JP2004110410A - 表の表示方法、表示システム、およびコンピュータプログラム - Google Patents

表の表示方法、表示システム、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりもユーザにとって表を見やすくする。
【解決手段】表を構成する各セルのデータおよび設定情報を取得し(#11)、表の全部または一部を表示装置に表示し(#13)、表示装置に表示されているセルのうちのユーザによって指定されたセルの属する行および列の少なくともいずれか一方を判別し(#17)、判別されたセルの属する行または列に関する情報をその行または列に属するいずれかのセルのデータに基づいて表示装置に表示する(#19)。
【選択図】   図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータまたはPDAなどで動作する表計算アプリケーションまたはWWWブラウザなどにおける表の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14は従来における表の表示の例を示す図、図15は見出し部分を固定した場合のPDAにおける表の表示の例を示す図である。
【0003】
表計算アプリケーションまたはWWWブラウザなどによって表示される表の見出し部分、例えば、フィールド名またはレコードのIDなどが格納される行または列は、通常、図14(a)に示すように表の上方または左方に設けられる。したがって、表の下方または右方のセルに格納されているデータを参照するには、ウィンドウをスクロールさせる必要がある。そうすると、図14(b)に示すように見出し部分が見えなくなるので、ユーザは、各セルのデータが何を意味するものであるのか分からなくなることや、直感に頼ってデータを読み間違えてしまうことがある。
【0004】
そこで、例えば、特開2000−293154号公報に記載されるように、見出し部分に相当する列を固定し、ウィンドウをスクロールしても係る列が常に表示されているようにする方法が提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−293154号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、見出し部分を固定すると、表の中のスクロール可能な領域が狭くなってしまうので、却って表が見にくくなったり操作性が悪くなったりする場合がある。特に、PDAまたはB5サイズ以下のノート型パソコンのように表示領域が狭い場合は、図15に示すように見出し部分MZを固定すると、データを表示する領域DZが著しく狭くなり、使いにくい。
【0007】
また、XGA以上の解像度を有するような高解像度ディスプレイに表を表示する場合は、見出し部分が表示されていても、この見出し部分とユーザが参照したいセルとが離れていると、データを読み間違えてしまうことがある。この問題点は、見出し部分に相当する列を固定する方法を用いても解決されない。
【0008】
本発明は、このような問題点に鑑み、従来よりもユーザにとって表を見やすくすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る表の表示システムは、表を構成する各セルのデータを記憶する記憶手段と、前記表の全部または一部の範囲を表示する表表示手段と、表示されている範囲のセルのうちのユーザによって指定されたセルの属する行および列の少なくともいずれか一方を判別する判別手段と、判別されたセルの属する行または列に関するセル情報を当該行または列に属するいずれかのセルのデータに基づいて表示するセル情報表示手段とを有する。
【0010】
好ましくは、前記表のいずれかの行または列を選択する選択手段を有し、前記セル情報表示手段は、前記選択手段によって行が選択された場合は前記判別されたセルの属する列と当該行との交点に位置するセルのデータに基づいて前記セル情報を表示し、列が選択された場合は前記判別されたセルの属する行と当該列との交点に位置するセルのデータに基づいて前記セル情報を表示する。
【0011】
または、前記セル情報表示手段は、前記判別されたセルの前記セル情報を、当該セルの位置またはその近傍にポップアップによって表示する。または、前記選択手段は、前記表の行ごとにそれぞれ対応付けていずれかの行を選択し、または前記表の列ごとにそれぞれ対応付けていずれかの列を選択し、前記セル情報表示手段は、前記選択手段によって行が選択された場合は前記判別されたセルの属する列と当該セルの属する行に対応付けられた行との交点に位置するセルのデータに基づいて前記セル情報を表示し、列が選択された場合は前記判別されたセルの属する行と当該セルの属する列に対応付けられた列との交点に位置するセルのデータに基づいて前記セル情報を表示する。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は表示システム1の外観を示す図、図2は表示システム1のハードウェア構成を示す図、図3は表示システム1の機能的構成を示す図、図4は表TLの構成の例を示す図、図5は初期状態のウィンドウWNの例を示す図、図6はスクロールしたときのウィンドウWNの例を示す図、図7はポップアップ表示設定の処理の流れの例を説明するフローチャート、図8は設定情報71の例を示す図、図9は表示システム1の処理の流れを説明するフローチャート、図10〜図13はポップアップ表示の例を示す図である。
【0013】
図1の表示システム1は、図5または図6に示すような表(テーブル)を表示するためのシステムである。表示システム1として、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、またはPDA(Personal Digital Assistant)などが用いられる。
【0014】
この表示システム1は、図2に示すように、CPU10a、RAM10b、ROM10c、磁気記憶装置10d、ディスプレイ装置10e、マウスおよびキーボードなどの入力装置10f、および通信インタフェース10gなどの種々のインタフェースなどによって構成される。
【0015】
磁気記憶装置10dには、オペレーティングシステム(OS)、後に説明する表(テーブル)の表示を行うための表管理プログラム、および表データHDTなどが記憶されている。表データHDTは、表を定義するためのものであり、例えば、表を構成する各セル(マス目)に格納される数値または文字列などが含まれている。「=C2+C3」または「=SUM(D2:D9)」のような数式または関数が含まれる場合もある。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによってプログラムが実行される。
【0016】
OSとして、例えば、Windows(登録商標)、MacOS(登録商標)、またはX Window Systemを有するUNIX(登録商標)などGUI(Graphical User Interface)環境を採り入れたものが用いられる。これらのOSによると、マウスカーソル(マウスポインタ)の位置すなわちデスクトップ上またはウィンドウ内における座標に関する情報、ウィンドウのサイズおよび位置に関する情報、およびウィンドウのスクロールに関する情報などを管理することができる。そして、これらの情報を表管理プログラムに対して与えることができる。
【0017】
表管理プログラムは、上記のいずれかのOS上で実行可能な表計算ソフト(アプリケーション)である。または、上記のいずれかのOS上で動作するWWWブラウザのプラグインであってもよい。前者の場合は、表データHDTとして、その表計算ソフトに対応したフォーマットのファイルが用いられる。または、例えばCSV(Comma Separated Value )のような標準的なフォーマットのファイルであってもよい。後者の場合は、表データHDTとして、HTML(Hypertext Markup Language )またはJava(登録商標)などで記述されたファイルなどが用いられる。
【0018】
このような構成により、表示システム1には、図3に示すように、表データ取得部101、テーブル定義部102、テーブル表示部103、セル判別部104、ポップアップ設定部105、ポップアップ表示部106、マウス位置監視部107、およびスクロール監視部108などの機能が実現される。
【0019】
表データ取得部101は、表データHDTをインターネット上のWebサーバなどからダウンロードすることにより取得する。または、表示システム1のユーザが表計算ソフトで作成したファイルを表データHDTとして取得する。
【0020】
テーブル定義部102は、取得した表データHDTに基づいて図4に示すような表TL(テーブル)の定義を行う。具体的には、各セルにどのような値が格納されるかについての定義、および表TLの所定の位置(例えば左上の隅)を基準座標としたときの各セルの位置(座標)についての定義を行う。例えば、「C27」というセルのデータが「=SUM(C2:C26)」という関数である場合は、「C2」から「C27」までの各セルの値の合計値を求めることによって「C27」に格納される値を定義する。その他、表データHDTに書式に関する情報が含まれている場合は、背景色、罫線の太さまたは種類、または各セルの文字の大きさ、書体、位置(右寄せまたはセンタリングなど)、または色などに関する定義を行う。
【0021】
テーブル表示部103は、テーブル定義部102によって定義された図4に示すような表TL(テーブル)を図5または図6のように表示(出力)する処理を行う。表のサイズがウィンドウWNよりも大きい場合は、初期状態においては、図5に示すように、表TLの左上隅がウィンドウWNの表示領域HRの左上隅付近に位置するように表示する。ユーザは、表TLの右方または下方を参照したい場合は、スクロールボタンSN1〜SN4またはスクロールバーSB1、SB2をマウスで操作し、ウィンドウWNをスクロールさせればよい。このとき、テーブル表示部103は、スクロール監視部108からスクロールの量を示す情報を取得し、係る情報に基づいて表TLの表示範囲を決定し、例えば図6に示すように表TLを表示する。
【0022】
セル判別部104は、マウスカーソルMCによって指された(ポイントされた)セルが表TLのいずれの行および列に属するものであるのかを判別する。すなわち、マウス位置監視部107およびスクロール監視部108からそれぞれウィンドウWNにおけるマウスカーソルMCの位置およびウィンドウWNのスクロールの量を示す情報を取得し、これらの情報に基づいてマウスカーソルMCが表TLにおけるいずれの位置を指しているのかを求める。そして、マウスカーソルMCが指している位置にあるセルがいずれの行および列に属するものであるのかを判別する。以下、マウスカーソルMCによって指されているセルを「注目セル」と記載する。
【0023】
ポップアップ表示部106は、図6に示すように、マウスカーソルMCによって指されたセル(つまり、セル判別部104によって判別されたセル)に関するセル情報70をポップアップPUとして表示する。以下、ポップアップPUによって情報を表示することを「ポップアップ表示」と記載する。ポップアップ表示の処理は、ポップアップ設定部105による設定に基づいて行われる。
【0024】
ポップアップ設定部105は、ポップアップPUにどのような内容を表示するのかについての設定を行う。係る設定は、図5に示すウィンドウWNに設けられたチェックボックスCR1、CR2、…またはチェックボックスCG1、CG2、…のチェックの有無に基づいて行われる。
【0025】
チェックボックスCR1、CR2、…は、それぞれ、表TLの1列目、2列目、…に対応している。チェックボックスCG1、CG2、…は、それぞれ、表TLの1行目、2行目、…に対応している。ユーザは、表TLを見る際に特に参照したい列(項目、カラム)または行(項目名またはレコード)を選択し、それに対応するチェックボックスにチェックを入れる。
【0026】
例えば、図5のようにチェックボックスCR2にチェックがなされた場合は、ポップアップ設定部105は、表TLの2列目を選択し、この列に格納されている情報すなわち部署名がポップアップ表示されるように設定を行う。このとき、ポップアップ表示部106は、2列目に属するセルのうちの、注目セルの属する行と同じ行にあるセルを探し、このセルに格納されている情報(部署名)を図6のようにポップアップPUに表示する。同様に、チェックボックスCR1にチェックがなされた場合は、1列目を選択し、この列に格納されている情報すなわち部門コードの値がポップアップ表示されるように設定される。このとき、ポップアップ表示部106は、1列目に属するセルのうちの、注目セルの属する行と同じ行にあるセルを探し、このセルに格納されている情報(部門コード)をポップアップ表示する。
【0027】
また、例えば、図5において、チェックボックスCG1にチェックがなされた場合は、ポップアップ設定部105は、表TLの1行目を選択し、この行に格納されている情報すなわち項目名(フィールド名)がポップアップ表示されるように設定を行う。このとき、ポップアップ表示部106は、1行目に属するセルのうちの、注目セルの属する列と同じ列にあるセルを探し、このセルに格納されている情報(項目名)をポップアップ表示する。例えば、図6に例示された注目セルの場合は「7月度販売実績」がポップアップPUに表示される。
【0028】
つまり、ポップアップ設定部105によって任意の行が選択された場合は、この行と注目セルの属する列とが交わるところに位置するセルに格納されている情報がポップアップ表示されることになる。任意の列が選択された場合は、この列と注目セルの属する行とが交わるところに位置するセルに格納されている情報が表示されることになる。
【0029】
次に、ポップアップの設定の応用例を、図4を参照して説明する。複数の列のチェックボックス例えばチェックボックスCR1、CR2にチェックがなされた場合は、部門コードおよび部署名の両方がポップアップ表示されるように設定される。これにより、例えば、7行目のいずれかのセルがマウスカーソルで指されると図10に示すように「1006:第6販売所」とポップアップ表示され、10行目のいずれかのセルが指されると「1009:第9販売所」とポップアップ表示されることとなる。なお、各値同士は「:」などの記号で区切られる。
【0030】
複数の行のチェックボックス例えばチェックボックスCG1、CG27にチェックがなされた場合は、項目名(フィールド名)および合計の両方がポップアップ表示されるように設定される。これにより、例えば5列目のいずれかのセルが指されると図11に示すように「5月販売予定:68,240」とポップアップ表示される。
【0031】
行および列の両方にチェックがなされた場合例えばチェックボックスCG1、CR1、CR2にチェックがなされた場合は、項目名(フィールド名)、部門コード、および部署名がポップアップ表示されるように設定される。これにより、例えば25行目9列目のセルが指されると、図12のように「7月販売予定/1024:第24販売所」とポップアップ表示される。なお、行の値と列の値とは「/」などの記号で区切られる。
【0032】
列(カラム)ごとに異なるポップアップ表示の設定を行うことも可能である。例えば、2列目のセルが指されると8列目の情報がポップアップ表示され、7列目のセルが指されると1列目および4列目の情報がポップアップ表示されるように設定することができる。係る設定は、図7に示すフローチャートのような手順で行われる。
【0033】
まず、図5のウィンドウWNをスクロールさせ、2列目が表示されるようにする。2列目の任意の位置にマウスカーソルを合わせ、クリック以外のアクション、例えば、右クリックまたはダブルクリックを行う。これにより、2列目が指定された状態になり、2列目のチェックボックスCR2の色が例えば灰色のようなの淡色に変わる(#211)。または、列を指定するためのアイテム(例えば表TLの各列の列名またはフィールド名をプルダウン表示するメニューなど)を設けておき、これを用いて指定を行うようにしてもよい。
【0034】
ウィンドウWNをスクロールさせ、8列目のチェックボックスCR8が表示されるようにする。そして、このチェックボックスCR8にチェックを入れる(#212)。これにより、2列目に対する設定が完了する。同様の手順を繰り返し(#213でYes)、7列目を指定した状態で(#211)、1列目、4列目のチェックボックスCR1、CR4にチェックを入れて(#212)、7列目に対する設定を行う。
【0035】
このような設定がなされた状態で、7列目に属するいずれかのセル(例えば7行目7列目)が指されると、図13に示すように1列目(部門コード)および4列目(4月販売実績)に関する情報がポップアップ表示される。同様に、2列目のいずれかのセルが指されると、8列目(6月販売実績)に関する情報がポップアップ表示される。
【0036】
また、このような設定を行うことにより、図8(a)に示すような設定情報71が生成される。設定情報71の1列目(左から1番目)の「2列目」および「7列目」という列名は、図4の表TLのうちの、図7のステップ#211において指定された列(設定列)を示している。設定情報71の1行目(1段目)の「1」、「2」、…、「11」も表TLの列名を示している。「○」の記号は、図7のステップ#212においてその列が表示列として指定されたことを示している。例えば、設定情報71の2段目左から9番目の「○」は、表TLの2列目がポイントされた場合に表TLの8列目の情報がポップアップ表示されるように設定されたことを意味する。なお、「×」の記号は、図7のステップ#212においてその列が表示列として指定されなかったことを示している。
【0037】
したがって、設定情報71によると、表TLの2列目のいずれかのセルがポイントされたときは8列目の情報がポップアップ表示され、7列目のいずれかのセルがポイントされたときは1列目および4列目の情報がポップアップ表示されるように設定がなされていることが分かる。なお、設定情報71には、表TLの2、8列目以外の列については設定がなされていないので、これらの列に属するセルをポイントしてもポップアップ表示は行われないことになる。
【0038】
図8(a)の代わりに、図8(b)のように表TLの全ての列の表示/非表示を示す設定情報71Bを生成するようにしてもよい。「○」が設定された個所のみ示す設定情報71Cを図8(c)のように生成してもよい。また、表TLの行についても、上に説明した内容と同様の設定が可能である。
【0039】
次に、本実施形態における表示システム1の処理の流れを、図9のフローチャートを参照して説明する。表データHDTをインターネット上のWebサーバなどから取得する(#11)。ポップアップ表示の設定情報があれば、係る設定情報も取得する(#12)。取得した表データHDTなどに基づいて図4に示すような表TLを定義し、図5に示すように表TLの画面(ウィンドウWN)を表示する(#13)。
【0040】
マウスカーソルの位置を取得する(#14)。マウスカーソルがウィンドウWNの内側かつ表TLの外側(つまりチェックボックスのある設定領域)に位置する場合は(#15でYes)、チェックボックスCR1、CR2、…およびチェックボックスCG1、CG2、…に対するチェックの入力などを受け付ける。そして、チェックの有無に基づいて、ポップアップ表示の設定の処理を行う(#21)。係る処理は、例えば、前に説明した図7のような手順で行われる。
【0041】
マウスカーソルが表TLの内側の領域に位置する場合は(#16でYes)、マウスカーソルがいずれのセルを指しているのかを判別する(#17)。そして、ポップアップ表示の設定がなされている場合は(#18でYes)、判別されたセルの上またはその近傍にポップアップ表示を行う(#19)。ステップ#14〜#19の処理は、ウィンドウWNの表示が続く限り(#20でNo)、適宜繰り返される。なお、ステップ#19で表示されたポップアップは、一定時間(例えば5〜10秒)経過後またはマウスカーソルが再び動かされた場合は、閉じられるようにしてもよい。
【0042】
本実施形態によると、複数の画面に渡って表示させる必要があるような大きなサイズの表であっても、見出し部分に相当する行または列を固定することなくユーザにとって見やすいように表示することができる。また、ポイントされたセルの近くにポップアップによって情報を表示するので、迅速かつ簡単にそれを確認することができる。図7、図8で説明したように表の列または行ごとにそれぞれ異なるポップアップ表示の設定を行うことによって、ポップアップ表示を効率的に利用し、表をより見やすくすることができる。
【0043】
本実施形態では、セルがポイントされたときに、ポップアップを用いて情報を表示したが、ウィンドウの端にポップアップと同じ大きさくらいの領域を設けておき、ここに表示するようにしてもよい。
【0044】
ポップアップ表示は、マウスカーソルによってセルが指されたときに行ったが、文字カーソルまたはセルポインタ(アクティブセルを示すセルカーソル)によってセルが指されたときに行うようにしてもよい。または、ディスプレイ装置の表示面のセルが表示されている部分をライトペンまたは指でタッチされたときに行うようにしてもよい。
【0045】
その他、表示システム1の全体または各部の構成、表TLまたはウィンドウWNの構成および内容、処理内容、処理順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
(付記1)コンピュータにおける表の表示方法であって、
前記表を構成する各セルのデータを記憶装置に記憶しておき、
前記表の全部または一部を表示装置に表示するステップと、
前記表示装置に表示されているセルのうちのユーザによって指定されたセルの属する行および列の少なくともいずれか一方を判別するステップと、
判別されたセルの属する行または列に関する情報を当該行または列に属するいずれかのセルのデータに基づいて前記表示装置に表示するステップと、をコンピュータによって実行する、
ことを特徴とする表の表示方法。
(付記2)表を構成する各セルのデータを記憶する記憶手段と、
前記表の全部または一部を表示する表表示手段と、
表示されているセルのうちのユーザによって指定されたセルの属する行および列の少なくともいずれか一方を判別する判別手段と、
判別されたセルの属する行または列に関するセル情報を当該行または列に属するいずれかのセルのデータに基づいて表示するセル情報表示手段と、
を有することを特徴とする表の表示システム。
(付記3)前記表のいずれかの行または列を選択する選択手段を有し、
前記セル情報表示手段は、前記選択手段によって行が選択された場合は前記判別されたセルの属する列と当該行との交点に位置するセルのデータに基づいて前記セル情報を表示し、列が選択された場合は前記判別されたセルの属する行と当該列との交点に位置するセルのデータに基づいて前記セル情報を表示する、
付記2記載の表示システム。
(付記4)前記セル情報表示手段は、前記判別されたセルの前記セル情報を、当該セルの位置またはその近傍にポップアップによって表示する、
付記2または付記3記載の表示システム。
(付記5)前記選択手段は、前記表の行ごとにそれぞれ対応付けていずれかの行を選択し、または前記表の列ごとにそれぞれ対応付けていずれかの列を選択し、
前記セル情報表示手段は、前記選択手段によって行が選択された場合は前記判別されたセルの属する列と当該セルの属する行に対応付けられた行との交点に位置するセルのデータに基づいて前記セル情報を表示し、列が選択された場合は前記判別されたセルの属する行と当該セルの属する列に対応付けられた列との交点に位置するセルのデータに基づいて前記セル情報を表示する、
付記3または付記4記載の表示システム。
(付記6)表を構成する各セルのデータを記憶する記憶手段を有し、当該表を表示するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
前記表の全部または一部を表示装置に表示する処理と、
前記表示装置に表示されているセルのうちのユーザによって指定されたセルの属する行および列の少なくともいずれか一方を判別する処理と、
判別されたセルの属する行または列に関する情報を当該行または列に属するいずれかのセルのデータに基づいて前記表示装置に表示する処理と、
をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
【0046】
【発明の効果】
本発明によると、従来よりもユーザにとって表を見やすくすることができる。請求項4の発明によると、参照したいセルのフィールド名などをユーザにとって迅速かつ簡単に確認しやすい場所に表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表示システムの外観を示す図である。
【図2】表示システムのハードウェア構成を示す図である。
【図3】表示システムの機能的構成を示す図である。
【図4】表の構成の例を示す図である。
【図5】初期状態のウィンドウの例を示す図である。
【図6】スクロールしたときのウィンドウの例を示す図である。
【図7】ポップアップ表示設定の処理の流れの例を説明するフローチャートである。
【図8】設定情報の例を示す図である。
【図9】表示システムの処理の流れを説明するフローチャートである。
【図10】ポップアップ表示の例を示す図である。
【図11】ポップアップ表示の例を示す図である。
【図12】ポップアップ表示の例を示す図である。
【図13】ポップアップ表示の例を示す図である。
【図14】従来における表の表示の例を示す図である。
【図15】見出し部分を固定した場合のPDAにおける表の表示の例を示す図である。
【符号の説明】
1 表示システム
10d 磁気記憶装置(記憶装置、記憶手段)
10e ディスプレイ装置(表示装置)
103 テーブル表示部(表表示手段)
104 セル判別部(判別手段)
106 ポップアップ表示部(セル情報表示手段)
105 ポップアップ設定部(選択手段)

Claims (5)

  1. コンピュータにおける表の表示方法であって、
    前記表を構成する各セルのデータを記憶装置に記憶しておき、
    前記表の全部または一部を表示装置に表示するステップと、
    前記表示装置に表示されているセルのうちのユーザによって指定されたセルの属する行および列の少なくともいずれか一方を判別するステップと、
    判別されたセルの属する行または列に関する情報を当該行または列に属するいずれかのセルのデータに基づいて前記表示装置に表示するステップと、をコンピュータによって実行する、
    ことを特徴とする表の表示方法。
  2. 表を構成する各セルのデータを記憶する記憶手段と、
    前記表の全部または一部を表示する表表示手段と、
    表示されているセルのうちのユーザによって指定されたセルの属する行および列の少なくともいずれか一方を判別する判別手段と、
    判別されたセルの属する行または列に関するセル情報を当該行または列に属するいずれかのセルのデータに基づいて表示するセル情報表示手段と、
    を有することを特徴とする表の表示システム。
  3. 前記表のいずれかの行または列を選択する選択手段を有し、
    前記セル情報表示手段は、前記選択手段によって行が選択された場合は前記判別されたセルの属する列と当該行との交点に位置するセルのデータに基づいて前記セル情報を表示し、列が選択された場合は前記判別されたセルの属する行と当該列との交点に位置するセルのデータに基づいて前記セル情報を表示する、
    請求項2記載の表示システム。
  4. 前記セル情報表示手段は、前記判別されたセルの前記セル情報を、当該セルの位置またはその近傍にポップアップによって表示する、
    請求項2または請求項3記載の表示システム。
  5. 表を構成する各セルのデータを記憶する記憶手段を有し、当該表を表示するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記表の全部または一部を表示装置に表示する処理と、
    前記表示装置に表示されているセルのうちのユーザによって指定されたセルの属する行および列の少なくともいずれか一方を判別する処理と、
    判別されたセルの属する行または列に関する情報を当該行または列に属するいずれかのセルのデータに基づいて前記表示装置に表示する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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