JP2003056886A - 空気調和機の運転制御方法 - Google Patents

空気調和機の運転制御方法

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JP2003056886A JP2002105163A JP2002105163A JP2003056886A JP 2003056886 A JP2003056886 A JP 2003056886A JP 2002105163 A JP2002105163 A JP 2002105163A JP 2002105163 A JP2002105163 A JP 2002105163A JP 2003056886 A JP2003056886 A JP 2003056886A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の所望温度に従って室内温度の振幅を
増加又は減少させることで、温熱感及び快適感を増大し
得る空気調和機の運転制御方法を提供しようとする。 【解決手段】 所定個数の基準温度を設定する段階と、
使用者の所望温度と前記設定された所定個数の基準温度
とを比較する段階と、該比較結果によって前記使用者の
所望温度を基準に室内温度の上昇幅及び下降幅を所定値
に増加又は減少させる段階と、を順次行うことで空気調
和機の運転制御方法を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の運転
制御方法に係るもので、詳しくは、使用者の所望温度に
従って室内温度を制御して温熱感及び快適感を向上し得
る空気調和機の運転制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機は、室内の熱い空気
を冷たくする冷房装置と室内の冷たい空気を暖かくする
暖房装置とに大別される。最近、上記冷房機能及び暖房
機能に加えて除湿機能を有する空気調和機が開発販売さ
れてある。
【0003】従来の空気調和機においては、図4に示し
たように、室内熱交換器8から吐出される低温、低圧の
冷媒蒸気を吸入圧縮することで高温、高圧の蒸気を作る
圧縮機6と、該圧縮機6から吐出された高温及び高圧の
冷媒蒸気を高圧の飽和された液体(以下;飽和液と略称
す)に変化させる室外熱交換器3と、該室外熱交換器3
から吐出された高圧の飽和液を、膨脹装置2を通じて低
温、低圧の冷媒に変換した後、これを蒸発させて液体成
分のない飽和蒸気に作る室内熱交換器8と、暖房モード
又は冷房モードによって、前記冷媒の流動を調節する四
方弁5と、湿気を除去する時に、高圧の冷媒をそのまま
前記室内熱交換器8に吐出させるための二方弁1と、を
包含して構成されていた。
【0004】又、上記室内熱交換器8は、除湿時に、高
圧の液体とガスとが混合された冷媒を吸入して熱を放出
させることで高圧の液体を吐出する第1熱交換器8−1
と、該第1熱交換器8−1の高圧の液体を低圧の液体に
降下させる膨脹装置8−2と、該膨脹装置8−2を通っ
て低圧の液とガスとが混合された冷媒を吸入してこれを
蒸発させて液分のない低温/低圧の冷媒を吐出する第2
熱交換器8−4と、除湿時に、前記第1熱交換器8−1
から吐出される高圧の液体が直接第2熱交換器8−4に
吐出されることを遮断する二方弁8−3と、を包含して
構成されていた。
【0005】以下、このように構成された従来の空気調
和機の動作に対し、説明する。先ず、暖房モードの場合
に、圧縮機6で圧縮された高温高圧の冷媒は、四方弁5
を通って室内熱交換器8に流入されて凝縮された後、膨
脹装置2を通って低温低圧の冷媒に変換されるが、この
時、上記室内ファン7により吸入された室内空気は、上
記室内熱交換器8の表面を通過しながら熱交換されて熱
い空気が室内に噴出されることで、室内の温度が上昇さ
れる。且つ、上記室内熱交換器8の第1熱交換器8−1
と第2熱交換器8−4間の二方弁8−3が開放されて、
前記室内熱交換器8が凝縮機(未図示)として作動され
る。
【0006】次いで、上記室外熱交換器3は、上記低温
低圧の冷媒を吸入し蒸発させて気体状態の冷媒を吐出
し、上記室外熱交換器8から吐出される気体状態の冷媒
は前記圧縮機6に吸入されて高温高圧の冷媒に圧縮され
るという動作が反復遂行されることで暖房運転が行われ
る。
【0007】一方、冷房モードの場合、上記圧縮機6で
圧縮された高温高圧の冷媒は、四方弁を通過して上記室
外熱交換器3に流入して凝縮された後、上記膨脹装置2
を通って低温低圧の冷媒に変換され、該低温低圧の冷媒
は、前記室内交換器8に吸入されて、吸入蒸発させて気
体状態の冷媒が上記圧縮機6に吸入されて再び高温高圧
の冷媒に圧縮される。この時、上記室内熱交換器8は、
上記第1熱交換器8−1と第2熱交換器8−4間の二方
弁8−3を開放されることで、蒸発器として動作され
る。
【0008】上記室内ファン7により吸入された室内空
気が、上記室内熱交換器8の冷たくなった表面を通過し
ながら熱交換されて冷たい空気が室内に噴出されること
で、室内の温度が下降される。又、除湿の場合、上記圧
縮機6で圧縮された高温高圧の冷媒は、上記四方弁5を
通過して上記室外熱交換器3に流入されるが、この時、
上記室外ファン4は、低速回転するので、高温高圧の冷
媒は、殆ど冷却されてない状態で上記二方弁1を通過し
たまま上記室内熱交換器8に流入される。
【0009】次いで、該室内熱交換器8は、上記の二方
弁8−3の開閉によって、上記第1熱交換器8−1と第
2熱交換器8−4とが分離して使用され、上記第1熱交
換器8−1は、高圧の液体とガスとが混合された冷気を
吸入して熱の放出により高圧の液体を吐出し、上記第2
熱交換器8−4は、上記第1熱交換器8−1から吐出さ
れる高圧の液体を上記膨脹装置8−2により低圧の液体
に吸入蒸発させて液分のない低温/低圧の冷媒に吐出す
る。この時、上記室内ファン7により吸入された室内空
気が、上記第2熱交換器8−4の冷たくなった表面を通
過しながら熱交換されて湿気が除去された後乾燥空気
が、上記第1熱交換器8−1の熱くなった表面を通過し
ながら加熱されて室内に噴出される。
【0010】そして、このような従来の空気調和機の制
御方法においては、先ず、使用者が初期に所望の温度を
設定し、その所望温度附近で圧縮機6をオン/オフさせ
て冷気を供給又は遮断することで、常時所望温度附近に
室内温度が維持されるように運転の制御を行っていた。
即ち、上記圧縮機6のオン条件を、所望温度に0.5度
程度加算した温度にし、前記圧縮機6のオフ条件を所望
温度に0.5度減算した温度として、冷気を室内に供給
又は遮断することで室内温度を調節していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来の空気調和機においては、使用者の所望温度を一度設
定すると、常時一定な温度間隔に上昇及び下降される動
作が遂行されるために、時間が経過するに従って使用者
の感じる冷温感覚の弁別力が低下することで、使用者に
快適な空調を提供することができないという不都合な点
があった。本発明は、このような従来の課題に鑑みてな
されたもので、使用者の所望温度に従って室内温度の上
下振幅を増加又は減少させることで、温熱感及び快適感
を増大し得る空気調和機の運転制御方法を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係る空気調和機の運転制御方法におい
ては、所定個数の基準温度を設定する段階と、使用者の
所望温度と前記設定された所定個数の基準温度とを比較
する段階と、前記比較結果によって前記使用者の所望温
度を基準に室内温度の上昇幅及び下降幅が所定値に増加
又は減少するように空気調和機の運転を制御する段階
と、を順次行うことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。本発明に係る空気調和機の
運転制御方法においては、図1に示したように、使用者
により所望温度を設定する段階と、該所望温度と予め設
定された複数の基準温度等とを比較する段階と、該比較
結果によって前記所望温度を基準に室内温度の振幅(上
昇幅及び下降幅)を増加又は減少させる段階と、を順次
行う。以下、このような本発明に係る空気調和機の運転
制御方法に対し、図1に基づいて説明する。
【0014】先ず、使用者が設定した所望温度に従って
基準温度を複数に設定する。この時、上記複数設定され
る基準温度は、27℃及び24℃が好ましい。又、上記
複数の基準温度に従って室内温度の上昇幅及び下降幅を
予め設定するが、このとき、図1に示したように、上記
複数の基準温度を24℃及び27℃に設定し、該使用者
の所望温度に従う前記室内温度の上昇幅及び下降幅を、
'0.3℃、1℃又は1.5℃’に増加若しくは減少さ
せる。
【0015】例えば、先ず、上記基準温度と上記使用者
の所望温度とを比較して上記使用者所望温度が27℃以
上である場合S21、前記使用者所望温度に0.3℃を
加算した27.3℃以上になると、上記圧縮機6の動作
をオンして室内に冷気を供給する。又、上記室内に冷気
が供給されることで前記室内の温度が使用者の所望温度
に0.3℃を減算した温度の26.7℃以下に下降する
と、前記圧縮機6の動作をオフして冷気を遮断する。即
ち、上記使用者の所望温度が27℃以上である場合、上
記室内温度の振幅(上昇幅及び下降幅)を±0.3℃に
設定して室内温度を制御するS24、S27。
【0016】一方、上記基準温度と前記使用者の所望温
度とを比較して前記使用者の所望温度が24℃〜27℃
である場合S22、前記使用者の所望温度(24℃〜2
7℃)に1℃を加算した温度(25℃〜28℃)になる
と、上記圧縮機6の動作をオンして前記室内に冷気を供
給する。この時、上記室内に冷気が供給されることで、
上記室内の温度が上記使用者の所望温度(24℃〜27
℃)に1℃を減算した温度(23℃〜26℃)に下降す
ると、上記圧縮機6の動作をオフして冷気を遮断する。
即ち、上記使用者の所望温度が24℃以上から27℃以
下である場合、上記室内温度の振幅(上昇幅及び下降
幅)を±1℃に設定して室内温度を制御するS25、S
28。
【0017】一方、上記基準温度と前記使用者の所望温
度とを比較して、上記使用者の所望温度が24℃以下で
ある場合S23、前記使用者の所望温度(24℃以下)
から1.5℃を加算した温度(25.5℃以下)になる
と、上記圧縮機6の動作をオンして上記室内に冷気を供
給する。この時、上記室内に冷気が供給されることで、
上記室内温度が上記使用者の所望温度(24度以下)か
ら1.5度を減算した温度(22.5度)に下降する
と、上記圧縮機6の動作をオフして冷気を遮断する。即
ち、上記使用者の所望温度が24度以下である場合、上
記室内温度の振幅(上昇幅及び下降幅)を±1.5℃に
設定して室内温度を制御するS26、S29。
【0018】従って、温冷感覚に対する刺激に従って、
刺激が強い場合、室内の所望温度(使用者の所望温度)
が基準温度(24℃)より低いと、刺激の弁別値(識別
値)が大きくても快適感を向上させるので、上記圧縮機
6の動作をオン/オフして室内温度の上昇幅及び下降幅
を増加させる。反面、上記室内所望温度が上記基準温度
(27℃)より高いと、刺激の弁別値が小さくても快適
感を向上させるので、前記圧縮機6の動作をオン/オフ
して前記室内温度の上昇幅及び下降幅を減少させる。
【0019】このような本発明に係る空気調和機の運転
制御方法を空気調和機に適用した時の使用者の快適感
は、図2に示したように、従来のように室内温度を常時
一定に維持すると、快適感向上に限界がある。且つ、室
内温度を一定の幅に上昇又は下降するように圧縮機6を
運転すると、室内温度を常時一定に維持する場合よりあ
る程度快適感を向上させることができるが、温冷感覚の
変動が少ないので快適感の向上には限界がある。併し、
本発明のように、使用者の所望温度を基準にして室内温
度の振幅(上昇幅及び下降幅)範囲内で制御すること
で、快適感を極大化することができる。
【0020】即ち、本発明に係る空気調和機の運転制御
方法の使用者の所望温度に従って変化する室内温度の振
幅と従来室内温度の振幅との比較は、図3に示したよう
に、温感覚(暖かい感覚)に対する令感覚(冷たい感
覚)の比が常に一定であるというウェーバーの法則を利
用して、使用者の所望温度(所望温度1)が基準温度
(27℃)より高い時には、室内温度の振幅を減少さ
せ、使用者の所望温度(所望温度2)が基準温度(24
℃)より低い時には、室内温度の振幅を増加させて快適
感を極大化させる。この時、上記ウェーバーの法則は次
式(1)のように表現される。S=DL/L=一定−−
−−−−−−−−−−(1)
【0021】式(1)中、Sはウェーバー比、DLは刺
激弁別値、Lは刺激値を夫々示したものである。即ち、
ある刺激を受けている状態で、刺激が増加した場合に、
増加したことを感じる最小値を刺激弁別値という。上記
ウェーバーの法則は、ある刺激とその時の刺激弁別値比
とは一定であるということである。即ち、小さい刺激を
受けている場合は、小さい刺激の増加を感知することが
できるが、大きい刺激を受けている場合には、それに比
例する大きい刺激の増加でないと、感知することができ
ないということを示す。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る空気
調和機の運転制御方法においては、使用者が設定した室
内所望温度が低い場合には、室内温度の上昇幅及び下降
幅を大きく制御し、(室内温度の振幅を増加させ)、使
用者が設定した室内所望温度が高い場合には、室内温度
の上昇幅及び下降幅を小さく制御することで(室内温度
の振幅を減少させて)、温熱快適度を向上し得るという
効果がある。又、本発明に係る空気調和機の運転制御方
法においては、使用者が設定した室内所望温度に従って
室内温度の振幅を増加又は減少させることことで、空気
調和機の消費電力を減少して節電冷房を遂行し得るとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の運転制御方法を示し
たフローチャートである。
【図2】本発明に係る空気調和機の運転制御方法を適用
した場合における使用者の快適感を示したグラフであ
る。
【図3】本発明に係る空気調和機の運転制御方法の使用
者所望温度に従って変化する室内温度の振幅と従来室内
温度の振幅との比較を示したチャートである。
【図4】従来の空気調和機の構成を示したブロック図で
ある。
【符号の説明】
1、8−3…二方弁 2、8−2…膨脹装置 3…室外熱交換器 4…室外ファン 5…四方弁 6…圧縮機 7…室内ファン 8…室内熱交換器 8−1…第1熱交換器 8−4…第2熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チョイ ホ−ソン 大韓民国,ソウル,ドンジャク−グ,サダ ン−ドン,ゲウクドン アパートメント 101−1204 (72)発明者 ヨウム クワン ホ 大韓民国,ソウル,グロ−グ,ゲポ 3− ドン,487 ハンジン タウン アパート メント 102−1004 (72)発明者 リー ジ−ソプ 大韓民国,ギョンギ−ド,グワンミョン, ハーン 2−ドン,ジュゴン アパートメ ント 203−110 Fターム(参考) 3L060 AA05 CC02 DD01 EE01

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の運転制御方法であって、 所定個数の基準温度を設定する段階と、 使用者の所望温度と前記設定された所定個数の基準温度
    とを比較する段階と、 前記比較結果によって、前記使用者の所望温度を基準に
    室内温度の上昇幅及び下降幅を所定値に増加又は減少さ
    せる段階と、 を順次行うことを特徴とする空気調和機の運転制御方
    法。
  2. 【請求項2】 上記所望温度が前記所定個数の基準温度
    より低いと、上記室内温度の上昇幅及び下降幅を前記所
    定値以上に増加させることを特徴とする請求項1記載の
    空気調和機の運転制御方法。
  3. 【請求項3】 上記所望温度が所定の基準温度より高い
    と、上記室内温度の上昇及び下降幅を前記所定値以下に
    減少させることを特徴とする請求項1記載の空気調和機
    の運転制御方法。
  4. 【請求項4】 上記基準温度は、上記使用者の所望温度
    に従って複数の温度に設定されることを特徴とする請求
    項1記載の空気調和機の運転制御方法。
  5. 【請求項5】 上記所望温度に従って上記室内温度の上
    昇幅及び下降幅は、予め設定されることを特徴とする請
    求項1記載の空気調和機の運転制御方法。
  6. 【請求項6】 上記室内温度の上昇幅及び下降幅を所定
    値に増加又は減少させる段階は、上記比較結果によって
    上記室内温度の上昇幅及び下降幅を可変して快適感及び
    温熱感を向上させることを特徴とする請求項1記載の空
    気調和機の運転制御方法。
  7. 【請求項7】 上記所定個数の基準温度は、24℃及び
    27℃であることを特徴とする請求項1記載の空気調和
    機の運転制御方法。
  8. 【請求項8】 上記所望温度が上記24℃以下である
    と、上記室内温度の上昇幅及び下降幅が1.5℃以上に
    増加するように空気調和機の運転を制御することを特徴
    とする請求項7記載の空気調和機の運転制御方法。
  9. 【請求項9】 上記所望温度が上記24℃以上から27
    ℃以下である場合に、上記室内温度の上昇幅及び下降幅
    が1℃増加されるように空気調和機の運転を制御するこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか一項に記載
    の空気調和機の運転制御方法。
  10. 【請求項10】 上記所望温度が前記27℃以上である
    と、上記室内温度の上昇幅及び下降幅が0.3℃以下に
    減少するように空気調和機の運転を制御することを特徴
    とする請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の空気調
    和機の運転制御方法。
  11. 【請求項11】 空気調和機の運転を制御して使用者の
    所望温度に対応するように室内温度を制御する方法であ
    って、 所定個数の基準温度を設定する段階と、 前記使用者の所望温度と前記設定された所定個数の基準
    温度とを比較する段階と、 前記使用者の所望温度が前記所定個数の基準温度より低
    いと、前記所望温度を基準に前記室内温度の上昇幅及び
    下降幅を所定値以上に増加させる段階と、 前記使用者の所望温度が所定の基準温度より大きいと、
    前記所望温度を基準に前記室内温度の上昇及び下降幅を
    前記所定値以下に減少させる段階と、を順次行うことを
    特徴とする空気調和機の運転制御方法。
  12. 【請求項12】 上記基準温度は、上記使用者の所望温
    度に従って複数の温度に設定されることを特徴とする請
    求項11記載の空気調和機の運転制御方法。
  13. 【請求項13】 上記使用者の所望温度に従って上記室
    内温度の上昇幅及び下降幅は、予め設定されることを特
    徴とする請求項11記載の空気調和機の運転制御方法。
  14. 【請求項14】 上記使用者所望の温度と基準温度とを
    比較する段階では、上記比較結果によって上記室内温度
    の上昇幅及び下降幅を可変して、快適感及び温熱感を向
    上させることを特徴とする請求項11記載の空気調和機
    の運転制御方法。
  15. 【請求項15】 上記所定個数の基準温度は、24℃及
    び27℃であることを特徴とする請求項11記載の空気
    調和機の運転制御方法。
  16. 【請求項16】 上記所望温度が上記24℃以下である
    と、上記室内温度の上昇幅及び下降幅が1.5℃以上に
    増加するように空気調和機の運転を制御することを特徴
    とする請求項11〜請求項15の何れか一項に記載の空
    気調和機の運転制御方法。
  17. 【請求項17】 上記所望温度が上記24℃以上から2
    7℃以下である場合に、上記室内温度の上昇幅及び下降
    幅が1℃増加するように空気調和機の運転を制御するこ
    とを特徴とする請求項11〜請求項15の何れか一項に
    記載の空気調和機の運転制御方法。
  18. 【請求項18】 上記所望温度が上記27℃以上である
    と、上記室内温度の上昇幅及び下降幅が0.3℃以下に
    減少するように空気調和機の運転を制御することを特徴
    とする請求項11〜請求項15の何れか一項に記載の空
    気調和機の運転制御方法。
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