JP2003056242A - 扉の取り付け構造 - Google Patents

扉の取り付け構造

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JP2003056242A JP2001242615A JP2001242615A JP2003056242A JP 2003056242 A JP2003056242 A JP 2003056242A JP 2001242615 A JP2001242615 A JP 2001242615A JP 2001242615 A JP2001242615 A JP 2001242615A JP 2003056242 A JP2003056242 A JP 2003056242A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型扉4を開口部5に簡単に取り付け
ることができる上・中・下の3段1組の扉開閉装置1a〜
cを用いた扉の取付構造に関する。 【解決手段】 扉開閉装置1a〜cは、開口部5側に取
り付けられた固定側開閉部材2a〜cと扉4側に取り付け
られた移動側開閉部材3aとで構成され、下段の扉開閉装
置1aの固定側開閉部材2aに上向きの枢着軸7aが設けられ
ると共に移動側開閉部材3aに前記枢着軸7aが回動自在に
枢着される軸受部8aが設けられており、中・上段の扉開
閉装置1b,1cにあっては、いずれか一方の固定側開閉部
材2b,2cに上向きの枢着軸7b,7cが設けられ、前記枢着軸
7b,7cが回転可能に挿入される軸受部8b,8cがいずれか他
方の移動側開閉部材3b,3cに設けられており、中・上段
の枢着軸7b,7cは、対応する軸受部8b,8cに対して挿脱可
能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上・中・下の3段
の扉開閉装置で大型の扉を開口部に簡単に取り付ける扉
の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】扉が通常の高さの場合、上下2個の蝶番
で取り付けていたが、例えば扉の枠外高が8尺高のよう
な大型の物になると、上下2個の扉開閉装置では扉の反
りや強度の面で不安があった。そこで、このような大型
の扉の取り付けは上中下の3段にて扉開閉装置を用いる
ことが一般的に行われている。しかしながら扉開閉装置
を上中下の3段で用いると反りや強度の面で問題を解消
を図ることができるが、大型扉では取り付け方法が非常
に煩雑となり施工時間がかかっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来例の問題点に鑑みてなされたもので、大型扉を開口部
に簡単に取り付けることができる3個1組の扉開閉装置
を用いた扉の取り付け構造の開発をその技術的解決課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】「請求項1」の扉(4)の
取り付け構造は、「扉開閉装置(1a)(1b)(1c)を用いて扉
(4)を上・中・下の3段で開口部(5)に取り付ける扉(4)
の取り付け構造であって、扉開閉装置(1a)(1b)(1c)は、
開口部(5)側に取り付けられた固定側開閉部材(2a)(2b)
(2c)と扉(4)側に取り付けられた移動側開閉部材(3a)と
で構成され、下段の扉開閉装置(1a)の固定側開閉部材に
設けられた軸取付部(6a)に上向きの枢着軸(7a)が設けら
れると共に移動側開閉部材(3a)に前記枢着軸(7a)が回動
自在に枢着される軸受部(8a)が設けられており、中・上
段の扉開閉装置(1b)(1c)にあっては、いずれか一方の固
定側開閉部材(2b)(2c)の軸取付部(6b)(6c)に上向きの枢
着軸(7b)(7c)が設けられ、前記枢着軸(7b)(7c)が回転可
能に挿入される軸受部(8b)(8c)がいずれか他方の移動側
開閉部材(3b)(3c)に設けられており、中・上段の扉開閉
装置(1b)(1c)の枢着軸(7b)(7c)は、軸取付部(6b)(6c)に
対して下方から挿脱することによって、それぞれに対応
する前記軸受部(8b)(8c)に対して枢着軸(7b)(7c)が挿脱
可能となっている」ことを特徴とし、
【0005】「請求項2」の扉(4)の取り付け構造は、
その図1(a)に示す変形例で「扉開閉装置(1a)(1b)(1c)
を用いて扉(4)を上・中・下の3段で開口部(5)に取り付
ける扉(4)の取り付け構造であって、扉開閉装置(1a)(1
b)(1c)は、開口部(5)側に取り付けられた固定側開閉部
材(2a)(2b)(2c)と扉(4)側に取り付けられた移動側開閉
部材(3a)(3b)(3c)とで構成され、下段の扉開閉装置(1a)
の移動側開閉部材(3a)に設けられた軸取付部(6a)に下向
きの枢着軸(7a)が設けられると共に固定側開閉部材(2a)
に前記枢着軸(7a)が回動自在に枢着される軸受部(8a)が
設けられており、中・上段の扉開閉装置(1b)(1c)にあっ
ては、いずれか一方の固定側開閉部材(2b)(2c)の軸取付
部(6b)(6c)に上向きの枢着軸(7b)(7c)が設けられ、前記
枢着軸(7b)(7c)が回転可能に挿入される軸受部(8b)(8c)
がいずれか他方の移動側開閉部材(3b)(3c)に設けられて
おり、中・上段の扉開閉装置(1b)(1c)の枢着軸(7b)(7c)
は、軸取付部(6b)(6c)に対して下方から挿脱することに
よってそれぞれに対応する前記軸受部(8b)(8c)に対して
枢着軸(7b)(7c)が挿脱可能となっている」ことを特徴と
する。
【0006】本発明の扉(4)の取り付け構造は、3組の
扉開閉装置(1a)(1b)(1c)を用いて扉(4)を上・中・下の
3段で開口部(5)に取り付けるのであるから、反りを発
生させることなく大型の扉(4)を強固に取り付けること
ができる。加えてその施工において、下段の扉開閉装置
(1a)の枢着軸(7a)を固定とし、中・上段の扉開閉装置(1
b)(1c)の枢着軸(7b)(7c)を軸受部(8b)(8c)に対して挿脱
可能とする事で、中・上段の枢着軸(7b)(7c)の挿入側先
端が軸取付部(6b)(6c)内に没入した状態にし、この状態
で扉(4)を開口部(5)に対して若干傾けてセットし、残る
下段の枢着軸(7a)をこれに対応する下段の軸受部(8a)に
挿入し(図1参照)、続いて扉(4)を起こし、前記前記中
・上段の枢着軸(7b)(7c)を軸受部(8b)(8c)に下から挿入
することで簡単に大型の扉(4)を開口部(5)に取り付ける
ことができるようになる(図2、3参照)。
【0007】「請求項3」は「請求項1」の枢着軸(7b)
(7c)に関し「枢着軸(7b)(7c)が軸受部(8b)(8c)に対する
脱出位置において軸取付部(6b)(6c)に仮固定されるよう
になっている」ことを特徴とするもので、大型扉(4)の
取り付けの際に枢着軸(7b)(7c)を仮固定しておくこと
で、前述のように扉(4)を開口部(5)に対して若干傾けて
セットした後、扉(4)を垂直に起こした時、軸受部(8b)
(8c)に接触接触させることなく上・中・下の3段の扉開
閉装置(1a)(1b)(1c)を一人の作業者で簡単に合致させる
事が出来、続いて仮固定を解除することで枢着軸(7b)(7
c)を軸受部(8b)(8c)に挿入・固定することができ、大型
扉(4)の取付作業性を高めることができる。
【0008】「請求項3」は「請求項1又は2」におけ
る軸受部(8a)(8b)(8c)に関し「軸受部(8a)(8b)(8c)が軸
取付部(6a)(6b)(6c)に対して近接・離間可能となってい
る」ことを特徴とするもので、これにより大型扉(4)を
開口部(5)に取り付けた後、軸受部(8a)(8b)(8c)と軸取
付部(6a)(6b)(6c)との間に発生した間隙を解消すること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示実施例に従っ
て詳述する。扉開閉装置(1a)(1b)(1c)は例えば8尺高の
大型扉(4)を上・中・下の3段にて開口部(5)に取り付け
るためのものである。本実施例では、枢着軸(7a)が固定
のものを下段の扉開閉装置(1a)に用い、枢着軸(7b)(7c)
がスライドするものを上・中段の扉開閉装置(1b)(1c)と
して用いた。勿論、このような使用方法に限られるもの
でなく、逆に枢着軸(7a)が固定のものを上段の扉開閉装
置(1c)に用い、枢着軸(7a)(7b)がスライドするものを中
・下段の扉開閉装置(1a)(1b)としてもよい。
【0010】まず、扉開閉装置(1a)(1b)(1c)を順に説明
する。下段の扉開閉装置(1a)は図4〜6に示す通りで、
下段の扉開閉装置(1a)の固定側開閉部材(2a)はプレート
ケース(21)と固定部材(22a)とで構成されている。プレ
ートケース(21)はダイカスト材で開口部(5)の縦框部分
にそれぞれ取り付けられるのものであり、固定部材(22
a)の舌片部(23a)が図示しない機構によってプレートケ
ース(21)に対して矢印(S)で示すように挿脱方向及び、
矢印(M)で示すように開口部(5)の縦框部分の取付面に対
して近接離間方向に若干移動して軸取付部(6a)の位置調
整ができるようになっている。なお、プレートケース(2
1)は、いずれの固定側開閉部材(2a)(2b)(2c)においても
共通して使用されている。
【0011】また、下段の固定部材(22a)は、前記舌片
部(23a)と、舌片部(23a)の一端を円筒状に形成した軸取
付部(6a)並びにこの軸取付部(6a)の上端部分に取り付け
られ、軸取付部(6a)の上端から突出している固定の枢着
軸(7a)とで構成されている。
【0012】一方、下段の移動側開閉部材(3a)は移動側
プレート(29a)と移動側プレート(29a)の先端部分に設け
られた軸受部(8a)とで構成されている。軸受部(8a)は移
動側プレート(29a)の先端部分が円筒状に形成された円
筒部(30a)、前記円筒部(30a)の切欠部(31a)に嵌め込ま
れ、切欠部(31a)に設けた回り止め部(32a)に係合し、中
心に雌ねじ(33a)が形成されているナット(34a)、前記ナ
ット(34a)に螺装されている雄ネジ(35a)、軸受部(8a)の
下部開口から挿入された軸受筒体(36a)および円筒部(30
a)の外面を覆う化粧筒体(37a)とで構成されている。
【0013】前記軸受筒体(36a)は上端閉塞、下面が開
口した樹脂製のもので、雄ネジ(33a)の先端が軸受筒体
(36a)の閉塞上端(38a)に当接している。前記ナット(34
a)の高さは、切欠部(31a)の切り欠き高さにほぼ等し
く、ナット(34a)の外周面には回止切欠(39a)が設けられ
ている。切欠部(31a)は円筒部(30a)の一部を窓状に切り
欠いたもので、切り欠き部分の先端に形成された切り残
し部分が回り止め部(32)であり、ナット(34a)の回止切
欠(39a)が嵌め込まれている。
【0014】中段の扉開閉装置(1b)の固定側開閉部材(2
b)もプレートケース(21)と固定部材(22b)とで構成され
ており、前記同様固定部材(22b)の舌片部(23b)がプレー
トケース(21)に対して舌片部(23b)が矢印(S)で示すよう
に挿脱方向及び、矢印(M)で示すように開口部(5)の縦框
部分の取付面に対して近接離間方向に若干移動して軸取
付部(6b)の位置調整ができるようになっている。中段の
固定部材(22b)も、前記舌片部(23b)と、舌片部(23b)の
一端を円筒状に形成した軸取付部(6b)並びにこの軸取付
部(6b)に設けられた挿脱可能な枢着軸(7b)とで構成され
ている。
【0015】枢着軸(7b)の挿脱機構は、枢着軸(7b)の中
間部分に取り付けられ、係合爪(41b)が設けられたスラ
イド円筒部(40a)、軸取付部(6b)の下端に取り付けら
れ、枢着軸(7b)のスライド孔(42b)が穿設されている軸
保持筒部(43b)、軸保持筒部(43b)とスライド円筒部(40
b)との間に配設され、枢着軸(7b)を軸取付部(6a)の上端
から突出させる方向に押圧付勢している圧縮バネ(44
b)、軸取付部(6b)の側面の上下2カ所に形成され、前述
の係合爪(41b)が係合する突出側係合孔部(45b)および没
入側係合孔部(46b)ならびに突出側係合孔部(45b)と没入
側係合孔部(46b)をつなぎ、係合爪(41b)の移動時に係合
爪(41b)が通過する通過溝(47b)とで構成されている。
【0016】一方、中段の移動側開閉部材(3b)は下段の
移動側開閉部材(3a)と同一形状であるので、煩雑さを避
けるため、同一部材には末尾の小文字アルファベットを
(a)から(b)に変えた同一符号を付して説明に代える。
【0017】上段の扉開閉装置(1a)は中段の扉開閉装置
(1b)と逆で、固定側開閉部材(2c)に軸受部(8c)が設けら
れ、移動側開閉部材(3c)に挿脱可能な枢着軸(7c)が設け
られている。上段の扉開閉装置(1a)の構成部材は中段の
扉開閉装置(1b)の構成部材と同じであるので、煩雑さを
避けるために、同一部材には末尾の小文字アルファベッ
トを(b)から(c)に変えた同一符号を付して説明に代え
る。
【0018】前述の3組の扉開閉装置(1a)(1b)(1c)の固
定側開閉部材(2a)(2b)(2c)を開口部(5)の縦框の所定位
置に上・中・下の3段に取り付け、移動側開閉部材(3a)
(3b)(3c)を大型扉(4)の蝶着側端部の所定位置に上・中
・下の3段に取り付ける。続いて上・中2段の移動側開
閉部材(3b)(3c)の可動枢着軸(7b)(7c)を若干回転させて
係合爪(41b)(41c)を突出側係合孔部(45b)(45c)から離脱
させた後、通過溝(47b)(47c)を通って没入側係合孔部(4
6b)(46c)内に移動させ、再度可動枢着軸(7b)(7c)を若干
回転させて係合爪(41b)(41c)を没入側係合孔部(46b)(46
c)に係合させて仮固定する。この時、圧縮バネ(44b)(44
c)は圧縮され、且つ可動枢着軸(7b)(7c)の先端部分は軸
取付部(6b)(6c)内に完全に没入している。
【0019】然る後、大型扉(4)を持ち上げ、図1のよ
うに大型扉(4)を若干倒した状態で下段の固定側開閉部
材(2a)の上向きの固定枢着軸(7a)を下段の移動側開閉部
材(3a)の軸受部(8a)に挿入する。この状態で図2のよう
に大型扉(4)を垂直に立て、上・中2段の扉開閉装置(1
b)(1c)の軸受部(8b)(8c)と軸取付部(6b)(6c)とを一致さ
せ、続いて上・中2段の扉開閉装置(1b)(1c)の可動枢着
軸(7b)(7c)を下側から逆方向に若干回転させると、没入
側係合孔部(46b)(46c)から係合爪(41b)(41c)が外れると
同時に圧縮バネ(44b)(44c)の弾発力にて係合爪(41b)(41
c)が通過溝(47b)(47c)を通って突出側係合孔部(45b)(45
c)に移動する。これにより可動枢着軸(7b)(7c)が軸取付
部(6b)(6c)から突出して軸受部(8b)(8c)に入り込み、下
端のストッパ(49b)(49c)が軸取付部(6b)(6c)に当接して
ストップし、図3のように3組の扉開閉装置(1a)(1b)(1
c)による大型扉(4)の開口部(5)への取り付けが行われ
る。
【0020】最後に、3組の扉開閉装置(1a)(1b)(1c)の
いずれかの軸受部(8a)(8b)(8c)と軸取付部(6a)(6b)(6c)
との間に隙間が発生した場合には、隙間が発生している
扉開閉装置(1a)(1b)(1c)の軸受部(8a)(8b)(8c)の頂部に
形成されている通孔(48a)(48b)(48c)からドライバを挿
入し、軸受部(8a)(8b)(8c)内の雄ネジ(35a)(35b)(35c)
を回転させ、軸受筒体(36a)(36b)(36c)方向に螺進させ
て軸受筒体(36a)(36b)(36c)を軸受部(8a)(8b)(8c)の下
端から突きだし、軸受部(8a)(8b)(8c)の下端を軸取付部
(6a)(6b)(6c)の上端に当接させ、前記隙間を解消する。
また、軸受部(8a)(8b)(8c)と軸取付部(6a)(6b)(6c)の中
心線が一致しない場合には、固定部材(22a)(22b)(22c)
に対して舌片部(23a)(23b)(23c)を矢印(S)及び/又は矢
印(M)方向に移動させ、中心線が一致するように調整す
る。
【0021】前記の場合は下段の扉開閉装置(1a)に固定
枢着軸(7a)を用いた場合を説明したが、逆に上段の扉開
閉装置(1c)に固定枢着軸(7c)を用いて扉(4)を吊り下げ
るようにして取り付けてもよい。前者の場合は、最初の
取り付けが下段で行われるため目視しやすく作業しやす
い。また、前者においては下から可動枢着軸(7b)(7c)の
挿脱を行うことが出来るので、背の高い大型扉(4)の取
付が簡単に行える。
【0022】なお、図の実施例では中段の扉開閉装置(1
b)の固定側開閉部材(2b)を上向きの枢着軸(7b)、移動側
開閉部材(3b)を軸受部(8b)とし、上段の扉開閉装置(1c)
の固定側開閉部材(2c)を軸受部(8c)、移動側開閉部材(3
c)を上向きの枢着軸(7c)としたが、勿論これに限られ
ず、図示していないがこれとは逆に中段の扉開閉装置(1
b)の固定側開閉部材(2b)を軸受部(8b)、移動側開閉部材
(3b)を上向きの枢着軸(7b)とし、上段の扉開閉装置(1c)
の固定側開閉部材(2c)を上向きの枢着軸(7c)、移動側開
閉部材(3c)を軸受部(8c)としてもよい。いずれにせよ3
段の扉開閉装置(1a)(1b)(1c)を使用するが、支持は下段
の扉開閉装置(1a)と中段の扉開閉装置(1b)或いは下段の
扉開閉装置(1a)と上段の扉開閉装置(1c)とで2点支持す
る事になる。
【0023】また、図1(a)に示すように下段の扉開閉
装置(1a)の移動側開閉部材(3a)の軸取付部(6a)の枢着軸
(7a)を下向きにし、固定側開閉部材(2a)の軸受部(8a)で
この枢着軸(7a)で回動自在に枢着するようにしてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】本発明にあっては3組の扉開閉装置を用
いて扉を上・中・下の3段で開口部に取り付けるのであ
るから、反りを発生させることなく大型の扉を強固に取
り付けることができる。加えてその施工において、3段
の扉開閉装置を使用するが、支持は下段の扉開閉装置と
中段の扉開閉装置或いは下段の扉開閉装置と上段の扉開
閉装置とで2点支持する事になるので、簡単に大型の扉
を開口部に取り付けることができるようになる。また、
枢着軸が軸受部に対する脱出位置において仮固定される
ようにしておけば、作業効率を高めることができる。更
に、軸受部を軸取付部に対して近接・離間可能とするこ
とで、大型扉の取り付け後、軸受部と軸取付部との間に
発生した間隙を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の大型扉の取付開始状態の正面図
【図2】本発明の大型扉の取付途中の正面図
【図3】本発明の大型扉の取付完了の正面図
【図4】本発明の下段の扉開閉装置の部分切欠正面図
【図5】本発明の下段の固定側開閉装置の斜視図
【図6】図5のX−X断面図
【図7】本発明の中段の扉開閉装置の部分切欠正面図
【図8】本発明の上段の扉開閉装置の部分切欠正面図
【符号の説明】
(1a)(1b)(1c)…扉開閉装置 (2a)(2b)(2c)…固定側開閉部材 (3a)(3b)(3c)…移動側開閉部材 (4)…扉 (5)…開口部 (6a)(6b)(6c)…軸取付部 (7a)(7b)(7c)…枢着軸 (8a)(8b)(8c)…軸受部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月3日(2001.9.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図9
【補正方法】追加
【補正内容】
【図9】本発明の扉開閉装置の作動手順を示す斜視図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉開閉装置を用いて扉を上・中・下の3
    段で開口部に取り付ける扉の取り付け構造であって、 扉開閉装置は、開口部側に取り付けられた固定側開閉部
    材と扉側に取り付けられた移動側開閉部材とで構成さ
    れ、 下段の扉開閉装置の固定側開閉部材に設けられた軸取付
    部に上向きの枢着軸が設けられると共に移動側開閉部材
    に前記枢着軸が回動自在に枢着される軸受部が設けられ
    ており、 中・上段の扉開閉装置にあっては、いずれか一方の固定
    側開閉部材の軸取付部に上向きの枢着軸が設けられ、前
    記枢着軸が回転可能に挿入される軸受部がいずれか他方
    の移動側開閉部材に設けられており、 中・上段の扉開閉装置の枢着軸は、軸取付部に対して下
    方から挿脱することによってそれぞれに対応する前記軸
    受部に対して枢着軸が挿脱可能となっていることを特徴
    とする扉の取り付け構造。
  2. 【請求項2】 扉開閉装置を用いて扉を上・中・下の3
    段で開口部に取り付ける扉の取り付け構造であって、 扉開閉装置は、開口部側に取り付けられた固定側開閉部
    材と扉側に取り付けられた移動側開閉部材とで構成さ
    れ、 下段の扉開閉装置の移動側開閉部材に設けられた軸取付
    部に下向きの枢着軸が設けられると共に固定側開閉部材
    に前記枢着軸が回動自在に枢着される軸受部が設けられ
    ており、 中・上段の扉開閉装置にあっては、いずれか一方の固定
    側開閉部材の軸取付部に上向きの枢着軸が設けられ、前
    記枢着軸が回転可能に挿入される軸受部がいずれか他方
    の移動側開閉部材に設けられており、 中・上段の扉開閉装置の枢着軸は、軸取付部に対して下
    方から挿脱することによってそれぞれに対応する前記軸
    受部に対して枢着軸が挿脱可能となっていることを特徴
    とする扉の取り付け構造。
  3. 【請求項3】 枢着軸が軸受部に対する脱出位置におい
    て軸取付部に仮固定されるようになっていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の扉の取り付け構造。
  4. 【請求項4】 軸受部が軸取付部に対して近接・離間可
    能となっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の扉の取り付け構造。
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