JP2003058644A - It環境フルサポートシステム、it環境フルサポート方法、該システムの機能を実現するためのプログラム及び記録媒体 - Google Patents

It環境フルサポートシステム、it環境フルサポート方法、該システムの機能を実現するためのプログラム及び記録媒体

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JP2003058644A
JP2003058644A JP2001241577A JP2001241577A JP2003058644A JP 2003058644 A JP2003058644 A JP 2003058644A JP 2001241577 A JP2001241577 A JP 2001241577A JP 2001241577 A JP2001241577 A JP 2001241577A JP 2003058644 A JP2003058644 A JP 2003058644A
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support system
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Yutaka Samejima
裕 鮫島
Yasushi Okada
泰 岡田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IT環境の構築提案・管理に関するサービス
を顧客に対して1つのサービス窓口で一括して提供する
ことにより、顧客に利便性を与えて顧客満足度を高める
ことができるようにする。 【解決手段】 IT環境フルサポートシステムは、コン
ピュータシステムを構成するハードウェア及びソフトウ
ェアによるIT環境を提案して構築しこれを管理するた
めのフルサポートサービスを提供できる。IT環境フル
サポートシステムは、前記サポートサービスの顧客に対
するサービス窓口となるコールセンタ機能を有するコン
タクトセンタを有し、IT環境に関して用意された全て
のサービスについて前記コンタクトセンタを一括窓口と
して機能させる。また各顧客のIT環境に関する各種デ
ータ管理を行うデータセンタを有し、コンタクトセンタ
との間でデータの送受信可能に構成し、さらにデータセ
ンタとコンタクトセンタとによりアクセス可能な顧客D
Bを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IT環境フルサポ
ートシステム、IT環境フルサポート方法、該方法を実
行するプログラム及び記録媒体に関し、より詳細には、
IT環境の提案,構築,維持管理等に関するサポートサ
ービスを顧客に対して1つのサービス窓口で一括して提
供することができるようにしたIT環境フルサポートサ
ービスの実現手段に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、企業等においてはIT(Informat
ion Technology)環境が急速に進展している。IT環境
の構築及びメンテナンスにおいては、各種のサービスを
利用する必要が生じる。例えば、IT環境に係わるコン
サルティングサービス、設計・施工サービス、オンサイ
トやリモートによるメンテナンスサービス、環境監視サ
ービス、データ保護サービス等が企業等顧客に提供され
ていて、企業等ではこれらサービスを適宜使い分けてI
T環境の管理・運営を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】企業等においては、上
記のごとくのIT環境に関する各種サービスを選択し、
それぞれのサービス提供者から該当サービスの提供を受
けるようにするのが通常の形態である。すなわち、IT
環境に係わるサービスについては、企業等顧客はそれぞ
れのサービス提供者に対して、サービス毎に、さらに機
器やソフトウェアのメーカや販売会社毎に連絡や照会を
行わなければならず、またサービス同士の連携もとるこ
とができないため、企業等のIT管理者にとっては、非
常に煩雑な作業を強いられていたのが実情である。上記
のような課題があるにもかかわらず、企業等の顧客に対
してIT環境に係わるコンサルティング、設計、施工、
メンテナンス、環境監視及びデータ保護等のサービスを
一括して提供できるシステムは未熟であって、合理的で
高い顧客満足度が得られるフルサポートサービスは提供
されていないのが実情である。
【0004】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、IT環境の構築提案・管理に関するサービ
スを顧客に対して1つのサービス窓口で一括して提供す
ることにより、顧客に利便性を与えて顧客満足度を高め
ることができるようにすることができるIT環境フルサ
ポートシステム、IT環境フルサポート方法、該システ
ムの機能を実現するためのプログラム及び記録媒体を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コン
ピュータシステムを構成するハードウェア及びソフトウ
ェアによるIT環境を提案して構築しこれを管理するた
めのサポートサービスを提供できるIT環境フルサポー
トシステムであって、該IT環境フルサポートシステム
は、前記サポートサービスの顧客に対するサービス窓口
となるコールセンタ機能を有するコンタクトセンタを有
し、IT環境に関して用意された全てのサービスについ
て前記コンタクトセンタを一括窓口として機能させるこ
とを特徴としたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、該システムよって提供する前記サポートサービス
は、顧客のシステム分析または情報提供を行ってコンサ
ルタントを実施するためのコンサルテーションサービ
ス、最適なPCの導入を提案するPC導入サービス、最
適なソフトウェアの導入を提案するソフトウェア導入サ
ービス、最適なネットワーク/IO機器の導入を提案す
るネットワーク/IO機器導入サービス、顧客のシステ
ムにおけるデータをバックアップして保護するデータ保
護サービス、顧客のIT環境の状態監視を行うIT環境
監視サービス、顧客のIT環境における機器/ソフトウ
ェアに対してリモート保守を行うリモート保守サービ
ス、及び単一窓口でヘルプ機能を提供するシングルウィ
ンドウ/ヘルプディスクサービス、のいずれかまたは複
数を提供できるサービスであって、前記IT環境フルサ
ポートシステムは、前記サービスのいずれかまたは複数
を実施できるようにした手段を有することを特徴とした
ものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、該IT環境フルサポートシステムは、各顧
客のIT環境に関する各種データ管理を行うデータセン
タを有し、該データセンタと前記コンタクトセンタとの
間でデータの送受信可能に構成し、さらに該データセン
タと前記コンタクトセンタとによりアクセス可能な顧客
DBを設定することを特徴としたものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記コンタクトセンタまたは前記データセンタは、
顧客のIT環境を構成している顧客機器システムとの間
でデータ送受信可能に構成され、該顧客機器システム
は、該顧客IT環境の状態監視を行うための状態監視デ
ータを検出して前記コンタクトセンタまたはデータセン
タに送信する状態監視データ送信手段を有し、該コンタ
クトセンタまたはデータセンタは、送信された前記状態
監視データを前記顧客DBに保持させることにより、前
記コンタクトセンタにおける顧客サービスに該状態監視
データを活用できるようにしたことを特徴としたもので
ある。
【0009】請求項5の発明は、請求項3または4の発
明において、前記顧客の機器システムから前記コンタク
トセンタまたは前記データセンタへの状態監視データの
送信をWEBシステムを介して実行することを特徴とし
たものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項3ないし5のい
ずれか1の発明において、前記状態監視を行うためのソ
フトウェアにより検出される状態監視データは、顧客I
T環境を構成する機器及び周辺装置に関する、負荷測定
データ、データトラフィックの負荷測定データ、接続確
認または動作確認データ、ログ管理データ、セキュリテ
ィチェックデータ、またはコピー、プリンタ、ファック
スの出力情報のいずれかまたは複数を含むことを特徴と
したものである。
【0011】請求項7の発明は、請求項3ないし6のい
ずれか1の発明において、前記コンタクトセンタまたは
データセンタは、前記状態監視データにおける所定項目
のデータがデータ毎に予め定めた閾値を越えた場合に、
もしくは過去の所定の期間における状態監視データと比
較して増加量が予め定めた閾値を越えた場合に、状態監
視データの異常として判断する異常データ判断手段を有
し、前記コンタクトセンタは、前記異常データ判断手段
による異常判断結果に応じて該当顧客に対して自動コー
ルバックする手段を有することを特徴としたものであ
る。
【0012】請求項8の発明は、請求項3ないし7のい
ずれか1の発明において、前記コンタクトセンタまたは
データセンタは、前記異常データ判断手段が状態監視デ
ータの異常を判断した際に、対象顧客のIT環境に関す
るハードウェア及び/またはソフトウェアの所定の販売
者に対して状態監視データの異常を示す電子メールを送
信する手段を有することを特徴としたものである。
【0013】請求項9の発明は、請求項3ないし8のい
ずれか1の発明において、前記コンタクトセンタまたは
データセンタは、全ての監視対象に関して所定期間内の
障害件数を算出し、該算出した障害件数が予め定めた閾
値を越えた場合に、該当顧客のIT環境を構成するハー
ドウェア及び/またはソフトウェアの販売を行った販売
担当者に対して障害件数が多いことを示す電子メールを
送信する手段を有し、該電子メールを受け取った販売担
当者が顧客への販売活動を実行できるようにしたことを
特徴としたものである。
【0014】請求項10の発明は、請求項3ないし9の
いずれか1の発明において、前記コンタクトセンタまた
はデータセンタは、全ての監視対象に関して所定期間内
の障害件数を算出し、該算出した障害件数が予め定めた
しきい値を越えた場合に、該当顧客のIT環境を構成す
るハードウェア及び/またはソフトウェアの開発を行っ
た開発担当部署に対して障害件数が多いことを示す電子
メールを送信する手段を有し、該電子メールを受け取っ
た開発担当者が開発製品の技術的対応を行うことができ
るようにしたことを特徴としたものである。
【0015】請求項11の発明は、請求項3ないし10
のいずれか1の発明において、顧客のIT環境における
所定の機器は、自己診断ツールが組み込まれ、該自己診
断ツールの機能によって障害発生時に障害原因を自己診
断し、該自己診断結果データを前記コンタクトセンタま
たは前記データセンタに送信するための手段を有するこ
とを特徴としたものである。
【0016】請求項12の発明は、請求項4ないし11
のいずれか1の発明において、前記状態監視データ送信
手段は、顧客の機器システムで使用する消耗品の残量を
監視して、該残量のデータを前記コンタクトセンタまた
は前記データセンタに送信する機能を有し、該残量のデ
ータを受信した前記コンタクトセンタまたは前記データ
センタは、予め定めた条件に従って消耗品の供給の必要
性について判断し、供給が必要であれば所定の消耗品供
給セクションに該当する消耗品の供給が必要であること
を通知するか、もしくは該当する消耗品の自動発注を行
うことを特徴としたものである。
【0017】請求項13の発明は、請求項1ないし12
のいずれか1の発明において、顧客IT環境における所
定のコンピュータシステム及び前記コンタクトセンタの
コンピュータシステムは、前記顧客IT環境の所定の機
器及び/またはソフトウェアに対して前記コンタクトセ
ンタからのリモートメンテナンスを可能とする手段を有
することを特徴としたものである。
【0018】請求項14の発明は、請求項3ないし13
のいずれか1の発明において、顧客の機器システムは、
該システムの所定の機器において表示したヘルプアイコ
ンがクリックされた際に、該クリックを検出してその検
出情報を前記データセンタを介してまたは直接に前記コ
ンタクトセンタに送信するヘルプ検出情報送信手段を有
し、前記コンタクトセンタは、前記ヘルプ検出情報の受
信に応じて顧客に対して自動コールバックする手段を有
することを特徴としたものである。
【0019】請求項15の発明は、請求項3ないし14
のいずれか1の発明において、前記コンタクトセンタま
たは前記データセンタは、顧客へのハードウェア及び/
またはソフトウェア導入に関して顧客のITシステム及
び顧客からの要求情報に合致する最適なハードウェア及
び/またはソフトウェアを選定する最適システム選定手
段を有することを特徴としたものである。
【0020】請求項16の発明は、請求項15の発明に
おいて、前記最適システム選定手段は、前記顧客DBの
保持データを用いて、顧客毎のTCO(Total Cost of
Ownership)を最適化するシステム構成、及び環境に最
も配慮したシステム構成を選定して提示する機能を有す
ることを特徴としたものである。
【0021】請求項17の発明は、請求項15または1
6の発明において、前記コンタクトセンタまたは前記デ
ータセンタは、前記最適システム選定手段で選定したハ
ードウェア及び/またはソフトウェア情報を、顧客及び
/または所定の販売者に電子メールで通知する手段を有
することを特徴としたものである。
【0022】請求項18の発明は、請求項3ないし17
のいずれか1の発明において、前記コンタクトセンタま
たは前記データセンタは、各顧客のIT環境に関して製
品毎/製品のメーカ毎に所定期間内におけるトラブル数
を集計するとともに、該集計したトラブルに伴って必要
となったサポート費用を算出する手段を有することを特
徴としたものである。
【0023】請求項19の発明は、請求項18の発明に
おいて、前記コンタクトセンタまたは前記データセンタ
は、各顧客のIT環境におけるメーカ毎のトラブル数の
集計結果に基づいて、予め定めた条件に従ってメーカの
格付けを行う手段を有することを特徴としたものであ
る。
【0024】請求項20の発明は、請求項3ないし19
のいずれか1の発明において、前記コンタクトセンタま
たは前記データセンタは、前記顧客DBのデータを参照
して顧客毎または顧客の部門毎にTCOを自動算出する
手段を有することを特徴としたものである。
【0025】請求項21の発明は、請求項3ないし20
のいずれか1の発明において、前記コンタクトセンタま
たはデータセンタは、ソフトウェアのバージョンアップ
の情報入力を受け付けて、前記顧客DBを参照して該当
のソフトウェアを保持している顧客に対し、該ソフトウ
ェアのバージョンアップがなされた旨の案内を電子メー
ルにて送信するバージョン情報送信手段を有することを
特徴としたものである。
【0026】請求項22の発明は、請求項3ないし21
のいずれか1の発明において、前記コンタクトセンタま
たはデータセンタは、ソフトウェアのバージョンアップ
の情報入力を受け付けて、前記顧客DBを参照して、該
当のソフトウェアを保持している顧客情報を該ソフトウ
ェアの所定の販売者に対して電子メールにて送信するバ
ージョンアップ対象顧客情報送信手段を有することを特
徴としたものである。
【0027】請求項23の発明は、コンピュータシステ
ムを構成するハードウェア及びソフトウェアによるIT
環境を提案して構築しこれを管理するためのサポートサ
ービス提供を実行するためのIT環境フルサポート方法
であって、前記サポートサービスの顧客に対するサービ
ス窓口となるコールセンタ機能を有するコンタクトセン
タを用いて、IT環境に関して用意された全てのサービ
スについて前記コンタクトセンタを一括窓口として機能
させることを特徴としたものである。
【0028】請求項24の発明は、請求項23の発明に
おいて、前記サポートサービスは、顧客のシステム分析
または情報提供を行ってコンサルタントを実施するため
のコンサルテーションサービス、最適なPCの導入を提
案するPC導入サービス、最適なソフトウェアの導入を
提案するソフトウェア導入サービス、最適なネットワー
ク/IO機器の導入を提案するネットワーク/IO機器
導入サービス、顧客のシステムにおけるデータをバック
アップして保護するデータ保護サービス、顧客のIT環
境の状態監視を行うIT環境監視サービス、顧客のIT
環境における機器/ソフトウェアに対してリモート保守
を行うリモート保守サービス、及び単一窓口でヘルプ機
能を提供するシングルウィンドウ/ヘルプディスクサー
ビス、のいずれかまたは複数を提供できるサービスであ
ることを特徴としたものである。
【0029】請求項25の発明は、請求項23または2
4の発明において、前記サポートサービスとして、機器
/ソフトウェアのセットアップサービス、及び所定の期
間経過ごとに機器更新を行うサービスを提供することを
特徴としたものである。
【0030】請求項26の発明は、請求項23ないし2
5のいずれか1の発明において、サービス提供者は、顧
客の機器を更新する際、入れ替え機を納品してかわりに
顧客から引き上げた機器を再生処理し、その再生処理し
た機器を保持して他の顧客への納品スペックに見合う場
合に利用できるようにすることを特徴としたものであ
る。
【0031】請求項27の発明は、請求項1ないし22
のいずれか1に記載のIT環境フルサポートシステムの
機能を実現するためのプログラムである。
【0032】請求項28の発明は、請求項27に記載の
プログラムを記録した記録媒体である。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるIT環境フ
ルサポートシステムの機能を説明するための図で、図
中、10は本発明のシステムで提供されるサービスの顧
客、11はネットワーク、12はサーバ、13はクライ
アントPC、14はファクシミリ装置、15はMFP、
16はプリンタ装置、17はアプリケーション及びファ
イル群、20は顧客に対する営業担当者、30はIDC
(Internet Data Center)、40はコンタクトセンタ、
50はカスタマサポートセンタ、51はベンダ、60は
統合顧客DB、70はインターネットである。統合顧客
DB60は、IDC30に設定されるのが現実的だが、
これに限定されることなく、コンタクトセンタ40とI
DC30の各サーバからアクセス可能に設定されればよ
い。
【0034】本発明によるIT環境フルサポートシステ
ムにおいては、企業等の顧客に対してIT環境に係わる
コンサルティング、設計、施工、メンテナンス、環境監
視及びデータ保護等のサポートサービスを一括して提供
することができる。本発明のIT環境フルサポートシス
テムによって実行されるIT環境サポートサービスは、
顧客に対して“もの”ではなく“利用するための環境の
全て”を提供するもので、サービス運営者は、サービス
対象の顧客をサポートする窓口を一カ所のコンタクトセ
ンタ40に集中して持つことにより、全国に均一なサー
ビスを提供することができるようにしたものである。
【0035】顧客10のIT環境は、例えば、図1に示
すように、サーバ12、クライアントPC13、ファク
シミリ装置14、MFP15、プリンタ装置16等がイ
ントラネットやエクストラネット等のネットワーク11
を介して接続されて構築されている。顧客10における
アプリケーション群及びファイル群17には、例えば図
示するようなOS/DRIVER等ソフトウェアの層、
データ層、汎用アプリ層、業種業務アプリ層が設定され
ている。
【0036】顧客システムにおいて生成されたデータの
うち、所定項目のデータがインターネット70を介して
IDC30もしくはコンタクトセンタ40に転送され
る。IDC30及びコンタクトセンタ40では、その受
信データを統合顧客DB60に蓄積し、IDC30及び
コンタクトセンタ40のコンピュータシステムによって
IT環境フルサポートサービスを実現するためのデータ
処理が実行される。本発明に係わるIT環境フルサポー
トサービスで提供するサポートの具体例は後述するが、
例えば、IDC30では顧客におけるシステムで保持さ
れるデータのバックアップサポートが実行され、コンタ
クトセンタ40では、顧客のIT環境の状態監視サポー
トやリモートメンテナンスサポート等の機能が実現され
る。
【0037】例えば、上記の状態監視サポートでは、顧
客のIT環境における所定のサーバもしくはクライアン
トPCにネットワーク接続機器の状態を監視するための
ソフトウェアを配し、ネットワーク内の監視対象機器に
対して例えば定期的にポーリングを行うことによって、
刻々と変化するネットワーク機器の状態をモニタリング
し、そのデータをコンタクトセンタ40(またはIDC
30)のコンピュータシステムに対して提供することが
できる。また、該コンピュータシステムで用意されたア
プリケーションサイトに顧客システムのブラウザで接続
することによって、顧客IT環境の状態監視データを送
信するようにしてもよい。
【0038】上記のごとくのネットワーク監視において
は、各装置や周辺機器類、及びトラフィックの負荷測
定、接続や動作の稼働確認、ログ管理、セキュリティチ
ェックなどを行うことができる。例えば、上記の負荷測
定機能としては、機器のCPU負荷、ハードディスク使
用量(率)、メモリ使用量(率)、ネットワークトラフ
ィック、メール使用量及びPOP(Post Office Protoc
ol)セッション数、等の負荷が測定され監視情報として
用いることができる。
【0039】なおIDC30及びコンタクトセンタ40
は、インターネットを経由して顧客の機器に接続するシ
ステムを有するものであるが、上記IDC30/コンタ
クトセンタ40は、ISP(Internet Service Provide
r)の機能を併せ持ってインターネットの基盤サービス
を提供できるようにすることができる。また、統合顧客
DB60では、顧客のIT環境に係わる資産情報を保持
しているために、顧客に対する資産管理を提供すること
もできる。また、さらに統合顧客DB60には、顧客の
要求に対するサポートやメンテナンスの実績、販売担当
者による販売活動記録や販売活動に付随して得られた情
報等、販売活動に係わる情報を蓄積しておく。
【0040】コンタクトセンタ40は、顧客に対する窓
口業務を一括して実施するもので、監視している顧客環
境の利用状況に関する異常情報をIDC30もしくはコ
ンタクトセンタ40のシステムが検出した際に、その情
報に基づいてコンタクトセンタ40の担当者が顧客に対
してコールバックを行ってサポートを行ったり、顧客側
のオペレータがシステムの障害等によってPC等のヘル
プアイコンがクリックされると、そのクリック情報がイ
ンターネットを介してコンタクトセンタ40に入力され
て当該顧客に対しコールバックを行うサポートを実行す
る。コールバックにおいては、顧客の異常情報の生成や
ヘルプ情報の受信に応じて、コンタクトセンタ40のサ
ーバが顧客に対して自動的にコールして電話回線を接続
し、接続情報を画面等で確認したオペレータが顧客と対
応するようにすることもできる。
【0041】またコンタクトセンタ40では、顧客シス
テムに対するリモート・メンテナンスが可能である。リ
モート・メンテナンスにおいては、予め顧客システムに
ソフトウェアを設定しておくことにより、コンタクトセ
ンタ40からのリモートによるメンテナンスが可能にな
る。
【0042】また、統合顧客DB60の監視情報、稼働
トレンド、機器の物理的な摩耗状況、等の情報は、該当
機器を販売する販売会社の営業担当者20に通知され、
例えば、データトラフィックが急激に増えた部分のハー
ドウェア/ソフトウェアを増強する必要がある場合に、
営業担当者20が営業活動を行う情報として利用でき
る。また顧客は、監視情報に応じて増強する必要がある
ハードウェア/ソフトウェアの情報をIDC30または
コンタクトセンタ40より受けて、例えば機器類の量販
店で該当機器類を購入したり、機器類を販売するWeb
サイトから該当機器類を購入することができる。統合顧
客DB60のデータに基づく営業担当者20への情報送
信は、電子メールにて実行される。
【0043】以下に、本発明によるIT環境システムに
提供可能なサポートサービスの具体例について詳しく説
明する。図2に示すように、本発明のIT環境管理シス
テムによれば、(1)業務コンサルテーションサービ
ス、(2)PC導入サポートサービス、(3)ソフトウ
ェア導入サポートサービス、(4)ネットワーク/IO
機器導入サポートサービス、(5)データ保護サポート
サービス、(6)IT環境監視サポートサービス、
(7)リモート保守サービス、(8)シングルウィンド
ウ/ヘルプディスクサービス、等を顧客に提供すること
ができる。
【0044】また、上記業務コンサルテーションサービ
スに関しては、顧客における最適なシステム構成を選定
してこれを提案できるようにする最適システム選定手段
がコンタクトセンタ40またはIDC30のコンピュー
タシステムに設けられ、例えば顧客においてTCO(To
tal Cost of Ownership)を低くするシステムや環境に
対する負荷を低くするシステムを選定でき、選定したシ
ステムを例えば電子メールにて送信して提案を行うこと
ができる。さらに、上記業務コンサルテーションサービ
スにおいては、サポート費用の算出機能、商品・メーカ
の格付け機能やあるいは顧客の経理資料としてTCOの
算出機能を用いたサービスを提供できる。
【0045】また上記のIT環境監視サポートサービス
においては、異常データ判断手段や顧客システムの自己
診断による自動通報機能によるサービスが実施可能で、
上記異常データ判断手段は、異常データに基づくコール
バック機能や、顧客,営業担当者,及び開発担当者への
メール送信機能、あるいは消耗品の自動発注機能を有し
ている。さらにリモート保守サービスでは、ヘルプ検出
情報送信手段が機能する。PC導入サポートにおいては
セットアップサービス、機器更新サービス、機器の再生
処理が実行される。また、ソフトウェア導入サポートで
は、バージョン情報送信手段、バージョンアップ対象顧
客情報手段が機能し、セットアップサービスを実行でき
る。以下に上記の各サービスについて各々具体的に説明
する。
【0046】(業務コンサルテーションサービス)本発
明のIT環境フルサポートシステムを用いて提供される
IT環境サポートサービスによれば、サービス提供者
は、顧客が望む業務改革に対して適切なシステムを提案
し、業務コンサルタントを行うことができる。例えば、
IDC30またはコンタクトセンタ40では、統合顧客
DB60のデータを用いて、TCO(Total Cost of Ow
nership)を最適化するシステムを顧客に対して提案す
る処理を行うことができる。統合顧客DB22には、上
述したごとくに、顧客IT環境の仕様情報と、当該IT
環境の監視情報とが保持されており、IDC30または
コンタクトセンタ40のコンピュータシステムがこれら
データを用いてTCOを算出するとともに、現状の条件
から最もTCOを削減することができるシステム構成の
提案例を自動的に生成することができる。
【0047】上記TCOは、コンピュータ等の導入費用
だけでなく運用・保守や教育など、導入後に係る費用を
含めたシステムの総経費のことで、クライアント/サー
バ技術や低価格のパソコンによってシステムの導入コス
トは抑えることができるようになったが、運用管理の煩
雑さ・複雑さから総経費がコスト高になっており、TC
Oが管理指標として注目されている。
【0048】また本システムによれば、上記のように顧
客に対してTCOが最も低くなるようにすることができ
るシステムを提案するデータを生成可能であるととも
に、環境適応性に優れたシステム、すなわち環境負荷を
低くするシステムの提案データを生成することができ
る。上記の各システムの提案は、コンタクトセンタ40
が顧客に対して提案内容を含む電子メールを送信するこ
とにより実施できる。もしくは、機器販売会社の営業担
当者20へメールで通知することにより、当該担当者が
その情報を基に販売活動を行うことができる。
【0049】また、IDC30またはコンタクトセンタ
40では、顧客の機器類において、商品毎/メーカ毎に
所定期間内における故障等のトラブルの率を集計し、そ
の故障等のトラブルに伴って必要となったサポートの費
用を算出する。サービス提供者は、算出したサポート費
用に従って、故障の多い商品に関してはその後のサポー
トの委託料を下げるように交渉することができる。ま
た、IDC30またはコンタクトセンタ40では、顧客
の機器類のトラブル情報に基づいて、予め定めた条件に
従って商品やメーカの格付けを行ってその情報を提示す
ることにより、サービス提供者がその格付け情報を顧客
に提供するサービスを実行することができる。またID
C30またはコンタクトセンタ40では、顧客の障害状
況情報を用いて、顧客における部門毎のTCOを自動的
に算出する機能を有し、部門毎のサポート費用を算出し
て顧客が経理資料として用いることができる情報を提供
することができる。
【0050】(PC導入サービス)サービス提供者は、
PC導入サービスとして本発明のIT環境フルサポート
システムを用いて顧客がPCを導入する際に最適なPC
(機種、グレード、仕様等)を選定するサービスを実行
することができる。また、顧客に対して例えば3年毎に
最新のPCに更新するサービス、及びPC導入時のセッ
トアップサービス、を提供することができる。
【0051】また本発明のIT環境フルサポートシステ
ムを用いたサポートサービスによれば、IT環境を実現
する装置やソフトウェア類として常に最新のPC、最新
のサーバ、最新のネットワーク機器、最新のプリンタ、
最新のコピー機、最新のファクシミリ装置、最新のソフ
トウェアを顧客に使用できるようにすることができる。
また本発明に係わるサービス提供者は、顧客の機器を更
新する際に、入れ替え機を納品してかわりに顧客から引
き上げてきた機器を再生し、その再生機を利用して次の
顧客の要望に沿った運用を行っていく。このようなシス
テムにより環境にやさしいIT環境管理の仕組みを提供
することができる。
【0052】(ソフトウェア導入サービス)本発明に係
わるIT環境フルサポートサービスによれば、サービス
提供者は、ソフトウェア導入サービスとして、顧客のI
T環境において最適アプリケーションを選定するサービ
ス、ソフトウェアを常に最新のバージョンに更新するサ
ービス、及びソフトウェア導入時におけるセットアップ
/環境設定,メール環境の設定,及び操作に関する教育
サービスを提供することができる。
【0053】上記の最適アプリケーションの選定サービ
スは、顧客よりの要望に基づいて、または、PC等ハー
ドウェアの導入時に対象システムに応じてIDC30ま
たはコンタクトセンタ40のコンピュータシステムが自
動生成する。また、ソフトウェアのバージョン更新サー
ビスは、IDC30またはコンタクトセンタ40のコン
ピュータシステムが統合顧客DB60を参照してバージ
ョン情報を自動生成する。生成した情報は、電子メール
で顧客に対して送信することによって最新バージョンへ
の更新を促すようにしてもよく、また該当ソフトウェア
の販売会社や販売店等に送信して顧客に対する営業活動
を実行できるようにすることもできる。
【0054】また、上記のソフトウェア導入時における
セットアップ/環境設定,メール環境の設定,及び操作
に関する教育サービスは、IDC30及びコンタクトセ
ンタ40を運営するサービス提供者、または、対象ソフ
トウェアの販売会社もしくは製造元が顧客に提供する。
【0055】(ネットワーク/IO機器導入サービス)
ネットワーク/IO機器導入サービスとしては、最適ネ
ットワーク環境の構築を支援するもので、IDC30ま
たはコンタクトセンタ40では、顧客毎に最適なネット
ワーク環境を提案するデータを生成することができる。
生成したデータは、顧客に対してメールで送信すること
によって提案を行ってもよく、また、該当ネットワーク
環境の販売会社や販売店等に送信して顧客に対する営業
活動を実行できるようにすることもできる。また、ID
C30及びコールセンタ40を運営するサービス提供
者、または、対象ネットワークの販売会社もしくは製造
元は、ネットワーク/IO機器の操作教育サービスを顧
客に提供することができる。
【0056】(データ保護サービス)顧客のIT環境に
おける所定のサーバもしくはクライアントPCに、ネッ
トワーク接続機器のデータをIDC30に自動送信する
ためのソフトウェアが配されており、ネットワーク内の
対象機器のデータをIDC30に対して送信させること
により、IDC30にて統合顧客DB60に自動バック
アップを行うデータ保護サービスを顧客に提供できる。
【0057】(IT環境監視サービス)上述のように、
コンタクトセンタ40(またはIDC30)では、顧客
のシステムの状態を監視する状態監視機能を有してい
て、各装置や周辺機器類、及びトラフィックの負荷測
定、接続や動作の稼働確認、ログ管理、セキュリティチ
ェックなどを行うことができる。例えば、上述のごく
に、上記の負荷測定機能としては、機器のCPU負荷、
ハードディスク使用量(率)、メモリ使用量(率)、ネ
ットワークトラフィック、メール使用量及びPOP(Po
st Office Protocol)セッション数、等の負荷が測定さ
れ監視情報として用いることができる。また、コピー、
プリンタ、及びファックスの出力データを監視情報とし
て検出できる。
【0058】顧客のネットワークトラフィックの監視に
おいて、そのデータトラフィック値が予め設定された閾
値を越えた場合にコンタクトセンタ40では顧客に対し
てコールバックを行って状況の確認や聴取を行う。また
例えば、顧客のデータトラフィックにおける前年同月比
を算出し、予め設定した閾値を越えるほど急激にデータ
量が増えた場合にコンタクトセンタ40からのコールバ
ックを行うように設定する。
【0059】また、上述したごとくに、顧客のデータト
ラフィック(もしくは所定の比較対照期間に対するトラ
フィックの増加分)が予め設定した閾値を越えたような
場合に、コンタクトセンタ40のサーバは、対象顧客の
機器類を販売する営業会社や店舗にその通知を電子メー
ル等の手段により送信し、その営業担当者が顧客のシス
テムの状況を確認してシステム変更を促すことにより、
販売促進を図るようにすることもできる。
【0060】またコンタクトセンタ40またはIDC3
0のコンピュータシステムは、顧客のIT環境における
全監視対象機器類に関して一定期間の障害件数を算出
し、その障害件数が予め設定されている閾値を超えた場
合、営業担当者に通報して直接対応するよう促すととも
に、同時に該当機器類の開発担当セクションに通知して
対象製品の障害が多いことを知らせることにより、開発
製品の技術的な対応を促す。
【0061】また顧客のPCやサーバ、及びペリフェラ
ルには自己診断ツールが内蔵されており、その機能によ
って各機器類の障害発生時にはコンタクトセンタ40
(もしくはIDC30)にその旨が自動通報される。ま
た障害の復旧がなされた際にも上記の自己診断ツールの
機能によってコンタクトセンタ40(もしくはIDC3
0)に通報され、このような障害/復旧履歴が統合顧客
DB60に登録される。
【0062】その他コンタクトセンタ40(もしくはI
DC30)のIT環境監視機能としては、サプライ品
(プリンタ用紙やトナー等の消耗品)の残量監視機能
と、該残量監視機能に従ってサプライ品の供給の必要性
を判断し、サプライ品の供給が必要であれば、配送手配
処理を実行する配送処理機能とを有する。上記残量監視
機能においては、顧客のIT環境のペリフェラルやハー
ドウェアにおけるサプライ残量/使用量を検知して、自
発的にまたは送信要求の入力に従ってその検知データを
コンタクトセンタ40(もしくはIDC30)に送信す
る。配送手配処理は、例えば、該当サプライ品の配送セ
クションもしくは販売配送業者に対してコンタクトセン
タ40のサーバが注文書をメールもしくはFAX等の適
当な手段で送信することにより、これを受けたセクショ
ンがサプライ品を当該顧客に対して配送する処理を実行
する。
【0063】(リモート保守サービス)コンタクトセン
タ40では、顧客の所定の機器類及びソフトウェアに対
するリモート保守が可能である。リモート保守は、顧客
のコンピュータシステムと、コンタクトセンタ40のコ
ンピュータとをオンライン接続し、常時もしくは必要に
応じてコンタクトセンタ40側からメンテナンスを行う
もので、専用に開発されたリモート・メンテナンス・ア
プリケーションを使用するようにしてもよいし、専用の
クライアント・プログラムを用いてホストと電話回線で
接続し、自動的にモデムに新しいファームウェアをイン
ストールする仕組みなどのリモート・メンテナンスを採
用してもよい。本発明のシステムではインターネットを
使ったリモートによるサポートを実現することにより、
短時間で高品質なサポートを提供することができる。
【0064】(シングルウィンドウ/ヘルプディスクサ
ービス)本発明に係わるIT環境フルサポートシステム
においては、顧客におけるいかなる障害の発生において
もコンタクトセンタ40を単一窓口として機能させる。
すなわちコンタクトセンタ40には顧客の障害に対応す
るヘルプディスク機能が備えられている。コンタクトセ
ンタ40では、顧客に対して常に決まった担当者が応対
できるようにする。例えば、コンタクトセンタ40にお
いて担当者が交代制で勤務する場合にも、複数の担当者
のいずれかが常に同一顧客に対して応対できるように勤
務体系を設定する。このように顧客に対する担当者を固
定することにより、コンタクトセンタ40のヘルプディ
スク担当者が顧客の状況を十分把握でき、これによって
障害復旧を迅速に行うことができるようになる。
【0065】顧客のIT環境におけるPC、ソフト、プ
リンタ、コピー、FAX等の機器類で障害が発生した時
に、顧客側のオペレータがPC上のヘルプアイコンをク
リックした際、クリック後一定時間後(例えば60秒
後)にコンタクトセンタ40から顧客に対して自動コー
ルバックがなされる。コールバックによる回線接続後
は、コンタクトセンタ40の担当者が障害の状況を聴取
して適切な対応を行う。
【0066】また、上述したように顧客のIT環境にお
けるネットワークやその接続機器の状態を監視し、その
結果をコンタクトセンタ40またはIDC30に自動送
信して、コンタクトセンタ40がそのデータを監視して
自動コールバックを顧客に対して行うようにすることが
できる。また、IDC30で状態監視を行っている場合
は、監視結果に応じてコンタクトセンタ40にコールバ
ックの必要性を通知することにより、コンタクトセンタ
40ではその通知に従って自動コールバックを顧客に対
して行うようにすることができる。
【0067】コンタクトセンタ40で顧客のIT環境に
おける障害内容が把握され、リモートサポートで対応し
きれない場合は、コンタクトセンタ40の担当者は、W
EBサイトとして開設している“募集版”にその内容を
掲示させる。なお当該WEBサイトを開設するWEBサ
ーバは、IDC30が保有していてもよいが、上記障害
情報のアップが可能な状態であれば、コンタクトセンタ
40のサーバがアクセス可能なロケーションに配されて
いればよく、またそのWEBサーバの管理運営は、ID
C30及びコンタクトセンタ40の管理者と異なるもの
であってもよい。
【0068】上記の“募集板”に掲示された顧客の障害
情報は、障害処理を行うカスタマサポートセンタ(サー
ビス会社)50やソフトウェアベンダ51が閲覧するこ
とにより、これら業者が応募して入札を行う。この入札
の結果、地域性やサポート実績に応じて本IT環境フル
サポートサービスの提供者によって適正な業者が選定さ
れる。そして選定された業者は、対象の障害に対して即
座にオンサイトサービスを行う。オンサイトサービス
は、ベンダ等業者のカスタマエンジニアが客先まで出張
して、メンテナンスなどを行うサービスである。
【0069】次に本発明のIT環境フルサポートシステ
ムによって実行されるIT環境フルサポートサービスに
おけるサービス提供者から顧客への課金方法の実施例に
ついて説明する。課金方法は、例えば、顧客保有のコピ
ー機の出力枚数に応じた課金、顧客保有のプリンタ装置
の出力枚数に応じた課金、FAXの通信量に応じた課
金、IDC30に設定するデータバックアップ容量に応
じた課金、顧客におけるTDV(Total Data Volumeに
応じた課金、IDCで保持している顧客のドキュメント
容量に応じた課金、顧客のネットワークにおけるデータ
トラフィックに応じた課金、上記それぞれの変動要素の
いずれかまたは複数について前年度の使用量に基づいて
設定した固定料金による課金、等を行うことができる。
またこれらの課金方法は、上記課金方法の複数を組み合
わせて課金を行うようにしてもよい。また、上記の各変
動要素の量によって、サービスの範囲を変えるように設
定することがきる。
【0070】本発明によるIT環境フルサポートシステ
ムの機能を実現するためのプログラムは、IDCのサー
バ、コンタクトセンタのサーバ、顧客システムのサーバ
に所定のアプリケーションとして保持される。データを
記憶した記録媒体としては、具体的には、CD−RO
M、光磁気ディスク、DVD−ROM、FD、フラッシ
ュメモリ、及びその他各種ROMやRAM等が想定で
き、これら記録媒体に上述した本発明のIT環境フルサ
ポートシステムの機能を実現するためのプログラムを記
録して流通させることにより、当該機能の実現を容易に
する。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記のご
とくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラ
ムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記
憶媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要に応じ
て読み出すことにより、本発明に関わるIT環境フルサ
ポートシステムの機能を実行することができる。
【0071】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、IT環境の構築・管理に関するサービスを顧
客に対して1つのサービス窓口で一括して提供すること
により、顧客に利便性を与えて顧客満足度を高めること
ができる。また本発明に係わるサービス提供を行うサー
ビス運営者にとっては、顧客の発掘を行うことができ、
ビジネスチャンスを拡大することができ、また顧客との
継続的なビジネスが可能で、さらに全国均一なサポート
によって顧客に対して安心してシステム導入を行うこと
ができ、拡販が可能になる。
【0072】またサービス提供を受ける顧客にとって
は、IT環境のTCOを削減することができ、また常に
最新のPC及び最新のソフトウェアを使うことができ、
またシステムのダウンタイムをなくすことにより業務に
支障を来すことがないようにすることができ、機器類を
安心して使用することができる。また、トラブルその他
の際に共通の問い合わせの窓口に連絡することにより、
全てを解決することができ、顧客にとって利便性が高
い。また顧客にとって大事な業務データをサービス提供
側で常にバックアップしておくことにより、トラブルの
際にもバックアップデータを用いてすぐにシステムを復
旧させることができる。本システムによれば、顧客は、
IT環境の保守・管理について一切面倒をみる必要がな
く合理的な業務形態をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるIT環境フルサポートシステム
の機能を説明するための図である。
【図2】 本発明によるIT環境フルサポートシステム
にて提供されるサポートサービスの例を示す図である。
【符号の説明】
10…本発明のシステムで提供されるサービスの顧客、
11…ネットワーク、12…サーバ、13…クライアン
トPC、14…ファクシミリ装置、15…MFP、16
…プリンタ装置、17…アプリケーション及びファイル
群、20…顧客に対する営業担当者、30…IDC(In
ternet Data Center)、40…コンタクトセンタ、50
…カスタマサポートセンタ、51…ベンダ、60…統合
顧客DB、70…インターネット。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムを構成するハード
    ウェア及びソフトウェアによるIT環境を提案して構築
    しこれを管理するためのサポートサービスを提供できる
    IT環境フルサポートシステムであって、該IT環境フ
    ルサポートシステムは、前記サポートサービスの顧客に
    対するサービス窓口となるコールセンタ機能を有するコ
    ンタクトセンタを有し、IT環境に関して用意された全
    てのサービスについて前記コンタクトセンタを一括窓口
    として機能させることを特徴とするIT環境フルサポー
    トシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のIT環境フルサポート
    システムにおいて、該システムによって提供する前記サ
    ポートサービスは、顧客のシステム分析または情報提供
    を行ってコンサルタントを実施するためのコンサルテー
    ションサービス、最適なPCの導入を提案するPC導入
    サービス、最適なソフトウェアの導入を提案するソフト
    ウェア導入サービス、最適なネットワーク/IO機器の
    導入を提案するネットワーク/IO機器導入サービス、
    顧客のシステムにおけるデータをバックアップして保護
    するデータ保護サービス、顧客のIT環境の状態監視を
    行うIT環境監視サービス、顧客のIT環境における機
    器/ソフトウェアに対してリモート保守を行うリモート
    保守サービス、及び単一窓口でヘルプ機能を提供するシ
    ングルウィンドウ/ヘルプディスクサービス、のいずれ
    かまたは複数を提供できるサービスであって、前記IT
    環境フルサポートシステムは、前記サービスのいずれか
    または複数を実施できるようにした手段を有することを
    特徴とするIT環境フルサポートシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のIT環境フル
    サポートシステムにおいて、該IT環境フルサポートシ
    ステムは、各顧客のIT環境に関する各種データ管理を
    行うデータセンタを有し、該データセンタと前記コンタ
    クトセンタとの間でデータの送受信可能に構成し、さら
    に該データセンタと前記コンタクトセンタとによりアク
    セス可能な顧客DBを設定することを特徴とするIT環
    境フルサポートシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のIT環境フルサポート
    システムにおいて、前記コンタクトセンタまたは前記デ
    ータセンタは、顧客のIT環境を構成している顧客機器
    システムとの間でデータ送受信可能に構成され、該顧客
    機器システムは、該顧客IT環境の状態監視を行うため
    の状態監視データを検出して前記コンタクトセンタまた
    はデータセンタに送信する状態監視データ送信手段を有
    し、該コンタクトセンタまたはデータセンタは、送信さ
    れた前記状態監視データを前記顧客DBに保持させるこ
    とにより、前記コンタクトセンタにおける顧客サービス
    に該状態監視データを活用できるようにしたことを特徴
    とするIT環境フルサポートシステム。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載のIT環境フル
    サポートシステムにおいて、前記顧客の機器システムか
    ら前記コンタクトセンタまたは前記データセンタへの状
    態監視データの送信をWEBシステムを介して実行する
    ことを特徴とするIT環境フルサポートシステム。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし5のいずれか1に記載の
    IT環境フルサポートシステムにおいて、前記状態監視
    を行うためのソフトウェアにより検出される状態監視デ
    ータは、顧客IT環境を構成する機器及び周辺装置に関
    する、負荷測定データ、データトラフィックの負荷測定
    データ、接続確認または動作確認データ、ログ管理デー
    タ、セキュリティチェックデータ、またはコピー、プリ
    ンタ、ファックスの出力情報のいずれかまたは複数を含
    むことを特徴とするIT環境フルサポートシステム。
  7. 【請求項7】 請求項3ないし6のいずれか1に記載の
    IT環境フルサポートシステムにおいて、前記コンタク
    トセンタまたはデータセンタは、前記状態監視データに
    おける所定項目のデータがデータ毎に予め定めた閾値を
    越えた場合に、もしくは過去の所定の期間における状態
    監視データと比較して増加量が予め定めた閾値を越えた
    場合に、状態監視データの異常として判断する異常デー
    タ判断手段を有し、前記コンタクトセンタは、前記異常
    データ判断手段による異常判断結果に応じて該当顧客に
    対して自動コールバックする手段を有することを特徴と
    するIT環境フルサポートシステム。
  8. 【請求項8】 請求項3ないし7のいずれか1に記載の
    IT環境フルサポートシステムにおいて、前記コンタク
    トセンタまたはデータセンタは、前記異常データ判断手
    段が状態監視データの異常を判断した際に、対象顧客の
    IT環境に関するハードウェア及び/またはソフトウェ
    アの所定の販売者に対して状態監視データの異常を示す
    電子メールを送信する手段を有することを特徴とするI
    T環境フルサポートシステム。
  9. 【請求項9】 請求項3ないし8のいずれか1に記載の
    IT環境フルサポートシステムにおいて、前記コンタク
    トセンタまたはデータセンタは、全ての監視対象に関し
    て所定期間内の障害件数を算出し、該算出した障害件数
    が予め定めた閾値を越えた場合に、該当顧客のIT環境
    を構成するハードウェア及び/またはソフトウェアの販
    売を行った販売担当者に対して障害件数が多いことを示
    す電子メールを送信する手段を有し、該電子メールを受
    け取った販売担当者が顧客への販売活動を実行できるよ
    うにしたことを特徴とするIT環境フルサポートシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項3ないし9のいずれか1に記載
    のIT環境フルサポートシステムにおいて、前記コンタ
    クトセンタまたはデータセンタは、全ての監視対象に関
    して所定期間内の障害件数を算出し、該算出した障害件
    数が予め定めたしきい値を越えた場合に、該当顧客のI
    T環境を構成するハードウェア及び/またはソフトウェ
    アの開発を行った開発担当部署に対して障害件数が多い
    ことを示す電子メールを送信する手段を有し、該電子メ
    ールを受け取った開発担当者が開発製品の技術的対応を
    行うことができるようにしたことを特徴とするIT環境
    フルサポートシステム。
  11. 【請求項11】 請求項3ないし10のいずれか1に記
    載のIT環境フルサポートシステムにおいて、顧客のI
    T環境における所定の機器は、自己診断ツールが組み込
    まれ、該自己診断ツールの機能によって障害発生時に障
    害原因を自己診断し、該自己診断結果データを前記コン
    タクトセンタまたは前記データセンタに送信するための
    手段を有することを特徴とするIT環境フルサポートシ
    ステム。
  12. 【請求項12】 請求項4ないし11のいずれか1に記
    載のIT環境フルサポートシステムにおいて、前記状態
    監視データ送信手段は、顧客の機器システムで使用する
    消耗品の残量を監視して、該残量のデータを前記コンタ
    クトセンタまたは前記データセンタに送信する機能を有
    し、該残量のデータを受信した前記コンタクトセンタま
    たは前記データセンタは、予め定めた条件に従って消耗
    品の供給の必要性について判断し、供給が必要であれば
    所定の消耗品供給セクションに該当する消耗品の供給が
    必要であることを通知するか、もしくは該当する消耗品
    の自動発注を行うことを特徴とするIT環境フルサポー
    トシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか1に記
    載のIT環境フルサポートシステムにおいて、顧客IT
    環境における所定のコンピュータシステム及び前記コン
    タクトセンタのコンピュータシステムは、前記顧客IT
    環境の所定の機器及び/またはソフトウェアに対して前
    記コンタクトセンタからのリモートメンテナンスを可能
    とする手段を有することを特徴とするIT環境フルサポ
    ートシステム。
  14. 【請求項14】 請求項3ないし13のいずれか1に記
    載のIT環境フルサポートシステムにおいて、顧客の機
    器システムは、該システムの所定の機器において表示し
    たヘルプアイコンがクリックされた際に、該クリックを
    検出してその検出情報を前記データセンタを介してまた
    は直接に前記コンタクトセンタに送信するヘルプ検出情
    報送信手段を有し、前記コンタクトセンタは、前記ヘル
    プ検出情報の受信に応じて顧客に対して自動コールバッ
    クする手段を有することを特徴とするIT環境フルサポ
    ートシステム。
  15. 【請求項15】 請求項3ないし14のいずれか1に記
    載のIT環境フルサポートシステムにおいて、前記コン
    タクトセンタまたは前記データセンタは、顧客へのハー
    ドウェア及び/またはソフトウェア導入に関して顧客の
    ITシステム及び顧客からの要求情報に合致する最適な
    ハードウェア及び/またはソフトウェアを選定する最適
    システム選定手段を有することを特徴とするIT環境フ
    ルサポートシステム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のIT環境フルサポ
    ートシステムにおいて、前記最適システム選定手段は、
    前記顧客DBの保持データを用いて、顧客毎のTCO
    (Total Cost of Ownership)を最適化するシステム構
    成、及び環境に最も配慮したシステム構成を選定して提
    示する機能を有することを特徴とするIT環境フルサポ
    ートシステム。
  17. 【請求項17】 請求項15または16に記載のIT環
    境フルサポートシステムにおいて、前記コンタクトセン
    タまたは前記データセンタは、前記最適システム選定手
    段で選定したハードウェア及び/またはソフトウェア情
    報を、顧客及び/または所定の販売者に電子メールで通
    知する手段を有することを特徴とするIT環境フルサポ
    ートシステム。
  18. 【請求項18】 請求項3ないし17のいずれか1に記
    載のIT環境フルサポートシステムにおいて、前記コン
    タクトセンタまたは前記データセンタは、各顧客のIT
    環境に関して製品毎/製品のメーカ毎に所定期間内にお
    けるトラブル数を集計するとともに、該集計したトラブ
    ルに伴って必要となったサポート費用を算出する手段を
    有することを特徴とするIT環境フルサポートシステ
    ム。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のIT環境フルサポ
    ートシステムにおいて、前記コンタクトセンタまたは前
    記データセンタは、各顧客のIT環境におけるメーカ毎
    のトラブル数の集計結果に基づいて、予め定めた条件に
    従ってメーカの格付けを行う手段を有することを特徴と
    するIT環境フルサポートシステム。
  20. 【請求項20】 請求項3ないし19のいずれか1に記
    載のIT環境フルサポートシステムにおいて、前記コン
    タクトセンタまたは前記データセンタは、前記顧客DB
    のデータを参照して顧客毎または顧客の部門毎にTCO
    を自動算出する手段を有することを特徴とするIT環境
    フルサポートシステム。
  21. 【請求項21】 請求項3ないし20のいずれか1に記
    載のIT環境フルサポートシステムにおいて、前記コン
    タクトセンタまたはデータセンタは、ソフトウェアのバ
    ージョンアップの情報入力を受け付けて、前記顧客DB
    を参照して該当のソフトウェアを保持している顧客に対
    し、該ソフトウェアのバージョンアップがなされた旨の
    案内を電子メールにて送信するバージョン情報送信手段
    を有することを特徴とするIT環境フルサポートシステ
    ム。
  22. 【請求項22】 請求項3ないし21のいずれか1に記
    載のIT環境フルサポートシステムにおいて、前記コン
    タクトセンタまたはデータセンタは、ソフトウェアのバ
    ージョンアップの情報入力を受け付けて、前記顧客DB
    を参照して、該当のソフトウェアを保持している顧客情
    報を該ソフトウェアの所定の販売者に対して電子メール
    にて送信するバージョンアップ対象顧客情報送信手段を
    有することを特徴とするIT環境フルサポートシステ
    ム。
  23. 【請求項23】 コンピュータシステムを構成するハー
    ドウェア及びソフトウェアによるIT環境を提案して構
    築しこれを管理するためのサポートサービス提供を実行
    するためのIT環境フルサポート方法であって、前記サ
    ポートサービスの顧客に対するサービス窓口となるコー
    ルセンタ機能を有するコンタクトセンタを用いて、IT
    環境に関して用意された全てのサービスについて前記コ
    ンタクトセンタを一括窓口として機能させることを特徴
    とするIT環境フルサポート方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載のIT環境フルサポ
    ート方法において、前記サポートサービスは、顧客のシ
    ステム分析または情報提供を行ってコンサルタントを実
    施するためのコンサルテーションサービス、最適なPC
    の導入を提案するPC導入サービス、最適なソフトウェ
    アの導入を提案するソフトウェア導入サービス、最適な
    ネットワーク/IO機器の導入を提案するネットワーク
    /IO機器導入サービス、顧客のシステムにおけるデー
    タをバックアップして保護するデータ保護サービス、顧
    客のIT環境の状態監視を行うIT環境監視サービス、
    顧客のIT環境における機器/ソフトウェアに対してリ
    モート保守を行うリモート保守サービス、及び単一窓口
    でヘルプ機能を提供するシングルウィンドウ/ヘルプデ
    ィスクサービス、のいずれかまたは複数を提供できるサ
    ービスであることを特徴とするIT環境フルサポート方
    法。
  25. 【請求項25】 請求項23または24に記載のIT環
    境フルサポート方法において、前記サポートサービスと
    して、機器/ソフトウェアのセットアップサービス、及
    び所定の期間経過ごとに機器更新を行うサービスを提供
    することを特徴とするIT環境フルサポート方法。
  26. 【請求項26】 請求項23ないし25のいずれか1に
    記載のIT環境フルサポート方法において、サービス提
    供者は、顧客の機器を更新する際、入れ替え機を納品し
    てかわりに顧客から引き上げた機器を再生処理し、その
    再生処理した機器を保持して他の顧客への納品スペック
    に見合う場合に利用できるようにすることを特徴とする
    IT環境フルサポート方法。
  27. 【請求項27】 請求項1ないし22のいずれか1に記
    載のIT環境フルサポートシステムの機能を実現するた
    めのプログラム。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載のプログラムを記録
    した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7343105B2 (en) 2004-06-30 2008-03-11 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and control method of image forming apparatus with operation based upon down event occurrences
JP2012168902A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Nifty Corp 情報処理装置、プログラム及び支援サービス提供システム

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