JP2003054149A - スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法 - Google Patents

スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法

Info

Publication number
JP2003054149A
JP2003054149A JP2002212449A JP2002212449A JP2003054149A JP 2003054149 A JP2003054149 A JP 2003054149A JP 2002212449 A JP2002212449 A JP 2002212449A JP 2002212449 A JP2002212449 A JP 2002212449A JP 2003054149 A JP2003054149 A JP 2003054149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monofilament
roller
polyester monofilament
gauze
elongation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002212449A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3433750B2 (ja
Inventor
Takayoshi Onda
貴義 恩田
Akira Kidai
明 木代
Mototada Fukuhara
基忠 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2002212449A priority Critical patent/JP3433750B2/ja
Publication of JP2003054149A publication Critical patent/JP2003054149A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3433750B2 publication Critical patent/JP3433750B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法安定性に優れたスクリーン紗用ポリエス
テルモノフィラメントの製造方法を提供する。 【解決手段】 単一成分のポリエチレンテレフタレート
よりなるモノフィラメント製造方法において、未延伸糸
を延伸熱処理した後、非加熱ローラに導き、加熱延伸ロ
ーラと非加熱ローラとの間の延伸糸条に0.1〜10%
のストレッチ率を与えながら巻き取ることを特徴とする
スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方
法。 【効果】寸法安定性に優れ、かつ製織時スカム発生を抑
制できるので、精密スクリーン印刷用の紗に好適なポリ
エステルモノフィラメントを製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリーン紗用ポリ
エステルモノフィラメントに関する。さらに詳しくは、
寸法安定性に優れた単一成分よりなるポリエチレンテレ
フタレートモノフィラメントに関する。
【0002】
【従来の技術】スクリーン紗織物は、スクリーン印刷用
途、フィルタ用途などに広く使用されている。素材とし
ては従来、絹などの天然繊維やステンレスなどの無機繊
維が使用されてきた。しかしながら、近年は品質が安定
で入手が容易なナイロンやポリエステルなどの有機繊維
が一般的に使用されるようになってきている。特に、ポ
リエステルモノフィラメントよりなるスクリーン紗織物
は、ナイロンに比較して水分による寸法安定性への影響
も少なく、耐熱性に優れており、かつ低価格であるため
広く普及しつつある。
【0003】特に高い精密さが必要とされる例えば電子
回路などの印刷用スクリーン紗織物は、寸法安定性を高
くすることが必須となっている。このためにスクリーン
紗織物を構成するポリエステルモノフィラメント自体の
寸法安定性を高くすることが望まれている。
【0004】このポリエステルモノフィラメントの寸法
安定性を高くする方法として、本願出願人は、特開平2
−95895号公報、特開平2−289120号公報
で、100%/分の定速引張試験で得られる伸度10%
時のモジュラス(強度)を3.5g/d以上(3.1c
N/dtex以上)とすることを提案している。
【0005】本発明者らは、複合紡糸によらず単一成分
のポリエチレンテレフタレートからなるモノフィラメン
トであって、通常の紗の加工加工条件を適用することに
より寸法安定性の優れたスクリーン紗とし得る改善され
たモノフィラメントに関して追求し、従来の10%伸長
時のモジュラスを基準とした設計では、比較的タイムス
ケールの長い応力緩和の要素を加味できないことがわか
った。特に、スクリーンを紗張り後、経時的に生ずる紗
張力の緩み、繰り返し印刷を行った場合の図形の歪みな
どとは直接的には対応しないことがわかった。さらに、
前記した測定法による伸度10%時のモジュラスは、同
一のポリマ系、同一の製糸系においては寸法安定性の尺
度とはなるが、ポリマ系、製糸系が変わると寸法安定性
の尺度として用いるのは不適当であることがわかった。
【0006】電子回路等の印刷に代表される、精密スク
リーン印刷を実現するためのモノフィラメントに要求さ
れる特性は、高強度で、弾性率が高く、高張力紗張りが
可能なことである。さらに応力緩和の小さい寸法安定性
に優れたモノフィラメントが必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の欠点に鑑み、寸法安定性に優れた単一成分よりなるポ
リエチレンテレフタレートモノフィラメントを提供し、
精密スクリーン印刷を実現することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した本発明の目的
は、単一成分のポリエチレンテレフタレートよりなるモ
ノフィラメントにおいて、5%/分の定速引張試験で得
られる伸度2%時のモジュラスが1.7g/d以上
(1.5cN/dtex以上)であることを特徴とする
スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントよりなる
モノフィラメントの製造方法において、未延伸糸を延伸
熱処理した後、非加熱ローラに導き、加熱延伸ローラと
非加熱ローラとの間の延伸糸条に0.1〜10%のスト
レッチ率を与えながら巻き取ることを特徴とするスクリ
ーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法によ
って達成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】即ち、本発明は、ポリエステルモ
ノフィラメントの低速引張試験で得られる伸度1〜4%
時の低伸度域でのモジュラスを高くすることで、応力緩
和の小さい寸法安定性に優れたポリエステルモノフィラ
メントが得られることを見出し、精密スクリーン印刷に
適した素材を完成させたものである。
【0010】この伸度1〜4%時のモジュラスは、定速
引張試験の引張速度に依存する。引張過程においては緩
和も同時進行するため、引張速度が遅いほど緩和の寄与
が大きくなる。従来公知のJIS−L−1013(19
81)による定速引張試験(引張速度が100%/分ま
たは50%/分)では緩和の寄与が小さく、応力緩和特
性との対応を見ることはできない。
【0011】本発明では、定速引張試験の引張速度が5
%/分程度と極めて低速とし、そこで得られる応力−歪
曲線(以後低速S−Sという)の1〜4%伸長点のモジ
ュラスが、応力緩和特性とよく対応するという新しい知
見に基づいている。1.7伸度2%時のモジュラスを
1.7g/d以上(1.5cN/dtex以上)とする
ことによって、得られたスクリーン紗の生機セット時の
伸びが小さく、紗枠に紗張りした後のテンション緩和が
小さく、スクリーン印刷時の寸法変化が小さくなり、プ
リント基板などの電子回路印刷に好適なスクリーン紗用
ポリエステルモノフィラメントを得ることができる。
【0012】たとえ、通常の高速S−S時のモジュラス
が高いものであったとしても低速S−Sの1〜4%伸長
点のモジュラスが1.7g/d(1.5cN/dte
x)より小さくなると、応力緩和時間の短いポリエステ
ルモノフィラメントとなる。このためにスクリーン版と
したとき、印刷中に版が伸び易くなり印刷精度が低下す
る。ここで低速S−Sというのは、試料長200mm、
引張速度5%/分で測定したS−S曲線のことである。
【0013】かかる物性を備えた本発明のポリエステル
モノフィラメントの低速S−S曲線を伸度0〜5%の範
囲で図1に示す(破断強伸度は示さず)。(A)は本発
明のポリエステルモノフィラメントである。(B)は従
来のポリエステルモノフィラメントで寸法安定性に劣る
ものである。なお、図1中において、E2は2%伸度、
T2は2%伸長点のモジュラスである。
【0014】本発明のポリエステルモノフィラメントを
製造する方法としては、溶融紡糸したポリエステルの延
伸熱処理条件を適切に調整することによって得ることが
できる。例えば、極限粘度0.65〜1.2のポリエチ
レンテレフタレートを290〜300℃の温度で溶融紡
糸し、引き続いて吐出糸条を冷却固化させながら、60
0〜1300m/分で引取り、次いで得られた未延伸糸
を3〜5倍で延伸熱処理するに際して、図2にその一例
を示したローラ系の延伸装置で、Tgより10〜40℃
高い温度に加熱した加熱供給ローラ3と、120〜18
0℃に加熱した加熱延伸ローラ4との間で3〜5倍に延
伸する。加熱延伸ローラ4の温度は120〜180℃と
するのが好ましい。120℃以下では巻取糸条6の巻締
まりが大きくなり、モノフィラメントの解舒性が低下す
る。一方、180℃以上では低速S−Sによる2%伸長
点のモジュラスが低下するため、寸法安定性が低くな
る。加熱延伸ローラ4のより好ましい温度は130〜1
60℃である。上記によって加熱延伸された糸条は、引
続いて非加熱ローラ5に導かれ、加熱延伸ローラ4と非
加熱ローラ5との間の延伸糸条に0.1〜10%のスト
レッチ率を与えながら巻取るものである。ここでローラ
5を非加熱とするのは、加熱延伸ローラ4を出た延伸糸
条の温度を速やかに冷却して、巻取糸条の瞬間弾性回復
を抑制するためである。したがって、ローラ5は非加熱
とすることが好ましい。より好ましくは冷却水を循環さ
せるなどの手段を用いるのが良い。
【0015】本発明のポリエステルモノフィラメント
は、さらに加熱供給ローラと加熱延伸ローラ間の延伸倍
率を適正な倍率にできるためモノフィラメントの2%伸
長点のモジュラスが、1.7g/d以上(1.5cN/
dtex以上)と高いにも拘らず、破断伸度30〜45
%を得ることができるのでスカム抑制に対しても好まし
い。また、ワインダーへの巻取張力を高くする必要もな
く、製織時のパーン引け抑制などの解舒性に対しても好
ましい。
【0016】ちなみに、加熱延伸ローラと非加熱ローラ
の間で0〜3%のリラックスを付与して巻取ると、低速
S−Sによる2%伸長点のモジュラスは1.3〜1.5
g/d(1.1〜1.3cN/dtex)と小さく、塑
性変形しやすく、寸法安定性に欠け、好ましくない。
【0017】この低速S−Sによる2%伸長点のモジュ
ラスを、1.7g/d以上(1.5cN/dtex以
上)に高くする他の方法としては、加熱供給ローラと加
熱延伸ローラ間の延伸倍率を高くする方法があるが、こ
の方法では、モノフィラメントの破断伸度が低くなり、
製織時のスカム発生が激しく、良好なスクリーン紗を製
織することが困難となる。さらに、巻取時に張力を0.
5g/d以上(0.4cN/dtex以上)と高くする
方法もあるが、巻取張力を高くすると、ドラム、パーン
などに巻取られた巻糸の硬度が高くなり、解舒張力が高
くなることから製織時に、いわゆるパーン引けが発生し
てスクリーン紗の品位を損なう。
【0018】本発明のポリエステルは、コストなどを考
慮すると、衣料用途、産業用途で大量に使用されている
ポリエチレンテレフタレートであることが必要である。
【0019】また、モノフィラメントのデニールは特に
限定するものではないが、4〜50d(4〜56dte
x)を適用することができる。
【0020】本発明では、定速引張試験の引張速度が5
%/分程度と極めて低速とし、そこで得られる応力−歪
曲線(以後低速S−Sという)の1〜4%伸長点のモジ
ュラスが、応力緩和特性とよく対応するという新しい知
見に基づいている。伸度2%時のモジュラスを1.7g
/d以上(1.5cN/dtex以上)とすることによ
って、得られたスクリーン紗の生機セット時の伸びが小
さく、紗枠に紗張りした後のテンション緩和が小さく、
スクリーン印刷時の寸法変化が小さくなり、プリント基
板などの電子回路印刷に好適なスクリーン紗用ポリエス
テルモノフィラメントを得ることができる。
【0021】本発明でいう寸法安定性とは、以下に述べ
る方法で測定した応力緩和時間(λ 1.25)で判定した。
応力緩和式としては、次式の指数関数が一般に用いられ
る。
【0022】λ=t/1n(F0/Ft) λ :応力緩和時間(秒) F0:初期応力(g/d) Ft:t秒間緩和後の応力(g/d) t :測定時間(秒) テンシロン型引張試験機を用いて試長200mm、引張
速度5%/分でF0=1.25g/d(1.10cN/
dtex)に到達した時点で引張りを停止し、停止後
は、一定長に保ち、t=1200秒後の張力をチャート
から読取り、F12 00(g/d)を求め、下記の式からλ
1.25を算出した。ただし、測定温度は25℃とした。
【0023】λ1.25=1200/1n(1.25/F
1200)(秒) ここでλ1.25は大きいほど寸法安定性に優れている。本
発明者らは、ポリエステルモノフィラメントのλ1.25
5000秒であれば、スクリーン印刷用に用いた際の寸
法精度が良好であることを見出した。しかしλ1.25の測
定には長時間を要するため、測定中の微小な測定温度の
影響があらわれ、測定値が変動しやすいものであった。
そこでλ1.25に代用しうる簡便な特性について、種々研
究を行ない、本発明の低速S−Sによる2%伸長点モジ
ュラスを見出したものである。すなわち、また、低速S
−Sによる2%伸長点モジュラスは、λ1.25と高い相関
関係にあり、しかも測定が容易であることから、測定本
数nを大きくすることができ、精度の高い測定値を得る
ことができる。
【0024】本発明でいう低速S−Sの2%伸長点モジ
ュラスは、測定本数n=10本の平均値を用いている。
λ1.25を5000秒以上にするためには低速S−Sによ
る2%伸長点のモジュラスを1.7g/d以上(1.5
cN/dtex以上)にすることが必要である。
【0025】
【実施例】実施例1 35℃のο−クロロフェノール溶液にて測定した固有粘
度が0.8の粒状ポリエチレンテレフタレートを紡糸温
度300℃、4孔の紡糸口金より押し出し、冷却固化
後、水エマルジョン油剤をオイリングローラにより付与
し、4分割して糸速度900m/分で未延伸糸を巻取
り、引き続いて図2に示す延伸装置を用いて単糸繊度1
2d(13dtex)のモノフィラメントを得た。延伸
装置、および延伸条件は次の通りである。
【0026】未延伸糸条1の張力 :0.2g/d
(0.18cN/dtex)(未延伸単糸繊度) 加熱供給ローラ3の温度:92℃ 加熱延伸ローラ4の温度:140℃ 非加熱ローラ5の温度 :室温 巻取糸条6の張力 :0.25g/d(0.22c
N/dtex)(巻取単糸繊度) 加熱供給ローラ3と加熱延伸ローラ4間の延伸倍率:4
倍 加熱延伸ローラ4と非加熱ローラ5間のストレッチ率:
2% 延伸速度(非加熱ローラ5の速度):800m/分 上記によって得られたポリエチレンテレフタレートモノ
フィラメントの低速S−Sにおける2%伸長点のモジュ
ラスは1.9g/d(1.7cN/dtex)、応力緩
和時間λ1.25が7500秒となり、寸法安定性に優れた
モノフィラメントを得ることができた。該モノフィラメ
ントはドラムからの解舒性も良好であった。
【0027】比較例1 実施例1において、非加熱ローラ5を除去してストレッ
チを付与することなく巻取糸条6の張力0.25g/d
(0.22cN/dtex)(巻取単糸繊度)で単糸繊
度12d(13dtex)のモノフィラメントを巻取っ
た。得られたポリエチレンテレフタレートモノフィラメ
ントの低速S−Sにおける2%伸長点のモジュラスは
1.5g/d(1.3cN/dtex)、応力緩和時間
λ1.25が4500秒となり寸法安定性に劣るモノフィラ
メントであった。
【0028】実施例2 実施例1において、加熱延伸ローラ4の速度を変更して
加熱延伸ローラ4と非加熱ローラ5間のストレッチ率を
変更した。得られた12d(13dtex)のポリエチ
レンテレフタレートモノフィラメントの低速S−Sにお
ける2%伸長点のモジュラス、応力緩和時間λ1.25、寸
法安定性およびモノフィラメントのドラムからの解舒性
を表1に示した。
【0029】
【表1】 表1から明らかなように、低速S−Sによる2%伸長点
モジュラスと応力緩和時間λ1.25は高い相関関係にあり
加熱ローラと非加熱ローラのストレッチ率を0.1〜1
0%にすることが重要であり、本発明の方法で得られた
モノフィラメントは、低速S−Sにおける2%伸長点の
モジュラスが大きく、寸法安定性に優れたものである。
さらに、モノフィラメントの解舒性についても満足でき
るものであった。
【0030】
【発明の効果】本発明の製造方法で得られたスクリーン
紗用ポリエステルモノフィラメントは寸法安定性に優れ
ているので、スクリーン印刷に用ちたると寸法安定性が
良好であり、印刷精度の向上を図ることができる。した
がって、高い精密さを必要とする例えば、電子回路など
のスクリーン紗印刷用に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図は低速S−S曲線であり、図中(A)は本発
明のポリエステルモノフィラメントの一例であり、
(B)は従来のポリエステルモノフィラメントの一例で
ある。
【図2】本発明のポリエステルモノフィラメントを得る
ための延伸装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
E2:2%伸度 T2:2%伸度時のモジュラス 1:未延伸糸 2:供給ローラ 3:加熱供給ローラ 4:加熱延伸ローラ 5:非加熱ローラ 6:延伸糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H114 AB04 DA56 DA76 FA02 FA06 GA11 4L035 BB31 CC13 DD14 EE20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一成分のポリエチレンテレフタレートよ
    りなるモノフィラメントの製造方法において、未延伸糸
    を延伸熱処理した後、非加熱ローラに導き、加熱延伸ロ
    ーラと非加熱ローラとの間の延伸糸条に0.1〜10%
    のストレッチ率を与えながら巻き取ることを特徴とする
    スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の製造方法により5%/分の
    定速引張試験で得られる伸度2%時のモジュラスが1.
    7g/d以上(1.5cN/dtex以上)であるモノ
    フィラメントを得ることを特徴とするスクリーン紗用ポ
    リエステルモノフィラメントの製造方法。
JP2002212449A 2002-07-22 2002-07-22 スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法 Expired - Fee Related JP3433750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002212449A JP3433750B2 (ja) 2002-07-22 2002-07-22 スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002212449A JP3433750B2 (ja) 2002-07-22 2002-07-22 スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09297592A Division JP3534318B2 (ja) 1992-04-13 1992-04-13 スクリーン印刷用のスクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003054149A true JP2003054149A (ja) 2003-02-26
JP3433750B2 JP3433750B2 (ja) 2003-08-04

Family

ID=19195907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002212449A Expired - Fee Related JP3433750B2 (ja) 2002-07-22 2002-07-22 スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3433750B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010090108A1 (ja) * 2009-02-03 2010-08-12 東レ株式会社 ポリエステルモノフィラメントおよびポリエステルモノフィラメントの製造方法
WO2011086954A1 (ja) * 2010-01-13 2011-07-21 東レ株式会社 ポリエステルモノフィラメントパッケージ
US10679786B2 (en) 2016-03-24 2020-06-09 Taiyo Yuden Co., Ltd. Electronic component

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010090108A1 (ja) * 2009-02-03 2010-08-12 東レ株式会社 ポリエステルモノフィラメントおよびポリエステルモノフィラメントの製造方法
US9085833B2 (en) 2009-02-03 2015-07-21 Toray Industries, Inc. Polyester monofilament and method for producing polyester monofilament
WO2011086954A1 (ja) * 2010-01-13 2011-07-21 東レ株式会社 ポリエステルモノフィラメントパッケージ
CN102713032A (zh) * 2010-01-13 2012-10-03 东丽株式会社 聚酯单丝卷体
JP5045846B2 (ja) * 2010-01-13 2012-10-10 東レ株式会社 ポリエステルモノフィラメントパッケージ
US20120280073A1 (en) * 2010-01-13 2012-11-08 Toray Industries, Inc. Polyester monofilament package
US8398010B2 (en) * 2010-01-13 2013-03-19 Toray Industries, Inc. Polyester monofilament package
US10679786B2 (en) 2016-03-24 2020-06-09 Taiyo Yuden Co., Ltd. Electronic component

Also Published As

Publication number Publication date
JP3433750B2 (ja) 2003-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2341168A1 (en) Polyester monofilament, method for producing same, and method for producing screen gauze using same
JP2007113151A (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの溶融紡糸方法及びスクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント
JP3433750B2 (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法
JP3134480B2 (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法
JP4325387B2 (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント及びその製造方法
JP3534318B2 (ja) スクリーン印刷用のスクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント
JP2009084712A (ja) 細繊度ポリエステルモノフィラメントの紡糸方法
WO2008146690A1 (ja) スクリーン紗用モノフィラメント及びスクリーン紗の製造方法
JP2009108438A (ja) ポリアミドモノフィラメントの製造方法
JP4655967B2 (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法およびモノフィラメント
JP2913794B2 (ja) スクリーン紗用ポリエチレン―2,6―ナフタレートモノフィラメント
JP2002061030A (ja) ポリエステル複合繊維の製造方法
JP2005047020A (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント
JP5633104B2 (ja) 細繊度ポリエステルモノフィラメントの製造方法
CN101570900A (zh) 低收缩聚酰胺纤维及使用该纤维的气囊用无涂层织物
JP2005240266A (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント
JP4893179B2 (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法およびモノフィラメント
JP2006169680A (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法およびモノフィラメント。
JPH11100720A (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント
JP2001355123A (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント
JP2008101303A (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントおよびその製造方法
JP2008231590A (ja) スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントの製造方法およびスクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント
JP2010077563A (ja) ポリエステルモノフィラメント
JP2002030527A (ja) 高伸縮耐久性ポリエステル系複合繊維および製造方法
JP2006265758A (ja) ポリアミドモノフィラメントおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080530

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees