JP2003051993A - オーディオ・ビジュアル機器 - Google Patents

オーディオ・ビジュアル機器

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JP2003051993A JP2001239255A JP2001239255A JP2003051993A JP 2003051993 A JP2003051993 A JP 2003051993A JP 2001239255 A JP2001239255 A JP 2001239255A JP 2001239255 A JP2001239255 A JP 2001239255A JP 2003051993 A JP2003051993 A JP 2003051993A
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守 小林
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健一郎 矢島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な画像表示を行いつつ、消費電力の削減
を図ることを可能にしたオーディオ・ビジュアル機器を
提供する。 【解決手段】 ラジオ受信部と、媒体に記録された音響
の再生部と、テレビジョン受信部と、画像表示部とを有
するオーディオ・ビジュアル機器。機器の操作がされな
い状態が所定の時間経過した場合に、又は、特定の操作
がなされた場合(例えばテレビ受信モードの場合)に、
画像表示部の表示を停止させる機能をもった機器制御部
74を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受信
モード、FMラジオ受信モード又は媒体に記録された音
響を再生するオーディオモード等の各種の動作モードを
備えたオーディオ・ビジュアル機器、特に、その画像表
示部の表示制御に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の液晶カラーテレビの概
略構成ブロック図である。図11において、カラーテレ
ビ10は、放送電波を受信する受信アンテナ12に、映
像受信回路であるチューナ14が接続されている。この
チューナ14は、CPUを備えた選局マイコン16によ
って受信周波数(チャンネル)が切り替えられる。そし
て、チューナ14の出力側には、映像信号を増幅する中
間周波増幅回路(IF回路)18が接続されている。ま
た、中間周波増幅回路18には、音声信号を取り出して
増幅する音声回路20が接続されており、音声回路20
の増幅した音声信号が音声発生器であるスピーカ22に
出力される。
【0003】一方、中間周波増幅回路18の出力側には
クロマ回路24が接続されている。クロマ回路24は、
中間周波増幅回路18が出力する映像信号から色信号を
取り出し、RGBに相当する信号を液晶コントローラ2
6に入力する。そして、液晶コントローラ26は、液晶
表示部(LCD)28を駆動してテレビ映像を表示す
る。
【0004】ところで、近年は、電子技術の発展に伴っ
て電子機器の高度化が進展しているとともに、需要者の
需要の多様化が著しい。このため、電子機器の分野にお
いては、複数の機能を併せ持った複合機器の開発が進め
られており、例えばテレビの受信機能と媒体に記録され
た音楽などを再生する音響再生機能とを有する携帯用の
オーディオ・ビジュアル機器(AV機器)の開発が進めら
れている。
【0005】また、近年は、音楽などをメモリカードと
称する半導体メモリに録音(記録)した半導体オーディオ
が普及してきている。この半導体オーディオは、音楽を
再生すると、一般にアーティスト名や曲名などを表示部
に表示できるようになっている。それに加えて、テレビ
の受信機能とラジオの受信機能とを備えた携帯用のオー
ディオ・ビジュアル機器(AV機器)の開発も進められて
いる。このような機器ではラジオの受信中には受信して
いる周波数を表示部に表示できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、画像
表示部の表示は、テレビの受信中はもちろん、ラジオの
受信中、又は音楽の再生中にも常に行われている。この
場合、ラジオの受信中に表示される周波数や音楽の再生
中に表示されるアーティストや曲名などは、テレビ受信
中の画像のよう常に変化するものではないので、見続け
る必要の無いものである。また、テレビ映像に関して
も、携帯用の機器では、音声だけ聞きながら使用し、画
像の表示は一時的に必要ないという使用法が考えられ
る。一方、画像表示部の消費電力は機器の内部で相対的
に高い。このため、画像を常に表示しつづけると、消費
電力を増大させることになる。携帯型の機器では電源と
して乾電池が使用されることが多いので、消費電力の増
大は電池寿命の短縮につながり、ユーザーに不便を強い
ることになる。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、適切な画像表示を行いつつ、
消費電力の削減を図ることを可能にしたオーディオ・ビ
ジュアル機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の一つの態
様に係るオーディオ・ビジュアル機器は、少なくともラ
ジオ受信部及び媒体に記録された音響の再生部の何れか
と、テレビジョン受信部と、画像表示部とを有するオー
ディオ・ビジュアル機器であって、機器の操作がされな
い状態が所定の時間経過した場合に画像表示部の表示を
停止させる機能をもつ制御手段を有する。本発明におい
て、制御手段は機器の操作がされない状態が所定の時間
経過した場合には画像表示部の表示を停止させるように
したので、消費電力の削減を図ることが可能になってい
る。また、前記以外の状態においては画像表示部の表示
が継続しており、全体として適切な表示が可能になって
いる。
【0009】(2)本発明の他の態様に係るオーディオ
・ビジュアル機器は、少なくともラジオ受信部及び媒体
に記録された音響の再生部の何れかと、テレビジョン受
信部と、画像表示部とを有するオーディオ・ビジュアル
機器であって、機器に対して所定の操作が行われた場合
に画像表示部の表示を停止させる機能をもつ制御手段を
有する。本発明において、制御手段は、機器に対して所
定の操作が行われた場合に画像表示部の表示を停止させ
る。例えば後述の実施形態において、動作モードがテレ
ビ受信モードの場合には選択スイッチを操作したときに
のみ画像表示部の表示を停止するようにしており、原則
的には表示が行われ、特定の条件でのみ表示を停止する
ようにしているので、消費電力の削減とともに、その動
作モードに対応した適切な画像表示が行われる。
【0010】(3)本発明の他の態様に係るオーディオ
・ビジュアル機器は、少なくともラジオ受信部及び媒体
に記録された音響の再生部の何れかと、テレビジョン受
信部と、画像表示部とを有するオーディオ・ビジュアル
機器であって、画像表示部の表示画面を覆うことができ
る開閉可能なカバーと、カバーが閉じた状態では画像表
示を停止させる機能をもつ制御手段とを有する。本発明
においては、カバーが画像表示部の表示画面を覆ってい
る状態においては、表示が不要であるから、画像表示部
の表示を停止させる。このようにして表示を停止させる
ことにより消費電力の削減を図っている。また、表示が
不要な場合において表示を停止して、それ以外の状態で
は原則的には表示が行われており、適切な画像表示が行
われている。
【0011】(4)本発明の他の態様に係るオーディオ
・ビジュアル機器は、上記(3)のオーディオ・ビジュ
アル機器において、制御手段は、カバーが開いている状
態で、機器の操作がされない状態が所定の時間経過した
場合に、画像表示部の表示を停止させる。本発明におい
ては、カバーが開いている状態であっても、機器の操作
がされない状態が所定の時間経過した場合には、画像表
示部の表示を停止させる。このようにして表示を停止さ
せることにより消費電力の削減を図っている。
【0012】(5)本発明の他の態様に係るオーディオ
・ビジュアル機器は、上記(1)又は(4)のオーディ
オ・ビジュアル機器において、表示を停止させるまでの
所定の時間が、機器が有する複数の動作モードに応じて
それぞれ異なる。本発明においては、例えば後述のオー
ディオモードとFMラジオ受信モードとでは、必要な表
示量が異なるので、その動作モードに応じて表示時間
(所定の時間)を適宜設定して、適切な画像表示を可能
にしている。
【0013】(6)本発明の他の態様に係るオーディオ
・ビジュアル機器は、上記(1)又は(5)のオーディ
オ・ビジュアル機器において、機器の操作がされない状
態が所定の時間経過した場合に画像表示部の表示を停止
させる機能(オートオフ機能)を有効とするか無効とす
るかが設定される記憶手段を有する。本発明において
は、記憶手段にオートオフ機能を有効とするか無効とす
るかが設定され、その設定内容に従って画像表示部の表
示を制御する。
【0014】(7)本発明の他の態様に係るオーディオ
・ビジュアル機器は、上記(6)オーディオ・ビジュア
ル機器において、記憶手段の設定は機器の特定の動作モ
ードを実行するときのみに有効となる。本発明におい
て、上記の設定は無条件に有効ではなく、例えば後述の
例に示されるように、オーディオモード、FMラジオ受
信モード等の特定の動作モードにおいてのみ有効とし、
テレビ受信モードにおいては無効にすることができる。
【0015】(8)本発明の他の態様に係るオーディオ
・ビジュアル機器は、上記(3)のオーディオ・ビジュ
アル機器において、制御手段は、機器に対して所定の操
作が行われた場合に画像表示部の表示を停止させる機能
をもつものである。本発明において、制御手段は、カバ
ーが開いている状態で、機器に対して所定の操作が行わ
れた場合に画像表示部の表示を停止させる。例えば後述
の実施の形態において、動作モードがテレビ受信モード
の場合には、カバーが開いている状態で選択スイッチを
操作したときにのみ画像表示部の表示を停止するように
しており、原則的には表示が行われ、特定の条件でのみ
表示を停止するようにしているので、消費電力の削減と
ともに、その動作モードに対応した適切な画像表示が行
われている。
【0016】(9)本発明の他の態様に係るオーディオ
・ビジュアル機器は、上記(2)又は(8)のオーディ
オ・ビジュアル機器において、制御手段は、所定の操作
によって画像の表示を停止させる直前に、画像表示部に
所定の警告画面を表示させるものである。本発明におい
ては、画像表示部に所定の警告画面を表示させた後に画
像の表示を停止し、表示の停止が故障等でないことを明
確にしている。
【0017】(10)本発明の他の態様に係るオーディ
オ・ビジュアル機器は、上記(9)のオーディオ・ビジ
ュアル機器において、制御手段は、警告画面が表示され
ている期間内に、カバーが閉じられて更に開かれた場合
には、画像表示部の表示の停止を行わない。本発明にお
いては、警告画面が表示されている期間内に、ユーザー
がカバーを閉じてから再びカバーを開くという特異な操
作をした場合には、表示を継続したいというユーザーの
意志があるものとして、画像表示部の表示の停止を行わ
ないで表示を継続する。
【0018】(11)本発明の他の態様に係るオーディ
オ・ビジュアル機器は、上記(1)乃至(10)のオー
ディオ・ビジュアル機器において、制御手段は、所定時
間の経過又は前記所定の操作によって画像表示部の表示
を停止している期間に、機器の操作が行われた場合には
画像表示部の表示を復帰させるものである。本発明にお
いては、上述のように画像表示部の表示を停止した後
に、機器の操作が行われた場合には、表示の必要がある
ものとして、画像表示部の表示を復帰させて表示させ
る。
【0019】(12)本発明の他の態様に係るオーディ
オ・ビジュアル機器は、上記(1)乃至(11)のオー
ディオ・ビジュアル機器において、制御手段は、所定時
間の経過又は所定の操作によって画像表示部の表示を停
止している期間に、機器の内部状態が所定の状態になっ
た場合に画像表示部の表示を一時的に復帰させて、その
状態に応じた画像を表示させるものである。本発明にお
いては、機器の内部状態が所定の状態になった場合、例
えば電源電圧が所定のレベル以下に低下した場合にはそ
のことを知らせる必要があるので、画像表示部の表示を
一時的に復帰させてその状態に応じた画像を表示させて
いる。
【0020】(13)本発明の他の態様に係るオーディ
オ・ビジュアル機器は、上記(1)のオーディオ・ビジ
ュアル機器において、各種の操作をする操作部を備え、
制御手段は、操作部の操作が無い状態の継続時間を計測
し、機器の操作がされない状態が所定時間経過すると、
画像表示部に表示を停止させるための制御信号を送出す
る。
【0021】(14)本発明の他の態様に係るオーディ
オ・ビジュアル機器は、上記(2)のオーディオ・ビジ
ュアル機器において、各種の操作をする操作部を備え、
制御手段は、操作部の操作の内、所定の操作を検出する
と、画像表示部に表示を停止させるための制御信号を送
出する。
【0022】(15)本発明の他の態様に係るオーディ
オ・ビジュアル機器は、上記(3)のオーディオ・ビジ
ュアル機器において、各種の操作をする操作部と、カバ
ーの開閉を検出する表示スイッチとを備え、制御手段
は、表示スイッチがカバーの開状態を検出している状態
で、操作部の操作が無い状態の継続時間を計測し、機器
の操作が無い状態が所定時間経過すると、画像表示部の
表示を停止させるための制御信号を送出する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は、本発明の実施の形態に係
るオーディオ・ビジュアル機器(AV機器)の斜視図であ
る。図2において、AV機器40は、携帯用の小型機器
から構成されており、テレビ受信モード、FMラジオ受
信モード、媒体に記録された音響(音楽)を再生するオ
ーディオモード、さらにはディジタルカメラ等で撮影し
た画像などを再生可能なデジタルカメラモード(画像再
生モード)等の各種の動作モード(動作機能)を有して
おり、これらの動作モードは後述のように任意に選択で
きるように構成されている。そして、AV機器40は、
本体42の前面上部に表示部44を備えている。表示部
44は、大きさ数インチの液晶パネルから形成されてお
り、本体42の前面上端部に開閉自在に設けられた蓋4
6によって遮蔽又は露出できるように構成されている。
【0024】本体42の側部には、メインスイッチ50
が設けられており、このメインスイッチ50を操作する
ことにより、AV機器40をオン、オフできるようにし
てある。また、メインスイッチ50の下方には、ジョグ
スイッチからなる選択スイッチ52が設けられており、
この選択スイッチ52を操作することにより、上述のテ
レビ受信モード(TVモード)、FMラジオ受信モード
(FMモード)、オーディオモード、デジタルカメラモー
ド(画像再生モード)等の各動作モードの選択や、テレ
ビ受信モードやFMラジオ受信モードにおける選局、オ
ーディオモードにおける選曲ができると共に、テレビ受
信モードやFMラジオ受信モードの選局方法や、オーデ
ィオモードの音響再生のリピート方法などの各種設定を
行えるようになっている。そして、メインスイッチ50
と選択スイッチ52との間には、メニュースイッチ54
が配設されており、このメニュースイッチ54を操作す
ることにより、メニュー画面を表示できるようにしてあ
る。
【0025】なお、本体42の上端側面には、図示しな
い音量調節スイッチ86(図1参照)が設けられてい
る。また、本体42には、音響出力部となるイヤーホー
ンジャックが設けてあり、このイヤーホーンジャックを
介してヘッドホーンやイヤーホーンによって音響(音声)
を出力できるようにしてある。さらに、本体42には、
外部記憶装置となるメモリカードを装着する図示しない
挿入口が設けられており、音楽を録音したメモリカード
や、画像を記録したメモリカードを装着することによ
り、メモリカードインターフェイス76(図1参照)を
介して音楽の再生や画像の再生ができるようにしてあ
る。
【0026】図1はAV機器40の回路構成を示した図
である。AV機器40はテレビやFMラジオ放送を受信
するためのアンテナ56を内蔵している。このアンテナ
56には、テレビ放送を受信するためのテレビジョン受
信部であるTVチューナ58と、FMラジオ放送(FM
放送)を受信するためのラジオ受信部であるFMチュー
ナ60とがそれぞれ接続されている。そして、TVチュ
ーナ58の出力側には、IF・クロマ処理部62が接続
されており、RGBの三原色に対応したTV映像信号を
取り出せるようになっている。このIF・クロマ処理部
62により取り出された映像信号は、IF・クロマ処理
部62の出力側に接続されている表示切替部64に出力
される。
【0027】一方、TVチューナ58により受信された
音声信号は、IF・クロマ処理部62に接続されている
音声検波部68によって検波される。この音声検波部6
8の出力側には、音声増幅部70が接続されており、音
声検波部68により取り出された音声信号が音声増幅部
70に与えられる。そして、音声増幅部70には、その
他に、FMチューナ60が受信した音声信号も入力する
ようになっている。
【0028】機器制御部(CPU)74には、TVチュ
ーナ58とFMチューナ60とが接続されており、これ
らの選局を制御する。また、機器制御部74はメモリカ
ードインターフェイス(メモリカードI/F)76を介し
てメモリカードに格納されている音響(音楽)データや
画像データを読み出してメモリ(SRAM)79に書き
込んで格納することができる。
【0029】さらに、機器制御部74には、音声・画像
再生部80が接続されている。この音声・画像再生部8
0は、機器制御部74によって制御され、メモリカード
I/F76を介してメモリカードに記録された音響デー
タ(音楽データ)や画像データ、またはメモリ(フラッシ
ュメモリ)78に格納してある画像データを読み出し、
ディジタル音響データをアナログ信号にして音声増幅部
70に出力するとともに、ディジタル画像データを画像
制御部82に出力する。
【0030】画像制御部82には、VRAM84が接続
されており、再生されたディジタル画像データをVRA
M84に書き込むと共に、表示の際にはVRAM84か
らこれらの画像データを読み出し、表示切替部64に与
える。表示切替部64に入力されたテレビ画像及びディ
ジタル画像の各画像データは、機器制御部74からの制
御信号によって選択されて、画像表示制御部66に出力
される。画像表示制御部66は表示部44を形成する液
晶パネルを駆動し、画像を表示させる。なお、画像表示
制御部66及び表示部44は本発明の画像表示部45を
構成している。また、機器制御部74には、前記したメ
インスイッチ50、メニュースイッチ54、選択スイッ
チ52及び音量調節スイッチ86からなる操作部55が
図示しないインターフェイス回路を介して接続されてい
る。
【0031】音声増幅部70では、機器制御部74から
の制御信号によって、入力されたテレビの音声信号、F
Mラジオの音声信号及びアナログ信号に変換されたディ
ジタル音響データから、出力する信号を選択してその信
号を増幅し、増幅された信号はヘッドホーンなどの音声
発生部(音響出力部)72に送られて音声として出力され
る。
【0032】この実施形態に係るAV機器40は、初期
状態ではメインスイッチ50をオンすると、図6に示さ
れたメニュー画面が表示部44に表示される。また、こ
のAV機器40は、メインスイッチ50によって電源を
オフしたときに選択されていた動作モード等を記憶する
ようになっており、再度メインスイッチ50をオンする
と、メインスイッチ50をオフしたときに選択されてい
た動作モードが自動的に起動する。すなわち、AV機器
40によってテレビ映像を受信している状態でメインス
イッチ50をオフすると、そのときの動作状態がメモリ
(フラッシュメモリ)78に書き込まれて記憶される。
そして、次にメインスイッチ50をオンしたときには、
メモリ(フラッシュメモリ)78に記憶された動作状態
を読み出すことにより、そのメインスイッチ50をオフ
したときのチャンネルのテレビ放送が受信され、表示部
44に受信チャンネルの映像が表示される。また、メニ
ュースイッチ54を操作すると、図6に示されるメニュ
ー画面が表示部44に表示される。
【0033】メニュー画面は、このAV機器40の動作
モード(動作態様)を選択する画面であって、選択可能
な動作モードが文字によって表示される。そして、例え
ばテレビ放送の受信中にメニュー画面を表示させると、
図6(A)に示されるように、現在選択されている動作
モードである「TV」の項目にカーソル96が表示され
る。ここで、動作モードの選択は、本体42に設けたジ
ョグスイッチからなる選択スイッチ52を操作してカー
ソル96を上下方向に移動させることにより行う。
【0034】また、テレビ受信モードでテレビ映像の受
信中に選択スイッチ52によって受信チャンネルを切り
替えたり、チャンネルサーチを行うと、機器制御部74
は、TVチューナ58にチャンネル切替え信号を出力す
る。なお、選択スイッチ52を操作して表示部44の明
るさの調節や、音量調節スイッチ86を操作して音量の
調節を行うことができる。
【0035】また、テレビ受信モードから他の動作モー
ド、例えばメモリカードが装着されメモリカードI/F
76を介して、図6(B)に示したように、記録された
音楽を再生するオーディオモードに切り替えられると、
機器制御部74は、表示切替部64に切り替え信号を出
力し、画像制御部82からの信号を画像表示制御部66
に出力させる。そして、音声・画像再生部80は、メモ
リカードに記録されているディジタル音楽データを読み
出してアナログ信号にデコードし、アナログの音響信号
を音声増幅部70に出力する。さらに、メモリカードに
記録されているアーティスト名や曲名などのデータは、
機器制御部74によって読み出され、画像制御部82に
与えられる。画像制御部82は、機器制御部74から入
力する画像データに基づいて表示部44に表示するフレ
ームデータを作成し、表示切替部64に出力する。これ
により、図7に示したような、アーティスト名や曲名
(タイトル)、トラック番号などの再生している曲に関す
る情報が画像として表示部44に表示される。
【0036】なお、機器制御部74は、FMラジオ受信
モードが選択されて選択スイッチ52により選局操作が
されると、FMチューナ60に選局信号を出力する。そ
して、機器制御部74は、FMラジオ受信モードが選択
されたことを示す信号や受信周波数などのデータを作成
した後に、FMラジオ受信モードが選択されたことを示
す内容や受信周波数などに関する情報を含む画像データ
を作成し、画像制御部82に与える。画像制御部82で
は表示部44に表示するフレームデータを作成した後
に、表示切替部64に出力する。これにより、図8に示
したようなFM受信機能が選択されたことを示す内容や
受信周波数などに関する情報が画像として表示部44に
表示される。
【0037】一方、デジタルカメラ等により撮影した画
像などを表示させるデジタルカメラモードが選択された
場合は、メモリカードに記録されている画像データが、
音声・画像再生部80によって読み出され、圧縮の解凍
などが行われて画像制御部82に出力される。画像制御
部82は、音声・画像再生部80から入力する画像デー
タに基づいて表示部44に表示するフレームデータを作
成し、表示切替部64に出力する。これにより、デジタ
ルカメラ等により撮影された画像などが表示部44に表
示される。
【0038】ところで、蓋46の基部には、蓋46の開
閉に連動してパルス状の信号を出力する表示スイッチ4
8が設けられており、この表示スイッチ48は機器制御
部74に図示しないインターフェイス回路を介して接続
されている。機器制御部74はこのパルス状の信号によ
って蓋46の開閉状態を判断し、画像表示制御部66に
蓋46の開閉状態を通知する。画像表示制御部66はそ
の通知に基づいて、蓋46が解放されて表示部44が露
出されているときには表示部44がオンされてテレビ映
像や画像が表示され、蓋46を閉じて表示部44が遮蔽
されたときは表示部44がオフされて画像が消えるよう
に表示部44の駆動を切り替える。
【0039】画像表示制御部66が表示部44をオフす
るときには、表示部44の液晶パネルに対して画像信号
や駆動信号の出力を停止し、併せて表示部44への電源
供給も停止させる。この電源供給の停止は、直流電源8
8と表示部44との間にスイッチ回路89を設けて、こ
のスイッチ回路89を開くことにより行う。これによ
り、蓋46を閉じて表示部44が遮蔽された状態、すな
わちユーザーから表示部44が見えない状態では、表示
部44をオフさせることで消費電力の削減が可能になっ
ている。
【0040】この他にも、機器制御部74はAV機器4
0の動作状態や内部状態、及びユーザーによる操作の状
態によって、画像表示制御部66に対して表示部44の
オン、オフを指示し、画像表示制御部66はその指示に
基づいて表示部44の駆動を変更する機能を有する。
【0041】AV機器40は、メニュー画面から選択ス
イッチ52の操作によって動作設定モードに入ることが
できる。この動作設定モードでは、後述する画面オート
オフ機能のオン、オフが設定できる。この画面オートオ
フ機能のオン、オフの設定はメモリ(フラッシュメモ
リ)78に設定される。
【0042】図3は画面オートオフ機能がオンに設定さ
れている場合に、オーディオモードが選択されていると
きの画面の制御に関するフローチャートである。 (S11)音楽の再生時には、表示部44には再生され
ている曲のアーティスト名や曲名などを示す画像が表示
される。しかし、ここでは、画面オートオフ機能がオン
に設定されているので、画面オートオフ機能が働くこと
になる。
【0043】(S12)機器制御部74は、内蔵するタ
イマーをリセットする。 (S13)機器制御部74は、操作部55による操作が
有ったかどうかを、上記の操作部55の何れかのスイッ
チによる操作信号の入力の有無に基づいて判断し、操作
があった場合には上記のタイマーをリセットする。
【0044】(S13)機器制御部74は、所定時間例
えば20秒間、操作部55による操作が無い状態が継続
すると、次の処理(S14)に移行する。 (S14)機器制御部74は、上述のように、表示部4
4が表示されている状態で、選択スイッチ52などの操
作部55の操作が20秒間されなかった場合には、画像
表示制御部66及びスイッチ回路89に対して制御信号
を出力し、表示部44の表示をオフさせる。
【0045】ここで、表示部44に表示されるアーティ
スト名や曲名などの情報は、一度に全てが表示されるの
ではなく、画像を移動(スクロール)させたり、切り替
えたりしてある程度の時間をかけて全部の情報が表示さ
れる。したがって、画面オートオフが働くまでの時間
(上記の例では20秒間)は、全ての情報を一通り表示
し終わるまでの時間よりも長くなるように設定してあ
る。
【0046】(S15)機器制御部74は、その後、操
作部55による操作が有ったかどうかを、上記の操作部
55の何れかのスイッチによる操作信号の入力の有無に
基づいて判断する。
【0047】(S16)機器制御部74は、表示部44
の表示がオフのときに、選択スイッチ52など何らかの
操作が行われた場合には、画像表示制御部66及びスイ
ッチ回路89に対して制御信号を出力し、表示部44の
表示をオンさせる。但し、このときの操作は表示部44
の表示をオンさせるだけで、そのスイッチに予め設定さ
れている機能は無効となる。
【0048】表示部44の表示のオン・オフは以上のよ
うにして機器制御部74によりなされるが、音楽の再生
中に表示されるアーティストや曲名などの情報を一通り
ユーザーに確認させた後も機器の操作がされないという
ことは、その曲が聞きつづけられていると判断でき、表
示部44の表示を消しても差し支えないのであり、ここ
で表示部44の表示をオフすることにより、消費電力の
削減が可能になる。その後、表示部44の表示がオフし
ているときに、機器に何らかの操作が行われた場合に
は、ユーザーにより何らかの動作状態の変更の意志が示
されたものとして、ここで表示部44の表示をオンする
ことによって、ユーザーへの便宜が図れるようにしてあ
る。
【0049】ところで、上記の説明は画面オートオフ機
能がオンに設定されている場合のものであるが、画面オ
ートオフ機能がオフに設定されている場合には、「オー
ディオ」機能での音楽の再生時に操作部55の操作がな
い状態が継続しても、表示部44の表示はオフにはなら
ない。ユーザーによっては、常に表示部44の表示がオ
ンになっていることを望む場合もあるので、画面オート
オフ機能のオン、オフを切り替えられるようにして多彩
な使用方法に対応することができるようにしてある。
【0050】図4はテレビ受信モードにおける画面の制
御に関するフローチャートである。テレビ映像について
は音楽再生の場合とは異なって、画面を見ることが主た
る機能となるので、軽軽に表示部44の表示をオフしな
いことが望ましい。このため、オーディオモードの画面
オートオフと単純に共用させてしまうと、オーディオモ
ードとテレビ受信モードとを切り替える毎に画面オート
オフの設定も切り替えなければいけなくなる。このた
め、テレビ受信モードにおいては、画面オートオフの機
能は設定のオン、オフに関わらず働かなくすることによ
り、操作の煩雑さを除くことが必要である。一方、テレ
ビ受信中にも、このような携帯機器においてはテレビの
音声のみを聞くという使用法もあるので、或るチャンネ
ルを受信して、ユーザーに受信している局と番組内容と
を確認させてから、所定の操作(特定の操作)によって
表示部44の表示をオフさせる機能を持たせることによ
って、消費電力を削減させることができる。機器制御部
74はこのような観点から次のような制御を行う。
【0051】(S21)テレビ受信モードにより表示部
44には選局されたチャンネルの画像が表示される。 (S22)機器制御部74は、テレビの受信中に選択ス
イッチ52においてジョグスイッチ押し下げの操作(J
OGEnter)が行われたかどうかを判断する。
【0052】(S23)機器制御部74は、テレビの受
信中に選択スイッチ52においてジョグスイッチ押し下
げの操作(JOGEnter)が行われたと判断した場
合には、表示部44の表示をオフする前に、音声・画像
再生部80、画像制御部82、表示切替部64を制御し
て、表示部44の表示をテレビ画像表示からに図9に示
される画像表示停止警告画面に切り替えて表示する。こ
のように警告画面を表示することによって、ユーザーに
対して機器の故障や誤動作などという誤解を招くことを
防ぐ。
【0053】(S24)機器制御部74は、内蔵するタ
イマーをリセットする。 (S25)画像表示停止警告画面の表示中に、ユーザー
によって蓋46が閉じられて更に開かれた場合には、そ
のことを表示スイッチ48から信号に基づいて検出し、
表示部44の表示はオフさせないでテレビ映像表示に戻
す。なお、この画像表示停止警告画面の表示中に蓋46
が閉じられて更に開かれた場合には、表示部44はオフ
させないでテレビ映像表示に戻しているが、このことは
表示のオン、オフが短い時間内に繰り返されることによ
る表示部44へ与えられるダメージを防ぐことにつなが
る。
【0054】(S26)機器制御部74は、タイマーを
リセットした後に、蓋46が開いたことを検出しない状
態が例えば1秒間以上継続すると、次の処理(S27)
に移行する。 (S27)機器制御部74は、画像表示制御部66及び
スイッチ回路89に対して制御信号を出力し、表示部4
4の表示をオフさせる。
【0055】(S28)機器制御部74は、表示部44
の表示がオフのときに、選択スイッチ52など何らかの
操作が行われたかどうかを検出する。 (S29)機器制御部74は、表示部44の表示がオフ
のときに、選択スイッチ52など何らかの操作が行われ
たことを検出すると、画像表示制御部66及びスイッチ
回路89に対して制御信号を出力して、表示部44の表
示をオンさせる。
【0056】図5は画面オートオフ機能がオンに設定さ
れている場合における、FMラジオ受信モードの画面の
制御に関するフローチャートである。 (S31)FMラジオ受信モードを選択すると、機表示
部44には選局された局についての情報が表示される。 (S32)機器制御部74は、内蔵するタイマーをリセ
ットする。 (S33)機器制御部74は、上記のタイマが例えば1
5秒間を越えているかどうか判断する。
【0057】(S34)機器制御部74は、上記のタイ
マが例えば15秒間を越えていないと判断した場合に
は、操作部55による操作が有ったかどうかを、上記の
操作部55の何れかのスイッチによる操作信号の入力の
有無に基づいて判断する。この場合の操作の有無には、
選択スイッチ52においてジョグスイッチ押し下げの操
作(JOGEnter)が行われたかどうかと、それ以
外のものであるどうかを判断する。選択スイッチ52に
おいてジョグスイッチ押し下げの操作(JOGEnte
r)以外の操作が行われた場合にはタイマーをリセット
させる。
【0058】(S35)機器制御部74は、所定時間
(15秒間)以内に選択スイッチ52によりジョグスイ
ッチ押し下げの操作(JOGEnter)が行われた場
合には、まず音声・画像再生部80及び画像制御部82
を制御して、表示部44の表示を周波数などの画像表示
からに図9に示される画像表示停止警告画面に切り替え
る。
【0059】(S36)機器制御部74は、上記のタイ
マーをリセットする。 (S37)機器制御部74は、画像表示停止警告画面の
表示中に、ユーザーによって蓋46が閉じられて更に開
かれたかどうかを検出し、蓋46が開かれたことを検出
した場合には上記の処理(S31)に戻って表示を継続
させる。
【0060】(S38)機器制御部74は、タイマーを
例えば1秒間を越えるまで上記の処理(S37)を繰り
返す。
【0061】(S39)機器制御部74は、上記の処理
(S33)にてタイマーが15秒を超えたとき及び上記
の処理(S38)で1秒間を越えたとき、画像表示制御
部66及びスイッチ回路89に対して制御信号を出力
し、表示部44の表示をオフさせる。
【0062】(S40)機器制御部74は、その後、操
作部55による操作が有ったかどうかを、上記の操作部
55の何れかのスイッチによる操作信号の入力の有無に
基づいて判断する。
【0063】(S41)機器制御部74は、表示部44
の表示がオフのときに、選択スイッチ52など何らかの
操作が行われた場合には、画像表示制御部66及びスイ
ッチ回路89に対して制御信号を出力し、表示部44の
表示をオンさせる。但し、このときの操作は表示部44
の表示をオンさせるだけで、そのスイッチに予め設定さ
れている機能は無効となる。
【0064】FMラジオ受信モードにおいては、テレビ
受信モードの場合と違い、放送局の周波数などの情報が
確認できれば、常に画面の表示をしている必要のない性
質のものであるため、画面のオートオフ機能及び所定の
操作による表示部44の表示オフの機能を持たせてあ
る。ここで、表示オフまでの操作なしの時間がオーディ
オモードの時と異なっているが、表示部44に表示する
画像の表示内容において、FM受信時の周波数などが音
楽再生時のアーティストや曲名などよりも情報量が少な
く、短い時間の間でもユーザーに内容の全てを確認させ
ることが可能なためである。これにより、全てにおいて
同じ時間だけ表示するよりも効率的な表示が行え、消費
電力のより一層の削減が可能になる。なお、画面オート
オフ機能がオフに設定されている場合には表示は継続す
ることになる。
【0065】なお、AV機器40の動作モードがデジタ
ルカメラモードに選択され、画像が表示されている場合
には画面オートオフの機能はその設定のオン、オフに関
わらず働かない。また、表示をオフにする操作は割り当
てられていない。これは、この画像を見る動作モードで
は音声出力がなく、画像を見ることのみが目的となるた
め、表示部44の表示をオフすることがユーザーの便宜
につながらないからである。
【0066】AV機器40は、上述のように、上記の画
面オートオフ機能や、JOGEnterの操作によって
表示部44の表示がオフしている場合において、蓋46
が一旦閉じられて、再び開かれた場合には表示部44の
表示を再びオンする機能を持っている。
【0067】ところで、AV機器40の電源である電池
の電圧が所定の値よりも低下したことを機器制御部74
が検知した場合は、機器の誤動作を防ぐために強制的に
メインスイッチ50がオフされたのと同様に、AV機器
40の動作を停止させることができる。この際に、動作
の停止がユーザーに対して機器の故障との誤解を与えな
いために、表示部44に図10に示される動作停止警告
画面を表示する。ここで、上記の画面オートオフ機能
や、JOGEnterの操作によって表示部44の表示
がオフしている場合においても、機器制御部74は画像
表示制御部66及びスイッチ回路89に対して制御信号
を出力し、表示部44の表示をオンさせ、動作停止警告
画面を表示させてから動作を停止させる。
【0068】これにより、ユーザーに対して電池の残量
が少ないという重要な情報を的確に伝えることが可能と
なり、使用の際の便利さが増すことになる。このよう
に、本実施の形態においては、蓋46の開閉や特定の操
作、また一定時間の操作なしというさまざまな条件で表
示部44の表示の制御を行うことにより、表示部44に
的確な表示ができるとともに、消費電力を低減すること
ができる。
【0069】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
機器の操作がされない状態が所定の時間経過した場合、
機器に対して所定の操作が行われた場合に、或いは画像
表示部を覆うことができる開閉可能なカバーが閉じた場
合には、画像表示部の表示を停止させるようにしたの
で、画像表示部に適切な表示ができるとともに、消費電
力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るAV機器のブロック
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るAV機器の斜視図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態に係るAV機器の「オーデ
ィオモード」が選択されているときの画面の状態に関す
るフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係るAV機器の「テレビ
受信モード」の画面表示の制御に関するフローチャート
である。
【図5】本発明の実施の形態に係るAV機器の「FMラ
ジオ受信モード」の画面表示の制御に関するフローチャ
ートである。
【図6】本発明の実施の形態に係るAV機器のメニュー
画面の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るAV機器の「オーデ
ィオモード」で音楽再生時に表示部に表示される画像の
説明図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るAV機器の「FMラ
ジオモード」で受信時に表示部に表示される画像の説明
図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るAV機器の画像表示
停止警告画面の説明図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るAV機器の動作停
止警告画面の説明図である。
【図11】従来の液晶テレビのブロック図である。
【符号の説明】
40:AV機器、44:表示部、45:画像表示部、5
0:メインスイッチ、52:選択スイッチ、58:TV
チューナ、60:FMチューナ、62:IF・クロマ処
理部、64:表示切替部、66:画像表示制御部 68:音声検波部、70:音声増幅部、74:機器制御
部、76:メモリカードインターフェイス、80:音声
・画像再生部、82:画像制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北原 明 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA29 BA08 BA26 CB07 DA06

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともラジオ受信部及び媒体に記録
    された音響の再生部の何れかと、テレビジョン受信部
    と、画像表示部とを有するオーディオ・ビジュアル機器
    であって、機器の操作がされない状態が所定の時間経過
    した場合に前記画像表示部の表示を停止させる機能をも
    つ制御手段を有することを特徴とするオーディオ・ビジ
    ュアル機器。
  2. 【請求項2】 少なくともラジオ受信部及び媒体に記録
    された音響の再生部の何れかと、テレビジョン受信部
    と、画像表示部とを有するオーディオ・ビジュアル機器
    であって、機器に対して所定の操作が行われた場合に画
    像表示部の表示を停止させる機能をもつ制御手段を有す
    ることを特徴とするオーディオ・ビジュアル機器。
  3. 【請求項3】 少なくともラジオ受信部及び媒体に記録
    された音響の再生部の何れかと、テレビジョン受信部
    と、画像表示部とを有するオーディオ・ビジュアル機器
    であって、前記画像表示部の表示画面を覆うことができ
    る開閉可能なカバーと、前記カバーが閉じた状態では画
    像表示部の表示を停止させる機能をもつ制御手段とを有
    することを特徴とするオーディオ・ビジュアル機器。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記カバーが開いてい
    る状態で、機器の操作がされない状態が所定の時間経過
    した場合に、画像表示部の表示を停止させることを特徴
    とする請求項3記載のオーディオ・ビジュアル機器。
  5. 【請求項5】 前記表示を停止させるまでの所定の時間
    が、機器が有する複数の動作モードに応じてそれぞれ異
    なることを特徴とする請求項1又は4記載のオーディオ
    ・ビジュアル機器。
  6. 【請求項6】 機器の操作がされない状態が所定の時間
    経過した場合に画像表示部の表示を停止させる機能を有
    効とするか無効とするかが設定される記憶手段を有する
    ことを特徴とする請求項1又は5記載のオーディオ・ビ
    ジュアル機器。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段の設定は、機器の特定の動
    作モードを実行するときにのみに有効となることを特徴
    とする請求項6記載のオーディオ・ビジュアル機器。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、機器に対して所定の操
    作が行われた場合に画像表示部の表示を停止させること
    を特徴とする請求項3記載のオーディオ・ビジュアル機
    器。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記所定の操作によっ
    て画像の表示を停止させる直前に、画像表示部に所定の
    警告画面を表示させることを特徴とする請求項2又は8
    記載のオーディオ・ビジュアル機器。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記警告画面が表示
    されている期間内に、前記カバーが閉じられて更に開か
    れた場合には、画像表示部の表示の停止を行わないこと
    を特徴とする請求項9記載のオーディオ・ビジュアル機
    器。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記所定時間の経過
    又は前記所定の操作によって画像表示部の表示を停止し
    ている期間に、機器の操作が行われた場合には画像表示
    部の表示を復帰させることを特徴とする請求項1乃至1
    0の何れかに記載のオーディオ・ビジュアル機器。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記所定時間の経過
    又は前記所定の操作によって画像表示部の表示を停止し
    ている期間に、機器の内部状態が所定の状態になった場
    合に画像表示部の表示を一時的に復帰させて、その状態
    に応じた画像を表示させることを特徴とする請求項1乃
    至11の何れかに記載のオーディオ・ビジュアル機器。
  13. 【請求項13】 各種の操作をする操作部を備え、前記
    制御手段は、該操作部の操作が無い状態の継続時間を計
    測し、機器の操作がされない状態が所定時間経過する
    と、前記画像表示部に表示を停止させるための制御信号
    を送出することを特徴とする請求項1記載のオーディオ
    ・ビジュアル機器。
  14. 【請求項14】 各種の操作をする操作部を備え、前記
    制御手段は、該操作部の操作の内、所定の操作を検出す
    ると、前記画像表示部に表示を停止させるための制御信
    号を送出することを特徴とする請求項2又は8記載のオ
    ーディオ・ビジュアル機器。
  15. 【請求項15】 各種の操作をする操作部と、前記カバ
    ーの開閉を検出する表示スイッチとを備え、前記制御手
    段は、該表示スイッチがカバーの開状態を検出している
    状態で、前記操作部の操作が無い状態の継続時間を計測
    し、機器の操作がされない状態が所定時間経過すると、
    前記画像表示部に表示を停止させるための制御信号を送
    出することを特徴とする請求項3記載のオーディオ・ビ
    ジュアル機器。
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