JP2003054523A - ラベル貼付治具 - Google Patents

ラベル貼付治具

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JP2003054523A JP2001238403A JP2001238403A JP2003054523A JP 2003054523 A JP2003054523 A JP 2003054523A JP 2001238403 A JP2001238403 A JP 2001238403A JP 2001238403 A JP2001238403 A JP 2001238403A JP 2003054523 A JP2003054523 A JP 2003054523A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベル非貼着面の内径が異なる円盤型コンパ
クトディスクや名刺型等のコンパクトディスクにも用い
ることができ、これら複数種のコンパクトディスクに対
応するための部材を全て1つのケース内に収容保管可能
なラベル貼付治具を提供すること。 【解決手段】 裏面側にコンパクトディスク用保持部と
して回転軸受孔用ホルダ2及び2本のリブ突起14a,14b
を備えた上蓋1を下容器6と開閉可能に連結形成したケ
ース本体内に対して、ともに押圧下降しうる筒状突起3
2,33及び腕状突起44をラベル位置決め突起として設けた
ラベル載置板5を収容し、上蓋1にコンパクトディスク
を保持させる一方ラベル載置板5上に印刷済みラベルを
置いて閉蓋押圧するだけで正確なラベル貼付が行えるよ
う形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来から一般に普
及している円盤型のコンパクトディスクをはじめ、名刺
型やタル型のコンパクトディスク表面に対してラベルを
簡単かつ正確に貼付するために用いられるラベル貼付治
具に関し、さらに詳しくは、異なる種類のコンパクトデ
ィスクに対応するためのアダプタとなる部材を全て1つ
のケース内に収容保管可能としたラベル貼付治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CD−RやCD−RWなど記録可能なコ
ンパクトディスクに音楽や映像、データ等を記憶させ、
ディスク表面に自作のラベルを貼り付けることによっ
て、一般家庭においても簡単にオリジナル・ディスクが
製作できるようになった。そこで、ディスク表面に対し
て、簡単、正確、きれいにラベル貼付が行えるように、
従来から種々のラベル貼付治具が提案されている。
【0003】例えば、先に特開2000-53115において提案
したラベル貼付治具は、スティックとラベル載置台とか
ら構成されたものである。このラベル貼付治具では、パ
ソコン等で作成した文字やイラスト等を表面に印刷した
ラベルを用いて、ラベル裏面の粘着剤が塗布された貼着
面を上方に向けてラベル載置台上に置く一方、コンパク
トディスクの記録・読み取り面を上方に向けた裏返し状
態でスティックに挟持させ、該スティックをラベル載置
台中心に穿設された垂直孔内に落とし込んで押圧するこ
とによって、コンパクトディスク表面に対してラベルを
正確に貼付できるよう形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近時では、
円盤型コンパクトディスクもディスク自体の外径やラベ
ル非貼着面の内径の異なるものが提供されるようにな
り、さらには、カードサイズの名刺型コンパクトディス
クや、該名刺型コンパクトディスクにおいて対向する2
辺を湾曲膨出させたタル型コンパクトディスクなども提
供されている。こうした新形状のコンパクトディスクに
おいても、従来の円盤型コンパクトディスクと同様、パ
ソコン等による書き込みを可能としているためにラベル
貼付治具の需要があるが、前記従来のラベル治具ではこ
れら新形状のコンパクトディスクへのラベル貼付ができ
なかった。
【0005】一方、デスク周辺の省スペース化や持ち運
びの便宜等を図るべく、ラベル貼付治具についても小型
化が進展している。例えば、特開2001-2041や特開2001-
10623では汎用のコンパクトディスク収納ケースを用い
たラベル貼付治具が提案されている。これらコンパクト
ディスク収納ケースを用いたラベル貼付治具は、不使用
時にも嵩張らず、オリジナルディスクを収納したコンパ
クトディスク収納ケースと同様に専用ラック等に整然と
並べて保管できる点は評価されるが、前記新形状のコン
パクトディスクへのラベル貼付については依然として対
応できなかったのである。
【0006】本発明はこうした事情に鑑みてなされたも
のであり、その主要課題は、ディスク中心のラベル非貼
着面の内径が41mmや24mmと異なる円盤型コンパクト
ディスク、さらには名刺型やタル型のコンパクトディス
クにも用いることができ、これら複数種類のコンパクト
ディスクに対応するためのアダプタとなる全ての部材を
1つのケース内に収容保管可能なラベル貼付治具を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記所期の課題解決のた
めに、本発明では、先ず裏面側にコンパクトディスク用
保持部を備えた上蓋が下容器と開閉可能に連結されてな
るケース本体と、押圧により下降しうるラベル位置決め
突起を備えて前記ケース本体内に収容使用されるラベル
載置板とからラベル貼付治具を構成した。例えば、円盤
型コンパクトディスクの場合、略ドーナツ型をした印刷
済みラベルの貼着面を上方にしてラベル載置板上に載置
する一方、ケース本体上蓋のコンパクトディスク用保持
部にコンパクトディスクを保持させて、上蓋を下容器に
被せながらケース本体を閉蓋すると、コンパクトディス
クは上蓋に保持されつつラベル位置決め突起によってラ
ベル貼着面から離隔支持される。さらに上蓋を押圧する
と、コンパクトディスクの下降に伴ってラベル位置決め
突起も下降し、コンパクトディスク表面がラベル貼着面
に圧接されてラベル貼付が実現するのである。
【0008】これらラベル貼付治具を構成する各部材は
ABS等の合成樹脂成形品とすることができ、上蓋と下
容器の連結は両者をヒンジ結合とすることで簡単に実現
できる。ケース本体内で行われるラベル貼付作業が外部
から視認可能なように、上蓋の全部又は一部は透明又は
半透明素材を用いて形成するのが望ましい。また、ラベ
ル位置決め突起は、該突起の基端部分のみを残してラベ
ル載置板から切り抜き形成したり、ラベル載置板より延
設することによって、基端部分の弾性変形を利用して先
端側突起部分の押圧下降が簡単に実現する。
【0009】本発明に係るラベル貼付治具におけるラベ
ル載置板は、コンパクトディスクの種類に応じて表裏反
転使用するよう形成するとよい。具体的には、上蓋裏面
側のコンパクトディスク用保持部を、上蓋に穿たれた透
孔に対して表面側より嵌挿装着される回転軸受孔用ホル
ダと、名刺型又はタル型コンパクトディスクの対向した
2辺を保持するよう対向突設された2本のリブ突起とか
ら構成する一方、ラベル載置板におけるラベル位置決め
突起を、ラベルの中心円孔内に嵌挿される筒状突起と、
少なくとも一面側において前記上蓋リブ突起に対応する
よう配設された腕状突起とから構成することによって、
ラベル載置板の一面側を名刺型又はタル型コンパクトデ
ィスクに対応したものとしつつ、他面側を円盤型コンパ
クトディスクに対応したものとする。前記腕状突起は、
上蓋側を押圧することにより下降する名刺型又はタル型
コンパクトディスクの方向と、ラベル載置板上にあるラ
ベルの方向を一致させるよう機能するものであって、ラ
ベル載置板から延設することにより得られる。
【0010】さらに、ラベル載置板を、ラベル位置決め
突起としての筒状突起を含む中心部材と腕状部材を含む
周辺部材とに分割形成するとともに、前記中心部材に突
設された筒状突起の直径を表面側と裏面側とで異なるよ
う形成することによって、例えばコンパクトディスク中
心のラベル非貼付面の内径が41mmや24mmと異なる場
合にも、中心部材を表裏反転使用するだけで対応可能と
した。したがって、このラベル載置板にあっては、中心
部材の表裏と周辺部材の表裏とが各々反転使用可能にな
るために、計4通りの組合せによって複数種類のコンパ
クトディスクに対応したラベル貼付治具とすることがで
きたのである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を詳
細に説明する。図1は本発明に係るラベル貼付治具の一
例を示した分解斜視図である。図示された例のラベル貼
付治具は、上蓋1に嵌挿使用される回転軸受孔用ホルダ
2と、中心部材3および周辺部材4の2部材に分割形成
されたラベル載置板5と、下容器6の計5つの部材から
構成されるものであって、前記上蓋1と下容器6が連結
されてケース本体として機能し、該ケース本体内にラベ
ル載置板5が収容使用されるよう構成されている。
【0012】図2は、上蓋の平面図(a)、正面図(b)、底
面図(c)およびX1−X1線断面図(d)である。上蓋1は、
従来最も多く供給されている円盤型コンパクトディスク
が収納可能な大きさで、平面視円弧状に形成された前方
側において下容器6との掛止爪11が突設される一方、平
面視隅丸方形状に形成された後方側において下容器6と
連結するための回動軸12a,12bが対向配置されている。
上蓋1には透孔13が穿設されており、該透孔13に対して
表面側より後述する回転軸受孔用ホルダ2が嵌挿される
ことになる。また、上蓋1の裏面側には、前記透孔13を
中心にして2本のリブ突起14a,14bが対向して平行に突
設されている。これら2本のリブ突起14a,14bの間隔
は、名刺型やタル型コンパクトディスクの短辺長さに一
致するよう設定され、上蓋1に名刺型コンパクトディス
ク等を保持させる際にブレ止めとして機能する。
【0013】図3は、回転軸受孔用ホルダの拡大平面図
(a)、拡大正面図(b)、拡大底面図(c)およびX2−X2線
断面図(d)である。回転軸受孔用ホルダ2は、前述のよ
うに上蓋1の透孔13内に対して表面側より嵌挿されるも
のであり、4本の断面円弧状突起22と、これら断面円弧
状突起22より短くて外方向に突出した4本の掛止フック
23とが、薄い円盤状をした天板21から交互に円弧状に垂
下配設されている。したがって、上蓋1の透孔13内に対
して回転軸受孔用ホルダ2を嵌挿した際には、掛止フッ
ク23が上蓋1の透孔13周縁部の下端に掛止して、回転軸
受孔用ホルダ2の脱落防止が図られる。また、前記4本
の断面円弧状突起22の先端部分は外方に若干膨出するよ
う形成されており、これら膨出部分がコンパクトディス
ク中心の回転軸受孔に掛止して、コンパクトディスクの
安易な脱落防止が図られる。
【0014】図4は中心部材の拡大平面図(a)、X3−X
3線断面図(b)および拡大底面図(c)であり、図5は周辺
部材の平面図(a)、正面図(b)、底面図(c)およびX4−X
4線断面図(d)である。これら中心部材3と周辺部材4
は、周辺部材4の開口部41内に中心部材3を組み合わせ
て、1枚のラベル載置板5として使用されるものであ
る。
【0015】中心部材3は、略長方形状に形成されてな
るもので、中央に円孔31を備え、図4(a)に示されるよ
うに該円孔31の輪郭に沿いつつ上方に突出した4個の略
円弧状腕部32a,32b,32c,32dによって筒状突起32が構成
されている。この4分割された筒状突起32は、中心部材
3上に載置されるラベルの中心円孔内に嵌挿されるもの
であって、ラベル位置決め突起として機能するものであ
る。そのため、筒状突起32の外周面の直径はコンパクト
ディスクにおけるラベル非貼着面の直径と等しく設定さ
れることになる。また、筒状突起32は基端部分のみを残
して中心部材3から切り抜き形成されているので、上方
から押圧されると基端部分から弾性変形しながら円孔31
の縁部と同じ位置まで容易に下降しうる。
【0016】図4(a)を表面側とすると図4(c)は裏面側
となるものである。前記4分割された筒状突起32の裏面
側は平坦面として形成されている。他方、中心部材3の
四隅付近においては、基端部分を残して略T字形に切り
抜かれ、中心側の略円弧状腕部33a,33b,33c,33dのみを
上方に突設することにより、4分割された筒状突起33が
形成されている。この筒状突起33も前記表面側における
筒状突起32と同じく、押圧されると基端部分から弾性変
形しながら円孔31の縁部と同じ位置にまで容易に下降し
うるよう形成されているが、前記筒状突起32よりも大径
であって、ラベル非貼着面の直径が大なコンパクトディ
スクおよびそのラベルに対応するものである。なお、前
記筒状突起32側にラベルを載置した際に妨げとならない
よう、筒状突起33の表面側は平坦面として形成されてい
る。
【0017】中心部材3の四隅付近には小円孔34が穿設
されている。これら4個の小円孔34は、後述するように
中心部材3を下容器6上に装着した場合の位置決め孔と
して機能するものであって、下容器6の表面側に突設さ
れる小突起に嵌合される。
【0018】さて、周辺部材4は、表裏反転装着の便宜
を目的として後方側両端部に設けられた2個の円弧状切
欠42と、上蓋1の掛止フック23との関係で前方側に設け
られた1個の方形状切欠43を除けば、下容器6の内部形
状とほぼ等しい輪郭形状に形成されている。そして図5
(a)において、長方形状をした開口部41の長辺側両縁に
は略T字形をした腕状突起44a,44bが各々対峙するよう
延設されており、各腕状突起44a,44bの両端には表面側
となる上方に向けて突起45a,45bが突出形成されてい
る。突起45a,45bは、名刺型やタル型コンパクトディス
クに対応したラベルを載置する際においてラベル輪郭の
位置決めとして機能するものである。また、これら腕状
突起44a,44bより外方において平行に配設された2本の
突条46は、中心部材3が組み合わされる開口部41の存在
によって周辺部材4が撓むことを防止するよう機能す
る。さらに、周辺部材4が下容器6上において常に正確
な位置にあるように、開口部41の四隅付近には下容器6
の表面側に突設される小突起と嵌合する4個の小円孔47
が刻設されている。
【0019】図5(a)を表面側とすると図5(c)は裏面側
となるものであって、前記腕状突起44a,44bは突起45a,4
5bがない平坦面として形成されており、その代わりに別
途円盤型コンパクトディスクに対応したラベルを載置す
る際に輪郭位置決めとして機能する円弧状突条48が形成
されている。
【0020】図6は、下容器の平面図(a)、X5−X5線
断面図(b)および底面図(c)である。下容器6は上蓋1に
対応した輪郭形状で、平面視円弧状に形成された前方側
において上蓋の掛止爪11の受け部61が設けられる一方、
平面視隅丸方形状に形成された後方側において上蓋1の
回動軸12a,12bが嵌合される受け部62a,62bが配設されて
いる。したがって、上蓋1は、その回動軸12a,12bを中
心として下容器6との開閉が可能となり、上蓋1の掛止
爪11が下容器6の受け部61に掛止されることにより、閉
蓋状態が維持されることになる。
【0021】そして、下容器6の表面側には6本のリブ
63a,63b,63c,63d,63e,63fが放射状に突設されており、
中央に位置する2本のリブ63b,63e以外の4本のリブ63
a,63c,63d,63f上面には、内外2カ所ずつの小突起が凸
されている。各リブ63a,63c,63d,63f上の内側に位置す
る小突起には中心部材3における小円孔34が嵌合される
こととなり、外側に位置する小突起には周辺部材4にお
ける小円孔47が嵌合されることとなって、下容器6上に
ラベル載置板5が確実に保持される。
【0022】以上のように構成された本発明に係るラベ
ル貼付治具を用いて円盤型コンパクトディスクに印刷済
みラベルを貼付するには、まず、回転軸受孔用ホルダ2
を装着した上蓋1の裏面側にコンパクトディスクを配
し、コンパクトディスク中心の回転軸受孔に対して前記
回転軸受孔用ホルダ2を嵌挿して保持させる。この際、
コンパクトディスクは記録面側を上蓋1に向けて装着す
る。一方、周辺部材4は円弧状突条48が上面になるよう
に下容器6内に装着し、中心部材3は回転軸受孔用ホル
ダ2に保持させた円盤型コンパクトディスクのラベル非
貼着面に合致した側が上面になるように表裏を選択して
周辺部材4の開口部41に装着する。例えば、ラベル非貼
着面の内径が41mmの場合には筒状突起33側を上面と
し、ラベル非貼着面の内径が24mmの場合には筒状突起
32側を上面として装着する。このとき、周辺部材4にお
ける小円孔47と中心部材3おける小円孔34がいずれも下
容器6における4本のリブ63a,63c,63d,63f上面に凸設
された小突起に嵌合することによって、下容器6に対す
るラベル載置板5の装着固定が図られる。
【0023】次いで、ラベル載置板5上に対して貼着面
側が上方になるように印刷済みラベルを載置する。具体
的には、印刷済みラベルの中央円孔内に対して中心部材
3における筒状突起32,33を嵌挿させながら、印刷済み
ラベルが周辺部材4における円弧状突条48に収まるよう
に載置する。そして、上蓋1を下容器6方向に下降させ
て閉蓋すると、中心部材3における筒状突起32,33の上
端面がコンパクトディスクに当接し、コンパクトディス
クが印刷済みラベルより離隔した状態で保持される。さ
らに上蓋1を押圧すると、コンパクトディスクが下降す
ることで筒状突起32,33が円孔31の縁部と同じ位置にま
で下降し、コンパクトディスクが印刷済みラベルに圧接
されてラベルが貼着される。そして、上蓋1掛止爪11と
下容器6受け部61の係合を解除して開蓋し、コンパクト
ディスクを回転軸受孔用ホルダ2から取り出すことによ
り、一連のラベル貼付作業が完了するのである。
【0024】さらに、本発明に係るラベル貼付治具を用
いて名刺型コンパクトディスクやタル型コンパクトディ
スクに印刷済みラベルを貼付する場合について説明す
る。コンパクトディスク中心の回転軸受孔に対して回転
軸受孔用ホルダ2を嵌挿保持させる点は円盤型コンパク
トディスクの場合と同様であるが、名刺型コンパクトデ
ィスク等の場合には、上蓋1裏面側の2本のリブ突起14
a,14b間にコンパクトディスクが収容されるようにする
点が異なっている。なお、記録面側を上蓋1に向けてコ
ンパクトディスクを装着する点は円盤型コンパクトディ
スクの場合と同じである。
【0025】一方、周辺部材4は腕状突起44a,44bが上
面になるように下容器6内に装着する。回転軸受孔用ホ
ルダ2に保持させた名刺型コンパクトディスク等のラベ
ル非貼着面に合致した側が上面になるように中心部材3
の表裏を選択して周辺部材4の開口部41に装着する点、
周辺部材4における4個の小円孔47と中心部材3におけ
る4個の小円孔34のいずれも下容器6における4本のリ
ブ63a,63c,63d,63f上面より凸設された小突起に嵌合さ
せてラベル載置板5の装着固定を図る点は、先の円盤型
コンパクトディスクの場合と同様である。
【0026】次いで、印刷済みラベルの貼着面側を上方
にして、ラベル中央円孔内に対して中心部材3における
筒状突起32,33を嵌挿させながら、印刷済みラベルが周
辺部材4における腕状突起44a,44b間に収まるように、
ラベル載置板5上に印刷済みラベルを載置する。そし
て、上蓋1を下容器6方向に下降させて閉蓋すると、中
心部材3における筒状突起32,33の上端面がコンパクト
ディスクに当接し、コンパクトディスクが印刷済みラベ
ルより離隔した状態で保持される。さらに上蓋1を押圧
すると、コンパクトディスクが下降することで筒状突起
32,33が円孔31の縁部と同じ位置にまで下降する。この
とき、腕状突起44a,44bの両端から上方に突出形成され
た突起45a,45bの対向面側を傾斜面として該突起45a,45b
を略山形状に形成しておくと、上蓋1の2本のリブ突起
14a,14bが傾斜面を摺動しながら該突起45a,45bを押し下
げるので、印刷済みラベルと名刺形コンパクトディスク
の正確な位置決めが図られ、コンパクトディスクが印刷
済みラベルに圧接されてラベルが貼着される。そして、
上蓋1掛止爪11と下容器6受け部61の係合を解除して開
蓋し、名刺型コンパクトディスク等を回転軸受孔用ホル
ダ2から取り出すことにより、一連のラベル貼付作業が
完了するのである。
【0027】
【発明の効果】本発明に係るラベル貼付治具によれば、
ラベル載置板を表裏反転使用するだけで、あるいはラベ
ル載置板の中心部材と周辺部材の表裏組合せを変更する
だけで、ディスク中心のラベル非貼着面の内径が41mm
や24mmと異なる円盤型コンパクトディスク、さらには
名刺型やタル型のディスクにも対応して、コンパクトデ
ィスク表面にオリジナルラベルを簡単かつ正確に貼着す
ることができる。
【0028】また、ラベル載置板等の全ての部材を薄型
のケース本体内に収納保管できるので、不使用時の省ス
ペース化が図られるとともにデスク周辺の整理に寄与
し、携帯にも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラベル貼付治具の一例を示した分
解斜視図である
【図2】上蓋の平面図(a)、正面図(b)、底面図(c)およ
びX1−X1線断面図(d)である。
【図3】回転軸受孔用ホルダの拡大平面図(a)、拡大正
面図(b)、拡大底面図(c)およびX2−X2線断面図(d)で
ある。
【図4】中心部材の拡大平面図(a)、X3−X3線断面図
(b)および拡大底面図(c)である。
【図5】周辺部材の平面図(a)、正面図(b)、底面図(c)
およびX4−X4線断面図(d)である。
【図6】下容器の平面図(a)、X5−X5線断面図(b)およ
び底面図(c)である。
【符号の説明】
1 上蓋 2 回転軸受孔用ホルダ 3 中心部材 4 周辺部材 5 ラベル載置板 6 下容器 13 透孔 14a,14b リブ突起 32,33 筒状突起 44a,44b 腕状突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面側にコンパクトディスク用保持部を
    備えた上蓋が下容器と開閉可能に連結されてなるケース
    本体と、押圧により下降しうるラベル位置決め突起を備
    えて前記ケース本体内に収容使用されるラベル載置板と
    からなるラベル貼付治具。
  2. 【請求項2】 上蓋裏面側のコンパクトディスク用保持
    部が、上蓋に穿たれた透孔に対して表面側より嵌挿装着
    される回転軸受孔用ホルダと、名刺型又はタル型コンパ
    クトディスクの対向した2辺を保持するよう対向突設さ
    れた2本のリブ突起とから構成される一方、ラベル載置
    板におけるラベル位置決め突起が、ラベルの中心円孔内
    に嵌挿される筒状突起と、少なくとも一面側において前
    記上蓋リブ突起に対応するよう配設された腕状突起とか
    ら構成されてなるものであって、コンパクトディスクの
    輪郭形状に応じてラベル載置板を表裏反転使用すること
    を特徴とする請求項1記載のラベル貼付治具。
  3. 【請求項3】 ラベル載置板が、筒状突起を含む中心部
    材と腕状突起を含む周辺部材とに分割形成されており、
    前記中心部材に突設された筒状突起の直径を表面側と裏
    面側とで異なるものとして、コンパクトディスクの種類
    に応じて中心部材をさらに表裏反転使用することを特徴
    とする請求項1又は請求項2いずれか記載のラベル貼付
    治具。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998029313A1 (de) * 1996-12-31 1998-07-09 Dynosys Ag Vorrichtung und verfahren zum aufbringen einer selbstklebenden etikette auf einen scheibenförmigen artikel
JP2001076386A (ja) * 1999-09-07 2001-03-23 Hitachi Maxell Ltd ディスクへのラベル貼り付け装置
JP2002002644A (ja) * 2000-05-06 2002-01-09 允銘 ▲こう▼ ラベリング装置

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