JP2003052717A - 医療機器システム装置 - Google Patents

医療機器システム装置

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JP2003052717A
JP2003052717A JP2001250507A JP2001250507A JP2003052717A JP 2003052717 A JP2003052717 A JP 2003052717A JP 2001250507 A JP2001250507 A JP 2001250507A JP 2001250507 A JP2001250507 A JP 2001250507A JP 2003052717 A JP2003052717 A JP 2003052717A
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Yoshiyuki Furukawa
喜之 古川
Masanori Yajima
正規 谷島
Keisuke Miura
圭介 三浦
Keiji Handa
啓二 半田
Shinya Masuda
信弥 増田
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Takashi Shioda
敬司 塩田
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療機器の結線を外す必要がなく、あるいは
消毒・滅菌の再実行をする必要がなく、医療機器に手を
ふれずにそれぞれに固有な情報を容易に取得することが
でき、医療機器の効率的な運用を図る。 【解決手段】 本発明の医療機器システム装置は、それ
ぞれの医用機器に貼り付けられたカード型RF−IDタ
グ銘版10と、消毒・滅菌品の医療機器に対して貼り付
けられたラベル型RF−IDタグ15と、システムコン
トローラ7に内蔵され、上記RF−IDタグ10,15
の情報を読みとるRF−IDアンテナ11とを含んで構
成されている。システムコントローラ7の制御部21は
上記RF−IDタグ10,15のメモリ15cに記憶さ
れた情報を読み出し、また該情報と医療機器の制御状態
とに基づき、医療機器の通算使用時間または通算使用回
数を算出し、該当するRD−IDタグのメモリ15cに
書き込むように制御する。これにより、医療機器の結線
を外す必要がなく、あるいは消毒・滅菌の再実行をする
必要がなく、医療機器に手をふれずにそれぞれに固有な
情報を容易に取得できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、医療行為に使用さ
れる医療機器と該医療機器を制御する制御装置とを有す
る医療機器システム装置に関し、特に簡単な構成で各種
の医療機器のメンテナンス情報を即座に取得して、医療
機器の効率的な運用を可能にした医療機器システム装置
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、医療行為に使用される内視鏡
を含む各種医療機器と、該医療機器を制御する制御装置
とを有する医療機器システム装置が使用されている。 【0003】このような医療機器システム装置におい
て、既に販売された医療機器の固有の情報を得ること
は、メンテナンス上重要なことである。 【0004】従来、このような医療機器の固有の情報を
得るための方法としては、各種の医療機器を回収して上
記情報を得るといった方法が実施されていた。 【0005】ところが、このような方法を実施した場合
には、病院側の医療機器の運営に大きく影響を及ぼすこ
とになり、これを回避するには、回収やそれに伴う代替
え機器等の日程をうまく調整する必要があった。 【0006】また、回収に伴う作業性を考慮すると、回
収するために、一度セッティングした医療システム装置
内の結線を解除し分割して目的の医療機器のみを取り出
したり、回収した医療機器の代替えを準備したりなど、
煩雑な作業が余儀なくされてしまい、メーカー側の対応
も容易なものではなかった。 【0007】さらに、一度、消毒・滅菌した物を回収す
るため、病院側に戻して設置する場合は、再度消毒・滅
菌を行わなければならず、消毒・滅菌耐性に弱い医療機
器などに対しては望ましい方法とはいえない。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
医療機器システム装置では、メンテナンス上、各医療機
器の固有の情報を所得することが必要不可欠であるが、
この情報を取得するためには、各種の医療機器を回収し
なければならないため、その回収に伴い医療システム装
置内の結線を解除し目的とする医療機器のみを取り出し
たり、回収した医療機器の代替えを行ったりする等煩雑
な作業が余儀なくされてしまい、また、回収時及び設置
時には消毒・滅菌する必要があるため、消毒・滅菌耐性
に弱い医療機器などに対しては望ましくはないといった
不都合があった。したがって、医療機器の効率的な運用
を実施するために、簡単な構成で且つ容易に医療機器の
固有の情報を取得する方法が望まれているが、なんら提
案がなされていないのが現状である。そこで、本発明は
上記問題点に鑑みてなされたもので、医療機器の結線を
外す必要がなく、あるいは消毒・滅菌の再実行をする必
要がなく、医療機器に手をふれずにそれぞれに固有な情
報を容易に取得することができるとともに、医療機器の
効率的な運用を図ることができる医療機器システム装置
の提供を目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の医療機器システ
ム装置は、医療行為に使用される医療機器と、前記医療
機器を制御する制御装置とを有する医療機器システム装
置において、前記医療機器に設けられ、前記医療機器の
使用時間または使用回数を使用来歴情報として記憶可能
な来歴情報記憶手段と、前記制御装置に設けられ、前記
記憶手段に記憶された前記使用来歴情報を読み出し可能
な読み取り手段と、前記読み取り手段で読み出された前
記使用来歴情報と前記医療機器の制御状態とに基づき、
前記医療機器の通算使用時間または通算使用回数を算出
する、前記制御装置に設けられた算出手段と、前記算出
手段で算出された算出結果を前記使用来歴情報として前
記記憶手段に書き込む書き込み手段と、を具備したこと
を特徴とするものである。 【0010】本発明によれば、上記構成の医療機器シス
テム装置において、前記算出手段は、前記読み取り手段
で読み出された前記使用来歴情報と前記医療機器の制御
状態とに基づき、前記医療機器の通算使用時間または通
算使用回数を算出し、前記書き込み手段は、該算出手段
で算出された算出結果を前記使用来歴情報として前記記
憶手段に書き込むように制御する。これにより、医療機
器の結線を外す必要がなく、あるいは消毒・滅菌の再実
行をする必要がなく、医療機器に手をふれずにそれぞれ
に固有な情報を容易に取得することができ、医療機器の
効率的な運用を図るのに大きく寄与する。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。 【0012】第1の実施の形態: (構成)図1乃至図9は本発明の医療機器システム装置
の第1の実施の形態を示し、図1は内視鏡外科治療を行
うシステムとして構成した場合のシステム全体を示す構
成図、図2は図1のシステムコントローラの具体的な回
路構成を示すブロック図、図3は本実施の形態の特徴と
なる図1のRF−IDタグの具体的な回路構成を示すブ
ロック図、図4は図1のタッチパネルの表示例を示す
図、図5は図4においてTVカメラを選択した場合の表
示例を示す図、図6は図1の表示パネルの表示例を示す
図、図7は図1のカード型RF−ID上に形成された銘
版の一例を示す図、図8前記RF−IDの書き込み処理
を示すフローチャート、図9は前記RF−IDの再書き
込み処理を示すフローチャートである。 【0013】図1に示すように、本実施の形態の医療機
器システム装置は、内視鏡外科治療を行うシステムとし
て構成されたもので、患者の内部を映す内視鏡12と、
内視鏡像を映し出すモニタ1と、内視鏡像をモニタ1に
映すために撮像された映像信号を変換するTVカメラ2
と、内視鏡12に光を供給する光源と、電気メス13に
より処置を行うための電気メス装置4と、ブローブ14
により超音波手術を行うための超音波手術装置5と、腹
腔内の視野を確保するために腹腔内に二酸化炭素などの
ガスを供給する気腹装置6と、これらの医療機器を図示
しない配線により制御するシステムコントローラ7と、
該システムコントローラ7の付属装置であり該コントロ
ーラ7を操作するためのタッチパネル8と、医療機器の
状況を表示する表示パネル9と、手術の内容を映像及び
音声で記録保存するVTR16と、本発明の特徴とな
る、それぞれの医用機器に貼り付けられたカード型RF
−IDタグ銘版10及び,特に消毒・滅菌品に対して貼
り付けられたラベル型RF−IDタグ15と、システム
コントローラ7に内蔵され、上記RF−IDタグ10,
15の情報を読みとるRF−IDアンテナ11とを含ん
で構成されている。 【0014】前記システムコントローラ7の内部の具体
的な構成が図2に示されている。 【0015】図2に示すように、システムコントローラ
7は、前記RF−IDタグ10,15と交信を行うRF
−IDアンテナ部11と、RF−IDアンテナ部11で
得られた情報を電子情報に変換するRF−ID制御部1
7と、タッチパネル8による操作制御を行うタッチパネ
ル操作部18と、表示パネル9を操作する表示パネル操
作部19と、各医療周辺機器を操作するための通信を行
う周辺機器通信部20と、該システムコントローラ7を
駆動するための電源供給する電源部22と、上記の各ブ
ロックを各種制御する制御部21とを含んで構成されて
いる。 【0016】また、本実施の形態の特徴となるカード型
RF−IDタグ銘版15及びラベル型RF−IDタグ1
0の具体的な構成が図3に示されている。 【0017】図3に示すように、カード型RF−IDタ
グ銘版15及びラベル型RF−IDタグ10等のRF−
IDタグは、システムコントローラ7内のRF−IDア
ンテナ部11との間で電波を送受信するアンテナ15a
と、このアンテナ15aにて送受信する電波の変復調処
理を行う変復調部15bと、この変復調部15bにより
変復調処理される情報の読み出し書き込みを行う不揮発
性の記憶手段としてのメモリ15cとを含んで構成され
ている。 【0018】したがって、上記構成のカード型RF−I
Dタグ銘版15及びラベル型RF−IDタグ10がそれ
ぞれ対応する医療機器に設けられることにより、システ
ムコントローラ7のRF−IDアンテナ部11との間で
電波の送受信を行うことができ、それぞれの医療機器の
固有の情報を簡単に取得することができる。 【0019】上記構成の医療機器システム装置におい
て、前記システムコントローラ7は、接続された各医療
機器を図示しない通信配線により各医療機器を操作する
ことが可能である。このとき、該システムコントローラ
7に接続されるタッチパネル8には、図3に示すように
該システムコントローラ7に接続された各医療機器が表
示される。例えば、タッチパネル8の画面には、図3に
示すようにTVカメラ2,光源3,電気メス4,帰腹装
置6,カード(カード型RF−IDタグ銘版15),情
報及び操作内容を示すメッセージ等が表示される。 【0020】操作者は、上記タッチパネル8の画面上の
医療機器が表示された部分をタッチすることにより、各
医療機器の専用画面に移行することができる。例えば、
操作者が図4の表示画面上に表示されたTVカメラ2の
表示部分をタッチして該TVカメラ2を選択したとする
と、システムコントローラ7はタッチパネル8の画面上
に、図5に示す画面を表示させる。 【0021】図5に示すように、このTVカメラ画面で
は、赤や青の色合い調整、または明るさ調整を操作する
ための画面が表示され、操作者はこの画面上の所望する
調整内容の表示部分をタッチ操作することにより、TV
カメラ2における各調整が可能である。 【0022】また、表示パネル9には、各医療機器の状
態が表示されるようになっている。この表示パネル9に
おける各医療機器の表示例が図6に示されている。 【0023】この表示例では、図6に示すように、パネ
ル左上部に気腹装置6のパラメータが表示され、パネル
右上部に患者の情報が表示され、またパネル下部には電
気メス4のパラメータが表示されるようになっている。
このように表示パネルに各医療機器の状態、あるいは患
者情報が表示されることにより、操作者(術者)は一目
でこれらの医療機器の状態や患者情報を識別することが
できる。 【0024】なお、このような医療機器を集中制御、集
中表示するコントローラとしては、例えば特開平7−2
31896号広報によって開示されているものがあり、
本実施の形態では、この提案に開示されている技術を採
用しても良い。 【0025】本実施の形態では、医療機器の固有の情報
を簡単に取得するために、RD−IDタグ10,15を
各医療機器に設けるとともに、これらのRD−IDタグ
10,15とシステムコントローラ7内のORF−ID
アンテナ部11との間で情報の送受信可能とする構成で
あるため、各医療機器とシステムコントローラ7内のR
F−IDアンテナ部120とは、その交信範囲内にすべ
ての医療機器が配置されていなければならない。したが
って、本実施の形態では、前記RD−IF10,15
は、交信距離が5mのマイクロ波式のものが最も望まし
い。 【0026】ここで、前記RD−IFタグ10,15の
構成をさらに詳細に説明する。 【0027】各医療機器に据え付けられたカード型RF
−ID銘版10の構成例が図7に示されている。 【0028】図7に示すように、カード型RF−ID銘
版10の面上に設けられた銘版は、装置の名称、型番、
電気的定格、シリアルナンバー、メーカー名を記したも
のであり、一般的にそのカードは、医療機器本体とは別
々に生産されるようになっている。これは、シリアルナ
ンバーがそれぞれの医療機器でユニークである必要があ
るためである。したがって、大量に生産された同型の医
療機器本体と個別ルートで一つ一つ生産された銘版は、
生産の最終段階で対応する医療機器本体に貼り付け、あ
るいはネジ止めされることになる。 【0029】このとき、生産工場でカード型RF−ID
銘版10に対し、別途に設けられた生産用RF−IDア
ンテナ(図示せず)を用いて、製品ID、シリアルナン
バー、故障コード、特定情報等の各種情報を送信し、図
3に示すアンテナ15aにてこれを受信し、変復調部1
5bにて復調した後、該情報をメモリ15cに書き込
む。 【0030】なお、前記製品IDは、製品を識別するコ
ードで、例えばTVカメラ2ならば1番、光源3ならば
2番、気腹装置6ならば3番などとする。また、前記故
障コードは、各医療機器の故障一覧に番号を付けた物で
あって、例えば医療機器がシステムコントローラ7であ
る場合、RF−IDアンテナ部11の故障ならば001
番、RF−ID制御部17の故障ならば002番、制御
部21の故障ならば003番などとする。さらに、前記
特定情報は、各医療装置で固有の情報であり、例えば光
源3の情報としてはランプの点灯時間を示したり、電気
メス4の情報としては高周波発生装置の可動時間を示し
たりする情報である。この場合、このような特定情報に
は、メンテナンスに重要なものを採用する。したがっ
て、上記の例のように消耗品や寿命がある医療機器の場
合には、このような情報を取得することは有効である。 【0031】一方、患者への処置を行う医療機器に備え
付けるラベル型RF−ID15には、上記同様別途に設
けられた生産用RF−IDアンテナ(図示せず)を用い
て、シリアル番号、滅菌実施回数、交換推奨回数等の各
種情報を送信し、図3に示すアンテナ15aにてこれを
受信し、変復調部15bにて復調した後、該情報をメモ
リ15cに書き込む。 【0032】患者へ処置を行う医療機器に対しては滅菌
を施すが、この滅菌処理は、医療機器に対してもかなり
のダメージを与えることになり、したがって、その回数
はそれぞれの医療機器ごとに決まっており、これを越え
て使用することは医療機器の故障を招くこととなる。そ
こで、交換推奨回数をその医療機器の固有の情報として
記憶させておく。この場合の交換推奨回数とはこの滅菌
回数の上限を示ものである。なお、出荷時の滅菌回数は
0とする。 【0033】(作用)次に、特徴となるRF−IDタグ
への情報の書き込み処理を図8を参照しながら詳細に説
明する。 【0034】いま、システムコントローラ7の電源を投
入したとする(ステップS1の処理)。すると、システ
ムコントローラ7のRD−IFアンテナ部11は、RD
−ID制御部17の制御により、交信可能なRF−ID
タグ10,15にある情報をすべて受信し、制御部21
に送信する(ステップS2)。例えば、光源3のランプ
の点灯時間については、次のように算出することが出来
る。 【0035】制御部21は、操作パネル(タッチパネル
8)で光源3のランプをONしてから(ステップS3の
処理)、OFFしたまでの時間をカウントし(ステップ
S3,4の処理)、その値を電源ON時に得られたラン
プ点灯時間に加え(ステップS6の処理)、RF−ID
制御部17を制御して、得られた情報をRF−IDアン
テナ部11を介して該当するカード型RF−ID銘版1
0に送信して該RF−ID内のメモリへに書き込みを行
う(ステップS7の処理)。 【0036】RF−ID通信は、電波で交信するため、
電気メス13などが使用中であると、正確に交信できな
くなる。電気メス13が出力中であるか否かは、システ
ムコントローラ7の周辺機器通信部20と電気メス装置
4との通信により、システムコントローラ7の制御部2
1で判断可能である。したがって、RF−ID通信読み
込み、あるいは書き込み時と電気メス13出力が重なっ
た場合は、RF−ID読み込み、書き込みを中断し、電
気メス出力が終了して再読み込み、再書き込みを実施す
る。このときの再書き込み処理のフローチャートが8に
示されている。 【0037】つまり、図8に示すように、再書き込み処
理が実行されると、システムコントローラ7の制御部2
1は、ステップS10の処理にてRF−ID読み込み
(書き込み)処理を開始し、続くステップS11の判断
処理にて電気メス13が出力中であるか否かを判断す
る。この場合、電気メス13が出力中である場合には、
処理をステップS13に移行し、出力中でない場合には
処理をステップS12に移行する。 【0038】制御部21は、電気メス13が出力中であ
る場合には、ステップS13の判断処理にて電気メス1
3の出力が終了したか否かを判断し、終了したと判断し
た場合には前記ステップS10に処理を戻してRF−I
D読み込み(書き込み)処理を実行させる。一方、電気
メス13の出力が終了してない場合には再度該ステップ
S13の判断処理に処理を戻し、電気メス13の出力が
終了するまでこの判断処理を繰り返す。 【0039】また、制御部21は、前記ステップS11
の判断処理にて電気メス13が出力中でない場合には、
RF−IDタグ内のメモリへと読み込み(書き込み)を
終了させる。 【0040】通常、このような複数の医療機器同士を接
続するシステムの場合、メーカーから納品された時点で
各結線と動作確認が行われ、教育などを通して一般的に
使用されるようになる。このシステムの結線は複雑であ
り、このいずれかの装置が故障した場合、結線の取り外
し再接続は、はじめの状態を写真に撮ったり、ラベルな
どを用いて結線を記録したりなど、再生可能なようにす
る。このような作業は煩わしい作業である。したがっ
て、故障が発生してから対応しているのではその医療機
器の取り外しと再設置には時間がかかってしまう。 【0041】しかしながら、本実施の形態によれば、医
療機器サービスマンあるいは病院側の看護士などにより
確認を行うことができる。すなわち、タッチパネルの
「情報」ボタンを押すことににより、システムコントロ
ーラ7内部のRF−IDアンテナ部11を利用して、他
の医療機器の電源が入っているか否かに関わらず、表示
パネル9にその情報を表示することができる。この表示
パネル9には、上述した光源3のランプの点灯時間や、
滅菌回数などが表示されることになる。これにより、予
め故障の発生を予測し、修理交換を計画的に行うことに
より、医療スケジュールに穴を開けることなく、スムー
ズに行うことができる。 【0042】(効果)したがって、本実施の形態によれ
ば、故障が発生してからの修理対応ではなく、交換時期
を予め予測し、早期に対応でき、医療機器のスケジュー
ルに穴を開けることがなく、メンテナンスを行うことが
できる。また、結線を外すことなく、点検など出来るた
め、点検作業自体が容易となる。これにより、簡単な構
成で医療機器の効率的な運用を図ることが可能となる。 【0043】第2の実施の形態: (構成)図10乃至図12は本発明の医療機器システム
装置の第2の実施の形態を示し、図10乃至図12は該
医療機器システムの情報を取得するためのポータブル情
報機器を示し、図10はRF−IDタグ銘版10の記録
情報を読み込んだ状態を示し、図11はラベル型RF−
IDタグ15の記憶情報を読み込んだ状態をそれぞれ示
し、また図12は、該ポータブル情報機器の具体的な回
路構成を示すブロック図である。 【0044】本実施の形態の医療機器システム装置の全
体構成は、図1に示す前記第1の実施の形態と略同様で
ある。異なる点は、前記医療機器システム装置の情報
を、サービスマン等が迅速に且つ簡単に取得できるとと
もに、携帯小型化で持ち運びが便利なポータブル情報機
器30を設けて構成したことである。 【0045】前記ポータブル情報機器30の構成をさら
に詳細に説明すると、該ポータブル情報機器30は、図
12に示すように、前記RF−IDタグ10,15と交
信を行うRF−IDアンテナ部34と、RF−IDアン
テナ部34で得られた情報を電子情報に変換するRF−
ID制御部35と、取得した該情報を表示するためのパ
ネル部36と、該ポータブル情報機器30を駆動するた
めの電源供給する電源部38と、医療機器システムの情
報の読み込みを開始させるためのボタン31と、RF−
IDタグ銘版10の記録情報とラベル型RF−IDタグ
15の記憶情報のいずれかを読み込むように切り替えた
めの切替ボタン32と、上記の各ブロックを各種制御す
るとともに、前記ボタン31及び切り替えボタン32の
操作指示に基づく動作制御を行う制御部37と、を含ん
で構成されている。 【0046】上記構成のポータブル情報機器30は、上
記切り替えボタン32によって、RF−IDタグ銘版1
0の記録情報とラベル型RF−IDタグ15の記憶情報
のいずれかを読み込むように切り替えることが可能であ
る。 【0047】例えば、該切り替えボタン32を押下して
ラベル型RF−IDタグ15の記録情報を読み込むよう
に取得情報を切り替えた場合には、制御部37は、上記
RF−IDアンテナ部34を用いて全てのラベル型RF
−IDタグ15からの情報を受信して読み込み、読み込
んだ全ての情報をパネル部36の画面33全体に表示す
る。この表示例が図10に示されている。つまり、図1
0に示すように、パネル部36の画面33上には、製品
番号,交換推奨使用回数,使用回数等の情報が表示され
る。 【0048】また、該切り替えボタン32を押下してR
F−IDタグ銘版10の記録情報を読み込むように取得
情報を切り替えた場合には、制御部37は、上記RF−
IDアンテナ部34を用いて全てのRF−IDタグ銘版
10からの情報を受信して読み込み、読み込んだ全ての
情報をパネル部36の画面33全体に表示する。この表
示例が図11に示されている。つまり、図11に示すよ
うに、パネル部36の画面33上には、ID,製造番
号,故障コード,特定情報等の情報が表示される。 【0049】したがって、上記構成によれば、医療シス
テムの取得情報を読み込み表示可能なポータブル情報機
器30を設けたことにより、カード型RF−IDタグ銘
版15及びラベル型RF−IDタグ10と該ポータブル
情報機器30のRF−IDアンテナ部34との間で電波
の送受信が可能となり、いずれのRF−IDタグからの
情報を簡単に読み込むことが可能となり、また読み込ん
だ情報を表示させることが可能となる。 【0050】(作用)本実施の形態では、システムコン
トローラ7の動作、カード型RF−IDタグ銘版10、
ラベル型RF−IDタグ15について作用については、
前記第1の実施の形態と同様であるので説明簡略化のた
め省略する。 【0051】本実施の形態においては、サービスマンが
定期的にポータブル情報機器30を上記システムの保管
されている場所へ行き、医療機器に触れることなく各医
療機器の情報を収集することができる。 【0052】いま、サービスマンが携帯してきたポータ
ブル情報機器30を用いて各医療機器の情報を取得する
ものとする。この場合、サービスマンが保管所に入る
と、携帯してきたポータブル情報機器30の図示しない
電源を入れ、読み込み開始ボタン31を押下する。 【0053】すると、まず、図11に示すように交信範
囲内に存在する医療機器のカード型RF−ID銘版10
に対応した情報が表示される。つまり、制御部34は、
上述したように上記RF−IDアンテナ部34を用いて
全てのカード型RF−ID銘版10からの情報を受信し
て読み込み、読み込んだ全ての情報をパネル部36の画
面33全体に表示する(図11参照)。この段階では、
特定情報、例えば光源3のランプの点灯時間が規定の時
間を越えていないか確認することができる。 【0054】次に、サービスマンがポータブル情報機器
30の切替ボタン32を押下することにより、図10に
示すように、交信範囲内に存在するラベル型RF−ID
タグ15に対応した情報が表示される。つまり、制御部
34は、上述したように上記RF−IDアンテナ部34
を用いて全てのラベル型RF−IDタグ15からの情報
を受信して読み込み、読み込んだ全ての情報をパネル部
36の画面33全体に表示する(図10参照)。ここで
は、使用されている内視鏡12などが、推奨する滅菌回
数を超えていないかを確認することができる。ここで得
られた情報で、緊急を要するもの、あるいは交換時期が
近づいている物を確認することができる。すなわち、こ
の情報を基に、サービスマンは、病院側に対して医療機
器の交換の指示、あるいは交換計画の予定を申し入れる
ことが可能となる。 【0055】(効果)したがって、本実施の形態によれ
ば、前記第1の実施の形態と同様の効果が得られ他に、
上記ポータブル情報機器30を用いた情報取得方法は消
毒・滅菌された医療機器に対しては、かなり有効な収集
方法であり、煩雑な操作も必要としない。また、光源3
のランプ交換や、電気メス装置4の高周波発生装置の交
換などが予め予測でき、時間的余裕をもって交換作業を
することが可能となる。 【0056】第3の実施の形態: (構成)図13乃至図7は本発明の医療機器システム装
置の第3の実施の形態を示し、図13は該システムを内
視鏡に適用した場合の構成図、図14は図13のオート
クレープ滅菌機の具体的な回路構成を示すブロック図、
図15は内視鏡のラベル型RF−IDタグ15から読み
込んだ記憶情報をポータブル情報機器のパネル部に表示
した図、図16は内視鏡のラベル型RF−IDタグ15
に記憶する推奨滅菌回数情報の拡大表示例を示す図、図
17は前記オートクレープ滅菌機による動作処理を示す
フローチャートである。 【0057】本実施の形態では、主に内視鏡40に適応
した場合のシステムであり、該システムは、検査あるい
は治療のために生体に挿入される内視鏡40と、該内視
鏡40に固定されたRFーIDタグ41と、内視鏡1を
使用した後、洗浄・滅菌などを行うオートクレーブ滅菌
機42とを含んで構成されている。 【0058】前記オートクレーブ滅菌機42の内部構成
が図14に示されている。つまり、図14に示すよう
に、オートクレープ滅菌機42は、オートクレーブ滅菌
器42全体を制御する制御部44と、オートクレーブ滅
菌処理を実行するオートクレーブ処理部46と、滅菌し
ようとしている内視鏡40のRF−IDタグ41の記憶
内容を読み通るRF−IDアンテナ部43と、RF−I
Dアンテナ部43からのの情報を制御部44が読み取れ
るように変換処理を施すRF−ID制御部45とを含ん
で構成されている。 【0059】さらに、本実施の形態でも前記第2の実施
の形態と同様にサービスマンが持ち運びできるポータブ
ル情報機器50が設けられている。 【0060】このポータブル情報装置50の構成は、前
記第2の実施の形態と略同様であるが、本例では、図1
5に示すように、複数の内視鏡40のみの情報を読み取
り表示すれば良いので切り替えボタンは設けてはおら
ず、読み取りを開始するためのボタン51と、読み取っ
た複数の内視鏡40のRD−IFタグ41からの記憶情
報をそれぞれ表示可能なパネル部52とを含んで構成さ
れている。このポータブル情報機器50の表示例が図1
5に示されている。 【0061】つまり、図15に示すように、パネル部5
2の画面上には、複数の製品番号と,この製品番号に応
じた複数の交換推奨使用回数及び使用回数等の情報が表
示される。 【0062】一方、内視鏡40に固定されるRF−ID
タグ41には、内視鏡40の製造番号、最高滅菌回数と
現在滅菌回数が記録される。図15に示す本例では、例
として内視鏡40の製造番号を12345,最高滅菌回
数を100回、現在滅菌回数を30回としている。これ
らの記録情報の他に、推奨滅菌回数を含めてもよい。図
16にこの推奨滅菌回数部分の拡大表示例が示されてい
る。つまり、この図16に示す表示をサービスマンが見
れば、一目で番号に応じた内視鏡40の滅菌回数を認識
することができ、交換時のメッセージ目安とすることが
可能となる。 【0063】次に、本実施の形態の特徴となるオートク
レープ滅菌機42による動作処理を図17を参照しなが
ら説明する。 【0064】いま、オートクレーブ滅菌機42の電源を
投入(ステップS20の処理)して内視鏡40の滅菌処
理を行うものとする。すると、次に、オートクレーブ滅
菌機42に使用済みの内視鏡40を入れ(ステップS2
1の処理)、図示しない滅菌開始ボタンを押下して洗浄
を開始すると(ステップS22の処理)、オートクレー
ブ滅菌機42の内部に組み込まれたRF−IDアンテナ
43により、RF−IDタグ41に記録された最高滅菌
回数と現在滅菌回数を読み取る(ステップS23の処
理)。 【0065】そして、オートクレープ滅菌機42の制御
部44は、続くステップS24の判断処理にて現在滅菌
回数が最高滅菌回数未満であるか否かを判別し、未満で
ある場合には、続くステップS26の処理にて現在滅菌
回数(例えば図15に示す製造番号,滅菌回数等)を図
示しないオートクレープ滅菌機42に設けられた表示部
に表示する。本実施の形態例の場合、まだ十分に使用で
きるため、オートクレープ滅菌機42の表示部(図示し
ない)には、図16に示す最下段のメッセージ(例えば
“内視鏡を交換してください”)は表示しない。 【0066】一方、前記ステップS24の判断処理で、
現在滅菌回数と最高滅菌回数が等しいか現在滅菌回数の
方が大きい場合には、制御部44は、ステップS25の
処理にて交換時期であるメッセージ(図15の最下段の
メッセージ:例えば“内視鏡を交換してください”)を
図示しない表示部に表示させ、その後、前記ステップS
26と同様の表示を行った後、続くステップS27にて
滅菌処理を終了させる。 【0067】滅菌終了時に、制御部44は、続くステッ
プS28の処理にてRF−IDアンテナ43により、内
視鏡40のRF−IDタグ2の現在滅菌回数を1増やす
ように制御する制御指示信号を送信、これを受けRF−
IFタグ41側では現在の滅菌回数が1増えるように更
新されて記憶されることになる。 【0068】その後、制御部44は、処理を前記ステッ
プS21に戻し滅菌処理ルーチンを繰り返すように制御
する。 【0069】なお、本実施の形態では、内視鏡40の滅
菌処理を行う手段として、オートクレーブ滅菌機42を
用いた場合について説明したが、同様のRD−IFアン
テナを有する構成の内視鏡洗浄装置などを用いて構成し
ても良い。 【0070】また、上記動作例では、内視鏡40の情報
をオートクレープ滅菌機42の図示しない表示部に表示
した場合を説明したが、滅菌は病院の看護士などが行う
ことが多く、交換を促すメッセージをオートクレーブ滅
菌機42で表示しても、必ずしも交換するとは限らず、
あるいはメッセージを見逃す場合も考えられる。このた
め、本実施の形態では、このオートクレーブ滅菌機42
以外でも、サービスマンがポータブル情報機器50用い
て、内視鏡滅菌回数の表示を行い、確認を行うようにし
ても良い。 【0071】この場合は、前記第2の実施の形態と同様
に、サービスマンは内視鏡40が保管されている部屋に
行き、このポータブル情報機器50を用いて複数の内視
鏡40のRF−IDタグ41にアクセスし、記録データ
を取得する。この場合、ポータブル情報機器50には読
み込み開始ボタン51と内視鏡の製造番号、最高洗浄回
数、現在洗浄回数を表示するパネル部52があり、読み
込み開始ボタン51を押下することにより、複数の内視
鏡40のRF−IDタグ41の記憶情報を読み込み、読
み込んだ記憶情報を該パネル部52の画面上に表示す
る。これにより、それぞれの内視鏡40の使用状況を確
認することができる。しかも、滅菌された内視鏡40に
触れることなく確認できるため、再滅菌などの処理をす
る必要はない。また、確認した内視鏡40の中で、現在
滅菌回数が、最高滅菌回数を上回ったものがあった場
合、サービスマンは、病院側に連絡し、早めの交換を促
し、トラブルを回避することが可能となる。 【0072】(効果)したがって、本実施の形態によれ
ば、前記第2の実施の形態と同様の効果が得られる他
に、交換時期の内視鏡をユーザーに告知できるため、故
障などを未然に防ぐことができる。また、滅菌品に対し
て手を触れることなく確認できるため、再滅菌などの処
理をする必要がない。よって、低コストで且つ簡単操作
で医療機器の効率的な運用を可能にした理想的な医療機
器システム装置を実現可能となる。なお、本発明は前記
第1乃至第3の実施の形態に限定されるものではなく、
各実施の形態の応用や組み合わせについても本発明に適
用される。 【0073】[付記] (付記項1) 複数の医療機器と通信し、これらを制御
するシステムコントローラと、それぞれの医療機器に設
置され、該当する医療機器のメンテナンス情報を記憶す
るメンテナンス情報記憶手段と、前記システムコントロ
ーラに含まれ、前記メンテナンス情報手段と非接触で記
憶されている前記メンテナンス情報を読み取る読み取り
手段と、読み取ったメンテナンス情報を表示する手段
と、前記システムコントローラに含まれ、メンテナンス
情報を非接触で更新する更新制御手段とからなり、前記
更新制御手段は、各医療機器の制御を行うたびに、その
医療機器のメンテナンス情報を更新するように前記メン
テナンス情報記憶手段の書き込みを制御することを特徴
とする医療機器システム装置。 【0074】(付記項2) 前記読み取り手段及び前記
更新制御手段は、医療機器を消毒・滅菌処理する消毒・
滅菌装置内に設けられたもので、消毒・滅菌処理を行う
たびに、メンテナンス情報を更新することを特徴とする
付記項1に記載の医療機器システム装置。 【0075】(付記項3) 前記読み取り手段及び前記
表示手段は、独立して携帯可能に構成されたポータブル
装置であること特徴とする付記項1に記載の医療機器シ
ステム装置。 【0076】(付記項4) 前記メンテナンス情報記憶
手段は、カード型RF−IDタグ、あるいはラベル型R
F−IDタグであること特徴とする付記項1乃至付記項
3のいずれか1つに記載の医療機器システム装置。 【0077】(付記項5) 前記カード型RF−IDタ
グは、設置固定された医療機器の名称,型番,電気的規
格,シリアルナンバ,メーカー名を表示した銘版である
こと特徴とする付記項4に記載の医療機器システム装
置。 【0078】(付記項6) 前記読み取り手段及び更新
制御手段は、マイクロ波式RF−IDアンテナを利用し
て動作するものであることを特徴とする付記項1乃至付
記項3のいずれか1つに記載の医療機器システム装置。 【0079】(付記項7) 前記メンテナンス情報は、
医療機器の消耗品の寿命の関わるパラメータであること
特徴とする付記項1乃至付記項3のいずれか1つに記載
の医療機器システム装置。 【0080】(付記項8) 前記メンテナンス情報は、
消毒・滅菌実施回数であることを特徴とする付記項7に
記載の医療機器システム装置。 【0081】 【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
医療機器に手を触れることなく、医療機器のメンテナン
ス情報を得ることが出来るため、医療機器を取り外して
確認する必要や、最消毒・滅菌などの処理を行う必要が
なく、過使用を未然に防ぎ、その結果トラブルを回避
し、医療機器の効率的な運用を実現させることが出来
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の医療機器システム装置の第1の実施の
形態を示し、内視鏡外科治療を行うシステムとして構成
した場合のシステム全体を示す構成図。 【図2】図1のシステムコントローラの具体的な回路構
成を示すブロック図。 【図3】本実施の形態の特徴となる図1のRF−IDタ
グの具体的な回路構成を示すブロック図。 【図4】図1のタッチパネルの表示例を示す図。 【図5】図4においてTVカメラを選択した場合の表示
例を示す図。 【図6】図1の表示パネルの表示例を示す図。 【図7】図1のカード型RF−ID上に形成された銘版
の一例を示す図。 【図8】前記RF−IDの書き込み処理を示すフローチ
ャート。 【図9】前記RF−IDの再書き込み処理を示すフロー
チャート。 【図10】本発明の医療機器システム装置の第2の実施
の形態を示し、新たに設けられたポータブル情報機器に
よりRF−IDタグ銘版10の記録情報を読み込んだ状
態を示す図。 【図11】ポータブル情報機器によりラベル型RF−I
Dタグ15の記憶情報を読み込んだ状態を示す図。 【図12】前記ポータブル情報機器の具体的な回路構成
を示すブロック図。 【図13】本発明の医療機器システム装置の第3の実施
の形態を示し、該システムを内視鏡に適用した場合の構
成図。 【図14】図13のオートクレープ滅菌機の具体的な回
路構成を示すブロック図。 【図15】内視鏡のラベル型RF−IDタグ15から読
み込んだ記憶情報をポータブル情報機器のパネル部に表
示した図。 【図16】内視鏡のラベル型RF−IDタグ15に記憶
する推奨滅菌回数情報の拡大表示例を示す図。 【図17】前記オートクレープ滅菌機による動作処理を
示すフローチャート。 【符号の説明】 1…モニタ、 2…TVカメラ、 3…光源、 4…電気メス装置、 5…超音波手術装置、 6…気腹装置、 7…システムコントローラ、 8…タッチパネル、 9…表示パネル、 10…カード型RF−ID銘版、 11…RD−IDアンテナ、 12…内視鏡、 13…電気メス、 14…ブローブ、 15…ラベル型RD−IDタグ、 16…VTR。
フロントページの続き (72)発明者 三浦 圭介 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 半田 啓二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 増田 信弥 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 塩田 敬司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 JJ11 KK01 4C061 FF50 HH60 JJ19

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 医療行為に使用される医療機器と、前記
    医療機器を制御する制御装置とを有する医療機器システ
    ム装置において、 前記医療機器に設けられ、前記医療機器の使用時間また
    は使用回数を使用来歴情報として記憶可能な来歴情報記
    憶手段と、 前記制御装置に設けられ、前記記憶手段に記憶された前
    記使用来歴情報を読み出し可能な読み取り手段と、 前記読み取り手段で読み出された前記使用来歴情報と、
    前記医療機器の制御状態とに基づき、前記医療機器の通
    算使用時間または通算使用回数を算出する、前記制御装
    置に設けられた算出手段と、 前記算出手段で算出された算出結果を前記使用来歴情報
    として前記記憶手段に書き込む書き込み手段と、 を具備したことを特徴とする医療機器システム装置。
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