JP2003052649A - 被介護者の監視装置 - Google Patents

被介護者の監視装置

Info

Publication number
JP2003052649A
JP2003052649A JP2001244865A JP2001244865A JP2003052649A JP 2003052649 A JP2003052649 A JP 2003052649A JP 2001244865 A JP2001244865 A JP 2001244865A JP 2001244865 A JP2001244865 A JP 2001244865A JP 2003052649 A JP2003052649 A JP 2003052649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
activity
state
activity level
bed
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001244865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3536043B2 (ja
Inventor
Osamu Habatake
修 羽畑
Hirobumi Matsuno
博文 松野
Shuji Okamoto
修治 岡本
Tadashi Okada
正 岡田
Haruo Maeda
治男 前田
Keiichi Ide
圭一 井手
Motoyuki Adachi
元之 安達
Akio Hirose
明生 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Scale Co Ltd
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Kawasaki Safety Service Industries Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Kawasaki Safety Service Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Scale Co Ltd, Kawasaki Heavy Industries Ltd, Kawasaki Safety Service Industries Co Ltd filed Critical Yamato Scale Co Ltd
Priority to JP2001244865A priority Critical patent/JP3536043B2/ja
Publication of JP2003052649A publication Critical patent/JP2003052649A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3536043B2 publication Critical patent/JP3536043B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被介護者の睡眠、覚醒などの活動状態を、被
介護者にセンサなどを装着することなく、非侵襲、無拘
束で検出して評価し、監視する。 【解決手段】 ベッドの重量を検出する少なくとも3個
所以上に設けらえた重量検出素子13a〜13dの出力
を用いて被介護者の重心の位置(Gx,Gy)を演算
し、この重心の位置が、予め定める時間n、たとえば3
秒間における移動した距離Dの合計値であるアクティビ
ティレベルALを演算し、アクティビティレベルを単位
時間毎に集約する。その集約されたアクティビティレベ
ルALを複数の弁別レベルAL1,AL2でレベル弁別
する。こうして得られたレベル弁別結果で被介護者の活
動状態を決定して評価する。これによって睡眠と覚醒の
各活動状態を把握することができる。覚醒のうち、まど
ろみ、うとうと、およびはっきりの各意識の状態をも把
握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老人性痴呆症患者
などの被介護者を介護する作業を支援するために好適に
実施される被介護者の監視装置に関する。本件明細書
中、用語「介護」は看護をも含む。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は、特開2001−6
1820であり、心拍数または脈拍数などの生体情報
を、心拍センサによって計測し、睡眠状態、たとえばノ
ンレム睡眠期、レム睡眠期、覚醒状態などの確率を算出
する構成を開示する。
【0003】他の先行技術は、特開2001−6181
9であり、心拍数または脈拍数などの生体情報を用いて
睡眠状態を検出し、前述の先行技術と同様に、睡眠の質
の評価を行うとともに、深い眠りが短いとき、仮眠をと
るようにアドバイスを行う構成を開示する。
【0004】さらに他の先行技術は、特開2001−6
1797であり、心拍数または脈拍数などの生体情報を
用いて、入眠時刻を判定する構成を開示する。
【0005】これらの先行技術はいずれも、被介護者の
生体情報を得るために、心拍センサなどの各種のセンサ
を装着しなければならない。このことは老人性痴呆症患
者などの被介護者にとっては好ましいものではなく、こ
のような被介護者には、非侵襲、無拘束で被介護者を監
視することが望まれる。また前述の先行技術では、被介
護者の睡眠および覚醒時にわたる時間経過に伴う活動状
態を把握することはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、被介
護者の活動状態を、非侵襲、無拘束で検出して評価する
ことができるようにした被介護者の監視装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベッドに作用
する重量を検出する重量検出素子と、重量検出素子の出
力に応答し、ベッド上の被介護者の重心の位置を演算す
る重心演算手段と、予め定める時間n内にベッド上で重
心が移動した距離Dの合計値であるアクティビティレベ
ルALを演算するアクティビティレベル処理手段と、ア
クティビティレベル処理手段の出力に応答し、アクティ
ビティレベルの継続状態を検出する継続状態検出手段
と、継続状態検出手段の出力に応答し、アクティビティ
レベルとその継続状態とに対応する活動状態を評価する
手段とを含むことを特徴とする被介護者の監視装置であ
る。
【0008】本発明に従えば、ベッド上の被介護者の活
動状態を、被介護者にセンサなどを装着する必要なし
に、非侵襲、無拘束で検出して把握し、被介護者の時間
経過に伴う監視を行うことが自動的に可能になる。活動
状態は、たとえば被介護者の睡眠、覚醒を含み、さらに
被介護者の活動異常、ベッドから離れる離床などを含
む。被介護者の時間経過に伴う活動状態を評価して把握
することができるので、介護者不足の状況下であって
も、被介護者のたとえば1日単位の生活の様子を把握す
ることが容易に可能であり、被介護者の活動の特徴に対
応してきめ細やかな介護を施すことができる。またこの
ような被介護者の過去の時間経過に伴う活動状態を評価
することができるので、介護者が時間帯毎に交替して被
介護者を介護する際、被介護者に対する介護に関する情
報の引継ぎが容易である。さらにこのような被介護者の
時間経過に伴う活動状態を知ることができるので、少な
い数の介護者が、多数の被介護者を監視することができ
るようになる。
【0009】重量検出素子は、被介護者が乗載されるた
とえば水平な乗載面を有するベッド本体を支持するたと
えば3以上の複数の脚部の下部に設けられてもよく、ま
たは脚部の上下方向の長さの途中位置に介在されてもよ
く、さらにベッド本体を昇降することができる機構の途
中に介在されてもよい。このように重量検出素子によっ
てベッドに作用する重量を、少なくとも3個所で検出す
ることによって、ベッド本体の乗載面である上面を含む
平面内における被介護者の重心の位置を演算して求める
ことができる。
【0010】重量検出素子は、比較的小型に実現するこ
とができ、したがって目立つことがない。老人性痴呆症
患者にとっては、周囲に日常と異った器物を置くことは
好ましくなく、介護作業に支障があり、この観点から、
目立たない構成を有する重量検出素子は好ましい。
【0011】アクティビティレベル処理手段によって演
算して求められるアクティビティレベルALは、予め定
める時間n内にベッド上で重心が移動した距離Dの合計
値であり、予め定める時間nは、たとえば3秒間であっ
てもよい。継続状態検出手段は、アクティビティレベル
の時間経過に伴う継続状態を検出する。このようにして
アクティビティレベルとその継続状態とに対応して活動
状態を評価することができる。
【0012】また本発明は、アクティビティレベル処理
手段は、アクティビティレベルを演算するアクティビテ
ィレベル演算手段と、アクティビティレベル演算手段の
出力に応答し、アクティビティレベルを、予め定める複
数の弁別レベルAL1,AL2でレベル弁別するレベル
弁別手段とを含み、継続状態検出手段は、レベル弁別手
段の出力に応答し、レベル弁別された結果が、継続する
時間Tを計測する継続時間計測手段と、継続時間計測手
段の出力に応答し、継続時間に対応する予め定める活動
状態を決定して評価する活動状態決定手段とを含むこと
を特徴とする。
【0013】本発明に従えば、アクティビティレベル処
理手段に備えられるアクティビティレベル演算手段によ
ってアクティビティレベルALを演算し、そのアクティ
ビティレベルを時間T13単位(たとえば1分間)毎に
集約し、集約されたアクティビティレベルALで、レベ
ル弁別手段によって複数の弁別AL1、AL2でレベル
弁別し、そのレベル弁別手段のレベル弁別結果に対応し
た活動状態を決定することができる。
【0014】また本発明は、活動状態評価手段は、集約
されたアクティビティレベルが予め定める第一の値AL
1以上であって、第一の値AL1を超える予め定める第
2の値AL2以下であるとき、覚醒であると評価し、集
約されたアクティビティレベルが予め定める第一の値A
L1未満であって、図7における直前の状態が下記の場
合に睡眠と評価し、直前の状態が覚醒(まどろみ)また
は睡眠の場合は睡眠と評価し、直前の状態が覚醒(うと
うと)の場合は、覚醒(まどろみ)に移行し、次の時間
の集約されたアクティビティレベルが予め定める第一の
値AL1未満であれば、睡眠と評価し、直前の状態が覚
醒(はっきり)の場合、覚醒(まどろみ)に移行し、次
の時間の集約されたアクティビティレベルが予め定める
第一の値AL1未満でかつ、さらに次の時間の集約され
たアクティビティレベルが予め定める第一の値AL1未
満であれば、睡眠と評価し、直前の状態が活動異常の場
合と直前の状態が離床の場合は、覚醒(はっきり)に移
行し、次の時間の集約されたアクティビティレベルが予
め定める第一の値AL1未満であれば覚醒(まどろみ)
に移行し、次の時間の集約されたアクティビティレベル
が予め定める第一の値AL1未満でかつ、次の次の時間
の集約されたアクティビティレベルが予め定める第一の
値AL1未満であれば、睡眠と評価することを特徴とす
る。
【0015】また本発明は、活動状態評価手段は、前記
継続時間Tに対応する覚醒の複数種類の状態を評価する
ことを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、アクティビティレベルA
Lが第1の値AL1未満であって小さい値であり、その
継続時間が予め定める時間T13以上、たとえば3分以
上であって比較的長く継続するとき、被介護者はベッド
上で睡眠状態であると評価することができる。またアク
ティビティレベルが第1の値AL1未満である状態が予
め定める時間T13未満であって比較的短ければ、被介
護者はベッド上で覚醒状態であるものと評価することが
できる。またアクティビティレベルが第1の値AL1以
上、第2の値AL2以下であれば、その継続状態に関わ
らず、ベッド上の被介護者は、覚醒状態であるものと評
価することができる。
【0017】さらに、直前の状態が睡眠でかつ現在の状
態帯が覚醒(まどろみ)でかつ、アクティビティレベル
が予め定める第一の値AL1未満であれば、覚醒(まど
ろみ)を睡眠と再評価をするようにしてもよい。活動状
態の初期値(たとえば、午前0時0分における状態(睡
眠、覚醒、活動異常、離床)は、人間が予め設定する。
【0018】また本発明は、活動状態評価手段は、集約
されたアクティビティレベルが、第2の値AL2を超え
るとき、活動異常であると評価することを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、ベッド上の被介護者のア
クティビティレベルが、第2の値AL2を超えて異常に
大きいとき、被介護者の活動異常が発生したものと評価
することができる。これによって介護者はベッド上の被
介護者を適切に介護することができるようになる。
【0020】また本発明は、集約されたベッド上の重心
の位置がベッドの周辺部である端座検出区画69にある
ことを検出する端座検出手段をさらに含むことを特徴と
する。
【0021】本発明に従えば、被介護者の重心位置が、
ベッドの周辺部である予め定めた離床予想区画にあるこ
とが検出されたとき、このことを表示手段によって介護
者に伝達することができる。これによって介護者は、被
介護者の離床前に介護を行うことができる。したがって
離床時に発生するベッドからの被介護者の転落などの事
故を未然に防ぐことができ、あるいは離床後に発生する
被介護者の転倒および被介護者の徘徊などを未然に防止
することができる。
【0022】また本発明は、図7において、睡眠から覚
醒(まどろみ)へ次に覚醒(まどろみ)から睡眠に移行
したことを検知する寝返り発生検出手段と、寝返り発生
検出手段の出力に応答し、寝返りの発生回数を計数する
計数手段とを含むことを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、ベッド上の被介護者の睡
眠中における寝返りの発生回数を計数することができ
る。寝返りは、睡眠から覚醒(まどろみ)へ、次の覚醒
(まどろみ)から睡眠に移行したときに寝返りと判断す
ることができる。
【0024】また本発明は、レベル弁別手段の前記弁別
レベルを変更して設定するアクティビティ弁別レベル変
更手段をさらに含むことを特徴とする。
【0025】また本発明は、端座検出区画を変更して設
定する端座検出区画変更手段をさらに含むことを特徴と
する。
【0026】本発明に従えば、アクティビティレベルA
Lの弁別レベルAL1,AL2を、介護者などによる手
動操作などによって変更することができ、また離床検出
のための端座検出区画を変更することができる。これに
よって被介護者の特徴に対応した適切なアクティビティ
レベルの弁別レベルおよび/または離床検出区画を設定
して変更することができる。
【0027】また本発明は、活動状態評価手段は、評価
結果を表示する2次元表示画面を有する表示手段を含
み、表示画面に、時間経過に伴う複数種類の活動状態を
表示することを特徴とする。
【0028】また本発明は、活動状態の発生回数を表示
することを特徴とする。本発明に従えば、被介護者の活
動状態を、表示手段の2次元表示画面に、時間経過に伴
って表示し、また活動状態の発生回数、たとえば前述の
ように睡眠中における寝返りの回数、離床回数、端座検
出区画に存在した回数、活動異常になった回数などを表
示することができる。このような表示内容を、介護者が
把握することによって、被介護者の特徴に対して、適切
な介護を施すことができるようになる。
【0029】また本発明は、重量検出素子によって検出
され、集約された重量の合計値が、被介護者がベッドに
存在しない状態である予め定める値Wu以下であること
を検出する離床検出手段を含むことを特徴とする。
【0030】本発明に従えば、被介護者がベッド本体か
ら転落したり、離床後の転倒、徘徊することを防ぐこと
ができ、被介護者の適切な介護を行うことが容易にな
る。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
被介護者の監視装置1の全体の構成を示すブロック図で
ある。福祉施設または医療施設などの各部屋2には、複
数(たとえば4)人の被介護者が収容され、被介護者毎
に個別監視装置3が設けられる。これらの各個別監視装
置3は、個別的な伝送ライン4を経て、集中管理室であ
るナースステーション5の伝送手段6に接続される。伝
送手段6には、処理手段7が接続される。処理手段7に
よって、表示手段8には、個別監視装置3からの各被介
護者毎の介護すべき状態が表示される。また伝送ライン
4に代えて、無線手段、たとえばワイヤレスLAN(Lo
cal Area Network)を設けてもよい。無線手段として
は、前述のように電波、光(可視光線、赤外線、紫外
線)および音などのいずれであってもよい。
【0032】図2は、個別監視装置3の構成を簡略化し
て示す図である。被介護者毎のベッド9は、被介護者が
乗載される水平な乗載面を有するベッド本体11と、こ
のベッド本体11を支持する3以上の複数(たとえば
4)の脚部12とを有する。
【0033】ベッド9の脚部12の下部には、ロードセ
ルなどを含んで実現される少なくとも3以上、たとえば
4つの重量検出素子13a〜13d(総括的に参照符1
3で示す)がそれぞれ設けられる。これによって後述の
ようにベッド9上の被介護者の重量および被介護者の重
心位置を演算して求めることができる。ベッド9のたと
えば頭部側の壁には、メディカルコンソール14が設け
られる。このメディカルコンソール14内には、第1制
御手段15が収納される。各重量検出素子13の出力
は、ライン4を経て、第2制御手段16に与えられる。
第1制御手段15は、伝送ライン4を経てナースステー
ション5の第2制御手段16に接続される。第2制御手
段16は、前述の伝送手段6および処理手段7を含む。
【0034】図3は、介護支援装置1の全体の電気的構
成を示すブロック図である。第1制御手段15は、第1
処理手段18と、第1伝送手段19とを含む。第1処理
手段18は、たとえばマイクロコンピュータなどによっ
て実現される。第1処理手段18には、重量検出素子1
3からの出力が与えられるとともに、メディカルコンソ
ール14などに備えられた調整のための零点調整手段2
1などからの出力が与えられる。
【0035】脚部12の下部には、ベッド9の移動を容
易にするための車輪を備えるキャスタが取付けられる。
重量検出素子13は、各キャスタを受けるロードセルを
有する。各脚部12の重量が、重量検出素子13によっ
て電気信号に変換され、接続のためのジョイントボック
ス17およびライン10を経て第1処理手段18に与え
られる。
【0036】さらに被介護者などによって操作されるス
イッチであるナースコールスイッチ22が設けられる。
第1処理手段18の出力とナースコールスイッチ22の
出力とは、第1伝送手段19から、伝送ライン4を経
て、第2制御手段16の伝送手段6に与えられる。この
伝送手段6の出力は、マイクロコンピュータなどによっ
て実現される処理手段7に与えられる。伝送手段6およ
び処理手段7は、前述の第1処理手段18および第1伝
送手段19に対応して、それぞれ第2伝送手段6および
第2処理手段7ということができる。
【0037】この第2伝送手段6および第2処理手段7
によって、第2制御手段16が構成される。第2処理手
段7には、前述のように表示手段8が備えられ、またそ
のほかの表示手段23が備えられる。さらにスピーカお
よびマイクロフォンを備えるハンドセット24によっ
て、各被介護者と通話を行うことができるように構成さ
れてもよい。第2処理手段7にはまた、メモリ25が備
えられ、さらに記録紙に表示手段8,23の表示内容を
印字するプリンタ26が接続される。表示手段8,23
は、2次元表示画面を有し、陰極線管または液晶パネル
などによって実現される。
【0038】図4は、表示手段8の表示画面31を示す
正面図である。表示画面31には、表示を行う日時を示
す日時表示領域32,33と、被介護者の氏名を表示す
る表示領域34と、時間経過に伴う活動状態を表示する
活動状態表示領域35,36と、活動状態の発生回数を
表示する発生回数表示領域37とが設けられる。表示画
面31にはまた、プリンタ26による印字動作を指令す
る操作スイッチ45と、表示画面31の表示内容を変更
する操作スイッチ46と、分析基準変更操作スイッチ4
7とが設けられ、さらに表示画面31の表示内容を選択
するためのメニュー操作スイッチ48、現状の活動状態
を表示するための操作スイッチ49、表示すべき内容に
関する過去の日を選択する日選択操作スイッチ51、お
よび患者である被介護者を選択する操作スイッチ52な
どが備えられる。表示変更操作スイッチ46は、後述の
図13に示される表示動作を行うために操作される。分
析基準変更操作スイッチ47は、後述の図12に示され
る分析基準の弁別レベルAL1,AL2;T1,T2;
T11〜T13;Wu;Lxa,Lxb;Lya,Ly
bなどを設定するために操作される。
【0039】活動状態表示領域35,36は、上下に配
置され、横軸は、24時間制で半日毎の時間経過が等間
隔目盛で設定される。縦軸は、活動状態の評価結果であ
る睡眠、覚醒、活動異常および離床が、下から上にこの
順序で設定される。このような各状態に対応して、連続
したライン53,54で表示される。
【0040】活動状態表示領域37には、離床、活動異
常、端座状態および寝返り状態の各発生回数が表示さ
れ、また睡眠時間および離床時間が表示される。
【0041】表示画面31にはさらに、表示領域56
に、分析基準値が表示される。分析基準値というのは、
活動異常をレベル弁別するための弁別レベルである活動
異常AL閾値AL2、睡眠をレベル弁別する弁別レベル
である睡眠AL閾値AL1(ただしAL1<AL2)、
端座判定長辺閾値Lya,Lyb、端座判定短辺閾値L
xa,Lxb、離床判定弁別レベルである重量Wu、お
よび分析時間帯Tなどを含む。
【0042】図5は、第1制御手段15、第2制御手段
16に含まれる第1処理手段18、第2処理手段7の動
作を説明するためのフローチャートである。図5(a)
は第1制御手段15の動作を示し、図5(b)は第2制
御手段16の動作を示す。第1制御手段15では、リア
ルタイムの重心、アクティビティレベルAL等の演算を
行う。第2制御手段16では、データを集約し、その集
約されたデータに対する処理を行う。本発明の実施の他
の形態では、第2制御手段16の処理を第1制御手段1
5で行ってもよい。第1処理手段18は、図5(a)に
示されるステップa1〜a7を実行する。
【0043】図5のステップa1からステップa2に移
り、重量Wの測定を行う。 W = W1 + W2 + W3 + W4 …(1) W1 = W1a − W10 …(2) W2 = W1b − W20 …(3) W3 = W1c − W30 …(4) W4 = W1d − W40 …(5) 4つの各重量検出素子13a〜13dによってそれぞれ
計測される被介護者の体重のみによる重量を、W1,W
2,W3,W4で表す。W1a〜W1dは、4つの各重
量検出素子13a〜13dによってそれぞれ計測された
重量を表し、W10〜W40は、ベッド9のベッド本体
11上に被介護者が乗載しない状態における各重量検出
素子13a〜13dによってそれぞれ計測される重量で
ある。したがって重量W1〜W4は、前述のように、被
介護者がベッド本体11上に乗ったときにおける被介護
者の体重による各重量検出素子13a〜13dから得ら
れる被介護者のみの重量である。
【0044】ステップa3では、被介護者の離床発生の
チェックを行う。式6が成立するとき、ステップa4で
は、被介護者がベッド9から離れて離床が発生したもの
と判断する。 W ≦ Wu …(6) ここでWuは、被介護者毎に設定される値であって、離
床とみなす体重の最小値であり、たとえば30kgであ
る。
【0045】ステップa3において前述の式6が成立す
るとき、被介護者がベッド9から離れたものと、ステッ
プa4において判断される。
【0046】ステップa5では、離床が発生していない
とき、被介護者の現在の重心位置(Gx,Gy)を計算
する。
【0047】図6は、ベッド9の簡略化した平面図であ
る。ベッド9の長手方向をX軸とし、長手方向に垂直な
方向をY軸とし、原点を0とすると、重心の位置(G
x,Gy)は、このベッド本体11の水平な2次元平面
内での位置である。ベッド本体11の長手方向の長辺長
さをLxとし、長手方向に垂直な幅方向の短辺長さをL
yとするとき、重心GのX方向の座標位置GxとY軸の
座標位置Gyとは、式7および式8で示される。
【0048】
【数1】
【0049】こうして重心Gの位置(Gx,Gy)が計
算される。ステップa6では、被介護者のアクティビテ
ィレベルALを計算する。アクティビティレベルALと
いうのは、被介護者がベッド9上で、どの程度、活動し
ているかを表す指標値であって、一定時間である過去n
秒間の重心Gの移動距離Dの合計値である。各重量検出
素子13a〜13dの出力は、各ベッド9毎に、常時、
すなわちたとえば0.6秒毎にサンプリングして検出
し、重量Gは、0.6秒毎に得る。時刻tの重心Gtの
位置として(Gxt,Gyt)であり、サンプリング時間
間隔0.6秒後の次の時刻(t+1)の重心Gt+1の位
置を(Gxt+1,Gyt+1)とするとき、重心GtとGt+1
との間の距離Dは、ピタゴラスの定理に従って式9で表
される。 D=√{(Gxt+1−Gxt)2+(Gyt+1−Gyt)2} …(9)
【0050】前記重心移動距離Dは、次のような方法で
も求めることができる。P(x)およびP(y)を式1
0および式11のようにそれぞれ定義すると、式7およ
び式8は式12および式13のようにそれぞれ表され
る。 P(x)=W3+W4 …(10) P(y)=W2+W3 …(11)
【0051】
【数2】
【0052】式12および式13を式9に代入すると、
重心移動距離Dは式14のようにGx,Gyを用いない
で表すことができる。
【0053】
【数3】
【0054】合計値ALは、たとえば3秒間における重
心Gの移動距離Dの合計値である。sをサンプリング周
期、たとえば0.6秒とし、nはsの整数mの倍数(m
=n/s)である。
【0055】時刻tまでのALをAL(t)とすると、 AL(t)= D(t)+D(t−s)+D(t−2s) + … … +D(t−ms) …(15) ここで、Dはs秒間の重心Gの移動距離である。
【0056】したがって時刻t+sの合計値ALをAL
(t+s)とすると式16のとおりとなる。 AL(t+s)=AL(t)+D(t+s)−D(t−ms)…(16) ここで、D(t+s)は時刻tからt+sまでの重心の
移動距離である。
【0057】D(t)は、時刻t+sからtまでの重心
の移動距離であり、D(t−s)は、時刻tからt−s
までの重心の移動距離であり、D(t−2s)は、時刻
t−sからt−2sまでの重心Gの移動距離である。
【0058】したがってアクティビティレベルALは、
n秒間にわたる重心の移動距離Dの総和であり、この重
心の変化量によって、被介護者33の活動状態を監視す
ることができる。前述の図5(a)の演算結果は、ステ
ップa7において第2制御手段16に伝送される。
【0059】第2制御手段16の第2処理手段7は、図
5(b)のステップa8からステップa9に移り、第1
処理手段18からの出力を受信する。第2処理手段7
は、図5(b)のステップa10〜a13に示されるよ
うに、第1制御手段15にて演算された、重量、重心位
置、アクティビティレベルALを時間T13単位(たと
えば1分間)毎に集約する。集約方法は下記の表1のと
おりである。
【0060】
【表1】
【0061】ステップa14では、被介護者の活動状態
をチェックする。前記アクティビティレベルALが、被
介護者の正常な活動状態(=覚醒状態)である予め定め
る値の範囲外であるかどうかが判断される。この予め定
める値の範囲というのは、予め定める値AL2以下であ
り、および予め定める他の値AL1以上である範囲であ
り、式17に示されるとおりである。
【0062】 AL1 ≦ AL ≦ AL2 …(17) ここでAL2は、重心移動量のアクティビティレベルA
Lの予め定める最大の弁別レベルであり、過剰活動状態
が発生したものと判断する値である。AL1は、重心移
動量のアクティビティレベルALの予め定める最小の弁
別レベルであり、活動低下状態(=睡眠)が発生したこ
とを判断する値である。
【0063】図7は、図5のステップa14において実
行される、被介護者の活動状態を示す遷移図である。図
7における状態1〜状態4の内容は、表2のとおりであ
る。
【0064】
【表2】
【0065】図7における状態が変化する条件〜
は、表3のとおりである。条件,は、その条件,
の継続時間に依存して、各状態1,2の変化が生じ
る。
【0066】
【表3】
【0067】図7において、状態1は睡眠61である。
状態2は覚醒62である。この覚醒62には、睡眠61
に近い方から遠ざかる順にまどろみ63、うとうと64
およびはっきり65の各意識の状態の評価が含まれる。
状態3は活動異常66である。状態4は離床67であ
る。
【0068】図8は、図5(b)の活動状態チェックの
ステップa14の具体的な動作を説明するためのフロー
チャートである。この図8の動作には、図5(a)およ
び図5(b)のそのほかのステップの動作も含まれてお
り、理解を容易にしている。ステップb1からステップ
b2に移り、集約された重量Wが、予め定める重量Wu
以下であるかどうかが判断され、そうであれば、ステッ
プb3に移り、離床が発生したものと判断される。この
ステップb2,b3は、前述の図5(a)のステップa
3,a4に対応する。離床が生じていないとき、ステッ
プb4では現在状態が睡眠であるかどうかが判断され、
ステップb5において現在状態が覚醒(まどろみ)であ
るかどうかが判断され、ステップb6では現在状態が覚
醒(うとうと)であるかが判断され、ステップb7では
現在状態が覚醒(はっきり)であるかが判断され、さら
にステップb8では現在状態が活動異常であるかが判断
され、ステップb9では現在状態が離床であるかが判断
され、これらの各判断ステップb4〜b9が否定である
とき、ステップb10において一連の動作を終了し、ま
たこれらの判断ステップb4〜b9が肯定であれば、後
述の図9〜図14の各動作が行われる。
【0069】図9は、第2処理手段7の動作を説明する
ためのフローチャートである。図8のステップb4にお
いて現在状態が睡眠であることが判断されたとき、図9
のステップf1からステップf2に移り、アクティビテ
ィレベルALが予め定める値AL1未満であるかが判断
され、そうであればステップf3において睡眠状態であ
るものと判断される。
【0070】ステップf2においてアクティビティレベ
ルALが予め定める値AL1以上であり、ステップf5
でそのアクティビティレベルALが予め定めるもう1つ
の値AL2(ただしAL1<AL2)であるとき、ステ
ップf6において覚醒(まどろみ)であるものと判断さ
れる。ステップf5においてアクティビティレベルAL
が予め定める値AL2以上であるとき、ステップf7に
おいて活動異常であるものと判断される。
【0071】図10は、第2処理手段7の動作を説明す
るためのフローチャートである。前述の図8のステップ
b5において現在状態が覚醒(まどろみ)であるものと
判断されると、図10のステップg1からステップg2
に移り、アクティビティレベルALが予め定める値AL
1未満であるかが判断され、そうであればステップg3
において睡眠であると判断される。アクティビティレベ
ルALが、ステップg2において予め定める値AL1以
上であり、次のステップg5において値AL2未満であ
れば、ステップg6において覚醒(うとうと)であるも
のと判断される。アクティビティレベルALがステップ
g5において値AL2以上であれば、ステップg7にお
いて活動異常であるものと判断される。
【0072】図11は、第2処理手段7の動作を説明す
るためのフローチャートである。前述の図8のステップ
b6において現在状態が覚醒(うとうと)であるものと
判断されると、図11のステップh1からh2に移り、
アクティビティレベルALが予め定める値AL1未満で
あるかが判断され、そうであればステップh3において
覚醒(まどろみ)であるものと判断される。ステップh
2においてアクティビティレベルALが予め定める値A
L1以上であって、もう1つの値AL2未満であれば、
ステップh6において覚醒(はっきり)であるものと判
断される。ステップh5においてアクティビティレベル
ALが値AL2以上であれば、ステップh7において活
動異常であるものと判断される。
【0073】図12は、第2処理手段7の動作を説明す
るためのフローチャートである。前述の図8のステップ
b7において現在状態が覚醒(はっきり)であるものと
判断されると、図12のステップj1からj2に移り、
アクティビティレベルALが予め定める値AL1未満で
あるかどうかが判断され、そうであればステップj3に
おいて覚醒(うとうと)であるものと判断される。ステ
ップj2においてアクティビティレベルALが値AL1
以上であって、ステップj5において予め定める値AL
2未満であるものと判断されると、ステップj6におい
て覚醒(はっきり)であるものと判断される。ステップ
j5においてアクティビティレベルALが値AL2以上
であれば、ステップj7において活動異常であるものと
判断される。
【0074】図13は、第2処理手段7の動作を説明す
るためのフローチャートである。前述の図8のステップ
b8において現在状態が活動異常であるものと判断され
ると、図13のステップk1からk2に移り、アクティ
ビティレベルALが予め定める値AL2未満であるかが
判断され、そうであれば、ステップk3において覚醒
(はっきり)であるものと判断される。アクティビティ
レベルALが値AL2以上であれば、ステップk5にお
いて活動異常であるものと判断される。
【0075】図14は、第2処理手段7の動作を説明す
るためのフローチャートである。図8のステップb9に
おいて現在状態が離床であるものと判断されると、図1
4のステップp1からp2に移り、集約された測定され
た重量Wが、予め定める値Wuを超えるかどうかが判断
され、超えていれば、ステップp3において覚醒(はっ
きり)であるものと判断される。ステップp2において
測定された重量Wが、値Wu以下であれば、ステップp
5において離床であるものと判断される。これらの図9
〜図14の動作が行われた後、図8のステップb10に
移り、一連の動作を終了する。
【0076】前述の図5(b)のステップa15の端座
チェックの動作では、重心Gの位置(Gx,Gy)が、
ベッド9の周辺部である端座検出区画69に座っている
ことが判断されたとき、ステップa15では、端座発生
を判断する。端座位は、活動異常でも判定される。 X1 < Gx < X2 …(18) Y1 < Gy < Y2 …(19)
【0077】図15は、ベッド9のベッド本体11を示
す平面図である。端座検出区画69は、図15の平面図
において、斜線を施して示す。式18および式19にお
けるX軸の座標X1,X2およびY軸の座標Y1,Y2
は、前述の図6に示されるように端座発生の範囲を示す
座標位置である。重心Gが端座発生範囲である端座検出
区画69内にあるとき、すなわち式18,19が成立し
ないとき、端座発生が検出される。端座検出区画69
は、X軸の座標X1,X2によって決定されるX軸方
向、すなわちベッド本体11の長辺の端部からの長さX
xa,Xxbが設定され、またY軸の座標Y1,Y2に
よって決定されるY軸方向である短辺方向の端部からの
長さLya,Lybが設定される。たとえばLxa=L
xbであり、Lya=Lybである。重心Gの座標G
x,Gyは、継続的な端座位置を判断するために、分析
時間nの平均値を用い、端座発生を判断する。
【0078】図16は、図5(b)の端座チェックのス
テップa15の具体的な動作を説明するためのフローチ
ャートである。ステップc1からステップc2に移り、
前述の式18が成立するかが判断され、成立するとき次
のステップc3に移り、前述の式19が成立するかが判
断される。前述の式18,19が同時に成立するとき、
ステップc4では、被介護者はベッド本体11の端座検
出区画69によって囲まれた中央区画71に存在するも
のと判断することができる。こうして被介護者はステッ
プc4において端座にはいないものと判断され、被介護
者がベッド9から落下する恐れはなく、離床して転落、
転倒、徘徊などする恐れがなく、安全であるものと判断
することができる。
【0079】図16のステップc2,c3によって前述
の式18,19の少なくともいずれか一方が成立すると
き、介護者はベッド9のベッド本体11における端座検
出区画69に座っているものと、ステップc6において
判断される。
【0080】被介護者がベッド本体11の端座検出区画
69に座っているとき、介護が必要になる。重心位置が
端座検出区画69内に入った時刻を、時計手段によって
検出し、その検出された時刻が深夜であるとき、被介護
者は就寝中であるにもかかわらず、覚醒状態にあると推
測され、この状態は異常状態であり、被介護者は介護を
必要とする。
【0081】図17は、図5のステップa16における
寝返りチェックの具体的な動作を説明するためのフロー
チャートである。ステップq4で直前の状態が睡眠でか
つ、ステップq2で現在の状態で覚醒(まどろみ)でか
つ、ステップq3で集約されたアクティビティレベルA
Lが予め定めるAL1未満であれば、現在の状態を覚醒
(まどろみ)が、ステップq5で寝返りが発生したもの
と判断される。こうして検出された寝返りの発生回数が
ステップq6でカウンタにより計数される。
【0082】図18は、表示手段8の表示画面31の正
面図である。この実施の形態では、ナースステーション
5における第2制御手段16の第2処理手段7には、入
力手段89が接続され、操作者の入力操作によって、置
数キー73を用いて、前述の活動異常を得る閾値AL
2、睡眠AL閾値AL1、端座判定長辺閾値Lxa,L
xb、端座判定短辺閾値Lya,Lyb、離床判定閾値
Wu、分析時間nの現在の設定値74と、変更後の設定
値75とが表示される。変更後の設定値75は、置数キ
ー73などの操作によって変更して設定することができ
る。このような設定値の変更によって、各介護者の活動
の特徴に対応して、適切な活動状態の評価を行うことが
できるようになる。
【0083】図19は、表示手段8の表示画面31の正
面図である。前述の図4に示される活動状態表示領域3
5,36における離床、活動異常、覚醒、睡眠の上から
下への表示場所を変更するために、入力手段89の入力
操作によって、図19の表示画面の表示状態が得られ
る。表示場所の現在の設定状態77と、変更後の設定状
態78とが、離床、活動異常、覚醒、睡眠にそれぞれ対
応して表示される。現在の設定状態77は、図4の活動
状態表示領域35,36の上から下への上下の相対位置
の表示場所を示している。入力手段89の操作によっ
て、この上下の表示場所を変更することができる。また
図4の発生回数表示領域37における寝返り状態および
端座状態の発生回数を表示領域81,82によって、表
示をさせたり、表示をさせなかったりするための表示内
容の変更の設定を行うことができる。
【0084】図20は、第1処理手段18から第1伝送
手段19を介して伝送ライン4に送信される信号47の
構成を示す図である。図5(a)のステップa7で、個
別監視装置3からナースステーション5の伝送装置6へ
の伝送が行われるにあたり、信号47は、複数の各ベッ
ド9を識別する識別信号38と、図5(a)のステップ
a4において検出された離床発生を表す信号39、図5
(a)のステップb6において演算されたアクティビテ
ィレベルALを表す信号40と、重心Gの座標位置(G
x,Gy)の信号43とを含む。離床、活動状態、端
座、寝返りの判定は、第2制御手段16で実施すること
で記載している。したがって、第1制御手段15から第
2制御手段16に転送される信号47は、重量W、アク
ティビティレベル、重心位置(X座標Gx,Y座標G
y)とを含む。第1制御手段15では、ベッド9上の患
者の重量、重心座標、アクティビティレベルなどを計測
し、第2制御手段16では、計測された各データを集約
し、患者の活動状態を睡眠、覚醒、活動異常、離床に分
類し、端座位、寝返りの判定も行う。これらの分類・判
定結果は、介護者から表示要求があった場合に、画面に
表示する。
【0085】図21は、第2制御手段16に含まれる第
2処理手段7の動作を説明するためのフローチャートで
ある。ステップe1からステップe2に移り、データ通
信を行う。ステップe3では、活動状態を分析する。ス
テップe4では、表示手段8,23による画面表示要求
があるかどうかを判断し、要求があれば、ステップe5
において活動状況を画面に表示する。
【0086】本発明の実施の他の形態では、第1制御手
段15にて、活動状態の分類、端座位、寝返りの判断を
し、その結果を第2制御手段16に送信し、その分類・
判定結果を画面表示するようにしてもよい。
【0087】表示手段23(前述の図3参照)もまた、
表示手段8と同様な表示動作を行う。表示手段8,23
は、前述のように目視表示を行う構成であってもよい
が、本発明の実施の他の形態では、音響表示を行う構成
であってもよく、そのほかの構成によって情報を出力す
る構成であってもよい。さらにこのような表示手段8,
23によって表示されるデータは、図1に示される携帯
端末装置88に伝送されて表示されるように構成されて
もよい。
【0088】表示手段8,23の表示画面31には、偏
平な透光性スイッチが重ねて配置され、操作者の押圧ま
たは接触などの入力操作によって入力動作を行うことが
でき、あるいはまたマウスの操作によって入力を行うこ
とができるように構成されてもよい。
【0089】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被介護者
用ベッドに作用する重量を少なくとも3個所で重量検出
素子によって検出し、ベッド上の被介護者の重量分布を
検出することによって、被介護者の重心のベッド上にお
ける位置を演算し、時間経過に伴うアクティビティレベ
ルALを演算するとともに、そのアクティビティレベル
ALの継続状態を検出することによって、ベッド上の被
介護者の活動状態、たとえば睡眠および覚醒などの状態
を把握して評価することができるようになる。これによ
って被介護者にセンサなどを装着することなく、非侵
襲、無拘束で患者の監視を行うことができ、このことは
特に老人性痴呆症患者などに、本発明を好適に実施する
ことができるようになる。したがって少ない数の介護者
で、きめ細やかな介護を多くの介護者に施すことができ
るようになり、また介護者が時間帯によって交替する際
における各被介護者毎の活動の特徴に関する情報の引継
ぎ作業を容易に行うことができるようになる。
【0090】さらに被介護者の睡眠の時間帯を把握する
ことによって、被介護者の体調を類推して把握し、監視
することができるようになる。また被介護者のリハビリ
テーション治療を行っている場合、その被介護者の活動
状態を、予め定める時間単位、たとえば1日単位で分
析、把握し、これによって被介護者の症状の回復の傾向
を容易に把握することができるようになる。
【0091】本発明によれば、集約されたアクティビテ
ィレベルをレベル弁別することによって、活動状態を決
定することが容易に可能になる。
【0092】さらに本発明によれば、ベッド上の患者の
活動異常を評価することができ、またベッドの周辺部で
ある端座検出区画に重心の位置が存在することを検出す
ることによって、離床時に発生するベッドからの被介護
者の転落、離床後に発生する被介護者の転倒および徘徊
などを未然に防止することが確実になる。
【0093】さらに本発明によれば、睡眠中の被介護者
の寝返りを検出してその発生回数を計数し、被介護者の
睡眠時における体調を把握することもまた可能である。
【0094】アクティビティレベルの弁別レベルおよび
/または端座検出区画を変更して設定し、これによって
被介護者の各種の活動の特徴に対応して、活動状態の把
握を容易にすることができる。
【0095】表示手段の2次元表示画面における時間経
過に伴う活動状態を、複数種類で表示し、介護者の活動
状態の把握を、容易にすることができ、この表示を行う
にあたり、活動状態の発生回数を表示することもまた可
能である。
【0096】本発明によれば、離床時に転落、転倒、徘
徊の危険性がある被介護者の場合、その被介護者の夜間
の離床の時間帯を把握することができ、したがってその
時間帯に集中的に被介護者の活動状態に、介護者が注意
を払うことができるようになり、介護者が常時注意を払
う必要が少なくなる。これによって介護者の負担を軽減
することができるとともに、被介護者の転倒、転落など
の事故防止を確実に達成することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の被介護者の監視装置1
の全体の構成を示すブロック図である。
【図2】個別監視装置3の構成を簡略化して示す図であ
る。
【図3】介護支援装置1の全体の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】表示手段8の表示画面31を示す正面図であ
る。
【図5】第1制御手段15に含まれる第1処理手段18
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】ベッド9の簡略化した平面図である。
【図7】図5のステップa7において実行される、被介
護者の活動状態を示す遷移図である。
【図8】図5の活動状態チェックのステップの具体的な
動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】第2処理手段7の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図10】第2処理手段7の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図11】第2処理手段7の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図12】第2処理手段7の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図13】第2処理手段7の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図14】第2処理手段7の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図15】ベッド9のベッド本体11を示す平面図であ
る。
【図16】図5の端座チェックのステップa8の具体的
な動作を説明するためのフローチャートである。
【図17】図5のステップa9における寝返りチェック
の具体的な動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図18】表示手段23の表示画面31の正面図であ
る。
【図19】表示手段8の表示画面31の正面図である。
【図20】第1処理手段18から第1伝送手段19を介
して伝送ライン4に送信される信号47の構成を示す図
である。
【図21】第2制御手段16に含まれる第2処理手段7
の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 監視装置 2 部屋 3 個別監視装置 8,23 表示手段 9 ベッド 11 ベッド本体 12 脚部12 13a〜13d 重量出素子 25 メモリ 17 ジョイントボックス 31 表示画面 32,33 日時表示領域 34 表示領域 35,36 活動状態表示領域 37 発生回数表示領域 26 プリンタ 45 操作スイッチ 46,47,48,49 操作スイッチ 52 操作スイッチ 56 分析基準値 AL1,AL2 弁別レベル Wu 重量 T 継続時間帯 61 睡眠 62 覚醒 63 まどろみ 64 うとうと 65 はっきり 66 活動異常 69 端座検出区画 89 入力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽畑 修 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 松野 博文 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 岡本 修治 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 岡田 正 兵庫県神戸市西区高塚台3丁目2番地16 川重防災工業株式会社神戸本社・本社工場 内 (72)発明者 前田 治男 兵庫県神戸市西区高塚台3丁目2番地16 川重防災工業株式会社神戸本社・本社工場 内 (72)発明者 井手 圭一 兵庫県神戸市西区高塚台3丁目2番地16 川重防災工業株式会社神戸本社・本社工場 内 (72)発明者 安達 元之 兵庫県明石市茶園場町5番22号 大和製衡 株式会社内 (72)発明者 広瀬 明生 兵庫県明石市茶園場町5番22号 大和製衡 株式会社内 Fターム(参考) 4C038 PP05 PS00 VA16 VB15 VB31 VC20 4C040 AA18 AA19 BB02 GG15 5C086 AA22 AA23 BA01 BA07 CA24 CB20 DA02 DA14 EA40 EA45 FA06 FA18

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドに作用する重量を検出する重量検
    出素子と、 重量検出素子の出力に応答し、ベッド上の被介護者の重
    心の位置を演算する重心演算手段と、 予め定める時間n内にベッド上で重心が移動した距離D
    の合計値であるアクティビティレベルALを演算するア
    クティビティレベル処理手段と、 アクティビティレベル処理手段の出力に応答し、アクテ
    ィビティレベルの継続状態を検出する継続状態検出手段
    と、 継続状態検出手段の出力に応答し、アクティビティレベ
    ルとその継続状態とに対応する活動状態を評価する手段
    とを含むことを特徴とする被介護者の監視装置。
  2. 【請求項2】 アクティビティレベル処理手段は、 アクティビティレベルを演算するアクティビティレベル
    演算手段と、 アクティビティレベル演算手段の出力に応答し、アクテ
    ィビティレベルを、予め定める複数の弁別レベルAL
    1,AL2でレベル弁別するレベル弁別手段とを含み、 継続状態検出手段は、 レベル弁別手段の出力に応答し、レベル弁別された結果
    が、継続する時間Tを計測する継続時間計測手段と、 継続時間計測手段の出力に応答し、継続時間に対応する
    予め定める活動状態を決定して評価する活動状態決定手
    段とを含むことを特徴とする請求項1記載の被介護者の
    監視装置。
  3. 【請求項3】 活動状態評価手段は、 集約されたアクティビティレベルが予め定める第一の値
    AL1以上であって、第一の値AL1を超える予め定め
    る第2の値AL2以下であるとき、覚醒であると評価
    し、 集約されたアクティビティレベルが予め定める第一の値
    AL1未満であって、直前の状態が下記の場合に睡眠と
    評価し、 直前の状態が覚醒(まどろみ)または睡眠の場合は睡眠
    と評価し、 直前の状態が覚醒(うとうと)の場合は、覚醒(まどろ
    み)に移行し、次の時間の集約されたアクティビティレ
    ベルが予め定める第一の値AL1未満であれば、睡眠と
    評価し、 直前の状態が覚醒(はっきり)の場合、覚醒(まどろ
    み)に移行し、次の時間の集約されたアクティビティレ
    ベルが予め定める第一の値AL1未満でかつ、さらに次
    の時間の集約されたアクティビティレベルが予め定める
    第一の値AL1未満であれば、睡眠と評価し、 直前の状態が活動異常の場合と直前の状態が離床の場合
    は、覚醒(はっきり)に移行し、次の時間の集約された
    アクティビティレベルが予め定める第一の値AL1未満
    であれば覚醒(まどろみ)に移行し、次の時間の集約さ
    れたアクティビティレベルが予め定める第一の値AL1
    未満でかつ、次の次の時間の集約されたアクティビティ
    レベルが予め定める第一の値AL1未満であれば、睡眠
    と評価することを特徴とする請求項1または2記載の被
    介護者の監視装置。
  4. 【請求項4】 活動状態評価手段は、 前記継続時間Tに対応する覚醒の複数種類の状態を評価
    することを特徴とする請求項3記載の被介護者の監視装
    置。
  5. 【請求項5】 活動状態評価手段は、 集約されたアクティビティレベルが、第2の値AL2を
    超えるとき、活動異常であると評価することを特徴とす
    る請求項3または4記載の被介護者の監視装置。
  6. 【請求項6】 集約されたベッド上の重心の位置がベッ
    ドの周辺部である端座検出区画69にあることを検出す
    る端座検出手段をさらに含むことを特徴とする請求項1
    〜5のうちの1つに記載の被介護者の監視装置。
  7. 【請求項7】 睡眠から覚醒(まどろみ)へ次に覚醒
    (まどろみ)から睡眠に移行したことを検知する寝返り
    発生検出手段と、 寝返り発生検出手段の出力に応答し、寝返りの発生回数
    を計数する計数手段とを含むことを特徴とする請求項1
    〜6のうちの1つに記載の被介護者の監視装置。
  8. 【請求項8】 レベル弁別手段の前記弁別レベルを変更
    して設定するアクティビティ弁別レベル変更手段をさら
    に含むことを特徴とする請求項2記載の被介護者の監視
    装置。
  9. 【請求項9】 端座検出区画を変更して設定する端座検
    出区画変更手段をさらに含むことを特徴とする請求項6
    記載の被介護者の監視装置。
  10. 【請求項10】 活動状態評価手段は、 評価結果を表示する2次元表示画面を有する表示手段を
    含み、 表示画面に、時間経過に伴う複数種類の活動状態を表示
    することを特徴とする請求項1〜9のうちの1つに記載
    の被介護者の監視装置。
  11. 【請求項11】 活動状態の発生回数を表示することを
    特徴とする請求項10記載の被介護者の監視装置。
  12. 【請求項12】 重量検出素子によって検出され、集約
    された重量の合計値が、被介護者がベッドに存在しない
    状態である予め定める値Wu以下であることを検出する
    離床検出手段を含むことを特徴とする請求項1〜11の
    うちの1つに記載の被介護者の監視装置。
JP2001244865A 2001-08-10 2001-08-10 被介護者の監視装置 Expired - Fee Related JP3536043B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001244865A JP3536043B2 (ja) 2001-08-10 2001-08-10 被介護者の監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001244865A JP3536043B2 (ja) 2001-08-10 2001-08-10 被介護者の監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003052649A true JP2003052649A (ja) 2003-02-25
JP3536043B2 JP3536043B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=19074726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001244865A Expired - Fee Related JP3536043B2 (ja) 2001-08-10 2001-08-10 被介護者の監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3536043B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007083767A1 (ja) * 2006-01-20 2007-07-26 Paramount Bed Co. Ltd. 離床予測・検知システムを備えた寝台装置
JP2007252747A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Daikin Ind Ltd 睡眠判定装置
JP2008100039A (ja) * 2006-09-22 2008-05-01 Aisin Seiki Co Ltd ベッド装置
JP2008206869A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Paramount Bed Co Ltd 寝台装置
US7507207B2 (en) 2003-10-07 2009-03-24 Denso Corporation Portable biological information monitor apparatus and information management apparatus
JP2009118980A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Paramount Bed Co Ltd ベッドにおける使用者の状態検知システム
WO2009127405A1 (de) * 2008-04-17 2009-10-22 Sartorius Ag Verfahren zur überwachung von bewegungsaktivitäten eines probanden
DE102009019630A1 (de) 2008-04-30 2009-11-26 Hoya Corp. Verfahren zur Scharfeinstellung eines Variolinsensystems
JP2010500143A (ja) * 2006-08-14 2010-01-07 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 患者のための統合センサユニットを備えたベッド
JP2010264193A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Paramount Bed Co Ltd 睡眠状態判定装置、プログラム及び睡眠状態判定システム
JP2011146000A (ja) * 2010-01-18 2011-07-28 Shimadzu Corp 分析装置用制御装置
JP2012235942A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Fujitsu Ltd 状態判定装置、及び状態判定方法
JP2014106636A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Paramount Bed Co Ltd 見守り支援装置
JP2018057581A (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 株式会社北電子 情報処理装置
JP2019051380A (ja) * 2018-12-03 2019-04-04 パラマウントベッド株式会社 睡眠状態評価装置
JP2020000371A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 凸版印刷株式会社 睡眠状態判定装置、睡眠状態判定方法、及び睡眠状態判定システム
CN112466089A (zh) * 2019-09-09 2021-03-09 德尔格制造股份两合公司 用于监控位置稳定性的系统和方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4841462B2 (ja) * 2007-02-27 2011-12-21 パラマウントベッド株式会社 寝台装置
KR101310557B1 (ko) 2009-06-11 2013-09-23 파라마운트 베드 가부시키가이샤 침대 장치

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08224223A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Anima Kk 重心動揺計
JPH10192259A (ja) * 1997-01-14 1998-07-28 Polymertech Kk バランス測定装置
JPH11151209A (ja) * 1997-09-17 1999-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 在床状態検知システム
JP2001057996A (ja) * 1999-05-06 2001-03-06 Kawasaki Heavy Ind Ltd 介護支援装置
JP2001061819A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Matsushita Electric Works Ltd 睡眠判定評価装置
JP2001061817A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Japan Science & Technology Corp 個人識別方法及び個人識別プログラムを記録した記録媒体
JP2001061820A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Matsushita Electric Works Ltd 睡眠状態判定方法及び睡眠状態判定装置
JP2001061797A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Matsushita Electric Works Ltd 入眠判定装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08224223A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Anima Kk 重心動揺計
JPH10192259A (ja) * 1997-01-14 1998-07-28 Polymertech Kk バランス測定装置
JPH11151209A (ja) * 1997-09-17 1999-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 在床状態検知システム
JP2001057996A (ja) * 1999-05-06 2001-03-06 Kawasaki Heavy Ind Ltd 介護支援装置
JP2001061819A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Matsushita Electric Works Ltd 睡眠判定評価装置
JP2001061820A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Matsushita Electric Works Ltd 睡眠状態判定方法及び睡眠状態判定装置
JP2001061797A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Matsushita Electric Works Ltd 入眠判定装置
JP2001061817A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Japan Science & Technology Corp 個人識別方法及び個人識別プログラムを記録した記録媒体

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7507207B2 (en) 2003-10-07 2009-03-24 Denso Corporation Portable biological information monitor apparatus and information management apparatus
JP4514717B2 (ja) * 2006-01-20 2010-07-28 パラマウントベッド株式会社 離床予測・検知システムを備えた寝台装置
JP2007190269A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Paramount Bed Co Ltd 離床予測・検知システムを備えた寝台装置
WO2007083767A1 (ja) * 2006-01-20 2007-07-26 Paramount Bed Co. Ltd. 離床予測・検知システムを備えた寝台装置
US8381336B2 (en) 2006-01-20 2013-02-26 Paramount Bed Co., Ltd. Bed apparatus provided with bed-departure prediction and detection system
JP2007252747A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Daikin Ind Ltd 睡眠判定装置
JP2010500143A (ja) * 2006-08-14 2010-01-07 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 患者のための統合センサユニットを備えたベッド
JP2008100039A (ja) * 2006-09-22 2008-05-01 Aisin Seiki Co Ltd ベッド装置
JP2008206869A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Paramount Bed Co Ltd 寝台装置
JP2009118980A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Paramount Bed Co Ltd ベッドにおける使用者の状態検知システム
WO2009127405A1 (de) * 2008-04-17 2009-10-22 Sartorius Ag Verfahren zur überwachung von bewegungsaktivitäten eines probanden
DE102009019630A1 (de) 2008-04-30 2009-11-26 Hoya Corp. Verfahren zur Scharfeinstellung eines Variolinsensystems
JP2010264193A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Paramount Bed Co Ltd 睡眠状態判定装置、プログラム及び睡眠状態判定システム
JP2011146000A (ja) * 2010-01-18 2011-07-28 Shimadzu Corp 分析装置用制御装置
JP2012235942A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Fujitsu Ltd 状態判定装置、及び状態判定方法
JP2014106636A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Paramount Bed Co Ltd 見守り支援装置
JP2018057581A (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 株式会社北電子 情報処理装置
JP2020000371A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 凸版印刷株式会社 睡眠状態判定装置、睡眠状態判定方法、及び睡眠状態判定システム
JP2019051380A (ja) * 2018-12-03 2019-04-04 パラマウントベッド株式会社 睡眠状態評価装置
CN112466089A (zh) * 2019-09-09 2021-03-09 德尔格制造股份两合公司 用于监控位置稳定性的系统和方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3536043B2 (ja) 2004-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3536043B2 (ja) 被介護者の監視装置
CN110703626B (zh) 一种睡眠质量监测系统
JP3098997B1 (ja) 介護支援装置
JP3529332B2 (ja) 介護支援装置
US9931085B2 (en) Device and method of monitoring a position and predicting an exit of a subject on or from a substrate
JP5389916B2 (ja) 寝台装置
CN106846735B (zh) 一种智能床垫报警系统
JP4185846B2 (ja) 活動状態判断装置、見守り支援システム、及び活動状態判断方法
US20170345275A1 (en) Occupant falls risk determination systems, methods and devices
JP2012502671A (ja) 臨床症状のモニタリング、予測及び治療
US20210161462A1 (en) Patient support apparatuses with mobility assessment
EP2968045A1 (en) Patient support apparatus with patient information sensors
JP2007518470A (ja) インテリジェント医療常時監視システム
JP4058310B2 (ja) 睡眠状態判定装置及び就寝モニタリングシステム
JP2004097496A (ja) 睡眠モニタリングシステム及びモニタリング装置
CN110111531B (zh) 用于向人员报警的系统
JP3451754B2 (ja) 在床検知装置
JP6656513B2 (ja) 生体情報監視システム
JPH0880286A (ja) 就寝装置
JP3225235U (ja) 介護システムおよびその装置
US11540760B1 (en) Retrofittable and portable commode and systems for detecting, tracking, and alerting health changes
JP2001195678A (ja) 高齢者・障害者等生活管理支援システム
JP2004070842A (ja) 異常通報システム
US20230190205A1 (en) Mobility level user interface including smart turn reminders based on risk of patient
CN115424411B (zh) 一种防跌倒自动预警的状态告知系统

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees