JP2003054728A - 振動フィーダ - Google Patents

振動フィーダ

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JP2003054728A JP2001245646A JP2001245646A JP2003054728A JP 2003054728 A JP2003054728 A JP 2003054728A JP 2001245646 A JP2001245646 A JP 2001245646A JP 2001245646 A JP2001245646 A JP 2001245646A JP 2003054728 A JP2003054728 A JP 2003054728A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動ボウルホッパフィーダ等の平面視円弧状
に振動する振動源によって駆動される直進形振動テーブ
ルの振動により、その直進形振動テーブルに設けられた
又は設けられる送路上の物品が直進搬送される。 【解決手段】 基盤10上に振動ボウルホッパフィーダ
12と直進形振動テーブル14を設け、前者の螺旋状送
路12aから後者に設けた送路部材15の直線状送路1
5aに対象物品を搬送する。直線状送路15a上の物品
を直進搬送し得る振動を主に引き起こすように直進形振
動テーブル14を上部板バネ26により支持する。振動
体20の所定部20aにおける円弧状の振動の接線方向
と直進形振動テーブル14の振動方向を平面視において
ほぼ平行とする。板バネ状伝達体28a及びゴム状伝達
体28bが直列した振動伝達部28により所定部20a
と直進形振動テーブル14を連接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動により送路上
の物品を搬送する振動フィーダに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】振動ボ
ウルホッパフィーダは、螺旋弧状の振動により対象物品
を搬送するものであるから、螺旋状送路上においては効
率的に対象物品の搬送が可能であるが、振動ボウルホッ
パフィーダに直線送路を設けた場合、その直線送路の長
さがボウルの半径に比し十分に短い場合を除き、それ自
体の振動によりその直線送路上の物品の搬送を行うこと
は困難である。
【0003】従って、振動ボウルホッパフィーダの螺旋
状送路から送出された物品を更に直線状送路により直線
状に搬送するには、別個の直進形振動フィーダを螺旋状
送路の出口に配し、振動ボウルホッパフィーダと直進形
振動フィーダを各別に駆動する必要があった。
【0004】本発明は、従来技術に存した上記のような
課題に鑑み行われたものであって、その目的とするとこ
ろは、振動ボウルホッパフィーダ等の平面視円弧状に振
動する振動源によって駆動される直進形振動テーブルの
振動により、その直進形振動テーブルに設けられた又は
設けられる送路上の物品が直進搬送される振動フィーダ
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の振動フィーダは、平面視円弧状に振動する振動源
と、直進形振動テーブルを備えてなる振動フィーダであ
って、前記直進形振動テーブルは、物品を搬送する送路
が設けられているか又は物品を搬送する送路を設けるこ
とができ、その送路上の物品を搬送する向きに対し上向
きに傾斜した方向に振動し得、その振動により前記送路
上の物品を直進搬送し得るものであり、前記振動源にお
ける平面視円弧状に振動する所定部と前記直進形振動テ
ーブルとが、前記所定部における円弧状の振動の接線方
向と直進形振動テーブルの振動方向が平面視においてほ
ぼ平行となるように配置されて、振動伝達部を介して連
接されており、前記振動伝達部は、少なくとも何れかの
方向に可撓性を有する可撓性伝達体を有し、前記所定部
の振動が、振動伝達部の少なくとも前記可撓性伝達体を
介して直進形振動テーブルに伝達されるものであること
を特徴とする。
【0006】振動源の振動によってその振動源における
所定部が平面視円弧状に振動すると、その振動が、所定
部と直進形振動テーブルを連接する振動伝達部の少なく
とも可撓性伝達体を介して直進形振動テーブルに伝達さ
れる。
【0007】振動源における所定部の振動は平面視円弧
状であるのに対し、直進形振動テーブルの振動は、物品
を搬送する送路が設けられている場合における送路上の
物品を搬送する向きに対し上向きに傾斜した方向、すな
わち平面視において直線方向である。しかしながら、所
定部における円弧状の振動の接線方向と直進形振動テー
ブルの前記振動方向とが平面視においてほぼ平行であ
り、且つ、所定部から直進形振動テーブルへの振動伝達
は、少なくとも何れかの方向に可撓性を有する可撓性伝
達体を介して行われるので、平面視直線方向の振動であ
る搬送の向きに対し上向きに傾斜した方向の直進形振動
テーブルの振動を、平面視円弧状をなす振動源の振動に
よりほぼ達成することができる。
【0008】このように振動源によって駆動される直進
形振動テーブルの振動により、前記送路上の物品が直進
搬送される。選別済み又は整列済みの物品を前記送路上
で直進搬送することができることは勿論、適宜の選別又
は整列手段を用いることにより、送路上で物品の選別又
は整列を行うこともできる。
【0009】振動源は、平面視円弧状に振動するもので
あり、一般的には、ほぼ鉛直方向の軸線の回りに振動す
るものである。
【0010】平面視円弧状の振動というのは、平面視に
おいて時計回りの円弧状の動きと反時計回りの円弧状の
動きが繰り返される振動であり、例えば、振動源が螺旋
弧状(すなわち、つるまき線に沿った弧状)に振動する
場合、特に、ほぼ鉛直方向の軸線の回りに螺旋弧状に振
動する場合のように立体的に振動する場合や、水平面内
において円弧状に振動する場合のように平面的に振動す
る場合を含む。
【0011】従って、振動源は、振動ボウルホッパフィ
ーダにおける螺旋弧状振動部分であるものとすることが
できる。振動源が、螺旋状送路を備えた振動ボウルホッ
パフィーダにおける螺旋弧状振動部分であり、上記直進
形振動テーブルに、物品を搬送する送路が設けられてい
る場合、その振動ボウルホッパフィーダの螺旋状送路か
ら直進形振動テーブルに設けられた送路に対象物品が搬
送されるよう配置することにより、振動ボウルホッパフ
ィーダの振動によって、同時に直進形振動テーブルが駆
動されて振動し、振動ボウルホッパフィーダの螺旋状送
路から直進形振動テーブルに設けられた送路に搬送され
た対象物品をその送路上において直進搬送することがで
きる。なお、振動源としては、少なくとも通常単独で使
用される振動ボウルホッパフィーダを用いることができ
るが、勿論個々の条件に適合することを要する。直進形
振動テーブルは、物品を搬送する送路(例えば上方開口
の溝状をなす直線状送路。整列又は選別のために物品を
側方に脱落させることができるもの等も含む。)が設け
られているか又は物品を搬送する送路を設けることがで
き、その送路上の物品を搬送する向きに対し上向きに傾
斜した方向に振動し得、その振動により送路上の物品を
直進搬送し得るものである。物品を搬送する送路は、例
えば直進形振動テーブルに一体的に設けることができ
る。また直進形振動テーブルに物品を搬送する送路を設
けるには、例えば、送路(例えば上方開口の溝状をなす
直線状送路。整列又は選別のために物品を側方に脱落さ
せることができるもの等も含む。)を備えた着脱可能な
送路部材を取り付けることにより行い得る。また搬送の
向きに対し上向きに傾斜した方向というのは、搬送の向
きを含む鉛直面内において、搬送方向前方に上向き傾斜
し、搬送方向後方に下向き傾斜する方向を言う。搬送の
向きは、一般的には水平方向であるが、上向き傾斜方向
又は下向き傾斜方向とすることも可能である。
【0012】直進形振動テーブルは、搬送の向きに対し
上向きに傾斜した方向に振動し得るよう基体に対し板バ
ネ体を介して支持されたものとすることができる。
【0013】このように基体に対し板バネ体を介して直
進形振動テーブルを支持するには、通常の直進形振動フ
ィーダにおける直進形振動テーブルの支持と同様に支持
することができる。例えば、基体の上方に複数の互いに
平行に配設された板バネ体を介して直進形振動テーブル
を支持し、その各板バネ体は、直進形振動テーブルにお
ける搬送の向きと逆向きに傾斜し、直進形振動テーブル
における搬送の向きを含む垂直面(水平面に対し垂直な
面)に直交すると共に、各板バネ体の軸線が前記垂直面
に含まれるか又は平行であるものとすることができる。
このような構成により、送路上の物品を直進搬送し得る
振動、すなわち搬送の向きに対し上向きに傾斜した方向
の振動が、直進形振動テーブルに主に引き起こされ、他
の方向の振動は生じ難いものとすることができる。な
お、板バネを介して直進形振動テーブルを支持する基体
を更に板バネ、防振ゴム、その他の緩衝手段を介して基
盤上に支持することにより、直進形振動テーブルの振動
を、物品の直進搬送により好ましい所望の振動状態とす
ることが容易である。このように基体を支持するのに板
バネを使用する場合、水平面に対し垂直で前記垂直面に
直交するように互いに平行に複数の板バネを設けて基体
を支持することができるほか、直進形振動テーブルを支
持する板バネと平行に複数の板バネを設けて基体を支持
することもできる。
【0014】振動源における平面視円弧状に振動する所
定部と直進形振動テーブルを、所定部における円弧状の
振動の接線方向と直進形振動テーブルの振動方向が平面
視においてほぼ平行な状態で連接する振動伝達部は、少
なくとも何れかの方向に可撓性を有する可撓性伝達体を
有する。所定部の振動は、振動伝達部の少なくとも可撓
性伝達体を介して直進形振動テーブルに伝達される。な
お、所定部における円弧状の振動の接線方向と振動方向
が平面視においてほぼ平行な状態で振動伝達部を介して
連接された直進形振動テーブルによる物品の搬送の向き
は、前記平面視において前記接線方向の一方の向き又は
他方の向きとすることができる。
【0015】可撓性伝達体の具体例としては、防振ゴム
を含むゴム状材料(ゴム状弾性を有する材料)製の棒状
体若しくは柱状体等、板バネ体、圧縮コイルバネ等のよ
うに、押圧力及び引張力を共に伝達し得るものを挙げる
ことができるほか、可撓性の帯体若しくは条体等のよう
に引張力のみを伝達し得るものを挙げることができる。
また、これら2種以上の組み合せであってもよく、これ
らに限られるものでもない。なお、可撓性伝達体の動的
な弾性係数等の物性の選択を適切に行うことは、直進形
振動テーブルによる物品の搬送を適切に行う上で重要で
ある。振動ボウルホッパフィーダにおける螺旋弧状振動
部分を振動源とする場合、可撓性伝達体を用いなかった
り、或いは使用する可撓性伝達体の物性等が不適切であ
れば、直進形振動テーブルによる送路上の物品の搬送の
みならず、振動ボウルホッパフィーダ自体の螺旋上送路
上の物品の搬送にも障害が生じることとなる。
【0016】可撓性伝達体の可撓性の方向は、例えば互
いに直交する2方向又は3方向を含むものとすることが
できる。この場合、平面視直線方向の振動である搬送の
向きに対し上向きに傾斜した方向の直進形振動テーブル
の振動を、平面視円弧状をなす振動源の振動を可撓性伝
達体を介して伝達することにより、より確実に達成する
ことができる。
【0017】また、可撓性伝達体は、例えばゴム状材料
(ゴム状弾性を有する材料)製の棒状体若しくは柱状体
や、圧縮コイルバネ等のように、あらゆる方向につい
て、或いはそれぞれの軸線に対し直交するあらゆる方向
について可撓性を有するものとすることができる。この
ような場合、平面視直線方向の振動である搬送の向きに
対し上向きに傾斜した方向の直進形振動テーブルの振動
を、平面視円弧状をなす振動源の振動を可撓性伝達体を
介して伝達することにより、より確実に達成することが
できる。
【0018】更に、振動伝達部が、例えば、可撓性伝達
体として、平面視における直進形振動テーブルの振動方
向に直交する何れの方向にも撓み得るゴム状伝達体(2
以上用いることもできる)と、ほぼ前記振動方向に撓み
得るよう配された板バネ状伝達体(2以上用いることも
できる)を直列的に有し、前記所定部の振動が、振動伝
達部の少なくとも前記ゴム状伝達体及び板バネ状伝達体
を介して直進形振動テーブルに伝達されるものとするこ
とができる。この場合、平面視直線方向の振動である搬
送の向きに対し上向きに傾斜した方向の直進形振動テー
ブルの振動を、平面視円弧状をなす振動源の振動を可撓
性伝達体を介して伝達することにより、より一層確実に
達成することができる。
【0019】また、本発明の振動フィーダは、振動源に
対する2以上の周方向位置に、それぞれ上記直進形振動
テーブル及び所定部を有し、各周方向位置において、所
定部と直進形振動テーブルとが、その所定部における円
弧状の振動の接線方向と直進形振動テーブルの振動方向
が平面視においてほぼ平行となるように配置されて、そ
れぞれ上記振動伝達部を介して連接されているものとす
ることができる。
【0020】この場合、1つの振動源の振動によって2
以上の直進形振動テーブルが駆動されて振動し、その各
直進形振動テーブルの振動により、それぞれの直進形振
動テーブルに設けた送路上の物品が直進搬送される。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しつつ説明する。
【0022】図面は何れも本発明の実施の形態の一例と
しての複合振動フィーダに関するものであって、図1は
ボウルの一部を破砕して表した一部破砕平面図、図2は
正面図、図3は振動ボウルホッパフィーダの振動体及び
振動伝達部の要部平面図である。
【0023】この複合振動フィーダは、水平状の基盤1
0上に、振動ボウルホッパフィーダ12が設けられると
共に、上方開口の溝状をなす直線状送路15aを備えた
送路部材15が設けられた直進形振動テーブル14が、
その直線状送路15aが水平状をなすように支持されて
なる。
【0024】振動ボウルホッパフィーダ12は、通常単
独で使用されるものを用いることができる。すなわち、
振動ボウルホッパフィーダ12は、基盤10上に防振材
16を介して支持された基体(図示せず)上に、ボウル
18が上側に設けられた振動体20が鉛直方向軸線の回
りに螺旋弧状に振動し得るように、複数の板バネ(図示
せず)により支持され、電磁加振装置(図示せず)によ
ってボウル18を螺旋弧状に振動させてボウル18内の
物品を螺旋状送路12a上で上向きに搬送するものであ
る。
【0025】直進形振動テーブル14は、基盤10に対
し垂直に起立した状態で下部が固定された互いに平行な
一対の下部板バネ22の上部に固定されて支持された基
体24の上方に、一対の互いに平行に配設された上部板
バネ26を介して支持されている。上部板バネ26は、
直進形振動テーブル14における搬送の向き(図1及び
図2における左向き)と逆向き(図2における右向き)
に傾斜し、直進形振動テーブル14に設けられた送路部
材15における直線状送路15aの軸線を含む垂直面
(水平面に対し垂直な面)に直交すると共に、各上部板
バネ26の軸線がその垂直面に含まれる。このような構
成により、直線状送路15a上の物品を直進搬送し得る
振動、すなわち搬送の向きに対し上向きに傾斜した方向
の振動(図2における左上向動と右下向動を繰り返す振
動)が、直進形振動テーブル14に主に引き起こされ、
他の方向の振動は生じ難いものとなる。なお、基体24
が前記垂直面に直交する下部板バネ22により支持され
ているので、直進形振動テーブル14の振動を、物品の
直進搬送により好ましい所望の振動状態とすることが容
易である。下部板バネ22を上部板バネ26と平行に設
けることもできる。
【0026】振動体20における周方向に対し垂直な面
からなる所定部20a、すなわち平面視円弧状に振動す
る所定部20aと直進形振動テーブル14が、所定部2
0aにおける円弧状の振動の接線方向と直進形振動テー
ブル14の振動方向が平面視においてほぼ平行であり、
振動ボウルホッパフィーダ12の螺旋状送路12aから
直線状送路15aに対象物品が搬送されるように配置さ
れている。
【0027】振動伝達部28は、その所定部20aと直
進形振動テーブル14を連接するものであり、直列的に
設けられた可撓性伝達体としての板バネ状伝達体28a
及びゴム状伝達体28b(ゴム状材料製の柱状体)と、
平面視L字形状の金属製ブラケット28cからなる。板
バネ状伝達体28aは、所定部20aの面に平行に配さ
れ、一端部が所定部20aに固定され、振動体20及び
ボウル18の径方向外方に突出した他端部は、直進形振
動テーブル14による搬送方向(平面視における振動方
向)に平行に配されたゴム状伝達体28bの基端(図1
における右端)に固定され、ゴム状伝達体28bの先端
は、直進形振動テーブル14に固定された金属製ブラケ
ット28cにおける、振動ボウルホッパフィーダ12側
に垂直に突起した垂直突起部に固定されている。
【0028】振動ボウルホッパフィーダ12の振動体2
0の振動によって所定部20aが螺旋弧状に振動する
と、ボウル18が振動すると共に、振動体20の振動が
振動伝達部28を介して直進形振動テーブル14に伝達
される。
【0029】所定部20aにおける円弧状の振動の接線
方向と直進形振動テーブル14の前記振動方向とが平面
視においてほぼ平行であり、且つ、所定部20aから直
進形振動テーブル14への振動伝達は、ほぼ直進形振動
テーブル14の振動方向に撓み得る板バネ状伝達体28
aと直進形振動テーブル14の振動方向に直交する何れ
の方向にも撓み得るゴム状伝達体28bを直列的に介し
て行われるので、平面視直線方向の振動である搬送の向
きに対し上向きに傾斜した方向の直進形振動テーブル1
4の振動を、振動体20の螺旋弧状の振動により確実に
達成することができる。
【0030】このように振動ボウルホッパフィーダ12
の振動体20の振動により所定部20aが螺旋弧状に振
動することによって、ボウル18の振動によりボウル1
8内の物品が螺旋状送路12a上で上向きに搬送される
と共に、振動体20の振動により駆動される直進形振動
テーブル14の振動により、直線状送路15a上の物品
が直進搬送される。
【0031】なお、振動体20における2以上の周方向
位置に前記のような所定部20aを設け、各所定部20
aに対応する径方向外方位置に直進形振動テーブル14
を設け、各周方向位置において、所定部20aと直進形
振動テーブル14を、その所定部20aにおける円弧状
の振動の接線方向と直進形振動テーブル14の振動方向
が平面視においてほぼ平行となるように配置し、それぞ
れ前記のような振動伝達部28を介して連接することに
より、1つの振動ボウルホッパフィーダ12の振動によ
って、ボウル18内の物品を螺旋状送路12a上で上向
きに搬送すると共に、2以上の直進形振動テーブル14
を駆動して振動させ、その各直進形振動テーブル14の
振動により、それぞれの直線状送路15a上の物品を直
進搬送することができる。この場合、螺旋状送路12a
の出口を複数設け、それぞれの出口から各直線状送路1
5aに物品が搬送されるものとすることができる。
【0032】以上の実施の形態についての記述における
構成部品の寸法、個数、材質、形状、その相対配置など
は、特にそれらに限定される旨の記載がない限りは、こ
の発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではな
く、単なる説明例に過ぎない。また、課題を解決するた
めの手段の項において本発明について述べた例示及び数
値範囲を含む説明は、原則として以上の実施の形態につ
いての記述に適用される。
【0033】
【発明の効果】本発明の振動フィーダによれば、平面視
円弧状に振動する振動源によって駆動される直進形振動
テーブルの振動により、その直進形振動テーブルに設け
られた又は設けられる送路上の物品が直進搬送される。
選別済み又は整列済みの物品を送路上で直進搬送するこ
とができることは勿論、適宜の選別又は整列手段を用い
ることにより、送路上で物品の選別又は整列を行うこと
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部破砕平面図である。
【図2】正面図である。
【図3】振動ボウルホッパフィーダの振動体及び振動伝
達部の要部平面図である。
【符号の説明】
10 基盤 12 振動ボウルホッパフィーダ 12a 螺旋状送路 14 直進形振動テーブル 15 送路部材 15a 直線状送路 16 防振材 18 ボウル 20 振動体 20a 所定部 22 下部板バネ 24 基体 26 上部板バネ 28 振動伝達部 28a 板バネ状伝達体 28b ゴム状伝達体 28c 金属製ブラケット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面視円弧状に振動する振動源と、直進形
    振動テーブルを備えてなる振動フィーダであって、前記
    直進形振動テーブルは、物品を搬送する送路が設けられ
    ているか又は物品を搬送する送路を設けることができ、
    その送路上の物品を搬送する向きに対し上向きに傾斜し
    た方向に振動し得、その振動により前記送路上の物品を
    直進搬送し得るものであり、前記振動源における平面視
    円弧状に振動する所定部と前記直進形振動テーブルと
    が、前記所定部における円弧状の振動の接線方向と直進
    形振動テーブルの振動方向が平面視においてほぼ平行と
    なるように配置されて、振動伝達部を介して連接されて
    おり、前記振動伝達部は、少なくとも何れかの方向に可
    撓性を有する可撓性伝達体を有し、前記所定部の振動
    が、振動伝達部の少なくとも前記可撓性伝達体を介して
    直進形振動テーブルに伝達されるものであることを特徴
    とする振動フィーダ。
  2. 【請求項2】上記直進形振動テーブルが、送路上の物品
    を搬送する向きに対し上向きに傾斜した方向に振動し得
    るよう基体に対し板バネ体を介して支持されている請求
    項1記載の振動フィーダ。
  3. 【請求項3】上記可撓性伝達体の可撓性の方向が、互い
    に直交する2方向又は3方向を含む請求項1又は2記載
    の振動フィーダ。
  4. 【請求項4】上記可撓性伝達体があらゆる方向について
    可撓性を有する請求項1又は2記載の振動フィーダ。
  5. 【請求項5】上記振動伝達部が、可撓性伝達体として、
    平面視における直進形振動テーブルの振動方向に直交す
    る何れの方向にも撓み得るゴム状伝達体と、ほぼ前記振
    動方向に撓み得るよう配された板バネ状伝達体を直列的
    に有し、上記所定部の振動が、振動伝達部の少なくとも
    前記ゴム状伝達体及び板バネ状伝達体を介して直進形振
    動テーブルに伝達されるものである請求項1又は2記載
    の振動フィーダ。
  6. 【請求項6】上記振動源が、螺旋弧状に振動するもので
    ある請求項1乃至5の何れかに記載の振動フィーダ。
  7. 【請求項7】上記振動源が、螺旋状送路を備えた振動ボ
    ウルホッパフィーダにおける螺旋弧状振動部分であり、
    上記直進形振動テーブルに、物品を搬送する送路が設け
    られており、前記振動ボウルホッパフィーダの螺旋状送
    路から前記直進形振動テーブルに設けられた送路に対象
    物品が搬送されるよう配置された請求項6記載の振動フ
    ィーダ。
  8. 【請求項8】振動源に対する2以上の周方向位置に、そ
    れぞれ上記直進形振動テーブル及び所定部を有し、各周
    方向位置において、所定部と直進形振動テーブルとが、
    その所定部における円弧状の振動の接線方向と直進形振
    動テーブルの振動方向が平面視においてほぼ平行となる
    ように配置されて、それぞれ上記振動伝達部を介して連
    接されている請求項1乃至7の何れかに記載の振動フィ
    ーダ。
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