従来の車両前照灯用リフレクタ構造の正面図で
ある。
【図7】図6のVII−VII線に沿う断面に基づく反
射面の表面の軌跡を示す説明図である。
【図8】従来の車両前照灯用リフレクタ構造のすれ違い
配光パターンを示すグラフである。
【図9】(a)、(b)は、従来の車両前照灯用リフレ
クタ構造の課題を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 リフレクタ構造(車両前照灯用リフレクタ構造) 2 反射面 3 バルブ装着孔 4 光源バルブ 7 つなぎ反射面 A,B,C,D,E,F,G 凸状反射面 a,b,c,d,e,f 凹状反射面 H つなぎ幅 h オフセット幅 h1 中間点 o オフセット位置 S 基準放物面 α,β,γ 交角

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射面が、中心部位にバルブ装着孔を開
    設した自由曲面状に形成されると共に、前記バルブ装着
    孔に装着された光源バルブの光の出射角度を異にする複
    数のセグメントに分割して形成されている車両前照灯用
    リフレクタ構造であって、 前記複数のセグメントは、水平方向で交互に連続する複
    数の凸状反射面および凹状反射面で構成されており、 前記凸状反射面は、水平方向の基準放物面の内面に沿っ
    て適宜の間隔で間欠的に形成されており、 前記凹状反射面は、前記凸状反射面と前記基準放物面と
    の交角よりも小さい交角で前記基準放物面の外面に沿っ
    て両側の凸状反射面を連結するように線引きすると共
    に、該線引きを後方へオフセットした位置で前記線引き
    に沿って形成されており、かつ前記凸状反射面と凹状反
    射面との境界部位は、前記オフセット位置を中心とした
    左右方向のつなぎ幅を設定し、前記オフセット幅の略中
    間点を通り、かつ前記凸状反射面と前記基準放物面との
    交角よりも大きい交角で前記基準放物面と交差する緩や
    かな斜面を左右方向に延設して形成されるつなぎ反射面
    で、前記つなぎ幅間の前記凸状反射面と凹状反射面とを
    連続させて構成されていることを特徴とする車両前照灯
    用リフレクタ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両前照灯用リフレクタ
    構造であって、 前記境界部位は、前記反射面の正面視で垂直になるよう
    に設計されることを特徴とする車両前照灯用リフレクタ
    構造。
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