JP2003058290A - 入力支援方法、入力支援プログラム、記録媒体及びデータ処理システム - Google Patents

入力支援方法、入力支援プログラム、記録媒体及びデータ処理システム

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JP2003058290A
JP2003058290A JP2001241745A JP2001241745A JP2003058290A JP 2003058290 A JP2003058290 A JP 2003058290A JP 2001241745 A JP2001241745 A JP 2001241745A JP 2001241745 A JP2001241745 A JP 2001241745A JP 2003058290 A JP2003058290 A JP 2003058290A
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Seiji Adachi
誠治 足立
Hisaaki Kobayashi
久晃 小林
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DENSAN SYSTEM CO Ltd
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DENSAN SYSTEM CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所望の入力領域へのアクセスを効率的に行うこ
とができる入力支援方法を提供すること。 【解決手段】ブラウザ33にて画面上に表示された複数
の項目にデータを入力するために、該データを入力する
項目の選択を文字キーと特殊キーを有するキーボードを
使用して行う。そして、入力支援プログラム34は、特
殊キーの押下に応答してフォーカスを項目間で移動させ
るようにした。キーボードの操作によりフォーカスの位
置を任意に変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力支援方法、入力
支援プログラム、記録媒体及びデータ処理システムに係
り、詳しくは、画面上の所望の入力領域へのアクセスに
好適な入力支援方法、その方法をコンピュータに実行さ
せるためのプログラム及び記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、顧客管理や伝票処理などの業務
は、パーソナルコンピュータ等に導入された専用のアプ
リケーションにより行われていた。しかし、近年では、
HTML(Hyper Text Markup Language)などのテキスト
記述言語を用いて作成された業務アプリケーション(W
ebページ)を用いて行われている。従って、業務アプ
リケーションは、Webページを表示するブラウザを介
して実行される。このHTMLの使用により、業務アプ
リケーションの保守・変更を容易に行うことができる。
【0003】クライアント・コンピュータ(ユーザのコ
ンピュータ)は、業務アプリケーションを解析し、We
bブラウザ上に各種入力項目に応じたGUI(Graphical
User Interface)オブジェクトを表示する。GUIオブ
ジェクトは一般に、ポインティング・デバイスを使用し
てアクセスするのにきわめて好都合な、アイコン式のラ
ベルが付いたボタンと、スクロール・テキスト・リスト
と、テキスト入力フィールドとを含む。
【0004】ユーザはポインティング・デバイスを動か
して、選択するオブジェクトの上に矢印またはその他の
カーソル・アイコンを置き、ポインティング・デバイス
上のボタンをクリックして選択を行う。それに応答し
て、そのオブジェクトが表す処理が実行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記GUI
オブジェクトへのアクセス制御は全てブラウザに依存し
ており、タブキーによる入力領域の変更、ポインティン
グ・デバイスによるオブジェクト操作機能が許されてい
る。このため、所望の入力領域を選択するのに時間がか
かり、作業効率が低下する。
【0006】例えば、タブキーを用いた場合、入力領域
は業務アプリケーションに記述された順番にしか変更さ
れない。このため、所望の入力領域を選択までに何度も
タブキーを押下しなければならなかったり、選択される
入力領域を目で追わなければその時々に選択される入力
領域が判らなくなることがある。
【0007】また、ポインティング・デバイスを用いる
場合、キーボードから手を離さなければならないため、
持ち替えやマウスカーソルによりGUIオブジェクトを
指し示すのに手間がかかる。更に、手や手首の疾患を患
っている人のように、ポインティング・デバイスを使用
できない人もいる。
【0008】また、入力操作性、応答性の観点からポイ
ンティング・デバイスの使用を好まない人もおり、特に
コンピュータのパワー・ユーザの中にはポインティング
・デバイスでは遅過ぎると感じる人もいる。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、所望の入力領域への
アクセスを効率的に行うことができる入力支援方法、プ
ログラム、及び記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ブラウザにて画面上に表
示された複数の項目の少なくとも一つにデータを入力す
るために、該データを入力する項目の選択を文字キーと
特殊キーを有するキーボードを使用して行う入力支援方
法であって、前記特殊キーの押下に応答してフォーカス
を前記項目間で移動させるようにした。従って、キーボ
ードから手を離すことなくフォーカスを所望の項目に容
易に移動させることができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記特殊キーは
カーソルキーであり、該カーソルキーの示す方向の項目
にフォーカスを移動させるようにした。カーソルの移動
方向が解りやすく、習得が容易である。
【0012】請求項3に記載の発明は、ブラウザにて画
面上に表示された複数の項目の少なくとも一つにデータ
を入力するために、該データを入力する項目の選択を文
字キーと特殊キーを有するキーボードを使用して行う入
力支援方法であって、前記特殊キーと前記文字キーの押
下に応答してフォーカスを前記項目間で移動させるよう
にした。従って、キーボードから手を離すことなくフォ
ーカスを所望の項目に容易に移動させることができる。
【0013】前記フォーカスを移動させるに際し、請求
項4に記載の発明のように、移動元の項目に属性が存在
し、該属性が解析可能な場合に該属性のエレメントの値
に従って該項目に対する入力値を制御する。従って、入
力値を項目に適した値に容易に制御できる。
【0014】前記フォーカスを移動させるに際し、請求
項5に記載の発明のように、移動元の項目に属性が存在
し、該属性が解析可能な場合に該属性のエレメントの値
に従って該項目に対する入力値を制限する。従って、項
目に適した値のみを容易に入力できる。
【0015】前記フォーカスを移動させるに際し、請求
項6に記載の発明のように、移動元の項目に属性が存在
し、該属性が解析可能な場合に該項目に対する入力値を
該属性のエレメントが示す形式に変換する。従って、項
目に適した値に容易に変換できる。
【0016】前記フォーカスを移動させるに際し、請求
項7に記載の発明のように、移動先の項目に属性が存在
し、該属性が解析可能な場合に該属性に応じてかな漢字
変換を制御する。従って、項目に適した形式(かな漢
字、英数字)にて値が入力される。
【0017】請求項8に記載の発明は、ブラウザにて画
面上に表示された複数の項目の少なくとも一つにデータ
を入力するために操作され特殊キーと文字キーを含むキ
ーボードのイベントを受け付け、該イベントに基づく処
理をコンピュータに実行させるための入力支援プログラ
ムであって、前記コンピュータに、(a)前記イベント
の発生元に属性が存在するか否かを判断するステップ
と、(b)前記属性のエレメントが解析可能か否かを判
断するステップと、(c)前記解析可能なエレメントの
値に従って処理を実行するステップと、(d)前記ステ
ップ(b)又は(c)において否と判断した場合に前記
イベントを発生させたキーに対応する処理を実行するス
テップと、を実行させる。従って、キー操作によるイベ
ントにより処理が実行されるため、キーボードから手を
離すことなく処理を実行させることができる。
【0018】前記ステップ(c)において実行する処理
は、請求項9に記載の発明のように、前記エレメントの
値に従って、該項目に対する入力値を制限する処理、該
項目に対する入力値を前記エレメントが示す形式に変換
する処理、を含む。従って、項目に適した値、形式にて
入力を行うことができる。
【0019】前記ステップ(d)において実行する処理
は、請求項10に記載の発明のように、フォーカスを発
生元の項目からカーソルキーに対応する項目へ移動させ
る処理を含む。従って、フォーカスを所望の項目に容易
に移動させることができる。
【0020】請求項11に記載の発明は、前記画面上に
は少なくとも一つのボタンオブジェクトが表示され、前
記ステップ(d)において実行する処理は、前記特殊キ
ーの操作、又は特殊キーと文字キーの操作により前記ボ
タン・オブジェクトに関連付けられた処理である。一つ
の特殊キー又は特殊キーと文字キーの組み合わせにより
種々の処理を容易に実行することができる。
【0021】請求項12に記載の発明は、請求項8〜1
1のうちの何れか一項記載の入力支援プログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。従っ
て、プログラムを容易に搬送可能、コンピュータに導入
可能である。
【0022】請求項13に記載の発明は、データベース
を有し、該データベースのデータを管理するためのペー
ジデータを送信するサーバと、前記ページデータを受け
取り画面に表示し、該画面の項目に対してポインティン
グ・デバイスとキーボードを含む入力装置の操作による
入力を受け付けるクライアントとからなるデータ入力シ
ステムにおいて、前記ページデータはキーボードによる
制御の記述を含み、前記クライアントは、前記キーボー
ドの操作に基づくイベントに応答して前記ページデータ
を解析し、該イベントに対するキーに応じてフォーカス
を移動させる。従って、データベースに対する処理を、
マウスなどのポインティング・デバイスを持ち替える持
ち替える必要が無く、入力速度が向上される。
【0023】請求項14に記載の発明は、前記キーボー
ドは文字キーと特殊キーを有し、前記ページデータは、
データを入力するテキストオブジェクトを記述したエレ
メント、所定の処理を示すボタン・オブジェクトを記述
したエレメントを含み、前記クライアントは、一つの特
殊キー、又は特殊キーと文字キーの操作に基づくイベン
トに応答し、該イベントに対応する属性が前記エレメン
トに存在するか否かを判断し、存在する場合には該属性
のエレメントが解析可能か判断し、解析可能なエレメン
トの値に対応する処理を実行し、前記属性が存在しない
又は前記エレメントが解析不可能な場合に前記イベント
を発生させた一つの特殊キーに対応する処理又は特殊キ
ーと文字キーの組み合わせに対応する処理を実行する。
従って、データベースに対する処理を、マウスなどのポ
インティング・デバイスを持ち替える必要が無く、入力
速度が向上される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図16に従って説明する。図1は、情報
処理システムの概略構成図である。
【0025】このシステム10は、サーバコンピュータ
(以下、サーバ)11と複数のクライアントコンピュー
タ(以下、クライアント)12a,12b,12cを含
み、それらはネットワーク13を介して相互に接続され
ている。
【0026】サーバ11の記憶装置14には各クライア
ント12a〜12cに顧客管理などの業務を実行させる
ためのアプリケーション(顧客管理プログラム等)が格
納され、各クライアント12a〜12cにはそれを利用
するためのアプリケーションが格納されている。ユーザ
は、クライアント12a〜12cのうちの何れか一つを
操作してサーバ11のアプリケーションを実行し、所望
の業務を実施する。
【0027】尚、図1には1つのサーバ11が示されて
いるが、他の処理を実行する複数のサーバ、処理を分散
するために複数のサーバをネットワークに接続した構成
としてもよい。
【0028】図2は、クライアント12aに対応する情
報処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成を概略
的に示すブロック図である。尚、サーバ11及びクライ
アント12b,12cはクライアント12aと同様に構
成されており、図面及び説明を省略する。
【0029】情報処理装置は、中央処理装置(CPU)
21を含み、このCPU21は、メモリ22と、入力装
置23と、出力装置24と、記憶装置25と、ドライブ
装置26と、通信装置27とをそれに接続された状態で
有している。
【0030】CPU21は、メモリ22を利用してプロ
グラムを実行し、サービス情報の提供に必要な処理を実
現する。メモリ22には、サービス情報の提供に必要な
プログラムとデータが格納され、メモリ22としては、
通常、キャッシュ・メモリ、システム・メモリおよびデ
ィスプレー・メモリを含む。
【0031】入力装置23は、キーボード23aおよび
ポインティング・デバイスとしてのマウス23bを含
み、ユーザからの要求や指示の入力に用いられる。キー
ボード23aには、文字・数字・記号を入力するための
文字キーと、それ以外のコントロールキー、ファンクシ
ョンキー、カーソルキー等を含む特殊キーが設けられて
いる。尚、ポインティング・デバイスとしてトラックボ
ール、スティック型ポインタ、タッチパッドなどが用い
られても良い。出力装置24は、LCDやPDP等の表
示装置およびプリンタを含み、サービス画面等の出力に
用いられる。
【0032】記憶装置25は、通常、磁気ディスク装
置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置を含む。この
記憶装置25には、上述のプログラムとデータが格納さ
れ、CPU21は、入力装置23による指示に応答して
プログラム,データをメモリ22へ転送し、それを実行
する。また、記憶装置25はデータベースとしても使用
される。
【0033】ドライブ装置26は、記録媒体28を駆動
し、その記憶内容にアクセスする。記録媒体28として
は、メモリカード、フロッピー(登録商標)ディスク、
光ディスク(CD-ROM,DVD-ROM,… )、光磁気ディスク
(MO,MD,…)等、任意のコンピュータ読み取り可能な記
録媒体を使用することができる。この記録媒体28に、
上述のプログラム,データを格納しておき、必要に応じ
て、メモリ22にロードして使用することもできる。
【0034】通信装置27は、ネットワーク13への接
続に用いられ、通信に伴うデータ変換等を行って、他の
情報処理装置(サーバ11または他のクライアント12
b,12c)との間でプログラムやデータの送受信を行
う。また、情報処理装置は、外部の情報提供者のデータ
ベース等からネットワークを介して、上述のプログラム
とデータを受け取り、必要に応じて、メモリ22にロー
ドして使用することもできる。
【0035】図3は、サーバ11,クライアント12a
が持つプログラムを機能的に示す説明図である。サーバ
11は、サービスを提供するために顧客管理プログラム
(サーバプログラム)31と顧客データベース32を備
えている。クライアント12aは、ブラウザ(本実施形
態ではWWWブラウザ)33、入力支援プログラム3
4、デバイス・ドライバ35〜37を備えている。
【0036】顧客管理プログラム31は、クライアント
12aからの要求に応答し、サーバ11が保有する顧客
データベース32の情報閲覧等の検索処理、新規顧客登
録等のデータ管理処理を提供するためのアプリケーショ
ン・プログラムである。顧客データベース32には、登
録された各顧客の情報(氏名、生年月日、電話番号等)
が記録されている。
【0037】ブラウザ33は、サーバ11に対して所望
のサービスの提供を要求するためのアプリケーション・
プログラムである。また、ブラウザ33は、サーバ11
から受信したサービスのためのページデータ記憶装置
(図2のメモリ22及び記憶装置25の少なくとも一
方)に記憶するとともに、図2の表示装置(出力装置)
24に表示する機能を持つ。
【0038】ユーザは、ブラウザ33と対話して実行す
る業務を選択し、ブラウザ33は選択された業務に必要
なデータの要求をサーバ11に対して送信する。サーバ
11は、顧客管理プログラム31を実行し、その要求に
応答してデータベース32を検索してページデータを作
成し、そのページデータをクライアント12aに送信す
る。クライアント12aのブラウザ33は、サーバ11
から受信したページデータを上記ページデータと同様に
処理する。
【0039】入力支援プログラム34は、ページデータ
に対するイベント(例えば、読み込み終了イベント)に
応答し、該ページデータに対して初期化処理を実行す
る。その初期化処理において、入力支援プログラム34
は、初期設定する項目があるか否かを判断し、初期設定
する項目がある場合にはそれが扱う項目か否かを判断す
る。そして、扱う項目の場合、それに対するイベントキ
ャプチャを開始する。そして、項目に対応する属性(ア
トリビュート)が存在するか否かを判断し、対応する属
性の要素(エレメント)は解析可能か否かを判断する。
その要素が解析可能な場合、その要素の値に従って初期
化を実行する。
【0040】そして、入力支援プログラム34は、イベ
ントをブラウザ33に渡す。ブラウザ33は、その渡さ
れたイベント(=ページデータの読み込み終了)に応答
し、そのイベントが発生したページデータを、図2の表
示装置24へ出力し、表示装置24はそのページデータ
に基づく処理のためのページを表示する。
【0041】デバイス・ドライバ35は図2の出力装置
(表示装置)24への出力を制御するためのプログラム
である。デバイス・ドライバ35は、ブラウザ33から
受け取る表示のためのデータを、表示装置24に対応す
るデータに変換する。
【0042】デバイス・ドライバ36,37は図2のキ
ーボード23a,マウス23bからの入力をそれぞれ制
御するためのプログラムである。ブラウザ33は、デバ
イス・ドライバ36を介して、操作されたキーボード2
3aのキー情報を受け取る。また、ブラウザ33は、デ
バイス・ドライバ37を介して、操作されたマウス23
bの座標値などのマウス情報を受け取る。
【0043】入力支援プログラム34は、キーボード2
3aを制御するデバイス・ドライバ36とブラウザ33
の間に介在し、キー情報に基づいて入力支援処理を実行
する。入力支援処理は、予め設定された所定キーの押下
により、そのキーに応じたフォーカス位置の変更、操作
に応じたページデータの要求の送信、等を含む。所定キ
ーは、一の特殊キー、一又は複数の特殊キーと文字キー
を同時に押下するショートカットキーを含む。尚、キー
の同時押下は、特殊キーを押下した状態で文字キーを押
下した場合を含む。
【0044】例えば、フォーカスがあたっている項目
(項目がアクティブであり、入力可能な状態)において
下向きのカーソルキーが押下されると、入力支援プログ
ラム34は、その項目より下段に配置された項目にフォ
ーカスを変更する。また、逆に、フォーカスが当たって
いる項目において上向きのカーソルキーが押下される
と、入力支援プログラム34は、その項目より上段に配
置された項目にフォーカスを変更する。
【0045】この処理により、所望の項目へフォーカス
をあてることが容易にできるため、マウス23bを操作
しなくてもよく、即ちキーボード23aから手を離さな
くてもフォーカス位置を変更できるため、実質的な入力
速度が向上する。また、カーソルキーのように、フォー
カス位置の移動方向が解りやすい(カーソルキーの向き
にフォーカスが移動する)ため、操作・習得が容易であ
る。
【0046】尚、入力支援プログラム34は、図2の入
力装置23の操作により発生するイベント(マウスイベ
ント、キーイベント)を受け付け、キーボード23aの
操作に基づく所定のイベントに対して処理を実行する。
【0047】図4は、顧客管理プログラム31における
顧客登録画面の説明図である。ブラウザ33は、図4に
示すように、サーバ11から受け取ったページデータに
基づいて図2の表示装置24に「顧客登録」のための各
項目を示すページ40を表示する。ページ40は、入力
項目に対応する複数のオブジェクト41〜48を含む。
各オブジェクト41〜48はテキストボックスであり、
各テキストボックスには対応する入力項目が表示されて
いる。
【0048】「顧客登録」の項目は、「氏名」、「生年
月日」、「TEL」を含み、氏名には第1テキストボッ
クス41が、生年月日には第2テキストボックス42
が、TEL(連絡先電話番号)には第3〜第8テキスト
ボックス43〜48が対応付けられている。
【0049】また、ページ40は、複数のボタンオブジ
ェクト51〜56を含む。第1移動ボタン51は前デー
タ(Prev)を表示させるためのものであり、第2移動ボタ
ン52は次データ(Next)を表示させるためのものであ
る。第1処理ボタン53は入力情報を図3のデータベー
ス32に登録するためのもの(登録ボタン)、第2処理
ボタン54は登録を中止するためのもの(中止ボタ
ン)、第3処理ボタン55は表示された顧客情報を図3
のデータベース32から削除するためのもの(削除ボタ
ン)である。第4処理ボタン56はヘルプ画面を表示す
るためのもの(ヘルプボタン)である。
【0050】ページ40を表示するためのデータは所定
のテキスト記述言語(本実施形態ではHTML(Hyper T
ext Markup Language)を基準とし、入力支援プログラム
34の機能記述を追加する言語)により記述されてい
る。以下、HTMLによる記述を標準記述とし、入力支
援プログラム34に対応する記述を拡張記述として説明
する。
【0051】ブラウザ33は、データを解析してページ
40を図2の表示装置24に表示させる。入力支援プロ
グラム34は、キーボード23a又はマウス23bの操
作に基づくイベントを解析し、該イベントを自身が処理
すべきものか否かを判断する。そして、入力支援プログ
ラム34は、自身が処理するべきイベントの場合にその
イベントに対応する処理を実行し、そのイベントをブラ
ウザ33に受け渡す。また、入力支援プログラム34
は、処理すべきイベントではない場合にそのイベントを
ブラウザ33に受け渡す。
【0052】各オブジェクト41〜48,51〜56
は、図2のキーボード23a又はマウス23bにより選
択される。即ち、各オブジェクト41〜48,51〜5
6を制御するエレメント(ハイパーリンク(anchor))に
は、項目に応じて標準記述の情報と拡張記述の情報を含
む。
【0053】第1〜第8テキストボックス41〜48に
は、拡張記述として、入力値の制限、入力値の変換、等
の入力値に対する処理の実行を示す情報を含む。例え
ば、電話番号のように数字及び区切り記号(デリミタ)
を入力する第3〜第8テキストボックスには、入力エレ
メントの属性(アトリビュート)に対して、その値とし
て入力値を制限又はチェックする情報が関連付けられて
いる。詳しくは、入力エレメントの属性[type]に対し
て、入力値が電話番号であるか否かをチェックする値[t
el] を(type="tel")のように関連付けて記述されてい
る。
【0054】第1,第2移動ボタン51,52のエレメ
ントは、拡張記述として、ショートカットキーによる選
択及び実行を示す情報を含む。ショートカットキーは、
オルタネート(Alt)キー等の特殊キーと文字キーを
同時に押下するように指定されたキーである。本実施形
態では、第1移動ボタン51のエレメントは、前データ
を表示する処理の記述と、その処理を実行するために指
定されたAltキーとカギ括弧キー”<”の同時押し
(以下、[Alt]+[<] )を示す記述とを含む。第2移動ボ
タン52のエレメントは、次データを表示する処理の記
述と、その処理を実行するために指定された文字([Al
t]+[>] )の記述を含む。
【0055】第1〜第4処理ボタン53〜56のエレメ
ントは、拡張記述として、ファンクションキーによる選
択及び実行を示す情報を含む。第1処理ボタン53のエ
レメントは、実行する登録処理の記述と、その処理を実
行するために指定されたファンクションキー[F3]の記述
を含む。第2処理ボタン54のエレメントは、実行する
登録中止処理の記述と、その処理を実行するために指定
されたファンクションキー[F4]の記述を含む。第3処理
ボタン55のエレメントは、実行する登録削除処理の記
述と、その処理を実行するために指定されたファンクシ
ョンキー[F5]の記述を含む。第4処理ボタン56のエレ
メントは、実行するヘルプ処理の記述と、その処理を実
行するために指定されたファンクションキー[F1]の記述
を含む。
【0056】図3の入力支援プログラム34は、オブジ
ェクト41〜48,51〜56のエレメントに記述され
たキーの情報を含むイベントを受け取ると、それに対応
する処理を実行する。
【0057】図5は、クライアント12aが実行する入
力処理のフローチャートである。ステップ61は入力支
援プログラム34が実行するステップであり、第1〜第
3ステップ62〜64を含む。ステップ65はブラウザ
33が実行するステップである。
【0058】入力支援プログラム34はキー入力(キー
情報)を受け取り(第1ステップ62)、そのキー情報
に対応する機能が存在するか否かを判断する(第2ステ
ップ63)。そして、入力支援プログラム34は、キー
情報に対する機能を有している場合、そのキー情報に対
応する機能を実行する(第3ステップ64)。
【0059】一方、入力支援プログラム34は、キー情
報に対応する機能を有していない場合、又は対応する機
能の実行を終了すると、キー情報をブラウザ33に受け
渡す。ブラウザ33は、入力支援プログラム34から受
け取るキー情報に基づいて、該キー情報に対応して予め
設定された機能を実行する(ステップ65)。
【0060】図6は、クライアント12aが実行する初
期化処理のフローチャートである。初期化処理(初期化
手段)は、ステップ71〜77にて実現される。クライ
アント12aは、ページデータに対するイベント(例え
ば、読み込み終了イベント)に応答し、入力支援プログ
ラム34に含まれるステップ71〜77に従って該ペー
ジデータに対して初期化処理を実行する。尚、ブラウザ
33と処理が関連するため、入力支援プログラム34が
処理を実行するごとく説明する。
【0061】ステップ71において、入力支援プログラ
ム34は、初期設定する項目があるか否かを判断し、初
期設定する項目が存在する場合にはステップ72へ、存
在しない場合にはステップ7へ移る。
【0062】ステップ72において、入力支援プログラ
ム34は、初期設定する項目が当該プログラムにおいて
扱う項目か否かを判断し、扱う項目の場合にはステップ
73へ、扱わない項目の場合にはステップ77へ移る。
【0063】ステップ73において、入力支援プログラ
ム34は、扱うと判断した項目に対するイベントキャプ
チャを開始する。ステップ74において、入力支援プロ
グラム34は、項目に対応する属性(アトリビュート)
が存在するか否かを判断し、それが存在する場合にはス
テップ75へ、それが存在しない場合にはステップ77
へ移る。
【0064】ステップ75において、入力支援プログラ
ム34は、対応する属性の要素(エレメント)が解析可
能か否かを判断し、その要素が解析可能な場合にはステ
ップ76へ、解析不可能な場合にはステップ77へ移
る。
【0065】ステップ76において、入力支援プログラ
ム34は、解析可能と判断した要素の値に従って初期化
を実行し、ステップ77に移る。ステップ77におい
て、入力支援プログラム34は、図3のブラウザ33に
イベントを渡す。ブラウザ33は、その渡されたイベン
ト(=ページデータの読み込み終了)に応答し、そのイ
ベントが発生したページデータを、図2の表示装置24
へ出力し、表示装置24はそのページデータに基づく処
理のためのページを表示する。
【0066】図7は、クライアント12aが実行する入
力支援処理のフローチャートである。入力支援処理(入
力支援手段)は、ステップ81〜86にて実現される。
クライアント12aは、発生するイベント(キー入力イ
ベント)に応答し、入力支援プログラム34に含まれる
ステップ81〜86に従ってカーソル移動などのように
入力を支援する。尚、上記処理と同様に、入力支援プロ
グラム34が処理を実行するごとく説明する。
【0067】ステップ81において、入力支援プログラ
ム34は、入力したイベントが処理すべきものであるか
否かを判断し、処理すべきイベントの場合にはステップ
82へ、処理が不要なイベントの場合にはステップ86
へ進む。本実施形態では、入力支援プログラム34は、
図2の入力装置23のうち、キーボード23aの操作に
基づくイベントを処理すべきものと判断し、マウス23
bの操作に基づくイベントを処理が不要なイベントと判
断する。
【0068】ステップ82において、入力支援プログラ
ム34は、イベント発生元に属性(アトリビュート)が
存在するか否かを判断し、アトリビュートが存在する場
合にはステップ83へ、それが存在しない場合にはステ
ップ85へ進む。イベント発生元は、キーを入力したと
きにフォーカスが当たっているオブジェクトであり、図
4のページ40では、第1〜第8テキストボックス41
〜48、第1,第2移動ボタン51,52、第1〜第4
処理ボタン53〜56である。
【0069】ステップ83において、入力支援プログラ
ム34は、イベント発生元に存在する属性の要素(エレ
メント)が解析可能か否かを判断し、その要素が解析可
能な場合にはステップ84へ、解析不可能な場合にはス
テップ85へ移る。
【0070】ステップ84において、入力支援プログラ
ム34は、エレメントの値に従い処理を実行する。例え
ば、図4の第3〜第8テキストボックス43〜48は、
属性によって電話番号のみの記入が許可されている。従
って、このようなテキストボックス43〜48にかな文
字などを入力してカーソルを移動(エンターキー(Ente
r) やカーソルキーを押下)した場合、入力支援プログ
ラム34は、それをエラーとして入力を受け付けないよ
うに属性対応するエレメントの値が設定されている。
【0071】ステップ85において、入力支援プログラ
ム34は、標準の処理を実行する。標準の処理は、入力
した数値等のデータに対する処理以外のものである。例
えば、カーソル移動キーの入力を受け付けた場合にその
キーが示す方向のオブジェクトにフォーカスを移動させ
る、ショートカットキーの入力を受け付けた場合にそれ
に対応する処理(例えば前データの表示)を実行する。
【0072】ステップ86において、入力支援プログラ
ム34は、図3のブラウザ33にイベントを渡す。ブラ
ウザ33は、その渡されたイベント(マウス又はキーの
入力)に応答し、その入力に対応する処理(例えば、マ
ウスの左ボタンの押下によりフォーカスを移動させる)
を実行する。
【0073】次に、キー操作に対応する処理を図8〜図
16に従って説明する。今、図2のクライアント12a
の表示装置24には、図8に示す顧客登録のためのペー
ジ40が表示されている。このページ40では、第1テ
キストボックス41にフォーカスが当たっている(カー
ソル91がテキストボックス41内に表示されてい
る)。
【0074】ここで、下向きのカーソルキーを押下した
場合、クライアント12aは、押下されたカーソルキー
に対応するイベントに基づいて入力支援プログラム34
に従って入力支援処理を実行し、該カーソルキーに対応
して定義された動作を実行する(図7のステップ8
5)。即ち、図9に示すように、クライアント12a
は、下向きのカーソルキーの押下に応答してフォーカス
を第1テキストボックス41の下段に配置された第2テ
キストボックス42へ移動させ、該テキストボックス4
2にカーソル91を表示させる。
【0075】別の場合として、図10に示すように、ペ
ージ40の第2テキストボックス42に「あ」を入力し
てカーソルを移動させる(エンターキーやカーソルキー
を押下する)。この場合、クライアント12aは、第2
テキストボックス42の属性に付されたエレメントの値
に従って処理を実行する(図7のステップ84)。第2
テキストボックス42には、入力値が電話番号である旨
(type="tel")が記述されている。従って、クライアント
12aは、入力された値(この場合「あ」)がそのテキ
ストボックス42に適した値か否かを判断し、不適合と
判断して図11に示すメッセージボックス92aを表示
する。
【0076】尚、メッセージボックスは、メッセージボ
ックス92aの他に、図12に示すように、メッセージ
ボックス92b〜92e、等を含み、それらはデータと
して予め用意され、図2の記憶装置25に記憶されてい
る。メッセージボックス92aは入力された値が無効で
ある旨を示すものである。メッセージボックス92bは
顧客データを登録するために図11の第1処理ボタン5
3をマウス23bでクリック又は[F3]キーを押下した場
合にそれに対応する処理(登録)が完了した旨を示すも
のである。メッセージボックス92cは図11の第2処
理ボタン54をマウス23bでクリック又は[F4]キーを
押下した場合にそれに対応する処理(登録中止)が完了
した旨を示すものである。メッセージボックス92dは
図11の第3処理ボタン55をマウス23bでクリック
又は[F5]キーを押下した場合にそれに対応する処理(登
録削除)が完了した旨を示すものである。メッセージボ
ックス92eは図11の第4処理ボタン56をマウス2
3bでクリック又は[F1]キーを押下した場合にそれに対
応して画面の説明を表示するものである。
【0077】別の場合として、図13に示すように、第
1テキストボックス41に氏名を[Yamada Taro] と入力
し、カーソルを移動させる(エンターキーやカーソルキ
ーを押下する)。この場合、クライアント12aは、第
1テキストボックス41の属性に付されたエレメントの
値に従って処理を実行する(図7のステップ84)。第
1テキストボックス41には、入力値が英文字かつ大文
字である旨(type="roman",format="upper")が記述され
ている。従って、クライアント12aは、入力された値
がそのテキストボックス41に適した値か否かを判断
し、図14に示すように記述に従って入力値を大文字[Y
AMADA TARO] に変換する。そして、クライアント12a
は、第2テキストボックス42にフォーカスを当て、該
テキストボックス42にカーソル91を表示させる。
【0078】別の場合として、図15に示すように、第
1テキストボックス41には氏名として[YAMADA TARO]
が表示され、第2テキストボックス42には生年月日と
して「1987-08-30」が表示されている。そして、そし
て、第1テキストボックス41に氏名を[Suzuki Ichir
o] と入力し、カーソルを移動させる(エンターキーや
カーソルキーを押下する)。この場合、上記処理と同様
に、クライアント12aは、図16に示すページ40a
を表示する。このページ40aの第1テキストボックス
41には大文字に変換された氏名[SUZUKI ICHIRO] が表
示される。更に、クライアント12aは、入力した氏名
が既に登録されているか否かを判断し、登録されていな
いと判断して第2テキストボックス42をクリアし、該
テキストボックス42にカーソル91を表示させる。
【0079】尚、入力した氏名が既に図3のデータベー
ス32に登録されている場合、クライアント12aは、
登録内容をサーバ11から受け取り、対応するテキスト
ボックス41〜48に内容を表示する。
【0080】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)ブラウザ33にて画面上に表示された複数の項目
41〜48にデータを入力するために、該データを入力
する項目41〜48の選択を文字キーと特殊キーを有す
るキーボード23aを使用して行う。そして、特殊キー
の押下に応答してフォーカスを前記項目41〜48間で
移動させるようにした。キーボード23aの操作により
フォーカスの位置を任意に変更することができる。従っ
て、キーボード23aから手を離さなくてもよく、入力
効率の向上を図ることができる。
【0081】(2)ファンクションキーの操作により第
1〜第4処理ボタン53〜56を選択し、それらに対応
して記述された登録等の処理が実行される。特殊キーと
文字キーとの組み合わせ(ショートカットキー)により
第1,第2移動ボタン51,52を選択し、それらに対
応して記述された前データまたは後データを表示する。
その結果、キーボード23aから手を離さなくても、様
々な処理を容易に実行させることができる。
【0082】(3)第1〜第8テキストボックス41〜
48のエレメントに含まれる属性のエレメントの値に応
じて、各テキストボックス41〜48に対する入力値の
制限、入力値の変換、などの入力値の制御を行うように
した。その結果、テキストボックス41〜48に適した
値を容易かつ確実に入力することができる。
【0083】尚、前記実施形態は、以下の態様に変更し
てもよい。 ○上記実施形態ではフォーカスの移動(カーソル91)
の移動をカーソルキーの操作に基づいて行ったが、エン
ター([Enter] )キー又はリターン([return])キー、
ショートカットキーの操作に基づいて行ってもよい。例
えば、左矢印キーに代えて[Ctrl]+[j],右矢印キーに
代えて[Ctrl]+[k],上矢印キーに代えて[Ctrl]+
[i],下矢印キーに代えて[Ctrl]+[m]によりカーソル
を移動させる。このようにすれば、カーソルキーを有し
ていないキーボードにおいても、容易に目的とする項目
へカーソル91を移動させることができる。
【0084】○上記実施形態では、属性に応じて入力値
の制限、変換を行ったが、フォーカスを移動させる(カ
ーソル91を移動させる)場合に、移動先の項目に付さ
れた属性に応じてかな漢字変換を制御してもよい。
【0085】○上記実施形態では、特殊キーとしてオル
タネート(Alt)キーを使用するように記述したが、
コントロールキーを使用する(コントロールキーと文字
キーを同時に押下する)、複数の特殊キー(Alt+C
trl)と文字キーを同時に押下する記述としてもよ
い。
【0086】○上記実施形態のページ40の各項目の表
示位置、表示する項目の内容や数を適宜変更して実施し
てもよい。
【0087】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
所望の入力領域へのアクセスを効率的に行うことができ
る入力支援方法、入力支援プログラム、記録媒体、及び
それらを用いたデータ処理システムを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 情報処理システムの概略構成図である。
【図2】 情報処理装置の概略構成図である。
【図3】 サーバ及びクライアントのプログラムの機能
構成図である。
【図4】 画面構成例の説明図である。
【図5】 入力処理のフローチャートである。
【図6】 初期化処理のフローチャートである。
【図7】 入力支援処理のフローチャートである。
【図8】 操作に対する処理内容を示す説明図である。
【図9】 操作に対する処理内容を示す説明図である。
【図10】 操作に対する処理内容を示す説明図であ
る。
【図11】 操作に対する処理内容を示す説明図であ
る。
【図12】 操作に対する処理内容を示す説明図であ
る。
【図13】 操作に対する処理内容を示す説明図であ
る。
【図14】 操作に対する処理内容を示す説明図であ
る。
【図15】 操作に対する処理内容を示す説明図であ
る。
【図16】 操作に対する処理内容を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
11 サーバ 12a〜12c クライアント 23a キーボード 28 記録媒体 32 データベース 33 ブラウザ 34 入力支援プログラム

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウザにて画面上に表示された複数の
    項目の少なくとも一つにデータを入力するために、該デ
    ータを入力する項目の選択を文字キーと特殊キーを有す
    るキーボードを使用して行う入力支援方法であって、 前記特殊キーの押下に応答してフォーカスを前記項目間
    で移動させるようにしたことを特徴とする入力支援方
    法。
  2. 【請求項2】 前記特殊キーはカーソルキーであり、該
    カーソルキーの示す方向の項目にフォーカスを移動させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の入力支援
    方法。
  3. 【請求項3】 ブラウザにて画面上に表示された複数の
    項目の少なくとも一つにデータを入力するために、該デ
    ータを入力する項目の選択を文字キーと特殊キーを有す
    るキーボードを使用して行う入力支援方法であって、 前記特殊キーと前記文字キーの押下に応答してフォーカ
    スを前記項目間で移動させるようにしたことを特徴とす
    る入力支援方法。
  4. 【請求項4】 前記フォーカスを移動させるに際し、移
    動元の項目に属性が存在し、該属性が解析可能な場合に
    該属性のエレメントの値に従って該項目に対する入力値
    を制御することを特徴とする請求項1又は3記載の入力
    支援方法。
  5. 【請求項5】 前記フォーカスを移動させるに際し、移
    動元の項目に属性が存在し、該属性が解析可能な場合に
    該属性のエレメントの値に従って該項目に対する入力値
    を制限することを特徴とする請求項1又は3記載の入力
    支援方法。
  6. 【請求項6】 前記フォーカスを移動させるに際し、移
    動元の項目に属性が存在し、該属性が解析可能な場合に
    該項目に対する入力値を該属性のエレメントが示す形式
    に変換することを特徴とする請求項1又は3記載の入力
    支援方法。
  7. 【請求項7】 前記フォーカスを移動させるに際し、移
    動先の項目に属性が存在し、該属性が解析可能な場合に
    該属性に応じてかな漢字変換を制御することを特徴とす
    る請求項1〜6のうちの何れか一項記載の入力支援方
    法。
  8. 【請求項8】 ブラウザにて画面上に表示された複数の
    項目の少なくとも一つにデータを入力するために操作さ
    れ特殊キーと文字キーを含むキーボードのイベントを受
    け付け、該イベントに基づく処理をコンピュータに実行
    させるための入力支援プログラムであって、 前記コンピュータに、 (a)前記イベントの発生元に属性が存在するか否かを
    判断するステップと、 (b)前記属性のエレメントが解析可能か否かを判断す
    るステップと、 (c)前記解析可能なエレメントの値に従って処理を実
    行するステップと、 (d)前記ステップ(b)又は(c)において否と判断
    した場合に前記イベントを発生させたキーに対応する処
    理を実行するステップと、 を実行させることを特徴とする入力支援プログラム。
  9. 【請求項9】 前記ステップ(c)において実行する処
    理は、前記エレメントの値に従って、該項目に対する入
    力値を制限する処理、該項目に対する入力値を前記エレ
    メントが示す形式に変換する処理、を含むことを特徴と
    する請求項8記載の入力支援プログラム。
  10. 【請求項10】 前記ステップ(d)において実行する
    処理は、フォーカスを発生元の項目からカーソルキーに
    対応する項目へ移動させる処理を含むことを特徴とする
    請求項8又は9記載の入力支援プログラム。
  11. 【請求項11】 前記画面上には少なくとも一つのボタ
    ンオブジェクトが表示され、 前記ステップ(d)において実行する処理は、前記特殊
    キーの操作、又は特殊キーと文字キーの操作により前記
    ボタン・オブジェクトに関連付けられた処理であること
    を特徴とする請求項8〜10の内の何れか一項記載の入
    力支援プログラム。
  12. 【請求項12】 請求項8〜11のうちの何れか一項記
    載の入力支援プログラムを記録したコンピュータ読取り
    可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 データベースを有し、該データベース
    のデータを管理するためのページデータを送信するサー
    バと、 前記ページデータを受け取り画面に表示し、該画面の項
    目に対してポインティング・デバイスとキーボードを含
    む入力装置の操作による入力を受け付けるクライアント
    とからなるデータ入力システムにおいて、 前記ページデータはキーボードによる制御の記述を含
    み、 前記クライアントは、前記キーボードの操作に基づくイ
    ベントに応答して前記ページデータを解析し、該イベン
    トに対するキーに応じてフォーカスを移動させることを
    特徴とするデータ処理システム。
  14. 【請求項14】 前記キーボードは文字キーと特殊キー
    を有し、 前記ページデータは、データを入力するテキストオブジ
    ェクトを記述したエレメント、所定の処理を示すボタン
    ・オブジェクトを記述したエレメントを含み、 前記クライアントは、一つの特殊キー、又は特殊キーと
    文字キーの操作に基づくイベントに応答し、該イベント
    に対応する属性が前記エレメントに存在するか否かを判
    断し、存在する場合には該属性のエレメントが解析可能
    か判断し、解析可能なエレメントの値に対応する処理を
    実行し、前記属性が存在しない又は前記エレメントが解
    析不可能な場合に前記イベントを発生させた一つの特殊
    キーに対応する処理又は特殊キーと文字キーの組み合わ
    せに対応する処理を実行することを特徴とする請求項1
    3記載のデータ処理システム。
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