JP3258263B2 - 複数のurlを同時にアクティブに維持できるブラウザを提供する方法及び装置 - Google Patents
複数のurlを同時にアクティブに維持できるブラウザを提供する方法及び装置Info
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Description
タ・ワークステーション、通信ネットワーク及びワール
ド・ワイド・ウェブに関連し、更に詳細に述べれば、ネ
ットワーク・コンピュータの動作をサポートするために
必要な、複数の同時にアクティブなURLを管理できる
改良されたブラウザ、及びユーザ・インタフェースに関
連する。
環境では、しばしばウェブと呼ばれるコンピュータ通信
ネットワーク内でアクセス可能な特定の項目、またはデ
ータ・サイトのアドレス位置を指したり識別したりする
手段として、ユニフォーム・リソース・ロケータ(UR
L)が至る所に存在するようになった。URLは一般的
に、ハイパー・テキスト・マークアップ言語(HTM
L)で符号化されたデータ項目(ウェブからダウンロー
ドして、ユーザのワークステーション、またはネットワ
ーク・コンピュータに表示できる情報のページなど)を
指す。しかしURLは、テキスト・ファイルまたはデー
タのスプレッドシート、別のアプリケーション・プログ
ラム、ライブラリ、ファイル、もしくはデータベースを
手軽に指すこともある。実際パーソナル・コンピュータ
のユーザが通常自分のデスクトップ環境からアクセスす
る要素の任意のものが、ワークステーションに常駐する
メモリや高密度磁気ディスク内に保管される代わりに、
サーバやウェブ・サイトから通信ネットワークを介して
ダウンロードされ、ユーザのワークステーションで容易
に使用できるようになった。アプリケーション・プログ
ラム、及び他のコンピュータ・ユーザ機能を定期的にワ
ークステーションにダウンロードすることの利点は多数
あり、これらは周知のものであり、膨大な数のユーザ全
体で一貫したリリース・レベルと更新を容易に維持でき
ることは、このような利点の典型的な1例である。
テーション上に常駐するアプリケーション・プログラム
または機能であり、ユーザがウェブとして知られる通信
ネットワークをアクセスするときに起動される。従来の
ブラウザ・プログラムは、一般的にウェブを形成する通
信ネットワークとの間で、URL要求、及びURL応答
を送受信する。またこのブラウザは、提示されたデータ
の各タイプを処理し、ウェブとの間でデータを送受信す
る。一般的な例は、ブラウザが装備されたコンピュータ
・システム内の、データのHTMLページを表示するH
TMLレンダラ機能である。一般的なユーザのコンピュ
ータ内のスプレッドシート・プログラムは、スプレッド
シートを処理できる。ブラウザ・アプリケーションとス
プレッドシート・アプリケーションとの間の対話が、ユ
ーザのコンピュータにおいて実行され、例えばダウンロ
ードされたデータを、ブラウザによりコンピュータ内部
でスプレッドシート・アプリケーションに渡すことがで
きる。この処理は、ワークステーションに常駐するユー
ザ・コンピュータのオペレーティング・システムの機能
の下で実行される。しかしこれらの従来のシステムは、
ブラウザ・アプリケーション自体の中でも、ユーザのコ
ンピュータ・ワークステーションのオペレーティング・
システムの中でも、複数の同時にアクティブなURLに
対処することはできない。従来の技術では、ブラウザ・
アプリケーションがユーザの指示により、あるURLか
ら別のURLに移動するときは、一度に1つのURLだ
けがアクティブである。アクティブとは、URLデータ
内容がユーザのコンピュータのメモリ内にロードされ、
表示及び(または)使用できる状態にあることを意味す
る。ユーザが別のURLを選択するか、またはHTML
ページなどの表示されたURL内容からハイパーリンク
を選択すると、ブラウザ・アプリケーションはハイパー
リンク、またはユーザの新しい選択により示された新し
いURLをアクセスする。これが発生すると、すでにア
クティブだったURLは非アクティブになり、履歴リス
トに保管されるか、完全に削除される。
アプリケーションによって表示されている間に、それら
がユーザのコンピュータ・プロセッサにより現在処理さ
れているときに、アクティブであると見なされる。アク
ティブなURLは、ブラウザにより表示されているデー
タのHTMLページ、またはウェブからアクセスされた
URLのデータ内容を編集するために、スプレッドシー
ト・アプリケーション・プログラムを使用して、ユーザ
が現在編集しているスプレッドシートを構成する。一般
的に従来のブラウザは、ユーザがURLを手動で入力し
たか、またはハイパーテキスト・ページ環境のURLリ
ンクを選択したとき、もしくは履歴リストまたはホット
・リストからのURLを選択したときだけ、URLをア
クティブにすることは周知である。
リケーション・プログラムは、一時に単一のURLだけ
をアクティブにする。例外として可能な場合は2つあ
り、1つは、ユーザがブラウザ・アプリケーションの複
数のアプリケーション・インスタンスを起動し、各アプ
リケーション・インスタンスがそれ自身のアクティブな
URLをもつ場合であり、もう1つは、ユーザが所定の
URLにより指されたHTMLページをアクティブにし
たときに、そのページにフレームが関連付けられていた
場合である。このフレームとは、複数のアクティブなU
RLが所定のHTMLページ内に存在することを認め
る、HTMLページのためにサポートされる管理技術で
ある。このようなフレームをもつHTMLページの内部
では、ユーザは、リンクをクリックするだけで1つのU
RLから別のURLに移動できるが、URLまたはフレ
ームの数、もしくはページ上のそれらの配置は変更でき
ない。各フレームは、アクティブなURLをもつ必要が
あり、アクティブなURLの正確な数及びそれらの配列
は、データのHTMLページの本来の作者により決定さ
れるものなので、ユーザのオペレーティング・システム
または環境に作用して、ユーザによる他の複数のURL
の全体的な任意のアクティブ化を許すようなことはな
い。
クセスされて所定の時間以上アクティブであったURL
の履歴リストを維持する。履歴リストは、ブラウザ・ア
プリケーション自体に依存して、以前に1セッションま
たは複数セッションにわたりアクティブであった、また
はログオン以降などにある短期間だけアクティブであっ
たURLの記録を保持する。履歴リストは、ユーザが表
示URLを前後にナビゲートして、以前表示したことの
あるURLに戻ったり、あるURLに戻ってから先に進
んだりできるようにする、従来のURLブラウザが使用
するツールである。従来のブラウザは、一度に1つのU
RLしかアクティブにできないので、このような履歴リ
ストは、単純な1次元配列である。以前アクティブであ
ったURLの履歴リストをたどることにより、少なくと
も履歴リストに維持されているURLの中では、ユーザ
は以前アクティブだった任意のURLに容易に戻ること
ができる。履歴リストには、単にメモリの制約により、
リストの中に維持できるURLの数、または以前アクテ
ィブであったURLをリストの中に維持する持続時間に
制限がある。
ブラウザは、例えばIBM Corporationの
WebExplorer(商標)、またはNetsca
peCorporationのよく知られたブラウザで
あるNavigator(商標)などである。このよう
なブラウザは、一般的に以前アクティブだったURLの
履歴リスト、及びユーザが作成し、永続的に保持される
ホットリスト、またはブックマーク・リストと呼ばれる
ユーザ参照リストをもつ。このようなリストは、いくつ
かのブラウザにより共通にサポートされるので、現在ア
クティブなURL内容が将来自分に役に立つかもしれな
いと気が付いたときに、URLがまだアクティブなとき
にブックマークを設定するか、またはそのURLをホッ
ト・リストに入れておき、将来ホット・リストまたはブ
ックマーク・リストからそれを選択するだけで、迅速に
再アクセスできる。
は、コンピュータ・ワークステーション、もしくはIB
M OS/2(商標)、またはMicrosoft W
indows(商標)などのパーソナル・コンピュータ
・オペレーティング・システムによりサポートされてい
る。これらのオペレーティング・システム、及び他のタ
イプのオペレーティング・システムは、オペレーティン
グ・システムによって行う選択、起動、実行のためにユ
ーザが使用できる、アイコン、プログラム、機能、及び
データ・オブジェクト、ならびにプリンタまたはブラウ
ザなどの他の装備を表象化して配列表示した、デスクト
ップで一般的に特徴付けられている。このような環境で
は、アプリケーション・プログラムなどのデスクトップ
装備は、そのアプリケーション・プログラムが処理する
タイプのデータ・オブジェクトを選択するだけで、開始
または起動できる。オペレーティング・システムを介し
てユーザが使用できる装備が表象化されたデスクトップ
を表示する、通常のオペレーティング・システムは、複
数のアクティブなアプリケーション・プログラムを開始
し管理できる。しかしデスクトップ・オペレーティング
・システムは、1つのアプリケーション・プログラムま
たは装備から次のものへのユーザが指定する軌跡を、1
つのURLから次のURLへのハイパーリンクの軌跡を
ブラウザがたどるようにはたどらないため、またデスク
トップは、複数のアプリケーション・プログラム、また
はデータ・オブジェクトを独立して管理し、それらをシ
ーケンスにして一緒にリンクする方法を取らないため
に、デスクトップ・オペレーティング・システムは、ブ
ラウザの特徴であるハイパーリンク特性を備えていな
い。
ウェブがより強力になり、その使用が広く普及するにつ
れて、従来はユーザの所有するコンピュータ・システム
のワークステーションに常駐する、アプリケーション・
プログラムにより実行されていた、ユーザの日常慣例化
したすべての作業が、インターネット上で使用可能なア
プリケーション・プログラムを使えば実行できることに
気づく、コンピュータ・ユーザの数が増加している。通
常のHTML内容の他に、ワードプロセッサやスプレッ
ドシートなどの多数の別個のアプリケーション・プログ
ラムが、現在はインターネット上で使用可能である。こ
の結果、多数のインターネット・ユーザが、完全装備さ
れたパーソナル・コンピュータのハードウェアとソフト
ウェアのいずれも、自分のワークステーションに備える
必要性をもはやもたなくなった。この結果が、いわゆる
ネットワーク・コンピュータ(NC)、即ちネットワー
クへのアクセスを機能とし、それ以外のすべての機能が
ネットワークにより供給されるコンピュータの出現であ
る。NCは、パーソナル・コンピュータ、または個々の
ワークステーションに一般的に装備される、ローカル・
ハード・ドライブまたはローカル永続記憶装置を装備し
ないこともある。なぜならば、ウェブを介して使用可能
であり、多数の他のユーザと共用される、サーバなどの
別の物理的位置に必要な情報保管がされるからである。
ネットワーク・コンピュータの特徴は、ユーザがネット
ワーク内の任意のNCでログオンして、ユーザ自身のデ
ータにアクセスできる点である。一方でPCユーザまた
はワークステーション・ユーザは、一般的にユーザ自身
のPC、またはワークステーションを使用してユーザ自
身のデータにアクセスする必要がある。ネットワーク・
コンピュータ・アーキテクチャの普及の原因は、一部に
はハードウェア・コストが削減できることであるが、サ
ポート・コストが削減できることも原因の1つである。
システム管理者は、ユーザの事務所を訪問したり、個々
のユーザのハードウェア構成の分析をしたりする必要な
く、ユーザのソフトウェア構成を変更でき、この結果、
費用を大きく削減し、混乱を回避できる。更に共同作業
環境などで、ユーザのグループが共用しているアプリケ
ーション・プログラムの更新が、そのサーバ中の内容を
変更するだけで同時に実行でき、全員がそれを共用でき
る。
が、インターネットまたはワールド・ワイド・ウェブを
自分の主要な動作環境として考えるようになるにつれ
て、2つの異なるタイプのユーザの作業に適した、単一
のユーザ・インタフェースの必要性がでてきた。第1
に、連続するリンクまたはハイパーリンクを順次ネット
サーフィングまたは追跡する機能が、ウェブ上で使用で
きる広範囲な内容に目を通すために必要である。第2
に、複数の同時にアクティブなアプリケーション、また
はデータ・オブジェクト(URLからアクセスされる)
の管理が、パーソナル・コンピュータまたはワークステ
ーションのオペレーティング・システムによって提供さ
れるものに比べ、実質的に同じ方法で実行される必要が
ある。現在パーソナル・コンピュータ及びワークステー
ションは、2つの異なるタイプの作業を2つの異なるユ
ーザ・インタフェースを使って処理する。デスクトップ
・インタフェースはアプリケーション(ブラウザはこれ
らのアプリケーションの1つにすぎない)を管理し、ブ
ラウザ・インタフェースは、ウェブを介して各種のUR
Lにアクセスするネットサーフィング機能をサポートし
て管理する。
ィング航行をサポートし、さらに特定のトピック及びU
RLの内容を、それらがワールド・ワイド・ウェブのど
こにあっても捜し出す、あるいは発見するために開発さ
れた、強力な検索アルゴリズムを提供する。ブラウザの
サーチ・エンジンと組み合わされたネット、またはワー
ルド・ワイド・ウェブは、今やユーザに対して、過去の
ホストにサポートされたワークステーションと同様の働
きをする、全体的なデータ検索メカニズムを提供する。
ワールド・ワイド・ウェブでは、文書またはサイトは、
一般的にハイパー・テキスト・マークアップ言語(HT
ML)と呼ばれる定義言語で書かれている。ごく最近ま
でワールド・ワイド・ウェブは、ほとんど2次元グラフ
ィックスと文字だけをもつサイトから成っていた。これ
は、部分的には本来のHTML言語機能に伴う制約のた
めであった。インターネット自体は、通信ネットワーク
を介して一緒にリンクされた膨大な数のコンピュータで
あり、多数のサイトを含み、各サイトは、それが常駐す
るインターネット上のコンピュータ位置を識別するため
の、サイト自身の独自のURLをもつ。一般的なユーザ
は、電話回線に接続された通信アダプタを介してパーソ
ナル・コンピュータ、またはワークステーションから、
及びそこからユーザとインターネット、またはワールド
・ワイド・ウェブとをリンクするインターネット・サー
ビス・プロバイダを介して、インターネット上のサイト
にアクセスする。ユーザは上記のように、Netsca
peCorporationのNavigator、ま
たはIBMのWebExplorerなどのウェブ・ブ
ラウザ・ソフトウェアが必要である。ブラウザは、ユー
ザのワークステーション、またはパーソナル・コンピュ
ータ上のアプリケーション・プログラムとして実行さ
れ、ユーザがインターネット上のワールド・ワイド・ウ
ェブの内容を見られるようにする。
ネット・ブラウザ・システムに存在する前述の環境的問
題に対応して、本発明の目的は、複数のURLをロード
し、それらを同時にアクティブに保つことが可能な、改
良されたブラウザに関する方法及び装置を提供すること
である。
たブラウザの一例が、複数のアクティブなURLを同時
に維持できる好ましい実施例を参照しながら、本発明を
更に図解して説明する。この実施例は、ブラウザの使用
可能なメモリ・スペース内に、ブラウザが作業リストを
作成することにより実施される。そのリストには、ユー
ザが現在作業しているURLが含まれ、リストの中の複
数のURLが現在アクティブであることが可能である。
作業リストは、各URLの作動状態をユーザに示すため
の視覚的標識を含むことができる。作業リスト内の各U
RLは、そのURLが作業リストに維持される、または
存在する時間を制御するリスト記載継続時間のレベルを
指定し、また各URLは、自身がリストから削除される
事情を示す指標も指定する。このリスト記載継続時間の
レベルは、システムのユーザが見ることができ、変更す
ることができる。更に作業リスト上の各URLは、UR
Lがアクティブである時間を制御する作動継続時間のレ
ベル、及びURLが非アクティブになる事情を指定す
る。このレベルもユーザが見ることができ、変更するこ
とができる。ブラウザは、一時的または一過性で存在す
るURLを、自動的に作業リストに追加したり、そこか
ら削除したりできるように構成される。更にブラウザが
URLを挿入する作業リストの位置は、そのURLが追
加された経過を示す位置になるように決定される。また
ブラウザは、過去にアクティブであったすべてのURL
の履歴リストも維持するので、ユーザはナビゲーション
・コマンドを使用して、すでに実行されているリンクの
パスをたどる、即ち以前にアクセスされたことがあるU
RLを再アクセスすることができる。更に本発明では、
ユーザの要求に応じて、各アクティブURLのために固
別化された、経路(パス)の中の特定の複数のURLか
ら成る履歴リストをブラウザが作成できる。この機能を
使用すると、ユーザは他のアクティブなURL用のリン
クの他のパスに関係なく、アクティブな個々のURL用
に作成されたリンクのパスを追跡することができる。上
記のように、過去にロードされた、即ちアクティブであ
ったことがあるURLで、作動継続時間のレベルが一過
性より高い任意のURLが、ユーザの選択、またはログ
オフなどのある種の規定された条件の発生により削除さ
れるまでは、ロードされてアクティブな状態が維持され
る。
的なワークステーション、またはパーソナル・コンピュ
ータのハードウェア環境を示す。図6に示すように、こ
のような環境は、代表的な単一のユーザ・ワークステー
ション10(例えばパーソナル・コンピュータ、ワーク
ステーション、またはネットワーク・コンピュータ)を
含み、このワークステーションは、メモリ及び関連周辺
装置を含む。ワークステーション10は、マイクロプロ
セッサ12及びバス14を含むことができ、このバス
は、マイクロプロセッサ12と、メモリ及びワークステ
ーション10内の他の構成要素との間を周知の技術を用
いて接続し、これらの間の通信を可能にするために用い
られる。ワークステーション、ネットワーク・コンピュ
ータ、またはパーソナル・コンピュータ10は、一般的
にバス14を介してマイクロプロセッサ12を1つ、ま
たは複数のインタフェース装置に接続するための、ユー
ザ・インタフェース・アダプタ16を含む。このような
インタフェース装置は周知のものであり、キーボード1
8、マウスまたは他の選択カーソル装置20、及び(ま
たは)他のインタフェース装置22を含む。他のインタ
フェース装置は、接触検知画面(touch sens
itive screen)、デジタル化された入力パ
ッド(digitized entry pad)、音
声認識装置などの任意の装置であってよい。またバス1
4は、ディスプレイ・アダプタ26を介してLCD画
面、またはモニタなどのディスプレイ装置24をマイク
ロプロセッサ12に接続する。バス14は、マイクロプ
ロセッサ12をメモリ28、及びハード・ディスク・ド
ライブ、テープ、各種ディスクなどの永続記憶装置30
にも接続する。ワークステーション10は、通信アダプ
タ32を介して通信ネットワークと通信し、そこから他
のコンピュータまたはコンピュータのネットワークと通
信する。ワークステーション10は、ローカル・エリア
・ネットワーク(LAN)、またはワイド・エリア・ネ
ットワーク(WAN)内の他のコンピュータと接続でき
る。またワークステーション10は、ネットワーク内の
他のコンピュータをもつ、クライアント・サーバ配列内
のクライアントであってもよい。同様にワークステーシ
ョン10は、前述のようにネットワーク・コンピュータ
であってもよい。このネットワーク・コンピュータは、
従来のほとんどのコンピュータ・ワークステーションや
パーソナル・コンピュータが備える、ハード・ディスク
・ドライブまたは永続記憶装置、もしくは完全なオペレ
ーティング・システムを必要としないことがある。
す。データ処理ネットワーク40は、LAN42及び4
4を含む複数の個別ネットワークを含み、各ネットワー
クは複数の個別ワークステーション10を含む。当分野
に知識をもつ当業者には明らかなように、個々のLAN
42または44は、代替的にホスト・プロセッサと結合
された複数の知的ワークステーション、またはネットワ
ーク・コンピュータで構成される場合もある。コンピュ
ータ46などの複数のメインフレーム・コンピュータ
が、図7に示すように通信リンク48を介してLANに
接続される場合がある。メインフレーム・コンピュータ
46は、多種多様な周知の技術のアーキテクチャのいず
れかにより実現される。メインフレーム・コンピュータ
は、記憶装置50と結合される場合もあり、この記憶装
置は、LAN44用のリモート中央記憶装置として動作
し、またこのLANは通信リンク52に結合され、コン
トローラ54や通信リンク56などのある種のサブシス
テム制御を介して、ゲートウェイ・サーバ58につなが
る場合があり、このとき、最終的に他のローカル・エリ
ア・ネットワークやワークステーションにアクセスす
る。ゲートウェイ・サーバ58は、個別のコンピュータ
または知的ワークステーションであることが望ましく、
また図7のLAN42をLAN44にリンクする。メイ
ンフレーム・コンピュータ46が、LAN44から地理
的に遠く離れた場所に配置され、更にLAN44が、L
AN42から十分距離をおいて配置される場合があるこ
とは、当分野に知識をもつ当業者には明かであろう。例
えばメインフレーム・コンピュータ46をNew Yo
rkに、LAN44をTexasに、そしてLAN42
をNorth Carolinaに配置することができ
る。
ラム・コードとして実現され、ワークステーション10
の永続記憶装置30などのタイプの永続記憶装置に保管
される。しかしクライアント・サーバ環境では、このよ
うなソフトウェア・プログラム・コードは、図7に示す
ようなサーバとして動作するコンピュータ46に結合さ
れた記憶装置50などの、サーバに接続された記憶装置
に保管できる。本発明を実現するソフトウェア・プログ
ラム・コード自体は、データ処理システムに使用する各
種の周知の媒体(フロッピー・ディスク、カセット・テ
ープ、ハード・ディスク・ドライブまたはCD−ROM
など)の任意のものに実装できる。コードはこのような
媒体上に保管されて配布されたり、1つのコンピュータ
・システムのメモリまたは記憶装置から、任意のタイプ
の通信ネットワークを介して他のコンピュータ・システ
ムに配布され、そのシステムのユーザが使用する。物理
媒体上にソフトウェア・プログラム・コードを実装する
ため、及び(または)ネットワークを介してコードをロ
ーカルに配布したり、実装したりするための技術及び方
法は周知のものであり、本明細書では詳細な説明は省
く。
タは、デスクトップ動作環境として、改良されたブラウ
ザを使用できる。改良されたブラウザは、従来技術のブ
ラウザのように、1つのURLから別のURLに移動
し、過去にアクセスされたURLの履歴リストを維持
し、ブックマークに配置したり、ホット・リストに追加
することにより、後で再呼び出しするためにタグが付け
られたURLのリストを維持できる必要がある。改良さ
れたブラウザは、デスクトップ動作環境のように、特定
の時間に複数のエンティティをアクティブに保つ必要が
ある。即ちこれらのエンティティは、実行のためにメモ
リにロードされる必要がある。しかしシステムを容易に
使用できるように、改良されたブラウザは、複数の同時
にアクティブなURLの要件を容易にサポートするため
に、新しい履歴リストと新しい作業リストを使用する必
要がある。
るために、本発明は、表示画面上に2つの異なるタイプ
の情報を提供する。第1は、作業リストと呼ばれる、新
しい選択可能なURLのリストが実現される。好ましい
実施例では、このURLの作業リストは、メニュー・リ
ストのようなURLのリストであり、記号付きタブをも
つ一連の重なりをもつフォルダとして、表や簡略な図な
どを用いて表示できる。更に作業リストから選択された
URLの内容を表現する、内容表示ウィンドウ(内容ウ
ィンドウ)が提供される必要がある。この内容ウィンド
ウは、複数もつことができる。図8に示す好ましい実施
例では、単一の内容ウィンドウ11が、インターネット
からの一般的なURLの内容を表示し、作業リストのメ
ンバーは、一連の重なりをもつ記号付きタブ13とし
て、表示装置24の表示画面全体の上部に表示されてい
る。タイトルが図8の記号付きタブ13上に表示されて
いるURLは、内容ウィンドウ11に現在表示されてい
なくてもアクティブである場合がある。ユーザ・インタ
フェースで一般的であるように、図8に示された作業リ
スト表示領域と内容ウィンドウとの間の空間割り当て
は、ユーザにより変更可能であり、他の表示画面が選択
できる。好ましい実施例はリストだけの表示画面を提供
し、図9に示すように、このときには作業リストが画面
全体に表示されるので、内容ウィンドウは完全に抹消さ
れる。図8に示されたような分割画面で、ナビゲーショ
ンやリスト管理を含むすべての機能が容易に実行できる
が、図9に示されたリストだけの表示画面は、ナビゲー
ションやリスト管理には便利である。内容だけの表示画
面も可能であることは、当分野に知識をもつ当業者には
明かであろう。
13の各項目は、その項目の表示形式と動作を定義する
いくつかの属性またはパラメータをもつ。本発明の目的
のために、いくつかの新しい属性が、作業リストの各項
目について定義された。作業リストの項目の主要な構成
要素は、この作業リストのエントリ項目により表現され
る、ウェブ上の内容をもつサイトまたは位置を指す識別
子であるURLである。URLは主要な識別子である
が、作業リスト内の項目に対する唯一の識別子ではな
い。第2に、作業リスト内の各項目はデータのHTML
ページ、テキスト文書、スプレッド・シートなどの内容
をもつ。この内容は、ウェブから取り出され、例えば図
8の内容ウィンドウ11に表示される。要求されたUR
Lの内容がネットから到着するのをシステムが待つ間、
項目の内容はブランクである。URL内容がウェブから
到着すると、これが作業リスト項目内容に割り当てられ
る。当分野に知識をもつ当業者には明らかなように、あ
る種の内容はハイパーリンクをサポートする。例えばH
TMLページは、別のURLへの定義されたハイパーリ
ンクを含むことができる。ユーザが与えられたURLの
内容にある内容ウィンドウ表示の中でリンクを選択した
場合、次に新しいURL内容が要求される。この手順に
ついては、後に図1から図4を参照して詳細を説明す
る。
たはパラメータは、URLのタイトルである。HTML
タイトルは、表示されるHTMLページ内容のデフォル
トとして使用される。他のタイプの内容は、読み取り可
能なタイトルをもっていない場合があるが、ユーザは所
望のタイトルを指定できる。図10は、所定の作業リス
ト項目用にユーザが選択したラベル、またはタイトルを
入力するための領域をもつ、ユーザ選択パネルを示す。
表示可能であることは、本発明に従った作業リスト内の
項目に含まれる、第4のパラメータまたは要素である。
図8及び図9の内容ウィンドウ11は、作業リスト内の
いくつかのURLから少なくとも1つのURLの内容を
表示できる。作業リスト内の任意のURLが現在その内
容を表示している場合、それは可視的であるという。ま
た可視的であるには、そのURLは当然アクティブでな
ければならない。可視的なURLは、何らかの方法で強
調表示されるべきである。好ましい実施例では一度に単
一の可視的なURLだけが視覚的に表示されるので、可
視的なURLのフォルダ・タブを他のタブの一番前に置
いて区別する。図8では、「Think Onlin
e:IBM andIntranet」が一番前のフォ
ルダであり、この内容がウィンドウ11内に表示されて
いる。
時間は、本発明が提供する新しい要素である。本発明の
一部をなす基本的考え方は、作業リスト内のいくつかの
URLは、複数のレベルの記載継続時間をもち、これら
のレベルはユーザにより選択可能であるいう点である。
記載継続時間のレベルは、所定のURL項目が作業リス
ト内に維持される時間の長さを制御する。好ましい実施
例では、3つのレベルの継続時間が定義される。好まし
い実施例の作業リストの記載継続時間のレベルの第1
は、「一過性」である。一過性の項目は、呼び出された
ときに作業リストに自動的に追加され、アクティブでな
くなると作業リストから削除される。一般的にHTML
ページがハイパーリンクを表示し、ユーザがリンクを選
択したときにこれが発生する。そのとき作業リスト内の
1つの一過性URLは、別の一過性URL項目により置
換される。好ましい実施例では、特定のカラーまたは強
調表示を使用して、一過性URL作業リスト継続レベル
を表すリスト項目を表示する。第2の考えられる作業リ
ストの記載継続時間のレベルは、「セッション」であ
る。作業リスト内のセッション継続時間レベルをもつ項
目は、ユーザが自分のシステムをログオフするまで作業
リスト内に保持される。同じユーザが次にログオンした
ときは、セッション記載継続時間のURL項目はリスト
に記載されない。これは一時的ブックマーク、または一
時的ホット・リスト項目と同じように動作する機能をも
つ。作業リスト項目の記載継続時間の第3で最後のレベ
ルは、「永続的」である。永続的項目は、継続的なブッ
クマークのようにセッション間及び作業間を含めて、ブ
ックマーク作業リストに永続的に保持される。セッショ
ン・レベル及び永続的レベルが組み合わされる場合、2
つの継続時間レベルだけで本発明は実施できるが、独自
の状況のための追加レベルも定義できる。
の項目について記載継続時間のレベルを設定するための
手段が、ユーザに提供される。図10では、参照番号1
5が付いたブロックで、ユーザが所定のURLエントリ
について作業リスト記載継続時間のレベルを設定でき
る。設定は、リスト内の記載継続時間の一過性レベルに
ついては「no」即ち「なし」を選択し、セッション・
レベルについては「このセッション」を選択し、永続的
レベルについては「長時間」を選択する。
ザは一過性(transient)URLを連続的に通
過する。一過性URLは、従来の技術と同じように、内
容ウィンドウ11内のリンクをクリックするか、または
URLの識別子を画面上の入力フィールドに入力して作
成される。しかし特定のURL内容が将来再び役立つと
ユーザが判断した場合、ユーザは、そのURLの作業リ
ストの継続時間レベルを希望する「セッション」、また
は「永続的」に変更できる。
目、またはパラメータもまったく新しいものであり、作
動継続時間レベルを表す。このパラメータにより、ブラ
ウザはどのURLをロードしたままにしておき、それら
をどのくらいの時間ロードしてアクティブな状態に保つ
かを決定できる。ユーザが作業リスト内のURL項目の
作動時間レベルを設定するために、ここでも作業リスト
記載継続時間の3つのレベルが使用できる。「一過性」
レベルは、URLの内容が配布され、画面上に表示され
たときにそのURLがアクティブになり、内容が表示さ
れなくなったときに、非アクティブになることを示す。
作動継続時間の「セッション」レベルは、URL内容が
表示されるとそのURLがアクティブになり、ログオフ
されるまでのセッションの間、アクティブなままでいる
ことを示す。作動継続時間の「永続的」レベルは、各セ
ッションが開始されるとURLがアクティブになり、各
セッションを通じてアクティブな状態が維持されること
を意味する。図10では、参照番号17が付いたブロッ
クで、作動継続時間のレベルが選択できる。
でに記載されていない場合は、アクティブにはなれない
ので、割り当てられた作動継続時間レベルは記載継続時
間レベルを超えられない、という重要な規則に従う。ユ
ーザは、記載継続時間レベルより高い作動継続時間のレ
ベルを選択することができない。記載継続時間は従来の
ブックマークと似ているが、作動継続時間レベルについ
ては、従来一般的であったブラウザの中に匹敵する機能
はない。しかし作動継続時間レベルは、上記の理由によ
り記載継続時間レベルと密接な関係がある。この結果、
本発明の好ましい実施例は、図10に示すように各種の
継続時間ファクタのためのユーザ制御画面を提供し、記
載継続時間の3レベルと、これに対応する作動継続時間
の3レベルを、上記のようにブロック15と17に互い
に並べて表示する。
は、URLの現在の作動状態である。作業リストには各
URLについて、そのURLが現在ロード中ではない、
即ちアクティブであるか、ロード中であるか、またはす
でにアクティブであるかを示すインジケータを含む。好
ましい実施例では、リスト・タブのフォントを変更する
ことによりURLのタイトルがイタリック体で表示さ
れ、そのURLがアクティブであることを表すが、例え
ばカラー、フォント・サイズまたはフォント・タイプ、
照度、輝度などのその他の属性を、URLがアクティブ
であることを示すために代わりに使用することもでき
る。好ましい実施例では、小さな停止記号がその項目が
ロード中であることを示すインジケータであり、この記
号をクリックすると、ロードが一時停止する。本発明に
従うと、現在アクティブな状態は、作業リスト内の各U
RLについて示される。これと対照的に、従来のブラウ
ザでは一度に1つのアクティブなURLしか示さなかっ
たので、複数のURLの作動状態を示すための複数のイ
ンジケータは必要ではなく、またロードを一時停止する
ための複数の操作ボタンなども必要ではなかった。
URLエントリ項目の物理的位置である。URL項目の
作業リスト内の最初の位置は、その親URLの後にな
る。これは履歴リストを調べて決定されるが、URLが
親をもたない場合、または親がすでに履歴リストの中に
存在しない場合は、URLエントリは、リストの最後に
置かれる。これによって、ユーザは関連するURLを一
緒のグループにして見ることができるので、都合がよ
い。またURLの親URLが一過性の場合、新しいUR
Lをその親の後に配置することは重要である。なぜな
ら、親URLが消えて新しいURLが追加されたとき
に、これは作業リスト内のURLの親を、新しいURL
内容とパラメータで置き換えることに等しいからであ
る。ユーザは作業リスト内入力エントリの位置を、例え
ばドラッグ・アンド・ドロップ制御を使用して変更する
こともできる。
リストも作成されて維持される。周知のように、ほとん
どの従来のブラウザは、最近アクティブであったすべて
のURLの履歴リストを維持し、ユーザがこの履歴リス
トをたどって、以前に閲覧した内容に戻ることができる
ようになっている。しかし、本発明の好ましい実施例の
ブラウザでは、各URLの識別子とともに、過去にアク
ティブだった各URLの親の記録も保持する必要があ
る。このため履歴リスト内の1項目が、2つの属性と共
に表示される。いったんURLが要求されると、URL
識別子自体が履歴リスト内に配置され、第2に、その親
が存在する場合は、親もリスト内に保持される。例え
ば、ユーザが第1のURL内容の中のハイパーリンクを
選択し、選択されたハイパーリンクが第2のURLを指
す場合、第1のURLは第2のURLの親であるといえ
る。このブラウザのリスト保持機能は、ユーザが実際に
選択したリンクの親関係を追跡することだけに必要であ
り、各親について、選択される可能性のあるすべての子
のリンクを分析する必要はない。また履歴リスト内の項
目が、親URLをもたないURLである可能性もある。
例えば、ユーザが手動でURL指定子を入力した場合、
そのURLの親は不明である。親が判明しているURL
だけが、所定のURLの内容表示ウィンドウから選択さ
れたURLである。なぜなら、現在のURL自体が、そ
の内容ウィンドウから選択される任意のリンクに対する
新しいURLの親として、履歴リストに記録されるため
である。
ーション機能標準を容易に実施する。しかし本発明を使
用するブラウザは、アクティブな任意のURL用の個別
の履歴リストの作成に、URLと親の累積されたデータ
を使用できる。これによってユーザは、他のアクティブ
なURLにつながるリンクに関係なく、所定のアクティ
ブなURLに到達するための一連のハイパーリンクを、
元の方へたどることができる。更に図1から図5を参照
して説明する本発明の実施例では、各アクティブなUR
Lについて、そのURLの履歴リストを作成し、表示
し、維持し、管理し、追跡するための制御機能を提供す
る。
い実施例の機能を実行するステップの詳細な図解的流れ
図があり、以降にこれを説明する。
ュータでログオンが発生し、ブラウザが第1の保管され
たURLを記憶装置からロードし、ブロック61に示す
ように、その親の識別子を「なし」に設定して、そのU
RL識別子を履歴リストに付加する。ブロック62でプ
ロセスは、記憶装置から取り出されたURL用の新しい
作業リスト項目を作成する。ブロック63で、作業リス
ト記載継続時間レベルが「永続的」に設定される。なぜ
なら、このURLは記憶から取り出されたものなので、
永続的である必要があるからである。ブロック64で、
システムは記憶装置からURLの関連する作動継続時間
レベルをロードし、ブロック65で、URL項目をその
パラメータと共に作業リストの最後に付加する。ブロッ
ク66で、項目の作動継続時間レベルが「永続的」か否
かが質問される。答がyesの場合、ブロック67でそ
のURLはメモリにロードされ、「ロード中」インジケ
ータが作業リストの項目パラメータ内でオンになる。ブ
ロック68で、このアクティブなURLはウェブにその
URLの内容を要求し、ブロック69で、記憶装置から
ロードするURLがまだ他にリストに記載されているか
否かの検査がされる。答がyesの場合、ルーチンはブ
ロック60に分岐し、答がnoの場合はブロック70で
終了する。
の作動継続時間レベルが「永続的」に設定されていない
場合、システムは直ちにブロック69に分岐し、ここか
ら前記の説明のように進む。これは、次のログオンでの
検索と初期化のために記憶装置に保管させておくURL
用に、履歴リストと作業リストを設定するプロセスの一
部である。このタイプの項目は、ホット・リストからな
どの永続的にリスト記載される項目、またはユーザが
「永続的」記載継続時間レベルを設定した項目として識
別される。項目の作動継続時間レベルは、「永続的」と
して設定される場合もされない場合もあり、「セッショ
ン」または「一過性」の場合、この項目のURLは、作
業リストの履歴リストにロードされるが、このURL及
び内容を実行のためにメモリにロードしても、アクティ
ブにはならない。
始まるシーケンスに示す。ここでは、システムがログオ
ンされた後で、要求されるURLをユーザが入力する。
ブロック72で新しいURLが、その親の識別子を「な
し」に設定して、履歴リストに付加される。ブロック7
3で、そのURL用の新しい作業リスト項目が作成さ
れ、ブロック74で、記載継続時間レベルが自動的に
「一過性」レベルに設定される。ブロック75で、作動
継続時間レベルが自動的に「一過性」に設定され、ブロ
ック76で、親が未知なので、項目の識別子がURLと
ともに作業リストの最後に付加される。ブロック77で
システムは、作業リスト項目パラメータの「ロード中」
インジケータをオンにして、ブロック78で、ウェブに
URLの内容が要求され、ブロック79でプロセスが終
了する。ここで、システムは要求されたURL内容の受
信を待つ。
RLの表示された内容ウィンドウ内のハイパーテキスト
・リンクから、ハイパーテキストURL識別子を選択す
るが、これはリスト記載ルーチンの中で考慮すべきこと
である。ブロック81で、新しく識別されたURLが、
親については内容画面に表示されているURLの識別子
と同じに設定して、履歴リストに付加される。ブロック
82で、新しい作業リスト項目がリンク先のURLに対
して作成され、ブロック83でそのURLの記載継続時
間レベルが、自動的に「一過性」に設定される。ブロッ
ク84で、新しいURLの作動継続時間レベルが自動的
に「一過性」に設定され、ブロック85で新しいURL
項目が、作業リストの現在可視的である項目、即ち親が
記載されていたリスト内の位置のすぐ後ろに挿入され
る。プロセスは次にブロック77に分岐し、前述のプロ
セスに進む。
スト自体の既存の項目からURLを選択することであ
る。これはブロック90に示す。ブロック91では、履
歴リスト項目が、親をリストに入れたまま最後の位置に
コピーされる。ブロック92で、URLの内容がすでに
受信されているか否かが質問される。答がyesの場
合、ブロック93に示すように作業リスト中にこの項目
が追加され、プロセスは図3に分岐する。ブロック92
で答がnoの場合、ブロック94で、「ロード中」イン
ジケータが作業リスト項目パラメータ内でオンになる。
ブロック95で、ウェブにURLの内容が要求され、次
にブロック93に示す作業リスト中にこの項目を表示す
る操作に引き継がれる。次にプロセスは図3に分岐し、
URL内容の受信を待つ。
作業リスト維持ルーチンが示されている。ブロック10
0で、以前に保留になっていた要求により、URL内容
がウェブから受信される。ブロック101で、受信され
た内容と一致するURL識別子をもつ作業リスト項目
に、受信された内容が割り当てられる。ブロック102
で作業リスト内の「ロード中」インジケータがオフにな
り、アクティブ・インジケータがブロック103でオン
になる。ブロック104で新しいURLが、履歴リスト
を前後にナビゲーションした結果得られたものか否かが
質問される。答がyesの場合、ブロック109でその
項目が作業リスト内に表示され、ブロック110で新し
い作業リストURL項目の内容が、古いURLの内容に
代わって表示される。ブロック111で、以前に可視的
であった内容項目URLの作動継続時間が、「一過性」
だったか否かが質問される。答がyesの場合、ブロッ
ク112でシステムは以前に可視的であった項目の内容
を破棄し、ブロック113で以前に可視的であった項目
のアクティブ・インジケータ及び(または)「ロード
中」インジケータをオフにする。ブロック114で、以
前に可視的であった項目の記載継続時間レベルが、「一
過性」だったか否かが質問される。答がyesの場合、
ブロック115で以前に可視的であった項目が作業リス
トから削除され、ブロック116で終了する。答がno
の場合、以前に可視的であった項目が作業リストに残
り、処理はブロック116で終了する。同様にブロック
111に戻ると、以前に可視的であった項目の作動継続
時間レベルが「一過性」ではない場合、即ち「一過性」
より高い場合、項目をリストに残したままプロセスはブ
ロック116で終了する。ブロック104に戻ると、新
しいURLが履歴リストのナビゲーションの結果得られ
たものではない場合、ブロック105に進み、ユーザが
URLを入力したのか否かが質問される。答がyesの
場合、操作は前記のようにブロック109〜116に進
む。答がnoの場合、操作はブロック106に進み、U
RLが履歴リスト内に識別された親をもつか否かが質問
される。答がyesの場合、ブロック108でURLの
親が可視的であるか否かが質問され、答がyesの場
合、操作は前記のようにブロック109〜116に進
む。答がnoの場合、またはURLが履歴リストに親を
もたない場合、操作はブロック107で終了する。
ベルである項目を、次のログオンでの再呼び出しのため
に保管するルーチンが示される。これは、ブロック11
7でログオフ信号を受信することから始まる。ブロック
118で次の項目が作業リストから取り出され、ブロッ
ク119で、この項目の記載継続時間レベルが、「永続
的」に設定されているか否かがチェックされて判定され
る。ブロック119の答がyesの場合、その項目のU
RLがブロック120でメモリに保管され、項目の作動
継続時間レベルが、その項目の他のパラメータ(タイト
ル、カラーなど)と一緒に、ブロック121及びブロッ
ク122に示すように、すべてメモリに保管される。ブ
ロック123で、他の項目がまだ作業リスト内にあるか
否かが質問され、答えがyesの場合、ブロック118
にプロセスのループが戻り、作業リストから順に各項目
を取り出し、記載継続時間レベルのパラメータのチェッ
クなどが実行される。作業リスト内の項目がすべてなく
なると、最後にプロセスはブロック124で終了する。
して、ユーザが個別履歴リストを要求したときに起動さ
れる、プロセス・ループが示される。ブロック125で
ユーザの要求により、個別履歴リストの作成から始まる
プロセスが開始される。ブロック126に示すように、
このリストは最初は空である。ブロック127で、作業
リスト項目のURLが履歴リストの最初のエントリにな
る。ブロック128で、個別履歴リストの最後のURL
が、共通履歴リスト内に親URLをもつか否かが質問さ
れる。答がyesの場合、共通履歴リストから親URL
が個別履歴リストの最後に付加され、そのURLのすべ
ての親連鎖がなくなるまで、ブロック128で同じ質問
が再度される。次にプロセスはブロック130に従い、
個別履歴リストをユーザに表示し、ユーザの入力または
選択を待つ。ブロック131で、ユーザが個別履歴リス
トから項目を選択したか否かが判定され、答がyesの
場合、プロセスはブロック132の取得(get)コマ
ンドに分岐して、図に示すように図1に戻る。ユーザが
リストから項目を選択しない場合、プロセスはブロック
133で終了する。
及び動作を更に完全に理解するために、詳細な想定例を
示す。この事例では、ネットワーク・コンピュータを使
用するユーザが遭遇するであろう典型的なビジネス環境
において、複数の同時にアクティブなURLを起動する
ユーザが想定される。
ン」を参照されたい。
時に保管された作業リスト項目をロードする。これら
は、記載継続時間レベルが「永続的」である作業リスト
項目である。この例では、最後のセッションの終了時に
保管された作業リスト項目が3つあった。これらの3つ
の項目は、ユーザがログオンしたときに、次の表に示す
ように最初に作業リストに表示される。
ながら、「3270」URLに対してウェブに内容を要
求する。この理由は、この作動継続時間レベルが「永続
的」であるためである。ネットワークがブラウザに応答
するまでにいくらか時間が経過する。この時間中、「ロ
ード中」インジケータは作業リストの「3270」項目
上でアクティブなままである。「3270」項目は、内
容はブランクであるが可視的である。
使用するので、「3270」作動継続時間レベルを「永
続的」に設定し、ログオンのたびに自動的にロードされ
るようにしてある点に注意されたい。
から到着する。
0で「URLと内容が以前の要求により到着」となって
いる。ブラウザは、到着した内容のURLと作業リスト
内のの「3270」項目のURLとを一致させることに
より、到着した内容を「3270」項目に割り当てる。
ブラウザは「ロード中」インジケータをオフにして、
「アクティブ」インジケータをオンにする。「327
0」項目はすでに可視的であるので、ユーザは、直ちに
表示された3270アプリケーションを見ることができ
る。
ン)を使用して、例えばスケジュールやメールの管理を
始める。
ようになる。
ルを作成しているときに、ユーザは財務データを参照す
る必要が生じ、作業リスト内の「投資」項目を選択す
る。図1の流れ図の90「ユーザが作業リストの既存の
項目を選択」を参照されたい。
オン以降)はウェブにまだ要求されていない。この項目
の作動継続時間は「セッション」であり、この項目はア
クティブな状態を保つが、それは、ユーザが最初にこれ
をロードした後だけであることを意味する。したがっ
て、ユーザが作業リストから「投資」を選択したとき
に、ブラウザはその内容をウェブに要求する。作業リス
ト内の「投資」項目の「ロード中」インジケータが、こ
こでアクティブになる。
で、「投資」の作動継続時間は「セッション」に設定さ
れている。しかしいったんこれを使用始めると、ユーザ
は繰り返して使用することが多いので、これはロードさ
れたままにしておくべきである。
択したので、ブラウザはウェブから内容が到着するまで
画面がブランクになっても、この項目の内容を直ちに表
示する。図2の流れ図の93「作業リストの項目を表
示」を参照されたい。
ウザは作業リスト内ですでに可視的である項目、この場
合は「3270」項目の処理を決定する必要がある。3
270項目の作動継続時間は「一過性」ではないので、
ブラウザはこの項目をロードしたままにする。
ようになる。
図3の流れ図の100「URLと内容が以前の要求によ
り到着」を参照されたい。
ドシートなので、ブラウザはスプレッドシート・ビュー
アを使用して内容をユーザに表示する。ブラウザは「ロ
ード中」インジケータをオフにして、この項目の「アク
ティブ」インジケータをオンにする。
ようになる。
中で、ユーザはURL「http://www.big
co.com/stock/today.html」を
指すリンクを選択する。図1の流れ図の80「ユーザが
内容ウィンドウ内のURLを選択」を参照されたい。
を作り、URL「http://www.bigco.
com/stock/today.html」が、親U
RL「http://www.bigco.com/f
c.ss」をもつことを記録する。子のURLがウェブ
から入ってきたとき、ブラウザはその親URLについて
知る必要がある。(以前にウェブから入ってきたURL
も履歴リストに配置されているが、親URLはもってい
ない。)
用して作業リスト用の新しい項目を作成する。新しい項
目の記載継続時間レベル、及び作動継続時間レベルは一
過性である。ブラウザは、新しい項目を作業リスト中の
その親(現在可視的な項目)の後に挿入する。作業リス
トは次のようになる。
注意されたい。新しい項目「取引価格」が作業リストに
挿入されたが、まだ可視的にはなっていない。作業リス
ト項目は、ユーザがリストからその項目を選択した場合
を除き、ウェブから内容が到着するまでは可視的にはな
らない。
RLにより識別される内容を問い合わせることにより設
定された。例えばhttp://www.bigco.
com/stock/today.htmlは、「取引
価格」を内容のタイトルとして指定するタグをもつHT
MLページである。実際には、新しい項目のタイトルは
内容の中に入っているので、ウェブからその内容が到着
し始めるまでは、項目のタイトルはそのURLになって
いる。内容が到着し始めると、タイトルがURLからそ
の内容のタイトルに変更される。ユーザはこのタイトル
を無効にして、ユーザが指定するタイトルに置き換える
ことができる。タイトルを決定するプロセスは、既存の
ウェブ・ブラウザの標準的なプロセスであり、本発明の
主題ではない。
ら到着する。図3の流れ図のブロック100、「URL
と内容が以前の要求により到着」を参照されたい。
当て、「ロード中」インジケータをオフにし、「アクテ
ィブ」インジケータをオンにする。「取引価格」URL
はHTMLページなので、HTMLビューアにより表示
される。
引価格」URLが親URL(「投資」項目のURL)を
もつこと、及びこの親URLが作業リストにあり、可視
的であることを発見する。この状態に応答して、ブラウ
ザは「取引価格」項目を可視的にする。ユーザは、
(a)「投資」内の「取引価格」リンクをクリックし、
(b)情報が取り出されるのを待ち、(c)「取引価
格」HTMLページを見ているような印象を得る。
ック93、「作業リストの項目を表示」のプロセスを介
して可視的になる。前に可視的であった項目「投資」
は、「一過性」ではない作動継続時間をもつので、作業
リスト内ではアクティブなままである。
うになる。
「http://www.bigco.com/sto
ck/medco.htm」を指すURLを選択する。
(URL内容は、仮想のタイトル「MedCo」をも
つ。)
リが追加され、新しいURLが「取引価格」の子である
ことを示す。新しい作業リスト項目が「取引価格」の後
に挿入され、作業リストは次のようになる。
に「MedCo」の内容が要求される。
着する。ステップ6と同様に、流れ図「URLと内容が
以前の要求により到着」を参照されたい。
したときに「取引価格」項目内の親URLが可視的であ
ったので、作業リスト項目「MedCo」が可視的にな
る。「作業リストの項目を表示」を参照されたい。この
場合、すでに可視的である作業リスト項目の「取引価
格」の作動継続時間レベルは「一過性」である。したが
ってこの内容は破棄され、その「アクティブ」インジケ
ータはオフになる。更に「取引価格」の記載継続時間レ
ベルも「一過性」である。したがって、作業リスト項目
が作業リストから削除される。ユーザは、「MedC
o」項目が「取引価格」項目に置き換わったような印象
を得る。以上が標準的ウェブ・ブラウザの動作である。
目、「MedCo」の個別履歴リストを要求する。図5
の流れ図のブロック125、「ユーザが特定の作業リス
ト項目の個別履歴リストを要求」を参照されたい。
たことがあるすべてのURLが含まれる。現在の共通履
歴リストは、次のようになっている。
持される履歴リストに似ているが、親URLを記録する
機能が追加されている。以前のブラウザは各URLの親
URLは記録しない。標準ブラウザの場合のように、ユ
ーザはこの「共通」履歴リストを表示してたどることが
できる。このリストは、作業リスト内のすべての項目が
共有することから、「共通」履歴リストであるといえ
る。
共通履歴リストはかなり長くなる可能性がある。更に、
各URLの親URLがリストの中でその前に置かれるこ
とが、一般的にできなくなる。
ザは現在可視的な作業リスト項目、「MedCo」用に
特別に作成された個別履歴リストの表示を要求したとす
る。図5の流れ図のブロック125に従い、ブラウザは
最初に空の個別履歴リストを126で作成し、127で
それを「MedCo」に初期化する。次にブラウザは、
共通履歴リストから128で(上記のように)、Med
Coの親が「取引価格」URLであることを検出する。
そこで「取引価格」とそのURLが129で個別履歴リ
ストに追加される。次にブラウザは、「取引価格」のU
RLの親が「投資」のURLであることを検出し、「投
資」とそのURLが追加される。最後にブラウザは、1
28で「投資」が親をもたないことを検出し、個別履歴
リストの作成を終了して、130で結果を表示する。1
31で、ユーザが最初のURLを個別履歴リストから選
択していたことが検出された場合は、132の「取得」
でプロセスは図1に戻り、前述のように進む。その他の
場合は、133で履歴リストに関するプロセスが終了す
る。
ザに次のように表示される。 MedCo 取引価格 投資
トよりかなり短くなる。この場合、共通履歴リストは1
項目長いだけであるが、これは単にユーザがブラウザを
長時間使用しなかったためである。
在の項目に至るまでに使用された項目だけを表示する点
である。処理の過程で、作業リスト内の現在可視的な項
目に関連しない、共通履歴リスト内の項目が除外され
る。これによって、ユーザは過去に使用されたすべての
リンクではなく、現在可視的な項目に至るまでに使用さ
れたリンクだけを再追跡できる。
せずにリストを除去する。ブラウザは、「MedCo」
作業リスト項目を、何事も発生しなかったかのように再
度表示する。
を読み取り、次に作業リストから「投資」を選択して、
スプレッドシート上の作業を続行する。流れ図「ユーザ
が作業リストの既存の項目を選択」を参照されたい。
いるので、ブラウザはこれを再度要求はしない。「投
資」URL内容が可視的になる。図2の流れ図のブロッ
ク93、「作業リストの項目を表示」を参照されたい。
以前に可視的であった項目「MedCo」の記載継続時
間レベル及び作動継続時間レベルが「一過性」であるの
で、この内容は破棄され、リストから削除される。
ッドシートはまだロードされていて、ユーザのデータは
ちょうど「取引価格」項目が可視的になる前の状態と同
じである。
目を選択する。図1の流れ図のブロック90、「ユーザ
が作業リストから既存の項目を選択」を参照されたい。
w.weather.com」を要求し、「天候」項目
の「ロード中」インジケータをオンにする。内容がブラ
ンクであっても「天候」項目が可視的になり、以前に可
視的であった項目「投資」は、アクティブなままであ
る。
うになる。
ブから受信される。図3の流れ図のブロック100、
「URLと内容が以前の要求により到着」を参照された
い。
容を割り当て、「ロード中」インジケータをオフにし
て、「アクティブ」インジケータをオンにする。
うになる。
リンクを選択する。このリンクはURL「http:/
/www.weather.com/rtp.htm
l」を指す。(このURLの内容は、タイトル「RT
P」をもつ。)図1の流れ図のブロック80、「ユーザ
が内容ウィンドウのURLリンクを選択」を参照された
い。
間のレベルが「一過性」に設定された、新しい作業リス
ト項目を作成する。ブラウザはこの新しい項目を「天
候」の後ろに挿入し、「ロード中」インジケータをオン
にして、ウェブにこの新しいURLを要求する。
次のようになる。
から到着する前に、ユーザは「天候」項目の内容中のリ
ンクを選択する。このリンクは、URL「http:/
/www.nyc.com/nyc」を指す。(タイト
ルは「NYC」である。)
び作動継続時間のレベルを「一過性」に設定した、新し
い作業リスト項目を作成する。ブラウザはこの新しい項
目を「天候」の後に挿入し、その「ロード中」インジケ
ータをオンにして、ウェブに新しいURLを要求する。
うになる。
から到着する。図3の流れ図のブロック100、「UR
Lと内容が以前の要求により到着」を参照されたい。
て、「RTP」項目用の「ロード中」インジケータをオ
フにして、「アクティブ」インジケータをオンにする。
次にブラウザは、図3の流れ図の109「作業リストの
項目を表示」に従って、「RTP」項目を可視的にす
る。履歴リストの中で「RTP」のURLに親(「天
候」のURL)があり、その親が可視的であったので、
「RTP」項目は可視的になる。
続時間レベルは「一過性」である。したがって、この項
目はもう可視的ではないので、内容は破棄され、その
「アクティブ」インジケータがオフになる。「天候」項
目の記載継続時間レベルは「一過性」ではないので、リ
ストからは削除されない。
に注意されたい。ユーザが「天候」項目を作業リストか
ら再度選択する場合、同じセッション内であってもUR
Lは再度ウェブに要求される必要がある。ユーザは、デ
ータをアクティブなまま保持しておく必要はなかった。
このデータが最後にロードされて以降、変更されている
可能性があるので、新鮮なデータのコピーをロードする
ことにむしろ利点があることもある。
から到着する。図3の流れ図のブロック100、「UR
Lと内容が以前の要求により到着」を参照されたい。
目「NYC」に割り当てられ、その「ロード中」インジ
ケータがオフになり、アクティブ・インジケータがオン
になる。前述のように、ブラウザは「NYC」項目が履
歴リスト内に親をもち、親のURLが「天候」項目であ
ることを検出する。しかし、「天候」項目はすでに可視
的ではない。流れ図に従い、新しい項目「NYC」は可
視的にはならない。この項目は、ユーザがこれを表示し
てから別の項目を表示するまで、記載継続時間レベルと
作動継続時間レベルが「一過性」に設定された状態で、
リスト内に維持される。
図のブロック117、「ログオフ」を参照されたい。
時間レベルが「永続的」であるので、これらの項目のデ
ータは記憶装置に保管される。ユーザが次にログオンし
たときに、これらの3項目は保管されたデータから再生
される。残りの項目の記載継続時間レベルは「永続的」
ではないので、これらの項目は保管されない。
本発明の詳細を説明したが、本発明の本質的特性から逸
脱することなく、各種の変更及び基本的考え方からの発
展が可能なことは、当分野に知識をもつ当業者には明か
であろう。例えば前述のように、URLの作動及びUR
L識別記載両方の継続時間のレベルは、説明したもの以
外にも複数のレベルが容易に実施可能であり、図10の
ようなユーザの選択項目を追加できるようにして、UR
L項目が記載されるか否か、または個別履歴リストに記
載されるか否かについて、各種の変形が可能である。新
たに到着したが、以前に要求されたことのあるURL内
容に対して更にインジケータを追加するなど、リスト維
持機能に関する多数の強化機能が容易に想定できる。U
RL項目の作動継続時間レベルのインジケータを作業リ
スト内に保持するという、本質的考え方が維持される限
り、保持されるインジケータ及びその機能に対する機能
強化、及び詳細を更に追加する場合の変動範囲は、本発
明の精神及び特性から逸脱することはない。
前述の特許請求の範囲に記載されたものは、説明を目的
としたものであって、それに限定するものではない。
の事項を開示する。
めの関連手段を有するコンピュータ内で、ネットワーク
・ブラウザを稼動させる方法であって、前記ブラウザに
より実行される、(a)指定されたユニバーサル・リソ
ース・ロケータ(URL)識別子のデータ内容を前記ブ
ラウザにおいて受信することを前記ネットワークに要求
するステップと、(b)前記要求されたデータ内容を前
記ブラウザにおいて受信するステップと、(c)URL
の作業リストを維持するステップと、(d)前記作業リ
スト内の各前記URLに、作動継続時間のレベルを割り
当てるステップと、(e)すでにロードされていて、前
記作動継続時間レベルが一過性より高いレベルを有する
いずれの前記URLの内容をも、前記コンピュータ内に
ロードされた状態でアクティブに維持するステップと、
を含む方法。 (2)前記要求されたURL内容を受信したときに、前
記受信されたURL内容を表示し、可視的にすでに表示
されていたすべてのURL内容の表示を中止し、前記す
でに表示されていたURL内容の作動継続時間レベル及
び記載継続時間レベルが一過性である場合、前記すでに
表示されていたURL内容を前記作業リストから削除す
るステップを更に含む、(1)に記載の方法。 (3)前記受信されたURL内容を前記作業リストの内
容と対比させてチェックし、前記URL内容が前記リス
ト内の内容と一致した場合、前記受信されたURL内容
を前記一致するURL識別子を有する前記作業リストに
割り当てるステップを更に含む、(1)に記載の方法。 (4)前記受信されたURL内容を前記作業リストの内
容と対比させてチェックし、前記URL内容が前記リス
ト内の内容と一致した場合、前記受信されたURL内容
を前記一致するURL識別子を有する前記作業リストに
割り当てるステップを更に含む、(2)に記載の方法。 (5)自身の内容が要求されていて、自身のURL識別
子が前記要求するステップを開始するために前記作業リ
ストから以前に選択されなかった各前記URLに対し
て、新しい作業リスト・エントリ項目を作成するステッ
プを更に含む、(1)に記載の方法。 (6)自身の内容が要求されていて、自身のURL識別
子が前記要求するステップを開始するために前記作業リ
ストから以前に選択されなかった各前記URLに対し
て、新しい作業リスト・エントリ項目を作成するステッ
プを更に含む、(2)に記載の方法。 (7)自身の内容が要求されていて、自身のURL識別
子が前記要求するステップを開始するために前記作業リ
ストから以前に選択されなかった各前記URLに対し
て、新しい作業リスト・エントリ項目を作成するステッ
プを更に含む、(3)に記載の方法。 (8)自身の内容が要求されていて、自身のURL識別
子が前記要求するステップを開始するために前記作業リ
ストから以前に選択されなかった各前記URLに対し
て、新しい作業リスト・エントリ項目を作成するステッ
プを更に含む、(4)に記載の方法。 (9)前記ブラウザにより実行され、前記要求されたU
RL内容の履歴リストを維持するステップと、親URL
を有する各前記URLに対して、前記URLの親URL
識別子を前記履歴リストに含めるステップとを更に含
む、(1)から(8)のいずれかに記載の方法。 (10)(f)作動中URLの親子関係の履歴を示す個
別リストの作成を求めるユーザ要求を受信するステップ
と、(g)前記ユーザ要求の受信に応答して、前記親子
関係の履歴が要求されているURLが前記履歴リスト内
に親URLを有するか否かを判定するために、前記履歴
リストを検索するステップと、(h)前記親URLが検
出された場合に、前記親URL識別子を前記個別履歴リ
ストに付加し、前記履歴リスト内に親子関係がそれ以上
検出されなくなるまで前記ステップを繰り返すステップ
と、を更に含む、(9)に記載の方法。 (11)少なくとも1つのプロセッサと、前記プロセッ
サと通信するメモリを有するコンピュータ・システム内
で使用するためのネットワーク・ブラウザであって、前
記ブラウザが、プロセッサ命令を保管した機械が読み取
り可能な媒体を含み、前記プロセッサ命令が、前記プロ
セッサにより実行可能な、(a)指定されたユニバーサ
ル・リソース・ロケータ(URL)識別子のデータ内容
を前記ブラウザにおいて受信することを前記ネットワー
クに要求するステップと、(b)前記要求されたデータ
内容を前記ブラウザにおいて受信するステップと、
(c)URLの作業リストを維持するステップと、
(d)前記作業リスト内の各前記URLに、作動継続時
間のレベルを割り当てるステップと、(e)すでにロー
ドされていて、前記作動継続時間レベルが一過性より高
いレベルを有するいずれの前記URLの内容をも、前記
コンピュータ内にロードされた状態でアクティブに維持
するステップと、を含む、ネットワーク・ブラウザ。 (12)前記プロセッサにより実行可能であり、前記受
信されたURL内容を表示し、可視的にすでに表示され
ていたすべてのURL内容の表示を中止し、前記すでに
表示されていたURL内容の作動継続時間レベル及び記
載継続時間レベルが一過性である場合、前記すでに表示
されていたURL内容を前記作業リストから削除するた
めの命令を更に含む、(11)に記載のネットワーク・
ブラウザ。 (13)前記プロセッサにより実行可能であり、前記受
信されたURL内容を前記作業リストの内容と対比させ
てチェックし、前記URL内容が前記リスト内の内容と
一致した場合、前記受信されたURL内容を前記一致す
るURL識別子を有する前記作業リストに割り当てるた
めの命令を更に含む、(11)に記載のネットワーク・
ブラウザ。 (14)前記プロセッサにより実行可能であり、前記受
信されたURL内容を前記作業リストの内容と対比させ
てチェックし、前記URL内容が前記リスト内の内容と
一致した場合、前記受信されたURL内容を前記一致す
るURL識別子を有する前記作業リストに割り当てるた
めの命令を更に含む、(12)に記載のネットワーク・
ブラウザ。 (15)前記プロセッサにより実行可能であり、自身の
内容が要求されていて、自身のURL識別子が前記要求
するステップを開始するために前記作業リストから以前
に選択されなかった各前記URLに対して、新しい作業
リスト・エントリ項目を作成するための命令を更に含
む、(11)に記載のネットワーク・ブラウザ。 (16)前記プロセッサにより実行可能であり、自身の
内容が要求されていて、自身のURL識別子が前記要求
するステップを開始するために前記作業リストから以前
に選択されなかった各前記URLに対して、新しい作業
リスト・エントリ項目を作成するための命令を更に含
む、(12)に記載のネットワーク・ブラウザ。 (17)前記プロセッサにより実行可能であり、自身の
内容が要求されていて、自身のURL識別子が前記要求
するステップを開始するために前記作業リストから以前
に選択されなかった各前記URLに対して、新しい作業
リスト・エントリ項目を作成するための命令を更に含
む、(13)に記載のネットワーク・ブラウザ。 (18)前記プロセッサにより実行可能であり、自身の
内容が要求されていて、自身のURL識別子が前記要求
するステップを開始するために前記作業リストから以前
に選択されなかった各前記URLに対して、新しい作業
リスト・エントリ項目を作成するための命令を更に含
む、(14)に記載のネットワーク・ブラウザ。 (19)前記プロセッサにより実行可能であり、前記要
求されたURL内容の履歴リストを維持するステップ
と、親URLを有する各前記URLに対して、前記UR
Lの親URL識別子を前記履歴リストに含めるステップ
とを更に含む、(11)から(19)のいずれかに記載
のネットワーク・ブラウザ。 (20)前記プロセッサにより実行可能であり、(f)
作動中のURLの親子関係の履歴を示す個別リストの作
成を求めるユーザ要求を受信するための命令と、(g)
前記ユーザ要求の受信に応答して、前記親子関係の履歴
が要求されているURLが前記履歴リスト内に親URL
を有するか否かを判定するために、前記履歴リストを検
索するための命令と、(h)前記親URLが検出された
場合に、前記親URL識別子を前記個別履歴リストに付
加し、前記履歴リスト内に親子関係がそれ以上検出され
なくなるまで前記ステップを繰り返すための命令と、を
更に含む、(19)に記載のネットワーク・ブラウザ。 (21)プロセッサと、ディスプレイと、前記プロセッ
サと通信するメモリと、プロセッサ命令を保管した機械
が読み取り可能な媒体とを含むネットワーク・ブラウザ
制御システムであって、前記プロセッサ命令が、前記プ
ロセッサにより実行可能な、ユーザの選択に従ってUR
L作動継続時間レベル及びURL記載継続時間レベルの
両インジケータを設定及び維持し、前記URL記載継続
時間レベルが前記作動継続時間レベルより大きくなるよ
うな選択を防ぐための命令を含む、ネットワーク・ブラ
ウザ制御システム。 (22)前記プロセッサにより実行可能であり、前記受
信されたURL内容を表示し、可視的にすでに表示され
ていたすべてのURL内容の表示を中止し、前記すでに
表示されていたURL内容の作動継続時間レベル及び記
載継続時間レベルが一過性である場合、前記すでに表示
されていたURL内容を前記作業リストから削除するた
めの命令を更に含む、(21)に記載のネットワーク・
ブラウザ制御システム。 (23)前記プロセッサにより実行可能であり、前記受
信されたURL内容を前記作業リストの内容と対比させ
てチェックし、前記URL内容が前記リスト内の内容と
一致した場合、前記受信されたURL内容を前記一致す
るURL識別子を有する前記作業リストに割り当てるた
めの命令を更に含む、(21)に記載のネットワーク・
ブラウザ制御システム。 (24)前記プロセッサにより実行可能であり、前記受
信されたURL内容を前記作業リストの内容と対比させ
てチェックし、前記URL内容が前記リスト内の内容と
一致した場合、前記受信されたURL内容を前記一致す
るURL識別子を有する前記作業リストに割り当てるた
めの命令を更に含む、(22)に記載のネットワーク・
ブラウザ制御システム。 (25)前記プロセッサにより実行可能であり、自身の
内容が要求されていて、自身のURL識別子が前記要求
するステップを開始するために前記作業リストから以前
に選択されなかった各前記URLに対して、新しい作業
リスト・エントリ項目を作成するための命令を更に含
む、(21)に記載のネットワーク・ブラウザ制御シス
テム。 (26)前記プロセッサにより実行可能であり、自身の
内容が要求されていて、自身のURL識別子が前記要求
するステップを開始するために前記作業リストから以前
に選択されなかった各前記URLに対して、新しい作業
リスト・エントリ項目を作成するための命令を更に含
む、(22)に記載のネットワーク・ブラウザ制御シス
テム。 (27)前記プロセッサにより実行可能であり、自身の
内容が要求されていて、自身のURL識別子が前記要求
するステップを開始するために前記作業リストから以前
に選択されなかった各前記URLに対して、新しい作業
リスト・エントリ項目を作成するための命令を更に含
む、(23)に記載のネットワーク・ブラウザ制御シス
テム。 (28)前記プロセッサにより実行可能であり、自身の
内容が要求されていて、自身のURL識別子が前記要求
するステップを開始するために前記作業リストから以前
に選択されなかった各前記URLに対して、新しい作業
リスト・エントリ項目を作成するための命令を更に含
む、(24)に記載のネットワーク・ブラウザ制御シス
テム。 (29)前記プロセッサにより実行可能であり、前記要
求されたURL内容の履歴リストを維持し、親URLを
有する各前記URLに対して、前記URLの親URL識
別子を前記履歴リストに含めるための命令を更に含む、
(21)に記載のネットワーク・ブラウザ制御システ
ム。 (30)前記プロセッサ上で実行可能な、(a)作動中
のURLの親子関係の履歴を示す個別リストの作成を求
めるユーザ要求を受信するための命令と、(b)前記ユ
ーザ要求の受信に応答して、前記親子関係の履歴が要求
されているURLが前記履歴リスト内に親URLを有す
るか否かを判定するために前記履歴リストを検索するた
めの命令と、(c)前記親URLが検出された場合に、
前記親URL識別子を前記個別履歴リストに付加し、前
記履歴リスト内に親子関係がそれ以上検出されなくなる
まで前記ステップを繰り返すための命令と、を更に含
む、(21)から(29)のいずれかに記載のネットワ
ーク・ブラウザ制御システム。
し、維持し、管理する手順、及びURLの作業リストを
作成し、維持し、管理する手順の概略を示す図である。
し、維持し、管理する手順、及びURLの作業リストを
作成し、維持し、管理する手順の概略を示す図である。
し、維持し、管理する手順、及びURLの作業リストを
作成し、維持し、管理する手順の概略を示す図である。
し、維持し、管理する手順、及びURLの作業リストを
作成し、維持し、管理する手順の概略を示す図である。
し、維持し、管理する手順、及びURLの作業リストを
作成し、維持し、管理する手順の概略を示す図である。
タ、ワークステーション、またはネットワーク・コンピ
ュータの主要な構成要素を示す概略図である。
ピュータ・ネットワークの概略を示す図である。
び作業リストの内容が表示され、別の部分に現在アクテ
ィブなURLの内容が表示される、本発明の1実施例を
示す図である。
業リスト自体が表示画面上に表示される、本発明の代替
的表示を示す図である。
をユーザの制御の下で設定及び維持するために、ユーザ
が選択及び制御するインタフェース画面を示す図であ
る。
Claims (30)
- 【請求項1】通信ネットワークにアクセスするための関
連手段を有するコンピュータ内で、ネットワーク・ブラ
ウザを稼動させる方法であって、前記ブラウザにより実
行される、 (a)指定されたユニバーサル・リソース・ロケータ
(URL)識別子に対するURL内容を受信することを
前記ネットワークに要求するステップと、 (b)前記要求されたURL内容を受信するステップ
と、 (c)URLの作業リストを維持するステップと、 (d)前記作業リストにおける各URLに対して、作動
継続時間のレベルを割り当てるステップと、 (e)かつてロードされたことがあり且つ一過性より高
い作動継続時間のレベルを有するURL内容だけを、前
記コンピュータ内にロードされた状態に保つステップ
と、 を含む方法。 - 【請求項2】前記要求されたURL内容を受信したとき
前記受信されたURL内容を表示すると共にすでに表示
されていたすべてのURL内容の表示を中止し、前記す
でに表示されていたURL内容が「一過性」の作動継続
時間レベル及び記載継続時間レベルを有する場合、前記
すでに表示されていたURL内容を前記作業リストから
削除するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記受信されたURL内容を、URL識別
子が一致する前記作業リストの項目に割り当てるステッ
プを更に含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】前記受信されたURL内容を、URL識別
子が一致する前記作業リストの項目に割り当てるステッ
プを更に含む、請求項2に記載の方法。 - 【請求項5】前記要求するステップを開始するために、
要求されたURL内容を持ち且つ前 記作業リストから選
択されなかったURL識別子を持つ各URLに対して新
しい作業リスト・エントリ項目を作成するステップを更
に含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】前記要求するステップを開始するために、
要求されたURL内容を持ち且つ前記作業リストから選
択されなかったURL識別子を持つ各URLに対して新
しい作業リスト・エントリ項目を作成するステップを更
に含む、請求項2に記載の方法。 - 【請求項7】前記要求するステップを開始するために、
要求されたURL内容を持ち且つ前記作業リストから選
択されなかったURL識別子を持つ各URLに対して新
しい作業リスト・エントリ項目を作成するステップを更
に含む、請求項3に記載の方法。 - 【請求項8】前記要求するステップを開始するために、
要求されたURL内容を持ち且つ前記作業リストから選
択されなかったURL識別子を持つ各URLに対して新
しい作業リスト・エントリ項目を作成するステップを更
に含む、請求項4に記載の方法。 - 【請求項9】前記ブラウザにより実行され、前記要求さ
れたURL内容の履歴リストを維持するステップと、親
URLを有する各前記URLに対して、前記URLの親
URL識別子を前記履歴リストに含めるステップとを更
に含む、請求項1から請求項8のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項10】 (f)作動中URLの親子関係の履歴を示す個別リスト
の作成を求めるユーザ要求を受信するステップと、 (g)前記ユーザ要求の受信に応答して、前記親子関係
の履歴が要求されているURLが前記履歴リスト内に親
URLを有するか否かを判定するために、前記履歴リス
トを検索するステップと、 (h)前記親URLが検出された場合に、前記親URL
識別子を前記個別履歴リストに付加し、前記履歴リスト
内に親子関係がそれ以上検出されなくなるまで前記ステ
ップを繰り返すステップと、 を更に含む、請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】少なくとも1つのプロセッサと、前記プ
ロセッサと通信するメモリを有するコンピュータ・シス
テム内で使用するためのネットワーク・ブラウザであっ
て、前記ブラウザが、プロセッサ命令を保管した機械読
み取り可能な媒体を含み、前記プロセッサ命令が、前記
プロセッサにより実行可能な、 (a)指定されたユニバーサル・リソース・ロケータ
(URL)識別子に対するURL内容を受信することを
前記ネットワークに要求するステップと、 (b)前記要求されたURL内容を受信するステップ
と、 (c)URLの作業リストを維持するステップと、 (d)前記作業リストにおける各URLに対して、作動
継続時間のレベルを割り当てるステップと、 (e)かつてロードされたことがあり且つ一過性より高
い作動継続時間のレベルを有するURL内容だけを、前
記コンピュータ内にロードされた状態に保つステップ
と、 を含む、 ネットワーク・ブラウザ。 - 【請求項12】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、前記受信されたURL内容を表示すると共にすで
に表示されていたすべてのURL内容の表示を中止し、
前記すでに表示されていたURL内容が「一過性」の作
動継続時間レベル及び記載継続時間レベルを有する場
合、前記すでに表示されていたURL内容を前記作業リ
ストから削除するための命令を更に含む、請求項11に
記載のネットワーク・ブラウザ。 - 【請求項13】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、前記受信されたURL内容を、 URL識別子が一
致する前記作業リストの項目に割り当てるための命令を
更に含む、請求項11に記載のネットワーク・ブラウ
ザ。 - 【請求項14】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、前記受信されたURL内容を、URL識別子が一
致する前記作業リストの項目に割り当てるための命令を
更に含む、請求項12に記載のネットワーク・ブラウ
ザ。 - 【請求項15】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、前記要求するステップを開始するために、要求さ
れたURL内容を持ち且つ前記作業リストから選択され
なかったURL識別子を持つ各URLに対して新しい作
業リスト・エントリ項目を作成するための命令を更に含
む、請求項11に記載のネットワーク・ブラウザ。 - 【請求項16】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、前記要求するステップを開始するために、要求さ
れたURL内容を持ち且つ前記作業リストから選択され
なかったURL識別子を持つ各URLに対して新しい作
業リスト・エントリ項目を作成するための命令を更に含
む、請求項12に記載のネットワーク・ブラウザ。 - 【請求項17】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、前記要求するステップを開始するために、要求さ
れたURL内容を持ち且つ前記作業リストから選択され
なかったURL識別子を持つ各URLに対して新しい作
業リスト・エントリ項目を作成するための命令を更に含
む、請求項13に記載のネットワーク・ブラウザ。 - 【請求項18】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、前記要求するステップを開始するために、要求さ
れたURL内容を持ち且つ前記作業リストから選択され
なかったURL識別子を持つ各URLに対して新しい作
業リスト・エントリ項目を作成するための命令を更に含
む、請求項14に記載のネットワーク・ブラウザ。 - 【請求項19】前記プロセッサにより実行可能であり、
前記要求されたURL内容の履歴リストを維持するステ
ップと、親URLを有する各前記URLに対して、前記
URLの親URL識別子を前記履歴リストに含めるステ
ップとを更に含む、請求項11から請求項18のいずれ
かに記載のネットワーク・ブラウザ。 - 【請求項20】前記プロセッサにより実行可能であり、 (f)作動中のURLの親子関係の履歴を示す個別リス
トの作成を求めるユーザ要求を受信するための命令と、 (g)前記ユーザ要求の受信に応答して、前記親子関係
の履歴が要求されているURLが前記履歴リスト内に親
URLを有するか否かを判定するために、前記履歴リス
トを検索するための命令と、 (h)前記親URLが検出された場合に、前記親URL
識別子を前記個別履歴リストに付加し、前記履歴リスト
内に親子関係がそれ以上検出されなくなるまで前記ステ
ップを繰り返すための命令と、 を更に含む、請求項19に記載のネットワーク・ブラウ
ザ。 - 【請求項21】プロセッサと、ディスプレイと、前記プ
ロセッサと通信するメモリと、プロセッサ命令を保管し
た機械読み取り可能な媒体とを含むネットワーク・ブラ
ウザ制御システムであって、 前記プロセッサ命令は、前記プロセッサにより実行可能
な命令にして、ユーザの選択に従ってURL作動継続時
間レベル及びURL記載継続時間レベルの両インジケー
タを設定及び維持し、前記URL記載継続時間レベルが
前記作動継続時間レベルより大きくなるように選択され
ることを防ぐための命令を含む、 ネットワーク・ブラウザ制御システム。 - 【請求項22】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、受信されたURL内容を表示すると共にすでに表
示されていたすべてのURL内容の表示を中止し、前記
すでに表示されていたURL内容が「一過性」の作動継
続時間レベル及び記載継続時間レベルを有する場合、前
記すでに表示されていたURL内容を作業リストから削
除するための命令を更に含む、請求項21に記載のネッ
トワーク・ブラウザ制御システム。 - 【請求項23】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、受信されたURL内容を、URL識別子が一致す
る作業リストの項目に割り当てるための命令を更に含
む、請求項21に記載のネットワーク・ブラウザ制御シ
ステム。 - 【請求項24】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、前記受信されたURL内容を、URL識別子が一
致する前記作業リストの項目に割り当てるための命令を
更に含む、請求項22に記載のネットワーク・ブラウザ
制御システム。 - 【請求項25】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、要求されたURL内容を持ち且つ作業リストから
選択されなかったURL識別子を持つ各URLに対して
新しい作業リスト・エントリ項目を作成するための命令
を更に含む、請求項21に記載のネットワーク・ブラウ
ザ制御システム。 - 【請求項26】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、要求されたURL内容を持ち且つ前記作業リスト
から選択されなかったURL識別子を持つ各URLに対
して新しい作業リスト・エントリ項目を作成するための
命令を更に含む、請求項22に記載のネットワーク・ブ
ラウザ制御システム。 - 【請求項27】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、要求されたURL内容を持ち且つ前記作業リスト
から選択されなかったURL識別子を持つ各URLに対
して新しい作業リスト・エントリ項目を作成するための
命令を更に含む、請求項23に記載のネットワーク・ブ
ラウザ制御システム。 - 【請求項28】前記プロセッサにより実行可能な命令に
して、要求されたURL内容を持ち且つ前記作業リスト
から選択されなかったURL識別子を持つ各URLに対
して新しい作業リスト・エントリ項目を作成するための
命令を更に含む、請求項24に記載のネットワーク・ブ
ラウザ制御システム。 - 【請求項29】前記プロセッサにより実行可能であり、
前記要求されたURL内容の履歴リストを維持し、親U
RLを有する各前記URLに対して、前記URLの親U
RL識別子を前記履歴リストに含めるための命令を更に
含む、請求項21に記載のネットワーク・ブラウザ制御
システム。 - 【請求項30】前記プロセッサ上で実行可能な、 (a)作動中のURLの親子関係の履歴を示す個別リス
トの作成を求めるユーザ要求を受信するための命令と、 (b)前記ユーザ要求の受信に応答して、前記親子関係
の履歴が要求されているURLが前記履歴リスト内に親
URLを有するか否かを判定するために前記履歴リスト
を検索するための命令と、 (c)前記親URLが検出された場合に、前記親URL
識別子を前記個別履歴リストに付加し、前記履歴リスト
内に親子関係がそれ以上検出されなくなるまで前記ステ
ップを繰り返すための命令と、 を更に含む、請求項21から請求項29のいずれかに記
載のネットワーク・ブラウザ制御システム。
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