JP2003054771A - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

給紙装置及び画像形成装置

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JP2003054771A
JP2003054771A JP2001244870A JP2001244870A JP2003054771A JP 2003054771 A JP2003054771 A JP 2003054771A JP 2001244870 A JP2001244870 A JP 2001244870A JP 2001244870 A JP2001244870 A JP 2001244870A JP 2003054771 A JP2003054771 A JP 2003054771A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、特殊用紙を供給する場合で
も、用紙を搬送ローラが挟持可能な位置に確実に送るこ
とが出来、紙詰まりが発生し難い給紙装置の提供。 【解決手段】 用紙を載置する給紙トレイ14と、給紙
トレイ14から用紙を1枚宛供給する給紙ローラ18
と、その供給した用紙を搬送する一対の搬送ローラ(図
示せず)と、給紙ローラ18及び搬送ローラを駆動する
駆動源(図示せず)とを備え、用紙供給時には、駆動源
は給紙ローラ18を回転駆動し、用紙搬送時には、駆動
源は、給紙ローラ18を切離して搬送ローラを駆動する
給紙装置。用紙供給時には、給紙トレイ14を給紙ロー
ラ18に圧接させ、用紙搬送時には、給紙トレイ14を
給紙ローラ18から離隔させる圧接離隔手段と、圧接離
隔手段が給紙トレイ14を給紙ローラ18から離隔させ
る動作に連動して、給紙ローラ18を用紙の供給方向へ
更に回転させる回転手段48とを備える構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙を載置する給
紙トレイと、給紙トレイから用紙を1枚宛供給する給紙
ローラと、給紙ローラが供給した用紙を挟持して搬送す
る一対の搬送ローラとを備え、用紙の供給時には、駆動
源が給紙ローラを回転駆動し、用紙の搬送時には、駆動
源が、給紙ローラを離切して搬送ローラを回転駆動する
給紙装置、及びその給紙装置を備えるプリンタ、ファク
シミリ、複写機等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、プリンタ、ファクシミリ、複写
機等の画像形成装置において使用される従来の給紙装置
の構成例を示す模式図である。この給紙装置は、用紙P
を1枚宛供給する給紙ローラ118と、給紙ローラ11
8が用紙Pを複数枚重ねて送るのを防止する為の分離装
置120とを備えている。分離装置120は、給紙ロー
ラ118に当接する摩擦部材119と、摩擦部材119
を給紙ローラ118側へ付勢するスプリング121とを
有し、用紙Pが複数枚重なって送られそうになると、摩
擦部材119が接触している用紙Pを捌くことにより、
1枚の用紙Pを確実に送るようになっている。
【0003】この給紙装置は、また、給紙ローラ118
及び分離装置120を通過した用紙Pを導くガイド板1
23と、ガイド板123を通過した用紙Pを挟持して搬
送する駆動ローラ122a及び従導ローラ122bから
なる搬送ローラ122とを備えている。搬送ローラ12
2により搬送された用紙Pは、印字部124のプラテン
126に支持され、プラテン126に支持された用紙P
は、プラテン126に対向する位置に設けられた印字ヘ
ッド112により印字される。印字された用紙Pは、排
出ローラ128により排出される。
【0004】図9は、給紙ローラ118を回転駆動する
機構を示す部分断面図である。この機構は、図示しない
駆動モータにより回転駆動される駆動ギア176と、こ
の駆動ギア176が固定され、給紙ローラ118を回動
自在に貫通した駆動軸140と、駆動軸140の回転を
給紙ローラ118に伝達する為のスプリングクラッチ1
70とを備えている。
【0005】図10は、スプリングクラッチ170の構
成及び動作を説明する為の部分断面図である。スプリン
グクラッチ170は、駆動軸140と一体となって回転
する駆動ボス部174と、駆動ボス部174に巻き回さ
れ、また一端が給紙ローラ118に連結されたコイル状
のスプリング172とを備えている。駆動モータが逆回
転するとき、駆動ギア176及び駆動軸140も逆回転
して、駆動ボス部174も図10(a)(b)に示すよ
うに逆回転する。このとき、駆動ボス部174とスプリ
ング172との間の摩擦力により、スプリング172が
締め付けられ、駆動ボス部174の回転が給紙ローラ1
18に伝達され、給紙ローラ118が用紙Pを供給する
方向に回転する。
【0006】給紙ローラ118が回転して、図8に示す
ように、用紙Pをガイド板123上を通過させ搬送ロー
ラ122が挟持可能な位置迄送ると、駆動モータは正回
転する。駆動モータが正回転するとき、駆動ギア176
及び駆動軸140も正回転して、駆動ボス部174も図
10(c)に示すように正回転する。このとき、スプリ
ング172の駆動ボス部174への締め付けが緩めら
れ、駆動ボス部174の回転が給紙ローラ118に伝達
されなくなり、給紙ローラ118は、駆動軸140の回
転に拘束されなくなる。駆動モータは、正回転すると
き、図8に示すように、駆動ローラ122aを用紙Pを
搬送する方向に駆動回転させ、搬送ローラ122は、用
紙Pを挟持して印字部124へ搬送する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】最近のプリンタ等で
は、標準の用紙Pのみではなく、カラー印字用の用紙及
びOHP(Over Head Projecter )用紙等の厚紙、ま
た、封筒等(以下、特殊用紙と記す)にも印字すること
が多くなった。その為、従来の給紙装置のように、給紙
ローラ118及び搬送ローラ122の駆動回転を同じタ
イミングで切り替えると、標準的な用紙Pでは搬送に支
障がない場合でも、特殊用紙を供給した場合には、特殊
用紙の厚み及び柔軟性の低さ等の為に、特殊用紙が円滑
に送られず、特殊用紙の先端が、搬送ローラ122が挟
持可能な位置迄到達しないことがある。この状態で給紙
ローラ118及び搬送ローラ122の駆動回転を切り替
えてしまうと、特殊用紙は、搬送ローラ122が挟持可
能な位置の手前で滞留した状態となり、紙詰まりが発生
するという問題がある。
【0008】このような問題を解決する技術としては、
用紙検出手段と円筒状のプラテンの回動量とによって、
ホッパ内の用紙長を検出し、検出した用紙長に基づい
て、給紙ローラによる用紙の供給量制御する「自動給紙
装置の給紙制御方法」が特開平7−315596号公報
に、また、クラッチ作動信号が発信してから、給紙ロー
ラにより給送されたシートの先端部をレジセンサにより
検知する迄の時間Tと、予め決められた時間tとを比較
し、検知する迄の時間Tが時間tに近づくように、レジ
センサによるシート先端検知から、次のシートの給紙動
作開始信号迄の時間を、予め決められた時間に対して増
減させる「シート給送装置」が特開平8−73115号
公報にそれぞれ開示されている。
【0009】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、簡単な構成により、用紙、特に特殊
用紙を供給する場合でも、用紙を搬送ローラが挟持可能
な位置に確実に送ることが出来、紙詰まりが発生し難い
給紙装置を提供することを目的とする。また、本発明で
は、本発明に係る給紙装置を備える画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る給紙装置
は、用紙を載置する給紙トレイと、該給紙トレイから用
紙を1枚宛供給する給紙ローラと、該給紙ローラが供給
した用紙を挟持して搬送する一対の搬送ローラと、前記
給紙ローラ及び搬送ローラを回転駆動する為の駆動源と
を備え、用紙の供給時には、前記駆動源は前記給紙ロー
ラを回転駆動し、用紙の搬送時には、前記駆動源は、前
記給紙ローラを切離して前記搬送ローラを回転駆動する
給紙装置において、用紙の供給時には、前記給紙トレイ
を前記給紙ローラに圧接させ、用紙の搬送時には、前記
給紙トレイを前記給紙ローラから離隔させる圧接離隔手
段と、該圧接離隔手段が前記給紙トレイを前記給紙ロー
ラから離隔させる動作に連動して、前記給紙ローラを用
紙の供給方向へ更に回転させる回転手段とを備えること
を特徴とする。
【0011】この給紙装置では、給紙トレイが用紙を載
置し、給紙ローラが、給紙トレイから用紙を1枚宛供給
し、一対の搬送ローラが、給紙ローラが供給した用紙を
挟持して搬送し、駆動源が給紙ローラ及び搬送ローラを
回転駆動する。用紙の供給時には、駆動源が給紙ローラ
を回転駆動し、用紙の搬送時には、駆動源が、給紙ロー
ラを切離して搬送ローラを回転駆動する。圧接離隔手段
が、用紙の供給時には、給紙トレイを給紙ローラに圧接
させ、用紙の搬送時には、給紙トレイを給紙ローラから
離隔させ、回転手段は、圧接離隔手段が給紙トレイを給
紙ローラから離隔させる動作に連動して、給紙ローラを
用紙の供給方向へ更に回転させる。これにより、特殊用
紙を供給する場合でも、用紙を搬送ローラが挟持可能な
位置に確実に送ることが出来、紙詰まりが発生し難い給
紙装置を、新たな駆動源を必要とせずに、部品コストの
上昇を伴わずに実現することが出来る。
【0012】本発明に係る給紙装置は、前記圧接離隔手
段は、前記給紙トレイを回転軸を中心として回動させる
ことにより圧接又は離隔させ、前記回転手段は、前記給
紙トレイが前記給紙ローラから離隔するときの前記回転
軸の回動を前記給紙ローラの回転軸に伝達することによ
り、前記給紙ローラを回転させることを特徴とする。
【0013】この給紙装置では、圧接離隔手段は、給紙
トレイを回転軸を中心として回動させることにより圧接
又は離隔させ、回転手段は、給紙トレイが給紙ローラか
ら離隔するときの回転軸の回動を給紙ローラの回転軸に
伝達することにより、給紙ローラを回転させるので、特
殊用紙を供給する場合でも、用紙を搬送ローラが挟持可
能な位置に確実に送ることが出来、紙詰まりが発生し難
い給紙装置を、簡単な構成により実現することが出来
る。
【0014】本発明に係る給紙装置は、前記回転手段は
一方向クラッチを備え、前記給紙ローラの回転軸が、前
記給紙トレイが前記給紙ローラから離隔する方向に回動
するときに回転すべくなしてあることを特徴とする。
【0015】この給紙装置では、回転手段は一方向クラ
ッチを備え、給紙ローラの回転軸が、給紙トレイが給紙
ローラから離隔する方向に回動するときに回転するよう
に構成してあるので、特殊用紙を供給する場合でも、用
紙を搬送ローラが挟持可能な位置に確実に送ることが出
来ると共に、給紙ローラの逆回転を防ぎ、用紙の逆搬送
を防止することが出来、紙詰まりが発生し難い給紙装置
を実現することが出来る。
【0016】本発明に係る給紙装置は、前記回転手段
は、前記給紙トレイの回転軸に連動し先端部に複数の歯
が設けられたアームと、該歯と噛合して前記回転軸の回
動を前記給紙ローラの回転軸に伝達する歯車とを備え、
前記先端部は、前記給紙トレイが前記給紙ローラから離
隔する方向に所定角度、回動した後は、前記歯車と噛合
しないように歯を欠落させてあり、前記給紙トレイが前
記所定角度、回動した後は、前記給紙ローラが自在に回
転すべくなしてあることを特徴とする。
【0017】この給紙装置では、回転手段は、先端部に
複数の歯が設けられたアームが、給紙トレイの回転軸に
連動し、歯車が、その複数の歯と噛合して回転軸の回動
を給紙ローラの回転軸に伝達する。アームの先端部は、
給紙トレイが給紙ローラから離隔する方向に所定角度、
回動した後は、歯車と噛合しないように歯を欠落させて
あり、給紙トレイが所定角度、回動した後は、給紙ロー
ラは自在に回転する。これにより、特殊用紙を供給する
場合でも、用紙を搬送ローラが挟持可能な位置に確実に
送ることが出来ると共に、給紙ローラが用紙搬送を妨げ
ることなく、用紙搬送を円滑に実行することが出来、紙
詰まりが発生し難い給紙装置を実現することが出来る。
【0018】本発明に係る給紙装置は、前記回転手段
は、前記給紙ローラの回転軸に連動するつめ車と、前記
給紙トレイの回転軸に連動するアームと、該アームの先
端部に設けられたつめとを備え、該つめは、前記給紙ト
レイが前記給紙ローラから離隔する方向に回動するとき
は、前記つめ車に掛合し、前記給紙トレイが前記給紙ロ
ーラに圧接する方向に回動するときは、前記つめ車に掛
合しないようになしてあることを特徴とする。
【0019】この給紙装置では、回転手段は、つめ車が
給紙ローラの回転軸に連動し、アームが給紙トレイの回
転軸に連動し、つめがアームの先端部に設けられてい
る。つめは、給紙トレイが給紙ローラから離隔する方向
に回動するときは、つめ車に掛合し、給紙トレイが給紙
ローラに圧接する方向に回動するときは、つめ車に掛合
しないように構成してある。これにより、特殊用紙を供
給する場合でも、用紙を搬送ローラが挟持可能な位置に
確実に送ることが出来ると共に、給紙ローラの逆回転を
防ぎ、用紙の逆搬送を防止することが出来、紙詰まりが
発生し難い給紙装置を実現することが出来る。
【0020】本発明に係る画像形成装置は、本発明の何
れかに記載された給紙装置を備えることを特徴とする。
【0021】この画像形成装置では、本発明の何れかに
記載された給紙装置を備えているので、特殊用紙を使用
する場合でも、用紙を搬送ローラが挟持可能な位置に確
実に送ることが出来、紙詰まりが発生し難い画像形成装
置を、新たな駆動源を必要とせずに、部品コストの上昇
を伴わずに実現することが出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、その実施の形
態を示す図面に基づき説明する。図1は、本発明に係る
給紙装置及び画像形成装置の実施の形態であるインクジ
ェットプリンタの構成を模式的に示した斜視図である。
このインクジェットプリンタ11は、筐体(内部を示す
為に外枠のみ図示)の背後から前方斜め下方に、給紙部
10(給紙装置)が嵌入された状態で設けられている。
給紙部10に載置された用紙Pは、矢印Aに示すよう
に、前方向(副操作方向)に搬送される。
【0023】印字ヘッド12は、印字ヘッド駆動機構1
7により、矢印Bに示すように往復運動する鋼帯15に
取り付けられ、搬送された用紙Pを横切る方向に架設さ
れたレール13に沿って、往復運動するように設けられ
ている。印字ヘッド12は、レール13に沿って、矢印
Bに示す方向に往復運動しながら、その下方を搬送され
る用紙Pにインクを吐出して印字する。
【0024】図2は、給紙部10を模式的に示す側断面
図である。この給紙部10は、用紙Pを載置収納する給
紙トレイ14と、給紙トレイ14に載置された用紙Pを
1枚宛印字する為に供給する給紙機構16とが設けられ
ている。給紙機構16には、給紙トレイ14に載置され
た用紙Pを1枚宛引き出す為の給紙ローラ18が設けら
れている。用紙Pの供給時には、給紙トレイ14がその
一端に設けられた回転軸50の回りを、矢印Cに示す方
向にわずかに回動し、給紙トレイ14の他端に有る用紙
Pの端部を給紙ローラ18に圧接して、用紙Pを1枚宛
供給する。
【0025】給紙ローラ18の下方には、給紙ローラ1
8が用紙Pを複数枚重ねて送るのを防止する為の分離装
置20が設けられている。分離装置20は、給紙ローラ
18に当接する摩擦部材19と、摩擦部材19を給紙ロ
ーラ18側へ付勢するスプリング21とを有し、用紙P
が複数枚重なって送られそうになると、摩擦部材19が
接触している用紙Pを捌くことにより、1枚の用紙Pを
確実に送るようになっている。
【0026】この給紙機構16は、また、給紙ローラ1
8及び分離装置20を通過した用紙Pを導くガイド板2
3と、ガイド板23を通過した用紙Pを挟持して搬送す
る駆動ローラ22a及び従導ローラ22bからなる搬送
ローラ22とを備えている。搬送ローラ22により搬送
された用紙Pは、印字部24のプラテン26に支持さ
れ、プラテン26に支持された用紙Pは、プラテン26
に対向する位置に設けられた印字ヘッド12により上方
から印字される。印字された用紙Pは、排出ローラ28
により排出トレイ30上に排出される。
【0027】給紙ローラ18及び駆動ローラ22aは、
正逆回転が可能な図示しない同一の駆動モータにより回
転駆動される。給紙ローラ18は、後述する一方向クラ
ッチ43(図3)を介して、駆動モータの駆動力が伝達
されるようになっており、一方向に駆動モータが回転す
るときは、給紙ローラ18にその駆動力が伝達される
が、他方向に駆動モータが回転するときは、給紙ローラ
18にその駆動力は伝達されない。
【0028】駆動モータが逆回転すると、給紙ローラ1
8は用紙Pを供給する方向に回転し、駆動ローラ22a
は用紙Pを搬送する方向とは逆方向に回転する。駆動モ
ータが正回転すると、給紙ローラ18には駆動モータの
駆動力は伝達されず、駆動ローラ22aは、上記とは逆
方向、つまり、用紙Pを搬送する方向に回転する。
【0029】給紙機構16が用紙Pを供給する際、駆動
モータは先ず逆回転する。これにより、上述したよう
に、1枚の用紙Pが搬送ローラ側へ送られる。このと
き、搬送ローラ22は、用紙Pを搬送する方向とは逆方
向に回転している為、用紙Pの先端が搬送ローラ22の
駆動ローラ22a及び従導ローラ22bの間に達する
と、用紙Pはこれらによって進行が阻まれ、搬送が一旦
止められる。
【0030】次に、駆動モータの回転が正回転に切り替
えられる。これにより、給紙ローラ18には駆動モータ
の駆動力は伝達されず、給紙ローラ18は、回転自在の
状態になる。一方、駆動ローラ22aは、用紙Pを搬送
する方向へ回転する為、従導ローラ22bの間に挟持し
た用紙Pを印字部24へ搬送する。この動作により、用
紙Pの斜行が抑制されると共に、用紙Pを印字部24へ
搬送するタイミングが取られる。給紙ローラ18は、駆
動モータにより回転駆動されると共に、後述するよう
に、給紙トレイ14の回動に連動して回転するようにな
っている。
【0031】図3は、給紙トレイ14及び給紙ローラ1
8の周辺の機構を示す正面図であり、図4は、給紙トレ
イ14及び給紙ローラ18の周辺の機構を示す斜視図で
ある。給紙トレイ14は、図2に示すように傾斜してお
り、その上端部には、前後方向へ回動する為の回転軸5
0が固定して設けられている。回転軸50は、インクジ
ェットプリンタ11の筐体の2つのフレーム52によ
り、回動自在に支持されている。給紙ローラ18は、給
紙ローラ軸40(給紙ローラの回転軸)に取り付けられ
ており、給紙ローラ軸40の一端には、上述した一方向
クラッチ43を介してギア42が取り付けられている。
ギア42は、一方向クラッチ43の作用により、駆動モ
ータが逆回転している場合のみ、駆動モータの回転駆動
力を給紙ローラ軸40に伝達する。
【0032】給紙ローラ軸40の他端には、一方向クラ
ッチ44を介してギア46(歯車)が取り付けられてい
る。ギア46は、回転軸50に連動するアーム48から
の回転駆動力を給紙ローラ軸40に伝達する。アーム4
8は、一端が回転軸50に固定され、他端の先端部に
は、ギア46と噛合する複数の歯が設けられた歯部48
bと、歯が存在しない平坦部48aとが設けられてい
る。
【0033】図5は、給紙トレイ14を回動させる機構
を模式的に示す側断面図である。この機構は、ギア42
に噛合し、側面に螺旋状のカム溝45aが刻まれたリフ
トギア45と、インクジェットプリンタ11の筐体に固
定された回転軸51が一端に回動自在に取り付けられ、
カム溝45a内をリフトギア45の回転に従って移動す
るピン47が他端に設けられ、他端が給紙トレイ14を
背後から押圧するリフトアーム53と、給紙トレイ14
をリフトアーム53側へ付勢するばね49とを備えてい
る。尚、リフトギア45及びリフトアーム53は、図
3,4においては省略してある。
【0034】このような構成の給紙トレイ14を回動さ
せる機構では、駆動モータが逆回転しているとき、ギア
42は、一方向クラッチ43の作用により給紙ローラ軸
40を回転駆動させ、給紙ローラ18を回転駆動させる
と共に、図5(a)に示すように、リフトギア45も回
転駆動させる。リフトギア45が回転駆動すると、図5
(b)に示すように、ピン47が、カム溝45a内を移
動し、リフトギア45の中心方向へ移動して行き、これ
に伴って、リフトアーム53の他端が、給紙トレイ14
を給紙ローラ18の方向へ押して行く。ピン47が、カ
ム溝45a内を移動し、リフトギア45の中心に接近す
ると、リフトギア45は回転し続けるが、図5(c)に
示すように、ピン47はそれ以上は移動せず、リフトア
ーム53の他端は、給紙トレイ14を給紙ローラ18の
方向へ押圧した状態となる。
【0035】駆動モータが正回転しているとき、ギア4
2は、一方向クラッチ43の作用により給紙ローラ軸4
0を回転駆動させず、給紙ローラ18を回転駆動させな
いが、リフトギア45を上述のとは反対方向に回転駆動
させる。リフトギア45が回転駆動すると、ピン47
が、カム溝45a内を移動し、リフトギア45の外周方
向へ移動して行き、これに伴って、リフトアーム53の
他端が後退すると共に、ばね49の作用により、給紙ト
レイ14を給紙ローラ18の反対方向へ後退(離隔)さ
せる。ピン47が、カム溝45a内をリフトギア45の
外周縁迄移動すると、リフトギア45は回転し続ける
が、ピン47はそれ以上は移動せず、給紙トレイ14は
給紙ローラ18から離隔された状態で停止する。
【0036】以下に、このような構成の給紙装置の動作
を説明する。給紙トレイ14は、駆動モータが逆回転す
る用紙Pの供給時には、下降した状態から上昇した状態
に移行する。このとき、図6(a)に示すように、矢印
Dの方向へアーム48が回動し、歯部48bに噛合する
ギア46は、矢印Eの方向へ回転するが、一方向クラッ
チ44の作用により、ギア46の回転は給紙ローラ軸4
0に伝達されない。従って、給紙ローラ18が、矢印E
の方向、つまり、用紙Pの搬送方向とは逆方向に回転す
ることはない。
【0037】駆動モータが逆回転から正回転に切り替え
られると同時的に、給紙トレイ14は、上昇した状態か
ら下降した状態に移行する。このとき、図6(b)に示
すように、矢印Fの方向へアーム48が回動し、歯部4
8bに噛合するギア46は、矢印Gの方向へ回転する。
この回転は給紙ローラ軸40に伝達され、給紙ローラ1
8は、用紙Pの搬送方向に少し回転する。これにより、
用紙P、特に、特殊用紙を供給する場合においても、用
紙Pを搬送ローラ22が挟持可能な位置に確実に送るこ
とが出来る。
【0038】給紙トレイ14が下降した状態では、ギア
46は、アーム48の歯部48bと噛合せず、平坦部4
8aに対向している。その為、ギア46は、歯部48b
に拘束されず、給紙ローラ軸40及び給紙ローラ18
は、自在に回転する。従って、用紙Pが搬送されると
き、給紙ローラ18は、用紙Pに引き連られるが、自在
に回転するので、ギア46及び一方向クラッチ44から
の抵抗を受けることがない。
【0039】図7は、図6に示すギア46、一方向クラ
ッチ44及びアーム48に代えて、つめ及びつめ車を用
いた構成を模式的に示す説明図である。この構成では、
給紙ローラ軸40の他端には、つめ車60が取り付けら
れている。つめ車60は、回転軸50に連動するアーム
62からの回転駆動力を給紙ローラ軸40に伝達する。
アーム62は、一端が回転軸50に固定され、他端の先
端部には、つめ車60と掛合するつめ64が設けられて
いる。
【0040】このような構成のつめ車60、アーム62
及びつめ64を用いたラッチ機構では、アーム62が、
図7(a)に示すように、矢印Dの方向へ回動するとき
は、つめ64とつめ車60とは掛合せず、つめ車60に
は回転駆動力は殆ど伝達されない。また、アーム62
が、図7(b)に示すように、矢印Fの方向へ回動する
ときは、つめ64とつめ車60とは掛合して、つめ車6
0には回転駆動力が伝達される。
【0041】給紙トレイ14は、駆動モータが逆回転す
る用紙Pの供給時には、下降した状態から上昇した状態
に移行する。このとき、図7(a)に示すように、矢印
Dの方向へアーム62が回動する。このとき、つめ64
とつめ車60とは掛合しないので、つめ車60は回転し
ない。従って、給紙ローラ軸40に連動する給紙ローラ
18は、矢印Eの方向、つまり、用紙Pの搬送方向とは
逆方向に回転することはない。
【0042】駆動モータが逆回転から正回転に切り替え
られると同時的に、給紙トレイ14は、上昇した状態か
ら下降した状態に移行する。このとき、図7(b)に示
すように、矢印Fの方向へアーム62が回動する。この
とき、つめ64とつめ車60とは掛合するので、つめ車
60は矢印Gの方向に少し回転する。この回転は給紙ロ
ーラ軸40に伝達され、給紙ローラ18は、用紙Pの搬
送方向に少し回転する。これにより、用紙P、特に、特
殊用紙を供給する場合においても、用紙Pを搬送ローラ
22が挟持可能な位置に確実に送ることが出来る。
【0043】給紙トレイ14が下降した状態では、つめ
64とつめ車60とは掛合せず、給紙ローラ軸40及び
給紙ローラ18は、矢印Gの方向に自在に回転する。従
って、用紙Pが搬送されるとき、給紙ローラ18は、用
紙Pに引き連られるが、つめ64及びつめ車60からの
抵抗を受けることがない。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る給紙装置によれば、特殊用
紙を供給する場合でも、用紙を搬送ローラが挟持可能な
位置に確実に送ることが出来、紙詰まりが発生し難い給
紙装置を、新たな駆動源を必要とせずに、部品コストの
上昇を伴わずに実現することが出来る。
【0045】また、本発明に係る給紙装置によれば、特
殊用紙を供給する場合でも、用紙を搬送ローラが挟持可
能な位置に確実に送ることが出来ると共に、給紙ローラ
の逆回転を防ぎ、用紙の逆搬送を防止することが出来、
紙詰まりが発生し難い給紙装置を実現することが出来
る。
【0046】また、本発明に係る給紙装置によれば、特
殊用紙を供給する場合でも、用紙を搬送ローラが挟持可
能な位置に確実に送ることが出来ると共に、給紙ローラ
が用紙搬送を妨げることなく、用紙搬送を円滑に実行す
ることが出来、紙詰まりが発生し難い給紙装置を実現す
ることが出来る。
【0047】また、本発明に係る給紙装置によれば、特
殊用紙を供給する場合でも、用紙を搬送ローラが挟持可
能な位置に確実に送ることが出来ると共に、給紙ローラ
の逆回転を防ぎ、用紙の逆搬送を防止することが出来、
紙詰まりが発生し難い給紙装置を実現することが出来
る。
【0048】本発明に係る画像形成装置によれば、特殊
用紙を使用する場合でも、用紙を搬送ローラが挟持可能
な位置に確実に送ることが出来、紙詰まりが発生し難い
画像形成装置を、新たな駆動源を必要とせずに、部品コ
ストの上昇を伴わずに実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙装置及び画像形成装置の実施
の形態であるインクジェットプリンタの構成を模式的に
示した斜視図である。
【図2】給紙部を模式的に示す側断面図である。
【図3】給紙トレイ及び給紙ローラの周辺の機構を示す
正面図である。
【図4】給紙トレイ及び給紙ローラの周辺の機構を示す
斜視図である。
【図5】給紙トレイを回動させる機構を模式的に示す側
断面図である
【図6】本発明に係る給紙装置の動作を示す説明図であ
る。
【図7】本発明に係る給紙装置の動作を示す説明図であ
る。
【図8】従来の給紙装置の構成例を示す模式図である。
【図9】従来の給紙装置の給紙ローラを回転駆動する機
構を示す部分断面図である。
【図10】スプリングクラッチの構成及び動作を説明す
る為の部分断面図である。
【符号の説明】
10 給紙部(給紙装置) 11 インクジェットプリンタ(画像形成装置) 14 給紙トレイ 16 給紙機構 18 給紙ローラ 22 搬送ローラ 22a 駆動ローラ 22b 従導ローラ 40 給紙ローラ軸(給紙ローラの回転軸) 42 ギア 43,44 一方向クラッチ 45 リフトギア 45a カム溝 46 ギア(歯車) 47 ピン 48,62 アーム 48a 平坦部 48b 歯部(複数の歯) 49 ばね 50,51 回転軸 53 リフトアーム 60 つめ車 64 つめ P 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC01 GA02 GB01 GC01 HD09 HD17 JA01 KB04 LA04 LA15 LC12 LD04 LD10 LD24 LD26 LD30 MB04 MB12 MC12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を載置する給紙トレイと、該給紙ト
    レイから用紙を1枚宛供給する給紙ローラと、該給紙ロ
    ーラが供給した用紙を挟持して搬送する一対の搬送ロー
    ラと、前記給紙ローラ及び搬送ローラを回転駆動する為
    の駆動源とを備え、用紙の供給時には、前記駆動源は前
    記給紙ローラを回転駆動し、用紙の搬送時には、前記駆
    動源は、前記給紙ローラを切離して前記搬送ローラを回
    転駆動する給紙装置において、 用紙の供給時には、前記給紙トレイを前記給紙ローラに
    圧接させ、用紙の搬送時には、前記給紙トレイを前記給
    紙ローラから離隔させる圧接離隔手段と、該圧接離隔手
    段が前記給紙トレイを前記給紙ローラから離隔させる動
    作に連動して、前記給紙ローラを用紙の供給方向へ更に
    回転させる回転手段とを備えることを特徴とする給紙装
    置。
  2. 【請求項2】 前記圧接離隔手段は、前記給紙トレイを
    回転軸を中心として回動させることにより圧接又は離隔
    させ、前記回転手段は、前記給紙トレイが前記給紙ロー
    ラから離隔するときの前記回転軸の回動を前記給紙ロー
    ラの回転軸に伝達することにより、前記給紙ローラを回
    転させる請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記回転手段は一方向クラッチを備え、
    前記給紙ローラの回転軸が、前記給紙トレイが前記給紙
    ローラから離隔する方向に回動するときに回転すべくな
    してある請求項2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記回転手段は、前記給紙トレイの回転
    軸に連動し先端部に複数の歯が設けられたアームと、該
    歯と噛合して前記回転軸の回動を前記給紙ローラの回転
    軸に伝達する歯車とを備え、前記先端部は、前記給紙ト
    レイが前記給紙ローラから離隔する方向に所定角度、回
    動した後は、前記歯車と噛合しないように歯を欠落させ
    てあり、前記給紙トレイが前記所定角度、回動した後
    は、前記給紙ローラが自在に回転すべくなしてある請求
    項2又は3記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 前記回転手段は、前記給紙ローラの回転
    軸に連動するつめ車と、前記給紙トレイの回転軸に連動
    するアームと、該アームの先端部に設けられたつめとを
    備え、該つめは、前記給紙トレイが前記給紙ローラから
    離隔する方向に回動するときは、前記つめ車に掛合し、
    前記給紙トレイが前記給紙ローラに圧接する方向に回動
    するときは、前記つめ車に掛合しないようになしてある
    請求項2記載の給紙装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載された給紙
    装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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