JP4963335B2 - 振動フィーダ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、振動により送路上の物品を搬送する振動フィーダに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
振動ボウルホッパフィーダは、螺旋弧状の振動により対象物品を搬送するものであるから、螺旋状送路上においては効率的に対象物品の搬送が可能であるが、振動ボウルホッパフィーダに直線送路を設けた場合、その直線送路の長さがボウルの半径に比し十分に短い場合を除き、それ自体の振動によりその直線送路上の物品の搬送を行うことは困難である。
【0003】
従って、振動ボウルホッパフィーダの螺旋状送路から送出された物品を更に直線状送路により直線状に搬送するには、別個の直進形振動フィーダを螺旋状送路の出口に配し、振動ボウルホッパフィーダと直進形振動フィーダを各別に駆動する必要があった。
【0004】
本発明は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、振動ボウルホッパフィーダ等の平面視円弧状に振動する振動源によって駆動される直進形振動テーブルの振動により、その直進形振動テーブルに設けられた又は設けられる送路上の物品が直進搬送される振動フィーダを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の振動フィーダは、
平面視円弧状に振動する振動源と、直進形振動テーブルを備えてなる振動フィーダであって、
前記直進形振動テーブルは、物品を搬送する送路が設けられているか又は物品を搬送する送路を設けることができ、その送路上の物品を搬送する向きに対し上向きに傾斜した方向に振動し得、その振動により前記送路上の物品を直進搬送し得るものであり、
前記振動源における平面視円弧状に振動する所定部と前記直進形振動テーブルとが、前記所定部における円弧状の振動の接線方向と直進形振動テーブルの振動方向が平面視においてほぼ平行となるように配置されて、振動伝達部を介して連接されており、
前記振動伝達部は、少なくとも何れかの方向に可撓性を有する可撓性伝達体を有し、
前記所定部の振動が、振動伝達部の少なくとも前記可撓性伝達体を介して直進形振動テーブルに伝達されるものであることを特徴とする。
【0006】
振動源の振動によってその振動源における所定部が平面視円弧状に振動すると、その振動が、所定部と直進形振動テーブルを連接する振動伝達部の少なくとも可撓性伝達体を介して直進形振動テーブルに伝達される。
【0007】
振動源における所定部の振動は平面視円弧状であるのに対し、直進形振動テーブルの振動は、物品を搬送する送路が設けられている場合における送路上の物品を搬送する向きに対し上向きに傾斜した方向、すなわち平面視において直線方向である。しかしながら、所定部における円弧状の振動の接線方向と直進形振動テーブルの前記振動方向とが平面視においてほぼ平行であり、且つ、所定部から直進形振動テーブルへの振動伝達は、少なくとも何れかの方向に可撓性を有する可撓性伝達体を介して行われるので、平面視直線方向の振動である搬送の向きに対し上向きに傾斜した方向の直進形振動テーブルの振動を、平面視円弧状をなす振動源の振動によりほぼ達成することができる。
【0008】
このように振動源によって駆動される直進形振動テーブルの振動により、前記送路上の物品が直進搬送される。選別済み又は整列済みの物品を前記送路上で直進搬送することができることは勿論、適宜の選別又は整列手段を用いることにより、送路上で物品の選別又は整列を行うこともできる。
【0009】
振動源は、平面視円弧状に振動するものであり、一般的には、ほぼ鉛直方向の軸線の回りに振動するものである。
【0010】
平面視円弧状の振動というのは、平面視において時計回りの円弧状の動きと反時計回りの円弧状の動きが繰り返される振動であり、例えば、振動源が螺旋弧状(すなわち、つるまき線に沿った弧状)に振動する場合、特に、ほぼ鉛直方向の軸線の回りに螺旋弧状に振動する場合のように立体的に振動する場合や、水平面内において円弧状に振動する場合のように平面的に振動する場合を含む。
【0011】
従って、振動源は、振動ボウルホッパフィーダにおける螺旋弧状振動部分であるものとすることができる。振動源が、螺旋状送路を備えた振動ボウルホッパフィーダにおける螺旋弧状振動部分であり、上記直進形振動テーブルに、物品を搬送する送路が設けられている場合、その振動ボウルホッパフィーダの螺旋状送路から直進形振動テーブルに設けられた送路に対象物品が搬送されるよう配置することにより、振動ボウルホッパフィーダの振動によって、同時に直進形振動テーブルが駆動されて振動し、振動ボウルホッパフィーダの螺旋状送路から直進形振動テーブルに設けられた送路に搬送された対象物品をその送路上において直進搬送することができる。
なお、振動源としては、少なくとも通常単独で使用される振動ボウルホッパフィーダを用いることができるが、勿論個々の条件に適合することを要する。
直進形振動テーブルは、物品を搬送する送路(例えば上方開口の溝状をなす直線状送路。整列又は選別のために物品を側方に脱落させることができるもの等も含む。)が設けられているか又は物品を搬送する送路を設けることができ、その送路上の物品を搬送する向きに対し上向きに傾斜した方向に振動し得、その振動により送路上の物品を直進搬送し得るものである。物品を搬送する送路は、例えば直進形振動テーブルに一体的に設けることができる。また直進形振動テーブルに物品を搬送する送路を設けるには、例えば、送路(例えば上方開口の溝状をなす直線状送路。整列又は選別のために物品を側方に脱落させることができるもの等も含む。)を備えた着脱可能な送路部材を取り付けることにより行い得る。また搬送の向きに対し上向きに傾斜した方向というのは、搬送の向きを含む鉛直面内において、搬送方向前方に上向き傾斜し、搬送方向後方に下向き傾斜する方向を言う。搬送の向きは、一般的には水平方向であるが、上向き傾斜方向又は下向き傾斜方向とすることも可能である。
【0012】
直進形振動テーブルは、搬送の向きに対し上向きに傾斜した方向に振動し得るよう基体に対し板バネ体を介して支持されたものとすることができる。
【0013】
このように基体に対し板バネ体を介して直進形振動テーブルを支持するには、通常の直進形振動フィーダにおける直進形振動テーブルの支持と同様に支持することができる。例えば、基体の上方に複数の互いに平行に配設された板バネ体を介して直進形振動テーブルを支持し、その各板バネ体は、直進形振動テーブルにおける搬送の向きと逆向きに傾斜し、直進形振動テーブルにおける搬送の向きを含む垂直面(水平面に対し垂直な面)に直交すると共に、各板バネ体の軸線が前記垂直面に含まれるか又は平行であるものとすることができる。このような構成により、送路上の物品を直進搬送し得る振動、すなわち搬送の向きに対し上向きに傾斜した方向の振動が、直進形振動テーブルに主に引き起こされ、他の方向の振動は生じ難いものとすることができる。なお、板バネを介して直進形振動テーブルを支持する基体を更に板バネ、防振ゴム、その他の緩衝手段を介して基盤上に支持することにより、直進形振動テーブルの振動を、物品の直進搬送により好ましい所望の振動状態とすることが容易である。このように基体を支持するのに板バネを使用する場合、水平面に対し垂直で前記垂直面に直交するように互いに平行に複数の板バネを設けて基体を支持することができるほか、直進形振動テーブルを支持する板バネと平行に複数の板バネを設けて基体を支持することもできる。
【0014】
振動源における平面視円弧状に振動する所定部と直進形振動テーブルを、所定部における円弧状の振動の接線方向と直進形振動テーブルの振動方向が平面視においてほぼ平行な状態で連接する振動伝達部は、少なくとも何れかの方向に可撓性を有する可撓性伝達体を有する。所定部の振動は、振動伝達部の少なくとも可撓性伝達体を介して直進形振動テーブルに伝達される。なお、所定部における円弧状の振動の接線方向と振動方向が平面視においてほぼ平行な状態で振動伝達部を介して連接された直進形振動テーブルによる物品の搬送の向きは、前記平面視において前記接線方向の一方の向き又は他方の向きとすることができる。
【0015】
可撓性伝達体の具体例としては、防振ゴムを含むゴム状材料(ゴム状弾性を有する材料)製の棒状体若しくは柱状体等、板バネ体、圧縮コイルバネ等のように、押圧力及び引張力を共に伝達し得るものを挙げることができるほか、可撓性の帯体若しくは条体等のように引張力のみを伝達し得るものを挙げることができる。また、これら2種以上の組み合せであってもよく、これらに限られるものでもない。なお、可撓性伝達体の動的な弾性係数等の物性の選択を適切に行うことは、直進形振動テーブルによる物品の搬送を適切に行う上で重要である。振動ボウルホッパフィーダにおける螺旋弧状振動部分を振動源とする場合、可撓性伝達体を用いなかったり、或いは使用する可撓性伝達体の物性等が不適切であれば、直進形振動テーブルによる送路上の物品の搬送のみならず、振動ボウルホッパフィーダ自体の螺旋状送路上の物品の搬送にも障害が生じることとなる。
【0016】
可撓性伝達体の可撓性の方向は、例えば互いに直交する2方向又は3方向を含むものとすることができる。この場合、平面視直線方向の振動である搬送の向きに対し上向きに傾斜した方向の直進形振動テーブルの振動を、平面視円弧状をなす振動源の振動を可撓性伝達体を介して伝達することにより、より確実に達成することができる。
【0017】
また、可撓性伝達体は、例えばゴム状材料(ゴム状弾性を有する材料)製の棒状体若しくは柱状体や、圧縮コイルバネ等のように、あらゆる方向について、或いはそれぞれの軸線に対し直交するあらゆる方向について可撓性を有するものとすることができる。このような場合、平面視直線方向の振動である搬送の向きに対し上向きに傾斜した方向の直進形振動テーブルの振動を、平面視円弧状をなす振動源の振動を可撓性伝達体を介して伝達することにより、より確実に達成することができる。
【0018】
更に、振動伝達部が、例えば、可撓性伝達体として、平面視における直進形振動テーブルの振動方向に直交する何れの方向にも撓み得るゴム状伝達体(2以上用いることもできる)と、ほぼ前記振動方向に撓み得るよう配された板バネ状伝達体(2以上用いることもできる)を直列的に有し、前記所定部の振動が、振動伝達部の少なくとも前記ゴム状伝達体及び板バネ状伝達体を介して直進形振動テーブルに伝達されるものとすることができる。この場合、平面視直線方向の振動である搬送の向きに対し上向きに傾斜した方向の直進形振動テーブルの振動を、平面視円弧状をなす振動源の振動を可撓性伝達体を介して伝達することにより、より一層確実に達成することができる。
【0019】
また、本発明の振動フィーダは、振動源に対する2以上の周方向位置に、それぞれ上記直進形振動テーブル及び所定部を有し、各周方向位置において、所定部と直進形振動テーブルとが、その所定部における円弧状の振動の接線方向と直進形振動テーブルの振動方向が平面視においてほぼ平行となるように配置されて、それぞれ上記振動伝達部を介して連接されているものとすることができる。
【0020】
この場合、1つの振動源の振動によって2以上の直進形振動テーブルが駆動されて振動し、その各直進形振動テーブルの振動により、それぞれの直進形振動テーブルに設けた送路上の物品が直進搬送される。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
【0022】
図面は何れも本発明の実施の形態の一例としての複合振動フィーダに関するものであって、図1はボウルの一部を破砕して表した一部破砕平面図、図2は正面図、図3は振動ボウルホッパフィーダの振動体及び振動伝達部の要部平面図である。
【0023】
この複合振動フィーダは、水平状の基盤10上に、振動ボウルホッパフィーダ12が設けられると共に、上方開口の溝状をなす直線状送路15aを備えた送路部材15が設けられた直進形振動テーブル14が、その直線状送路15aが水平状をなすように支持されてなる。
【0024】
振動ボウルホッパフィーダ12は、通常単独で使用されるものを用いることができる。すなわち、振動ボウルホッパフィーダ12は、基盤10上に防振材16を介して支持された基体(図示せず)上に、ボウル18が上側に設けられた振動体20が鉛直方向軸線の回りに螺旋弧状に振動し得るように、複数の板バネ(図示せず)により支持され、電磁加振装置(図示せず)によってボウル18を螺旋弧状に振動させてボウル18内の物品を螺旋状送路12a上で上向きに搬送するものである。
【0025】
直進形振動テーブル14は、基盤10に対し垂直に起立した状態で下部が固定された互いに平行な一対の下部板バネ22の上部に固定されて支持された基体24の上方に、一対の互いに平行に配設された上部板バネ26を介して支持されている。上部板バネ26は、直進形振動テーブル14における搬送の向き(図1及び図2における左向き)と逆向き(図2における右向き)に傾斜し、直進形振動テーブル14に設けられた送路部材15における直線状送路15aの軸線を含む垂直面(水平面に対し垂直な面)に直交すると共に、各上部板バネ26の軸線がその垂直面に含まれる。このような構成により、直線状送路15a上の物品を直進搬送し得る振動、すなわち搬送の向きに対し上向きに傾斜した方向の振動(図2における左上向動と右下向動を繰り返す振動)が、直進形振動テーブル14に主に引き起こされ、他の方向の振動は生じ難いものとなる。なお、基体24が前記垂直面に直交する下部板バネ22により支持されているので、直進形振動テーブル14の振動を、物品の直進搬送により好ましい所望の振動状態とすることが容易である。下部板バネ22を上部板バネ26と平行に設けることもできる。
【0026】
振動体20における周方向に対し垂直な面からなる所定部20a、すなわち平面視円弧状に振動する所定部20aと直進形振動テーブル14が、所定部20aにおける円弧状の振動の接線方向と直進形振動テーブル14の振動方向が平面視においてほぼ平行であり、振動ボウルホッパフィーダ12の螺旋状送路12aから直線状送路15aに対象物品が搬送されるように配置されている。
【0027】
振動伝達部28は、その所定部20aと直進形振動テーブル14を連接するものであり、直列的に設けられた可撓性伝達体としての板バネ状伝達体28a及びゴム状伝達体28b(ゴム状材料製の柱状体)と、平面視L字形状の金属製ブラケット28cからなる。板バネ状伝達体28aは、所定部20aの面に平行に配され、一端部が所定部20aに固定され、振動体20及びボウル18の径方向外方に突出した他端部は、直進形振動テーブル14による搬送方向(平面視における振動方向)に平行に配されたゴム状伝達体28bの基端(図1における右端)に固定され、ゴム状伝達体28bの先端は、直進形振動テーブル14に固定された金属製ブラケット28cにおける、振動ボウルホッパフィーダ12側に垂直に突起した垂直突起部に固定されている。
【0028】
振動ボウルホッパフィーダ12の振動体20の振動によって所定部20aが螺旋弧状に振動すると、ボウル18が振動すると共に、振動体20の振動が振動伝達部28を介して直進形振動テーブル14に伝達される。
【0029】
所定部20aにおける円弧状の振動の接線方向と直進形振動テーブル14の前記振動方向とが平面視においてほぼ平行であり、且つ、所定部20aから直進形振動テーブル14への振動伝達は、ほぼ直進形振動テーブル14の振動方向に撓み得る板バネ状伝達体28aと直進形振動テーブル14の振動方向に直交する何れの方向にも撓み得るゴム状伝達体28bを直列的に介して行われるので、平面視直線方向の振動である搬送の向きに対し上向きに傾斜した方向の直進形振動テーブル14の振動を、振動体20の螺旋弧状の振動により確実に達成することができる。
【0030】
このように振動ボウルホッパフィーダ12の振動体20の振動により所定部20aが螺旋弧状に振動することによって、ボウル18の振動によりボウル18内の物品が螺旋状送路12a上で上向きに搬送されると共に、振動体20の振動により駆動される直進形振動テーブル14の振動により、直線状送路15a上の物品が直進搬送される。
【0031】
なお、振動体20における2以上の周方向位置に前記のような所定部20aを設け、各所定部20aに対応する径方向外方位置に直進形振動テーブル14を設け、各周方向位置において、所定部20aと直進形振動テーブル14を、その所定部20aにおける円弧状の振動の接線方向と直進形振動テーブル14の振動方向が平面視においてほぼ平行となるように配置し、それぞれ前記のような振動伝達部28を介して連接することにより、1つの振動ボウルホッパフィーダ12の振動によって、ボウル18内の物品を螺旋状送路12a上で上向きに搬送すると共に、2以上の直進形振動テーブル14を駆動して振動させ、その各直進形振動テーブル14の振動により、それぞれの直線状送路15a上の物品を直進搬送することができる。この場合、螺旋状送路12aの出口を複数設け、それぞれの出口から各直線状送路15aに物品が搬送されるものとすることができる。
【0032】
以上の実施の形態についての記述における構成部品の寸法、個数、材質、形状、その相対配置などは、特にそれらに限定される旨の記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎない。また、課題を解決するための手段の項において本発明について述べた例示及び数値範囲を含む説明は、原則として以上の実施の形態についての記述に適用される。
【0033】
【発明の効果】
本発明の振動フィーダによれば、螺旋弧状に振動する振動源によって駆動される直進形振動テーブルの振動により、その直進形振動テーブルに設けられた又は設けられる送路上の物品が直進搬送される。選別済み又は整列済みの物品を送路上で直進搬送することができることは勿論、適宜の選別又は整列手段を用いることにより、送路上で物品の選別又は整列を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部破砕平面図である。
【図2】正面図である。
【図3】振動ボウルホッパフィーダの振動体及び振動伝達部の要部平面図である。
【符号の説明】
10 基盤
12 振動ボウルホッパフィーダ
12a 螺旋状送路
14 直進形振動テーブル
15 送路部材
15a 直線状送路
16 防振材
18 ボウル
20 振動体
20a 所定部
22 下部板バネ
24 基体
26 上部板バネ
28 振動伝達部
28a 板バネ状伝達体
28b ゴム状伝達体
28c 金属製ブラケット
Claims (8)
- 螺旋状送路と、その螺旋状送路を振動させて前記螺旋状送路上の物品を搬送するための、螺旋弧状に振動する振動源と、直進形振動テーブルを備えてなる振動フィーダであって、
前記直進形振動テーブルは、物品を搬送する送路が設けられているか又は物品を搬送する送路を設けることができ、その送路上の物品を搬送する向きに対し上向きに傾斜した方向に振動し得、その振動により前記送路上の物品を直進搬送し得るものであり、
前記振動源における螺旋弧状に振動する所定部と前記直進形振動テーブルとが、前記所定部における螺旋弧状の振動の接線方向と直進形振動テーブルの振動方向が平面視においてほぼ平行となるように配置されて、振動伝達部を介して連接されており、
前記振動伝達部は、少なくとも何れかの方向に可撓性を有する可撓性伝達体を有し、
前記所定部の振動が、振動伝達部の少なくとも前記可撓性伝達体を介して直進形振動テーブルに伝達されるものであることを特徴とする振動フィーダ。 - 上記直進形振動テーブルが、送路上の物品を搬送する向きに対し上向きに傾斜した方向に振動し得るよう基体に対し板バネ体を介して支持されている請求項1記載の振動フィーダ。
- 上記可撓性伝達体の可撓性の方向が、互いに直交する2方向又は3方向を含む請求項1又は2記載の振動フィーダ。
- 上記可撓性伝達体があらゆる方向について可撓性を有する請求項1又は2記載の振動フィーダ。
- 上記振動伝達部が、可撓性伝達体として、平面視における直進形振動テーブルの振動方向に直交する何れの方向にも撓み得るゴム状伝達体と、ほぼ前記振動方向に撓み得るよう配された板バネ状伝達体を直列的に有し、
上記所定部の振動が、振動伝達部の少なくとも前記ゴム状伝達体及び板バネ状伝達体を介して直進形振動テーブルに伝達されるものである請求項1又は2記載の振動フィーダ。 - 上記直進形振動テーブルに、物品を搬送する送路が設けられており、
上記螺旋状送路から前記直進形振動テーブルに設けられた送路に対象物品が搬送されるよう配置された請求項1乃至5の何れかに記載の振動フィーダ。 - 上記振動源が、螺旋状送路を備えた振動ボウルホッパフィーダにおける螺旋弧状振動部分であり、
上記直進形振動テーブルに、物品を搬送する送路が設けられており、
前記振動ボウルホッパフィーダの螺旋状送路から前記直進形振動テーブルに設けられた送路に対象物品が搬送されるよう配置された請求項6記載の振動フィーダ。 - 振動源に対する2以上の周方向位置に、それぞれ上記直進形振動テーブル及び所定部を有し、各周方向位置において、所定部と直進形振動テーブルとが、その所定部における螺旋弧状の振動の接線方向と直進形振動テーブルの振動方向が平面視においてほぼ平行となるように配置されて、それぞれ上記振動伝達部を介して連接されている請求項1乃至7の何れかに記載の振動フィーダ。
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