JPH0198738A - 自動変速機における2重電磁係合装置 - Google Patents

自動変速機における2重電磁係合装置

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JPH0198738A
JPH0198738A JP25407587A JP25407587A JPH0198738A JP H0198738 A JPH0198738 A JP H0198738A JP 25407587 A JP25407587 A JP 25407587A JP 25407587 A JP25407587 A JP 25407587A JP H0198738 A JPH0198738 A JP H0198738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic
electromagnetic clutch
transmitted
coil
automatic transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP25407587A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiko Inagaki
稲垣 英光
Satoru Tanaka
悟 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動変速機の遊星歯車機構における保合要素
とし・て電磁クラッチおよび電磁ブレーキを採用し、変
速機の軸方向の長さを短縮させるレイアウト構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、自動変速機の遊星歯車機構における係合要素であ
るクラッチおよびブレーキは、変速機の軸方向に並べて
配置され、油圧回路によってその係合解放が行われてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の自動変速機においては、遊星
歯車機構における保合要素であるクラッチおよびブレー
キが、変速機の軸方向に並べて配置されているために、
軸方向の寸法が長くなるという問題を有している。
本発明は、上記問題を解決するものであって、変速機の
軸の径方向に電磁クラッチを配設することにより、変速
機の軸方向の長さを短縮することができる自動変速機に
おける2重電磁係合装置を提供することを目的とする。
ところで、電磁クラッチを自動変速機に採用するといっ
ても簡単なことではない。電磁クラッチにおいては、駆
動側と被駆動側の係合要素間のクリアランスを一定に維
持するように配設しないと、係合の偏りが生じるため所
定のトルクが伝達されず、また、耐久性が低下するから
である。
そのために、電磁クラッチの駆動側と被駆動側の保合要
素が、変速機の軸と高精度で同心性を維持してレイアウ
トされるかが重要な問題であり、本発明はこの問題をも
解決して変速機の軸の径方向にfiliラッチを配設す
ることを可能にしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の自動変速機における2重電磁係合装
置は、駆動源の動力を遊星歯車機構を介して伝達させる
自動変速機において、遊星歯車機構を軸支する入力軸の
外周に電磁クラッチを配設すると共に、該電磁クラッチ
の外周に電磁ブレーキを配設し、これら電磁クラッチお
よび電磁ブレーキの保合、解放により前記遊星歯車機構
における動力伝達経路を変えることを特徴とするもので
ある。
〔作用および発明の効果〕
本発明においては例えば第1図に示すように、減速時に
は、電磁ブレーキBのコイルをオンさせると共に、電磁
クラッチCのコイル63をオフさせる結果、リングギヤ
57が固定される。このため、エンジン或いは電動モー
タ等の駆動源の回転は、入力軸51に伝達され、サンギ
ヤ55、ピニオン56、キャリヤ59を経て回転ドラム
60に減速して伝達され、さらに、ベルトvにより減速
機構Rのドリブンドラム70に伝達される。
アップシフト時には、電磁ブレーキBのコイルをオフさ
せると共に、電磁クラッチCのコイル63をオンさせる
結果、15クラツチCのロータ62とアーマチュア65
が係合し、サンギヤ55とリングギヤ57が一体回転し
、入力軸51の回転は1:1で回転ドラム60に伝達さ
れ、さらに、ヘルド■により減速機構只のドリブンドラ
ム70に伝達される。
従って、本発明によれば、変速機の軸の径方向にM、M
1クラッチおよび電磁ブレーキを配設することにより、
変速機の軸方向の長さを短縮することができる。そのた
め、部材の重量軽減、素材コストの低減を図ることがで
きる。
また、Ti磁ツクラッチ駆動側と被駆動側の係合要素が
、変速機の軸と高精度で同心性を維持してレイアウトさ
れるため、高効率の伝達および耐久性の向上を図ること
ができる。
さらに、油圧回路が不用であり、オイルポンプを駆動す
るための電力消費を軽減できるため、そのコンパクト化
とあいまって実用性の高い自動変速機を提供することが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。第
1図は本発明の自動変速機における2重電磁係合装置の
1実施例を示す断面図である。
第1図において、本発明に係わる自動変速機は、トラン
スミッションケース50内に配設される人力軸51、該
入力軸51に連結される中空軸52、出力軸53、入力
軸51の外周に配設される遊星歯車機構P、中空軸52
の外周に配設される電磁クラッチC,該電磁クラッチC
の外周に配設される電磁ブレーキB、出力軸53に隣接
して配設される減速機構R1遊星歯車機構Pの回転を減
速機構Rに伝達させるベルトvから構成されている。
さらに詳述すると、遊星歯車機構Pは、サンギヤ55、
ピニオン56およびリングギヤ57から傘−一結合され
ると共に、ピニオン56を軸支するキャリヤ59が回転
ドラム60に連結されている。また、リングギヤ57は
ハブ61に連結され、該ハブ61は中空軸52と回転ド
ラム60の間に回転自在に支持されている。中空軸52
の外周には、電磁クラッチCのロータ62がキー結合さ
れ、該ロータ62のリング状凹溝にコイル63が嵌合さ
れ、コイル63がトランスミッションケース50に固定
されている。ロータ62と対向してアーマチュア65が
中空軸52の外周に回転自在に配設されると共に、スプ
ラインアダプタ66にスプライン結合され、該スプライ
ンアダプタ66はブレーキハブ67および前記ハブ61
に固定されている。さらに、TiTdlクラッチCの外
周には電磁ブレーキBが配設され、端面にal擦材を存
する回転部材69が前記ブレ・−キハダ67に固定され
ると共に、該回転部材69に対向してコイルを有する固
定部材68がトランスミッションケース50に固定され
ている。前記回転ドラム60と減速機構Rのドリブンド
ラム70との間には、ベルト■が架設されている。
次に、入力軸51および中空軸52に対する電磁ブレー
キBおよび電磁クラッチCの同心性を確保するためのレ
イアウト構造について説明する。
すなわち、入力軸51は、トランスミッションケース5
0の開口部にベアリング7°1.72を介して支持され
、一方、中空軸52はトランスミッションケース50の
開口部にスペーサ73とベアリング75を介して支持さ
れている。該ベアリング75およびトランスミッション
ケース50の内面は面一とされ、この面一部にコイル6
3が固定され、さらに、ロータ62が中空軸52にキー
結合され、ロータ62と対向してアーマチュア65が中
空軸52の外周に回転自在に配設されると共に、?a磁
クりンチCの外周には1tlブレーキBが配設される構
造となっている。なお、上記スペーサ73は必ずしも必
要ではなく、ベアリング75のみで中空軸52を支持し
てもよい。
次に、上記構成からなる自動変速機の動作について説明
する。
減速時には、電磁ブレーキBのコイルをオンさせると共
に、電磁クラフチCのコイル63をオフさせる結果、リ
ングギヤ57が固定される。このため、エンジン或いは
電動モータ等め駆動源の回転は、入力軸51に伝達され
、サンギヤ55、ビニオン56、キャリヤ59を経て回
転ドラム60に減速して伝達され、さらに、ベルトVに
より減速機構Rのドリブンドラム70に伝達される。
アップシフト時には、電磁ブレーキBのコイルをオフさ
せると共に、電磁クラッチCのコイル63をオンさせる
結果、1tTI11クラツチCのロータ62とアーマチ
ュア65が係合し、サンギヤ55とリングギヤ57が一
体回転し、入力軸51の回転は1:1で回転ドラム60
に伝達され、さらに、ベルト■により減速機構Rのドリ
ブンドラム70に伝達される。
本実施例によれば、入力トルクをT、とすると、電磁ブ
レーキBの係合力は1.827i程度、電磁クラッチC
の係合力は0.557+程度必要であり、電磁クラ7チ
Cは電磁ブレーキBの1重3程度の容量でよく、電磁ブ
レーキBの内周側に電磁クラッチを配設して変速機の軸
方向の長さを短縮させている。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種
々の変更が可能である。例えば、上記実施例においては
、サンギヤ入力のキャリヤ出力の例を示しているが、サ
ンギヤ、キャリヤおよびリングギヤのいずれかに入力或
いは出力させるようにしてもよい。
以上の説明のように本発明によれば、変速機の軸の径方
向に電磁クラッチおよび電磁ブレーキを配設することに
より、変速機の軸方向の長さを短縮することがpきる。
そのため、部材の重1軽濾、素材コストの低減を図るこ
とができる。また、電磁クラッチの駆動側と被駆動側の
保合要素が、変速機の軸と高精度で同心性を維持してレ
イアウトされるため、高効率の伝達および耐久性の同上
を図ることができる。さらに、油圧回路が不用であり、
オイルボングを駆動するための電力消費を軽減できるた
め、そのコンパクト化とあいまって実用性の高い自動変
速機を堤供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動変速機における2重電磁係合装置
の1実施例を示す断面図である。 50・・・トランスミッションケース、51・・・人力
軸、52・・・中空軸、53・・・出力軸、P・・・遊
呈歯車機構、C・・・電磁クラッチ、B・・・電磁ブレ
ーキ、R・・・減速機構、■・・・ベルト、55・・・
サンギヤ、56・・・ピニオン、57・・・リングギヤ
、59・・・キャリヤ、60・・・回転ドラム、61・
・・ハブ、62・・・ロータ、63・・・コイル、65
・・・アーマチュア、66・・・スプラインアダプタ、
67・・・ブレーキハブ、68・・・固定部材、69・
・・回転部材、70・・・ドリブンドラム、7172.
75・・・ヘアリング、73・・・スペーサ。 出 願 人   アイシン・ワーナー株式会社代理人弁
理士  白 井 博 樹(外2名)第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動源の動力を遊星歯車機構を介して伝達させる
    自動変速機において、遊星歯車機構を軸支する入力軸の
    外周に電磁クラッチを配設すると共に、該電磁クラッチ
    の外周に電磁ブレーキを配設し、これら電磁クラッチお
    よび電磁ブレーキの係合、解放により前記遊星歯車機構
    における動力伝達経路を変えることを特徴とする自動変
    速機における2重電磁係合装置。
  2. (2)上記入力軸はベアリングを介してケースに支持さ
    れると共に、該ベアリングとケースの内面は面一とされ
    、該面一部に上記電磁クラッチのコイルが固定されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動変速機
    における2重電磁係合装置。
JP25407587A 1987-10-07 1987-10-07 自動変速機における2重電磁係合装置 Pending JPH0198738A (ja)

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JP25407587A JPH0198738A (ja) 1987-10-07 1987-10-07 自動変速機における2重電磁係合装置

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JP25407587A JPH0198738A (ja) 1987-10-07 1987-10-07 自動変速機における2重電磁係合装置

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JPH0198738A true JPH0198738A (ja) 1989-04-17

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ID=17259872

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JP25407587A Pending JPH0198738A (ja) 1987-10-07 1987-10-07 自動変速機における2重電磁係合装置

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JP (1) JPH0198738A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003056436A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Hiroshi Murakami 自動車用スタータクランキング制御装置
JP2007162676A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Hyundai Motor Co Ltd 自動変速機車両の始動モータ制御装置

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JP2003056436A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Hiroshi Murakami 自動車用スタータクランキング制御装置
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