JP2003056553A - スラスト動圧軸受 - Google Patents

スラスト動圧軸受

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JP2003056553A
JP2003056553A JP2001244928A JP2001244928A JP2003056553A JP 2003056553 A JP2003056553 A JP 2003056553A JP 2001244928 A JP2001244928 A JP 2001244928A JP 2001244928 A JP2001244928 A JP 2001244928A JP 2003056553 A JP2003056553 A JP 2003056553A
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dynamic pressure
bearing
thrust dynamic
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rotating body
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JP2001244928A
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Takeshi Takahashi
高橋  毅
Kenji Ogimoto
健治 荻本
Yasuo Takamura
康雄 高村
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な小孔等を設けず、また製作に際してコ
ストアップとならず、且つ回転起動時に生じる負圧吸着
を防止し、回転起動時や停止時の摩耗を防止して軸受寿
命を向上させ、動圧軸受として正常に機能させることの
できるスラスト動圧軸受を提供する。 【解決手段】 回転体1の端面1a又はハウジング2の
該回転体1端面の対向面2aのいずれかにスラスト動圧
溝11を形成し、これらの隙間3に動圧発生用の作動流
体Lを封入し、前記回転体1とハウジング2との間の軸
受隙間3は、径方向外側へ向かうにつれて傾斜的に減少
させる。この場合、軸受隙間3の外周端部3aと内周端
部3bとの差を、0.2μm〜3μmの範囲とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スラスト動圧軸
受、特に密閉形スラスト動圧軸受の回転開始時の作動流
体の負圧吸着をなくすることのできるスラスト動圧軸受
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の密閉形スラスト動圧軸受は、図7
(A)、(B)に示すように、端部表面20aにスラス
ト動圧溝21を形成した回転体20と、該回転体20を
僅かな隙間23をおいて密封状態に配置するハウジング
22と、これら回転体20とハウジング22との間の軸
受隙間23に封入した潤滑流体Lと、で構成される。ス
ラスト動圧溝21としては、ヘリングボーン形或いはV
字状の動圧溝が形成され、スラスト動圧溝21の中心部
に潤滑流体Lが集まるように相対回転させ、ポンピング
作用により動圧力を発生させるようになっている。斯か
る構成の密閉形スラスト動圧軸受では、軸受隙間23が
小さいと、回転起動時に潤滑流体の粘性或いは遠心力に
より動圧溝部に発生する動圧力が弱く、負圧等により吸
着力が発生し、動圧軸受として機能しない場合があっ
た。
【0003】そこで、例えば図8(A)、(B)に示す
ように、軸体31と、この軸体31の一端に設けられた
フランジ部32と、から成る回転体30と、これら軸体
31及びフランジ部32を密閉状態で収納するハウジン
グ40と、で構成される動圧軸受が提案されている(特
開平10ー196643号)。この場合、軸体31の表
面にはラジアル動圧発生用のV字状或いはヘリングボ−
ン状の動圧溝33が形成され、或いはフランジ部32の
両端面32a,32bにはスラスト動圧発生用のV字状
或いはヘリングボ−ン状の動圧溝34等が形成される。
そしてこれら回転体30とハウジング40との間の微小
空間35、36には動圧発生用の潤滑流体である作動流
体Lが封入される。
【0004】上記構成の密封形スラスト動圧軸受では、
回転体30が起動する際、フランジ部32に形成された
軸方向両端面のスラスト動圧溝34が同時に作動流体L
を半径方向中央部に引き込もうとするが、ハウジング4
0がフランジ部32を密閉状態で収納しているため、フ
ランジ部32の上・下の端面とハウジング40との間に
負圧が発生し、もともと極めて少量しか作動流体が存在
しないハウジング40の受面とフランジ部32の下側の
端面との間に、特に半径方向内側の部分に十分に作動流
体を導くことができない、という問題があり、このため
フランジ部32の付け根に小孔37を設けたりしてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように、密
閉形スラスト動圧軸受を構成する回転体20とハウジン
グ22との受面との間の軸受隙間23における作動流体
の不足、端面20aとハウジング22の対向軸受面22
aとの間の平面度の誤差、動圧溝21の中心位置や溝深
さの寸法精度の狂い等、を原因として回転による起動時
の動圧力が弱く、負圧による吸着力が発生し、相対面を
支持する力とならない、等スラスト動圧軸受としての機
能を果たせない場合がある、という問題があった。ま
た、このような不具合を防止するため、図8に示すよう
に、フランジ部32の軸寄りに作動流体を導くための小
孔37を設ける場合、小孔37を正確に加工することは
難しくコストアップとなり、且つ小孔用のスペ−スが必
要となるという問題があった。
【0006】この発明は上記する課題に対処するために
なされたものであり、複雑な小孔等を設けず、また製作
に際してコストアップとならず、且つ回転起動時に生じ
る負圧吸着を防止し、回転起動時や停止時の摩耗を防止
して軸受寿命を向上させ、動圧軸受として正常に機能さ
せることのできるスラスト動圧軸受を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、回
転体と、該回転体を僅かの隙間をおいて密封状態に収納
するハウジングと、より成り、前記回転体端面又はハウ
ジングの該回転体端面の対向面のいずれかにスラスト動
圧溝を形成し、これらの隙間に動圧発生用の作動流体を
封入してなるスラスト動圧軸受において、前記回転体と
ハウジングとの間の軸受隙間は、前記スラスト動圧溝外
端部を含み径方向内側へ向かうにつれて傾斜的に増大さ
せたことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
において、スラスト動圧溝外周端部が回転体側面部に開
放されている、もしくはスラスト動圧溝外周端部に微小
な厚みの縁部が設けられていることを特徴とするもので
ある。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、前記回転
体とハウジングとの間の軸受隙間の外周側動圧溝端部と
内周側動圧溝端部との差が、0.2μm〜3μmの範囲
であることを特徴とするものである。
【0010】更に、請求項4に記載の発明は、ラジアル
動圧溝を設け相対的に回転する軸とスラスト動圧溝を両
端面又は片側端面に設けたフランジ部を有し、これら軸
とフランジ部との付け根に凹部を形成した回転体と、該
回転体を密封状態に収納するハウジングと、より成り、
前記軸及びフランジ部とハウジングとの軸受隙間に作動
流体を密封してなるスラスト動圧軸受において、前記フ
ランジ部とハウジングの間の両面の軸受隙間は、径方向
外側に向かうにつれて小さくなるように形成すると共
に、該フランジ部の外周端部と内周端部との軸受隙間の
差が、0.2μm〜3μmの範囲であることを特徴とす
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施の形
態について図面を参照しながら説明する。図1(A)
は、この発明の第1の実施の形態のスラスト動圧軸受の
一部断面図であり、図1(B)は、図1(A)のA−A
矢視平面図である。また、図2は、図1(A)の一部拡
大図である。
【0012】このスラスト動圧軸受は、回転体1と、ハ
ウジング2とから成り、該回転体1は、ハウジング2の
周囲との間で僅かの隙間3,4をおいて密封状態に収納
されている。前記回転体1の端面1aには動圧溝11が
形成され、該回転体1の端面1aとハウジング2の内側
面2aとの間の隙間3は軸受隙間となるが、隙間4も回
転体1の側面またはハウジング2の内周側面に動圧溝を
形成することにより軸受隙間としてもよい。前記隙間
3,4には、動圧発生用の潤滑流体L(または、作動流
体Lとする)が封入されている。前記回転体1の動圧溝
11はV字状或いはヘリングボ−ン状のスラスト動圧溝
である。そして、前記回転体1とハウジング2との間の
軸受隙間3は、径方向外側へ向かうにつれて傾斜的に減
少させてある。この場合、後述するように、回転体1
と、ハウジング2との間の軸受隙間3の外周端部3aの
隙間ho と、内周端部3bの隙間hi との差が、0.2
μm〜3μmの範囲にすることが好ましい。尚、スラス
ト動圧溝は、ハウジング2の内側面2aに設けても良
い。
【0013】上記するように、軸受隙間3を径方向外側
へ向かうにつれて傾斜的に減少させるのは、次のような
理由による。即ち、停止時回転体1と、該回転体1を支
持している受け面とが接触状態にある場合のように、相
対面の隙間が極小のときには、図3に示すように、回転
立ち上がり時(回転起動時)軸受隙間3における狭い隙
間の外周端部3a付近では、作動流体Lの粘性及び慣性
の影響により、作動流体は、矢印Fのような外周方向へ
の流れを生じる。そして同時に、この軸受隙間3の狭い
隙間の外周端部3aにおいては、逆に回転立ち上がり
時、作動流体Lは、動圧溝11に沿って流入しようとし
て、矢印Tのような内周方向への流れを生じる。そし
て、軸受隙間3の狭い外周端部3aでは、これらの二つ
の流れが拮抗して負圧による吸着現象を防止する。図3
では、溝外周端部が開放されているが、微小縁部(0.
1〜0.5mm)が設けられていても良い。
【0014】実施例 図4(A)は、この発明のスラスト動圧軸受の第2の実
施の形態の実施例の断面図であり、図4(B)は、図4
(A)の一部(下部)拡大図である。このスラスト動圧
軸受は、軸5sとフランジ部5fとより成る回転体5
と、該回転体5を密封状態に収納するハウジング8と、
より構成され、これら軸5sとフランジ部5fとの付け
根に凹部14を形成してある。そして、前記軸5s及び
フランジ部5fとハウジング8との軸受隙間(7、9、
10)に作動流体Lを密封してある。また、ハウジング
8は、段部8dを形成したスリーブ8sと前記フランジ
部5fの上面を密封する蓋部8cと、より構成されてい
る。この場合、前記軸5sにはラジアル動圧溝15、1
6が形成され、フランジ部5fの両端面5a、5bに
は、スラスト動圧溝12、13が形成されている。但
し、フランジ部5fのスラスト動圧溝12、13はいず
れか一方の片側面にのみ形成されることもある。そし
て、フランジ部5fの端面5bと蓋部8cとの間の軸受
隙間7は、径方向外側へ向かうにつれて傾斜的に減少す
るようにしてあり、また、フランジ部5fの下面5bと
スリーブ8sの段部8dとの間の軸受隙間9も径方向外
側へ向かうにつれて傾斜的に減少するようにしてある。
【0015】上記するように、停止時回転体5と、該回
転体5を支持しているスリーブ8sの段部8dの受け面
とが接触状態にある場合、相対面の隙間は極小となって
いる。そして、回転立ち上がり時(回転起動時)軸受隙
間9の小さな外周部9a付近では、作動流体の粘性及び
慣性による遠心力等と、軸受隙間9の狭い外周端部9a
から動圧溝13に沿って流入しようとする力とが拮抗す
る。こうして軸受隙間9の狭い外周端部9aでは、この
二つの流れが拮抗して負圧による吸着現象を防止するこ
とになる。この拮抗は、上部のフランジ部5fと蓋部8
cとの間の軸受隙間7でも同様に生じる。尚、軸5sと
フランジ部5fとの付け根に設けた凹部14は、作動流
体Lが、負圧の大きい傾向にある軸受隙間9の外周端部
9a方向へ流出させるための溜まりであり、これも負圧
吸着を防止する。
【0016】上記実施例においては、前記回転体5と、
ハウジング8との間の軸受隙間(7、9)の外周端部と
内周端部との差dを、種々の値に設定して回転体5の浮
上量と、負荷容量を測定する実験を行った。図5は、内
・外周の隙間差浮上量値との関係を示すグラフである。
この場合、フランジ部5fの下面5bとスリーブ8sと
の軸受隙間9の外周端部9aの隙間ho と、内周端部9
bの隙間hi との差の差d(d=hi −ho )を変化さ
せ、停止状態の回転体5のフランジ部5fがスリーブ8
sの段部8d上で接触して停止している状態から、回転
起動され一定の回転数に至るまでの回転体の浮上量を測
定したものである。その結果、外周端部と内周端部との
差dは、0.2μmとなると急激に浮上量が立ち上が
り、その浮上量は、1μmで一定となることが判明し
た。
【0017】また、図6は、内・外周の隙間差浮と負荷
容量値との関係を示すグラフである。この場合、フラン
ジ部5fの下面5bとスリーブ8sとの軸受隙間9の外
周端部9aの隙間ho と、内周端部9bの隙間hi との
差の差d(d=hi −ho )を変化させ、一定回転時
(高速回転時)の負荷容量を測定したものである。その
結果、軸受隙間に生じる負荷容量は、回転当初からほぼ
200gfと一定値であるが、外周端部と内周端部との
差dが、3μmよりも大きくなると、急激に低下するこ
とが判明した。
【0018】一般に、スラスト動圧軸受においては、回
転起動時と停止時等のような低速回転時には、従来の動
圧軸受構造の場合、動圧による浮上量は、負圧吸着が発
生しやすいため極めて小さくなり、スラスト動圧として
機能しなくなることが多い。しかし、この発明のスラス
ト動圧軸受の実験例でも示したように、外周端部と内周
端部との差dを0.2μm〜3μmとすることにより、
低速回転時において負圧吸着は生じなくなり、また、高
速回転時の負荷容量も一定値で安定させることができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上、詳述したように、この発明のスラ
スト動圧軸受によれば、外周部で作動流体に発生する粘
性及び慣性による遠心力による外方向の力と、外周部の
狭い隙間での動圧溝による径内方への動圧力戸の拮抗に
より、吸着現象を防止することができる。従って、特
に、起動・停止運転を要するスピンドルモータ等におい
ては、起動電流の低下及び摩耗寿命の向上を図ることが
できる。また、0.2μ〜3μmとすることにより、吸
着現象の防止と高速回転時の負荷容量を殆ど低下させな
いスラスト動圧軸受とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、この発明の第1の実施の形態の
スラスト動圧軸受の一部断面図であり、図1(B)は、
図1(A)のA−A矢視平面図である。
【図2】図1(A)の一部の拡大図である。
【図3】この発明のスラスト動圧軸受において、回転体
とハウジング間の軸受隙間の外周部における回転起動時
の作動流体の2つの流れを示す図である。
【図4】この発明のスラスト動圧軸受の第2の実施の形
態の断面図であって、回転軸とフランジ部を設けた回転
体をハウジング内に配置して軸受隙間に作動流体を封入
した場合の実施例を示す図である。
【図5】この発明のスラスト動圧軸受を用いて実験した
内・外周の隙間差と浮上量値との関係を示すグラフであ
る。
【図6】この発明のスラスト動圧軸受を用いて実験した
内・外周の隙間差浮と負荷容量値との関係を示すグラフ
である。
【図7】図7(A)は、従来のスラスト動圧軸受の一部
断面図であり、図7(B)は、図7(A)のB−B矢視
平面図である。
【図8】図8(A)は、従来のスラスト動圧軸受の一例
を示す一部断面図であって、図8(B)は、図8(A)
のCーC矢視平面図である。
【符号の説明】
1、5 回転体 2、8 ハウジング 3、7、9、10 軸受隙間 3a 軸受隙間の外周端部 3b 軸受隙間の内周端部 5 回転体 5s 軸 5f フランジ部 9a 軸受隙間の外周端部 9b 軸受隙間の内周端部 11、12、13 スラスト動圧溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高村 康雄 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 Fターム(参考) 3J011 AA04 AA10 AA12 BA08 CA02 CA06 5H607 CC09 DD01 DD02 DD03 GG02 GG12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体と、該回転体を僅かの隙間をおい
    て密封状態に収納するハウジングと、より成り、前記回
    転体端面又はハウジングの該回転体端面の対向面のいず
    れかにスラスト動圧溝を形成し、これらの隙間に動圧発
    生用の作動流体を封入してなるスラスト動圧軸受におい
    て、 前記回転体とハウジングとの間の軸受隙間は、前記スラ
    スト動圧溝外端部を含み径方向内側へ向かうにつれて傾
    斜的に増大させたことを特徴とするスラスト動圧軸受。
  2. 【請求項2】 請求項1において、スラスト動圧溝外周
    端部が回転体側面部に開放されている、もしくはスラス
    ト動圧溝外周端部に微小な厚みの縁部が設けられている
    ことを特徴とするスラスト動圧軸受。
  3. 【請求項3】 前記回転体とハウジングとの間の軸受隙
    間の外周側動圧溝端部と内周側動圧溝端部との差が、
    0.2μm〜3μmの範囲である請求項1に記載のスラ
    スト動圧軸受。
  4. 【請求項4】 ラジアル動圧溝を設け相対的に回転する
    軸とスラスト動圧溝を両端面又は片側端面に設けたフラ
    ンジ部を有し、これら軸とフランジ部との付け根に凹部
    を形成した回転体と、該回転体を密封状態に収納するハ
    ウジングと、より成り、前記軸及びフランジ部とハウジ
    ングとの軸受隙間に作動流体を密封してなるスラスト動
    圧軸受において、 前記フランジ部とハウジングの間の両面の軸受隙間は、
    径方向外側に向かうにつれて小さくなるように形成する
    と共に、該フランジ部の外周端部と内周端部との軸受隙
    間の差が、0.2μm〜3μmの範囲であることを特徴
    とするスラスト動圧軸受。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011085681A1 (de) * 2011-11-03 2013-05-08 Abb Turbo Systems Ag Hydrodynamisches Axiallager
CN113374782A (zh) * 2020-02-25 2021-09-10 建准电机工业股份有限公司 轴承系统及其止推板

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