JP2003057076A - データ記録装置 - Google Patents

データ記録装置

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JP2003057076A
JP2003057076A JP2001243807A JP2001243807A JP2003057076A JP 2003057076 A JP2003057076 A JP 2003057076A JP 2001243807 A JP2001243807 A JP 2001243807A JP 2001243807 A JP2001243807 A JP 2001243807A JP 2003057076 A JP2003057076 A JP 2003057076A
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    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
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    • GPHYSICS
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    • G07C5/085Registering performance data using electronic data carriers
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2223/00Indexing scheme associated with group G05B23/00
    • G05B2223/04Detection of intermittent failure

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の記録領域に種々の異常や故障に関する
重要なデータを効率よく記録させることができるように
したデータ記録装置を提供する。 【解決手段】 機器およびその運転状態を示すデータ
の少なくともいずれかの異常を検出し、前記機器および
データの少なくともいずれかの異常が検出されたとき、
その異常の種類を判別し(S100)、前記データが、
前記判別された異常の種類とともに所定のデータ記録領
域に既に記録されているか否か判断し(S102)、前
記データが、前記判別された異常の種類とともに所定の
データ記録領域に未だ記録されていないと判断されたと
き、前記データを前記判別された異常の種類とともに前
記所定のデータ記録領域に記録する(S104)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデータ記録装置に
関し、より詳しくは機器の運転状態を示すデータを記録
するデータ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データ記録装置としては、例えば特開平
6−18293号公報記載の技術が知られている。この
データ記録装置にあっては、リングバッファ内に一時的
に格納した測定データを、通常は所定の間隔で間引きつ
つ所定の記録領域(記録手段)に転送して記録すると共
に、測定データが設定範囲外となったときはトリガを発
生し、トリガの発生前後にあっては、格納したデータを
間引くことなく所定の記録領域に転送して記録するよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなデータ記録
装置によって記録されたデータを、機器の異常の原因解
析などに用いる場合、対象機器における異常の発生を上
記トリガの発生条件として設定することが考えられる。
【0004】機器の異常や故障については、それらに関
するデータを所定の記録領域にそれぞれ種類ごとに記録
できることが望ましい。ところが、機器の異常には、一
過性のもの(ノイズなどに起因して一時的に確認される
ものや、特定の運転状態、例えば極端な高負荷運転のと
きなどに一時的に発生する異常であって、経時的に見て
自己回復する可能性の高いもの。換言すれば、異常と正
常を繰り返し発生する可能性(再現性)の高いもの。以
下「異常」という)と、そうでないもの(継続的であ
り、一旦発生してしまうと自己回復の見込みが少なく再
現性の乏しいもの。以下「故障」と呼ぶ)があり、この
一過性の異常は一般に複数回繰り返されることが多く、
上記のように異常の発生をトリガの発生条件とすれば、
同様な異常に関するデータが複数回記録されることとな
る。このため、記録領域の容量を浪費してしまい、他の
異常や故障に関わる重要なデータを記録できなくなると
いった問題があった。
【0005】この問題を解決するため、機器の異常が一
過性の異常なのか故障なのかを正確に判断し、故障と確
定されたときを上記トリガとしてデータを記録すること
も考えられるが、このように構成すると一過性の異常に
関するデータを記録することができなくなる。
【0006】また、一般に機器の異常や故障の原因解析
においては、異常や故障の発生後のデータよりも、異常
(後に故障と確定されるものも含む)の発生から所定時
間前のデータ、特に、正常な状態から異常(故障)発生
へと移行する過渡期の情報を含むデータが重要となる。
しかしながら、機器の異常を故障と確定するにはある程
度の時間を要するのが通常であるため、機器の異常を故
障と確定してからでは異常(故障)発生から所定時間前
のデータが得られないといった不具合があった。
【0007】異常(故障)発生の所定時間前から異常が
故障と確定されるまでの期間にわたってデータを記録し
続ければ、上記不具合を解消することもできるが、この
場合、原因解析に関して特に重要でない異常や故障の発
生後のデータ、即ち異常が故障と確定されるまでの期間
のデータまで記録されることとなり、記録領域の容量の
浪費という問題を解決できるものではなかった。
【0008】また、過渡期のデータが重要となることか
ら、再現性の高い(即ち、同様な過渡期が繰り返し発生
する可能性の高い)一過性の異常よりも、再現性の低い
(即ち、同様な過渡期が今後発生しないであろう)故障
に関するデータを優先的に記録することが望ましい。
【0009】従って、この発明の目的は上記した課題を
解決し、所定の記録領域に種々の異常や故障に関する重
要なデータを効率よく記録させることができるようにし
たデータ記録装置を提供することにある。さらには、特
に故障の過渡期に関するデータを効率よく記録させるこ
とができるようにしたデータ記録装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、請求項1項において、機器の運転状
態を示すデータを記録するデータ記録装置において、前
記機器およびデータの少なくともいずれかの異常を検出
する異常検出手段、前記機器およびデータの少なくとも
いずれかの異常が検出されたとき、前記異常の種類を判
別する異常種類判別手段、前記データが、前記判別され
た異常の種類とともに所定のデータ記録領域に記録され
ているか否か判断する記録内容判断手段、および前記デ
ータが、前記判別された異常の種類とともに所定のデー
タ記録領域に記録されていないと判断されたとき、前記
データを前記判別された異常の種類とともに前記所定の
データ記録領域に記録するデータ記録手段、を備えるよ
うに構成した。
【0011】機器およびその運転状態を示すデータの少
なくともいずれかの異常を検出し、前記機器およびデー
タの少なくともいずれかの異常が検出されたとき、その
異常の種類を判別し、前記データ、具体的にはその異常
内容が、前記判別された異常の種類とともに所定のデー
タ記録領域に既に記録されているか否か判断し、前記デ
ータが、前記判別された異常の種類とともに所定のデー
タ記録領域に未だ記録されていないと判断されたとき、
前記データを前記判別された異常の種類とともに前記所
定のデータ記録領域に記録するように構成したので、一
過性の異常のように繰り返し発生する可能性のある事象
に関する同様なデータが複数回記録されるのを防止でき
る。このため、所定の記録領域に種々の異常や故障に関
する重要なデータを効率よく記録させることができる。
また、別言すれば、記録領域の容量を少なくすることが
可能であり、コストの抑制という効果も期待することが
できる。
【0012】また、請求項2項においては、機器の運転
状態を示すデータを記録するデータ記録装置において、
前記機器およびデータの少なくともいずれかの異常を検
出する異常検出手段、前記機器およびデータの少なくと
もいずれかの異常が検出されたとき、前記データを順次
所定のデータ記録領域に記録するデータ記録手段、前記
機器およびデータの少なくともいずれかの異常が検出さ
れたとき、所定の条件に基づいて前記異常を前記機器の
故障と確定する故障確定手段、および所定の時点におい
て、前記異常が前記故障と確定されているか否か判断す
ると共に、前記異常が前記故障と確定されていないと
き、前記故障と確定されていない異常が検出されたとき
に記録された前記データを消去するデータ消去手段、を
備えるように構成した。
【0013】機器およびその運転状態を示すデータの少
なくともいずれかの異常を検出し、前記機器およびデー
タの少なくともいずれかの異常が検出されたとき、前記
データを順次所定のデータ記録領域に記録すると共に、
所定の条件に基づいて前記異常を前記機器の故障と確定
し、さらに、所定の時点において、前記異常が前記故障
と確定されているか否か判断すると共に、前記異常が前
記故障と確定されていないとき、前記故障と確定されて
いない異常が検出されたときに記録された前記データを
消去するように構成したので、所定の記録領域に種々の
故障に関する重要なデータを効率よく記録させることが
できる。また、別言すれば、記録領域の容量を少なくす
ることが可能であり、コストの抑制という効果も期待す
ることができる。
【0014】さらに、所定の時点において異常が故障と
確定されているか否か判断し、故障と確定されていない
ときにはその異常に対応するデータを消去するように構
成した、換言すれば、所定の時点前にあっては、異常が
故障と確定されているか否かに関わらず記録されたデー
タを残存させるように構成したので、故障と確定される
に至らなかった異常についても、その原因解析が可能と
なる。
【0015】また、請求項3項においては、さらに、前
記データを所定の周期でサンプリングして時系列データ
として格納する時系列データ格納手段、を備えると共
に、前記データ記録手段は、前記機器およびデータの少
なくともいずれかの異常が検出された時点から所定時間
前までの前記時系列データを記録するように構成した。
【0016】前記データを所定の周期でサンプリングし
て時系列データとして格納し、前記機器およびデータの
少なくともいずれかの異常が検出された時点から所定時
間前までの前記時系列データを記録するように構成した
ので、異常や故障の原因解析に重要なデータ、特に過渡
期におけるデータを効率よく記録させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に即してこの発明
の実施の形態に係るデータ記録装置を説明する。
【0018】図1はその装置の構成を示す概略図であ
る。
【0019】以下説明すると、データ記録装置1は機器
の運転状態を示すデータを記録してその異常や故障の解
析に用いられるものであり、具体的には、ECU(電子
制御ユニット)2からなる。ECU2は、CPU3,R
OM4,RAM5、入力回路6、およびA/D変換器7
からなるマイクロコンピュータから構成される。
【0020】ECU2は車両(図示せず)の適宜位置に
搭載され、内燃機関や自動変速機などの制御対象機器の
動作を制御すると共に、それらに関するデータを記録す
る。以下、ECU2が自動変速機の制御装置として構成
され、さらに、機器、即ち自動変速機やセンサ類などの
異常や故障の解析に用いられる場合を例にとって説明す
る。
【0021】ここで、図2を参照し、上記した自動変速
機の制御装置を説明する。
【0022】同図において符号Tは自動変速機(以下
「トランスミッション」という)を示す。トランスミッ
ションTは車両(図示せず)に搭載されてなると共に、
前進5速および後進1速の平行軸式の有段自動変速機か
らなる。
【0023】トランスミッションTは、内燃機関(以下
「エンジン」という)Eのクランクシャフト10にロッ
クアップ機構Lを有するトルクコンバータ12を介して
接続されたメインシャフト(入力軸)MSと、このメイ
ンシャフトMSに複数のギヤ列を介して接続されたカウ
ンタシャフト(出力軸)CSとを備える。
【0024】メインシャフトMSには、1速から5速、
およびリバースの各変速段に対応したメインギヤ14,
16,18,20,22、および24がそれぞれ支持さ
れる。また、カウンタシャフトCSには、1速から5速
の各メインギヤに噛合するカウンタギヤ28,30,3
2,34,36、および、リバース用のメインギヤ24
にリバースアイドルギヤ40を介して接続されるリバー
ス用のカウンタギヤ42が支持される。
【0025】上記において、各メインギヤと各カウンタ
ギヤを、各変速段用の油圧クラッチC1,C2,C3,
C4R、およびC5でメインシャフトMSとカウンタシ
ャフトCSに適宜結合することにより、任意の変速段を
確立する。
【0026】また、カウンタシャフトCSの回転は、フ
ァイナルドライブギヤ46およびファイナルドリブンギ
ヤ48を介してディファレンシャルDに伝達され、それ
から左右のドライブシャフト50,50を介し、エンジ
ンEおよびトランスミッションTが搭載される車両(図
示せず)の駆動輪W,Wに伝達される。
【0027】車両運転席(図示せず)のフロア付近には
シフトレバー54が設けられ、運転者の操作によって8
種のレンジ、P,R,N,D5,D4,D3,2,1の
いずれかが選択される。また、シフトレバー54には、
図示しないオーバドライブスイッチや、通常走行と高出
力を期待する高出力走行とを切り替える走行モード切り
替えスイッチが設けられる。
【0028】エンジンEの吸気路(図示せず)に配置さ
れたスロットルバルブ(図示せず)の付近には、スロッ
トル開度センサ56が設けられ、スロットル開度THを
示す信号を出力する。またファイナルドリブンギヤ48
の付近には車速センサ58が設けられ、車速Vを示す信
号を出力する。
【0029】更に、カムシャフト(図示せず)の付近に
はクランク角センサ60が設けられ、エンジン回転数N
Eを示す信号を出力する。また、エンジンEの吸気路の
スロットルバルブ配置位置の下流には絶対圧センサ62
が設けられ、吸気管内絶対圧(エンジン負荷)PBAを
示す信号を出力する。
【0030】また、メインシャフトMSの付近には第1
の回転数センサ64が設けられ、メインシャフトMSの
回転に対応した入力軸回転数NMを示す信号を出力する
と共に、カウンタシャフトCSの付近には第2の回転数
センサ66が設けられ、カウンタシャフトCSの回転に
対応した出力軸回転数NCを示す信号を出力する。
【0031】さらに、車両運転席付近に装着されたシフ
トレバー54の付近にはシフトレバーポジションセンサ
68が設けられ、前記した8種のポジション(レンジ)
の中、運転者によって選択されたポジションを示す信号
を出力される。さらに、シフトレバー54の付近にはオ
ーバドライブスイッチや走行モード切り替えスイッチ
(共に図示せず)が設けられ、ON・OFF信号を出力
する。
【0032】さらに、トランスミッションT、あるいは
その付近の適宜位置には温度センサ70が設けられ、油
温(Automatic Transmission Fluid温度。作動油温)T
ATFに比例した信号を出力すると共に、車両運転席床
面に配置されたブレーキペダル(図示せず)の付近には
ブレーキスイッチ72が設けられ、運転者によってブレ
ーキペダルが踏まれると、ON信号を出力する。さら
に、エンジンEの付近には、冷却水温TWに比例した信
号を出力する水温センサ74が設けられる。
【0033】これらセンサ56などの出力は、前記した
ECU2に送られる。ECU2のCPU3は、入力した
各種信号に応じて登坂用や降坂用などのシフトスケジュ
ールが記載された複数のマップを選択すると共に、選択
されたマップを車速Vとスロットル開度THから検索し
て変速比を決定し、出力回路90および電圧供給回路
(図示せず)を介して油圧制御回路Oに配置されたシフ
トソレノイド(電磁ソレノイド)SL1からSL5を励
磁・非励磁して各油圧クラッチの切り替え制御を行う。
また、リニアソレノイドSL6からSL8を励磁・非励
磁してトルクコンバータ12のロックアップ機構Lの動
作及び各クラッチの油圧を制御する。尚、これら制御の
詳細はこの発明の要旨と直接の関係を有しないため、説
明を省略する。
【0034】図1の説明に戻ると、入力回路6には、前
記したセンサ56などのセンサ群が接続される。入力回
路6に入力されたセンサ56などの出力は、A/D変換
器7を介してCPU3に入力される。
【0035】また、CPU3は、ROM4に予め記憶さ
れた制御プログラムに従い、各種入力信号や内部演算さ
れた値、例えば変速比などを所定の周期でサンプリング
すると共に、サンプリングした各種入力信号や演算値
(以下これらを総称して「データ」という)をトランス
ミッションTの運転状態を示す時系列データとして、R
AM5に所定(あるいは可変)の間隔で間引きつつ随時
書き込んで(更新して)格納する。尚、このRAM5へ
のデータ格納動作の詳細はこの発明の要旨と直接の関係
を有しないため、説明を省略する。
【0036】また、CPU3は、データの異常が検出さ
れたとき、特定の条件の場合を除いて、上記の如く随時
行われるRAM5へのデータの更新を禁止する。これに
より、データの異常が検出された時点よりも前の時系列
データをRAM5に記録する。
【0037】次いで図3フロー・チャートを参照し、デ
ータ記録装置1の動作である、RAM5へのデータの記
録および検出された異常の故障確定について説明する。
尚、図示のプログラムは、例えば10msecごとに実
行される。
【0038】以下説明すると、S10において故障確定
済か否か判断する。ここで、故障確定済とは、後述する
ステップで、検出された異常が所定の条件に基づいて故
障と確定されるに至った状態をいう。S10で肯定され
て故障確定済と判断されるときは以降の処理をスキップ
すると共に、否定されるときは次いでS12に進み、上
記したデータの異常が検出されているか否か判断する。
【0039】具体的には、各データのうちセンサ出力に
ついて図4タイム・チャートに示すような異常を示すし
きい値を予め設定しておき、そのしきい値とサンプリン
グしたセンサ出力の今回値を比較することなどにより判
断する。尚、シフトレバーポジションセンサ68につい
ては、シフトレバー位置を示す信号が2つ以上同時に出
力されていないかによって判断する。また、変速比やソ
レノイド出力などのCPU3で内部演算された値の異常
は、制御値と検出値を比較することによって判断する。
【0040】S12で否定されてデータの異常が検出さ
れていないと判断されるときはS14に進み、正常であ
ると判定して終了する。他方、肯定されてデータの異常
が検出されていると判断されるときは次いでS16に進
み、異常検出開始か否か判断する。具体的には、今回初
めて異常が検出されたか否か、即ち、図4に示す異常検
出時点t1か否か判断する。
【0041】S16で肯定されて異常検出開始と判断さ
れるときは、次いでS18に進んでデータの記録を実行
する。
【0042】図5は、上記したデータの記録の具体的な
処理を示すサブルーチン・フロー・チャートである。同
図を参照して説明すると、まずS100において、図3
フロー・チャートのS12で検出された異常の種類を判
別する。例えば、シフトレバーポジションセンサ68か
らのポジション信号の異常なのか、あるいは水温センサ
74からの水温TWを示す信号の異常なのかなどを判別
すると共に、異常の具体的な状態(例えば水温センサ7
4の出力が高過ぎ(あるいは低過ぎ))を判別する。
【0043】次いでS102に進み、S100で判別さ
れた異常の種類と同じ種類の異常に関するデータが、R
AM5に既に記録されているか否か判断する。否定され
て未だ同様な異常に関するデータが記録されていないと
判断されるときはS104に進み、RAM5へのデータ
の更新を禁止する。具体的には、上述したようにRAM
5へのデータの更新を禁止し、よって異常が検出された
時点、即ち図4に示す異常検出時点t1よりも所定時間
前まで(データ記録時間T1。例えば6秒)の時系列デ
ータを記録する。
【0044】ここで、RAM5は図6に示すようにA,
Bの2つの領域に大別されると共に、A領域はさらに、
A1,A2,A3の3つの領域に細分され、データは、
この3つの領域A1,A2,A3のいずれか1つの空き
領域に随時更新されつつ格納される。従って、図5フロ
ー・チャートのS104においては、データの更新を禁
止することにより、A1,A2,A3のうちのいずれか
1つの領域にデータを記録することとなる。
【0045】また、RAM5はバックアップされたバッ
ファメモリで構成され、エンジンEの停止後も記録され
たデータを保持する。尚、A1,A2,A3の3つの領
域全てにデータが記録されたときは、図示しないプログ
ラムによってデータのサンプリングそのものを停止す
る。
【0046】図7を参照して記録されるデータについて
詳しく説明すると、図示の如く、データはI群とII群に
大別されると共に、A1,A2,A3のそれぞれの領域
に各データごとに設けられたアドレスに記録される。
【0047】上記でI群とは、短期間の時系列的にみて
あまり変動量の大きくないデータ群であり、異常検出時
点t1において1サンプルのみ記録される。具体的なデ
ータとしては、S100で判別された異常の種類(具体
的にはそれを特定の規格に基づいてコード化した故障コ
ード)、異常検出時点t1における選択マップ、走行距
離、および水温TWなどが該当する。S102では、こ
こに記録された異常の種類とS100で判別された異常
の種類を対比することによって判断されることとなる。
【0048】また、II群とは、短期間の時系列的にみて
比較的変動量の大きいデータやトランスミッションTの
制御に重要なデータからなるデータ群であり、異常検出
時点t1から所定時間前まで(データ記録時間T1)の
時系列データとして記録される。具体的には、所定(あ
るいは可変)の間隔で間引きながら格納された15サン
プルを記録する。
【0049】具体的なデータとしては、上記したセンサ
群の出力信号の他、データ間隔(前記した所定あるいは
可変の間引き間隔〔msec〕)や各ソレノイドSL1
〜SL8の電源電圧と出力信号、および、CPU3で内
部演算された変速比やトルクコンバータ12の滑り率
(エンジン回転数NEと入力軸回転数NMから算出)な
どが該当する。また、ポジション信号1,2とは、具体
的には、ポジション信号1がシフトレバーポジションセ
ンサ68からのポジション信号を示し、ポジション信号
2がオーバドライブスイッチや走行モード切り替えスイ
ッチの出力信号を示す。
【0050】図5フロー・チャートの説明に戻ると、S
102で肯定されて既に同じ種類の異常に関するデータ
がRAM5に記録されていると判断されるときは、以降
の処理をスキップしてデータの記録を実行せずに終了す
る。前記した特定の条件の場合とは、これを意味する。
【0051】このように、この実施の形態にあっては、
検出された異常の種類を判別し、判別された異常の種類
と同じ異常に関するデータが既にRAM5に記録されて
いるときは記録を実行しないようにしたので、一過性の
異常のような繰り返し発生する可能性のある事象に関す
る同様なデータが、複数回記録されるのを防止できる。
このため、所定の記録領域(RAM5)に種々の異常や
故障に関する重要なデータを効率よく記録させることが
できる。また、別言すれば、RAM5の容量を少なくす
ることが可能でもあり、コストの抑制という効果も期待
することができる。
【0052】図3フロー・チャートの説明に戻ると、S
16で否定されるときはS20に進み、故障確定時間T
2(例えば1秒。図4に示す)が経過したか否か判断す
る。この判断は、より具体的には、S16で異常検出開
始と判断されたときに1秒に設定されたタイマ(ダウン
カウンタ)をスタートさせ、タイマ値が零に達したか否
かにより行われる。尚、これが前記した所定の条件であ
る。
【0053】ここで否定されて故障確定時間T2が経過
していないと判断されるときはS22に進み、故障検出
中と判定して終了する。一方、肯定されて故障確定時間
T2が経過したと判断されるときはS24に進み、検出
された異常を故障と確定すると共に、S26に進んで故
障と確定したことを示す故障確定情報を前記したRAM
5のB領域に記録する。
【0054】このように、この実施に形態において「故
障」とは、検出された異常のうち、故障確定時間T2に
わたって継続したものを意味する。即ち、経時的にみて
も自己回復する可能性が低く、再現性が低い、別言すれ
ば、今後測定を続けても解析に重要な過渡期におけるデ
ータが得られ難いであろう異常を意味する。
【0055】次いで図8フロー・チャートを参照し、デ
ータ記録装置1の他の動作であるRAM5のA領域に記
録されたデータの消去について説明する。尚、図示のプ
ログラムは、車両に設けられたイグニッション・スイッ
チ(図示せず)がONされたときに1回実行される。
【0056】以下説明すると、S200においてRAM
5のA領域のA1,A2,A3のいずれかの領域にデー
タが記録されているか否か判断する。ここで否定されて
データが記録されていないと判断されるときは以降の処
理をスキップすると共に、肯定されるときはS202に
進む。
【0057】S202では、RAM5のA領域に存在す
るデータが記録されたときの異常が、故障と確定されて
いるか否かを、RAM5のB領域に記録された故障確定
情報に基づいて判断する。そして、ここで否定され、記
録されたデータに対応する異常が故障と確定されていな
いと判断されるときは次いでS204に進み、RAM5
のA領域のいずれかに記録された対応するデータを消去
する。
【0058】他方、否定されて対応する異常が故障と確
定されていると判断されるときは、S204をスキップ
してそのデータを保持する。
【0059】このように、この実施の形態にあっては、
一過性の異常に関するデータは定期的に必ず消去すると
共に、確定された故障に関するデータは保持するように
構成したので、所定の記録領域に種々の故障に関する重
要なデータ(特に過渡期におけるデータ)を効率よく記
録させることができる。また、RAM5の容量を小さく
することが可能となるため、コストを抑制することも可
能となる。
【0060】また、所定の時点、即ちイグニッション・
スイッチがONされたときに、異常が故障と確定されて
いるか否か判断し、故障と確定されていないときにはそ
の異常に関するデータを消去するようにした、換言すれ
ば、所定の時点前にあっては、異常が故障と確定されて
いるか否かに関わらず記録されたデータは残存させるよ
うにしたので、故障と確定されるに至らなかった異常に
ついても、その原因解析が可能となる。
【0061】さらに、RAM5に記録するデータを、異
常検出時点t1から所定時間前まで(データ記録時間T
1)のデータに限定したことから、異常や故障の原因解
析に重要となる、異常が検出されるに至るまでの過渡期
を含む異常発生以前のデータのみを、所定の記録領域に
効率よく記録させることができる。
【0062】換言すれば、データの記録を実行するトリ
ガの発生時期を、異常が故障と確定されるに至った故障
確定時点t2(図4に示す)ではなく異常検出時点t1
としたことから、異常や故障の原因解析にあまり重要で
ない故障確定時間T2にわたる異常発生後のデータを記
録する必要がない。このため、RAM5の記録領域の浪
費を防止することができることから、データ記録時間T
1におけるサンプル数を増加することが可能となり、異
常や故障の原因解析にとって重要なデータ(特に過渡期
におけるデータ)を効率よく記録させることができる。
【0063】以上のように、この実施の形態にあって
は、機器(トランスミッションT)の運転状態を示すデ
ータ(センサ群の出力信号や内部演算値など)を記録す
るデータ記録装置1において、前記機器およびデータの
少なくともいずれかの異常を検出する異常検出手段(E
CU2,S12)、前記機器およびデータの少なくとも
いずれかの異常が検出されたとき、前記異常の種類を判
別する異常種類判別手段(ECU2,S18,S10
0)、前記データが、前記判別された異常の種類ととも
に所定のデータ記録領域(RAM5、具体的にはそのA
領域のA1,A2,A3のいずれか)に記録されている
か否か判断する記録内容判断手段(ECU2,S18,
S102)、および前記データが、前記判別された異常
の種類とともに所定のデータ記録領域に記録されていな
いと判断されたとき、前記データを前記判別された異常
の種類とともに前記所定のデータ記録領域に記録するデ
ータ記録手段(ECU2,S18,S104)を備える
ように構成した。
【0064】また、機器(トランスミッションT)の運
転状態を示すデータセンサ群の出力信号や内部演算値な
ど)を記録するデータ記録装置1において、前記機器お
よびデータの少なくともいずれかの異常を検出する異常
検出手段(ECU2,S12)、前記機器およびデータ
の少なくともいずれかの異常が検出されたとき、前記デ
ータを順次所定のデータ記録領域(RAM5、具体的に
はそのA領域のA1,A2,A3のいずれか)に記録す
るデータ記録手段(ECU2,S18,S100からS
104)、前記機器およびデータの少なくともいずれか
の異常が検出されたとき、所定の条件(検出された異常
が故障確定時間T2にわたって継続しているか否か)に
基づいて前記異常を前記機器の故障と確定する故障確定
手段(ECU2,S20,S24)、および所定の時点
(イグニッション・スイッチがONされたとき)におい
て、前記異常が前記故障と確定されているか否か判断す
る(ECU2,S202)と共に、前記異常が前記故障
と確定されていないとき、前記故障と確定されていない
異常が検出されたときに記録された前記データを消去す
るデータ消去手段(ECU2,S204)を備えるよう
に構成した。
【0065】さらに、前記データを所定の周期でサンプ
リングして時系列データとして格納する時系列データ格
納手段(ECU2、RAM5)を備えると共に、前記デ
ータ記録手段は、前記機器およびデータの少なくともい
ずれかの異常が検出された時点(異常検出時点t1)か
ら所定時間前まで(データ記録時間T1)の前記時系列
データを記録するように構成した。
【0066】また、上記において、データ記録装置1を
自動変速機(トランスミッションT)の制御装置を例に
とって説明したが、他の制御装置においても妥当するも
のである。
【0067】また、RAM5のA領域をA1,A2,A
3の3つの領域に分割したが、2つでも良いし、4つ以
上に分割しても良い。さらに、それに記録するデータも
上記に限られるものではない。
【0068】また、RAM5におけるデータの更新を禁
止することによってデータを記録するようにしたが、R
AM5の他に随時更新可能なデータ格納用のRAMを設
け、異常が検出されたときに、このデータ格納用のRA
Mに格納されたデータをRAM5に記録するようにして
も良い。
【0069】また、サンプリングしたデータを所定の間
隔で間引きつつRAM5に格納するようにしたが、間引
く間隔は上述したように可変としても良く、例えば、異
常検出時点t1に近付くほど間引く回数を少なくし、異
常検出時点t1から離れるほど間引く回数を多くするこ
とで、過渡期の情報をより克明に記録することができ
る。
【0070】また、故障の確定を、異常が故障確定時間
T2にわたって継続したか否かで判断するように構成し
たが、異常の程度、即ち正常値とどれだけ離れているか
によって判断するようにしても良い。
【0071】また、異常が故障と確定されるに至った場
合は、それに関するデータを保持し続けるようにした
が、機器の修理などにより故障の原因が改善されたとき
には、適宜な方法で消去しても良いのは言うまでもな
い。
【0072】
【発明の効果】請求項1項にあっては、機器およびその
運転状態を示すデータの少なくともいずれかの異常を検
出し、前記機器およびデータの少なくともいずれかの異
常が検出されたとき、その異常の種類を判別し、前記デ
ータが、前記判別された異常の種類とともに所定のデー
タ記録領域に既に記録されているか否か判断し、前記デ
ータが、前記判別された異常の種類とともに所定のデー
タ記録領域に未だ記録されていないと判断されたとき、
前記データを前記判別された異常の種類とともに前記所
定のデータ記録領域に記録するように構成したので、一
過性の異常のように繰り返し発生する可能性のある事象
に関する同様なデータが複数回記録されるのを防止でき
るため、所定の記録領域に種々の異常や故障に関する重
要なデータを効率よく記録させることができる。また、
別言すれば、記録領域の容量を少なくすることが可能で
あり、コストの抑制という効果も期待することができ
る。
【0073】請求項2項にあっては、機器およびその運
転状態を示すデータの少なくともいずれかの異常を検出
し、前記機器およびデータの少なくともいずれかの異常
が検出されたとき、前記データを順次所定のデータ記録
領域に記録すると共に、所定の条件に基づいて前記異常
を前記機器の故障と確定し、さらに、所定の時点におい
て、前記異常が前記故障と確定されているか否か判断す
ると共に、前記異常が前記故障と確定されていないと
き、前記故障と確定されていない異常が検出されたとき
に記録された前記データを消去するように構成したの
で、所定の記録領域に種々の故障に関する重要なデータ
を効率よく記録させることができる。また、別言すれ
ば、記録領域の容量を少なくすることが可能であり、コ
ストの抑制という効果も期待することができる。
【0074】さらに、所定の時点において異常が故障と
確定されているか否か判断し、故障と確定されていない
ときにはその異常に対応するデータを消去するようにし
ている、換言すれば、所定の時点前にあっては、異常が
故障と確定されているか否かに関わらず記録されたデー
タは残存しているので、故障と確定されるに至らなかっ
た異常についても、その原因解析が可能となる。
【0075】請求項3項にあっては、前記データを所定
の周期でサンプリングして時系列データとして格納し、
前記機器およびデータの少なくともいずれかの異常が検
出された時点から所定時間前までの前記時系列データを
記録するように構成したので、異常や故障の原因解析に
重要となるデータ、特に過渡期のデータを所定の記録領
域に効率よく記録させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るデータ記録装置を
示す概略図である。
【図2】図1装置がデータの記録の対象とする自動変速
機(トランスミッション)の概略を示す概略図である。
【図3】図1装置の動作であるデータ記録および故障確
定を示すフロー・チャートである。
【図4】図3フロー・チャートの処理を説明するタイム
・チャートである。
【図5】図3フロー・チャートのデータ記録の具体的な
処理を示すサブルーチン・フロー・チャートである。
【図6】図1装置のうち、RAMの構成を説明するため
の説明図である。
【図7】図1装置が記録する各データを示す表である。
【図8】図1装置の他の動作であるデータ消去を示すフ
ロー・チャートである。
【符号の説明】
1 データ記録装置 2 ECU(電子制御ユニット) 3 CPU 4 ROM 5 RAM 6 入力回路 7 A/D変換器 T 自動変速機(トランスミッション)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の運転状態を示すデータを記録する
    データ記録装置において、 a.前記機器およびデータの少なくともいずれかの異常
    を検出する異常検出手段、 b.前記機器およびデータの少なくともいずれかの異常
    が検出されたとき、前記異常の種類を判別する異常種類
    判別手段、 c.前記データが、前記判別された異常の種類とともに
    所定のデータ記録領域に記録されているか否か判断する
    記録内容判断手段、 および d.前記データが、前記判別された異常の種類とともに
    所定のデータ記録領域に記録されていないと判断された
    とき、前記データを前記判別された異常の種類とともに
    前記所定のデータ記録領域に記録するデータ記録手段、
    を備えることを特徴とするデータ記録装置。
  2. 【請求項2】 機器の運転状態を示すデータを記録する
    データ記録装置において、 a.前記機器およびデータの少なくともいずれかの異常
    を検出する異常検出手段、 b.前記機器およびデータの少なくともいずれかの異常
    が検出されたとき、前記データを順次所定のデータ記録
    領域に記録するデータ記録手段、 c.前記機器およびデータの少なくともいずれかの異常
    が検出されたとき、所定の条件に基づいて前記異常を前
    記機器の故障と確定する故障確定手段、 および d.所定の時点において、前記異常が前記故障と確定さ
    れているか否か判断すると共に、前記異常が前記故障と
    確定されていないとき、前記故障と確定されていない異
    常が検出されたときに記録された前記データを消去する
    データ消去手段、を備えることを特徴とするデータ記録
    装置。
  3. 【請求項3】 さらに、 e.前記データを所定の周期でサンプリングして時系列
    データとして格納する時系列データ格納手段、を備える
    と共に、前記データ記録手段は、前記機器およびデータ
    の少なくともいずれかの異常が検出された時点から所定
    時間前までの前記時系列データを記録することを特徴と
    する請求項1項または2項記載のデータ記録装置。
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