JP2003057727A - 銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ - Google Patents

銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ

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JP2003057727A
JP2003057727A JP2001242637A JP2001242637A JP2003057727A JP 2003057727 A JP2003057727 A JP 2003057727A JP 2001242637 A JP2001242637 A JP 2001242637A JP 2001242637 A JP2001242637 A JP 2001242637A JP 2003057727 A JP2003057727 A JP 2003057727A
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Atsushi Maruyama
淳 丸山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】銀塩撮影と電子撮像を兼用できるカメラにおい
て、電気部品を効率良く配置することでカメラの小型化
を行うこと。 【解決手段】銀塩撮影に関わる電気部品として、メイン
CPU58と、IFIC64と、EEPROM59とを
まとめて一つの銀塩ユニット102とする。また、電子
撮像に関わる電気部品として、画像処理LSI57と、
フラッシュメモリ62と、SDRAM63とをまとめて
一つのデジタルユニット101とする。このように機能
毎に分けたユニットをカメラ本体100内部に実装す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体像を電気信
号に変換するための電子撮像素子を有する電子撮像装置
と、被写体像を銀塩フィルムに写し込む銀塩撮影装置と
の両方の機能を有する銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平1−114169号公報ま
たは特開平10−108054号公報に開示されている
ように、被写体像を電気信号に変換するための電子撮像
装置と、被写体像を銀塩フィルムに写し込む銀塩撮影装
置との両方を具備し、銀塩撮影に同期して電子撮像を行
い、撮像した電子画像をモニタ画面上に表示するように
した銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラが種々提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
銀塩撮影と電子撮像とを兼用するカメラは、銀塩撮影装
置に関わる電気部品と、電子撮像装置に関わる電気部品
とで構成されており、1つの基板内に全ての部品を納め
ることは困難である。これは、それぞれの電気部品を効
率よくブロック分けしてカメラ内に配置しないと、各部
品同士の配線が長くなり、配線するための実装面積もま
た膨大なものになるということである。結果的に、カメ
ラのサイズが大きくなり、携帯性を損なってしまうこと
になる。しかるに、上記公報には、これらの点において
は全く記載されていなかった。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、銀塩撮影装置に関わる電気部品と電子撮像装置に関
わる電気部品とを効率良く配置することによって、カメ
ラの小型化を図ることができる銀塩撮影及び電子撮像兼
用カメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
は、被写体像を光電変換し記録する電子撮像装置と、被
写体像を銀塩フィルムに記録する銀塩撮影装置とを兼用
したカメラであって、上記銀塩撮影装置に関わる電気部
品をユニット化した銀塩ユニットと、上記電子撮像装置
に関わる電気部品をユニット化したデジタルユニット
と、を有することを特徴とする。
【0006】即ち、本発明による銀塩撮影及び電子撮像
兼用カメラは、銀塩撮影装置に関わる電気部品と、電子
撮像装置に関わる電気部品とをそれぞれ別基板上に実装
することでユニット化したので、各基板をカメラ内部に
効率良く配置して銀塩撮影装置に関わる電気部品と電子
撮像装置に関わる電気部品とを効率良く配置することが
可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。
【0008】図1及び図2は本発明の一実施の形態に係
る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラの外観を示す正面側
及び背面側斜視図である。また、図3は該カメラのブロ
ック構成図を、図4は該カメラに部品が実装された様子
を示す図である。
【0009】まず、図1及び図2を参照して、本一実施
の形態に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ(以下、
適宜、単に「カメラ」と省略する。)の外観について説
明する。
【0010】このカメラ本体100の前面には、後述す
る銀塩フィルム33(図3参照)に被写体像を結像させ
るための撮影光学系である撮影レンズ1と、該撮影レン
ズ1を保持するものであり、カメラ本体100に対して
出入可能となっているレンズ鏡胴2と、後述するICチ
ップ48(図3参照)上に形成されたCMOSイメージ
ャに被写体像を結像させるための撮像光学系である撮像
レンズ3と、被写体を観察するための光学ファインダに
おける対物レンズ4と、上記撮影レンズ1のピント調節
を行う際に被写体までの距離を測定するためのオートフ
ォーカスモジュール5と、被写体に照明光を照射するた
めのストロボ発光窓に取り付けられたパネル6とが配置
されている。
【0011】また、カメラ本体100の上面には、2段
式の押しボタンでなるレリーズボタン7と、上記撮影レ
ンズ1の焦点距離を変更するためのものであって、過去
に撮像された電子画像を閲覧するための画像スクロール
ボタンとしても兼用されているマニュアル式のズームボ
タン8と、フィルム撮影済み駒数、各種モード、及びデ
ート情報などの撮影情報を表示するための、例えば小型
のモノクロ液晶(LCD)パネル9と、押圧する毎にモ
ード解除→セルフモード→リモコンモード→モード解除
を循環的に切り換えるセルフ/リモコンモードボタン1
0と、押圧する毎に低輝度自動発光モード→赤目発光モ
ード→発光オフモード→強制発光モード→夜景モード→
低輝度自動発光モードを循環的に切り換えるストロボモ
ードボタン11と、押圧する毎に過去に撮影された電子
画像が後述するモニタ装置16に表示されて閲覧可能と
なるDSPモードと該DSPモードの解除とを切り換え
るためのDSPモードボタン12と、押圧する毎にハイ
ブリッド撮影モード→構図線モード→フィルムモード→
ハイブリッド撮影モードを循環的に切り換える撮影モー
ドボタン13とが配置されている。
【0012】なお、カメラ本体100の前面には、さら
に、閉じ状態において上記撮影レンズ1を保護するため
のものであり、スライド式の開閉動作に連動して図示し
ないパワースイッチがオン/オフするように構成された
バリア14も設けられている。
【0013】また、カメラ本体100の背面には、上記
光学ファインダにおける接眼窓15と、電子画像や構図
線等を表示するためのモニタ装置16と、内部に図示し
ないフィルムカートリッジが装填されているか否かを視
覚的に確認するためのフィルム確認窓17と、フィルム
カートリッジを装填する際などに開閉される裏蓋18
と、通常撮影モードとパノラマ撮影モードとを切り換え
るためのパノラマ撮影モード切換レバー19と、デート
情報等を設定する際に用いられる第1のデート情報設定
用ボタン20及び第2のデート情報設定用ボタン21と
が配置されている。
【0014】なお、上記撮影モードボタン13により切
り換えられるハイブリッド撮影モード、構図線モード及
びフィルムモードは、それぞれ以下のような撮影モード
となっている。
【0015】まず、ハイブリッド撮影モードは、上記レ
リーズボタン7の押圧によって、銀塩撮影と電子撮像と
を略等しいタイミングで行い、銀塩フィルムに被写体を
露光すると同時に、撮像された電子画像を上記モニタ装
置16に表示するモードである。
【0016】また、構図線モードは、上記ハイブリッド
撮影モードと同様に、上記レリーズボタン7の押圧によ
って、銀塩撮影と電子撮像とを略等しいタイミングで行
うモードであるが、撮像された電子画像を上記モニタ装
置16に表示するときに、表示する画像に構図線(例え
ば3分割法や黄金分割法などが一般的に知られてい
る。)を重畳させて表示するモードである。
【0017】そして、フィルムモードは、電子撮像に係
る回路をオフして、銀塩撮影のみを行うモードである。
このフィルムモードでは、電子撮像に係る回路をオフす
るために、上記ハイブリッド撮影モードや構図線モード
に比べて、電池のエネルギーを節約することができ、そ
の結果として、撮影可能なフィルム本数を増加させ得る
という効果を奏するモードとなっている。
【0018】また、上記バリア14を閉状態から開状態
にすると、沈胴状態にあった上記レンズ鏡胴2がワイド
端(最も短焦点となる撮影位置)にセットアップされる
ようになっている。
【0019】次に、図3を参照して、本実施の形態に係
る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラの内部構成について
説明する。
【0020】まず、銀塩撮影装置に係る部分について説
明する。
【0021】被写体像を銀塩フィルム33に結像させる
ための上記撮影レンズ1は、例えば、正のパワーを有す
るレンズ30と負のパワーを有するレンズ32とを含ん
で構成されており、この撮影レンズ1中に、被写体光束
の通過範囲及び通過時間を規定するためのセクタ31が
配置されている。このセクタ31は、シャッタ駆動機構
36を介して、ソレノイドプランジャ37によって駆動
制御されている。そして、該セクタ31が開いた状態に
なると、銀塩フィルム33上に被写体像が形成されて露
光が行われる。
【0022】上記ソレノイドプランジャ37は、第2ド
ライバ回路67を介して、カメラ本体100の全体の動
作を制御する制御手段であるメインCPU58によって
制御されるようになっている。即ち、メインCPU58
には、インターフェースIC(IFIC)64を介して
測光センサ65が接続されている。そして、この測光セ
ンサ65から出力される被写体輝度値と、図示しないフ
ィルム感度検出回路によって検出された銀塩フィルム3
3のフィルム感度と、図示しないプログラム線図とに基
づいて、上記メインCPU58がシャッタ速度を演算し
て上記第2ドライバ回路67に出力し、これに基づいて
該第2ドライバ回路67がソレノイドプランジャ37に
通電を行うことで、上記演算されたシャッタ速度になる
ように上記シャッタ駆動機構36を介して上記セクタ3
1が駆動制御されるようになっている。なお、上記シャ
ッタ駆動機構36は、上記セクタ31の開閉量を検出す
るための図示しないエンコーダを含んでおり、該エンコ
ーダから出力される信号は、上記IFIC64を介し
て、上記メインCPU58に入力されるようになってい
る。
【0023】また、ズーム・給送駆動機構38は、上記
第2ドライバ回路67により駆動制御される駆動源であ
るモータ(図3中、M3と記す。)39の駆動力を、上
記レンズ30及び32を含んでなる撮影レンズ1のズー
ム駆動と、銀塩フィルム33のフィルム給送とに切り換
え供給するために、上記メインCPU58によって制御
される図示しないメカニカル切換機構を含んで構成され
ている。さらに、このズーム・給送駆動機構38は、銀
塩フィルム33の給送量を検出するためのエンコーダ
と、上記モータ39の駆動量を検出するためのエンコー
ダと、上記撮影レンズ1の焦点距離を検出するためのエ
ンコーダとを含み、これらのエンコーダから出力される
信号は、上記IFIC64を介して、上記メインCPU
58に入力されるようになっている。そして、露光され
た銀塩フィルム33は、上記モータ39の回転状態を検
出するエンコーダの出力によって、その給送量を検出さ
れながら、上記メインCPU58の制御の下、1駒分の
巻き上げ動作が行われるようになっている。さらに、上
記メインCPU58は、このエンコーダの出力を参照し
ながら、上記銀塩フィルム33を1駒分巻き上げている
最中に、デート写し込み装置40によってデート情報を
該銀塩フィルム33に写し込むようになっている。
【0024】一方、オートフォーカスモジュール41
は、図1に示した上記オートフォーカスモジュール5に
対応するものであり、被写体像を2像に分離するための
セパレータ光学系41aと、このセパレータ光学系41
aによる被写体像の結像位置に配置されたラインセンサ
41bと、を有して構成され、公知の位相差法により焦
点検出が行われるようになっている。
【0025】上記メインCPU58は、このオートフォ
ーカスモジュール41から出力される信号に基づいて上
記2像の間隔を求め、合焦位置に駆動するための撮影レ
ンズ1の駆動量データを演算する。そして、その演算さ
れた駆動量となるように、上記第2ドライバ回路を介し
てモータ(図3中、M2と記す。)35を制御し、ピン
ト駆動機構34を介して、上記レンズ30及び32を含
む上記撮影レンズ1の焦点位置を変更する。上記ピント
駆動機構34には、撮影レンズ1の位置を検出するため
のエンコーダが含まれており、このエンコーダから出力
される信号は、上記IFIC64を介して上記メインC
PU58に入力されるようになっている。
【0026】上記測光センサ65、第2ドライバ回路6
7、及び上記各駆動機構中の図示しないエンコーダと、
上記メインCPU58とのインターフェース機能を司ど
る上記IFIC64には、さらに、リモコン受光センサ
66も接続され、該リモコン受光センサ66で受信した
図示しないリモートコントローラからの制御信号を上記
メインCPU58に伝える機能も有している。
【0027】また、上記メインCPU58には、さら
に、スイッチ68が接続されている。このスイッチ68
は、上記レリーズボタン7の半押し操作に連動してオン
する第1レリーズスイッチと、該レリーズボタン7の深
押し操作に連動してオンする第2レリーズスイッチと、
上記バリア14の開閉操作に連動する図示しないパワー
スイッチと、上記デート情報設定用ボタン20及び21
と、上記セルフ/リモコンモードボタン10と、上記ス
トロボモードボタン11と、上記撮影モードボタン13
と、上記DSPモードボタン12と、上記パノラマ撮影
モード切換レバー19などを含む操作スイッチや、その
他の図示しないメカニカル機構により動作する検出スイ
ッチなどの複数のスイッチ類を含んでいる。
【0028】また、上記メインCPU58に接続されて
いるEEPROM59は、工場においてカメラ個々のば
らつきを抑えて出荷するために、カメラ毎の調整値を格
納する不揮発性メモリである。
【0029】次に、電子撮像装置に係る部分について説
明する。
【0030】上記撮像レンズ3は、前述したように、被
写体像をICチップ48上に形成されたCMOSイメー
ジャ上に結像させるためのものであり、例えば正のパワ
ーを有するレンズ43及び45と、負のパワーを有する
レンズ42及び46と、を含んで構成されており、鏡胴
に納まっている。この撮像レンズ3中には、光束の通過
範囲を規定し、不要なフレア等を除去するための固定絞
り44と、カラーバランスを変えることなく減光を行う
NDフィルタ47とが配置されている。上記撮像レンズ
3によりICチップ48のCMOSイメージャ上に結像
された被写体像は、アナログ映像信号に変換され、さら
に該ICチップ48上に形成された図示しない制御回路
によりデジタルイメージデータに変換されて、画像処理
LSI57に出力されるようになっている。
【0031】この画像処理LSI57は、電子ズーム手
段、動画処理手段、ズームマスク作成重畳手段、ズーム
マスク作成手段及びズームマスク重畳手段を兼ねたもの
であって、内部に、RISCプロセッサと種々のハード
ウェアマクロとが内蔵されており、外部メモリとして、
フラッシュメモリ62とSDRAM63とが接続されて
いる。上記RISCプロセッサは、上記フラッシュメモ
リ62に書き込まれたプログラムに従って、上記ハード
ウェアマクロを制御するようになっている。ここで、該
ハードウェアマクロとしては、上記外部メモリ62及び
63を制御するための外部メモリコントローラと、内部
キャッシュメモリと、JPEG圧縮/伸張コントローラ
と、各種の画像処理機能(ゲイン調節、γ補正、画素補
間、RGB/YC変換、輪郭強調、彩度補正及び色調調
整等を含む。)と、OSD(オンスクリーンディスプレ
イ)機能と、外部インターフェース回路(USB60及
びJTAG61)と、LCDドライバ69に出力される
表示用信号の形成回路とが含まれているものとする。
【0032】上記SDRAM63は、画像処理を行う前
の画像や、画像処理を行っている最中の画像を一時的に
記憶するメモリである。
【0033】上記OSD機能は、このSDRAM63に
記憶させた画像データに、ズームマスクやその他の文字
情報等を重ね合わせる機能であり、その詳細については
後述する。
【0034】上記フラッシュメモリ62は、上記RIS
Cプロセッサが実行するプログラムを格納するととも
に、画像処理を行った後に最終的に確定された電子画像
を記憶するための不揮発性のメモリであり、カメラの電
源がオフされても、その記憶内容が保存されるようにな
っている。
【0035】なお、上記NDフィルタ47は、異なる透
過率を有するものが複数用意されており、これらが、N
D駆動機構49を介してステッピングモータ(図3中、
M1と記す。)50によって駆動されて、光路中に挿入
されるようになっている。このNDフィルタ47として
どのような透過率のものを選択するかは、被写体光量に
応じて決定される。上記ステッピングモータ50は、上
記画像処理LSI57から出力される信号に応じて動作
する第1ドライバ回路51により、駆動制御されるよう
になっている。
【0036】また、上記画像処理LSI57から出力さ
れる表示用信号は、LCDドライバ69を介して、例え
ば、図1に示した上記LCDパネル16に対応する反射
型の液晶パネルでなるモニタ手段たるLCDモニタ70
に入力され、該LCDモニタ70上に形成されている表
示セグメントが駆動されて、視覚的な表示を行うように
なっている。
【0037】さらに、上記画像処理LSI57からは、
フロントライト点灯信号が出力されるようになってお
り、このフロントライト点灯信号は、LEDドライバ7
2に入力されて、白色LED73を点灯させる。この白
色LED73から発光された光は、導光板71を通して
上記LCDモニタ70に照射され、補助照明として機能
するようになっている。この白色LED73の明るさ
は、上記LEDドライバ72内に設けられている図示し
ない定電流回路によって、一定となるように制御されて
いる。
【0038】また、上記撮像レンズ3の撮像画角は、ズ
ームレンズでなる上記撮影レンズ1の最も短焦点(いわ
ゆるワイド端)の撮像画角と略同一となっており、レン
ズ30及び32を含んでなる該撮影レンズ1の焦点距離
が、上記ズーム・給送駆動機構38によって変更された
場合には、上記画像処理LSI57によって電子画像を
拡大または縮小(電子ズーム)することにより、上記L
CDモニタ70に表示される電子画像の画角を、上記銀
塩フィルム33に記録される潜像の画角に略一致させる
ようになっている。
【0039】次に、ストロボ装置について説明する。
【0040】トリガ回路55から出力されるトリガ信号
によって、発光管54内に封止されているキセノンガス
が励起されて発光し、その光が反射傘53により反射さ
れ、さらに図1に示した上記パネル6に対応するパネル
52を通過して、被写体に向けて照射される。なお、こ
のストロボ装置の発光画角は、上記撮影レンズ1の最も
短焦点(いわゆるワイド端)の撮像画角や、上記撮像レ
ンズ3の撮影画角と、略同一となるように設定されてい
る。
【0041】ストロボ回路56は、上記メインCPU5
8の制御信号に従って、図示しないストロボ用メインコ
ンデンサの充電処理を行うとともに、上記トリガ回路5
5への発光指示を行うものである。
【0042】また、LCDパネル74は、図1に示した
上記LCDパネル9に対応するものであって、カメラに
係る情報表示を行うための小型の表示装置であり、銀塩
撮影装置に係る情報表示と、電子撮像装置に係る情報表
示とを行い得るようになっている。
【0043】このような構成において、上記画像処理L
SI57と上記メインCPU58とは、データバス75
を介して互いに接続されており、各種のデータの授受を
行うとともに、上記ICチップ48上のCMOSイメー
ジャにより撮像を行うタイミングと上記銀塩フィルム3
3へ露光を行うタイミングとを合わせるための通信等も
行っている。
【0044】そして、本実施の形態では、上記画像処理
LSI57と、上記フラッシュメモリ62と、上記SD
RAM63とを、一つの基板上に実装することで、デジ
タルユニット101として一まとめのユニットとする。
また、上記メインCPU58と、上記EEPROM58
と、上記IFIC64とを、一つの基板上に実装するこ
とで、銀塩ユニット102として一まとめのユニットと
するものである。
【0045】図4は、カメラにそのようにして電気部品
が実装された様子を示す概略図である。
【0046】即ち、本実施の形態では、両面フレキシブ
ル基板に実装された銀塩ユニット102がカメラ内部の
正面左に配置され、多層硬質基板に実装されたデジタル
ユニット101がカメラ内部の底部に配置されている。
そして、両ユニット間同士の配線はデータバス75を用
いるのみで接続が可能である。なお、銀塩ユニット10
2は、少なくとも図3において破線で囲まれた範囲の部
品を含む。つまり、メインCPU58、EEPROM5
9及びIFIC64を含むものである。また、デジタル
ユニット101は、少なくとも図3において破線で囲ま
れた範囲の部品を含む。つまり、画像処理LSI57、
フラッシュメモリ62及びSDRAM63を含むもので
ある。なお、上記デジタルユニット101及び上記銀塩
ユニット102に前述した以外の電気部品を含ませるこ
とも可能である。
【0047】また、上記デジタルユニット101及び上
記銀塩ユニット102の配置は、これに限定されるもの
ではなく、それぞれ、カメラ本体100内部の上面、底
部、正面左、正面右のどこに配置されても良いことは勿
論である。
【0048】以上説明したように本実施の形態による銀
塩撮影及び電子撮像兼用カメラによれば、銀塩撮影装置
に関わる電気部品と、電子撮像装置に関わる電気部品と
をそれぞれユニット化して別基板上に配置することで、
より効率のよい電子部品の配置を行うことができる。
【0049】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は前述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能なことは勿論である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の銀塩撮影
及び電子撮像兼用カメラによれば、銀塩撮影装置に関わ
る電気部品と電子撮像装置に関わる電気部品とを効率良
く配置することによって、カメラの小型化を図ることが
できる銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラを提供すること
ができる。
【0051】即ち、電気部品を銀塩撮影を行う銀塩ユニ
ットと電子撮像を行うデジタルユニットとに分けて実装
しているため、ユニット間で無駄な配線が発生しない。
従って、カメラの小型化が可能になる。
【0052】また、電気部品を銀塩ユニットとデジタル
ユニットという具合に機能毎に分けているため、それぞ
れのユニットが故障しても、その故障したユニットだけ
を交換すれば良いため、全体を交換するよりも作業効率
が良く、修理費用も安く済むという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る銀塩撮影及び電子
撮像兼用カメラの外観正面斜視図である。
【図2】一実施の形態に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用
カメラの外観背面斜視図である。
【図3】一実施の形態に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用
カメラのブロック構成図である。
【図4】銀塩ユニット及びデジタルユニットをカメラに
実装する際の例を示す図である。
【符号の説明】
57 画像処理LSI 58 メインCPU 59 EEPROM 62 フラッシュメモリ 63 SDRAM 64 インターフェースIC(IFIC) 75 データバス 100 カメラ本体 101 デジタルユニット 102 銀塩ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を光電変換し記録する電子撮像
    装置と、被写体像を銀塩フィルムに記録する銀塩撮影装
    置とを兼用したカメラであって、 上記銀塩撮影装置に関わる電気部品をユニット化した銀
    塩ユニットと、 上記電子撮像装置に関わる電気部品をユニット化したデ
    ジタルユニットと、 を有することを特徴とする銀塩撮影及び電子撮像兼用カ
    メラ。
  2. 【請求項2】 上記各ユニットは、少なくともコントロ
    ーラを含むことを特徴とする請求項1に記載の銀塩撮影
    及び電子撮像兼用カメラ。
  3. 【請求項3】 上記コントローラは、CPUを含むこと
    を特徴とする請求項2に記載の銀塩撮影及び電子撮像兼
    用カメラ。
  4. 【請求項4】 上記各ユニットは、少なくともメモリを
    含むことを特徴とする請求項1に記載の銀塩撮影と電子
    撮像兼用カメラ。
  5. 【請求項5】 上記各ユニットは、カメラ内部の上面、
    下面及び前面の何れかに配置されることを特徴とする請
    求項1に記載の銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ。
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