JP4745553B2 - ラベル貼付治具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、従来から一般に普及している円盤型のコンパクトディスクをはじめ、名刺型やタル型のコンパクトディスク表面に対してラベルを簡単かつ正確に貼付するために用いられるラベル貼付治具に関し、さらに詳しくは、異なる種類のコンパクトディスクに対応するためのアダプタとなる部材を全て1つのケース内に収容保管可能としたラベル貼付治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−RやCD−RWなど記録可能なコンパクトディスクに音楽や映像、データ等を記憶させ、ディスク表面に自作のラベルを貼り付けることによって、一般家庭においても簡単にオリジナル・ディスクが製作できるようになった。そこで、ディスク表面に対して、簡単、正確、きれいにラベル貼付が行えるように、従来から種々のラベル貼付治具が提案されている。
【0003】
例えば、先に特開2000-53115において提案したラベル貼付治具は、スティックとラベル載置台とから構成されたものである。このラベル貼付治具では、パソコン等で作成した文字やイラスト等を表面に印刷したラベルを用いて、ラベル裏面の粘着剤が塗布された貼着面を上方に向けてラベル載置台上に置く一方、コンパクトディスクの記録・読み取り面を上方に向けた裏返し状態でスティックに挟持させ、該スティックをラベル載置台中心に穿設された垂直孔内に落とし込んで押圧することによって、コンパクトディスク表面に対してラベルを正確に貼付できるよう形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、近時では、円盤型コンパクトディスクもディスク自体の外径やラベル非貼着面の内径の異なるものが提供されるようになり、さらには、カードサイズの名刺型コンパクトディスクや、該名刺型コンパクトディスクにおいて対向する2辺を湾曲膨出させたタル型コンパクトディスクなども提供されている。こうした新形状のコンパクトディスクにおいても、従来の円盤型コンパクトディスクと同様、パソコン等による書き込みを可能としているためにラベル貼付治具の需要があるが、前記従来のラベル治具ではこれら新形状のコンパクトディスクへのラベル貼付ができなかった。
【0005】
一方、デスク周辺の省スペース化や持ち運びの便宜等を図るべく、ラベル貼付治具についても小型化が進展している。例えば、特開2001-2041や特開2001-10623では汎用のコンパクトディスク収納ケースを用いたラベル貼付治具が提案されている。これらコンパクトディスク収納ケースを用いたラベル貼付治具は、不使用時にも嵩張らず、オリジナルディスクを収納したコンパクトディスク収納ケースと同様に専用ラック等に整然と並べて保管できる点は評価されるが、前記新形状のコンパクトディスクへのラベル貼付については依然として対応できなかったのである。
【0006】
本発明はこうした事情に鑑みてなされたものであり、その主要課題は、ディスク中心のラベル非貼着面の内径が41mmや24mmと異なる円盤型コンパクトディスク、さらには名刺型やタル型のコンパクトディスクにも用いることができ、これら複数種類のコンパクトディスクに対応するためのアダプタとなる全ての部材を1つのケース内に収容保管可能なラベル貼付治具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記所期の課題解決のために、本発明では、先ず裏面側にコンパクトディスク用保持部を備えた上蓋が下容器と開閉可能に連結されてなるケース本体と、押圧により下降しうるラベル位置決め突起を備えて前記ケース本体内に収容使用されるラベル載置板とからラベル貼付治具を構成した。例えば、円盤型コンパクトディスクの場合、略ドーナツ型をした印刷済みラベルの貼着面を上方にしてラベル載置板上に載置する一方、ケース本体上蓋のコンパクトディスク用保持部にコンパクトディスクを保持させて、上蓋を下容器に被せながらケース本体を閉蓋すると、コンパクトディスクは上蓋に保持されつつラベル位置決め突起によってラベル貼着面から離隔支持される。さらに上蓋を押圧すると、コンパクトディスクの下降に伴ってラベル位置決め突起も下降し、コンパクトディスク表面がラベル貼着面に圧接されてラベル貼付が実現するのである。
【0008】
これらラベル貼付治具を構成する各部材はABS等の合成樹脂成形品とすることができ、上蓋と下容器の連結は両者をヒンジ結合とすることで簡単に実現できる。ケース本体内で行われるラベル貼付作業が外部から視認可能なように、上蓋の全部又は一部は透明又は半透明素材を用いて形成するのが望ましい。また、ラベル位置決め突起は、該突起の基端部分のみを残してラベル載置板から切り抜き形成したり、ラベル載置板より延設することによって、基端部分の弾性変形を利用して先端側突起部分の押圧下降が簡単に実現する。
【0009】
本発明に係るラベル貼付治具におけるラベル載置板は、コンパクトディスクの種類に応じて表裏反転使用するよう形成するとよい。具体的には、上蓋裏面側のコンパクトディスク用保持部を、上蓋に穿たれた透孔に対して表面側より嵌挿装着される回転軸受孔用ホルダと、名刺型又はタル型コンパクトディスクの対向した2辺を保持するよう対向突設された2本のリブ突起とから構成する一方、ラベル載置板におけるラベル位置決め突起を、ラベルの中心円孔内に嵌挿される筒状突起と、少なくとも一面側において前記上蓋リブ突起に対応するよう配設された腕状突起とから構成することによって、ラベル載置板の一面側を名刺型又はタル型コンパクトディスクに対応したものとしつつ、他面側を円盤型コンパクトディスクに対応したものとする。前記腕状突起は、上蓋側を押圧することにより下降する名刺型又はタル型コンパクトディスクの方向と、ラベル載置板上にあるラベルの方向を一致させるよう機能するものであって、ラベル載置板から延設することにより得られる。
【0010】
さらに、ラベル載置板を、ラベル位置決め突起としての筒状突起を含む中心部材と腕状部材を含む周辺部材とに分割形成するとともに、前記中心部材に突設された筒状突起の直径を表面側と裏面側とで異なるよう形成することによって、例えばコンパクトディスク中心のラベル非貼付面の内径が41mmや24mmと異なる場合にも、中心部材を表裏反転使用するだけで対応可能とした。したがって、このラベル載置板にあっては、中心部材の表裏と周辺部材の表裏とが各々反転使用可能になるために、計4通りの組合せによって複数種類のコンパクトディスクに対応したラベル貼付治具とすることができたのである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係るラベル貼付治具の一例を示した分解斜視図である。図示された例のラベル貼付治具は、上蓋1に嵌挿使用される回転軸受孔用ホルダ2と、中心部材3および周辺部材4の2部材に分割形成されたラベル載置板5と、下容器6の計5つの部材から構成されるものであって、前記上蓋1と下容器6が連結されてケース本体として機能し、該ケース本体内にラベル載置板5が収容使用されるよう構成されている。
【0012】
図2は、上蓋の平面図(a)、正面図(b)、底面図(c)およびX1−X1線断面図(d)である。上蓋1は、従来最も多く供給されている円盤型コンパクトディスクが収納可能な大きさで、平面視円弧状に形成された前方側において下容器6との掛止爪11が突設される一方、平面視隅丸方形状に形成された後方側において下容器6と連結するための回動軸12a,12bが対向配置されている。上蓋1には透孔13が穿設されており、該透孔13に対して表面側より後述する回転軸受孔用ホルダ2が嵌挿されることになる。また、上蓋1の裏面側には、前記透孔13を中心にして2本のリブ突起14a,14bが対向して平行に突設されている。これら2本のリブ突起14a,14bの間隔は、名刺型やタル型コンパクトディスクの短辺長さに一致するよう設定され、上蓋1に名刺型コンパクトディスク等を保持させる際にブレ止めとして機能する。
【0013】
図3は、回転軸受孔用ホルダの拡大平面図(a)、拡大正面図(b)、拡大底面図(c)およびX2−X2線断面図(d)である。回転軸受孔用ホルダ2は、前述のように上蓋1の透孔13内に対して表面側より嵌挿されるものであり、4本の断面円弧状突起22と、これら断面円弧状突起22より短くて外方向に突出した4本の掛止フック23とが、薄い円盤状をした天板21から交互に円弧状に垂下配設されている。したがって、上蓋1の透孔13内に対して回転軸受孔用ホルダ2を嵌挿した際には、掛止フック23が上蓋1の透孔13周縁部の下端に掛止して、回転軸受孔用ホルダ2の脱落防止が図られる。また、前記4本の断面円弧状突起22の先端部分は外方に若干膨出するよう形成されており、これら膨出部分がコンパクトディスク中心の回転軸受孔に掛止して、コンパクトディスクの安易な脱落防止が図られる。
【0014】
図4は中心部材の拡大平面図(a)、X3−X3線断面図(b)および拡大底面図(c)であり、図5は周辺部材の平面図(a)、正面図(b)、底面図(c)およびX4−X4線断面図(d)である。これら中心部材3と周辺部材4は、周辺部材4の開口部41内に中心部材3を組み合わせて、1枚のラベル載置板5として使用されるものである。
【0015】
中心部材3は、略長方形状に形成されてなるもので、中央に円孔31を備え、図4(a)に示されるように該円孔31の輪郭に沿いつつ上方に突出した4個の略円弧状腕部32a,32b,32c,32dによって筒状突起32が構成されている。この4分割された筒状突起32は、中心部材3上に載置されるラベルの中心円孔内に嵌挿されるものであって、ラベル位置決め突起として機能するものである。そのため、筒状突起32の外周面の直径はコンパクトディスクにおけるラベル非貼着面の直径と等しく設定されることになる。また、筒状突起32は基端部分のみを残して中心部材3から切り抜き形成されているので、上方から押圧されると基端部分から弾性変形しながら円孔31の縁部と同じ位置まで容易に下降しうる。
【0016】
図4(a)を表面側とすると図4(c)は裏面側となるものである。前記4分割された筒状突起32の裏面側は平坦面として形成されている。他方、中心部材3の四隅付近においては、基端部分を残して略T字形に切り抜かれ、中心側の略円弧状腕部33a,33b,33c,33dのみを上方に突設することにより、4分割された筒状突起33が形成されている。この筒状突起33も前記表面側における筒状突起32と同じく、押圧されると基端部分から弾性変形しながら円孔31の縁部と同じ位置にまで容易に下降しうるよう形成されているが、前記筒状突起32よりも大径であって、ラベル非貼着面の直径が大なコンパクトディスクおよびそのラベルに対応するものである。なお、前記筒状突起32側にラベルを載置した際に妨げとならないよう、筒状突起33の表面側は平坦面として形成されている。
【0017】
中心部材3の四隅付近には小円孔34が穿設されている。これら4個の小円孔34は、後述するように中心部材3を下容器6上に装着した場合の位置決め孔として機能するものであって、下容器6の表面側に突設される小突起に嵌合される。
【0018】
さて、周辺部材4は、表裏反転装着の便宜を目的として後方側両端部に設けられた2個の円弧状切欠42と、上蓋1の掛止フック23との関係で前方側に設けられた1個の方形状切欠43を除けば、下容器6の内部形状とほぼ等しい輪郭形状に形成されている。そして図5(a)において、長方形状をした開口部41の長辺側両縁には略T字形をした腕状突起44a,44bが各々対峙するよう延設されており、各腕状突起44a,44bの両端には表面側となる上方に向けて突起45a,45bが突出形成されている。突起45a,45bは、名刺型やタル型コンパクトディスクに対応したラベルを載置する際においてラベル輪郭の位置決めとして機能するものである。また、これら腕状突起44a,44bより外方において平行に配設された2本の突条46は、中心部材3が組み合わされる開口部41の存在によって周辺部材4が撓むことを防止するよう機能する。さらに、周辺部材4が下容器6上において常に正確な位置にあるように、開口部41の四隅付近には下容器6の表面側に突設される小突起と嵌合する4個の小円孔47が刻設されている。
【0019】
図5(a)を表面側とすると図5(c)は裏面側となるものであって、前記腕状突起44a,44bは突起45a,45bがない平坦面として形成されており、その代わりに別途円盤型コンパクトディスクに対応したラベルを載置する際に輪郭位置決めとして機能する円弧状突条48が形成されている。
【0020】
図6は、下容器の平面図(a)、X5−X5線断面図(b)および底面図(c)である。下容器6は上蓋1に対応した輪郭形状で、平面視円弧状に形成された前方側において上蓋の掛止爪11の受け部61が設けられる一方、平面視隅丸方形状に形成された後方側において上蓋1の回動軸12a,12bが嵌合される受け部62a,62bが配設されている。したがって、上蓋1は、その回動軸12a,12bを中心として下容器6との開閉が可能となり、上蓋1の掛止爪11が下容器6の受け部61に掛止されることにより、閉蓋状態が維持されることになる。
【0021】
そして、下容器6の表面側には6本のリブ63a,63b,63c,63d,63e,63fが放射状に突設されており、中央に位置する2本のリブ63b,63e以外の4本のリブ63a,63c,63d,63f上面には、内外2カ所ずつの小突起が凸されている。各リブ63a,63c,63d,63f上の内側に位置する小突起には中心部材3における小円孔34が嵌合されることとなり、外側に位置する小突起には周辺部材4における小円孔47が嵌合されることとなって、下容器6上にラベル載置板5が確実に保持される。
【0022】
以上のように構成された本発明に係るラベル貼付治具を用いて円盤型コンパクトディスクに印刷済みラベルを貼付するには、まず、回転軸受孔用ホルダ2を装着した上蓋1の裏面側にコンパクトディスクを配し、コンパクトディスク中心の回転軸受孔に対して前記回転軸受孔用ホルダ2を嵌挿して保持させる。この際、コンパクトディスクは記録面側を上蓋1に向けて装着する。一方、周辺部材4は円弧状突条48が上面になるように下容器6内に装着し、中心部材3は回転軸受孔用ホルダ2に保持させた円盤型コンパクトディスクのラベル非貼着面に合致した側が上面になるように表裏を選択して周辺部材4の開口部41に装着する。例えば、ラベル非貼着面の内径が41mmの場合には筒状突起33側を上面とし、ラベル非貼着面の内径が24mmの場合には筒状突起32側を上面として装着する。このとき、周辺部材4における小円孔47と中心部材3おける小円孔34がいずれも下容器6における4本のリブ63a,63c,63d,63f上面に凸設された小突起に嵌合することによって、下容器6に対するラベル載置板5の装着固定が図られる。
【0023】
次いで、ラベル載置板5上に対して貼着面側が上方になるように印刷済みラベルを載置する。具体的には、印刷済みラベルの中央円孔内に対して中心部材3における筒状突起32,33を嵌挿させながら、印刷済みラベルが周辺部材4における円弧状突条48に収まるように載置する。そして、上蓋1を下容器6方向に下降させて閉蓋すると、中心部材3における筒状突起32,33の上端面がコンパクトディスクに当接し、コンパクトディスクが印刷済みラベルより離隔した状態で保持される。さらに上蓋1を押圧すると、コンパクトディスクが下降することで筒状突起32,33が円孔31の縁部と同じ位置にまで下降し、コンパクトディスクが印刷済みラベルに圧接されてラベルが貼着される。そして、上蓋1掛止爪11と下容器6受け部61の係合を解除して開蓋し、コンパクトディスクを回転軸受孔用ホルダ2から取り出すことにより、一連のラベル貼付作業が完了するのである。
【0024】
さらに、本発明に係るラベル貼付治具を用いて名刺型コンパクトディスクやタル型コンパクトディスクに印刷済みラベルを貼付する場合について説明する。コンパクトディスク中心の回転軸受孔に対して回転軸受孔用ホルダ2を嵌挿保持させる点は円盤型コンパクトディスクの場合と同様であるが、名刺型コンパクトディスク等の場合には、上蓋1裏面側の2本のリブ突起14a,14b間にコンパクトディスクが収容されるようにする点が異なっている。なお、記録面側を上蓋1に向けてコンパクトディスクを装着する点は円盤型コンパクトディスクの場合と同じである。
【0025】
一方、周辺部材4は腕状突起44a,44bが上面になるように下容器6内に装着する。回転軸受孔用ホルダ2に保持させた名刺型コンパクトディスク等のラベル非貼着面に合致した側が上面になるように中心部材3の表裏を選択して周辺部材4の開口部41に装着する点、周辺部材4における4個の小円孔47と中心部材3における4個の小円孔34のいずれも下容器6における4本のリブ63a,63c,63d,63f上面より凸設された小突起に嵌合させてラベル載置板5の装着固定を図る点は、先の円盤型コンパクトディスクの場合と同様である。
【0026】
次いで、印刷済みラベルの貼着面側を上方にして、ラベル中央円孔内に対して中心部材3における筒状突起32,33を嵌挿させながら、印刷済みラベルが周辺部材4における腕状突起44a,44b間に収まるように、ラベル載置板5上に印刷済みラベルを載置する。そして、上蓋1を下容器6方向に下降させて閉蓋すると、中心部材3における筒状突起32,33の上端面がコンパクトディスクに当接し、コンパクトディスクが印刷済みラベルより離隔した状態で保持される。さらに上蓋1を押圧すると、コンパクトディスクが下降することで筒状突起32,33が円孔31の縁部と同じ位置にまで下降する。このとき、腕状突起44a,44bの両端から上方に突出形成された突起45a,45bの対向面側を傾斜面として該突起45a,45bを略山形状に形成しておくと、上蓋1の2本のリブ突起14a,14bが傾斜面を摺動しながら該突起45a,45bを押し下げるので、印刷済みラベルと名刺形コンパクトディスクの正確な位置決めが図られ、コンパクトディスクが印刷済みラベルに圧接されてラベルが貼着される。そして、上蓋1掛止爪11と下容器6受け部61の係合を解除して開蓋し、名刺型コンパクトディスク等を回転軸受孔用ホルダ2から取り出すことにより、一連のラベル貼付作業が完了するのである。
【0027】
【発明の効果】
本発明に係るラベル貼付治具によれば、ラベル載置板を表裏反転使用するだけで、あるいはラベル載置板の中心部材と周辺部材の表裏組合せを変更するだけで、ディスク中心のラベル非貼着面の内径が41mmや24mmと異なる円盤型コンパクトディスク、さらには名刺型やタル型のディスクにも対応して、コンパクトディスク表面にオリジナルラベルを簡単かつ正確に貼着することができる。
【0028】
また、ラベル載置板等の全ての部材を薄型のケース本体内に収納保管できるので、不使用時の省スペース化が図られるとともにデスク周辺の整理に寄与し、携帯にも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラベル貼付治具の一例を示した分解斜視図である
【図2】上蓋の平面図(a)、正面図(b)、底面図(c)およびX1−X1線断面図(d)である。
【図3】回転軸受孔用ホルダの拡大平面図(a)、拡大正面図(b)、拡大底面図(c)およびX2−X2線断面図(d)である。
【図4】中心部材の拡大平面図(a)、X3−X3線断面図(b)および拡大底面図(c)である。
【図5】周辺部材の平面図(a)、正面図(b)、底面図(c)およびX4−X4線断面図(d)である。
【図6】下容器の平面図(a)、X5−X5線断面図(b)および底面図(c)である。
【符号の説明】
1 上蓋
2 回転軸受孔用ホルダ
3 中心部材
4 周辺部材
5 ラベル載置板
6 下容器
13 透孔
14a,14b リブ突起
32,33 筒状突起
44a,44b 腕状突起

Claims (3)

  1. 裏面側にコンパクトディスク用保持部を備えた上蓋が下容器と開閉可能に連結されてなるケース本体と、押圧により下降しうるラベル位置決め突起を備えて前記ケース本体内に収容使用されるラベル載置板とからなり、
    上蓋裏面側のコンパクトディスク用保持部が、上蓋に穿たれた透孔に対して表面側より嵌挿装着される回転軸受孔用ホルダと、名刺型又はタル型コンパクトディスクの対向した2辺を保持するよう対向突設された2本のリブ突起とから構成される一方、ラベル載置板におけるラベル位置決め突起が、ラベルの中心円孔内に嵌挿される筒状突起と、少なくとも一面側において前記上蓋リブ突起に対応するよう配設された腕状突起とから構成されてなるものであって、コンパクトディスクの輪郭形状に応じてラベル載置板を表裏反転使用することを特徴とするラベル貼付治具。
  2. ラベル載置板が、筒状突起を含む中心部材と腕状突起を含む周辺部材とに分割形成されており、前記中心部材に突設された筒状突起の直径を表面側と裏面側とで異なるものとして、コンパクトディスクの種類に応じて中心部材をさらに表裏反転使用する請求項1記載のラベル貼付治具。
  3. 裏面側にコンパクトディスク用保持部を備えた上蓋が下容器と開閉可能に連結されてなるケース本体と、押圧により下降しうるラベル位置決め突起を備えて前記ケース本体内に収容使用されるラベル載置板とからなり、
    ラベル載置板が、筒状突起を含む中心部材と腕状突起を含む周辺部材とに分割形成されており、前記中心部材に突設された筒状突起の直径を表面側と裏面側とで異なるものとして、コンパクトディスクの種類に応じて中心部材をさらに表裏反転使用することを特徴とするラベル貼付治具。
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