JP2003058785A - It環境フルサポートサービスにおける課金方法、及び該方法を実行するためのプログラム及び記録媒体 - Google Patents
It環境フルサポートサービスにおける課金方法、及び該方法を実行するためのプログラム及び記録媒体Info
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 IT環境の構築提案・管理に関するサービス
を顧客に対して1つのサービス窓口で一括して提供する
IT環境フルサポートシステムにおける課金方法を提供
する。 【解決手段】 コンタクトセンタ40またはIDC30
のコンピュータシステムは、用意された統合顧客DB6
0のデータを用いて対象の顧客10に対する課金処理を
行う。統合顧客DB60には、顧客IT環境に設置され
た情報監視手段によって取得した顧客の監視情報が蓄積
される。例えば、プリンタの出力枚数であるPV値、コ
ピー機の出力枚数であるCV値、ファックス装置の出力
枚数であるFV値、デジタルボードの出力枚数値、シュ
レッダーの処理枚数値、PCのCPU稼働時間、PCの
ハードディスク使用容量、デジタルスクリーン及びプロ
ジェクターの電力使用量、データバックアップ容量、デ
ータトラフィック値、全データ量を示すTDV値を用い
て課金金額が計算される。
を顧客に対して1つのサービス窓口で一括して提供する
IT環境フルサポートシステムにおける課金方法を提供
する。 【解決手段】 コンタクトセンタ40またはIDC30
のコンピュータシステムは、用意された統合顧客DB6
0のデータを用いて対象の顧客10に対する課金処理を
行う。統合顧客DB60には、顧客IT環境に設置され
た情報監視手段によって取得した顧客の監視情報が蓄積
される。例えば、プリンタの出力枚数であるPV値、コ
ピー機の出力枚数であるCV値、ファックス装置の出力
枚数であるFV値、デジタルボードの出力枚数値、シュ
レッダーの処理枚数値、PCのCPU稼働時間、PCの
ハードディスク使用容量、デジタルスクリーン及びプロ
ジェクターの電力使用量、データバックアップ容量、デ
ータトラフィック値、全データ量を示すTDV値を用い
て課金金額が計算される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IT環境フルサポ
ートサービスにおける課金方法、該方法を実行するプロ
グラム及び記録媒体に関し、より詳細には、IT環境の
提案,構築,維持管理等に関するサポートサービスを顧
客に対して1つのサービス窓口で一括して提供すること
ができるようにしたIT環境フルサポートサービスにお
ける課金方法に関する。
ートサービスにおける課金方法、該方法を実行するプロ
グラム及び記録媒体に関し、より詳細には、IT環境の
提案,構築,維持管理等に関するサポートサービスを顧
客に対して1つのサービス窓口で一括して提供すること
ができるようにしたIT環境フルサポートサービスにお
ける課金方法に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、企業等においてはIT(Informat
ion Technology)環境が急速に進展している。IT環境
の構築及びメンテナンスにおいては、各種のサービスを
利用する必要が生じる。例えば、IT環境に係わるコン
サルティングサービス、設計・施工サービス、オンサイ
トやリモートによるメンテナンスサービス、環境監視サ
ービス、データ保護サービス等が企業等顧客に提供され
ていて、企業等ではこれらサービスを適宜使い分けてI
T環境の管理・運営を行うようにしていた。
ion Technology)環境が急速に進展している。IT環境
の構築及びメンテナンスにおいては、各種のサービスを
利用する必要が生じる。例えば、IT環境に係わるコン
サルティングサービス、設計・施工サービス、オンサイ
トやリモートによるメンテナンスサービス、環境監視サ
ービス、データ保護サービス等が企業等顧客に提供され
ていて、企業等ではこれらサービスを適宜使い分けてI
T環境の管理・運営を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】企業等においては、上
記のごとくのIT環境に関する各種サービスを選択し、
それぞれのサービス提供者から該当サービスの提供を受
けるようにするのが通常の形態である。すなわち、IT
環境に係わるサービスについては、企業等顧客はそれぞ
れのサービス提供者に対して、サービス毎に、さらに機
器やソフトウェアのメーカや販売会社毎に連絡や照会を
行わなければならず、またサービス同士の連携もとるこ
とができないため、企業等のIT管理者にとっては、非
常に煩雑な作業を強いられていたのが実情である。上記
のような課題があるにもかかわらず、企業等の顧客に対
してIT環境に係わるコンサルティング、設計、施工、
メンテナンス、環境監視及びデータ保護等のサービスを
一括して提供できるシステムは提供されていなく、これ
に伴う顧客への課金方法については具体的に考えられて
ない。
記のごとくのIT環境に関する各種サービスを選択し、
それぞれのサービス提供者から該当サービスの提供を受
けるようにするのが通常の形態である。すなわち、IT
環境に係わるサービスについては、企業等顧客はそれぞ
れのサービス提供者に対して、サービス毎に、さらに機
器やソフトウェアのメーカや販売会社毎に連絡や照会を
行わなければならず、またサービス同士の連携もとるこ
とができないため、企業等のIT管理者にとっては、非
常に煩雑な作業を強いられていたのが実情である。上記
のような課題があるにもかかわらず、企業等の顧客に対
してIT環境に係わるコンサルティング、設計、施工、
メンテナンス、環境監視及びデータ保護等のサービスを
一括して提供できるシステムは提供されていなく、これ
に伴う顧客への課金方法については具体的に考えられて
ない。
【0004】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、IT環境の構築提案・管理に関するサービ
スを顧客に対して1つのサービス窓口で一括して提供す
ることにより、顧客に利便性を与えて顧客満足度を高め
ることができるようにすることができるIT環境フルサ
ポートシステムにおける課金方法、該方法を実行するた
めのプログラム及び記録媒体を提供することを目的とす
るものである。
れたもので、IT環境の構築提案・管理に関するサービ
スを顧客に対して1つのサービス窓口で一括して提供す
ることにより、顧客に利便性を与えて顧客満足度を高め
ることができるようにすることができるIT環境フルサ
ポートシステムにおける課金方法、該方法を実行するた
めのプログラム及び記録媒体を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コン
ピュータシステムを構成するハードウェア及びソフトウ
ェアによるIT環境を提案して構築しこれを管理するた
めのフルサポートサービスにおける課金方法であって、
該IT環境フルサポートサービスにおける課金方法は、
顧客ITシステムとの間でネットワークを介してデータ
送受信可能に設定されたコンピュータシステムを用い、
前記フルサポートサービスの提供者は、顧客のIT環境
に関して用意した全てのサービスの課金について前記コ
ンピュータシステムによって処理を行うことを特徴とし
たものである。
ピュータシステムを構成するハードウェア及びソフトウ
ェアによるIT環境を提案して構築しこれを管理するた
めのフルサポートサービスにおける課金方法であって、
該IT環境フルサポートサービスにおける課金方法は、
顧客ITシステムとの間でネットワークを介してデータ
送受信可能に設定されたコンピュータシステムを用い、
前記フルサポートサービスの提供者は、顧客のIT環境
に関して用意した全てのサービスの課金について前記コ
ンピュータシステムによって処理を行うことを特徴とし
たものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記コンピュータシステムによりアクセス可能な顧
客DBを用意し、顧客のIT環境を構成する機器システ
ムに、該IT環境の状態監視を行うための状態監視デー
タを検出して前記コンピュータシステムに送信する状態
監視データ送信手段を設定し、該コンピュータシステム
は、送信された前記状態監視データを前記顧客DBに保
持させて該状態監視データに基づく状態監視サービスを
提供し、該状態監視サービスに対する対価として顧客へ
の課金処理を実行できるようにしたことを特徴としたも
のである。
て、前記コンピュータシステムによりアクセス可能な顧
客DBを用意し、顧客のIT環境を構成する機器システ
ムに、該IT環境の状態監視を行うための状態監視デー
タを検出して前記コンピュータシステムに送信する状態
監視データ送信手段を設定し、該コンピュータシステム
は、送信された前記状態監視データを前記顧客DBに保
持させて該状態監視データに基づく状態監視サービスを
提供し、該状態監視サービスに対する対価として顧客へ
の課金処理を実行できるようにしたことを特徴としたも
のである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、前記状態監視データは、該顧客IT環境を
構成する機器及び周辺装置の負荷測定データ、データト
ラフィックの負荷測定データ、接続確認または動作確認
データ、ログ管理データ、及びセキュリティチェックデ
ータ、コピー機におけるコピー出力枚数、プリンタまた
はプリント機能を備える機器におけるプリント出力枚
数、及びファクシミリ出力枚数のいずれかまたは複数の
情報を含むようにし、前記コンピュータシステムは、前
記状態監視データを用いて課金情報を生成するようにし
たことを特徴としたものである。
明において、前記状態監視データは、該顧客IT環境を
構成する機器及び周辺装置の負荷測定データ、データト
ラフィックの負荷測定データ、接続確認または動作確認
データ、ログ管理データ、及びセキュリティチェックデ
ータ、コピー機におけるコピー出力枚数、プリンタまた
はプリント機能を備える機器におけるプリント出力枚
数、及びファクシミリ出力枚数のいずれかまたは複数の
情報を含むようにし、前記コンピュータシステムは、前
記状態監視データを用いて課金情報を生成するようにし
たことを特徴としたものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれか1の発明において、前記顧客DBの保持データを
用いて顧客毎に最適なIT環境を実現するシステム構成
を提案できる機能を、前記コンピュータシステムに付与
し、最適システムの提案サービスに対して課金処理を実
行することを特徴としたものである。
ずれか1の発明において、前記顧客DBの保持データを
用いて顧客毎に最適なIT環境を実現するシステム構成
を提案できる機能を、前記コンピュータシステムに付与
し、最適システムの提案サービスに対して課金処理を実
行することを特徴としたものである。
【0009】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれか1の発明において、顧客に対する課金金額を算出
する基礎とする所定のデータ項目を定めるとともに、該
データ項目毎に課金の算出ルールを定め、顧客のIT環
境における所定項目のデータを抽出して蓄積し、所定の
タイミングでまたは指示入力に応じて前記算出ルールに
従って前記抽出データを用いて顧客への課金すべき金額
を算出することを特徴としたものである。
ずれか1の発明において、顧客に対する課金金額を算出
する基礎とする所定のデータ項目を定めるとともに、該
データ項目毎に課金の算出ルールを定め、顧客のIT環
境における所定項目のデータを抽出して蓄積し、所定の
タイミングでまたは指示入力に応じて前記算出ルールに
従って前記抽出データを用いて顧客への課金すべき金額
を算出することを特徴としたものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記算出ルールは、前記所定のデータ項目における
データの量に従って各データに関する従量制課金金額を
算出し、さらに必要に応じて該従量制課金金額に、所定
の固定料金、実施されたサービスの対価に基づいて算出
された課金金額、及び納品された商品の対価のいずれか
または複数を加えて顧客に課金すべき総課金金額を決定
することを特徴としたものである。
て、前記算出ルールは、前記所定のデータ項目における
データの量に従って各データに関する従量制課金金額を
算出し、さらに必要に応じて該従量制課金金額に、所定
の固定料金、実施されたサービスの対価に基づいて算出
された課金金額、及び納品された商品の対価のいずれか
または複数を加えて顧客に課金すべき総課金金額を決定
することを特徴としたものである。
【0011】請求項7の発明は、請求項5または6の発
明において、前記所定のデータ項目は、プリンタの出力
枚数であるPV(Print Volume)値、コピー機の出力枚
数であるCV(Copy Volume)値、ファックス装置の出
力枚数であるFV(Fax Volume)値、デジタルボードの
出力枚数値、シュレッダーのシュレッダー枚数値、PC
のCPU稼働時間、PCのハードディスク使用容量、デ
ジタルスクリーン及びプロジェクターにおいてはその電
力使用量、サービス提供者によるデータバックアップ容
量、顧客のネットワークにおけるデータトラフィック
値、顧客のシステムにおける全データ量を示すTDV
(Total Data Volume)値のいずれかまたは複数を含む
ことを特徴としたものである。
明において、前記所定のデータ項目は、プリンタの出力
枚数であるPV(Print Volume)値、コピー機の出力枚
数であるCV(Copy Volume)値、ファックス装置の出
力枚数であるFV(Fax Volume)値、デジタルボードの
出力枚数値、シュレッダーのシュレッダー枚数値、PC
のCPU稼働時間、PCのハードディスク使用容量、デ
ジタルスクリーン及びプロジェクターにおいてはその電
力使用量、サービス提供者によるデータバックアップ容
量、顧客のネットワークにおけるデータトラフィック
値、顧客のシステムにおける全データ量を示すTDV
(Total Data Volume)値のいずれかまたは複数を含む
ことを特徴としたものである。
【0012】請求項8の発明は、請求項6または7の発
明において、前記納品された商品の対価として、プリン
タ、コピー機及びファックスのいずれかまたは複数にお
けるトナー料金及び/またはプリント用紙料金に基づい
て算出した費用を用いることを特徴としたものである。
明において、前記納品された商品の対価として、プリン
タ、コピー機及びファックスのいずれかまたは複数にお
けるトナー料金及び/またはプリント用紙料金に基づい
て算出した費用を用いることを特徴としたものである。
【0013】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、前記トナー料金に基づいて算出する費用は、一枚当
たりの平均トナー量統計値を用いて一枚当たりのトナー
料金を予め定め、前記プリンタ、コピー及びファックス
のいずれかまたは複数における所定期間内の紙媒体の出
力量に前記一枚当たりのトナー料金を乗じることにより
算出することを特徴としたものである。
て、前記トナー料金に基づいて算出する費用は、一枚当
たりの平均トナー量統計値を用いて一枚当たりのトナー
料金を予め定め、前記プリンタ、コピー及びファックス
のいずれかまたは複数における所定期間内の紙媒体の出
力量に前記一枚当たりのトナー料金を乗じることにより
算出することを特徴としたものである。
【0014】請求項10の発明は、請求項8または9の
発明において、前記用紙料金に基づいて算出する費用
は、一枚当たりの用紙料金を予め定め、前記プリンタ、
コピー及びファックスのいずれかまたは複数における所
定期間内の紙媒体の出力量に前記一枚当たりの用紙料金
を乗じることにより算出することを特徴としたものであ
る。
発明において、前記用紙料金に基づいて算出する費用
は、一枚当たりの用紙料金を予め定め、前記プリンタ、
コピー及びファックスのいずれかまたは複数における所
定期間内の紙媒体の出力量に前記一枚当たりの用紙料金
を乗じることにより算出することを特徴としたものであ
る。
【0015】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、前記実施されたサービスの対価に基づいて算出
する課金金額に関し、前記顧客のIT環境における所定
のデータ項目からサービスの対価に係わる課金の基礎と
する項目を選定し、そのデータ項目に関し所定期間にお
けるデータ標準値を定め、実際のサービスにかかった経
費と前記データ標準値とからデータ項目の単位あたりの
経費を算出し、該単位当たりの経費を実際に顧客ID環
境から抽出された所定項目のデータ値に乗じることによ
って前記サービスの対価に基づく課金金額を従量制で算
出することを特徴としたものである。
おいて、前記実施されたサービスの対価に基づいて算出
する課金金額に関し、前記顧客のIT環境における所定
のデータ項目からサービスの対価に係わる課金の基礎と
する項目を選定し、そのデータ項目に関し所定期間にお
けるデータ標準値を定め、実際のサービスにかかった経
費と前記データ標準値とからデータ項目の単位あたりの
経費を算出し、該単位当たりの経費を実際に顧客ID環
境から抽出された所定項目のデータ値に乗じることによ
って前記サービスの対価に基づく課金金額を従量制で算
出することを特徴としたものである。
【0016】請求項12の発明は、請求項11の発明に
おいて、サービス提供者が顧客に対して機器及び/また
はソフトウェアを導入してその導入時のセットアップ及
び/または操作説明を行った場合に、該セットアップ及
び/または操作説明に係わる経費を算出し、該経費と前
記データ標準値とからデータ項目の単位あたりの経費を
算出し、該単位当たりの経費を実際に顧客ID環境から
抽出された所定項目のデータ値に乗じることによって前
記機器及び/またはソフトウェアの導入サービスにおけ
る対価に基づく課金金額を算出することを特徴としたも
のである。
おいて、サービス提供者が顧客に対して機器及び/また
はソフトウェアを導入してその導入時のセットアップ及
び/または操作説明を行った場合に、該セットアップ及
び/または操作説明に係わる経費を算出し、該経費と前
記データ標準値とからデータ項目の単位あたりの経費を
算出し、該単位当たりの経費を実際に顧客ID環境から
抽出された所定項目のデータ値に乗じることによって前
記機器及び/またはソフトウェアの導入サービスにおけ
る対価に基づく課金金額を算出することを特徴としたも
のである。
【0017】請求項13の発明は、請求項11または1
2の発明において、前記のデータ標準値は、サービス提
供者が機器及び/またはソフトウェアを複数年契約でレ
ンタルまたはリースによって顧客に提供する場合、契約
年数における標準使用量を定めて、その標準使用量から
所定項目のデータに関する単価を算出し、該単価に基づ
いて顧客の実際の所定項目のデータの実績に応じで従量
制で課金することを特徴としたものである。
2の発明において、前記のデータ標準値は、サービス提
供者が機器及び/またはソフトウェアを複数年契約でレ
ンタルまたはリースによって顧客に提供する場合、契約
年数における標準使用量を定めて、その標準使用量から
所定項目のデータに関する単価を算出し、該単価に基づ
いて顧客の実際の所定項目のデータの実績に応じで従量
制で課金することを特徴としたものである。
【0018】請求項14の発明は、請求項11の発明に
おいて、前記状態監視サービスに係わる経費を算出し、
該経費と前記データ標準値とからデータ項目の単位あた
りの経費を算出し、該単位当たりの経費を実際に顧客I
D環境から抽出された所定項目のデータ値に乗じること
によって前記状態監視サービスにおける対価に基づく課
金金額を算出することを特徴としたものである。
おいて、前記状態監視サービスに係わる経費を算出し、
該経費と前記データ標準値とからデータ項目の単位あた
りの経費を算出し、該単位当たりの経費を実際に顧客I
D環境から抽出された所定項目のデータ値に乗じること
によって前記状態監視サービスにおける対価に基づく課
金金額を算出することを特徴としたものである。
【0019】請求項15の発明は、請求項11の発明に
おいて、サービスエンジニアによる保守サービスに関
し、過去のトラブル実績データと前記データ標準値とか
らデータ項目の単位当たりの費用を算出し、該単位当た
りの費用を実際に顧客ID環境から抽出された所定項目
のデータ値に乗じることによって前記保守サービスにお
ける対価に基づく課金金額を算出することを特徴とした
ものである。
おいて、サービスエンジニアによる保守サービスに関
し、過去のトラブル実績データと前記データ標準値とか
らデータ項目の単位当たりの費用を算出し、該単位当た
りの費用を実際に顧客ID環境から抽出された所定項目
のデータ値に乗じることによって前記保守サービスにお
ける対価に基づく課金金額を算出することを特徴とした
ものである。
【0020】請求項16の発明は、請求項11の発明に
おいて、サービス提供者が顧客に対して顧客のIT環境
構築のためのマスタープランの作成代行、定期的な機器
等の導入計画書の作成代行、定期的に作成する実施報告
書の作成代行を含むサポートサービスを実施する場合、
サポートサービスに係わる課金については、最初の所定
期間は無償として所定期間経過後にサポート経費と前記
データ標準値とからデータ項目の単位当たりの費用を算
出し、該単位当たりの費用を実際に顧客ID環境から抽
出された所定項目のデータ値に乗じることによって前記
サポートサービスにおける対価に基づく課金金額を算出
することを特徴としたものである。
おいて、サービス提供者が顧客に対して顧客のIT環境
構築のためのマスタープランの作成代行、定期的な機器
等の導入計画書の作成代行、定期的に作成する実施報告
書の作成代行を含むサポートサービスを実施する場合、
サポートサービスに係わる課金については、最初の所定
期間は無償として所定期間経過後にサポート経費と前記
データ標準値とからデータ項目の単位当たりの費用を算
出し、該単位当たりの費用を実際に顧客ID環境から抽
出された所定項目のデータ値に乗じることによって前記
サポートサービスにおける対価に基づく課金金額を算出
することを特徴としたものである。
【0021】請求項17の発明は、請求項1ないし16
のいずれか1の発明において、顧客IT環境において一
定期間にトラブルが予め定めた件数設定値以上に発生し
た場合、所定期間を対象にした課金金額から一定の値引
きを行うようにすることを特徴としたものである。
のいずれか1の発明において、顧客IT環境において一
定期間にトラブルが予め定めた件数設定値以上に発生し
た場合、所定期間を対象にした課金金額から一定の値引
きを行うようにすることを特徴としたものである。
【0022】請求項18の発明は、請求項17の発明に
おいて、前記値引きを行う金額に関し、顧客のIT環境
を構成する機器またはソフトウェアの障害に関して、障
害が生じた際にその都度、または一定期間経過毎に、予
め定めたルールに従って、障害の程度を示すポイント情
報を生成し、該ポイント情報に基づいて値引き金額を決
定するようにしたことを特徴としたものである。
おいて、前記値引きを行う金額に関し、顧客のIT環境
を構成する機器またはソフトウェアの障害に関して、障
害が生じた際にその都度、または一定期間経過毎に、予
め定めたルールに従って、障害の程度を示すポイント情
報を生成し、該ポイント情報に基づいて値引き金額を決
定するようにしたことを特徴としたものである。
【0023】請求項19の発明は、請求項18の発明に
おいて、前記ポイント付与のルールは、障害発生時の影
響の強度を相対的に評価して機器及びソフトウェア毎に
単位時間当たりの付与ポイント数を定め、障害によって
稼働が停止した時間と前記単位時間当たりの付与ポイン
ト数とに従って、障害に係わるポイント情報を生成する
ようにしたことを特徴としたものである。
おいて、前記ポイント付与のルールは、障害発生時の影
響の強度を相対的に評価して機器及びソフトウェア毎に
単位時間当たりの付与ポイント数を定め、障害によって
稼働が停止した時間と前記単位時間当たりの付与ポイン
ト数とに従って、障害に係わるポイント情報を生成する
ようにしたことを特徴としたものである。
【0024】請求項20の発明は、請求項11ないし1
9のいずれか1の発明において、前記所定のデータ項目
をコピー、プリンタ及びファクスにおけるプリント出力
枚数とし、プリント枚数における標準使用量を上記デー
タ標準値として定めてその標準使用量に基づいてプリン
ト一枚当たりの単価を設定し、その設定単価を用いて実
際のプリント量に対して従量制で課金することを特徴と
したものである。
9のいずれか1の発明において、前記所定のデータ項目
をコピー、プリンタ及びファクスにおけるプリント出力
枚数とし、プリント枚数における標準使用量を上記デー
タ標準値として定めてその標準使用量に基づいてプリン
ト一枚当たりの単価を設定し、その設定単価を用いて実
際のプリント量に対して従量制で課金することを特徴と
したものである。
【0025】請求項21の発明は、請求項1ないし20
のいずれか1に記載のIT環境フルサポートサービスに
おける課金方法を実行するためのプログラムである。
のいずれか1に記載のIT環境フルサポートサービスに
おける課金方法を実行するためのプログラムである。
【0026】請求項22の発明は、請求項21に記載の
プログラムを記録した記録媒体である。
プログラムを記録した記録媒体である。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るIT環境フ
ルサポートシステムの実施環境の一例を説明するための
図で、図中、10は本発明のシステムで提供されるサー
ビスの顧客、11はネットワーク、12はサーバ、13
はクライアントPC、14はファクシミリ装置、15は
MFP、16はプリンタ装置、17はファイル群及びア
プリケーション群、20は顧客に対する営業担当者、3
0はIDC(Internet Data Center)、40はコンタク
トセンタ、50はカスタマーサポートセンタ、51はベ
ンダー、60は統合顧客DB、70はインターネットで
ある。統合顧客DB60は、IDC30に設定されるの
が現実的だが、これに限定されることなく、コンタクト
センタ40とIDC30の各サーバからアクセス可能に
設定されればよい。
ルサポートシステムの実施環境の一例を説明するための
図で、図中、10は本発明のシステムで提供されるサー
ビスの顧客、11はネットワーク、12はサーバ、13
はクライアントPC、14はファクシミリ装置、15は
MFP、16はプリンタ装置、17はファイル群及びア
プリケーション群、20は顧客に対する営業担当者、3
0はIDC(Internet Data Center)、40はコンタク
トセンタ、50はカスタマーサポートセンタ、51はベ
ンダー、60は統合顧客DB、70はインターネットで
ある。統合顧客DB60は、IDC30に設定されるの
が現実的だが、これに限定されることなく、コンタクト
センタ40とIDC30の各サーバからアクセス可能に
設定されればよい。
【0028】本発明に係るIT環境フルサポートシステ
ムにおいては、企業等の顧客に対してIT環境に係わる
コンサルティング、設計、施工、メンテナンス、環境監
視及びデータ保護等のサポートサービスを一括して提供
することができる。本発明のIT環境フルサポートシス
テムによって実行されるIT環境フルサポートサービス
は、顧客に対して“もの”ではなく“利用するための環
境の全て”を提供するもので、サービス運営者は、サー
ビス対象の顧客をサポートする窓口を一カ所のコンタク
トセンタ40に集中して持つことにより、全国に均一な
サービスを提供することができるようにしたものであ
る。
ムにおいては、企業等の顧客に対してIT環境に係わる
コンサルティング、設計、施工、メンテナンス、環境監
視及びデータ保護等のサポートサービスを一括して提供
することができる。本発明のIT環境フルサポートシス
テムによって実行されるIT環境フルサポートサービス
は、顧客に対して“もの”ではなく“利用するための環
境の全て”を提供するもので、サービス運営者は、サー
ビス対象の顧客をサポートする窓口を一カ所のコンタク
トセンタ40に集中して持つことにより、全国に均一な
サービスを提供することができるようにしたものであ
る。
【0029】顧客10のIT環境は、例えば、図1に示
すように、サーバ12、クライアントPC13、ファク
シミリ装置14、MFP15、プリンタ装置16等がイ
ントラネットやエクストラネット等のネットワーク11
を介して接続されて構築されている。顧客10のファイ
ル群及びアプリケーション群17には、例えば図示する
ようなOS/DRIVER等ソフトウェアの層、データ
層、汎用アプリ層、業種業務アプリ層が設定されてい
る。
すように、サーバ12、クライアントPC13、ファク
シミリ装置14、MFP15、プリンタ装置16等がイ
ントラネットやエクストラネット等のネットワーク11
を介して接続されて構築されている。顧客10のファイ
ル群及びアプリケーション群17には、例えば図示する
ようなOS/DRIVER等ソフトウェアの層、データ
層、汎用アプリ層、業種業務アプリ層が設定されてい
る。
【0030】顧客システムにおいて生成されたデータの
うち、所定項目のデータがインターネット70を介して
IDC30もしくはコンタクトセンタ40に転送され
る。IDC30及びコンタクトセンタ40では、その受
信データを統合顧客DB60に蓄積し、IDC30及び
コンタクトセンタ40のコンピュータシステムによって
IT環境フルサポートサービスを実現するためのデータ
処理が実行される。
うち、所定項目のデータがインターネット70を介して
IDC30もしくはコンタクトセンタ40に転送され
る。IDC30及びコンタクトセンタ40では、その受
信データを統合顧客DB60に蓄積し、IDC30及び
コンタクトセンタ40のコンピュータシステムによって
IT環境フルサポートサービスを実現するためのデータ
処理が実行される。
【0031】図2は、本発明に係る顧客システム及びサ
ービス提供者のコンピュータシステムにおける機能を説
明するための図である。IDC30では、顧客における
システムで保持されるデータのバックアップサポートが
実行され、コンタクトセンタ40では、顧客のIT環境
の状態監視サポートやリモートメンテナンスサポート等
の機能が実現される。
ービス提供者のコンピュータシステムにおける機能を説
明するための図である。IDC30では、顧客における
システムで保持されるデータのバックアップサポートが
実行され、コンタクトセンタ40では、顧客のIT環境
の状態監視サポートやリモートメンテナンスサポート等
の機能が実現される。
【0032】例えば、状態監視サポートでは、顧客のI
T環境における所定のサーバもしくはクライアントPC
にネットワーク接続機器の状態を監視するためのソフト
ウェアを配し、ネットワーク内の監視対象機器に対して
例えば定期的にポーリングを行うことによって、刻々と
変化するネットワーク機器の状態をモニタリングし、そ
のデータをコンタクトセンタ40(またはIDC30)
のコンピュータシステムに対して提供することができ
る。また、コンタクトセンタ40で用意されたアプリケ
ーションサイトに顧客システムのブラウザで接続するこ
とによって、顧客IT環境の状態監視データを送信する
ようにしてもよい。
T環境における所定のサーバもしくはクライアントPC
にネットワーク接続機器の状態を監視するためのソフト
ウェアを配し、ネットワーク内の監視対象機器に対して
例えば定期的にポーリングを行うことによって、刻々と
変化するネットワーク機器の状態をモニタリングし、そ
のデータをコンタクトセンタ40(またはIDC30)
のコンピュータシステムに対して提供することができ
る。また、コンタクトセンタ40で用意されたアプリケ
ーションサイトに顧客システムのブラウザで接続するこ
とによって、顧客IT環境の状態監視データを送信する
ようにしてもよい。
【0033】上記のごとくのネットワーク監視において
は、各装置や周辺機器類、及びトラフィックの負荷測
定、接続や動作の稼働確認、ログ管理、セキュリティチ
ェックなどを行うことができる。例えば、上記の負荷測
定機能としては、機器のCPU負荷、ハードディスク使
用量(率)、メモリ使用量(率)、ネットワークトラフ
ィック、メール使用量及びPOP(Post Office Protoc
ol)セッション数、等の負荷が測定され監視情報として
用いることができる。また、顧客環境におけるコピー、
プリンタ、FAXの出力枚数データを監視情報として送
信できる。
は、各装置や周辺機器類、及びトラフィックの負荷測
定、接続や動作の稼働確認、ログ管理、セキュリティチ
ェックなどを行うことができる。例えば、上記の負荷測
定機能としては、機器のCPU負荷、ハードディスク使
用量(率)、メモリ使用量(率)、ネットワークトラフ
ィック、メール使用量及びPOP(Post Office Protoc
ol)セッション数、等の負荷が測定され監視情報として
用いることができる。また、顧客環境におけるコピー、
プリンタ、FAXの出力枚数データを監視情報として送
信できる。
【0034】なおIDC30及びコンタクトセンタ40
は、インターネットを経由して顧客の機器に接続するシ
ステムを有するものであるが、上記IDC30/コンタ
クトセンタ40は、ISP(Internet Service Provide
r)の機能を併せ持ってインターネットの基盤サービス
を提供できるようにすることができる。また、統合顧客
DB60には、顧客のIT環境に係わる資産情報を保持
しているために、顧客に対する資産管理を提供すること
もできる。また、さらに統合顧客DB60には、顧客の
要求に対するサポートやメンテナンスの実績、販売担当
者による営業活動記録や営業活動に付随して得られた情
報等、販売活動に係わる情報を蓄積しておく。
は、インターネットを経由して顧客の機器に接続するシ
ステムを有するものであるが、上記IDC30/コンタ
クトセンタ40は、ISP(Internet Service Provide
r)の機能を併せ持ってインターネットの基盤サービス
を提供できるようにすることができる。また、統合顧客
DB60には、顧客のIT環境に係わる資産情報を保持
しているために、顧客に対する資産管理を提供すること
もできる。また、さらに統合顧客DB60には、顧客の
要求に対するサポートやメンテナンスの実績、販売担当
者による営業活動記録や営業活動に付随して得られた情
報等、販売活動に係わる情報を蓄積しておく。
【0035】コンタクトセンタ40では、顧客システム
に対するリモートメンテナンスが可能である。リモート
メンテナンスにおいては、予め顧客システムにソフトウ
ェアを設定しておくことにより、コンタクトセンタ40
からのリモートによるメンテナンスが可能になる。
に対するリモートメンテナンスが可能である。リモート
メンテナンスにおいては、予め顧客システムにソフトウ
ェアを設定しておくことにより、コンタクトセンタ40
からのリモートによるメンテナンスが可能になる。
【0036】本発明に係わるIT環境フルサポートサー
ビスによれば、サービス提供者は、顧客の要望に対して
適切なシステムを提案し、業務コンサルタントを行うこ
とができる。例えば、IDC30またはコンタクトセン
タ40のコンピュータシステムでは、統合顧客DB60
のデータを用いて、顧客のIT環境における最適システ
ムを提案することができる。
ビスによれば、サービス提供者は、顧客の要望に対して
適切なシステムを提案し、業務コンサルタントを行うこ
とができる。例えば、IDC30またはコンタクトセン
タ40のコンピュータシステムでは、統合顧客DB60
のデータを用いて、顧客のIT環境における最適システ
ムを提案することができる。
【0037】例えば、上記のシステム提案機能において
は、TCO(Total Cost of Ownership)を最適化する
システム、もしくは環境負荷を最も低くするシステムを
生成する機能を有し、サービス提供者は顧客に対して上
記のシステムを提案することができる。統合顧客DB6
0には、上述したごとくに、顧客IT環境の仕様情報
と、当該IT環境の監視情報とが保持されており、ID
C30またはコンタクトセンタ40のコンピュータがこ
れらデータを用いて、現状の条件から最もTCOを削減
することができるシステム構成、もしくは環境負荷を最
も低減させるようにしたシステム構成の提案例を自動的
に生成することができる。
は、TCO(Total Cost of Ownership)を最適化する
システム、もしくは環境負荷を最も低くするシステムを
生成する機能を有し、サービス提供者は顧客に対して上
記のシステムを提案することができる。統合顧客DB6
0には、上述したごとくに、顧客IT環境の仕様情報
と、当該IT環境の監視情報とが保持されており、ID
C30またはコンタクトセンタ40のコンピュータがこ
れらデータを用いて、現状の条件から最もTCOを削減
することができるシステム構成、もしくは環境負荷を最
も低減させるようにしたシステム構成の提案例を自動的
に生成することができる。
【0038】また上記のようなIT環境フルサポートサ
ービスの提案機能を用いて、例えば、顧客のIT環境構
築のためのマスタープランの作成代行、6ヶ月毎の機器
等の導入計画書の作成代行、6ヶ月毎に作成する実施報
告書の作成代行等のサポートサービスを実施することが
できる。
ービスの提案機能を用いて、例えば、顧客のIT環境構
築のためのマスタープランの作成代行、6ヶ月毎の機器
等の導入計画書の作成代行、6ヶ月毎に作成する実施報
告書の作成代行等のサポートサービスを実施することが
できる。
【0039】次に本発明のIT環境フルサポートシステ
ムによって実行されるIT環境フルサポートサービスに
おけるサービス提供者から顧客への課金方法の実施例に
ついて説明する。図3は、本発明の課金方法の実施例に
ついて説明するための図である。顧客のIT環境におけ
る所定項目のデータを抽出して、それら抽出データから
予め定めた課金金額の算出ルールに従って顧客への課金
すべき金額を算出する。基本的には、上記抽出データ毎
に、予め定めた体系に従って従量制で料金を算出して課
金する方法が適用できる。また、顧客ごとにあるいは機
器やソフトウェアごとに固定料金を定めて、上記抽出デ
ータに関係なく固定料金を課金するようにしてもよく、
また固定料金と従量制料金を併用して課金金額を算出す
るようにしてもよい。
ムによって実行されるIT環境フルサポートサービスに
おけるサービス提供者から顧客への課金方法の実施例に
ついて説明する。図3は、本発明の課金方法の実施例に
ついて説明するための図である。顧客のIT環境におけ
る所定項目のデータを抽出して、それら抽出データから
予め定めた課金金額の算出ルールに従って顧客への課金
すべき金額を算出する。基本的には、上記抽出データ毎
に、予め定めた体系に従って従量制で料金を算出して課
金する方法が適用できる。また、顧客ごとにあるいは機
器やソフトウェアごとに固定料金を定めて、上記抽出デ
ータに関係なく固定料金を課金するようにしてもよく、
また固定料金と従量制料金を併用して課金金額を算出す
るようにしてもよい。
【0040】上記の従量制料金の基礎とするデータ項目
としては、以下の項目をあげることができる。例えば、
プリンタの出力枚数であるPV(Print Volume)値、コ
ピー器の出力枚数であるCV(Copy Volume)値、ファ
ックス装置の出力枚数であるFV(Fax Volume)値、デ
ジタルボードの出力枚数値、シュレッダーのシュレッダ
ー枚数値、PCのCPU稼働時間、PCのハードディス
ク使用容量、デジタルスクリーン及びプロジェクターに
おいてはその電力使用量、サービス提供者のIDC30
に設定するデータバックアップ容量、顧客のネットワー
クにおけるデータトラフィック値、顧客のシステムにお
ける全データ量を示すTDV(Total Data Volume)
値、等がある。
としては、以下の項目をあげることができる。例えば、
プリンタの出力枚数であるPV(Print Volume)値、コ
ピー器の出力枚数であるCV(Copy Volume)値、ファ
ックス装置の出力枚数であるFV(Fax Volume)値、デ
ジタルボードの出力枚数値、シュレッダーのシュレッダ
ー枚数値、PCのCPU稼働時間、PCのハードディス
ク使用容量、デジタルスクリーン及びプロジェクターに
おいてはその電力使用量、サービス提供者のIDC30
に設定するデータバックアップ容量、顧客のネットワー
クにおけるデータトラフィック値、顧客のシステムにお
ける全データ量を示すTDV(Total Data Volume)
値、等がある。
【0041】上述したごとくに、従量制課金、または従
量制と固定制の併用による課金を採用する場合、その従
量制部分は、上記のデータ項目のデータを抽出し、それ
ぞれに所定の課金体系を適用して料金を算出し、得られ
たデータを合算して顧客に課金すべき金額を得る。
量制と固定制の併用による課金を採用する場合、その従
量制部分は、上記のデータ項目のデータを抽出し、それ
ぞれに所定の課金体系を適用して料金を算出し、得られ
たデータを合算して顧客に課金すべき金額を得る。
【0042】また、従量制の採用においては、上記の課
金体系に加えて、以下のごとくの費用を課金金額に算入
することができる。プリンタ、コピー機及びファックス
に関して、トナー料金(一枚当たりの平均トナー量から
一枚当たりのトナー料金を算出したもの)、及び用紙料
金を課金体系に加味することができる。例えば、サービ
ス提供者がサプライ品としてトナーやプリント用紙を顧
客に対して納入するようなビジネス形態の場合に、上記
のようなサプライ品の売価実績からプリント一枚当たり
の単価を算出して、これを従量制料金として適用するよ
うにしてもよい。このときに、白黒用のトナーとカラー
用のトナーでは、その売価が異なるため、課金も白黒と
カラーで異なる体系を適用するようにすればよい。
金体系に加えて、以下のごとくの費用を課金金額に算入
することができる。プリンタ、コピー機及びファックス
に関して、トナー料金(一枚当たりの平均トナー量から
一枚当たりのトナー料金を算出したもの)、及び用紙料
金を課金体系に加味することができる。例えば、サービ
ス提供者がサプライ品としてトナーやプリント用紙を顧
客に対して納入するようなビジネス形態の場合に、上記
のようなサプライ品の売価実績からプリント一枚当たり
の単価を算出して、これを従量制料金として適用するよ
うにしてもよい。このときに、白黒用のトナーとカラー
用のトナーでは、その売価が異なるため、課金も白黒と
カラーで異なる体系を適用するようにすればよい。
【0043】また、顧客に対して機器やソフトウェアを
導入し、その導入時のセットアップや操作説明を行った
場合に、そのセットアップに係わる経費、操作説明のマ
ニュアル代や操作説明要員の人件費による費用総額を算
出し、また予め顧客IT環境におけるデータ項目を定め
てさらにそのデータ項目に関し所定期間におけるデータ
標準値を定め、上記の費用総額をその標準値で割って所
定単位当たりの費用を算出して、この単位当たりの費用
を従量制で課金に適用する。
導入し、その導入時のセットアップや操作説明を行った
場合に、そのセットアップに係わる経費、操作説明のマ
ニュアル代や操作説明要員の人件費による費用総額を算
出し、また予め顧客IT環境におけるデータ項目を定め
てさらにそのデータ項目に関し所定期間におけるデータ
標準値を定め、上記の費用総額をその標準値で割って所
定単位当たりの費用を算出して、この単位当たりの費用
を従量制で課金に適用する。
【0044】例えば、適用するデータ項目をコピー、プ
リンタ及びファクスにおけるプリント出力枚数とする場
合に、プリント枚数における標準使用量を上記データ標
準値として定めてその標準使用量に基づいて、プリント
一枚当たりの単価を設定し、その設定単価を従量制で課
金する。上記のデータ標準値は、例えば、サービス提供
者が機器やソフトウェアを複数年契約でレンタルまたは
リースによって顧客に提供する場合、契約年数における
標準使用量を定めて、その標準使用量から単価を算出す
るようにしてもよい。
リンタ及びファクスにおけるプリント出力枚数とする場
合に、プリント枚数における標準使用量を上記データ標
準値として定めてその標準使用量に基づいて、プリント
一枚当たりの単価を設定し、その設定単価を従量制で課
金する。上記のデータ標準値は、例えば、サービス提供
者が機器やソフトウェアを複数年契約でレンタルまたは
リースによって顧客に提供する場合、契約年数における
標準使用量を定めて、その標準使用量から単価を算出す
るようにしてもよい。
【0045】同様に、例えば、上述したごとくの状態監
視機能を用いた状態監視における通信費や人権費を用い
て上記のように所定のデータ単位当たりの費用を算出
し、これを用いて従量制で課金を行うようにすることも
できる。
視機能を用いた状態監視における通信費や人権費を用い
て上記のように所定のデータ単位当たりの費用を算出
し、これを用いて従量制で課金を行うようにすることも
できる。
【0046】同様に、コピー機等において用紙の使用量
に応じて課金を行う所謂パーチャ(Performance Charg
e)を用いた保守契約を採用している場合、そのパーチ
ャ保守契約の対象でない機器について、サービスエンジ
ニアが保守を行ったときの人件費及び部品代について、
過去のトラブル実績データから上記の所定のデータ単位
当たりの費用を算出し、これを用いて従量制で課金を行
うようにすることもできる。
に応じて課金を行う所謂パーチャ(Performance Charg
e)を用いた保守契約を採用している場合、そのパーチ
ャ保守契約の対象でない機器について、サービスエンジ
ニアが保守を行ったときの人件費及び部品代について、
過去のトラブル実績データから上記の所定のデータ単位
当たりの費用を算出し、これを用いて従量制で課金を行
うようにすることもできる。
【0047】また上記の最適システムの提案機能を用い
て顧客の最適なIT環境を提案することができるが、例
えば、前述したように、顧客のIT環境構築のためのマ
スタープランの作成代行、6ヶ月毎に作成する機器等の
導入計画書の作成代行、6ヶ月毎に作成する実施報告書
の作成代行等のサポートサービスを実施する場合、サポ
ートに係わる課金については、例えば、最初の3年間は
無償として4年目以降、サポート経費に基づいて上記の
ごとくの所定データによる単位金額を算定し、従量制で
課金を開始するようにしてもよい。このような課金体系
とすることで、最初の3年間が無償期間となるが、サー
ビス提供者と顧客との信頼関係が確立し、顧客離れを防
止することができる。
て顧客の最適なIT環境を提案することができるが、例
えば、前述したように、顧客のIT環境構築のためのマ
スタープランの作成代行、6ヶ月毎に作成する機器等の
導入計画書の作成代行、6ヶ月毎に作成する実施報告書
の作成代行等のサポートサービスを実施する場合、サポ
ートに係わる課金については、例えば、最初の3年間は
無償として4年目以降、サポート経費に基づいて上記の
ごとくの所定データによる単位金額を算定し、従量制で
課金を開始するようにしてもよい。このような課金体系
とすることで、最初の3年間が無償期間となるが、サー
ビス提供者と顧客との信頼関係が確立し、顧客離れを防
止することができる。
【0048】また、顧客IT環境において、一定期間に
トラブルが予め定めた件数設定値以上に発生した場合
は、所定期間の課金から値引きを行うようにする。値引
き価格は、障害ポイント数を用いて算出する。この障害
ポイント情報は、例えば、復旧までにかかった時間にお
いて1時間を1ポイントとし、顧客のIT環境における
障害状況をポイントで表すようにしたもので、さらにプ
リンタについては2ポイント/時間、コピーについては
1.5ポイント/時間等のように、障害時の影響の度合
いにより製品別に重みづけするようにしてもよい。
トラブルが予め定めた件数設定値以上に発生した場合
は、所定期間の課金から値引きを行うようにする。値引
き価格は、障害ポイント数を用いて算出する。この障害
ポイント情報は、例えば、復旧までにかかった時間にお
いて1時間を1ポイントとし、顧客のIT環境における
障害状況をポイントで表すようにしたもので、さらにプ
リンタについては2ポイント/時間、コピーについては
1.5ポイント/時間等のように、障害時の影響の度合
いにより製品別に重みづけするようにしてもよい。
【0049】本発明によるIT環境フルサポートサービ
スの課金方法を実行するためのプログラムは、サービス
提供者のコンピュータシステム及び顧客のIT環境にお
ける所定の機器に保持される。データを記憶した記録媒
体としては、具体的には、CD−ROM、光磁気ディス
ク、DVD−ROM、FD、フラッシュメモリ、及びそ
の他各種ROMやRAM等が想定でき、これら記録媒体
に上述した本発明の課金方法を実行するためのプログラ
ムを記録して流通させることにより、当該機能の実現を
容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上
記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプ
ログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えて
いる記憶媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要
に応じて読み出すことにより、本発明に関わるIT環境
フルサポートサービスの課金方法を実行することができ
る。
スの課金方法を実行するためのプログラムは、サービス
提供者のコンピュータシステム及び顧客のIT環境にお
ける所定の機器に保持される。データを記憶した記録媒
体としては、具体的には、CD−ROM、光磁気ディス
ク、DVD−ROM、FD、フラッシュメモリ、及びそ
の他各種ROMやRAM等が想定でき、これら記録媒体
に上述した本発明の課金方法を実行するためのプログラ
ムを記録して流通させることにより、当該機能の実現を
容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上
記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプ
ログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えて
いる記憶媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要
に応じて読み出すことにより、本発明に関わるIT環境
フルサポートサービスの課金方法を実行することができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のIT環境フルサポートサービスにおける課金方法によ
れば、IT環境の構築・管理に関するサービスを顧客に
対して1つのサービス窓口で一括して提供するフルサポ
ートサービスにおける課金を合理的に行うことができ、
これにより顧客に利便性を与えて顧客満足度を高めるこ
とができる。
のIT環境フルサポートサービスにおける課金方法によ
れば、IT環境の構築・管理に関するサービスを顧客に
対して1つのサービス窓口で一括して提供するフルサポ
ートサービスにおける課金を合理的に行うことができ、
これにより顧客に利便性を与えて顧客満足度を高めるこ
とができる。
【図1】 本発明に係るIT環境フルサポートシステム
の実施環境の一例を説明するための図である。
の実施環境の一例を説明するための図である。
【図2】 本発明に係る顧客システム及びサービス提供
者のコンピュータシステムにおける機能を説明するため
の図である。
者のコンピュータシステムにおける機能を説明するため
の図である。
【図3】 本発明の課金方法の実施例について説明する
ための図である。
ための図である。
10…サービスの顧客、11…ネットワーク、12…サ
ーバ、13…クライアントPC、14…ファクシミリ装
置、15…MFP、16…プリンタ装置、17…ファイ
ル群及びアプリケーション群、20…顧客に対する営業
担当者、30…IDC(Internet Data Center)、40
…コンタクトセンタ、50…カスタマーサポートセン
タ、51…ベンダー、60…統合顧客DB、70…イン
ターネット。
ーバ、13…クライアントPC、14…ファクシミリ装
置、15…MFP、16…プリンタ装置、17…ファイ
ル群及びアプリケーション群、20…顧客に対する営業
担当者、30…IDC(Internet Data Center)、40
…コンタクトセンタ、50…カスタマーサポートセン
タ、51…ベンダー、60…統合顧客DB、70…イン
ターネット。
Claims (22)
- 【請求項1】 コンピュータシステムを構成するハード
ウェア及びソフトウェアによるIT環境を提案して構築
しこれを管理するためのフルサポートサービスにおける
課金方法であって、該IT環境フルサポートサービスに
おける課金方法は、顧客ITシステムとの間でネットワ
ークを介してデータ送受信可能に設定されたコンピュー
タシステムを用い、前記フルサポートサービスの提供者
は、顧客のIT環境に関して用意した全てのサービスの
課金について前記コンピュータシステムによって処理を
行うことを特徴とするIT環境フルサポートサービスに
おける課金方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のIT環境フルサポート
サービスにおける課金方法において、前記コンピュータ
システムによりアクセス可能な顧客DBを用意し、顧客
のIT環境を構成する機器システムに、該IT環境の状
態監視を行うための状態監視データを検出して前記コン
ピュータシステムに送信する状態監視データ送信手段を
設定し、該コンピュータシステムは、送信された前記状
態監視データを前記顧客DBに保持させて該状態監視デ
ータに基づく状態監視サービスを提供し、該状態監視サ
ービスに対する対価として顧客への課金処理を実行でき
るようにしたことを特徴とするIT環境フルサポートサ
ービスにおける課金方法。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のIT環境フル
サポートサービスにおける課金方法において、前記状態
監視データは、該顧客IT環境を構成する機器及び周辺
装置の負荷測定データ、データトラフィックの負荷測定
データ、接続確認または動作確認データ、ログ管理デー
タ、及びセキュリティチェックデータ、コピー機におけ
るコピー出力枚数、プリンタまたはプリント機能を備え
る機器におけるプリント出力枚数、及びファクシミリ出
力枚数のいずれかまたは複数の情報を含むようにし、前
記コンピュータシステムは、前記状態監視データを用い
て課金情報を生成するようにしたことを特徴とするIT
環境フルサポートサービスにおける課金方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1に記載の
IT環境フルサポートサービスにおける課金方法におい
て、前記顧客DBの保持データを用いて顧客毎に最適な
IT環境を実現するシステム構成を提案できる機能を、
前記コンピュータシステムに付与し、最適システムの提
案サービスに対して課金処理を実行することを特徴とす
るIT環境フルサポートサービスにおける課金方法。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1に記載の
IT環境フルサポートサービスにおける課金方法におい
て、顧客に対する課金金額を算出する基礎とする所定の
データ項目を定めるとともに、該データ項目毎に課金の
算出ルールを定め、顧客のIT環境における所定項目の
データを抽出して蓄積し、所定のタイミングでまたは指
示入力に応じて前記算出ルールに従って前記抽出データ
を用いて顧客への課金すべき金額を算出することを特徴
とするIT環境フルサポートサービスにおける課金方
法。 - 【請求項6】 請求項5に記載のIT環境フルサポート
サービスにおける課金方法において、前記算出ルール
は、前記所定のデータ項目におけるデータの量に従って
各データに関する従量制課金金額を算出し、さらに必要
に応じて該従量制課金金額に、所定の固定料金、実施さ
れたサービスの対価に基づいて算出された課金金額、及
び納品された商品の対価のいずれかまたは複数を加えて
顧客に課金すべき総課金金額を決定することを特徴とす
るIT環境フルサポートサービスにおける課金方法。 - 【請求項7】 請求項5または6に記載のIT環境フル
サポートサービスにおける課金方法において、前記所定
のデータ項目は、プリンタの出力枚数であるPV(Prin
t Volume)値、コピー機の出力枚数であるCV(Copy V
olume)値、ファックス装置の出力枚数であるFV(Fax
Volume)値、デジタルボードの出力枚数値、シュレッ
ダーのシュレッダー枚数値、PCのCPU稼働時間、P
Cのハードディスク使用容量、デジタルスクリーン及び
プロジェクターにおいてはその電力使用量、サービス提
供者によるデータバックアップ容量、顧客のネットワー
クにおけるデータトラフィック値、顧客のシステムにお
ける全データ量を示すTDV(Total Data Volume)値
のいずれかまたは複数を含むことを特徴とするIT環境
フルサポートサービスにおける課金方法。 - 【請求項8】 請求項6または7に記載のIT環境フル
サポートサービスにおける課金方法において、前記納品
された商品の対価として、プリンタ、コピー機及びファ
ックスのいずれかまたは複数におけるトナー料金及び/
またはプリント用紙料金に基づいて算出した費用を用い
ることを特徴とするIT環境フルサポートサービスにお
ける課金方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載のIT環境フルサポート
サービスにおける課金方法において、前記トナー料金に
基づいて算出する費用は、一枚当たりの平均トナー量統
計値を用いて一枚当たりのトナー料金を予め定め、前記
プリンタ、コピー及びファックスのいずれかまたは複数
における所定期間内の紙媒体の出力量に前記一枚当たり
のトナー料金を乗じることにより算出することを特徴と
するIT環境フルサポートサービスにおける課金方法。 - 【請求項10】 請求項8または9に記載のIT環境フ
ルサポートサービスにおける課金方法において、前記用
紙料金に基づいて算出する費用は、一枚当たりの用紙料
金を予め定め、前記プリンタ、コピー及びファックスの
いずれかまたは複数における所定期間内の紙媒体の出力
量に前記一枚当たりの用紙料金を乗じることにより算出
することを特徴とするIT環境フルサポートサービスに
おける課金方法。 - 【請求項11】 請求項10に記載のIT環境フルサポ
ートサービスにおける課金方法において、前記実施され
たサービスの対価に基づいて算出する課金金額に関し、
前記顧客のIT環境における所定のデータ項目からサー
ビスの対価に係わる課金の基礎とする項目を選定し、そ
のデータ項目に関し所定期間におけるデータ標準値を定
め、実際のサービスにかかった経費と前記データ標準値
とからデータ項目の単位あたりの経費を算出し、該単位
当たりの経費を実際に顧客ID環境から抽出された所定
項目のデータ値に乗じることによって前記サービスの対
価に基づく課金金額を従量制で算出することを特徴とす
るIT環境フルサポートサービスにおける課金方法。 - 【請求項12】 請求項11に記載のIT環境フルサポ
ートサービスにおける課金方法において、サービス提供
者が顧客に対して機器及び/またはソフトウェアを導入
してその導入時のセットアップ及び/または操作説明を
行った場合に、該セットアップ及び/または操作説明に
係わる経費を算出し、該経費と前記データ標準値とから
データ項目の単位あたりの経費を算出し、該単位当たり
の経費を実際に顧客ID環境から抽出された所定項目の
データ値に乗じることによって前記機器及び/またはソ
フトウェアの導入サービスにおける対価に基づく課金金
額を算出することを特徴とするIT環境フルサポートサ
ービスにおける課金方法。 - 【請求項13】 請求項11または12に記載のIT環
境フルサポートサービスにおける課金方法において、前
記のデータ標準値は、サービス提供者が機器及び/また
はソフトウェアを複数年契約でレンタルまたはリースに
よって顧客に提供する場合、契約年数における標準使用
量を定めて、その標準使用量から所定項目のデータに関
する単価を算出し、該単価に基づいて顧客の実際の所定
項目のデータの実績に応じて従量制で課金することを特
徴とするIT環境フルサポートサービスにおける課金方
法。 - 【請求項14】 請求項11に記載のIT環境フルサポ
ートサービスにおける課金方法において、前記状態監視
サービスに係わる経費を算出し、該経費と前記データ標
準値とからデータ項目の単位あたりの経費を算出し、該
単位当たりの経費を実際に顧客ID環境から抽出された
所定項目のデータ値に乗じることによって前記状態監視
サービスにおける対価に基づく課金金額を算出すること
を特徴とするIT環境フルサポートサービスにおける課
金方法。 - 【請求項15】 請求項11に記載のIT環境フルサポ
ートサービスにおける課金方法において、サービスエン
ジニアによる保守サービスに関し、過去のトラブル実績
データと前記データ標準値とからデータ項目の単位当た
りの費用を算出し、該単位当たりの費用を実際に顧客I
D環境から抽出された所定項目のデータ値に乗じること
によって前記保守サービスにおける対価に基づく課金金
額を算出することを特徴とするIT環境フルサポートサ
ービスにおける課金方法。 - 【請求項16】 請求項11に記載のIT環境フルサポ
ートサービスにおける課金方法において、サービス提供
者が顧客に対して顧客のIT環境構築のためのマスター
プランの作成代行、定期的な機器等の導入計画書の作成
代行、定期的に作成する実施報告書の作成代行を含むサ
ポートサービスを実施する場合、サポートサービスに係
わる課金については、最初の所定期間は無償として所定
期間経過後にサポート経費と前記データ標準値とからデ
ータ項目の単位当たりの費用を算出し、該単位当たりの
費用を実際に顧客ID環境から抽出された所定項目のデ
ータ値に乗じることによって前記サポートサービスにお
ける対価に基づく課金金額を算出することを特徴とする
IT環境フルサポートサービスにおける課金方法。 - 【請求項17】 請求項1ないし16のいずれか1に記
載のIT環境フルサポートサービスにおける課金方法に
おいて、顧客IT環境において一定期間にトラブルが予
め定めた件数設定値以上に発生した場合、所定期間を対
象にした課金金額から一定の値引きを行うようにするこ
とを特徴とするIT環境フルサポートサービスにおける
課金方法。 - 【請求項18】 請求項17に記載のIT環境フルサポ
ートサービスにおける課金方法において、前記値引きを
行う金額に関し、顧客のIT環境を構成する機器または
ソフトウェアの障害に関して、障害が生じた際にその都
度、または一定期間経過毎に、予め定めたルールに従っ
て、障害の程度を示すポイント情報を生成し、該ポイン
ト情報に基づいて値引き金額を決定するようにしたこと
を特徴とするIT環境フルサポートサービスにおける課
金方法。 - 【請求項19】 請求項18に記載のIT環境フルサポ
ートサービスにおける課金方法において、前記ポイント
付与のルールは、障害発生時の影響の強度を相対的に評
価して機器及びソフトウェア毎に単位時間当たりの付与
ポイント数を定め、障害によって稼働が停止した時間と
前記単位時間当たりの付与ポイント数とに従って、障害
に係わるポイント情報を生成するようにしたことを特徴
とするIT環境フルサポートサービスにおける課金方
法。 - 【請求項20】 請求項11ないし19のいずれか1に
記載のIT環境フルサポートサービスにおける課金方法
において、前記所定のデータ項目をコピー、プリンタ及
びファクスにおけるプリント出力枚数とし、プリント枚
数における標準使用量を上記データ標準値として定めて
その標準使用量に基づいてプリント一枚当たりの単価を
設定し、その設定単価を用いて実際のプリント量に対し
て従量制で課金することを特徴とするIT環境フルサポ
ートサービスにおける課金方法。 - 【請求項21】 請求項1ないし20のいずれか1に記
載のIT環境フルサポートサービスにおける課金方法を
実行するためのプログラム。 - 【請求項22】 請求項21に記載のプログラムを記録
した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001242428A JP2003058785A (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | It環境フルサポートサービスにおける課金方法、及び該方法を実行するためのプログラム及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001242428A JP2003058785A (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | It環境フルサポートサービスにおける課金方法、及び該方法を実行するためのプログラム及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003058785A true JP2003058785A (ja) | 2003-02-28 |
Family
ID=19072699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001242428A Pending JP2003058785A (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | It環境フルサポートサービスにおける課金方法、及び該方法を実行するためのプログラム及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003058785A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN112766932A (zh) * | 2021-01-30 | 2021-05-07 | 山西瑞呈物联网科技有限公司 | 一种基于案件管理系统的公证服务费用计算控制方法 |
-
2001
- 2001-08-09 JP JP2001242428A patent/JP2003058785A/ja active Pending
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