JP2003054963A - プレス成形装置 - Google Patents

プレス成形装置

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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で成形型の傾きを抑えて、高精度の
プレス成形品を得るためのプレス成形装置を提供するこ
とができる。 【解決手段】下成形型1は、素材に形状を転写する光学
面1dと反対側の面1fが、凸球面状に形成されるとと
もに、下成形型1を保持する母型7は、下成形型1の反
対側の面1fの球面形状に対応する凹球面状に形成さ
れ、凸球面と凹球面の曲率中心Cが、成形型1の中心軸
上において、プレスされた成形品の占める位置ないし成
形品の中心軸上の端面から成形品の中心軸上厚以内の位
置であり、プレス成形時に胴型3が上成形型2に当接す
ることで、下成形型1が揺動し、それにより成形型2,
1の傾きが自動的に調整されるようになっているるの
で、プレス成形時に、自動的に成形型2,1の軸線同士
が一致し、それにより手間のかかる傾き調整を行うこと
なく精度良い成形が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形用素材をプレ
スして高精度な成形品を成形するためのプレス成形装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレス成形装置において、成形品の仕上
がり品質を上げるために、プレス時の型の位置ずれを抑
えることが重要である。特に、レンズ等の光学素子を成
形する成形装置においては、型の位置ずれはミクロンレ
ベルで制御する必要がある。
【0003】例えば、図1に示すように上下成形型と成
形型に嵌合する胴型からなる構造が一般的に知られてい
る。この構造では、胴型1がガイドの役目をして、上型
103もしくは下型102が、胴型101の内周面に沿
って上下動して、間に介在する加熱軟化した光学素子
(不図示)をプレス成形することができる。ここで、上
下成形型103,102と胴型1が嵌合する部分の隙間
を小さくすることによって、上下成形型103,102
の横方向の偏心は、10μm以下に規制することが可能で
ある。しかしながら、かかる構成では、胴型101と上
下成形型103,102の嵌合長が短い場合は、胴型1
01に対する上下成形型103,102の傾きは、数分
以上発生する場合もあり、偏心感度の大きい高精度レン
ズを成形する際に問題となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、傾きを規制す
る方法としては、たとえば特開昭62−292641号
公報に開示の技術がある。かかる公報に開示された成形
装置の断面図を、図2に示す。この成形装置は、図2
(a)に示すように、成形型が上型113、下型11
2、胴型111からなり、成形時は下型112と胴型1
11がしばりばめとなるため、横ずれを防止するととも
に、下型112に対する上型113の傾き(図2(b)
に示す下型112の中心線Cと、上型113の中心線
のなす角度ε)については、胴型111と上型11
3の嵌合長と嵌合する隙間を、成形される素材(レン
ズ)の許容精度に応じて設定することで規制している。
【0005】しかしながら、高精度のレンズを成形する
場合には、上型113の傾き(角度ε)を相当に小さく
しなくてはならないが、そのためには、図2(b)に示
すように、嵌合の隙間dに対して嵌合長lを相当長くと
る必要が生じ、成形装置全体が大きくなってしまうとい
う問題がある。嵌合の隙間dを小さくするにしても、部
品精度上の限界がある。これに対し、このような成形装
置において、傾き検知用センサーを設置し実際の傾きを
求めて、下型112に対する上型113の傾きを修正す
るようなフィードバック制御を行うことも考えられる
が、構造が複雑となり、製作コストもかかってしまうと
いう問題がある。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題に鑑
みてなされたものであり、簡単な構造で成形型の傾きを
抑えて、高精度の成形品を得ることができるプレス成形
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のプレス
成形装置は、素材をプレスして成形するプレス成形装置
において、プレスに用いる一対の成形型のうち少なくと
も一方は、他方に対して揺動自在に支持されており、そ
の揺動中心が、成形型の中心軸上において、プレスされ
た成形品の占める位置ないし成形品の中心軸上の端面か
ら成形品の中心軸上厚以内の位置にあり、プレス成形に
よる力に応じて、前記一方の成形型が他方に対して揺動
することにより、前記成形型の傾きが自動的に調整され
るようになっているので、プレス成形前に成形型の軸線
同士にズレが生じていた場合でも、プレス成形時に自動
的に成形型の軸線同士が一致し、それにより手間のかか
る傾き調整を行うことなく精度良い成形が可能となる。
【0008】請求項2に記載のプレス成形装置は、素材
をプレスして成形するプレス成形装置において、プレス
に用いる一対の成形型のうち、少なくとも一方の成形型
は、素材に形状を転写する成形面と反対側の面が、凸球
面状に形成されるとともに、該一方の成形型を保持する
母型は、前記成形型の反対側の面の球面形状に対応する
凹球面状に形成され、前記凸球面と凹球面の曲率中心
が、成形型の中心軸上において、プレスされた成形品の
占める位置ないし成形品の中心軸上の端面から成形品の
中心軸上厚以内の位置であり、プレス成形時に位置決め
部材が成形型に当接することで、前記少なくとも一方の
成形型が揺動し、それにより前記成形型の傾きが自動的
に調整されるようになっているるので、プレス成形時
に、自動的に成形型の軸線同士が一致し、それにより手
間のかかる傾き調整を行うことなく精度良い成形が可能
となる。尚、ここで「位置決め部材」とは、端面が両成
形型に当接する胴型であって良いが、それに限られず、
成形型の端面(この場合には端面が位置決め部材にな
る)同士を突き当てるようにしても良い。
【0009】請求項3に記載のプレス成形装置におい
て、前記一対の成形型のうち、少なくとも一方の成形型
は、成形型を保持する母型に接する球面形状部分に沿っ
て、摺動すると好ましい。
【0010】請求項4に記載のプレス成形装置におい
て、前記凸球面と前記凹球面の曲率中心が、前記成形型
の中心軸上において、プレスされた成形品の占める位置
ないし成形品の中心軸上の端面から成形品の中心軸上厚
の1/4以内の位置にあると、前記一方の成形型が揺動
した場合でも、成形位置における他方の成形型の横ズレ
を抑制し、より高精度な成形品の加工が可能となる。
【0011】請求項5に記載のプレス成形装置におい
て、前記凸球面と前記凹球面の曲率中心が、成形型の中
心軸上において、プレスされた成形品の重心位置ないし
重心位置から成形品の中心軸上厚の4分の1以内である
と、より高精度な成形品の加工が可能となる。
【0012】請求項6に記載のプレス成形装置におい
て、前記凸球面部分の軸線を含む断面における円弧の長
さが、球面の円周の1/20から1/4であると、成形
装置にあわせて、成形型の摺動する範囲を最適化でき
る。
【0013】請求項7に記載のプレス成形装置におい
て、前記凹球面部分の軸線を含む断面における円弧の長
さが、球面の円周の1/20から1/2であると、成形
装置にあわせて、成形型の摺動する範囲を最適化でき
る。
【0014】請求項8に記載のプレス成形装置におい
て、成形される素材が、光学素子用素材であると、高精
度な光学素子を容易に形成することができる。
【0015】請求項9に記載のプレス成形装置におい
て、成形される素材が、ガラスまたはプラスチックであ
ると好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面を参照して説明する。図3は、本実施の形態に
かかるプレス成形装置の断面図である。図3に示すプレ
ス成形装置は、それぞれつば部2a、1aと軸部2b、
1bとからなる上下成形型2,1、円筒状の胴型3、不
図示の押圧装置に連結されシリンダー19に沿って摺動
自在な母型7、固定板18に固定されている母型8、母
型8にボルト9で取り付けられた固定部材6,母型7に
ボルト10を用いて取り付けられた固定部材5,下成形
型1にボルト17を用いて固定された固定部材14、母
型8が嵌合するシリンダー16、成型時に光学素子用素
材の外周を規制して光学素子の外形を形成する搬送部品
4から構成されている。
【0017】上成形型2の母型8と接するつば部2a
は、外周面がテーパー形状となっており、母型8におけ
る対応した形状のテーパー孔8aに嵌合している。更
に、弾性部材であるジルコニアからなるセラミックスプ
リング13によって、成形型2は、母型8に押しつけら
れて固定されている。テーパー部同士が嵌合すること
で、母型8に対して成形型2の偏心が規制されている。
【0018】一方、上成形型1のつば部1aの下面(素
材に形状を転写する光学面1dと反対側の面)1fは、
球面状となっており、それに摺動自在に係合する母型7
のくぼみ7aも対応した球面状となっている。それらの
曲率中心Cは、下成形型2の軸線上にあって且つ成形さ
れる光学素子の内部に位置するようになっていると好ま
しいが、例えば光学素子の両端面からその軸上厚だけ離
れた2点間の範囲にあれば足りる場合もあり、要求され
る成形品の精度にあわせて決定する。更に、下成形型1
の凸球面1fの軸線を含む断面における円弧の長さが、
球面の円周の1/20から1/4であると良い。又、母
型7のくぼみ7aの凹球面の軸線を含む断面における円
弧の長さが、球面の円周の1/20から1/2であると
良い。
【0019】弾性部材である部分安定化ジルコニアから
なるセラミックスプリング11によって、下成形型1
は、母型7に押しつけられて固定されているが、それに
より母型7のくぼみ7aの表面に沿って上成形型1のつ
ば部1aの摺動は阻止されることはない。
【0020】下成形型1における円筒状の軸部1bの外
周には、胴型3が嵌合しており、その下端のフランジ部
3aは、下成形型1のつば部1aの上面である基準面1
c上に配置されている。尚、胴型3の上下端面は、精度
良く平行度が維持されている。
【0021】下成形型1の軸部1b端面中央には、成形
されるべき光学素子の光学面形状に対応した光学面1d
が形成されており、光学面1dと基準面1cは、下成形
型1を加工する時に、ワンチャックで(ワークを掴み変
えることなく)同時加工することにより、光学面1dの
中心軸と、基準面1cとなるつき当て面の傾きとを、垂
直からのずれがほとんどないように抑えることが可能で
ある。尚、上成形型2の軸部2b端面中央に形成された
光学面2dと、上成形型2の軸部2bの下面である基準
面2cについても同様に加工してある。又、基準面2c
は、成形される光学素子のフランジを形成する面とな
る。
【0022】尚、上下成形型2,1の横方向の偏心は、
図示していない制御装置で制御するものとする。本実施
の形態では、成形型2,1と胴型3の取り付けに、弾性
部材である部分安定化ジルコニア製のセラミックスプリ
ングを使っている。下成形型1は、固定部材5に対しセ
ラミックスプリング11の弾性力により母型7に向かっ
て押圧されており、一方、胴型3は、別のセラミックス
プリング12の弾性力により、固定部材14に対し下成
形型1に向かって押圧されている。胴型3と下成形型1
を取り付けるための固定部材5,14を分けたことで、
下成形型1を取り外すことなく胴型3を脱着することが
でき、それにより作業性が向上している。
【0023】胴型3は、斜視図である図4に示すよう
に、上端近傍に一対の切欠3bを形成している。更に、
ドーナツ形状の搬送部品4は、下成形型1の軸部1bに
おける上端近傍に形成された段部1eに嵌合する内径を
有し、又、胴型3の内周(先端面取り部及び切欠3bを
除く)に当接する外径を有しており、かかる構成によ
り、成形品であるレンズのフランジ外周面を精度良く形
成することができる。
【0024】尚、母型7、8を貫通し、上下成形型2,
1の中央に至るようにして、上下成形型2,1の温度を
維持又は制御するための熱電対TC及びその周囲に配置
されたヒータHが配置されている。
【0025】以上のような構造の成形型を用いた成形に
ついて説明する。まず、不図示の搬送アームによって、
光学素子用素材であるガラスのプリフォーム(不図示)
と、搬送部品4が成形室(上下成形型2,1の間)内に
搬入されてくる。搬送部品4が下成形型1の軸上となる
位置で搬送アームが停止し、下降して搬送部品4が下成
形型に設置される(図3参照)。
【0026】つぎに搬送アームが上昇、移動し、プリフ
ォームが下成形型1の軸上となる位置で停止する。更に
搬送アームが下降することで、プリフォームが下成形型
1に設置される。搬送部品4とプリフォームの設置が完
了すると、搬送アームは成形室外に退避する。
【0027】更に、不図示の押圧装置の動作により、下
成形型1が上昇して、プレスを開始する。ここで、胴型
3の上下端面の平行度が確保されているので、下成形型
1に取り付けられた胴型3の上端が、上成形型2の基準
面2cにつき当たることにより、上下成形型2,1が傾
いていた場合でも、母型7の球面状のくぼみ7aに沿っ
て下成形型1が摺動し、上成形型2と胴型3のつき当て
面が互いに密着するので、成形型2,1の傾きはプレス
力により自動的に修正される。又、成形される素材に成
形品の外周形状を転写する搬送部品4が、成形品である
レンズのフランジ上面を転写する上成形型2の基準面2
cに載置される。
【0028】プレスが完了し、所定時間経過してプリフ
ォームが冷却した後、下成形型1を下降させ、図4に一
点鎖線で示す搬送アームCAを成形室に進入させる。搬
送アームCAは、胴型3の軸上で停止し、一対のアーム
を切欠3b内に進入させることで、搬送部品4の外周を
保持し、そのまま搬送アームCAを上方及び成形室外に
移動させることで、搬送部品4と一体で成形品である光
学素子が回収されるようになっている。尚、搬送アーム
CAは、一対のアームで搬送部品4を把持するタイプに
限らず、成形品と搬送部品4とを一体で上方から吸着す
るタイプでも良い。回収された後、成形品は搬送部品4
から抜き出され、後加工が行われる。
【0029】本実施の形態では、胴型3の上端面の直径
を15mm、下端面の直径を20mmとし、上下端面の平行度を
1μm以内に抑えている。よって、胴型3の上下端面が
上下成形型2,1のそれぞれの基準面2c、1cにつき
あたることで、上下成形型2,1の光学面2d、1dの
傾きは30"以内を確保している。胴型3は、光学面2
d、2dの傾きを規制するだけでなく、成形される光学
素子(レンズ等)の軸上厚を規制する役目も合わせもっ
ている。
【0030】本実施の形態により成形された光学素子で
あるレンズは、相対する光学面の傾きが極めて小さく、
また、型のつき当て面が成型時に必ず密着するので、成
形ショット間の軸上厚のばらつきがほとんどない良好な
精度を有している。
【0031】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。例えば、下成形型1に代えて、或いは
それに加えて上成形型2を揺動させるようにしても良
い。又、一対の基準面は平面としたが、テーパー面とす
ることもでき、それによりセンタリング効果が得られ
る。胴型は、下成形型でなく上成形型に嵌合していても
良い。弾性部材は、コイルばねに限らず、皿ばね、ばね
座金、板ばねであってよく、又、その材質は、セラミッ
クスに限らず、耐熱性Ni基合金、耐熱性Fe基合金のいず
れかであってよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な構
造で成形型の傾きを抑えて、高精度のプレス成形品を得
るためのプレス成形装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のプレス成形装置の断面図である。
【図2】従来技術のプレス成形装置の断面図である。
【図3】本実施の形態にかかるプレス成形装置の断面図
である。
【図4】本実施の形態のプレス成形装置における下成形
型1の上端周囲を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 下成形型 1c 光学面 1d 基準面 1f つば部の凸球面 2,2’ 上成形型 2c 光学面 2d 基準面 3 胴型 4 搬送部品 5、6 固定部材 7,8 母型 7a くぼみ 11,12,13 セラミックスプリング
フロントページの続き (72)発明者 名古屋 浩 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 4F202 AA49 AH73 CA09 CB01 CC09 CD02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材をプレスして成形するプレス成形装
    置において、プレスに用いる一対の成形型のうち少なく
    とも一方は、他方に対して揺動自在に支持されており、
    その揺動中心が、成形型の中心軸上において、プレスさ
    れた成形品の占める位置ないし成形品の中心軸上の端面
    から成形品の中心軸上厚以内の位置にあり、プレス成形
    による力に応じて、前記一方の成形型が他方に対して揺
    動することにより、前記成形型の傾きが自動的に調整さ
    れるようになっていることを特徴とするプレス成形装
    置。
  2. 【請求項2】 素材をプレスして成形するプレス成形装
    置において、プレスに用いる一対の成形型のうち、少な
    くとも一方の成形型は、素材に形状を転写する成形面と
    反対側の面が、凸球面状に形成されるとともに、該一方
    の成形型を保持する母型は、前記成形型の反対側の面の
    球面形状に対応する凹球面状に形成され、前記凸球面と
    凹球面の曲率中心が、成形型の中心軸上において、プレ
    スされた成形品の占める位置ないし成形品の中心軸上の
    端面から成形品の中心軸上厚以内の位置であり、プレス
    成形時に位置決め部材が成形型に当接することで、前記
    少なくとも一方の成形型が揺動し、それにより前記成形
    型の傾きが自動的に調整されるようになっていることを
    特徴とするプレス成形装置。
  3. 【請求項3】 前記一対の成形型のうち、少なくとも一
    方の成形型は、成形型を保持する母型に接する球面形状
    部分に沿って、摺動することを特徴とする請求項2に記
    載のプレス成形装置。
  4. 【請求項4】 前記凸球面と前記凹球面の曲率中心が、
    前記成形型の中心軸上において、プレスされた成形品の
    占める位置ないし成形品の中心軸上の端面から成形品の
    中心軸上厚の1/4以内の位置にあることを特徴とする
    請求項2または3に記載のプレス成形装置。
  5. 【請求項5】 前記凸球面と前記凹球面の曲率中心が、
    成形型の中心軸上において、プレスされた成形品の重心
    位置ないし重心位置から成形品の中心軸上厚の4分の1
    以内であることを特徴とする請求項4に記載のプレス成
    形装置。
  6. 【請求項6】 前記凸球面部分の軸線を含む断面におけ
    る円弧の長さが、球面の円周の1/20から1/4であ
    ることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のプ
    レス成形装置。
  7. 【請求項7】 前記凹球面部分の軸線を含む断面におけ
    る円弧の長さが、球面の円周の1/20から1/2であ
    ることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のプ
    レス成形装置。
  8. 【請求項8】 成形される素材が、光学素子用素材であ
    ることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のプ
    レス成形装置。
  9. 【請求項9】 成形される素材が、ガラスまたはプラス
    チックであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    に記載のプレス成形装置。
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