JP2003053401A - 塗膜密着性に優れ金属光沢の高いアルミニウム合金缶蓋材とその製造方法 - Google Patents

塗膜密着性に優れ金属光沢の高いアルミニウム合金缶蓋材とその製造方法

Info

Publication number
JP2003053401A
JP2003053401A JP2001239029A JP2001239029A JP2003053401A JP 2003053401 A JP2003053401 A JP 2003053401A JP 2001239029 A JP2001239029 A JP 2001239029A JP 2001239029 A JP2001239029 A JP 2001239029A JP 2003053401 A JP2003053401 A JP 2003053401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
aluminum alloy
roll
coating film
top material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001239029A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Sakuma
佐久間尚幸
Toshio Komatsubara
小松原俊雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sky Aluminium Co Ltd
Original Assignee
Sky Aluminium Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sky Aluminium Co Ltd filed Critical Sky Aluminium Co Ltd
Priority to JP2001239029A priority Critical patent/JP2003053401A/ja
Publication of JP2003053401A publication Critical patent/JP2003053401A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨や陽極酸化処理を行わずに冷延板のまま
で、あるいはそれに塗装処理を施して用いるアルミニウ
ム合金缶蓋材として、塗膜密着性に優れ金属光沢の高い
アルミニウム合金缶蓋材とその製造方法を提供する。 【解決手段】 圧延方向に対して平行方向に測定した場
合に0.8μm以上の振幅を示すオイルピットが1mm
あたりに20個以下であるアルミニウム合金缶蓋材、お
よび中心線平均粗さが0.10〜0.75μmで、ロー
ル径が200mmφ以上のワークロールを使用し、1パ
スあたりの圧下率を15〜60%、圧延速度が300m
/分以上で最終冷間圧延を行う上記のアルミニウム合金
缶蓋材の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、塗膜密着性に優れ
金属光沢の高いアルミニウム合金缶蓋材とその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アルミニウム合金圧延板に限ら
ず、各種金属圧延板の品質に対する需要家の要求は益々
厳しくなってきており、板厚精度や板の形状、板の表面
性状さらには板表面の光沢度が高いことなどが必要とさ
れる。飲料用缶蓋材のように、塗装処理を行った時でも
板表面光沢度の影響が現れて缶蓋が輝いて見えることか
ら、需要家からは板表面光沢度の高いアルミニウム合金
板が要求されるようになった。
【0003】これまで、例えば冷延鋼板では金属板の光
沢度を高める方法として、小径のワークロールを使用す
るゼンジミアミルのような特殊圧延機による圧延が採用
されている。しかし、このような小径ロールを用いた圧
延では、小径ロールであるために圧延速度が遅く、非効
率的であるため、特開平5−50103ではワークロー
ルとしてらせん研磨ロールを使用してロールクロス圧延
を行って板表面光沢度を上げることを提案している。し
かし、現有設備をこのような圧延ラインに改造すること
は、莫大な費用が必要である。また、この方法をアルミ
ニウム合金板に適用しようとして設備改造を行っても、
アルミニウム合金板と冷延鋼板では素材の変形抵抗があ
まりにも違い過ぎるため、量産に適するアルミニウム合
金板を製造できず、設備投資費が無駄になる恐れがあ
る。
【0004】更に、特開平2−92402では最終スタ
ンドでのワークロールの表面の中心線平均粗さ(Ra)を
0.2μm以下とし、かつ圧延油の濃度を2%以下とす
るか、または無潤滑の状態で冷間圧延する方法が提案さ
れている。無潤滑圧延の場合には、局部的には金属光沢
の高い圧延板ができるが、コイルの全長、例えば100
00mにも及ぶコイルの全長に渡り優れた表面性状を確
保しつつ、金属光沢の高い圧延板を製造することは不可
能である。
【0005】また、特開平6−234002では板表面
光沢度を高めるために、本発明で定義したロール表面粗
さ方向と実質90°異なる方向のロール粗度を持つワー
クロールを用いた製造方法が提案されている。しかし、
アルミニウム合金圧延板に適用されるロール粗さ方向
は、自動車材などに適用されるダルロールを除き、本発
明で定義したロール粗さ方向が一般的である。従って、
仮にアルミニウム合金缶蓋材に対して、このようなロー
ルの適用を試みて圧延板を量産するとなると、十分なロ
ールの在庫を確保しなければならず、莫大な費用が必要
となる。このような観点から、特開昭64−21044
で提案されたレーザービーム照射などによってロール表
面に周期的な凹凸を配列させたロール、いわゆるダルロ
ールを用いて、缶蓋材表面に対してロールと同じように
周期的な凹凸を転写させる製造方法が提案されたが、未
だに量産に適用されていない理由である。
【0006】更には、特開平2−217448では順次
ロール粗度の小さいロールを使用して冷間圧延を行い、
最終仕上げ圧延の場合にはロール粗度(Ra)=0.05
μm以下のロールを使用する高光沢を有するアルミニウ
ム板の製造方法が提案された。しかし、この提案のよう
に最終冷間圧延で使用するロールの粗度が0.05μm
以下の鏡面に近い場合には、ロールの研磨にかなりの費
用と時間を要してしまい、かなりのコストアップに繋が
る。また、あまりに鏡面に近いロールを使用すると、生
産性向上のために高速圧延を行った場合には、板とロー
ルとの摩擦が小さくなり過ぎて板のスリップ現象が生じ
る。従って、この提案も未だにアルミニウム合金缶蓋材
に適用されていない。
【0007】この他、特公昭60−56416で提案さ
れた優れた光輝性を有するトリム材用Al基合金板の製
造方法においては、最終の板材製品を化学研磨、電解研
磨、バフ研磨等の方法によって表面光沢を高め、陽極酸
化皮膜処理を施すことが開示されているが、このような
方法をアルミニウム合金缶蓋材に適用すると、製造コス
トが非常に高くなり過ぎるばかりでなく、生産性を低下
させてしまう。更には、陽極酸化処理皮膜によって、塗
膜密着性の劣化を招いてしまう。また、同じように、特
開平8−311593では板表面を陽極酸化処理して反
射率70%以上である装飾品用アルミニウム合金材およ
びその製造方法が提案されているが、この方法も同様な
ことが云える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、自動車
ホイール材などのように化学研磨、電解研磨、バフ研磨
等の方法によって表面光沢を高め、陽極酸化皮膜処理を
施すことにより鏡面に近い光沢を持つ光輝合金について
は種々の提案がなされている。しかしながら、缶蓋材の
ように、研磨や陽極酸化処理を行わずに冷延板に塗装処
理を施して用いる用途においては、大幅な設備改造を必
要とせず、適度の高さの金属光沢を有する材料を提供す
る方法はいまだ提案されていない。また缶蓋材は下地処
理を施した後に塗装処理を施すが、板表面の性状によっ
ては塗膜が部分的に剥離するという問題が生じる。この
塗膜剥離が起きると、特に塗料中にワックス分を含ませ
るインナーワックスタイプの場合にはダイスとアルミと
の摩擦によって金属粉が発生し、その金属粉が次の缶蓋
の成形時に巻き込まれて成形不良を起こしたり、あるい
は剥離部分が製品の外観不良となり商品として出荷でき
ない、あるいは消費者からの返品となるなどのため、ぜ
ひとも解決しなければならない問題である。しかし上述
の通り、高い光沢を持ちながら、かつ塗膜密着性にも優
れた材料の提供方法はいまだ十分なものが提案されてい
ない状況である。本発明は研磨や陽極酸化処理を行わず
に冷延板に塗装処理を施して用いる缶蓋材の用途におい
て、金属光沢が高くしかも塗膜密着性にも優れたアルミ
ニウム合金缶蓋材とその製造方法を提供することを目的
としたものである。なお本発明においては圧延方向に対
して平行方向から測定した場合の板表面の反射率が20
%以上である状態を金属光沢が高いとする。
【0009】
【課題を解決するための手段】先述のような課題を解決
するために、本発明者らが種々実験、検討を重ねた結
果、本発明に至った。即ち、具体的には請求項1記載の
ように、圧延方向に対して平行方向に測定した場合に、
0.8μm以上の振幅を示すオイルピットが1mmあた
りに20個以下であることを特徴とする塗膜密着性に優
れ金属光沢の高いアルミニウム合金缶蓋材である。また
請求項2記載のように、ロール表面に圧延方向と実質的
に平行方向の粗さを有し、その中心線平均粗さが0.1
0〜0.75μmで、ロール径が200mmφ以上のワ
ークロールを使用し、1パスあたりの圧下率を15〜6
0%、圧延速度が300m/分以上で最終冷間圧延を行
い、圧延方向に対して平行方向に測定した場合に0.8
μm以上の振幅を示すオイルピットが1mmあたりに2
0個以下であることを特徴とする塗膜密着性に優れ金属
光沢の高いアルミニウム合金缶蓋材の製造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】先ず、オイルピットの個数の規定
について説明する。オイルピットとは、圧延時にロール
と素材との間に圧延油が巻き込まれ、素材表面が油圧に
よって局部的に凹状になる現象を指す。このような凹状
の微小欠陥は、板表面の光沢度を低下させる要因とな
り、極力少なくする必要がある。オイルピットの分布を
圧延方向に対して平行方向と規定したのは、ワークロー
ル表面には圧延方向と実質的に平行方向の粗さを付けて
おり、主なオイルピットの発生場所はワークロール表面
に付けた粗さの谷部、ワークロールの粗さは素材に転写
されるので、板表面から見た場合には粗さの山部に相当
する。従って、オイルピットは圧延方向に対して平行方
向に発生し易い。そこで、本発明では圧延方向に対して
平行方向のオイルピットについて規定した。振幅が0.
8μm未満であれば、オイルピットが多く存在しても板
表面の光沢度の低下はほとんど無いが、0.8μm以上
の振幅を示すオイルピットが多数発生すると、板表面に
口径の大きな凹状の微小欠陥が多数存在する状態となり
光を乱反射させるため、光沢度低下が非常に大きくな
る。また、このオイルピットは塗装前の下地処理たとえ
ば化成クロメート処理を行った際に化成皮膜に不均一を
生じさせ、その結果その上に設けた塗膜の密着性を劣化
させてしまうことが、種々実験を重ねた結果明らかにな
った。この場合も振幅が0.8μm未満の小さいオイル
ピットなら下地の不均一はそれほど問題とならない。そ
こで本発明では、冷延板のままの状態で圧延方向に対し
て平行方向での板表面粗度を測定した場合に、1mmあ
たりに0.8μm以上の振幅を示すオイルピットが20
個以下であることと規定した。なお、オイルピットの振
幅とは、粗度計でオイルピット近傍を測定した際に、オ
イルピットの縁部(山)とオイルピットの底(谷)の距
離の1/2のことを意味する。この規定以内であれば、
圧延方向に対して平行方向から反射率を測定した場合に
20%以上の反射率を確保でき、金属光沢の高いアルミ
ニウム合金缶蓋材になる。更には、塗膜密着性を劣化さ
せることもない。尚、オイルピットの分布測定には、接
触式の粗度計を用いた。また、ここで示した反射率はJ
IS Z8741に基づいたものであり、光をアルミニ
ウム合金板の法線に対して60°の角度で入射させて、
60°の角度に反射した光の強度を測定した場合の入射
光の強度に対する反射光の強度の比率である。但し、圧
延板表面は圧延油等の光の散乱を引起こす因子が存在す
るため、洗浄・脱脂を行うなどしてこれらの影響を完全
に除去して測定したものである。
【0011】次に、製造方法について説明する。ワーク
ロール表面に圧延方向と実質的に平行方向の粗さを付け
る理由は、先に述べたようにアルミニウム合金に使用す
るロール粗さ方向は、例えば自動車材などに適用される
ダルロールなどを除き、本発明で定義した方向が一般的
である。仮に、この方向とは異なる角度の表面粗さをワ
ークロールに付けるには、更に新しいワークロールがか
なりの量必要となり、莫大な費用が必要である。従っ
て、圧延板を供給する側から考えれば、安価に圧延板を
製造できない。しかし、本発明で規定する条件を全て満
たせば、安く、且つ需要家の要求を満足できる金属光沢
の高いアルミニウム合金缶蓋材を製造できることが判明
した。
【0012】ワークロール表面に付けた粗さの中心線平
均粗さ0.10〜0.75μmの限定理由について説明
する。中心線平均粗さが小さいほど、ロールと素材との
間における圧延油の巻き込み量が少なくなりオイルピッ
トの発生を抑えることができる。更に、ロールの中心線
平均粗さが小さいほど、板への転写もその分小さくな
り、金属光沢の高いアルミニウム合金缶蓋材ができる。
しかし、0.10μm未満の鏡面に近づくロール粗さで
は、ロールの研磨にかなりの費用と時間を要してしま
い、コストアップになる。また、あまりに鏡面に近いロ
ールを使用すると、圧延中に板のスリップ現象が生じ
る。一方、0.75μmを超えると、ロールの研磨は容
易にできるが、オイルピットの発生を助長してしまい、
板表面の光沢度を低下させてしまう。更には、ロール表
面の粗さが圧延板に転写して、板表面の凹凸が顕著にな
り塗膜密着性を劣化させる。そのため、ワークロール表
面の中心線平均粗さは0.10〜0.75μmと限定し
た。
【0013】200mmφ以上のワークロールを使用す
る理由について説明する。一般にオイルピットの発生を
抑えるには、小径ロールが有効的であることが知られて
いる。しかし、本発明以下の小径ロールでは圧延速度に
限界が生じ、生産性が低下しコストアップとなる。その
ため、ワークロール径を200mmφ以上と規定した。
上限は特に規定しないが、オイルピットの発生を抑える
には650mmφ以下が望ましい。
【0014】1パスあたりの圧下率を15〜60%に限
定した理由について説明する。1パスあたりの圧下率が
15%未満では、ロールと素材との間における圧延油の
巻き込み量が多くなり、オイルピットの発生を助長して
しまい、板の表面光沢度や塗膜密着性を低下させてしま
う。更に、最終冷延での圧下率を15%未満に制御する
ことは、すなわち上流工程での各パスの圧下率を上げ、
最終冷間圧延前の板厚を薄くする必要がある。しかし、
各パスの圧下率を上げた場合には、ヘリンボーンなどの
板表面不良が生じ、板表面品質の低下を招く。また、合
金によっては圧延中に板切れが生じることもある。これ
らのことから、最終冷延での圧下率を15%以上に制御
する。一方、60%を超える圧下率の場合には、最終冷
間圧延中にヘリンボーンなどの板表面不良が生じ品質低
下は避けられない。また、合金によっては圧延中に板切
れが生じることもある。以上のことから、最終冷延パス
での圧下率を15〜60%の範囲に規定した。尚、タン
デムミルでの圧延の場合には、各スタンドを通過するご
とに1パスと数える。
【0015】次に、圧延速度が300m/分以上の規定
について説明する。圧延速度が300m/分未満である
と、ロールと素材との間における圧延油の巻き込み量が
少なくなり、オイルピットの発生は極めて少ない状態に
なる。従って、非常に高い板表面光沢度の圧延板ができ
る。しかし、アルミニウム合金缶蓋材の冷延コイル長は
10000mにも及ぶことがあり、圧延速度が300m
/分未満であると圧延時間が長くなり過ぎ、生産性の低
下は避けられない。しかし、本発明で定義した条件を全
て満足した圧延であれば、300m/分以上の高速圧延
でも高い板表面光沢度を有するアルミニウム合金缶蓋材
が製造可能である。更に、この方法であれば、鉱物油等
や水性エマルションタイプの圧延油など様々な圧延油が
あるが、いずれを用いても請求項1のオイルピットの規
定を満たすことが可能であることが、種々実験を重ねた
結果明らかになった。
【0016】
【実施例】アルミニウム合金缶蓋材に一般的に使用され
ているJIS5052、5182合金を用いて、表1に
示す最終冷間圧延条件で圧延し、設定板厚0.25mm
に各材料とも仕上げた。
【0017】
【表1】
【0018】得られた各材料について、1mmあたりに
存在した0.8μm以上の振幅を示すオイルピット数、
圧延方向に対して平行方向から測定した反射率ならびに
圧延板を塗装して塗膜密着性試験を行った結果を表2に
示す。なお、塗膜密着性試験は、塗装板にカッターナイ
フを用いてアルミニウム素地まで切り込みを入れ、1m
m平方の碁盤目を100個作成してレトルト処理し、そ
の後、碁盤目上にセロハンテープを貼り、そのセロハン
テープを勢いよく剥がし、目視にて塗膜剥離の有無を確
認した。1つの桝目でも塗膜が剥れた場合を不合格
(×)とした。
【0019】
【表2】
【0020】表2に示すように、所定のオイルピット数
の少ない発明例はいずれも20%を越える高い反射率を
示しており、冷延板に塗装を施して缶蓋材として用いる
において十分に高い光沢度が得られた。また塗膜密着性
にも優れている結果となった。これに対して、比較例の
5,6はオイルピットが多く、その結果、反射率が低く
なり、実用上十分な光沢とは言えず、また塗膜密着性も
悪くなっている。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば研
磨や陽極酸化処理を行わずに冷延板のままで、あるいは
それに塗装処理を施して用いるアルミニウム合金缶蓋材
として、塗膜密着性に優れ、かつ金属光沢の高い缶蓋材
を提供することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延方向に対して平行方向に測定した場
    合に、0.8μm以上の振幅を示すオイルピットが1m
    mあたりに20個以下であることを特徴とする塗膜密着
    性に優れ金属光沢の高いアルミニウム合金缶蓋材。
  2. 【請求項2】 ロール表面に圧延方向と実質的に平行方
    向の粗さを有し、その中心線平均粗さが0.10〜0.
    75μmで、ロール径が200mmφ以上のワークロー
    ルを使用し、1パスあたりの圧下率を15〜60%、圧
    延速度が300m/分以上で最終冷間圧延を行い、圧延
    方向に対して平行方向に測定した場合に0.8μm以上
    の振幅を示すオイルピットが1mmあたりに20個以下
    であることを特徴とする塗膜密着性に優れ金属光沢の高
    いアルミニウム合金缶蓋材の製造方法。
JP2001239029A 2001-08-07 2001-08-07 塗膜密着性に優れ金属光沢の高いアルミニウム合金缶蓋材とその製造方法 Pending JP2003053401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001239029A JP2003053401A (ja) 2001-08-07 2001-08-07 塗膜密着性に優れ金属光沢の高いアルミニウム合金缶蓋材とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001239029A JP2003053401A (ja) 2001-08-07 2001-08-07 塗膜密着性に優れ金属光沢の高いアルミニウム合金缶蓋材とその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003053401A true JP2003053401A (ja) 2003-02-26

Family

ID=19069849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001239029A Pending JP2003053401A (ja) 2001-08-07 2001-08-07 塗膜密着性に優れ金属光沢の高いアルミニウム合金缶蓋材とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003053401A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130164497A1 (en) * 2010-03-26 2013-06-27 Takaaki Okamura Resin-Coated Al Plate for Drawn and Ironed Can with Excellent Luster and Method for Producing Drawn and Ironed Can
JP2019507014A (ja) * 2015-12-10 2019-03-14 ノベリス・インコーポレイテッドNovelis Inc. 金属基材用テクスチャー加工されたワークロール

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130164497A1 (en) * 2010-03-26 2013-06-27 Takaaki Okamura Resin-Coated Al Plate for Drawn and Ironed Can with Excellent Luster and Method for Producing Drawn and Ironed Can
US9662699B2 (en) * 2010-03-26 2017-05-30 Toyo Kohan Co., Ltd. Resin-coated A1 plate for drawn and ironed can with excellent luster and method for producing drawn and ironed can
JP2019507014A (ja) * 2015-12-10 2019-03-14 ノベリス・インコーポレイテッドNovelis Inc. 金属基材用テクスチャー加工されたワークロール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7273206B2 (ja) プレス成形性及び塗装後鮮映性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法及びこれによって製造された溶融亜鉛めっき鋼板
US4087898A (en) Metallic rod product, and method for producing same
JP2019508585A (ja) 成形のために最適化されたアルミニウム合金シート
JP2003053401A (ja) 塗膜密着性に優れ金属光沢の高いアルミニウム合金缶蓋材とその製造方法
CA3007648C (en) Textured work roll for a metal substrate
JPH02185959A (ja) 鮮映性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JPS62224405A (ja) 冷延鋼板の製造方法
JPH02175004A (ja) 鮮映性とプレス成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
CN113978173A (zh) 一种拉丝的uv彩涂板及其制备方法
JP4379115B2 (ja) 金属板の冷間圧延用ダルロールおよびその製造方法
JPS63165011A (ja) 模様鋼板及びその製造方法
US3069769A (en) Process of making aluminum coated steel of high reflectivity
JPH0446607A (ja) 塗装後鮮映性に優れたアルミニウム合金板およびその製造方法
JP2855392B2 (ja) 冷間圧延板
JP7338604B2 (ja) 冷延鋼板の製造方法
JPH06344004A (ja) 自動車用合金化溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法
KR102281203B1 (ko) 프레스 성형성 및 도장 선영성이 우수한 도금강판용 조질압연 롤 및 이를 이용한 도금강판의 제조방법
JPS63309303A (ja) 塗装鮮映性に優れる冷延鋼板の製造方法
JPS63255320A (ja) 高鮮映性鋼板
JPH0241702A (ja) 表裏面の性状の異なる金属板およびその製造方法
JPH09285826A (ja) 絞りしごき缶の製造方法
JPH0827594A (ja) 表面光沢に優れた樹脂被覆容器用鋼板の製造方法及びその圧延用Crめっきロール
JPH08257601A (ja) 表面性状の優れたステンレス冷延鋼帯の製造方法
JPS5943997B2 (ja) プレス加工時に星目を発生しにくい亜鉛系電気めつき鋼板
JP2005319480A (ja) 低光沢度めっき原板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041018

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060627

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02