JP2003056436A - 自動車用スタータクランキング制御装置 - Google Patents

自動車用スタータクランキング制御装置

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JP2003056436A
JP2003056436A JP2001244599A JP2001244599A JP2003056436A JP 2003056436 A JP2003056436 A JP 2003056436A JP 2001244599 A JP2001244599 A JP 2001244599A JP 2001244599 A JP2001244599 A JP 2001244599A JP 2003056436 A JP2003056436 A JP 2003056436A
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宏 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急の脱出、および脱出後の誤作動を阻止で
きる新規な構造からなる自動車用スタータクランキング
制御装置を提供する。 【解決手段】 スタータモータ3と該イグニッションス
イッチ1との間に切断検知器4を設け、該切断検知器4
が駆動力の切断状態を検知しているときだけイグニッシ
ョンスイッチ1によるスタータモータ3の起動操作可能
な状態に閉成可能とする制御回路を形成する一方、該イ
グニッションスイッチ1とスタータモータ3との間に、
エンジン停止後には開成状態に自動復帰する緊急用スタ
ータスイッチ5を設けてなる自動車用スタータクランキ
ング制御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、自動車のエンジンが何等か
の原因によってエンジンストップしてしまうか、あるい
は正常に始動できなかったときに、スタータモータを駆
動源として自動車を走行させる、所謂スタータクランキ
ングの技術に関するものであって、特に、緊急の脱出に
際して正確な操作を行うことができ、しかも脱出後の誤
作動を確実に防止できるようにした新規な構造からなる
自動車用スタータクランキング制御装置を提供しようと
するものである。
【0002】
【従来の技術】我が国における自動車産業は、各メーカ
ーの弛まぬ努力によって高性能且つ高品質で耐久性に秀
れた様々なタイプの自動車を、比較的低価格にて市場に
提供してきたことから、その市場は世界に拡大していっ
て、今では海外における現地生産が常識となっており、
我が国は勿論のこと、各国の交通事情にも十分対応可能
となり、あらゆる消費者の期待に応えることのできる高
性能の自動車を提供し続けている。
【0003】こうした世界的にも優位に立つ我が国自動
車メーカーも、国内向けの自動車に限っては、種々の事
情から遅々として緩和されない交通渋滞や、オートマチ
ックトランスミッション搭載車(以下、オートマチック
車)限定の運転免許証の交付等といった我が国特有の交
通事情も手伝って、新たに生産、販売される自動車の約
8割程度を、運転操作が比較的容易で、渋滞に遭遇して
もマニュアルトランスミッション搭載車(以下、マニュ
アル車)に比較して遥かにシフト操作が少なて疲れ難く
い上、クラッチミートの気難しさが全く無いという利点
を有しているオートマチック車が占めるという生産、供
給体制に移行させている。
【0004】オートマチック車のシェアの増加に伴い、
マニュアル車に馴染みの薄い運転者が、レンタカーの利
用や自動車の個人的な貸し借り等に際して、不慣れなマ
ニュアル車を運転するような場合に、エンジン始動時に
おけるクラッチの踏み忘れや、ニュートラルポジション
へのシフトノブの操作忘れ等による不用意な急発進を発
生させてしまう虞れがあり、また、オートマチック車で
あってもやはり運転車の不注意により、シフトノブがド
ライブポジションあるいはリバースポジションのままエ
ンジンを始動させてしまい、自動車の発進に驚いた運転
者が、さらに、ブレーキとアクセルを踏み間違えてしま
うといった不具合を発生さて大事故を起こしてしまう事
例が頻発した。
【0005】そのため、安全基準が変更されることとな
って、エンジン始動の際の不用意な発進を防止する機能
の義務付けがなされ、クラッチを踏み込むか、あるいは
シフトノブをニュートラルの位置に操作して駆動系を切
断させた状態にしなければエンジンを始動できないよう
制御するエンジン制御装置を全てのオートマチック車が
搭載することとなったが、このようなニュートラル・エ
ンジンスタートと称される安全装置は、例えば降雪地帯
での脱輪や水没事故によって踏切の通過途中や交差点等
でエンジンが停止してしまったり、あるいは高速道路の
走行車線上でエンジンが何等かの原因によって停止して
しまったときのように、エンジンを再始動できなくなっ
たとき等には、駆動系を接続したままスタータモータを
起動させて車両を安全な場所まで自走移動させる、所謂
スタータクランキングといわれる退避行動が全くとれな
い構造となってしまっており、最近のオートマチック車
では、こうした緊急時における安全性の確保ができなく
なっていて、特に雪国で使用する消費者からは不満の声
が上がり、不安を募らせている。
【0006】そこで、スタータクランキングによる退避
行動を行うときだけ、クラッチやシフトノブが駆動系を
接続したままの状態であっても、スタータモータを回転
駆動させることができるようにする技術も幾つか開発さ
れており、例えば、特開平11−247745号公報に
開示された車両のスタータ制御装置はその一つの良い例
である。この車両のスタータ制御装置は、通常時にはニ
ュートラル・エンジンスタート機能が働いて駆動系を切
断させた状態でなければエンジンを始動できず、エンジ
ン始動時の誤操作による急発進を防止することができる
上、エンジンストール等の車両の非常状態を検知したと
きには、駆動力が車輪に伝達されている状態であっても
動力遮断検出手段の検出信号に拘らず、スタータモータ
の起動を許容する構造としたものであり、踏切や交差点
等でのエンジンストールの際にはスタータクランキング
操作を使って危険な場所から車を緊急脱出させることが
できるように構成したものとなっている。
【0007】これら改良された従前からのエンジン制御
装置は、非常状態検出手段が、運転者による手動操作可
能な非常用スイッチからなるものの場合、エンジンスト
ールが発生してしまい、この非常用スイッチをON操作
してスタータクランキングによって脱出した後、事情を
知らない他者が非常用スイッチのON操作が継続されて
いることに気付かずにエンジンを再始動させると、不用
意に自動車が急発進してしまう虞れがあるという欠点が
あった。
【0008】この発明は、以上のようにニュートラル・
エンジンスタート機能を搭載した自動車であっても、運
転者以外の他者がスタータクランキング可能な状態であ
ることに気付かずに駆動系を接続したままの状態でエン
ジンを始動させてしまう虞れがあり、このような不具合
の解消ができないものかとの判断から、逸速くその開
発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、
実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造か
らなる自動車用スタータクランキング制御装置を実現化
することに成功したものであり、以下では、図面に示す
この発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述する
こととする。
【0009】
【発明の構成】図面に示すこの発明を代表する実施例か
らも明確に理解されるように、この発明に包含される自
動車用スタータクランキング制御装置は、基本的に次の
ような構成から成り立っている。即ち、スタータモータ
と該イグニッションスイッチとの間に切断検知器を設
け、該切断検知器が駆動力の切断状態を検知していると
きだけイグニッションスイッチによるスタータモータの
起動操作可能な状態に閉成可能とする制御回路を形成す
る一方、該イグニッションスイッチとスタータモータと
の間に、エンジン停止後には開成状態に自動復帰する緊
急用スタータスイッチを設けてなるものとした構成を要
旨とする自動車用スタータクランキング制御装置であ
る。
【0010】この基本的な構成からなる自動車用スター
タクランキング制御装置を、より具体的な構成のものと
して示すと、イグニッションスイッチによって起動操作
可能なスタータモータと該イグニッションスイッチとの
間に、クラッチ機構やミッション用シフト機構等の駆動
力伝達機構の何れかがエンジン駆動力を切断した状態を
検知する切断検知器を設け、該切断検知器が駆動力の切
断状態を検知しているときにのみイグニッションスイッ
チによってスタータモータを起動操作可能な状態に閉成
可能な制御回路を形成する一方、該イグニッションスイ
ッチとスタータモータとの間に、前記切断検知器の動作
に拘らず、閉成および開成操作可能であって、エンジン
停止後には開成状態に自動復帰する緊急用スタータスイ
ッチを車室内インスツルメントパネルまたはハンドルも
しくはその周辺に設けてなる如く構成された自動車用ス
タータクランキング制御装置となる。
【0011】そして、より具体的な構成のものとして示
すと、イグニッションスイッチによって起動操作可能な
スタータモータと該イグニッションスイッチとの間に、
クラッチ機構やミッション用シフト機構等の駆動力伝達
機構の何れかがエンジン駆動力を切断した状態を検知す
る切断検知器を設け、該切断検知器が駆動力の切断状態
を検知しているときにのみイグニッションスイッチによ
ってスタータモータを起動操作可能な状態に閉成可能な
制御回路を形成する一方、該イグニッションスイッチと
スタータモータとの間に、前記切断検知器の動作に拘ら
ず、閉成および開成操作可能であって、閉成操作後所定
時間を経過した後に自動的に開成復帰する緊急用スター
タスイッチを車室内インスツルメントパネルまたはハン
ドルもしくはその周辺に設けてなる構成とした自動車用
スタータクランキング制御装置であるということができ
る。
【0012】さらに具体的には、この発明の自動車用ス
タータクランキング制御装置は、イグニッションスイッ
チによって起動操作可能なスタータモータと該イグニッ
ションスイッチとの間に、クラッチ機構やミッション用
シフト機構等の駆動力伝達機構の何れかがエンジン駆動
力を切断した状態を検知する切断検知器を設け、該切断
検知器が駆動力の切断状態を検知しているときにのみイ
グニッションスイッチによってスタータモータを起動操
作可能な状態に閉成可能な制御回路を形成する一方、該
イグニッションスイッチとスタータモータとの間に、前
記切断検知器の動作に拘らず、閉成および開成操作可能
であって、エンジン停止後には開成状態に自動復帰する
緊急用スタータスイッチを車室内インスツルメントパネ
ルまたはハンドルもしくはその周辺に設けた上、該イグ
ニッションスイッチとスタータモータとの間に、一度目
のイグニッションスイッチ操作によってスタータモータ
が正常始動したにも拘らず、エンジン起動の状態が検知
されなかった場合には、前記切断検知器の切断検知信号
が無くとも、二度目のイグニッションスイッチ操作によ
ってスタータモータの起動を可能とするよう制御回路を
自動閉成する自動緊急用スタータスイッチを設けてなる
構成とした自動車用スタータクランキング制御装置とい
うことができる。
【0013】イグニッションスイッチは、自動車の運転
席付近に設けられて灯火類やオーディオ機器類等のスイ
ッチ操作を可能とすると共に、スタータモータを起動し
てエンジンを始動可能とする機能を果たすものであっ
て、キーを鍵穴に差し込んで所定方向に回転操作するこ
とにより、エンジンを始動可能なものとし、また始動時
とは逆向きに回転操作することによってエンジンを停止
可能に構成すべきであるが、キーシリンダーにキーを差
し込んで回転操作した上、別に設置されたスイッチをO
N操作すると、スタータモータが起動されてエンジンが
始動する構造としたものとすることも可能である。
【0014】スタータモータは、イグニッションスイッ
チによる操作を受けて、エンジンを起動すると共に、エ
ンジンが起動せず緊急脱出するときにスタータクランキ
ングを行う際にエンジンに代わって駆動源となる機能を
果たすものであって、エンジンが起動していない状態で
あっても、低速ではあるが自動車を駆動可能な程度の駆
動力をクランクシャフトあるいはロータリーエンジンの
出力用シャフトを通じて発揮できる出力を有するものと
しなければならない。
【0015】切断検知器は、クラッチ機構やミッション
用シフト機構等の駆動力伝達機構の何れかがエンジン駆
動力を切断した状態を検知して、駆動力が切断されたと
きに自動的に閉成し、駆動力が接続されたときには自動
的に開成する機能を果たすものであり、クラッチ機構の
クラッチペダルに設けられてクラッチペダルが踏み込ま
れたときに駆動力の切断を検知するようにしたものや、
ミッション用シフト機構のシフトノブあるいはミッショ
ンギアがニュートラルの位置に移動されたときに駆動力
の切断を検知する構造、あるいはオートマチックミッシ
ョンのシフトノブあるいはミッション自体が駆動力の切
断を検知する構造とすべきであり、検知信号を検出する
センサーと、これに連動して回路を閉成および開成する
構造とすることができる外、それ自体をクラッチ操作ま
たはミッション操作に応じてイグニッションスイッチと
スタータモータのリレーとの間を開成および閉成操作す
る電気接点あるいはスイッチとすることが可能である。
【0016】制御回路は、イグニッションスイッチの操
作を受けたとき、切断検知器が駆動力伝達機構の何れか
が切断された状態であることを検知した場合に、スター
タモータを駆動させてエンジンをスタートさせると共
に、緊急用スタータスイッチまたは自動緊急用スタータ
スイッチが閉成操作された場合には、切断検知器の検知
信号の有無に拘らず、イグニッションスイッチが操作さ
れたときにスタータモータを駆動させる機能を果たすも
のであって、車載のバッテリーを電源として適宜電気部
品を組み合わせた電気回路から形成すべきであり、必要
に応じてリレー回路、IC(集積回路)、PLC(プロ
グラマブル・ロジカル・コントローラー)等を設けたも
のとすることができる。
【0017】緊急用スタータスイッチは、エンジンスト
ール等によってエンジンが始動できなくなったときに、
切断検知器からの動力伝達機構の何れかが切断された状
態の検知信号が出力されなかった場合であっても、イグ
ニッションスイッチの操作によるスタータモータの駆動
を可能とする機能を果たすものであり、イグニッション
スイッチとスタータモータとの間に、切断検知器をバイ
パスする回路を形成し、手動操作によって閉成操作およ
び開成操作を交互に行うことができる構造としなければ
ならず、車室内のインスツルメントパネルまたはハンド
ルもしくはその周辺に設けて運転者自らが運転中に容易
に操作可能な構造とした上、スタータクランキングを終
えた後、あるいはエンジン停止後には、自動的に開成状
態に復帰する構造とすべきであり、例えば、緊急用スタ
ータスイッチが、イグニッションスイッチOFFのとき
に、キー操作の機械的回転運動に連動して自動的に開成
操作されるリセット回路を設けたり、もしくは、緊急用
スタータスイッチが、イグニッションスイッチOFFの
ときのキー操作に電気的に連動するリレー回路やプログ
ラマブル・ロジカル・コントローラー等によって自動的
に開成操作されるようにしたリセット回路を設けたもの
とするのが望ましい。
【0018】自動緊急用スタータスイッチは、エンジン
始動の際に、一度目のイグニッションスイッチによるス
タータモータ駆動後に、エンジンが始動されなかった場
合に、イグニッションスイッチが二度目のエンジン起動
操作を受けると、切断検知器からの動力伝達機構の何れ
かが切断された状態の検知信号が出力されなかった場合
であっても、自動的にスタータモータを駆動可能とする
機能を果たすものであって、手動による前記緊急用スタ
ータスイッチの操作をせずとも、自動的に緊急用スター
タスイッチの閉成操作を行ったのと同様の機能を果たす
ことができるものとすべきであり、スタータクランキン
グを終えた後、あるいはエンジン停止後には、自動的に
緊急用スタータスイッチと同様に自動的に開成状態に復
帰する構造とすべきである。
【0019】そして、前記緊急用スタータスイッチおよ
び/または自動緊急用スタータスイッチの何れかが閉成
操作されたときに、自動点灯して運転者がスタータクラ
ンキング状態にあることを運転者に認識可能とするよう
自動点灯あるいは自動点滅する確認ランプを配設してな
るものとすることが可能であり、また、緊急用スタータ
スイッチおよび/または自動緊急用スタータスイッチの
何れかが閉成操作され、さらにイグニッションスイッチ
を灯火類やオーディオ機器類等を使用可能なACCポジ
ションまで操作されている間、あるいはスタータモータ
を起動させている間の何れかのときに、スタータクラン
キング状態においてACCポジションであるか、または
スタータモータを起動しているかを運転者が認識可能と
するよう自動点灯あるいは自動点滅する警告ランプを配
設してなるものとすることができる。
【0020】確認ランプおよび警告ランプは、何れも点
灯あるいは点滅して運転者に緊急用スタータスイッチお
よび/または自動緊急用スタータスイッチの操作状態を
知らせる機能を果たすものであり、消費電力の少ない発
光部品を用いるべきであって、小型の電球やLED(発
光ダイオード)を使用するのが望ましいが、その外の発
光部品を使用することも無論可能であり、夫々発光色を
異なるものとしたり、ランプ自体やランプの近傍に操作
状態を示す言葉やマークを表示したものとするのが望ま
しい。
【0021】さらに、イグニッションスイッチでスター
タモータを起動させた後、エンジン制御系からエンジン
の起動信号を受信しなかったときに、自動的に警告音を
発してエンジンストール状態を運転者に認識可能とする
警告用ブザーを配設してなるものとすることが可能であ
り、該警告用ブザーは、エンジンが正常に始動できなか
ったことを直ちに運転者に報知する機能を果たすもので
あり、音声を発して警告するものとしなければならず、
ブザー自体が者室内に音声を発生するものの外、車室内
に設置されているスピーカーを通じて音声を発生する構
造とすることが可能であり、ボリュームを適宜設定可能
な構造とすることもできる。以下、図面に示すこの発明
を代表する実施例と共に、その構造について詳述してい
くこととする。
【0022】
【実施例】図1の自動車用スタータクランキング制御装
置の回路図に示される事例は、マニュアル車のクラッチ
を踏み込んだときに、駆動力の切断を検知する切断検知
器を設け、該切断検知器が駆動力の切断を検知したとき
にイグニッションスイッチによるスタータモータの駆動
が可能となり、さらに、緊急用スタータスイッチを閉成
操作することにより、切断検知器からの切断検知信号の
有無に拘らず、スタータモータを駆動させて、エンジン
ストールの際等の緊急脱出を可能とするようにした上、
緊急脱出を終えてエンジンを再起動する際には、当該緊
急用スタータスイッチが自動的に開成状態に復帰するよ
う形成した基本的構成からなるこの発明に包含される自
動車用スタータクランキング制御装置における代表的な
一実施例を示すものである。
【0023】当該自動車用スタータクランキング制御装
置は、イグニッションスイッチ1とバッテリー2との間
にスタータモータ3を起動可能とするリレー31が設け
られており、該イグニッションスイッチ1とリレー31
との間に、図示しないクラッチを踏み込んでエンジン駆
動力を切断した状態を検知する切断検知器4を設けると
共に、イグニッションスイッチ1とリレー31との間に
は、該切断検知器4と並列状となるようにして緊急用ス
タータスイッチ5を接続したものとしている。
【0024】緊急用スタータスイッチ5は、モーメンタ
リ動作の押しボタン型であり、運転席のイグニッション
スイッチ1の近傍の図示しないインスツルメントパネル
またはハンドル自体等に手動操作可能に配置され、閉成
操作すれば切断検知器4の切断信号の有無に拘らず、イ
グニッションスイッチ1によるリレー31の操作が可能
となり、また、開成操作すれば切断検知器4からの切断
信号が無ければ、イグニッションスイッチ1によるリレ
ー31の操作ができない状態となるよう形成したもので
あり、閉成操作した後にスタータモータ3またはエンジ
ンを停止させて、イグニッションスイッチ1を灯火類や
オーディオ機器類等の操作が可能なACCポジションか
スイッチOFFまたはハンドルロックのポジションの何
れかに操作したときに、該イグニッションスイッチ1の
キー操作に機械的に連動して自動的に開成状態に復帰す
る構造としている。なお、この緊急用スタータスイッチ
5は、モーメンタリ動作の外に、オルタネイト動作、プ
ッシュプル動作もしくはプッシュロック・ターンリセッ
ト動作形式のものとすること等が可能であり、さらに外
の形式のスイッチを採用することも可能である。
【0025】緊急用スタータスイッチ5が閉成操作され
ると、該緊急用スタータスイッチ5の閉成操作に連動す
るリレー61によって閉成操作され、図示しないインス
ツルメントパネルに設けられたLED(発光ダイオー
ド)からなる確認ランプ6が自動的に点灯するよう配線
されており、緊急用スタータスイッチ5が開成操作され
ると、これに連動したリレー61により、確認ランプ6
が自動的に消灯する構造となっている。また、イグニッ
ションスイッチ1と緊急用スタータスイッチ5との間
か、または緊急用スタータスイッチ5とスタータモータ
3のリレー31との間にリレー71を設け、これに連動
するLED製の警告ランプ7を図示しないインスツルメ
ントパネル適所に設けたものとして、緊急用スタータス
イッチ5を閉成操作した状態で、イグニッションスイッ
チ1を全ての電気系統が作動するONポジションからス
タータモータ3を起動するスタートポジションへ移動し
たときに、この動作に連動して該警告ランプ7が点滅
し、緊急用スタータスイッチ5を開成操作するか、もし
くはイグニッションスイッチ1をONポジション、AC
Cポジション、OFFポジションまたはハンドルロック
ポジションに移動させたときに自動的に消灯する構造と
している。
【0026】さらにまた、図示しない車室内スーカーに
はブザー8が接続されており、エンジン制御系9の各種
センサー91の中、エンジンの回転を検知するセンサー
91あるいはエンジンの燃焼状態を検知するセンサー9
1等が、エンジンストールの状態を認識した場合に発す
る信号に連動するリレー81の動作によって自動的に警
告音を発するものとしている。
【0027】当該自動車用スタータクランキング制御装
置は、図1に示した構造の外に、図2の他の自動車用ス
タータクランキング制御装置の回路図に示すように、緊
急用スタータスイッチ5に対して自動緊急用スタータス
イッチ51を併設し、緊急用スタータスイッチ5を操作
しない状態であっても、エンジン制御系9がエンジンス
トールの状態を検知すると自動的にこれに連動して、イ
グニッションスイッチ1とスタータモータ3のリレー3
1との間を閉成状態に制御する構造としたものとするこ
とができる。
【0028】
【作用】以上のとおりの構成からなるこの発明の自動車
用スタータクランキング制御装置は、エンジンを始動す
る際にイグニッションスイッチ1にキーを挿込み、クラ
ッチを踏み込んで、切断検知器4を閉成状態とした上、
イグニッションスイッチ1をスタートポジションまで回
転操作すれば、閉成された切断検知器4を通じてイグニ
ッションスイッチ1とスタータモータ3のリレー31と
が閉回路を形成してスタータモータ3が起動してエンジ
ンを始動させるものとなる。
【0029】しかし、クラッチを踏み込まない状態で
は、切断検知器4がクラッチの切断状態を検知しないの
で、切断検知器4の開成状態が維持されたままとなり、
例えイグニッションスイッチ1をスタートポジションま
で回転操作したとしても、スタータモータ3を起動させ
ることができず、エンジンは始動されない。
【0030】また、エンジンを起動しようとイグニッシ
ョンスイッチ1をスタートポジションまで回転操作した
にも拘らず、スタータモータ3のみが起動してエンジン
が始動されなかった場合には、エンジンストールの状態
を各種センサー91を通じて検知したエンジン制御系9
が、リレー81を自動的に操作し、これに連動するブザ
ー8が、車室内に警告音を発して運転者にエンジンが始
動されなかったことを知らせるよう動作する。そして、
ブザー音によってエンジンストール状態を認識した運転
者は、以下のような操作を行うことが可能である。
【0031】緊急用スタータスイッチ5を手動によって
閉成操作すると、この操作に連動したリレー61が確認
ランプ6を点灯させるので、運転者は図示しないインス
ツルメントパネルの確認ランプ6の点灯を視認可能とな
り、運転者が緊急用スタータスイッチ5の押圧を止めた
場合にも、緊急用スタータスイッチ5の閉成状態は保た
れて、確認ランプ6の点灯が継続される。この状態にお
いて運転者が、クラッチを踏み込まずにイグニッション
スイッチ1をスタートポジションまで回転操作すれば、
切断検知器4の検出信号の有無に拘らず、緊急用スター
タスイッチ5を通じてイグニッションスイッチ1とスタ
ータモータ3のリレー31とが閉回路を形成し、駆動系
を繋いだままスタータモータ3を起動させてハンドル操
作をしながら自動車を走行させる所謂スタータクランキ
ングの操作が可能となり、このように緊急用スタータス
イッチ5を閉成させた状態でイグニッションスイッチ1
をスタートポジションまで回転操作すると、リレー71
に連動した警告ランプ7が点滅して、スタータクランキ
ングの操作中であることを運転者が視認可能となる。
【0032】スタータクランキングの操作を終えた後
に、運転者が手動によって緊急用スタータスイッチ5を
開成操作すれば、クラッチを踏み込まなければエンジン
始動できない状態に復帰させることが可能であり、ま
た、手動による緊急用スタータスイッチ5の開成操作が
行われなかった場合であっても、イグニッションスイッ
チ1をACCポジションかOFFポジションに操作され
ると、これに機械的に連動した緊急用スタータスイッチ
5が自動的に開成状態に復帰するものとなり、エンジン
を再始動する際には、クラッチを踏み込まなければエン
ジン始動できない状態となっている。
【0033】さらに、図2に示すように、自動緊急用ス
タータスイッチ51を併設した構造とすれば、一度目の
イグニッションスイッチ1の操作によって正常にスター
タモータ3が起動されたにも拘らず、エンジン制御系9
の各種センサー91がエンジンの起動状態を検知しなか
った場合に、運転者がクラッチを踏み込まずに駆動系を
接続したままイグニッションスイッチ1をスタートポジ
ションまで回転操作すれば、切断検知器4の切断検知信
号が無くとも、エンジン制御系9からのエンジンストー
ル信号を受けた自動緊急用スタータスイッチ51が、イ
グニッションスイッチ1とスタータモータ3のリレー3
1との間を自動的に閉成して、スタータモータ3を起動
させてスタータクランキングの操作を行うことができる
ものとなり、このように自動緊急用スタータスイッチ5
1が自動的に作動してイグニッションスイッチ1でスタ
ータモータ3を起動させている最中には、確認ランプ
6、警告ランプ7およびブザー8が夫々自動的に作動す
ることとなる。
【0034】また、二度目のイグニッションスイッチ1
によってスタータモータ3が起動され、スタータクラン
キングの操作を終えた後に、イグニッションスイッチ1
をACCポジションあるいはOFFポジションに操作し
たときに、該自動緊急用スタータスイッチ51は自動的
に開成状態を復帰して、クラッチを踏み込まなければエ
ンジンを始動できない状態となるよう制御されるものと
なる。
【0035】
【効果】以上のとおり、この発明の自動車用スタータク
ランキング制御装置によれば、通常のエンジン始動の際
には、切断検知器が作動して、クラッチ機構やミッショ
ン用シフト機構等の駆動力伝達機構の何れかがエンジン
駆動力を切断した状態を検知したときだけ、スタータモ
ータを起動できるように制御することによって、所謂ニ
ュートラル・エンジンスタートが行われるので、誤操作
による不用意な急発進等の発生を未然に防ぐことができ
るものであり、しかも、踏切や高速道路、交差点等のよ
うに危険な場所でエンジンストールが発生する等してエ
ンジン停止してしまったときには、緊急用スタータスイ
ッチを閉成操作することにより、切断検知器の動作に拘
らず、スタータモータを起動することができるので、ス
タータクランキングによる脱出が可能となり、さらに、
車両を危険な場所から安全な場所へ移動させた後に、エ
ンジンを再始動させる時には、緊急用スタータスイッチ
が自動的に開成状態に復帰するよう制御されるので、ニ
ュートラル・エンジンスタートによるエンジン始動を行
うことが可能となり、緊急事態に混乱した運転者や、そ
の運転者に替わって運転を引き継いだ他者による二次的
な誤操作や、それに伴う急発進を確実に回避して、さら
に高い安全性を確保することができるという秀れた特徴
を発揮するものとなる。
【0036】また、緊急用スタータスイッチが、閉成操
作後所定時間を経過した後に自動的に開成復帰するよう
制御されるものとすることにより、前述と略同様に二次
的な誤操作による急発進を防止することができるものと
なり、従前までのニュートラル・エンジンスタートを採
用した車両よりも、高い安全性を確保することができる
ものとなる上、緊急用スタータスイッチに加えて自動緊
急用スタータスイッチをを搭載すれば、一度目のイグニ
ッションスイッチ操作によって正常にエンジン始動され
なかった場合に、二度目のイグニッションスイッチ操作
を行ったときには、切断検知器の切断検知信号が無くと
も、スタータモータを起動可能とするよう制御するもの
となるので、混乱状態の運転者が慌ててしまい緊急用ス
タータスイッチを操作できなかった場合であっても、自
動的にスタータクランキング可能な状態となり、緊急時
の脱出をより確実に行うことができるものになるという
大きな効果を奏することになる。
【0037】特に、実施例に説明した自動車用スタータ
クランキング制御装置は、上記した特徴に加え、エンジ
ン制御系がエンジンストールの状態を検知すると同時
に、ブザー8が自動的に警告音を発して運転者にエンジ
ンが正常に始動できなかったことを知らせるので、運転
者は速やかに自動車のエンジン停止状態を知ることがで
き、直ちに緊急脱出の行動に移ることができるものとな
り、さらに図示していないインスツルメントパネルに設
けられた確認ランプ6が、緊急用スタータスイッチ5の
閉成操作状態を運転者に知らせるので、運転当事者ある
いは途中で運転を交代した者にも容易に緊急用スタータ
スイッチ5が閉成操作されていることを確認することが
可能であり、エンジン始動前に、ニュートラル・エンジ
ンスタートの状態か、あるいはスタータクランキングの
状態かを目視確認した上での迅速且つ的確な運転操作を
可能とし、緊急脱出の際の誤操作を防止することができ
るという利点が得られる。
【0038】しかも、緊急用スタータスイッチ5が閉成
された状態において、イグニッションスイッチ1を操作
してスタータモータ3を起動したときには、この操作に
連動して警告ランプ7が点滅するので、バッテリー2か
らの電流がスタータモータ3に確実に供給されているこ
とを確認することができるものとなり、より的確な緊急
脱出を実現可能とすることができるという効果も期待す
ることができるものとなる。
【0039】叙述の如く、この発明の自動車用スタータ
クランキング制御装置は、その新規な構成によって所期
の目的を遍く達成可能とするものであり、従前からのス
タータ制御装置に比較して、格段に安全性を向上させる
ことができる上、切断検知器の設置箇所を適宜変更すれ
ばマニュアル車のみならずオートマチック車にも搭載す
ることが可能なことから、その応用範囲は広く、車種に
応じて開発されてきた従来型のスタータ制御装置よりも
遥かに経済的に生産することができ、しかも開発経費の
低減と製造コストの削減とを実現可能として開発から製
造に至る全ての工程を短縮して低廉にて市場に提供する
ことができるものとなり、生産効率の追求と安全性の向
上が強く求められる自動車業界からは勿論のこと、我が
国のように国民皆免許の時代に生活する一般消費者、殊
に雪国の冬季間に過酷な運転を強いられ、何時でも危険
に曝されているような地域の消費者からは特に高い評価
がなされることとなって、広範に渡って利用、普及して
いくものになると予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の自動車用スタータクランキング制御
装置の技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例
を示すものである。
【図1】自動車用スタータクランキング制御装置の構造
を示す回路図である。
【図2】他の自動車用スタータクランキング制御装置の
構造を示す回路図である。
【符号の説明】
1 イグニッションスイッチ 2 バッテリー 3 スタータモータ 31 同 リレー 4 切断検知器 5 緊急用スタータスイッチ 51 同 自動緊急用スタータスイッチ 6 確認ランプ 61 同 リレー 7 警告ランプ 71 同 リレー 8 ブザー 81 同 リレー 9 エンジン制御系 91 同 各種センサー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタータモータと該イグニッションスイ
    ッチとの間に切断検知器を設け、該切断検知器が駆動力
    の切断状態を検知しているときだけイグニッションスイ
    ッチによるスタータモータの起動操作可能な状態に閉成
    可能とする制御回路を形成する一方、該イグニッション
    スイッチとスタータモータとの間に、エンジン停止後に
    は開成状態に自動復帰する緊急用スタータスイッチを設
    けてなるものとしたことを特徴とする自動車用スタータ
    クランキング制御装置。
  2. 【請求項2】 イグニッションスイッチによって起動操
    作可能なスタータモータと該イグニッションスイッチと
    の間に、クラッチ機構やミッション用シフト機構等の駆
    動力伝達機構の何れかがエンジン駆動力を切断した状態
    を検知する切断検知器を設け、該切断検知器が駆動力の
    切断状態を検知しているときにのみイグニッションスイ
    ッチによってスタータモータを起動操作可能な状態に閉
    成可能な制御回路を形成する一方、該イグニッションス
    イッチとスタータモータとの間に、前記切断検知器の動
    作に拘らず、閉成および開成操作可能であって、エンジ
    ン停止後には開成状態に自動復帰する緊急用スタータス
    イッチを車室内インスツルメントパネルまたはハンドル
    もしくはその周辺に設けてなるものとしたことを特徴と
    する自動車用スタータクランキング制御装置。
  3. 【請求項3】 イグニッションスイッチによって起動操
    作可能なスタータモータと該イグニッションスイッチと
    の間に、クラッチ機構やミッション用シフト機構等の駆
    動力伝達機構の何れかがエンジン駆動力を切断した状態
    を検知する切断検知器を設け、該切断検知器が駆動力の
    切断状態を検知しているときにのみイグニッションスイ
    ッチによってスタータモータを起動操作可能な状態に閉
    成可能な制御回路を形成する一方、該イグニッションス
    イッチとスタータモータとの間に、前記切断検知器の動
    作に拘らず、閉成および開成操作可能であって、閉成操
    作後所定時間を経過した後に自動的に開成復帰する緊急
    用スタータスイッチを車室内インスツルメントパネルま
    たはハンドルもしくはその周辺に設けてなるものとした
    ことを特徴とする自動車用スタータクランキング制御装
    置。
  4. 【請求項4】 イグニッションスイッチによって起動操
    作可能なスタータモータと該イグニッションスイッチと
    の間に、クラッチ機構やミッション用シフト機構等の駆
    動力伝達機構の何れかがエンジン駆動力を切断した状態
    を検知する切断検知器を設け、該切断検知器が駆動力の
    切断状態を検知しているときにのみイグニッションスイ
    ッチによってスタータモータを起動操作可能な状態に閉
    成可能な制御回路を形成する一方、該イグニッションス
    イッチとスタータモータとの間に、前記切断検知器の動
    作に拘らず、閉成および開成操作可能であって、エンジ
    ン停止後には開成状態に自動復帰する緊急用スタータス
    イッチを車室内インスツルメントパネルまたはハンドル
    もしくはその周辺に設けた上、該イグニッションスイッ
    チとスタータモータとの間に、一度目のイグニッション
    スイッチ操作によってスタータモータが正常始動したに
    も拘らず、エンジン起動の状態が検知されなかった場合
    には、前記切断検知器の切断検知信号が無くとも、二度
    目のイグニッションスイッチ操作によってスタータモー
    タの起動を可能とするよう制御回路を自動閉成する自動
    緊急用スタータスイッチを設けてなるものとしたことを
    特徴とする自動車用スタータクランキング制御装置。
  5. 【請求項5】 緊急用スタータスイッチおよび/または
    自動緊急用スタータスイッチの何れかが閉成操作された
    ときに、自動点灯して運転者がスタータクランキング状
    態にあることを認識可能とするよう自動点灯あるいは自
    動点滅する確認ランプを配設してなるものとした、請求
    項1ないし3何れか記載の自動車用スタータクランキン
    グ制御装置。
  6. 【請求項6】 緊急用スタータスイッチおよび/または
    自動緊急用スタータスイッチの何れかが閉成操作され、
    さらにイグニッションスイッチを灯火類やオーディオ機
    器類等を使用可能なACCポジションまで操作されてい
    る間、あるいはスタータモータを起動させている間の何
    れかのときに、スタータクランキング状態においてAC
    Cポジションであるか、またはスタータモータを起動し
    ているかを運転者が認識可能とするよう自動点灯あるい
    は自動点滅する警告ランプを配設してなるものとした、
    請求項1ないし3何れか記載の自動車用スタータクラン
    キング制御装置。
  7. 【請求項7】 イグニッションスイッチでスタータモー
    タを起動させた後、エンジン制御系からエンジンの起動
    信号を受信しなかったときに、自動的に警告音を発して
    エンジンストール状態を運転者に認識可能とする警告用
    ブザーを配設してなるものとした、請求項1ないし3何
    れか記載の自動車用スタータクランキング制御装置。
  8. 【請求項8】 緊急用スタータスイッチが、イグニッシ
    ョンスイッチOFFのときに、キー操作の機械的回転運
    動に連動して自動的に開成操作されるリセット回路を設
    けてなる、請求項1ないし3何れか記載の自動車用スタ
    ータクランキング制御装置。
  9. 【請求項9】 緊急用スタータスイッチが、イグニッシ
    ョンスイッチOFFのときのキー操作に電気的に連動す
    るリレー回路やプログラマブル・ロジカル・コントロー
    ラー等によって自動的に開成操作されるようにしたリセ
    ット回路を設けてなる、請求項1ないし3何れか記載の
    自動車用スタータクランキング制御装置。
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